JP2007125964A - 物品搬送車 - Google Patents
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Abstract
【課題】未使用時の収納スペースを小さくすることができるとともに、偏荷重に強く、軽量構造化、高層化することができる物品搬送車を提供する。
【解決手段】対設された矩形状の枠体1、2夫々の略中央部に支柱16、26を設け、支柱16、26の略中央部に枠体1、2を連結するつなぎ枠8を設ける。縦枠14、及び縦枠15夫々は、離隔して水平方向に横枠11、12と平行に延設され支柱16に固定して、縦枠14、15の間には、つなぎ枠8の位置と略同じ高さにつなぎ枠8の厚みより大きい空隙10を形成する。また、縦枠24、及び縦枠25夫々は、離隔して水平方向に横枠21、22と平行に延設され支柱26に固定して、縦枠24、25の間には、つなぎ枠8の位置と略同じ高さにつなぎ枠8の厚みより大きい空隙20を形成する。
【選択図】図2
【解決手段】対設された矩形状の枠体1、2夫々の略中央部に支柱16、26を設け、支柱16、26の略中央部に枠体1、2を連結するつなぎ枠8を設ける。縦枠14、及び縦枠15夫々は、離隔して水平方向に横枠11、12と平行に延設され支柱16に固定して、縦枠14、15の間には、つなぎ枠8の位置と略同じ高さにつなぎ枠8の厚みより大きい空隙10を形成する。また、縦枠24、及び縦枠25夫々は、離隔して水平方向に横枠21、22と平行に延設され支柱26に固定して、縦枠24、25の間には、つなぎ枠8の位置と略同じ高さにつなぎ枠8の厚みより大きい空隙20を形成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、着脱自在に設けられた物品収容部に収容された物品を搬送する物品搬送車に関し、特に未使用時に省スペース化することができる物品搬送車に関する。
病院に代表される医療施設においては、患者に食事を配膳する場合、複数のトレイが着脱自在に収容できる搬送車にトレイを装着し、調理済の食品が入った食器をトレイに載せて、厨房から病室まで搬送している。また、食事が済んだ後には、食器をトレイに載せて、病室から洗い場まで搬送している。
特に大病院では、多数の患者にほぼ同時刻に食事を配膳する必要があり、多くの搬送車が必要となる。しかし、このような搬送車は、食事の配膳時などに使用され常時使用されるものではないため、未使用時には、所定の場所に保管する必要がある。また、衛生管理上、専用の搬送車を用いることが望ましい。
一方、病院などの医療施設では、多くの患者を収容できるよう、病室の確保が重要であり、また多くの医療機器を備えているため、病院のスペースを有効に活用することが必要となり、常時使用しない搬送車の保管スペースを小さくすることが望まれている。
そこで、平板長方形状の複数のトレイを搬送するトレイ搬送車であって、トレイを摺動自在に装着するレール状部材が取り付けられた2つのフレーム夫々を2つの支柱に固定し、車輪が設けられた2つの脚柱夫々に2つの支柱を固定し、支柱の下部で支柱同士を下部バーで連結し、脚柱とフレームとの間には、下部バーの側方にて一の空間を形成し、かつ対向する支柱及びフレーム間には、他の空間を形成し、搬送車同士の相対移動により、下部バー及びフレームを、それぞれ他の搬送車の一及び他の空間内に互いに挿入することにより、搬送車同士を狭いスペース内に格納することができるトレイ搬送車が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−173160号公報
しかしながら、特許文献1のトレイ搬送車にあっては、複数のトレイを支える1本の支柱が脚柱に固定されており、トレイ及びトレイに載置された物品の荷重が、支柱と脚柱とが固定された1箇所に集中するため、トレイに載置する物品量、位置などにより生ずる偏荷重に弱く、また、多くのトレイを幾段にも重ねて高層化することができない虞があった。偏荷重に十分に絶えるようにする場合、又はトレイの高層化をする場合には、支柱及び脚柱などを太くする必要があり、トレイ搬送車自体の重量が重くなり、軽量化をすることができず搬送時の操作性の低下を招くという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、対向して立設された矩形状の複数の枠夫々の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する支柱を設け、該支柱の略中央部に両枠を橋架する棒状の橋架棒を水平方向に配置し、前記枠夫々の前記橋架棒を間にして対向する一の縦枠部材夫々に、前