JP2007125942A - 旋回式キャスター - Google Patents

旋回式キャスター Download PDF

Info

Publication number
JP2007125942A
JP2007125942A JP2005318686A JP2005318686A JP2007125942A JP 2007125942 A JP2007125942 A JP 2007125942A JP 2005318686 A JP2005318686 A JP 2005318686A JP 2005318686 A JP2005318686 A JP 2005318686A JP 2007125942 A JP2007125942 A JP 2007125942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
bearing
mounting seat
inner ring
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005318686A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Tsujimoto
正和 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINWA KASEI KK
Original Assignee
SHINWA KASEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINWA KASEI KK filed Critical SHINWA KASEI KK
Priority to JP2005318686A priority Critical patent/JP2007125942A/ja
Publication of JP2007125942A publication Critical patent/JP2007125942A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】旋回機構を構成するための部品の点数を少なくし、組立作業に時間がかからず、製造コストが安くなり、大量生産に適した旋回式キャスターを提供する。
【解決手段】取付座1と、この取付座1に対して旋回自在に取り付けられるヨーク2と、このヨーク2に回転自在に取り付けられる車輪3とからなり、前記ヨーク2の上部2aには内輪5と外輪6の間に転動体7を保持したベアリング4を固着したものとし、前記ベアリング4の内輪5の上端を突出させ、その突出部5aに前記取付座1を固着したものとしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、台車やショッピングカートなどの各種運搬車等の底部に取り付ける等して使用される旋回式キャスターに関するものである。
従来、この種の旋回式キャスターとしては、例えば図5に示したように、車輪11を設けたブラケット組体12と取付座13とを、ボルト14aとナット14bで構成される縦軸15により垂直中心軸線回りに旋回自在に連結結合したものが存在する。取付座13は、中央部にボルト14aの軸部の軸穴16を穿設したものとし、ブラケット組体12は、ブラケット主体17と、このブラケット主体17に軸支された車輪11及び取付座13に対する垂直軸線回りの旋回を確保するベアリング部18とからなるものとしている。そして、ベアリング部18は、ブラケット主体17の縦方向力支持縁19と、その上下となる位置に環状に配設したボール20を把持するようにしたボール支持筒21によって、ボール支持筒21に対してブラケット主体17が回転自在となるように結合されたものとしている(特許文献1)。
さらに、この種の旋回式キャスターとしては、例えば図6に示したように、台車本体等の被取付体に取り付けられる取付座31と、この取付座31に対して旋回自在に設けられるヨーク32と、このヨーク32の二股分かれした左右支持片33、33間に回動自在に保持される車輪34と、取付座31とヨーク32との間に設けられる旋回固定部35とを備えて構成されたものが存在する。そして、取付座31とヨーク32の中央片36と下皿37とを上下方向に沿う主軸38にて位置決め保持し、取付座31下面とヨーク32の中央片36上面との間、ヨーク32の中央片36下面と下皿37上面との間には、それぞれ多数のボール39、40が円環状に配置されてボールベアリング状に回転自在に構成している。これにより、主軸38を中心として、取付座31に対しヨーク32が旋回自在となるようにしている。
特開2002−19408号公報(第4頁、図1) 特開2003−72306号公報(第3頁、図1)
