JP2023084395A - ワゴン - Google Patents

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雅樹 緒方
Masaki Ogata
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Abstract

【課題】 剛性の低下を抑制しつつよりコンパクトに保管することが可能なワゴンを提供すること。【解決手段】 前後方向Yおよび上下方向Zに沿った形状であり、左右方向Xに互いに離隔して配置された一対の側方部1と、一対の側方部1から下方Z2に突出するように設けられた複数のキャスタ2と、一対の側方部1の後方部分同士を連結する後方部3と、を備えるワゴンA1であって、一対の側方部1同士を連結する連結部5をさらに備え、連結部5は、一対の側方部1の前端の間から後方Y2に向かって進入した物体が当接する部位であって、前後方向Yにおける側方部1の前端からの距離D1が、側方部1の前後方向Yの大きさD0の0.4倍以上である当接部51を有する。【選択図】 図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 本願発明の特許を受ける権利を有する者(出願人)である「株式会社テラモト」は、令和3年6月16日から6月17日までの2日間開催された展示会「九州 観光・ホテル産業展2021」において、証明書の添付書類に示される展示物を出品した。 「株式会社テラモト」は、令和3年7月14日から7月16日までの3日間開催された展示会「ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2021」において、証明書の添付書類に示される展示物を出品した。
本発明は、ワゴンに関する。
搬送対象物を搬送する汁器として、ワゴンが広く用いられている。特許文献1には、従来のワゴンの一例が開示されている。同文献に開示されたワゴンは、ワゴン本体と、ワゴン本体の下方に設けられた複数のキャスタと、複数のトレイとを備える。複数のトレイは、搬送対象物の収容に供される収容部である。複数のトレイは、フレームに対して脱着可能に、いわゆる段積みの状態で支持される。
特開2002-165645号公報
ワゴン本体は、フレーム構造とされており、上下方向に視て、矩形環状に形成されている。このため、複数のワゴンを不使用時に保管しておく際には、相応のスペースを確保することが強いられる。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、剛性の低下を抑制しつつよりコンパクトに保管することが可能なワゴンを提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるワゴンは、前後方向および上下方向に沿った形状であり、左右方向に互いに離隔して配置された一対の側方部と、前記一対の側方部から下方に突出するように設けられた複数のキャスタと、前記一対の側方部の後方部分同士を連結する後方部と、前記一対の側方部に固定され且つ搬送対象物の収容に供される収容部を脱着可能に支持するための複数の支持部と、を備えるワゴンであって、前記一対の側方部同士を連結する連結部をさらに備え、前記連結部は、前記一対の側方部の前端の間から後方に向かって進入した物体が当接する部位であって、前後方向における前記側方部の前端からの距離が、前記側方部の前後方向の大きさの0.4倍以上である当接部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上下方向に互いに離隔した2つの前記連結部を備える。
本発明によって提供されるワゴンは、前後方向および上下方向に沿った形状であり、左右方向に互いに離隔して配置された一対の側方部と、前記一対の側方部の後方部分同士を連結する後方部と、前記一対の側方部から下方に突出するように設けられた複数のキャスタと、を備えるワゴンであって、前記一対の側方部同士を連結する連結部をさらに備え、前記連結部は、前記一対の側方部の前端の間から後方に向かって進入した物体が当接する部位であって、前後方向における前記側方部の前端からの距離が、前記側方部の前後方向の大きさの0.4倍以上である当接部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記一対の側方部に固定され且つ搬送対象物の収容に供される収容部を脱着可能に支持するための複数の支持部を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記後方部は、上下方向において前記2つの連結部の間に位置する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記連結部の前記一対の側方部への固定部は、前記当接部よりも前方に位置する。
