JP2007124536A - 網点化装置および網点化プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】網点画像の全体的な濃度を容易に調整することができる網点化装置と、コンピュータをそのような網点化装置として動作させる網点化プログラムを提供する。
【解決手段】内部の抜け及び又は外部の散在描画素の数が互いに異なる複数種類の網点それぞれで所定のサンプル画像を表した複数のサンプル網点画像を、銀塩網点プリンタ200によって出力させるサンプル出力部410と、複数のサンプル網点画像のうちの1つのサンプル網点画像の選択を受けて、その選択されたサンプル網点画像に用いられている種類の網点と同じ網点を用いて階調画像データを網点画像データに変換する変換部420とを備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、階調値で画像を表現した階調画像データを、階調値に応じた数の描画素の集合からなる網点で画像を表現した網点画像データに変換する網点化装置、およびコンピュータをそのような網点化装置として動作させる網点化プログラムに関する。
従来、印刷機で実際に印刷物を出力する前に、その印刷物が再現されたプルーフ画像を出力し、そのプルーフ画像を使って、印刷の仕上がり具合を印刷前に確認するプルーフや、必要な時に必要な画像を即座に印刷することができるオンデマンド印刷等が広く行なわれている。これらプルーフやオンデマンド印刷では、印刷機等に比べて手軽に画像を出力できる出力デバイスが望ましく、そのような出力デバイスとして、インクジェットプリンタや、写真プリントの技術を応用した銀塩型のプリンタ等が利用されている。また、印刷機で出力される印刷物が、多くの場合、規則的に並んだ網点で構成された網点画像であることから、プルーフやオンデマンド印刷においても、上記のインクジェットプリンタや銀塩型のプリンタ等の出力デバイスで、そのような網点画像が出力されることが多い。
この網点画像を構成する個々の網点は、大きさがそろった微細なインクドットや露光点(描画素)が、画像の階調に応じた数だけ集まって構成されている。この時、個々の網点の濃度は、例えばインクジェットプリンタで使われているインク等といった色材の濃度や、銀塩型のプリンタにおいて感光体を感光させるための露光光の強度等といった出力デバイスのハードウェア特性によって決まるため、個々の網点の濃度、延いては網点画像の全体的な濃度が、出力デバイスのハードウェア特性の影響を強く受けることとなる。
このため、網点の濃度が若干薄くなるような特性を持った出力デバイスを用いる場合には、網点画像全体に亘って網点を若干大きくすることで、その出力デバイスが出力する網点画像が全体的に若干濃くなるように調整され、逆に、網点の濃度が若干濃くなるような特性を持った出力デバイスを用いる場合には、網点画像全体に亘って網点を若干小さくすることで、その出力デバイスが出力する網点画像が全体的に若干薄くなるように調整されることがある。
ところが、網点画像全体を濃くする方向に調整しようとしても、網点の大きさが最大となるベタ画像の部分については、それ以上に網点を大きくすることができないため調整が不可能である。また、網点画像全体を薄くする方向に調整しようとしても、白紙画像の部分については、網点そのものが存在しないため調整が不可能である。
ところで、網点の一例として、網点を構成する描画素の集合内に描画素の抜けを散在させた網点が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この場合、網点画像の全体的な濃度に対する調整として、網点の大きさの調整の他にも、網点中に散在する抜けの数を調整することが考えられる。そして、この抜けの数の調整によれば、上記のベタ画像の部分についても、抜けの数を減らすことで濃度を濃くする方向の調整が可能となる。
また、網点の一例として、上記の描画素の集合内に描画素の抜けを散在させた網点とは逆に、描画素の集合外に描画素(散在描画素)を散在させた網点を考えるができる。この場合、網点画像の全体的な濃度に対する調整として、網点の大きさの調整の他にも、上記の散在描画素の数を調整することが考えられる。そして、この散在描画素の数の調整によれば、白紙画像の部分についても、散在描画素の数を減らすことで濃度を薄くする方向の調整が可能となる。
特開2005−79949号公報
ここで、従来、網点画像の濃度に対する上記のような調整の際には、出力デバイスで出力された網点画像の濃度が所望の濃度となっているか否かをユーザが目視で確認し、所望の濃度が得られていない場合には、例えば上記の抜けや散在描画素の数を適宜に調整して出力デバイスに再度網点画像を出力させるといった作業が繰返し行なわれている。つまり、所望の濃度の網点画像を得るためには出力デバイスで網点画像を何度も出力しなければならず、作業が煩雑になりユーザに負担がかかるといった問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、網点画像の全体的な濃度を容易に調整することができる網点化装置と、コンピュータをそのような網点化装置として動作させる網点化プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の網点化装置は、階調値で画像を表現した階調画像データを、階調値に応じた数の描画素の集合からなる網点で画像を表現した網点画像データに変換する網点化装置において、