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してあることにより、未使用時の収納スペースを小さくすることができるとともに、偏荷重に強く、軽量構造化、高層化することができる物品搬送車を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、前記空隙が形成された縦枠部材夫々は、離隔して水平方向に延設され前記支柱へ連結してあり、前記空隙が形成された縦枠部材の下端夫々を連結する連結部材を備えることにより、さらに偏荷重に強く、たわみ強度が強く、軽量構造化、高層化することができる物品搬送車を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前記橋架棒の略中央部に前記枠に対向して立設され該枠と略同寸法の1又は複数の中央枠を設け、該中央枠の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する中央支柱を設け、前記中央枠の両縦枠部材に前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してあることにより、未使用時の収納スペースを小さくすることができるとともに、より多くの物品を搬送することができる物品搬送車を提供することにある。
第1発明に係る物品搬送車は、対向して立設された矩形状の複数の枠と、該枠の下部両端に設けられた車輪とを備え、前記枠の間に着脱自在に設けられた物品収容部に収容された物品を搬送する物品搬送車において、前記枠夫々の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する支柱と、該支柱の略中央部に水平方向に配置され、両枠を橋架する棒状の橋架棒とを備え、前記枠夫々の前記橋架棒を間にして対向する一の縦枠部材夫々は、前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してあることを特徴とする。
第2発明に係る物品搬送車は、第1発明において、前記空隙が形成された縦枠部材夫々は、離隔して水平方向に延設され前記支柱へ連結してあり、前記空隙が形成された縦枠部材の下端夫々を連結する連結部材を備えることを特徴とする。
第3発明に係る物品搬送車は、第1発明において、前記橋架棒の略中央部に前記枠に対向して立設され、該枠と略同寸法の1又は複数の中央枠と、該中央枠の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する中央支柱とを備え、前記中央枠の両縦枠部材は、前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してあることを特徴とする。
第1発明にあっては、対向して立設された矩形状の複数の枠(例えば、上下2つの横枠部材、及び左右2つの縦枠部材で構成されている)の下部両端に車輪を備え、両枠の間に着脱自在に物品収容部を設ける。前記枠夫々の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する支柱を設ける。また、該支柱の略中央部には、両枠を橋架する棒状の橋架棒を水平方向に配置している。これにより、前記枠夫々の下側の横枠部材には、2つの縦枠部材及び支柱の3つの部材が3箇所で固定される。前記枠夫々の前記橋架棒を間にして対向する一の縦枠部材夫々は、前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してある。これにより、一方の物品搬送車の枠に対して、他方の物品搬送車の枠を平行に移動させる場合、一方の物品搬送車の前記空隙に他の物品搬送車の橋架棒を挿入し、一方の物品搬送車の枠間に、他の物品搬送車の一の枠を配置して格納する。
第2発明にあっては、前記空隙が形成された縦枠部材夫々を、離隔して水平方向に延設して前記支柱へ連結している。これにより、前記縦枠部材夫々は支柱に固定される。また、前記空隙が形成された縦枠部材の下端夫々を連結部材で連結している。これにより、2つの枠同士を、前記支柱の略中央部において橋架棒で固定し、縦枠部材の下部(下側の横枠部材の端部)において連結部材で固定する。
第3発明にあっては、前記橋架棒の略中央部には、前記枠に対向し、該枠と略同寸法の1又は複数の中央枠を立設し、該中央枠の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する中央支柱を設けている。中央枠を設けることにより、前記枠の離隔寸法を倍増して、より多くの物品を搬送する。また、中央枠の両縦枠部材は、前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してある。これにより、一方の物品搬送車の枠に対して、他方の物品搬送車の枠を平行に移動させる場合、一方の物品搬送車の前記空隙に他の物品搬送車の橋架棒を挿入し、一方の物品搬送車の中央枠と一方の枠との間に、他の物品搬送車の中央枠を配置して格納する。