本発明によれば、剛性の低下を抑制しつつよりコンパクトに保管することが可能なワゴンを提供することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に係るワゴンを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係るワゴンを示す背面図である。 本発明の第1実施形態に係るワゴンを示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る複数のワゴンの収納状態を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係るワゴンの変形例を示す背面図である。 本発明の第2実施形態に係るワゴンを示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るワゴンの変形例を示す平面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1~図4は、本発明の第1実施形態に係るワゴンを示している。本実施形態のワゴンA1は、一対の側方部1、後方部2、複数のキャスタ3、複数の支持部4および2つの連結部5を備えている。ワゴンA1は、複数の収容部81,82を脱着可能に支持し、複数の収容部81,82の少なくともいずれかに収容された搬送対象物を搬送するためのものである。
ワゴンA1の用途は何ら限定されない。ワゴンA1の用途としては、ホテルにおける清掃用具、備品、飲食料品等を搬送する用途、食堂等における配膳用途、医薬品や医療用資材を搬送する医療用途、等の種々の用途が挙げられる。
図中においては、左右方向X、前後方向Yおよび上下方向Zを定義している。左右方向Xにおいては、必要に応じて左方X1および右方X2を区別する。また、前後方向Yにおいては、必要に応じて前方Y1および後方Y2を区別する。また、上下方向Zにおいては、必要に応じて上方Z1および下方Z2を区別する。なお、左右方向X、前後方向Yおよび上下方向Zは、ワゴンA1の構成を特定するための便宜として定義されており、たとえば重力方向(鉛直方向)との厳密な関係が規定されるものではない。たとえば、上下方向Zは、重力方向(鉛直方向)に対して若干傾いていてもよい。
〔側方部1〕
一対の側方部1は、図1~図3に示すように、各々が前後方向Yおよび上下方向Zに沿った形状であり、左右方向Xに離隔して配置されている。側方部1の形状は、前後方向Yおよび上下方向Zに沿った平坦な形状に限定されず、湾曲部、屈曲部、傾斜部等の種々の形状部分を有していてもよく、全体として前後方向Yの前方Y1の端部および後方Y2の端部が観念され、上下方向Zの上方Z1の端部および下方Z2の端部が観念される形状であればよい。
側方部1の具体的構造は何ら限定されず、複数の棒状部材によって構成されてもよいし、板状部材によって構成されてもよい。本実施形態においては、側方部1は、フレーム11、上方バー12および下方バー13を有する構造とされており、たとえば鉄等の金属製のパイプ材料からなる。
フレーム11は、図3によく表れているように、前端バー111、後端バー112および上端バー113を有する。前端バー111は、フレーム11の前方Y1の端部を構成する部位であり、上下方向Zに沿って延びる棒状部材である。後端バー112は、フレーム11の後方Y2の端部を構成する部位であり、上下方向Zに沿って延びる棒状部材である。前端バー111と後端バー112とは、互いに平行であり、前後方向Yに離隔して配置されている。上端バー113は、前端バー111の上端と後端バー112の上端とを繋ぐ部位であり、前後方向Yに延びている。このような構成により、フレーム11は、左右方向Xに視てコの字状である。
上方バー12は、図3に示すように、前端バー111と後端バー112とを連結している。上方バー12は、前端バー111および後端バー112の上方Z1の部分(前端バー111および後端バー112の上方Z1の端部よりも若干下方Z2に位置する部分)に、たとえば溶接によって繋がっている。上方バー12は、前後方向Yに延びている。
下方バー13は、図3に示すように、前端バー111と後端バー112とを連結している。下方バー13は、前端バー111および後端バー112の下方Z2の部分(前端バー111および後端バー112の下方Z2の端部付近の部分)に、たとえば溶接によって繋がっている。下方バー13は、前後方向Yに延びている。上方バー12および下方バー13は、上下方向Zに離隔して配置されている。
〔後方部2〕