上記網点が、描画素の集合内に散在する描画素の抜け、及び又は、その集合外に散在する散在描画素を有するものであり、
上記抜け及び又は上記散在描画素の数が互いに異なる複数種類の網点それぞれで所定のサンプル画像を表した複数のサンプル網点画像を、網点画像データに基づいて記録媒体上に網点画像を出力する出力デバイスによって出力させるサンプル出力部と、
上記複数のサンプル網点画像のうちの1つのサンプル網点画像の選択を受けて、その選択されたサンプル網点画像に用いられている種類の網点と同じ網点を用いて上記階調画像データを上記網点画像データに変換する変換部とを備えたことを特徴とする。
本発明の網点化装置によれば、抜けや散在描画素の数が互いに異なる複数のサンプル網点画像が、上記サンプル出力部によってまとめて出力され、それらのサンプル網点画像の中から所望濃度のサンプル網点画像が選択されることで、好ましい数の抜けや散在描画素を有する網点の種類が容易に決定される。つまり、本発明の網点化装置によれば、網点画像の全体的な濃度を容易に調整することができる。
ここで、本発明の網点化装置において、「上記変換部が、上記階調値と比較される閾値の配列によって上記複数の網点種類それぞれの網点を定義した複数の網点マトリクスを有し、その複数の網点マトリクスのうち、上記選択されたサンプル網点画像に用いられている網点種類と同じ種類の網点を定義した網点マトリクスを用いて、上記階調画像データを上記網点画像データに変換するものであることを特徴とする」という形態も好ましい。
この好ましい形態によれば、ユーザによる1つのサンプル網点画像の選択を、上記網点マトリクスを使って、上記階調画像データから網点画像データへの変換に容易に反映させることができる。
また、本発明の網点化装置において、「上記複数のサンプル網点画像の、上記記録媒体上での配置を表示画面上に表示する表示部を備えた」という形態も好ましい形態である。
この好ましい形態の網点化装置によれば、ユーザは、上記表示部において、上記出力デバイスがどのような配置で上記複数のサンプル画像を出力するかを出力前に確認することができる。
また、本発明の網点化装置において、「上記抜け及び又は上記散在描画素の数が互いに異なる複数の網点種類の中から、操作を受けて2種類以上の網点種類を選択する選択部を備え、
上記サンプル出力部が、上記選択部で選択された2種類以上の網点種類それぞれで上記サンプル画像を表した2つ以上の網点画像を、上記複数のサンプル網点画像として、上記出力デバイスによって出力させるものである」という形態も好ましい。
この好ましい形態の網点化装置によれば、上記選択部を介して、ユーザが所望の種類の網点を選択して、その所望の種類の網点に対応するサンプル網点画像を出力デバイスに出力させることができるので、網点画像の全体的な濃度に対する、自由度が高くかつ効率的な調整が可能となる。
また、本発明の網点化装置において、「上記抜け及び又は上記散在描画素の数が互いに異なる複数種類の網点がグループ化されてなる複数の網点グループそれぞれにおける代表の網点で上記サンプル画像を表した複数の代表網点画像を、上記出力デバイスによって出力させる代表サンプル出力部と、
上記代表サンプル出力部が上記出力デバイスによって出力させた複数の代表網点画像の中から、操作を受けて1つの代表網点画像を選択する代表選択部とを備え、
上記サンプル出力部が、上記代表選択部で選択された代表網点画像に用いられている網点が属する網点グループに属する2種類以上の網点それぞれで上記サンプル画像を表した2つ以上の網点画像を、上記複数のサンプル網点画像として、上記出力デバイスによって出力させるものである」という形態も好ましい形態である。
この好ましい形態の網点化装置によれば、上記複数種類の網点が、例えば各種類の網点が表わす網点画像の濃度でグループ化されると、ユーザは、所望の濃度の網点画像を表わす網点を、代表網点画像の選択と、サンプル網点画像の選択とを経る段階的な選択で容易に決定することができる。つまり、この好ましい形態の網点化装置によれば、網点画像の濃度の調整に不慣れなユーザであっても、その濃度を容易に調整することができる。
また、上記目的を達成する本発明の網点化プログラムは、コンピュータに組み込まれ、そのコンピュータを、階調値で画像を表現した階調画像データを、階調値に応じた数の描画素の集合からなる網点で画像を表現した網点画像データに変換する網点化装置として動作させる網点化プログラムにおいて、