第1発明にあっては、対向して立設された矩形状の複数の枠の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する支柱を設け、該支柱の略中央部に両枠を橋架する棒状の橋架棒を水平方向に配置し、前記枠夫々の前記橋架棒を間にして対向する一の縦枠部材夫々に、前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してあることにより、前記枠の下側の横枠部材には、2つの縦枠部材及び支柱の3つの部材が3箇所で固定され、未使用時の収納スペースを小さくすることができるとともに、偏荷重に強く、軽量構造化、高層化することができる。
第2発明にあっては、前記空隙が形成された縦枠部材夫々は、離隔して水平方向に延設され前記支柱へ連結してあり、前記空隙が形成された縦枠部材の下端夫々を連結する連結部材を備えることにより、2つの枠同士を、前記支柱の略中央部において橋架棒で固定し、縦枠部材の下部(下側の横枠部材の端部)において連結部材で固定して、さらに偏荷重に強く、たわみ強度が強く、軽量構造化、高層化することができる。
第3発明にあっては、前記橋架棒の略中央部に前記枠に対向して立設され該枠と略同寸法の1又は複数の中央枠を設け、該中央枠の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する中央支柱を設け、前記中央枠の両縦枠部材に前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してあることにより、前記枠の離隔寸法を倍増して、未使用時の収納スペースを小さくすることができるとともに、より多くの物品を搬送することができる。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る物品搬送車のトレイ装着時の外観斜視図であり、図2は本発明に係る物品搬送車のトレイ離脱時の外観斜視図である。なお、図2において、簡単のため後述するレールは省略している。図において、1は金属製であって矩形状の枠体である。枠体1は、上下に横枠12、11、左右に縦枠13、14、15を備えている。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る物品搬送車のトレイ装着時の外観斜視図であり、図2は本発明に係る物品搬送車のトレイ離脱時の外観斜視図である。なお、図2において、簡単のため後述するレールは省略している。図において、1は金属製であって矩形状の枠体である。枠体1は、上下に横枠12、11、左右に縦枠13、14、15を備えている。
横枠11の両端下側には、キャスター3、3を取り付けてある。枠体1の略中央部であって、横枠11、12の間には、金属製であって両端を夫々横枠11、12に固定した支柱16を連結固定している。また、横枠12の一端から下方向に設けられた縦枠14、及び横枠11の一端から上方向に設けられた縦枠15夫々は、離隔して水平方向に横枠11、12と平行に延設され支柱16に固定されている。これにより、縦枠14、15の間には空隙10を形成している。
枠体2は、金属性であって、上下に横枠22、21、左右に縦枠23、24、25を備えている。横枠21の両端下側には、キャスター3、3を取り付けてある。枠体2の略中央部であって、横枠21、22の間には、金属製であって両端を夫々横枠21、22に固定した支柱26を連結固定している。また、横枠22の一端から下方向に設けられた縦枠24、及び横枠21の一端から上方向に設けられた縦枠25夫々は、離隔して水平方向に横枠21、22と平行に延設され支柱26に固定されている。これにより、縦枠24、25の間には空隙20を形成している。
支柱16、26の略中央部には、金属製であって両端を支柱16、26に固定し、水平方向に配置され縦断面矩形状のつなぎ枠8を設けている。つなぎ枠8の高さ方向の寸法は、空隙10、20の高さ方向の寸法より小さく、また、つなぎ枠8は、空隙10、20の位置と略同じ高さに位置している。また、横枠11の縦枠15側の端部と横枠21の縦枠25側の端部との間には、金属製であって縦断面矩形状の下部つなぎ枠7を設けている。なお、下部つなぎ枠7の位置は、これに限定されるものではなく、横枠11、21の略中央部の間に設けることもできるが、横枠11の縦枠15側の端部と横枠21の縦枠25側の端部との間に下部つなぎ枠7を設けことにより、物品搬送車の格納時のスペースをさらに低減することが可能になる。また、つなぎ枠8、及び下部つなぎ枠7により、枠体1、2夫々は、対向して固定される。