後方部2は、図1および図2に示すように、一対の側方部1の後方部分である後端バー112同士を連結している。後方部2の具体的構造は何ら限定されず、複数の棒状部材によって構成されてもよいし、板状部材によって構成されてもよい。本実施形態においては、後方部2は、上方バー21および下方バー22を有する構造とされており、たとえば鉄等の金属製のパイプ材料からなる。
上方バー21は、一対の側方部1の後端バー112同士を連結している。上方バー21は、一対の側方部1の後端バー112の上方Z1の部分(後端バー112の上方Z1の端部よりも若干下方Z2に位置する部分)に、たとえばボルトによって繋がっている。また、図示された例においては、上方バー21は、上方バー12よりも若干下方Z2に位置する。上方バー21は、左右方向Xに延びている。
下方バー22は、一対の側方部1の後端バー112同士を連結している。下方バー22は、一対の側方部1の後端バー112の下方Z2の部分(後端バー112の下方Z2の端部よりも若干上方Z1に位置する部分)に、たとえばボルトによって繋がっている。また、図示された例においては、下方バー22は、下方バー13よりも若干上方Z1に位置する。下方バー22は、左右方向Xに延びている。上方バー21および下方バー22は、上下方向Zに離隔して配置されている。
図1に示すように、上下方向Zに視て、一対の側方部1と後方部2とは、コの字状をなしている。
〔キャスタ3〕
複数のキャスタ3は、一対の側方部1から下方Z2に突出するように設けられている。複数のキャスタ3は、各々がタイヤやボール等の転動部材を有しており、ワゴンA1を床面等の上をスムーズに移動させるためのものである。複数のキャスタ3の取付箇所や取り付け形態は何ら限定されない。図示された例においては、4つのキャスタ3が、前端バー111および後端バー112の下端に取り付けられている。
さらに、ワゴンA1は、複数のバンパー31を有する。複数のバンパー31は、複数のキャスタ3の上方Z1に近接して配置されており、ワゴンA1を移動させる際に、壁等を傷つけることを抑制するためのものである。バンパー31は、上下方向Zに視て円形状であり、たとえばゴムや樹脂等の金属よりも軟質の材質からなる。バンパー31は、下方バー13よりも下方Z2に位置する。
〔支持部4〕
複数の支持部4は、搬送対象物の支持に直接的または間接的に用いられるものであり、本実施形態においては、複数の収容部81や収容部82を支持するためのものである。支持部4の具体的構成は何ら限定されず、収容部81や収容部82等を脱着可能に支持できるものであればよい。本実施形態においては、複数の支持部4は、図1~図3に示すように、複数の帯板部41および複数のレール部42を含む。
複数の帯板部41は、前後方向Yに長く延びる帯状部材であり、たとえば金属板からなる。本実施形態においては、1つの側方部1に複数の帯板部41が上下方向Zに離隔して配列されている。これらの帯板部41は、側方部1の左右方向Xの内側に取り付けられている。一対の側方部1のそれぞれに取り付けられた複数の帯板部41は、上下方向Zの位置が互いに同じとなるように設定されている。複数の帯板部41は、たとえば図示された収容部81を支持するために設けられている。収容部81としては、たとえばコンテナと称される箱状の部品が例示される。
複数のレール部42は、前後方向Yに長く延びる部材であり、たとえば断面L字状の金属板からなる。本実施形態においては、1つの側方部1に複数のレール部42が上下方向Zに離隔して配列されている。また、レール部42は、帯板部41の下方Z2に比較的近接して設けられている。これらのレール部42は、側方部1の左右方向Xの内側に取り付けられている。一対の側方部1のそれぞれに取り付けられた複数のレール部42は、上下方向Zの位置が互いに同じとなるように設定されている。複数のレール部42は、たとえば図示された収容部82を支持するために設けられている。収容部82としては、たとえばトレイと称される薄状の部品や収容部81の蓋等が例示される。
〔連結部5〕
連結部5は、一対の側方部1同士を連結している。連結部5の個数は何ら限定されず、図1および図2に示すように、図示された例においては、上下方向Zに互いに離隔して配置された2つの連結部5が設けられている。ただし、連結部5の個数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、複数の連結部5を備える場合、すべての連結部5が同じ構成(形状や大きさ等)であってもよいし、個々の連結部5が互いに異なる構成であってもよい。
