JP2010195197A - 車両用電力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両における運転者以外の乗員を検知し、その乗員が存しないときには当該乗員への処理をする電気機器への電力供給を制御して、車両の消費電力を低下させることである。
【解決手段】 車両において、運転席を除く座席に、その座席における乗員の存在を検出する乗員検出手段(例えば、荷重センサ58〜60)を取り付ける。そして、電力供給源(例えば、バッテリ51)と電気機器(例えば、フロントエアコン100)との間に、その座席を利用する乗員に対して所定の処理をする電気機器への電力供給を制限する電力供給制限手段(例えば、リレー53a,53bと電界効果トランジスタ62a,62b)を配置し、所定の処理をする電気機器への電力供給を制限する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両に搭載された電気機器に供給される電力を制御する装置に関するものである。
車両(例えば、自動車)には、各種の電気機器が搭載されている。これらの電気機器のうち、乗員の利便性のために所定の処理をするもの(例えば、エアコン、カーテシランプ、スイッチ類のバックライト照明等)がある。これらの電気機器は、運転者のための処理をするものと、運転者以外の乗員(運転席以外の座席に着座した乗員)のための処理をするものとに大別される。
上記した電気機器のうち、運転者以外の乗員のための処理をするものは、車両に運転者以外の乗員が存しない場合であっても、常に電力が供給されているものが多い。例えば、助手席側のドアに設けられたカーテシランプには、助手席側のドアが開かれると同時に発光するように常にドア開閉検出回路に微小電流を流している。従来の車両では、車両側で運転者以外の乗員を検知してこれらの電気機器を作動させるという制御をしていないため、不必要なエネルギーが消費されている。
これを回避するため、例えばエアコンにおいて、乗員の乗車状態に応じて吹出し風量や温度を制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。しかし、この技術では、エアコンへの電力供給はそのままであるため、不必要なエネルギーが消費されたままである。
特開2008−265382号公報
本発明は上記した事情に鑑み、車両における運転者以外の乗員を検知し、その乗員が存しないときには当該乗員への処理をする電気機器への電力供給を制御して、車両の消費電力を低下することを課題としている。
上記した課題を解決するための本発明は、
車両に搭載され、前記車両の運転席を除く座席を利用する乗員に対して設けられた電気機器への電力供給を制御する電力制御装置であって、
車両の電気機器に電力を供給する電力供給源と、
運転席を除く座席における乗員の存在を検出する乗員検出手段と、
前記電力供給源と前記電気機器との間に配置され、前記乗員検出手段による乗員の検出結果が非存在であれば、その座席を利用する乗員がいたときにその乗員に対して所定の処理をする電気機器への電力供給を制限する電力供給制限手段と、を備え、
前記乗員検出手段によって乗員の存在が検出された座席に対応する電気機器にのみ電力を供給することを特徴としている。
本発明に係る電力制御装置は、上記したように構成されていて、運転席を除く座席における乗員の存在を検出し、その検出結果によってその乗員に対して所定の処理をする電気機器への電力供給を制限する。この制限には、電気機器への電力供給を遮断することや、最初から電気機器に通電しないこと等がある。これにより、不必要な電力の消費が防止され、車両の消費電力が低減する。この結果、車両の燃費の向上に寄与する。
具体的には、前記電力供給制限手段は、リレーと該リレーとゲートで接続する電界効果トランジスタとを有し、
前記リレーの励磁コイルと接点との一方側の端子が前記電力供給源の一方の端子に接続しているとともに、前記励磁コイルの他方側の端子が前記電界効果トランジスタのドレインに接続し、かつ前記接点の他方側の端子が前記電気機器に接続している。
上記したような簡単な構成で電気機器への電力供給を制御できるため、安価である。
そして、前記電力供給制限手段によって電力供給が制限された電気機器へ電力供給の制限を解除するためのトリガ手段を備えることが望ましい。
このトリガ手段は、車両のドアに設けられ該ドアが開かれたことを検出するドア開放検出スイッチであり、
前記ドア開放検出スイッチによってドアの開放が検出されたとき、当該ドアに対応する座席を利用する乗員に対して所定の処理をする電気機器への電力供給の制限を解除する。
これにより、座席を利用しようとする乗員を検出できるため、電気機器への電力供給の制限を迅速に解除できる。
また、前記乗員検出手段は、運転席を除く車両の各座席に設けられた荷重センサである。