上記網点が、描画素の集合内に散在する描画素の抜け、及び又は、その集合外に散在する散在描画素を有するものであり、
そのコンピュータ上で、
上記抜け及び又は上記散在描画素の数が互いに異なる複数種類の網点それぞれで所定のサンプル画像を表した複数のサンプル網点画像を、網点画像データに基づいて記録媒体上に網点画像を出力する出力デバイスによって出力させるサンプル出力部と、
上記複数のサンプル網点画像のうちの1つのサンプル網点画像の選択を受けて、その選択されたサンプル網点画像に用いられている種類の網点と同じ網点を用いて上記階調画像データを上記網点画像データに変換する変換部を構築することを特徴とする。
このような本発明の網点化プログラムをコンピュータ内で実行することによって、網点画像の全体的な濃度を容易に調整することができる網点化装置を容易に実現することができる。
なお、本発明にいう網点化プログラムについては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいう網点化プログラムには、上記の基本形態のみではなく、前述した網点化装置の各形態に対応する各種の形態が含まれる。
以上、説明したように、本発明によれば、網点画像の全体的な濃度を容易に調整することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された画像プリントシステムの全体構成図である。
この画像プリントシステム10は、本発明の一実施形態である網点化装置として動作した状態にあるコンピュータシステム100、および出力装置である銀塩網点プリンタ200で構成されている。
この図1に示すコンピュータシステム100では、図示しないスキャナで原稿画像が読み取られて生成された原稿画像データなどが入力され、オペレータによって原稿画像データに基づく電子的な集版が行われ、プリント出力用の画像を表す画像データが生成される。この画像データの一例として、ここでは、0%から100%までのいずれかの網%値を有する画素の集合で画像を表した、CMYK各版の網%データが用いられる。網%値は本発明にいう階調値の一例に相当し、網%データは本発明にいう階調画像データの一例に相当する。これら各版の網%データは、このようにコンピュータシステム100で生成される以外に、図示しない通信網を介して他のコンピュータシステムから入力されたり、CD−R(Compact Disc Recordable)やMO(光磁気ディスク)等の記憶媒体によって入力されてもよい。コンピュータシステム100は、これら各版の網%データに網点化処理を施して、網%値に応じた大きさの網点で構成されたCMYK各版の網点画像を表したCMYK各版の網点画像データを生成する。生成された各版の網点画像データは、銀塩網点プリンタ200へ出力される。銀塩網点プリンタ200は、これら各版の網点画像データを受け取り、各版の網点画像データに基づいた光ビームを、ハロゲン化銀等の銀塩性の感光材料が塗布されたプリント用紙上に照射し、各版ごとに感光材料を露光することによって、CMYK各版の網点画像が重ねられてなるカラーの網点画像をプリント用紙上に出力する。
尚、本実施形態に適用される出力装置は、銀塩網点プリンタに限らず、インクジェットプリンタ等であっても良いが、ここでは、出力装置として銀塩網点プリンタが用いられているものとして説明する。
ここで、図1に示す画像プリントシステム10における本発明の実施形態としての特徴は、コンピュータシステム100の内部で実行される処理内容にある。以下、このコンピュータシステム100について詳しく説明する。
コンピュータシステム100は、CPU、主記憶装置、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部101、本体部101からの指示により表示画面102a上に画面や文字列の表示を行うCRTディスプレイ102、このコンピュータシステム100にユーザの指示や文字情報を入力するためのキーボード103、表示画面102a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス104を備えている。
図2は、コンピュータシステムのハードウェア構成図である。
このハードウェア構成図には、CPU(中央演算処理装置)111、RAM112、HDD(ハードディスクドライブ)113、MOドライブ114、CD−ROMドライブ115、および通信用ボード116が示されており、それらはバス110で相互に接続されている。
HDD113は、記録媒体であるハードディスク120を内蔵しており、このハードディスク120に対し情報の記録再生を行う。MOドライブ114は、本体部101に取り出し自在に装填された光磁気ディスク(MO)106に対し情報の記録再生を行う。また、CD−ROMドライブ115は、本体部101に取り出し自在に装填されたCD−ROM105やCD−Rに記憶された情報を再生する。