しかしながら、上記従来の旋回式キャスターでは、旋回機構を構成するために部品の点数が多くなり、組立作業に時間がかかるため、製造コストが高くなると共に、大量生産に適さないという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、旋回機構を構成するための部品の点数を少なくし、組立作業に時間がかからず、製造コストが安くなり、大量生産に適した旋回式キャスターを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この発明の旋回式キャスターは、取付座1と、この取付座1に対して旋回自在に取り付けられるヨーク2と、このヨーク2に回転自在に取り付けられる車輪3とからなり、前記ヨーク2の上部2aには内輪5と外輪6の間に転動体7を保持したベアリング4を固着したものとし、前記ベアリング4の内輪5の上端を突出させ、その突出部5aに前記取付座1を固着したものとしている。
さらに、この発明の旋回式キャスターは、前記ヨーク2を合成樹脂製として、このヨーク2の上部2aに前記ベアリング4をインサート成形により固着したものとしている。
また、この発明の旋回式キャスターは、前記ヨーク2を金属製として、このヨーク2の上部2aに前記ベアリング4を嵌合し、その上部2aの上端をかしめることにより固着したものとしている。
さらに、この発明の旋回式キャスターは、前記ベアリング4の内輪5の突出部5aに外周溝8を形成し、この外周溝8に前記取付座1の中央部に設けた取付穴1bを嵌合し、突出部5aの上端をかしめたものとしている。
また、この発明の旋回式キャスターは、前記ベアリング4の内輪5の肉厚を外輪6の肉厚より厚くしたものとしている。
この発明の旋回式キャスターは、以上に述べたように構成されているので、旋回機構を構成するための部品の点数が少なくなり、組立作業に時間がかからず、製造コストが安くなり、大量生産に適したものとなる。
以下、この発明の旋回式キャスターを実施するための最良の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
この発明の旋回式キャスターは、台車やショッピングカートなどの各種運搬車等の底部に取り付けられる取付座1と、この取付座1に対して旋回自在に取り付けられるヨーク2と、このヨーク2に回転自在に取り付けられる車輪3とからなる。
前記取付座1は、略四角板状に形成され、その中央部にはヨーク2への取付穴1aが形成され、さらにその四隅部には各種運搬車等の底部への取付穴1bが形成されている。
前記ヨーク2は、図1、2に示したものでは合成樹脂製としており、図3、4に示したものでは金属製としており、このヨーク2の上部2aにはベアリング4を固着したものとしている。すなわち、図1、2に示したものでは、前記ヨーク2の上部2aにベアリング4をインサート成形により固着したものとし、図3、4に示したものでは、前記ヨーク2の上部2aにベアリング4を嵌合し、その上部2aの上端をかしめることにより固着したものとしている。なお、前記ヨーク2の上部2aにベアリング4を嵌合する場合、その上部2aにはベアリング4の凹嵌合部2bを形成したものとしている。
前記ベアリング4は、内輪5と外輪6の間に転動体7を保持したものとし、内輪5の上端を突出させ、その突出部5aに外周溝8を形成したものとし、この外周溝8に前記取付座1の取付穴1aを嵌合し、突出部5aの上端をかしめることにより、内輪5の突出部5aに取付座1を固着したものとしている。
前記取付座1は各種運搬車等の底部に取り付けられるので、この各種運搬車の荷重はその取付座1を固着した内輪5に直接かかることになる。そのため、ベアリング4は、内輪5の肉厚を外輪6の肉厚より厚くすることにより、内輪5を外輪6より頑丈なものとしている。また、このベアリング4において、内輪5の肉厚を外輪6の肉厚より厚くすることにより、この内輪5の突出部5aに外周溝8を形成しても、この突出部5aの肉厚が極端に薄くなることなく、突出部5aの強度を充分なものに維持しておくことができる。なお、前記内輪5の肉厚は、外輪6の肉厚より約2〜3倍厚くしたものとすることができる。
前記ベアリング4は、転動体7をボールやコロとしたラジアルベアリングとしており、このベアリング4を金属製としたヨーク2に固着させる場合には、外輪6の周囲に補強輪8を設けたものとするのが、かしめ作業時などにおいて外輪6を損傷することがなく好ましい。
以上のように構成したこの発明の旋回式キャスターは、図5に示した従来の旋回式キャスターにおけるボルト14aやナット14b、図6に示した従来の旋回式キャスターにおける主軸38などが不要となり、部品点数を少なくできるので、組立作業に時間がかからず、製造コストが安くなり、大量生産に適したものとなる。
この発明の旋回式キャスターのヨークを合成樹脂製とした実施形態の一部を断面して示す側面図である。 図1に示すこの発明の旋回式キャスターの一部を断面して示す分解図である。 この発明の旋回式キャスターのヨークを金属製とした実施形態の一部を断面して示す側面図である。 図3に示すこの発明の旋回式キャスターの一部を断面して示す分解図である。 従来の旋回式キャスターの分解断面図である。 従来の旋回式キャスターの一部を断面して示す側面図である。
符号の説明
1 取付座
1a 取付穴
2 ヨーク
2a 上部
3 車輪
4 ベアリング
5 内輪
5a 突出部
6 外輪
7 転動体
8 外周溝