前記電気機器は車両用のエアコンであって、助手席及び/又は後席に乗員が存しない場合に、前記エアコンにおける助手席及び/又は後席に対する処理機能への電力供給を制限する。或いは、前記電気機器は運転席以外の座席に設けられる照明装置であり、助手席及び/又は後席に乗員が存しない場合に、前記照明装置への電力供給を制限する。更に、前記電気機器は運転席以外の座席のドアに設けられ、そのドアの窓を開閉する窓開閉装置であり、助手席及び/又は後席に乗員が存しない場合に、前記窓開閉装置への電力供給を制限する。
エアコン100のブロック図である。 本発明の第1実施例の電力制御装置201をエアコン100に適用したときのブロック図である。 第1実施例の電力制御装置201の作用を示すフローチャートである。 第1実施例の電力制御装置201の別の作用を示すフローチャートである。 第2実施例の電力制御装置202を照明装置に適用したときのブロック図である。 第3実施例の電力制御装置203を窓開閉装置に適用したときのブロック図である。 第4実施例の電力制御装置204のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本明細書における「電力供給の制限」とは、(1)電力が供給されている電気機器に対して、その電力供給を停止すること(電力の遮断)と、(2)最初から電気機器に通電しないこと(非通電)の2つの態様をいう。
図1はエアコン100のブロック図、図2は本発明の第1実施例の電力制御装置201をエアコン100に適用したときのブロック図、図3は第1実施例の電力制御装置201の作用を示すフローチャートである。
最初に、電気機器がエアコン100である場合について説明する。車両用のエアコン100は、図1に示される構成となっていて、空調ユニットAUを備えている。空調ユニットAUの空気流路をなす空調ケーシング11の上流側部位には、車室内気を吸入するための内気吸入口12と、外気を吸入するための外気吸入口13とが形成されており、各吸入口12,13を選択的に開閉する内外気切り替えダンパ14が設けられている。内外気切り替えダンパ14は、内外気切り替えダンパ用モータ15によって開閉される。
内外気切り替えダンパ14の下流側部位には、空気中の塵埃を取り除くフィルタ(図示せず)とブロワモータ16が配設されている。ブロワモータ16(ブロワ)は、各吸入口12,13から空気を吸入して後述する各吹出口28,29,31に向けて送風する。
空調ケーシング11内のブロワモータ16の下流側部位には、エバポレータ17が設けられている。エバポレータ17には、気化した冷媒ガスを圧縮して液体に戻す前に液化し易いように加圧するコンプレッサ18、圧縮によって高温のガス状になった冷媒ガスを冷やして液体に戻すコンデンサ(凝縮器)19、液体状の冷媒を貯蔵するレシーバ21、液体状の冷媒が通過するときに冷媒が気化し易いように霧状に吹き出させる膨張弁22が接続されている。これにより、ブロワモータ16によって送風された空気がエバポレータ17を通過することで冷却される。なお、エバポレータ17には、エバポレータ17を通過した直後の空気の温度(クーラーユニットへの吸入温度)を検出するエバポレータ後センサ23が設けられている。
空調ケーシング11内のエバポレータ17の下流側部位には、エアミックスダンパ24およびヒータコア25が設けられている。エアミックスダンパ24は、エアミックスダンパ用モータ26によって開閉される。ヒータコア25は、エンジンEGの冷却水を熱源として空気を加熱する。空調ケーシング11内には、ヒータコア25を通過しないでヒータコア25の下流側に空気を導入するためのバイパス通路27が形成されている。これにより、エアミックスダンパ24を開閉して、ヒータコア25を通る暖気とバイパス通路27を通る冷気との混合割合を変化させることで、車内に吹き出す空気の温度が調節される。本実施例では、エアミックスダンパ24およびエアミックスダンパ用モータ26が、温度調節アクチュエータとして機能する。
空調ケーシング11内の最下流側部位には、フロントガラスFGの内面に向けて空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口28と、乗員の上半身に向けて空気を吹き出すためのフェイス吹出口29と、乗員の足元に向けて空気を吹き出すためのフット吹出口31とが形成されている。各吹出口28,29,31の上流側部位には、モード切り替えダンパ32,33,34がそれぞれ配設されている。各モード切り替えダンパ32,33,34は、モード切り替えダンパ用モータ35によって開閉される。
内外気切り替えダンパ用モータ15、ブロワモータ16、エアミックスダンパ用モータ26、モード切り替えダンパ用モータ35およびコンプレッサ18は、それぞれ駆動回路36〜40を介してフロントエアコンECU41に接続されている。