通信用ボード116は、LAN等の通信回線に接続される。図1に示すコンピュータシステム100は、この通信用ボード116を介して接続される通信網(図示しない)によって他のコンピュータシステムとの間でデータの送受信を行うことができる。
また、図示しない複数のI/Oインターフェースそれぞれを介してバス110に接続された、マウス104、キーボード103、CRTディスプレイ102、および図1にも示す銀塩網点プリンタ200が示されている。
本実施形態では、CD−ROM105に、コンピュータシステム100を本発明の網点化装置の一実施形態として動作させるための、本発明の網点化プログラムの一実施形態が記憶されている。
CD−ROM105はCD−ROMドライブ115に装填され、そのCD−ROM105に記憶された本発明の網点化プログラムの一実施形態がこのコンピュータシステム100にアップロードされてハードディスク120に記憶される。そして、この網点化プログラムの一実施形態が起動されて実行されることにより、コンピュータシステム100は本発明の網点化装置の一実施形態として動作する。
図3は、本発明の網点化プログラムの一実施形態が記憶されたCD−ROM105を示す概念図である。
図3に示す、網点化プログラムの一実施形態である網点化プログラム300は、サンプル出力部310と、変換部320と、選択部330と、表示部340とで構成されている。この網点化プログラム300の各要素の作用の詳細については後述する。
図4は、本発明の網点化装置の一実施形態を含む画像プリントシステム10を示すブロック図である。
この図4に示す画像プリントシステム10は、本発明の網点化装置の一実施形態である網点化装置400と、その網点化装置400から網点画像データを受け取って網点画像G3を出力する銀塩網点プリンタ200とで構成されている。
この図4の画像プリントシステム10に含まれる網点化装置400は、網%値で画像を表現した網%データを、ユーザの操作に応じた種類の網点で画像を表現した網点画像データに変換して銀塩網点プリンタ200に供給するものである。
この網点化装置400には、サンプル出力部410と、変換部420と、選択部430と、表示部440とが備えられている。図3の網点化プログラム300が、図1に示すコンピュータシステム100にインストールされて実行されることにより、図3の網点化プログラム300のサンプル出力部310、変換部320、選択部330、および表示部340は、それぞれこの網点化装置400のサンプル出力部410、変換部420、選択部430、および表示部440を構成する。
この網点化装置400の変換部420および表示部440は、それぞれ本発明の網点化装置における変換部および表示部の各一例に相当する。また、この網点化装置400のサンプル出力部410は、本発明の網点化装置におけるサンプル出力部と代表サンプル出力部とを兼ねた一例に相当し、この網点化装置400の選択部430は、本発明の網点化装置における選択部と代表選択部とを兼ねた一例に相当する。
以下、図4に示す網点化装置400の各要素を説明することによって、図3に示す網点化プログラム300の各要素も合わせて説明する。
まず、この網点化装置400における基本的な機能である網点化処理を実行する変換部420について説明する。
この変換部420は、CMYK各版について実行される後述のユーザ操作を受けて、CMYK各版の網%データに、各版のユーザ操作に応じた網点マトリクスを使った網点化処理を施す。この網点化処理により、CMYK各版の網%データが、それぞれの版の網点マトリクスが定義する網点で画像を表現した、CMYK各版の網点画像データに変換される。変換された各版の網点画像データは、銀塩網点プリンタ200に渡される。
ここで、以下では、この変換部420で行われる網点化処理について詳しく説明する。
まずは、上記の網点マトリクスについて説明する。
尚、以下では、CMYK各版の概念を捨象して説明する。
上記の網点マトリクスは、次のような原型の網点マトリクスを使って作成されたものである。
図5は、原型の網点マトリクスの一例を示す図である。
この図5に示す原型の網点マトリクス451は、網点を定義したものであり、その網点は、網%値に応じた大きさを有する。
原型の網点マトリクス451は、網%値と比較される閾値451aが10行×10列に配列されたものであり、各閾値451aは、感光性のプリント用紙を露光して、プリント用紙上に画像を出力する出力装置(ここでは図1に示す銀塩網点プリンタ200)における各露光点に1対1に対応している。
ここで、図4に示す変換部420が、この図5に示す原型の網点マトリクス451を用いる場合を例にとって、網点マトリクスに基づいた網点化処理について説明する。変換部420では、網点%データが表す各網%値が、この網点マトリクス451の各閾値451aの値と比較される。そして、その網%値が閾値451aの値よりも大きい場合には、その閾値451aに対応する位置を、出力装置によって露光される出力点とする。この出力装置によって露光される出力点は、本発明にいう描画素の一例に相当するので、このような出力点のことを以下では描画素と称する。この描画素の集合によって網点が形成されることとなる。
