JP2007125527A - 逆浸透膜分離装置の運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリスマスツリー構造のRO装置、特に超低圧RO膜を用いたクリスマスツリー型多段RO装置における膜面閉塞を防止して、長期安定運転を可能とするRO装置の運転方法を提供する。
【解決手段】ROエレメントを収納したROベッセルを複数個(ただし、最終段は1個でもよい)給水に対し並列的に配置したバンクを複数段有し、前段バンクから排出される濃縮水を後段バンクの給水とするRO装置の運転方法において、各ROエレメントの透過水量を概ね同等とするとともに、各ROベッセルにおけるROエレメント1本あたりの透過水量とベッセルあたりの濃縮水量との比が0.4以下となるように運転する。
【選択図】図1

Description

本発明は逆浸透膜分離装置(RO装置)の運転方法に係り、特に、脱塩及び/又は有機物除去を行うクリスマスツリー型多段RO装置の膜面閉塞を防止して、長期安定運転を可能とするRO装置の運転方法に関する。
RO装置は用水の造水プロセス、食品・医薬用水の製造プロセス、排水回収プロセスなど幅広い分野で使用されている。中でも近年、用排水のコスト低減、環境負荷低減の目的から、排水回収プロセスにおいて、RO装置を使用するケースが急激に増加している。
通常、RO装置は、供給水に対する水回収率を高める目的から、例えば、図2に示すようなクリスマスツリーと呼ばれる配置をとる。即ち、図2において、逆浸透膜エレメント(ROエレメント)を1本又は複数本(通常1本〜10本程度)内蔵したROベッセル1A,1B,1C,1Dが4機並列配置されてなる第1バンク(ベッセル群をバンクと称す。)1と、ROベッセル2A,2Bが2機並列配置されてなる第2バンク2とでクリスマスツリー型の多段RO装置が構成されている(例えば、特許第3453881号公報)。
被処理水、即ち、RO装置の供給水(RO給水)はまず第1バンク1に流入し、透過水と濃縮水とに分離される。続いて第1バンク1の濃縮水は第2バンク2に流入し、ここでも透過水と濃縮水とに分離される。第1バンク1の透過水と第2バンク2の透過水は合流し、後段処理工程に移送される。一方、第2バンク2の濃縮水は系外に放流されるか排水処理設備等に移送される。通常、RO装置におけるクリスマスツリー構造は、要求される水回収率にもよるが、2又は3バンクで構成されることが多い。
ところで、RO装置による水処理においては、RO膜として、1.5MPaの運転圧で透過水を得る低圧RO膜から、膜表面の構造をより一層緻密化させることにより、その約半分以下の運転圧(通常0.1〜0.75MPa)で低圧RO膜と同等の透過水量を得ることが可能な超低圧RO膜の使用が主流となってきている。
特許第3453881号公報
しかしながら、近年、このように運転圧の低い、従って、わずかな圧力で透過水量を得ることができる超低圧RO膜を用いたクリスマスツリー型多段RO装置、中でもRO給水の導電率が比較的高い排水回収プロセスにおけるクリスマスツリー型多段RO装置において、超低圧RO膜の膜面閉塞等の問題が起こりやすいことが明らかとなった。
このメカニズムは次の通りである。
即ち、RO装置は、上述した如く、水回収率向上の目的から一般にクリスマスツリー構造をとる。その際、後段バンクは前段バンクの濃縮水を給水とするため、給水の導電率が高く、給水の浸透圧が高くなることにより、膜面にかかる膜面有効圧力は極端に低下する。この現象は超低圧RO膜を使用した場合、給水の導電率が高い、後段バンクにいく程顕著に表れる。そして、この場合において、後段バンクにいく程透過水が出なくなるため、処理水の大部分は前段バンクすなわち第1段目のバンクから出ることとなり、この前段バンクでは相対的に濃縮水量が少なくなる。そして、膜面にかかる浸透圧が低い前段バンクにおいて、このように透過水量が極端に多くかつ濃縮水量が低下することにより、濃縮分極が進行し、膜面閉塞及びそれによる透過流束の低下、更には処理水水質の低下が観測されるようになる。一方で、後段バンクにおけるRO膜は利用度が低いものとなる。