フロントエアコンECU41は、CPU,ROM,RAM,インタフェースなどからなるマイクロコンピュータを主要構成部品としており、操作パネル51上のスイッチ(図示せず)のオンによりROM等に記憶された空調制御プログラムを所定時間ごとに繰り返し実行し、その実行に応じた制御信号を各駆動回路36〜41に出力する。各駆動回路36〜40は、フロントエアコンECU41の制御指令に応じて内外気切り替えダンパ用モータ15、ブロワモータ16、エアミックスダンパ用モータ26、モード切り替えダンパ用モータ35およびコンプレッサ18にそれぞれ駆動電流を流す。このフロントエアコンECU41には、上述したエバポレータ後センサ23に加えて、操作パネル42、内気温センサ43、外気温センサ44、日射センサ45及びシフトポジションスイッチ46が接続されている。
操作パネル42(操作スイッチ)は、内外気切り替えダンパ14を作動させるための内外気切り替えスイッチ、モード切り替えダンパ32〜34を作動させるための吹出口切り替えスイッチ、フルオート制御状態とするためのオートモードスイッチ、ブロワモータ16の風量を変更するためのブロワコントロールスイッチ、温度を設定するための温度コントロールスイッチ、コンプレッサ18に取り付けられたマグネットクラッチ(エバポレータ17への冷媒通路を開閉動作する)をオン/オフするためのA/Cスイッチなどの各種スイッチを備えている。また、操作パネル42は、上記各種スイッチにより切り替えられた各モード、および設定温度を表示するための表示部(例えば、LCD)を備えている。
内気温センサ43は、車室内の内気温度を検出してフロントエアコンECU41に出力する。外気温センサ44は、外気温度を検出してフロントエアコンECU41に出力する。日射センサ45は、日射量を検出してフロントエアコンECU41に出力する。シフトポジションスイッチ46は、シフトレバー(図示せず)の位置を検出してフロントエアコンECU41に出力する。
上記したエアコン100の構成は、車両におけるフロント及びリアのいずれに設けられるエアコンにおいても同一である。
次に、本発明の第1実施例の電力制御装置201について説明する。ここでは、電力制御装置201をエアコン100(フロントエアコンとリアエアコン)に適用した場合について説明する。以下、フロントエアコン側の部材には、符号に添字「a」を付し、リアエアコン側の部材には、符号に添字「b」を付して区別する。車両のバッテリ51(電力供給源)のプラス側の端子52と、フロントエアコン用のリレー53a(電源制限手段)の接点54aとコイル55a及びリアエアコン用のリレー53b(電源制限手段)の接点54bとコイル55bの一方側の端子とが直列に接続されている。また、バッテリ51のマイナス側の端子56は、ボデーECU57に接続されている。ボデーECU57には、P席荷重センサ58、RR席荷重センサ59、RL席荷重センサ60が接続されている。なお、P席は「助手席」を意味し、RR席は「後部運転席側席」を意味し、RL席は「後部助手席側席」を意味する。また、各リレー53a,53bにおける接点54a,54bの他方側の端子は、それぞれフロントエアコンECU41とリアエアコンECU47に接続されている。なお、図2において破線で囲った部分は、各リレー53a,53bを示している。
ボデーECU57は、各荷重センサ58,59,60からの指令(荷重値)を受け取って、運転席を除く座席を利用する乗員に対して設けられた電気機器を特定するMPU61と、フロントエアコン用の電界効果トランジスタ62a及びリアエアコン用の電界効果トランジスタ62bとを備えている。各リレー53a,53bのコイル55a,55bの他方側の端子は、それぞれ対応する電界効果トランジスタ62a,62bのドレイン(図2において「D」で示す。)に接続されている。各電界効果トランジスタ62a,62bのゲート(図2において「G」で示す。)は、MPU61に接続され、各電界効果トランジスタ62a,62bのソース(図2において「S」で示す。)はアースされている。なお、バッテリ51のマイナス側の端子56とボデーECU57とを結ぶ配線の途中の部分からアース線が延設されている。
本実施例の電力制御装置201の作用について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、エアコン100がフロントエアコンの場合について説明するが、リアエアコンの場合でも全く同様である。