原型の網点マトリクス451は、網%値の増加に伴って大きさを増す描画素の集合を表しており、従来より周知な典型的な網点を定義したものである。
図6は、描画素の集合が網%値の増加に伴って成長する様子を示す図である。
この図6には、図5にも示す網点マトリクス451が9つ並べられて示されている。また、各網点マトリクス451は、上段左端が10%の網%値に対応しており、上段中央が20%、上段右端が30%、中段左端が40%、…、下段右端が90%というように各網%値に対応している。各網点マトリクス451中の斜線で示された領域451bは描画素の集合を表しており、すなわちこの領域451bが網点形状を表している。
10%という網%値に対応する領域451bは10個の描画素の集合を表しており、同様に、20%,…,90%という網%値それぞれに対応する各領域451bは、20個,…,90個の描画素の集合を表している。
ここに示した原型の網点マトリクス451では、描画素の集合内が描画素によっていわば塗りつぶされているが、この原型から作成される、本実施形態の網点化処理に用いられる網点マトリクスでは、以下説明するように、描画素の集合内に描画素の抜けが散在したり、あるいは、この集合外に描画素(散在描画素)が散在したりすることとなる。ここで、描画素の集合内に散在する抜けが、本発明にいう抜けの一例に相当し、この集合外に散在する散在描画素が本発明にいう散在描画素の一例に相当する。
まず、上記の抜けを有する網点について説明する。
図7は、描画素の集合内に抜けを散在させるためのマスクの一例を示す図である。
この図7には、上述した原型の網点マトリクスを構成する10行×10列の閾値に対応した、10行×10列にオン点452aとオフ点452bとが配列されてなるマスク452が示されている。オン点452aは、露光が許された点であり、オフ点452bは、露光が禁止された点である。
このようなマスク452は、オン点452aとオフ点452bとをランダムに配列することによっても得ることができるが、オフ点452bは、できるだけばらけていることが望ましい。そこで、本実施形態では、インクジェットプリンタ等で連続階調の画像を出力するための技術として従来より知られている、いわゆるFM網点の技術を応用して作成されたマスク452を用いることとする。このFM網点の技術は、描画素を、階調値に応じた密度で、描画素の相互間隔がなるべく広くなるように打ち出す技術である。このFM網点と、図6に例示したような通常の網点とを区別するために、その通常の網点のことを以下ではAM網点と表現する場合がある。
図7に示すマスク452は、このFM網点の描画素パターンを用いて、描画素の位置をオン点452aとし、描画素でない位置をオフ点452bとしたものである。
図5に示す原型の網点マトリクス451と、図7に示すマスク452とが重ね合わされて、内部に抜けを有する網点を定義した網点マトリクスが得られる。
図8は、内部に抜けを有する網点を定義した網点マトリクスの一例を表す図である。
この図8では、図5に示す原型の網点マトリクス451と、図7に示すマスク452とから得られる、本実施形態の網点化処理に用いられる網点マトリクス450が示されている。
この図8に示す網点マトリクス450では、図7に示すマスク452におけるオン点452aに対応する位置には、描画素として用いられ得る位置として、図5に示す原型の網点マトリクス451を構成する閾値451aと同じ値の閾値450aが記載され、オフ点452bに対応する位置には、描画素として用いられることがない位置として記号「X」450bが記載されている。この網点マトリクス450を構成する各閾値450aの値と網%値とが比較され、閾値450aの値を網%値が越えている位置が描画素となる。そして、記号「X」450bが記載されている箇所が、描画素の抜けとなる。
図9は、図8に示す網点マトリクス450に基づいた描画素の集合が網%値の増加に伴って変化する様子を示す図である。
この図9には、図8にも示す網点マトリクス450が9つ並べられて示されており、各網点マトリクス450は、10%,20%,…,90%という網%値それぞれに対応している。各網点マトリクス450中の斜線で示された領域450cは描画素の集合を表しており、この領域450cが網点形状を表している。この描画素の集合を表した領域450cは、どの網%値についても、全体として1つの塊を形成しており、その塊の外形は、図6に示す各領域451bの形に一致している。そして、この描画素の集合に相当する領域450c内に、描画素の抜け450dが散在することとなる。
この集合の内部に散在する抜けは、この網点マトリクス450で定義される領域の画像部分の濃度を低下させ、その結果、このような抜けを有する網点で構成された網点画像全体の濃度を一様に低下させる。この集合の内部に散在する描画素による濃度の低下は、網%値が100%のベタ画像について顕著に視認される。