従って、本発明は、このようなクリスマスツリー構造のRO装置、特に超低圧RO膜を用いたクリスマスツリー型多段RO装置における膜面閉塞を防止して、長期安定運転を可能とするRO装置の運転方法を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の逆浸透膜装置の運転方法は、逆浸透膜エレメントを収納した逆浸透膜ベッセルを複数個(ただし、最終段は1個でもよい)給水に対し並列的に配置したバンクを複数段有し、前段バンクから排出される濃縮水を後段バンクの給水とする逆浸透膜装置の運転方法において、各逆浸透膜エレメントの透過水量を概ね同等とするとともに、各ベッセルにおける逆浸透膜エレメント1本あたりの透過水量とベッセルあたりの濃縮水量との比が0.4以下となるように運転することを特徴とする。
請求項2の逆浸透膜装置の運転方法は、請求項1において、透過水量を弁の開度で調整することを特徴とする。
請求項3の逆浸透膜装置の運転方法は、請求項2において、前段バンクの透過水量を、前段バンクの透過水配管に設けられた弁の開度で調整し、最終段バンクの透過水量を最終段バンクの濃縮水配管に設けられた弁の開度で調整することを特徴とする。
本発明に従って、各膜エレメント1本あたりの透過水量を概ね同等とし、かつ各ベッセルにおけるROエレメント1本あたりの透過水量とベッセルあたりの濃縮水量との比が0.4以下となるよう調整することにより、膜面閉塞を抑制し、長期安定運転を図ることができる。
各膜エレメントあたりの透過水量を同一とする理由は以下の通りである。
即ち、上述した如く超低圧RO膜を用いたRO装置においては、わずかな圧力で透過水を得ることが可能となるため、膜面にかかる浸透圧が低い前段バンクになる程透過水量が多くなり、膜面閉塞を起こし易く、一方で後段バンクにおけるRO膜は有効利用されなくなる。本発明では、膜エレメント1本あたりの透過水量が同等となるように透過水量を調節する。これにより、全バンクにおけるRO膜を均等に有効利用することが可能となる。
また、各ROベッセルにおけるROエレメント1本あたりの透過水量とROベッセルあたりの濃縮水量の比を0.4以下とする理由は以下の通りである。
即ち、膜面閉塞物質のRO膜への付着には、膜面に対し垂直にかかる力(透過水)と剪断力(濃縮水)の割合が大きく影響する。
図4は、図3に図示したRO装置を用い、超純水にRO膜面閉塞物質である非イオン性界面活性剤1mg/Lを添加したものを給水として、回収率75%の条件で、日東電工製RO膜「ES−20」を用いたROエレメントを内蔵するROベッセル11に、ROエレメント1本あたりの透過水量を15〜33m/day・本、タンク12への濃縮循環水量を48〜85m/day・本、濃縮ブロー水量を3.75〜8.25m/day・本として通水した時の、膜1本あたりの透過水量と1ROベッセルあたりの濃縮水量の比と、安定膜面透過流束Fに対する初期膜面透過流束Fの割合(F/F)をプロットしたものであるが、この比を0.4以下とすることにより膜面透過流束の低下を顕著に抑制することができることがわかる。
本発明において、透過水量は弁の開度で調整することが好ましく(請求項2)、特に前段バンクの透過水量は、前段バンクの透過水配管に設けられた弁の開度で調整し、最終段バンクの透過水量は最終段バンクの濃縮水配管に設けられた弁の開度で調整することが好ましい(請求項3)。
以下、図面を参照して本発明のRO装置の運転方法の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のRO装置の運転方法の実施の形態を示す系統図である。
なお、以下において、ROエレメント1本あたりの透過水量を「単位膜透過水量」と称し、ベッセル1個あたりの濃縮水量を「単位ベッセル濃縮水量」と称し、単位膜透過水量と単位ベッセル濃縮水量との比を「膜透過水量/ベッセル濃縮水量比」と称す場合がある。
図1に示すRO装置は、4個のROベッセル1A,1B,1C,1Dが並列配置されて前段の第1バンク(ベッセル群)1が構成され、2個のROベッセル2A,2Bが並列配置されて後段の第2バンク2が構成されている2段のクリスマスツリー型RO装置である。
各ROベッセル1A〜1D、2A,2Bには、各々、ROエレメントが内蔵されている。また、各バンク1,2には、給水配管11,14と、透過水配管12,15と、濃縮水配管13,16とが設けられている。
なお、ROエレメントは、RO膜により被処理水を透過水と濃縮水とに分離するための最小ユニット(即ち、膜1本)を指し、このROエレメントの1本又は複数本(通常は1〜10本程度)を圧力容器(ベッセル)に収納したものがROベッセルである。