運転者が車両のイグニッションスイッチ(図示せず)をオンにし(ステップS1)、操作パネル42(図1参照)上のエアコンスイッチ(図示せず)をオンにすると、バッテリ51からフロントエアコンECU41を介してフロントエアコンに電力が供給される(ステップS2)。これにより、フロントエアコンが作動し、乗員検出手段であるP席荷重センサ58が助手席における荷重の検出を開始する(ステップS3)。P席荷重センサ58は助手席に加わる荷重を定期的に計測し、それによって助手席に乗員が存在するか否かを検出する(ステップS4)。P席荷重センサ58により助手席の乗員が検出された場合(換言すれば、助手席に乗員が着座している場合。ステップS4における「有」)、そのままフロントエアコンへの電力供給を継続する。
乗員検出手段(P席荷重センサ58)により、助手席に乗員が検出されなかった場合(換言すれば、助手席に乗員が存しない場合。ステップS4における「無」)、ボデーECU57のMPU61が、フロントエアコンにおいて助手席の乗員に対して所定の処理をする電気機器を特定する(ステップS5)。この電気機器とは、フロントエアコンに搭載されている設備のうち、助手席を利用する乗員のために設けられている設備(例えば、助手席用の温度センサ)をいう。そして、その電気機器への電力供給を遮断する(ステップS6)。このときの作用を説明する。P席荷重センサ58から助手席における乗員不存在の指令を受けたボデーECU57のMPU61が、電界効果トランジスタ62aのゲート(G)に所定の電圧を印加する。これにより、電界効果トランジスタ62aのドレイン(D)とソース(S)との間に電流が流れなくなる。そして、リレー53aのコイル55aが励磁しなくなり、接点54aが開放される。この結果、フロントエアコンにおける特定の電気機器へ電力が供給されなくなる。
そして、電力供給が遮断された電気機器へ電力を再供給するトリガ手段が設けられている。このトリガ手段は、フロントエアコンの場合、例えば助手席側のドアに設けられたドアスイッチ(ドア開放検出スイッチ)であり、このドアスイッチが助手席側のドアの開放を検出したことにより(ステップS7における「Yes」)、フロントエアコンにおける特定の電気機器に電力供給が再開される(ステップS8)。
また、電気機器がリアエアコンの場合、RR席荷重センサ59及びRL席荷重センサ60によって後席における乗員の非存在を検出し、電界効果トランジスタ62bを介してリレー53bの動作を制御し、リアエアコンECU47を介してリアエアコンへの電力供給を遮断することができる。これにより、車両における消費電力を少なくすることができ、燃費の向上に寄与する。また、各ECU間の通信の負荷を減少させることができる。
なお、フロントエアコンの場合、運転者に対して所定の処理をする電気機器が併設されているため、フロントエアコン全体の電力供給を遮断することは望ましくないが、リアエアコンの場合にはその全体への電力供給を遮断してもよい。
上記した作用は、最初に全ての電気機器に電力を供給し、助手席に乗員がいないときに、その乗員に対して所定の処理をする電気機器への電力供給を遮断する場合である。これに対して、イグニッションスイッチをオンさせたときに、助手席における乗員の存在を検出し、乗員が検出されなかったときには当該乗員に対して所定の処理をする電気機器以外の電気機器にのみ通電するようにしてもよい。このときの作用を、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
図4に示されるように、運転者が車両のイグニッションスイッチ(図示せず)をオンにし(ステップS1)、P席荷重センサ58が助手席における荷重の検出を開始する(ステップS2)。P席荷重センサ58により助手席の乗員が検出されなかった場合(換言すれば、助手席に乗員が存しない場合。ステップS3における「無」)、フロントエアコンにおいて助手席の乗員に対して所定の処理をする電気機器を特定する(例えば、助手席用の温度センサである。ステップS4)。この状態で運転者がフロントエアコンのスイッチをオンにすると、フロントエアコンにおいて助手席用に特定された電気機器(例えば、助手席用の温度センサ)には最初から電力が供給されず(非通電)、それ以外の電気機器のみを通電状態とする(ステップS5)。
そして、助手席側のドアが開放されることにより(ステップS6における「Yes」)、フロントエアコンにおいて助手席用に特定された電気機器の非通電状態が解除され、それらが通電状態となる(ステップS7)。
次に、電気機器がランプの場合について説明する。第2実施例の電力制御装置202のブロック図は、図5に示されるように、第1実施例の電力制御装置201のフロントエアコンECU41をランプECU63に置き換えたものである。また、リレー64及び電界効果トランジスタ65の構成は、第1実施例の場合と同様である。このときのランプとして、助手席用のドア及び後席用のドアに設けられているカーテシランプや、助手席用及び後席用として設けられている、足元ランプ、読書ランプや各種スイッチ類のランプが挙げられる。また、このときのトリガ手段は、第1実施例の場合と同様に、ドアスイッチによってドアの開放が検出されたこととすることができる。