ここで、本実施形態では、内部に抜けを有する網点を定義したこのような網点マトリクスが、抜けの数が互いに異なる16種類、図2に示すハードディスク120に記憶されている。これら16種類の網点マトリクスそれぞれは、図5に示す原型の網点マトリクス451と、オフ点の数が互いに異なる16種類のマスクそれぞれとから得られる。
図10は、オフ点の数が互いに異なる16種類のマスクを概念的に示す図である。
この図10には、最大数から「0」までの16段階それぞれの数のオフ点452bを有する16種類のマスク452_1,…,452_n,…,452_16が概念的に示されている。
図5に示す原型の網点マトリクス451と、この図10の最上段のマスク452_1とで得られる網点マトリクスが、最も多くの抜けを有する網点を定義し、図5に示す原型の網点マトリクス451と、この図10の最下段のマスク452_16とで得られる網点マトリクスが、抜けが全く無い、即ち原型の網点マトリクス451が定義する網点と同じ網点を定義する。
図2に示すハードディスク120には、抜けを有する網点を定義した網点マトリクスとして、図5に示す原型の網点マトリクス451と、この図10に示すような16種類のマスクそれぞれとから得られる16種類の網点マトリクスが記憶されている。
また、このハードディスク120には、上述したように、外部に散在描画素を有する網点を定義した網点マトリクスも記憶されている。
以下、この散在描画素を有する網点について説明する。
図11は、描画素の集合外に散在描画素を散在させるためのマスクを示す図である。
この図11には、図5に示す原型の網点マトリクスを構成する10行×10列の閾値に対応した、10行×10列に通常オン点461aと強制オン点461bとが配列されてなるマスク461が示されている。通常オン点461aは、通常通りの露光が実行される点であり、強制オン点461bは、網%値に関わらず露光が強制的に実行される点である。
このマスク461における強制オン点461bは、図7のマスク451におけるオフ点451bと同様にできるだけばらけていることが望ましく、本実施形態では、この強制オン点461bの配列も上記のFM網点の技術によって決められる。
図5に示す原型の網点マトリクス451と、図11に示すマスク461とが重ね合わされて、外部に散在描画素を有する網点を定義した網点マトリクスが得られる。
図12は、外部に散在描画素を有する網点を定義した網点マトリクスの一例を表す図である。
この図12に示す網点マトリクス460では、図11に示すマスク461における通常オン点461aに対応する位置には、描画素として通常通りに用いられ得る位置として、図5に示す原型の網点マトリクス451を構成する閾値451aと同じ値の閾値460aが記載され、強制オン点461bに対応する位置には、強制的に描画素として用いられる位置として記号「ON」460bが記載されている。この網点マトリクス460では、記号「ON」460bが記載されている箇所が散在描画素となる。
図13は、図12に示す網点マトリクス460に基づいた描画素の集合が網%値の増加に伴って変化する様子を示す図である。
この図13には、図12にも示す網点マトリクス460が9つ並べられて示されており、各網点マトリクス460は、0%,5%,10%,15%,…,40%という網%値それぞれに対応している。各網点マトリクス460中の斜線で示された領域460cは描画素を表している。ここで、この網点マトリクス460中の記号「ON」460bが記載されている箇所は、網%値に関わらず常に描画素となる。その結果、網%値の増加に伴って、この網点マトリクス460の中央部分に広がっていく描画素の集合の外部に散在描画素が散在することとなる。
この散在描画素は、この網点マトリクス460で定義される領域の画像部分の濃度を上昇させ、その結果、このような散在描画素を有する網点で構成された網点画像全体の濃度を一様に上昇させる。この散在描画素による濃度の上昇は、網%値が0%の白紙画像について顕著に視認される。
そして、図2に示すハードディスク120には、外部に散在描画素を有する網点を定義した網点マトリクスとして、図5に示す原型の網点マトリクス451と、強制オン点の数が互いに異なる16種類のマスクそれぞれとから得られる16種類の網点マトリクスが記憶されている。
図14は、強制オン点の数が互いに異なる16種類のマスクを示す図である。
この図14には、最大数から「0」までの16段階それぞれの数の強制オン点461bを有する16種類のマスク461_1,…,461_n,…,461_16が概念的に示されている。
図5に示す原型の網点マトリクス451と、この図14の最上段のマスク461_1とで得られる網点マトリクスが、最も散在描画素が多い網点を定義し、図5に示す原型の網点マトリクス451と、この図10の最下段のマスク461_16とで得られる網点マトリクスが、散在描画素が全く無い、即ち原型の網点マトリクス451が定義する網点と同じ網点を定義する。