枠体1、2夫々が対向する面には、板状であって合成樹脂製のレール4を複数離隔して水平方向に設けている。レール4の内側中央部には、後述のトレイ5を着脱自在に収容するための溝を設けている。枠体1、2の内側には、箱状であって上部が開口した合成樹脂製のトレイ5を複数収容するようにしてあり(例えば、5個)、トレイ5上部の長手方向両縁には、レール4の溝に係合する鍔部を設けている。なお、トレイ5の形状は、これに限定されるものではなく、板状であって周囲が上側に屈曲したようなものであってもよい。
縦枠14、23の上部には、把手6、6を取り付けている。トレイ5には、所望の物品を収容して搬送することができる。例えば、病院などにおいては、配膳用の食器、点滴に用いる医療用備品などの搬送に利用できる。枠体1では、縦枠13、15、支柱16夫々が横枠11の両端、中央部で連結されているため、トレイ5、5、…に所望の物品を満載して搬送する場合でも、トレイ5、5、…及びトレイ5に収容された物品の荷重は、3箇所に分散され、支柱1本で支える場合に比較して、軽量構造にすることができる。また、物品等の荷重が、横枠11の両端及び中央部で分散されるため、支柱1本で支える場合に比べて、偏荷重の影響を受けず、枠体1のたわみなども防止することができる。なお、枠体2についても枠体1と同様であるので説明は省略する。また、トレイ5は、5段に重ねて収容する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、さらに多くのトレイを重ね、高層化することも可能である。
次に物品搬送車を並べて格納する場合について説明する。図3は本発明に係る物品搬送車を2台並べて収納した場合の外観斜視図であり、図4は本発明に係る物品搬送車を2台並べて収納した場合の平面図である。図においては、物品搬送車Aに物品搬送車Bを並べて収納した場合について説明する。なお、さらに多くの物品搬送車を並べて収納する場合も同様である。なお、簡単のため、レール4、4、…は省略している。
予め物品搬送車Aが置かれている場合に、物品搬送車Bを並べて収納するときは、枠体22bの先端部を枠体22aの内側に、枠体12bの先端部を枠体12aの外側に夫々配置し、物品搬送車Bを前方に移動する。この場合、物品搬送車Bの空隙20bに、物品搬送車Aのつなぎ枠8aを通すとともに、物品搬送車Aの空隙10aに、物品搬送車Bのつなぎ枠8bを通す。
物品搬送車Bの横枠21bの先端部が物品搬送車Aの下部つなぎ枠7aの横枠21a側に当接するまで物品搬送車Bを前方に移動さえることにより、物品搬送車Aに並べて物品搬送車Bを収納することができる。
以上説明したように、本発明にあっては、対向して立設された矩形状の枠体1、2夫々の横枠11、12、21、22の略中央部に支柱16、26を連結固定し、支柱16、26の略中央部に枠体1、2を連結するつなぎ枠8を設ける。横枠12の一端から下方向に設けられた縦枠14、及び横枠11の一端から上方向に設けられた縦枠15夫々は、離隔して水平方向に横枠11、12と平行に延設され支柱16に固定して、縦枠14、15の間には、つなぎ枠8の位置と略同じ高さにつなぎ枠8の厚みより大きい空隙10を形成している。また、横枠22の一端から下方向に設けられた縦枠24、及び横枠21の一端から上方向に設けられた縦枠25夫々は、離隔して水平方向に横枠21、22と平行に延設され支柱26に固定して、縦枠24、25の間には、つなぎ枠8の位置と略同じ高さにつなぎ枠8の厚みより大きい空隙20を形成している。これにより、トレイ5、5、…に収容された物品の荷重を、枠体1では、縦枠13、15、支柱16夫々の3箇所で分散し、枠体2では、縦枠23、25、支柱26夫々の3箇所で分散することができ、未使用時の収納スペースを小さくすることができるとともに、偏荷重に強く、軽量構造化、高層化することができる。また、下部つなぎ枠7を横枠11、21の間に設けることにより、さらに偏荷重に強く、かつたわみに強く、軽量構造化、高層化することができる。
上述の実施の形態においては、トレイ5を5段重ねる構成であったが、これに限定されるものではなく、さらに重ねる段数を増加することもでき、また、1段当たり2個のトレイを物品搬送車の長手方向に並べて配置するようにしてもよい。
上述の実施の形態において、下部つなぎ枠7の両側面に合成樹脂製の保護テープ、保護カバーなどを設けることもできる。これにより、物品搬送車を並べて収納する場合に、横枠21と下部つなぎ枠7とが当接する際に生ずる衝撃による破損、騒音を防止することができる。