なお、電気機器がランプの場合、車両のランプスイッチのオン/オフと連動させ、昼間であれば乗員の非存在によって助手席用及び後席用として設けられているランプ類の電力供給を遮断し、夜間であれば乗員の有無に関係なくそれらに電力を供給するという制御としてもよい。
次に、電気機器が窓開閉装置(パワーウインドウ)の場合について説明する。第3実施例の電力制御装置203のブロック図は、図6に示されるように、第1実施例の電力制御装置201のフロントエアコンECU41をパワーウインドウECU65に置き換えたものである。また、パワーウインドウ用のリレー67及びパワーウインドウ用の電界効果トランジスタ68の構成は、第1実施例の場合と同様である。また、このときのトリガ手段は、第1及び第2の実施例の場合と同様に、ドアスイッチによってドアの開放が検出されたこととすることができる。
図7に、車両に上記した各実施例の電力制御装置201〜203を一体にした実施例(第4実施例)の電力制御装置204のブロック図を示す。なお、図7においては、各電界効果トランジスタ62a,62b,65,68の図示を省略している。
本発明は、車両(例えば、自動車)のエアコン、照明装置、窓開閉装置等に利用することができる。
100 エアコン(電気機器)
201〜204 電力制御装置
51 バッテリ(電力供給源)
52,56 端子(電力供給源の端子)
53a,53b リレー(電力供給制限手段)
58 P席荷重センサ(乗員検出手段)
59 RR席荷重センサ(乗員検出手段)
60 RL席荷重センサ(乗員検出手段)
62a,62b,65,68 電界効果トランジスタ(電力供給制限手段)

Claims (8)

  1. 車両に搭載され、前記車両の運転席を除く座席を利用する乗員に対して設けられた電気機器への電力供給を制御する電力制御装置であって、
    車両の電気機器に電力を供給する電力供給源と、
    運転席を除く座席における乗員の存在を検出する乗員検出手段と、
    前記電力供給源と前記電気機器との間に配置され、前記乗員検出手段による乗員の検出結果が非存在であれば、その座席を利用する乗員がいたときにその乗員に対して所定の処理をする電気機器への電力供給を制限する電力供給制限手段と、を備え、
    前記乗員検出手段によって乗員の存在が検出された座席に対応する電気機器にのみ電力を供給することを特徴とする車両用電力制御装置。
  2. 前記電力供給制限手段は、リレーと該リレーとゲートで接続する電界効果トランジスタとを有し、
    前記リレーの励磁コイルと接点との一方側の端子が前記電力供給源の一方の端子に接続しているとともに、前記励磁コイルの他方側の端子が前記電界効果トランジスタのドレインに接続し、かつ前記接点の他方側の端子が前記電気機器に接続していることを特徴とする請求項1に記載の車両用電力制御装置。
  3. 前記電力供給制限手段によって電力供給が制限された電気機器へ電力供給の制限を解除するためのトリガ手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用電力制御装置。
  4. 前記トリガ手段は、車両のドアに設けられ該ドアが開かれたことを検出するドア開放検出スイッチであり、
    前記ドア開放検出スイッチによってドアの開放が検出されたとき、当該ドアに対応する座席を利用する乗員に対して所定の処理をする電気機器への電力供給の制限を解除することを特徴とする請求項3に記載の車両用電力制御装置。
  5. 前記乗員検出手段は、運転席を除く車両の各座席に設けられた荷重センサであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用電力制御装置。
  6. 前記電気機器は車両用のエアコンであって、助手席及び/又は後席に乗員が存しない場合に、前記エアコンにおける助手席及び/又は後席に対する処理機能への電力供給を制限することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の車両用電力制御装置。
  7. 前記電気機器は運転席以外の座席に設けられる照明装置であり、助手席及び/又は後席に乗員が存しない場合に、前記照明装置への電力供給を制限することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の車両用電力制御装置。
  8. 前記電気機器は運転席以外の座席のドアに設けられ、そのドアの窓を開閉する窓開閉装置であり、助手席及び/又は後席に乗員が存しない場合に、前記窓開閉装置への電力供給を制限することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の車両用電力制御装置。
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