本実施形態では、以上説明したように、ハードディスク120には、内部に抜けを有する網点を定義した網点マトリクスと外部に散在描画素を有する網点マトリクスとが、それぞれ16種類、即ち32種類記憶されている。
また、ここまで、CMYK各版の概念を捨象して説明してきたが、本実施形態では、CMYK各版それぞれについて32種類の網点マトリクスが記憶されている。そして、各版の網点マトリクスは、互いの版の網点画像を重ねたときにいわゆるモアレ等の干渉縞が生じないように網点を定義したものとなっている。
図4の変換部420は、CMYK各版の網%データに対して、内部に抜けを有する網点を定義した16種類の網点マトリクスのうちの1つ、あるいは、外部に散在描画素を有する網点を定義した16種類の網点マトリクスのうちの1つの網点マトリクスを使った網点化処理を施す。また、この変換部420は、ユーザが所望の濃度のベタ画像を望む場合には、抜けを有する網点を定義した16種類の網点マトリクスのうちの1つを使い、ユーザが所望の濃度の白紙画像を望む場合には、外部に散在描画素を有する網点を定義した16種類の網点マトリクスのうちの1つを使う。
本実施形態では、上記のような複数種類の網点マトリクスの中から、所望の濃度を実現できる1つの網点マトリクスが次のような過程を経て絞り込まれる。
まず、それぞれ異なる種類の網点で表現された複数のサンプル網点画像が配列されてなるサンプルプリントが銀塩網点プリンタ200から出力される。次に、ユーザが、出力されたサンプルプリント中の複数のサンプル網点画像の中から、所望の濃度を有していると思われるサンプル網点画像を選択する。そして、変換部420が、そのユーザの選択を受けて、その選択結果が表わすサンプル網点画像に用いられている種類の網点を定義した網点マトリクスを、網点化処理に使う1つの網点マトリクスに決定する。
ここで、本実施形態では、サンプルプリント中に配列するサンプル網点画像の候補として、抜けを有する上記の16種類の網点それぞれで表現された16種類のベタ画像がCMYK各色について用意され、さらに、散在描画素を有する上記の16種類の網点それぞれで表現された16種類の白紙画像も用意されている。本実施形態では、これらの候補は、各候補を表わす候補データとして、図2に示すハードディスク120に記憶されている。
即ち、上述したことの繰返しになるが、ハードディスク120には、候補データとして、C=100%のベタ画像を、抜けの数が互いに異なる16種類の網点それぞれで表現した16種類の候補データが記憶されており、同様に、M=100%,Y=100%,K=100%それぞれについても16種類の候補データが記憶されている。また、白紙画像を色分解して得られるC=0%の画像を、散在描画素の数が互いに異なる16種類の網点それぞれで表現した16種類の候補データが記憶されており、同様に、M=0%,Y=0%,K=0%それぞれについても16種類の候補データが記憶されている。
そして、サンプルプリント中に配列するサンプル網点画像を表わす候補データは、次のような過程を経て決定される。
先ず、図4に示す選択部430が、ユーザの操作を受けて、上述したベタ画像を表わす網点についての16の網点種類や白紙画像を表わす網点についての16の網点種類の中から幾つかの種類を選択する。そして、選択部430は、上記の複数の候補データのうち、それら幾つかの種類の網点それぞれでベタ画像や白紙画像を表現した幾つかの候補データを、上記のサンプル網点画像を表わす候補データとして決定し、それらの候補データをサンプル出力部410に渡す。
サンプル出力部410は、選択部430からこれらベタ画像や白紙画像についての候補データを渡されると、ベタ画像については、候補データが表わすCMYK各単色のベタ画像S1が配列されてなるサンプルプリントG1を表わすサンプルデータを作成し、銀塩網点プリンタ200に、そのサンプルデータが表わすサンプルプリントG1を出力させる。また、サンプル出力部410は、白紙画像については、候補データが表わすCMYK各版の網点画像が重ね合わされてなる白紙画像S2が、選択された候補データの組合せの数だけ配列されてなるサンプルプリントG2を表わすサンプルデータを作成し、銀塩網点プリンタ200に、そのサンプルデータが表わすサンプルプリントG2を出力させる。ここで、上記のベタ画像S1や白紙画像S2が、本発明にいうサンプル網点画像の一例に相当する。また、サンプル出力部410は、サンプルデータを作成する際には、銀塩網点プリンタ200においてサンプルプリントの出力に使用されるプリント用紙の量が最小となるような最適な配置でサンプル網点画像が配列されたサンプルプリントを表わすサンプルデータを作成する。
次に、上記の選択部430で網点種類を選択する際の、ユーザの操作について説明する。このユーザの操作は、以下に説明する網点マトリクス設定画面を介して行なわれる。
図15は、網点マトリクス設定画面を示す図である。