上述の実施の形態において、横枠12、22の略中央部から枠部材を上方に適長延設し、該枠部材同士を連結するつなぎ枠を設けることもできる。これにより、さらに荷重及び偏荷重に対する強度が増加し、トレイの重ね段数を増やして高層化することができる。また、横枠12、22の一端同士を下部つなぎ枠7と平行な枠部材で連結することもできる。
上述の実施の形態において、縦枠14、及び縦枠15夫々は、離隔して水平方向に横枠11、12と平行に延設され支柱16に固定して、縦枠14、15の間には、空隙10を形成し、縦枠24、及び縦枠25夫々は、離隔して水平方向に横枠21、22と平行に延設され支柱26に固定して、縦枠24、25の間には、空隙20を形成する構成であったが、縦枠14、15、24、25の構成はこれに限定されるものではない。枠体1、2のほぼ中央部に配置されたつなぎ枠8を通すことができるものであれば、どのような構成であってもよい。
上述の実施の形態では、最上段のトレイ5の上側は開口している構成であったが、最上段のトレイ5の上側にトレイ5の横断面と同寸法の天板を設けることもできる。また、横枠12、22の略中央部同士を連結固定するつなぎ枠を設けて、偏荷重に対する強度を補強することもできる。
上述の実施の形態では、枠体1、2の間にトレイ5、5、…を収容する構成であったが、枠体1、2の間にさらに枠体を設けることにより、さらに多くのトレイを収容することができる構成とすることも可能である。
上述の実施の形態では、つなぎ枠8を1つ設ける構成であったが、これに限定されるものではなく、上下につなぎ枠8を水平方向に複数設ける構成であってもよい。
実施の形態2
図5は実施の形態2の物品搬送車の外観斜視図であり、図6は実施の形態2の物品搬送車のトレイ装着時の正面図である。図において、100は金属製であって矩形状の枠体である。枠体100は、上下に横枠102、101、左右に縦枠103、104、105を備えている。また、枠体200は、上下に横枠202、201、左右に縦枠203、204、205を備えている。
図5は実施の形態2の物品搬送車の外観斜視図であり、図6は実施の形態2の物品搬送車のトレイ装着時の正面図である。図において、100は金属製であって矩形状の枠体である。枠体100は、上下に横枠102、101、左右に縦枠103、104、105を備えている。また、枠体200は、上下に横枠202、201、左右に縦枠203、204、205を備えている。
横枠101の両端下側には、キャスター3、3を取り付けてある。枠体100の略中央部であって、横枠101、102の間には、金属製であって両端を夫々横枠101、102に固定した支柱106を連結固定している。また、横枠102の一端から下方向に設けられた縦枠104、及び横枠101の一端から上方向に設けられた縦枠105夫々は、離隔して水平方向に横枠101、102と平行に延設され支柱106に固定されている。これにより、縦枠104、105の間には空隙107を形成している。
枠体200は、金属性であって、上下に横枠202、201、左右に縦枠203、204、205を備えている。横枠201の両端下側には、キャスター3、3を取り付けてある。枠体200の略中央部であって、横枠201、202の間には、金属製であって両端を夫々横枠201、202に固定した支柱206を連結固定している。また、横枠202の一端から下方向に設けられた縦枠204、及び横枠201の一端から上方向に設けられた縦枠205夫々は、離隔して水平方向に横枠201、202と平行に延設され支柱206に固定されている。これにより、縦枠204、205の間には空隙207を形成している。
支柱106、206の略中央部には、金属製であって両端を支柱106、206に固定し、水平方向に配置され縦断面矩形状のつなぎ枠81、82を設けている。つなぎ枠81、82の高さ方向の寸法は、空隙107、207の高さ方向の寸法より小さく、また、つなぎ枠81、82は、空隙107、207の位置と略同じ高さに位置している。また、横枠102の略中央部と横枠202の略中央部とは、上部つなぎ枠9により連結している。
つなぎ枠81、82の略中央部には、つなぎ枠81、82の上側に枠体100の略半分の寸法を有する中央枠体301を設けてあり、つなぎ枠81、82の下側に枠体100の略半分の寸法を有する中央枠体303を設けている。また、つなぎ枠81、82の略中央部には、中央枠体301、303、及び上部つなぎ枠9を連結する支柱302を立設している。これにより、中央枠体301、303との間に、つなぎ枠81、82と略同じ高さに空隙305、306を形成している。空隙305、306の間隔は、つなぎ枠81、82の高さ方向の寸法より大きい。
