JP2007125657A - 金属構造物の加工装置および加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加工電極10を備え加工対象物である金属構造物5の表面に設置されて加工電極10と金属構造物5の間に電解液環境を形成する加工ヘッド101と、加工電極10と金属構造物5の間に直流電圧を印加する電源装置12と、加工ヘッド101に接続されて加工ヘッド101から電解液7を回収する電解液回収経路34と、加工ヘッド101に接続されて加工ヘッド101に電解液7を供給する電解液供給経路33と、電解液回収経路34および電解液供給経路33に接続されて回収された電解液7を再使用するための成分の調整を行うするための電解液再生システム22とを備えている構成とする。
【選択図】図1
Description
図1は本実施の形態の金属構造物の加工装置の全体構成を示している。すなわち、水槽1内に加工ヘッド101が設置され、加工対象である金属構造物5が陽極、加工電極10が陰極となるように陽極側リード線15と陰極側リード線16によって直流電源12が接続されている。加工電極10には中心に電解液ノズル20が設けら、供給ポンプ27によって送られる電解液7を電解液ノズル20によって両極間に供給する。電解液7が周囲に拡散しないように保持容器21が加工電極10を取り囲むように配置されており、電解液7は、両極間の通電による電解反応で生成される固体生成物および気体生成物とともに電解液回収経路34を通して回収ポンプ28によって吸引回収される。回収された電解液は電解液再生システム22によって再生され、電解液供給経路33を通して再度電解液ノズル20から供給される。これによって電解反応の起きる両極間には生成物が堆積することなく常に新しい電解液7が供給される。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る金属構造物の加工装置を図3を用いて説明する。なお第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る金属構造物の加工装置を図4および図5を用いて説明する。なお第1、第2の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る金属構造物の加工装置を図6を用いて説明する。なお第1、第2、第3の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図6は旋回装置111およびこれに搭載された加工ヘッド101の要部を示す水平断面図である。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る金属構造物の加工方法を図7を用いて説明する。なお第1から第4の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図7は加工電極10による加工溝9がシュラウド6を貫通した後に加工電極10が旋回し、シュラウド6の切断を進めている状態を示している。なお、図中には加工電極10と電解液7の保持に関わる部品のみを示し、これに関わらない駆動機構などは省略してある。
次に、本発明の第6の実施の形態に係る金属構造物の加工方法を図8を用いて説明する。なお第1から第5の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図8は図7と同様に加工電極10による加工溝9がシュラウド6を貫通した後に加工電極10が旋回し、シュラウド6の切断を進めている状態を示している。
次に、本発明の第7の実施の形態に係る金属構造物の加工方法を図9を用いて説明する。なお第1から第6の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図9は図7、図8と同様に加工電極10による加工溝9がシュラウド6を貫通した後に加工電極10が旋回し、シュラウド6の切断を進めている状態を示している。なお、図中には加工電極10と電解液7の保持に関わる部品のみを示し、これに関わらない駆動機構などは省略してある。
次に、本発明の第8の実施の形態に係る金属構造物の加工方法を図10を用いて説明する。なお第1から第7の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図10(a)および図10(b)は図7、8、9と同様に加工電極10による加工溝9がシュラウド6を貫通した後に加工電極10が旋回し、切断を進めている状態を示している。なお、図中には加工電極10と電解液7の保持に関わる部品のみを示し、これに関わらない駆動機構などは省略してある。
次に、本発明の第9の実施の形態に係る金属構造物の加工装置を図11を用いて説明する。なお第1から第8の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
Claims (14)
- 加工電極を備え加工対象物である金属構造物の表面に設置されて前記加工電極と前記金属構造物の間に電解液環境を形成する加工ヘッドと、前記加工電極と前記金属構造物の間に直流電圧を印加する電源装置と、前記加工ヘッドに接続されて前記加工ヘッドから電解液を回収する電解液回収配管と、前記加工ヘッドに接続されて前記加工ヘッドに電解液を供給する電解液供給配管と、前記電解液回収経路および前記電解液供給経路に接続されて回収された電解液を再使用するための成分の調整を行うするための電解液再生システムとを備えていることを特徴とする金属構造物の加工装置。
- 前記加工ヘッドは、開放端を有して内部に電解液を保持する保持容器を備え、前記開放端を前記金属構造物に接触または近接させることにより電解液の漏洩を防ぐように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属構造物の加工装置。
- 前記電解液再生システムは、前記電解液に含まれる金属イオンまたは固体成分を遠心分離、沈殿濃縮及び膜分離の少なくともいずれか一つの手段により電解液から分離する固体生成物分離機能を有することを特徴とする請求項1に記載の金属構造物の加工装置。
- 前記電解液再生システムは、前記回収された電解液に含まれる気体生成物を遠心分離、沈殿、膜分離、超音波振動、加熱及び減圧の少なくともいずれか一つの手段により電解液から分離する気体生成物分離機能を有することを特徴とする請求項1に記載の金属構造物の加工装置。
- 前記電解液再生システムは、逆浸透膜、イオン交換膜を用いる膜分離及び電解液の溶媒と溶質の沸点差を利用する蒸発濃縮の少なくともいずれか一つの手段により前記回収された電解液の濃度を調整する濃度調整機能を有することを特徴とする請求項1に記載の金属構造物の加工装置。
- 前記保持容器から漏洩した電解液を吸引して前記電解液再生システムに送る電解液回収補助ポンプを備えていることを特徴とする請求項1に記載の金属構造物の加工装置。
- 前記金属構造物は、円筒形であり前記加工電極を前記金属構造物の円周方向に旋回させる旋回機構と、前記加工電極を前記金属構造物の肉厚方向に送る電極送り機構とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の金属構造物の加工装置。
- 前記加工電極と前記金属構造物に前記直流電源と切替え接続されるパルス電源を備えていることを特徴とする請求項1に記載の金属構造物の加工装置。
- 前記金属構造物と前記加工ヘッドは水の中に設置され、前記電解液回収経路は前記加工ヘッドから回収された電解液を前記水に戻す切替弁を備え、前記電解液供給経路は前記水を前記加工ヘッドに供給する切替弁を備えていることを特徴とする請求項1に記載の金属構造物の加工装置。
- 加工対象物である金属構造物の表面に加工電極を備えた加工ヘッドを設置する加工ヘッド設置ステップと、この設置された加工ヘッド内に電解液を供給する電解液供給ステップと、この電解液を供給された加工ヘッド内の加工電極及び前記金属構造物に直流電圧を印加する直流電圧印加ステップと、前記加工ヘッド内の電解液を回収する電解液回収ステップと、この回収された電解液を再生して再使用する電解液再生ステップと、を有することを特徴とする金属構造物の加工方法。
- 前記加工電極が前記金属構造物を貫通した後に前記貫通部に臨む前記保持容器と前記加工電極の間に電解液漏洩抑制部材を配置することを特徴とする請求項10記載の金属構造物の加工方法。
- 前記加工電極の反対側の前記金属構造物の表面に前記加工電極の軌道に沿って電解液保持部材を設置することを特徴とする請求項10記載の金属構造物の加工方法。
- 前記電解液保持部材は、電気化学反応において前記金属構造物と同様に加工可能な材料であることを特徴とする請求項10記載の金属構造物の加工方法。
- 請求項1に記載の金属構造物の加工装置を用い、前記加工電極が前記金属構造物を貫通した後に、電気化学反応において前記金属構造物と同様に加工可能な加工溝挿入部材を前記貫通部に挿入することを特徴とする請求項10記載の金属構造物の加工方法。
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