第1バンク1においては、給水配管11から分岐した給水分岐管11a,11b,11c,11dが各ROベッセル1A,1B,1C,1Dに接続され、被処理水が各ROベッセル1A〜1Dに並列的に供給される。また、各ベッセル1A〜1DでRO膜を透過した透過水は各々透過水分岐管12a,12b,12c,12dから透過水配管12に集められ、後段の第2バンク2の透過水と共に透過水排出管17を経て系外へ排出される。この透過水配管12には絞り弁AV1と流量計FI−1が設けられている。他方、各ベッセル1A〜1Dの濃縮水は各々濃縮水分岐管13a,13b,13c,13dから濃縮水配管13に集められ、次段の第2バンク2の給水として給水配管14及び給水分岐管14a,14bを経てROベッセル2A,2Bに並列的に供給される。
第2バンク2のROベッセル2A,2Bにおいても、RO膜を透過した透過水が各々透過水分岐管15a,15bから透過水配管15に集められ、透過水排出管17を経て、第1バンク1のROベッセル1A〜1Dからの透過水と共に系外へ排出される。一方、濃縮水は、各々濃縮水分岐管16a,16bから濃縮水配管16に集められ、系外へ排出される。この濃縮水配管16には絞り弁V2と流量計FI−2が設けられている。
本発明において、このようなRO装置において、各単位膜透過水量を概ね同等とすると共に、膜透過水量/ベッセル濃縮水量比が0.4以下となるように各段のバンクの透過水量を調整する。
即ち、図1において、各単位膜透過水量が概ね同等となると共に膜透過水量/ベッセル濃縮水量比が0.4以下となるように、透過水配管12に設けられた絞り弁AV1と濃縮水配管16に設けられた絞り弁V2の開度を調整する。
なお、各バンクにおいては、複数のROベッセルが並列に配置されているため、これにより、いずれのROベッセルからも同じ透過水量が得られるようになる。当該透過水量は、1ROベッセル内に収納された複数のROエレメントの合計の透過水量である。そして、このように絞り弁AV1,V2の開度を設定し、給水ポンプPを作動させて、被処理水を配管11から、配管11a〜11dを経て第1バンク1のROベッセル1A〜1Dに加圧供給し、透過水を配管12a〜12d,12,17を経て系外へ排出する。一方、濃縮水は配管13a〜13d,13,14,14a,14bを経て第2バンク2のROベッセル2A,2Bに導入し、透過水を配管15a,15b,15,17を経て系外へ排出する。第2バンク2の濃縮水は配管16a,16b,16より系外へ排出される。
なお、濃縮水は放流又は後段の排水処理装置に送給される。透過水は更に後段の処理装置に送給される。
本発明において、「概ね同等」とは、各単位膜透過水量から求めた平均値に対して、各々の単位膜透過水量がその平均値の0.9〜1.1倍の範囲内に入ることを指す。
また、膜透過水量/ベッセル濃縮水量比については、0.4以下であれば良く、その下限には特に制限はないが、膜透過水量/ベッセル濃縮水量比が過度に小さくても膜面透過流束の維持効果に大差はないにもかかわらず、水回収率が大きく低下することから、膜透過水量/ベッセル濃縮水量比は特に0.3〜0.4とすることが好ましい。
なお、図1においては、第1バンクに4個のROベッセルが並列配置され、第2バンクに2個のROベッセルが設けられたクリスマスツリー型RO装置を示したが、本発明が適用されるRO装置は何ら図1の構成のものに限定されない。バンク数やベッセル数には特に制限はないが、バンクの段数は通常2段又は3段である。ただし、4段以上の多段構成であっても良いことは言うまでもない。また、各段のバンクのROベッセル数は、処理水量とROベッセルの処理能力に応じて適宜設定されるが、一般的には上流側ほど多く、下流側ほど少なくなる。通常、2段の場合は第1バンクのベッセル数:第2バンクのベッセル数=2:1の割合でベッセル数が設定され、3段の場合は、第1バンクのベッセル数:第2バンクのベッセル数:第3バンクのベッセル数=4:2:1の割合でベッセル数が設定されることが多い。最終段のベッセル数は1個である場合もある。
いずれの場合も、前述の如く、各ROベッセルには、ROエレメントが内蔵されており、1ベッセルにROエレメントが1本又は複数本内蔵されている。
各バンク(ベッセル群)には、給水配管と、透過水配管と、濃縮水配管とが設けられている。そして、各バンクにおいて、給水配管から分岐した給水分岐管が各ROベッセルに接続され、被処理水が各ベッセルに並列的に供給される。また、各ベッセルで膜を透過した透過水は透過水配管に集められ、排出される。他方、各ベッセルの濃縮水は濃縮水配管に集められ、次段のバンクの給水として、次段の給水配管に送られる。次段においても同様に水が流れ、RO処理される。