横枠101の縦枠105側の端部と中央枠体303の下側一端との間には、金属製であって縦断面矩形状の下部つなぎ枠71を設けている。また、横枠201の縦枠205側の端部と中央枠体303の下側他端との間には、金属製であって縦断面矩形状の下部つなぎ枠72を設けている。なお、下部つなぎ枠71、72の位置は、これに限定されるものではなく、横枠101、201、中央枠体303の略中央部の間に設けることもできる。つなぎ枠81、82、上部つなぎ枠9及び下部つなぎ枠71、72により、枠体100、200、中央枠体301、303夫々は、対向して固定される。なお、収納時の動作は、実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
図6に示すように、枠体100、200の間に、1段当たり2個のトレイ5、5、…を並設して収容できるとともに、トレイ5、5、…を重ね合わせる段数を増加して高層化することができ、一度に多くの物品を搬送することが可能となる。
また、中央枠体301、303を上部つなぎ枠9、つなぎ枠81、82により吊下げ構造としているため、中央枠体303の下側にはキャスターを取り付ける必要がなく、床面が平坦でない場合でも、安定して搬送することができ、トレイ5の揺れが少なく静かに物品を搬送することができる。なお、つなぎ枠81、82の高さは、所要の位置にすることが可能であるが、中間部よりやや低めに配置することで、物品搬送車全体の重量バランスを最適にすることができる。
上述の実施の形態においては、中央枠体301、303を1つ設ける構成であったが、これに限定されるものではなく、夫々水平方向に並べて複数設けるようにしてもよい。
上述の実施の形態1、2において、トレイ5に所望の物品を収容して搬送することができる。例えば、病院において使用する場合、トレイ5に点滴用備品、医療用備品などを収容して搬送することができる。また、収容する物品は、これに限定されるものではない。また、トレイ5の形状を変更して、食器などを搬送することもでき、用途に応じてトレイ5の形状、個数を変更することができる。
1、2 枠体(枠)
4 レール
5 トレイ
7、71、72 下部つなぎ枠(連結部材)
8、81、82 つなぎ枠(橋架棒)
9 上部つなぎ枠
10、20、107、207、305、306 空隙
11、12、21、22 横枠(横枠部材)
13、14、15、23、24、25 縦枠(縦枠部材)
16、26 支柱
100、200 枠体(枠)
301、303 中央枠体(中央枠)
4 レール
5 トレイ
7、71、72 下部つなぎ枠(連結部材)
8、81、82 つなぎ枠(橋架棒)
9 上部つなぎ枠
10、20、107、207、305、306 空隙
11、12、21、22 横枠(横枠部材)
13、14、15、23、24、25 縦枠(縦枠部材)
16、26 支柱
100、200 枠体(枠)
301、303 中央枠体(中央枠)
Claims (3)
- 対向して立設された矩形状の複数の枠と、該枠の下部両端に設けられた車輪とを備え、前記枠の間に着脱自在に設けられた物品収容部に収容された物品を搬送する物品搬送車において、
前記枠夫々の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する支柱と、
該支柱の略中央部に水平方向に配置され、両枠を橋架する棒状の橋架棒と
を備え、
前記枠夫々の前記橋架棒を間にして対向する一の縦枠部材夫々は、
前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してあることを特徴とする物品搬送車。 - 前記空隙が形成された縦枠部材夫々は、離隔して水平方向に延設され前記支柱へ連結してあり、
前記空隙が形成された縦枠部材の下端夫々を連結する連結部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の物品搬送車。 - 前記橋架棒の略中央部に前記枠に対向して立設され、該枠と略同寸法の1又は複数の中央枠と、
該中央枠の上下の横枠部材の略中央部同士を連結固定する中央支柱と
を備え、
前記中央枠の両縦枠部材は、
前記橋架棒が配置された位置と略同じ高さに空隙を形成してあることを特徴とする請求項1に記載の物品搬送車。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2005-11-02 JP JP2005319493A patent/JP2007125964A/ja active Pending
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