連結部5は、当接部51および一対の固定部52を有する。一対の固定部52は、一対の側方部1に固定された部位である。当接部51は、左右方向Xにおいて一対の固定部52の間に位置する。連結部5(一対の固定部52)の側方部1への取付箇所は、何ら限定されない。図示された例においては、上下方向Zの上方Z1に位置する連結部5は、一対の側方部1の上方バー12に、たとえばボルトによって取り付けられている。上下方向Zの下方Z2に位置する連結部5は、一対の側方部1の下方バー13に、たとえばボルトによって取り付けられている。また、図示された例においては、上方Z1の連結部5は、上方バー21よりも上方Z1に位置している。また、下方Z2の連結部5は、下方バー22よりも下方Z2に位置している。すなわち、上方バー12および下方バー13は、上下方向Zにおいて2つの連結部5の間に位置する。また、バンパー31は、下方Z2の連結部5よりも下方Z2に位置する。
図1に示すように、当接部51は、一対の側方部1の前端(本実施形態においては、前端バー111)の間から後方Y2に向かって進入した物体が当接する部位である。図示された例においては、一対の側方部1の前端バー111同士を連結する部材は、設けられていない。このため、一対の側方部1の前端バー111の間は、前方Y1に大きく開口する開口部分を形成している。前後方向Yにおける側方部1の前端(前端バー111の前端)から当接部51までの距離D1は、側方部1の前後方向Yの大きさD0の0.4倍以上である。図示された例においては、距離D1は、大きさD0の0.5倍程度である。また、図示された例においては、連結部5は、左右方向Xに直状に延びており、たとえば鉄等の金属製のパイプ材料からなる。このため、当接部51と一対の固定部52との前後方向Yにおける位置は、同じである。
次に、ワゴンA1の作用について説明する。
図4は、複数のワゴンA1の保管状態を示している。保管状態においては、それぞれのワゴンA1から、収容部81および収容部82が取り外されている。同図においては、3つのワゴンA1が示されている。2つのワゴンA1は、前後方向Yの姿勢が揃っており、左右方向Xに並べられている。他の1つのワゴンA1は、前後方向Yの姿勢が逆とされている。3つのワゴンA1は、いわゆる千鳥状に配置されている。この保管状態を実現するには、前後方向Yの姿勢が互いに逆である2つのワゴンA1が、前後方向Yに離れた位置から互いに接近させられる。この際、一方のワゴンA1の前端バー111が他方の一対の側方部1の前端バー111の間を通過して連結部5に向けて進入する。そして、前端バー111が連結部5の当接部51に当接するか近接すると、接近を停止する。これにより、図示された複数のワゴンA1の保管状態が実現される。なお、保管状態とされるワゴンA1の個数は何ら限定されない。2つのワゴンA1が保管状態とされてもよいし、4つ以上のワゴンA1が保管状態とされてもよい。
図1に示すように、距離D1が大きさD0の0.4倍以上であることにより、図4に示す保管状態において、側方部1の前後方向Yにおける概ね40%以上の部分を、前後方向Yにおいて向かい合うワゴンA1の一対の側方部1の間に位置させることができる。これにより、保管状態とした複数のワゴンA1の前後方向Yの長さを抑えることが可能であり、保管スペースを縮小することができる。また、距離D1がD0の0.4倍以上であって、極端に大きな寸法となっていなければ、ワゴンA1の剛性低下を抑制することができる。したがって、本実施形態によれば、ワゴンA1の剛性の低下を抑制しつつよりコンパクトに保管することができる。
ワゴンA1は、上下方向Zに離隔した2つの連結部5を備える。これにより、ワゴンA1の上方Z1の部分と下方Z2の部分とにおいて剛性を確保することが可能であり、ワゴンA1全体の剛性向上に好ましい。また、後方部2は、上下方向Zにおいて2つの連結部5の間に位置する。言い換えると、2つの連結部5は、後方部2よりも上方Z1または下方Z2に設けられている。このような構成によれば、2つの連結部5による剛性向上の効果をより高めることができる。
本実施形態の連結部5は、左右方向Xに延びる棒状である。このような連結部5は、構造の簡素化やコスト低減に好ましい。
バンパー31は、連結部5よりも下方Z2に設けられている。このため、図4に示すように、複数のワゴンA1を保管状態とした際に、バンパー31が連結部5に当接することを回避することができる。これにより、壁等の損傷を十分に防止可能な程度に、バンパー31を大型化しつつ、複数のワゴンA1の保管状態の大きさを適切に維持することができる。
図5~図7は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。また、各変形例および各実施形態における各部の構成は、技術的な矛盾を生じない範囲において相互に適宜組み合わせ可能である。
<第1実施形態 変形例>
図5は、ワゴンA1の変形例を示している。本変形例のワゴンA11は、1つの連結部5を備えている。ワゴンA11の連結部5は、たとえばワゴンA1における下方Z2に設けられた連結部5に相当する。
本変形例によっても、ワゴンA11の剛性の低下を抑制しつつよりコンパクトに保管することができる。また、本変形例から理解されるように、1つのみの連結部5を備える構成であってもよい。