Claims (5)

  1. 取付座(1)と、この取付座(1)に対して旋回自在に取り付けられるヨーク(2)と、このヨーク(2)に回転自在に取り付けられる車輪(3)とからなり、前記ヨーク(2)の上部(2a)には内輪(5)と外輪(6)の間に転動体(7)を保持したベアリング(4)を固着したものとし、前記ベアリング(4)の内輪(5)の上端を突出させ、その突出部(5a)に前記取付座(1)を固着したことを特徴とする旋回式キャスター。
  2. 前記ヨーク(2)を合成樹脂製として、このヨーク(2)の上部(2a)に前記ベアリング(4)をインサート成形により固着したことを特徴とする請求項1記載の旋回式キャスター。
  3. 前記ヨーク(2)を金属製として、このヨーク(2)の上部(2a)に前記ベアリング(4)を嵌合し、その上部(2a)の上端をかしめることにより固着したことを特徴とする請求項1記載の旋回式キャスター。
  4. 前記ベアリング(4)の内輪(5)の突出部(5a)に外周溝(8)を形成し、この外周溝(8)に前記取付座(1)の中央部に設けた取付穴(1b)を嵌合し、突出部(5a)の上端をかしめたことを特徴とする請求項1記載の旋回式キャスター。
  5. 前記ベアリング(4)の内輪(5)の肉厚を外輪(6)の肉厚より厚くしたことを特徴とする請求項1記載の旋回式キャスター。
JP2005318686A 2005-11-01 2005-11-01 旋回式キャスター Pending JP2007125942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005318686A JP2007125942A (ja) 2005-11-01 2005-11-01 旋回式キャスター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005318686A JP2007125942A (ja) 2005-11-01 2005-11-01 旋回式キャスター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007125942A true JP2007125942A (ja) 2007-05-24

Family

ID=38148985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005318686A Pending JP2007125942A (ja) 2005-11-01 2005-11-01 旋回式キャスター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007125942A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012975A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Yuei Caster Co Ltd キャスター
CN102979827A (zh) * 2012-11-20 2013-03-20 无锡市亚青机械厂 牵引车万向轮轴头锁紧装置
GB2582922A (en) * 2019-04-08 2020-10-14 Container Components Europe Ltd A bracket

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012975A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Yuei Caster Co Ltd キャスター
CN102979827A (zh) * 2012-11-20 2013-03-20 无锡市亚青机械厂 牵引车万向轮轴头锁紧装置
GB2582922A (en) * 2019-04-08 2020-10-14 Container Components Europe Ltd A bracket
WO2020208339A3 (en) * 2019-04-08 2020-11-12 Container Components Europe Limited Bracket for castor wheels
GB2582922B (en) * 2019-04-08 2021-12-15 Container Components Europe Ltd A bracket

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2593889Y2 (ja) 自転車用ハブ軸
US9227465B2 (en) Bicycle wheel securing structure
US20060131110A1 (en) Brake caster with stroke adjustment mechanism
US9085197B2 (en) Bicycle hub kit
JP2009154635A (ja) 緩衝キャスター
JP2007125942A (ja) 旋回式キャスター
EP1391324A2 (en) Bearing apparatus for a bicycle hub
JPH10291401A (ja) キャスター用フォーク
JP2005014620A (ja) ホイール構造
JP5339241B2 (ja) キャスター及びその組立方法
JP7361367B2 (ja) キャスターおよび運搬台車
JP2011136629A (ja) キャスター
US6652037B2 (en) Hub and axle assembly for a bicycle
JP4047896B1 (ja) キャスター
JP2018158593A (ja) ハブ一体型ホイール
JP2004217048A (ja) ラックブッシュ
JP5137718B2 (ja) キャスター
JP2005319980A (ja) サイレントキャスター
JP5075908B2 (ja) 一体成形型キャスター
JP5630893B2 (ja) パネル用ジョイント
JP4940805B2 (ja) スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
KR200425063Y1 (ko) 캐스터
JP6193704B2 (ja) キャスター
JP3266315B2 (ja) カセット式ヘッドセット
JP5365791B2 (ja) キャスター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070905

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090514

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02