透過水量は、各バンクの透過水配管に設けた絞り弁の開度を調整することにより調整することが好ましいが、最終段のバンクにおいては、濃縮水配管に設けた絞り弁の開度を調整して透過水量を間接的に調整することが好ましい。濃縮水側の弁開度の調整により、運転圧力を調整して透過水量と水回収率を所望の値に近づけるようにすることができる。
本発明のRO装置に設けられるRO膜としては、通常のRO膜、ルーズRO膜、NF膜等、脱塩可能な分離膜であれば良く、特に制限はない。
RO膜の形状としてはスパイラル型、中空糸型等各種のものが挙げられ、また、その材質としても特に制限はなく、ポリアミド、酢酸セルロース、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
絞り弁は手動弁、自動弁のいずれでも良いが、自動弁であれば流量計と連動して自動的に開路調整することも可能である。この絞り弁、流量計設置の順序は特に限定しない。また、絞り弁、流量計の設置は各バンク透過水合流部に設置しても良く、各ベッセル毎に設置しても良い。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
(実施例1)
TOC濃度5mg/L,電気伝導率300mS/mの液晶工場総合排水を凝集・浮上・濾過で前処理した後、図1に示すRO装置に25m/hr、回収率80%の条件で通水して処理した。各ROベッセル1A〜1D,2A,2BのROエレメントとしては超低圧RO膜であるES−20(日東電工製)を用い、各々4本充填した。
第1バンク1の透過水配管12に設けた絞り弁AV1と第2バンク2の濃縮水配管16に設けた絞り弁V2の開度を調整して、各バンク1,2の透過水量及び濃縮水量が表1に示す量となるように制御し、各バンクともに膜面透過流束が0.5m/m・dayとなるように運転を行った。
このときのRO装置全体の初期膜面透過流速に対する膜面透過流束の比の経時変化を図5に示した。
(比較例1)
第1バンクの透過水配管12に絞り弁を設けず、表1に示す透過水量及び濃縮水量で運転を行ったこと以外は実施例1と同一条件で処理を行った。このときのRO装置全体の初期膜面透過流速に対する膜面透過流束の比の経時変化を図5に示した。
Figure 2007125527
図5より明らかなように、単位膜透過水量を略同等とすると共に、膜透過水量/ベッセル濃縮水量比を0.4以下とした実施例1では、通水開始から2ヶ月経過しても膜面透過流束は低下しなかったのに対し、このような制御を行わなかったために、第1バンクから大量の透過水が出た比較例1においては、通水開始1ヶ月で初期膜面透過流束の90%、2ヶ月で75%にまで低下した。
本発明のRO装置の運転方法の実施の形態を示す系統図である。 一般的なクリスマスツリー型RO装置の構成を示す系統図である。 実験に用いたRO装置の系統図である。 膜透過水量/ベッセル濃縮水量比とRO装置全体の初期膜面透過流速に対する膜面透過流束の比との関係を示すグラフである。 実施例1及び比較例1におけるRO装置全体の初期膜面透過流速に対する膜面透過流束の比を示すグラフである。
符号の説明
1 第1バンク(第1ROベッセル群)
2 第2バンク(第2ROベッセル群)
1A,1B,1C,1D,2A,2B ROベッセル

Claims (3)

  1. 逆浸透膜エレメントを収納した逆浸透膜ベッセルを複数個(ただし、最終段は1個でもよい)給水に対し並列的に配置したバンクを複数段有し、前段バンクから排出される濃縮水を後段バンクの給水とする逆浸透膜装置の運転方法において、
    各逆浸透膜エレメントの透過水量を概ね同等とするとともに、各ベッセルにおける逆浸透膜エレメント1本あたりの透過水量とベッセルあたりの濃縮水量との比が0.4以下となるように運転することを特徴とする逆浸透膜装置の運転方法。
  2. 請求項1において、透過水量を弁の開度で調整することを特徴とする逆浸透膜装置の運転方法。
  3. 請求項2において、前段バンクの透過水量を、前段バンクの透過水配管に設けられた弁の開度で調整し、最終段バンクの透過水量を最終段バンクの濃縮水配管に設けられた弁の開度で調整することを特徴とする逆浸透膜装置の運転方法。
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