<第2実施形態>
図6は、本発明の第2実施形態に係るワゴンを示している。本実施形態のワゴンA2は、連結部5の形状が上述した実施形態の連結部5と異なっている。
本実施形態の連結部5は、左右方向Xに延びる直状の長いパイブ材料と、左右方向Xの両端付近に設けられた2つの短いパイプ材料からなる。2つの短いパイプ材料は、左右方向Xにおいて外側に向かうほど前後方向Yにおいて前方Y1に位置するように傾いている。本実施形態の連結部5においては、当接部51は、長いパイプ材料のうち2つの短いパイプ材料の間に位置する部分によって構成されている。当接部51の距離D1は、上述の実施形態と同様に、側方部1の前後方向Yの大きさD0の0.4倍以上である。また、2つの固定部52は、2つの短いパイプ材料の端部によって構成されている。すなわち、2つの固定部52は、当接部51よりも前方Y1に位置する。
本実施形態によっても、ワゴンA2の剛性の低下を抑制しつつよりコンパクトに保管することができる。また、当接部51に対して2つの固定部52が前方Y1に位置していることにより、ワゴンA2の剛性をさらに高めることが可能である。
<第2実施形態 変形例>
図7は、ワゴンA2の変形例を示している。本変形例のワゴンA21においては、連結部5が、板材料によって形成されている。
本変形例の連結部5は、たとえば一対の側方部1の上方バー12、または下方バー13に取り付けられた板状部材によって構成されている。連結部5は、左右方向Xの中央付近に前方Y1から後方Y2に凹む凹部が形成されている。この凹部の底部が、当接部51を構成している。また、本変形例において、一対の固定部52は、連結部5の前方Y1の端部を含んでおり、前後方向Yに長い部位となっている。
本実施形態によっても、ワゴンA21の剛性の低下を抑制しつつよりコンパクトに保管することができる。また、本変形例から理解されるように、連結部5は、パイプ材料、板材料をはじめ、さまざまな材料によって構成することができる。
本発明に係るワゴンは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るワゴンの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本発明に係るワゴンは、上述した実施形態の支持部4を備える構成に限定されない。たとえば、連結部51の前後に袋状部材を配置し、これらをフレーム11の上端バー113に巻き付けてもよい。このような袋状部材は、たとえば寝具を回収する用途に用いることが可能である。この場合、上端バー113は、搬送対象物の支持に用いられる支持部として機能する。同様に、連結部51等が、支持部として兼用される構成であってもよい。
A1,A11,A2,A21:ワゴン
1 :側方部
2 :後方部
3 :キャスタ
4 :支持部
5 :連結部
11 :フレーム
12 :上方バー
13 :下方バー
21 :上方バー
22 :下方バー
31 :バンパー
41 :帯板部
42 :レール部
51 :当接部
52 :固定部
81,82:収容部
111 :前端バー
112 :後端バー
113 :上端バー
D1 :距離
L :断面
X :左右方向
X1 :左方
X2 :右方
Y :前後方向
Y1 :前方
Y2 :後方
Z :上下方向
Z1 :上方
Z2 :下方

Claims (6)

  1. 前後方向および上下方向に沿った形状であり、左右方向に互いに離隔して配置された一対の側方部と、
    前記一対の側方部の後方部分同士を連結する後方部と、
    前記一対の側方部から下方に突出するように設けられた複数のキャスタと、
    を備えるワゴンであって、
    前記一対の側方部同士を連結する連結部をさらに備え、
    前記連結部は、前記一対の側方部の前端の間から後方に向かって進入した物体が当接する部位であって、前後方向における前記側方部の前端からの距離が、前記側方部の前後方向の大きさの0.4倍以上である当接部を有する、ワゴン。
  2. 前記一対の側方部に固定され且つ搬送対象物の収容に供される収容部を脱着可能に支持するための複数の支持部を備える、請求項1に記載のワゴン。
  3. 上下方向に互いに離隔した2つの前記連結部を備える、請求項1または2に記載のワゴン。
  4. 前記後方部は、上下方向において前記2つの連結部の間に位置する、請求項3に記載のワゴン。
  5. 前記連結部は、左右方向に延びる棒状である、請求項1ないし4のいずれかに記載のワゴン。
  6. 前記連結部の前記一対の側方部への固定部は、前記当接部よりも前方に位置する、請求項1ないし4のいずれかに記載のワゴン。
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