この網点マトリクス設定画面470は、不図示の初期画面において、ユーザが、網点種類の選択を行なうことを指示すると、表示画面102a(図1参照)に表示される。
この網点マトリクス設定画面470は、サンプル画像設定部471と、網点マトリクス設定部472とを備えており、上記の網点種類の選択操作は、サンプル画像設定部471で行なわれる。ここで、サンプル画像設定部471は、図4の選択部430の機能の一部を担い、網点マトリクス設定部472は、図4の変換部420の機能の一部を担っている。
まず、サンプル画像設定部471について説明する。
本実施形態では、ユーザが、所望の濃度のベタ画像と所望の濃度の白紙画像とのうちどちらのタイプの画像を望むかによって、選択部430で選択される網点の種類が2つのタイプに大別される。即ち、ユーザが所望の濃度のベタ画像を望む場合には、抜けを有するタイプの網点が選択され、ユーザが所望の濃度の白紙画像を望む場合には、散在描画素を有するタイプの網点が選択される。
サンプル画像設定部471には、画像タイプ設定部471aが備えられており、所望の濃度のベタ画像を得るための網点のタイプ(ベタ画像タイプ)と、所望の濃度の白紙画像を得るための網点のタイプ(白紙画像タイプ)とが選択的に設定される。この画像タイプ設定部471aでは、この選択的な設定が、プルダウンメニューに対する操作によって行なわれる。これら2つの画像のタイプの間では、この網点マトリクス設定画面470における操作内容は互いにほとんど同じであり、選択結果を受けてサンプル出力部410が作成するサンプルデータが上記のように異なるだけである。そこで、以下では、この図15の例のように、画像タイプ設定部471aでサンプルプリントのタイプがベタ画像S1からなるタイプに設定されていることを前提として説明を続ける。
ここで、本実施形態の網点化装置400は、複数種類の網点マトリクスの中から、所望の濃度を実現できる1つの網点マトリクスを絞り込む際の操作モードとして、マニュアルモードとオートモードとの2つのモードを有している。
マニュアルモードでは、まず、複数種類の網点マトリクスそれぞれに対応する複数の網点種類の中から、ユーザが、上記の1つの網点マトリクスに対応する網点種類の候補を幾つか自分で判断して絞り込む。そして、ユーザが候補として絞り込んだ網点種類に基くサンプルプリントが出力され、ユーザは、そのサンプルプリントを見て、1つの網点マトリクスに対応する網点種類を最終的に判断する。このように、マニュアルモードは、ユーザ自身の高度な判断が要求されるモードであり、自由度が高い反面、操作について熟練を要する。
一方、オートモードでは、上記の1つの網点マトリクスに対応する網点種類の候補の絞込みが段階的かつ自動的に行なわれる。まず、上記の複数の網点種類のうち、予め候補として決められた幾つかの網点種類に基くサンプルプリントが出力される。ユーザが、そのサンプルプリントを見て、予め候補として決められた幾つかの網点種類の中から、所望の濃度に最も近い濃度を実現していると思われる網点種類を1つ選ぶと、その網点種類に基いて上記の複数の網点種類が幾つかの候補に自動的に絞り込まれる。そして、今度は、その絞込みの結果、候補として選ばれた幾つかの網点種類に基くサンプルプリントが出力される。ユーザは、そのサンプルプリントを見て、1つの網点マトリクスに対応する網点種類を最終的に判断する。このように、オートモードは、ユーザがサンプルプリントを見て網点種類を選ぶだけで網点種類が自動的に絞り込まれるモードであり、サンプルプリントの出力回数が若干増える反面、未熟練者でも容易に操作できるモードとなっている。
サンプル画像設定部471には、上記の絞り込みのモードが設定されるモード設定部471bが備えられており、このモード設定部471bのプルダウンメニューに対する操作で、モードがマニュアルモードやオートモードに設定される。
まず、マニュアルモードについて説明する。
この図15には、モードがマニュアルモードに設定され、マニュアルモードの操作画面が表示された様子が示されている。
マニュアルモードの操作画面には、指定部471cと、種類追加ボタン471dと、種類リスト表示部471eと、プレビューボタン471fと、キャンセルボタン471gと、プリントボタン471hとが備えられている。
指定部471cでは、CMYK各色について網点種類が指定される。この指定部471cには、色を指定する、CMYK各色に対応した4つのラジオボタン471c_1と、指定された色についての所望の網点種類を、プルダウンメニューに表示される番号で指定する種類指定部471c_2とが備えられている。上述したように、本実施形態では、サンプルプリント用に指定できる網点種類は、CMYK各色のベタ画像S1について16種類、白紙画像S2についてCMYK各色ごとに16種類用意されている。ここで、本実施形態では、ベタ画像S1についての網点種類には「1」〜「16」の番号が割り振られ、白紙画像S2についての網点種類には「17」〜「32」の番号が割り振られている。この図15の例では、画像のタイプがベタ画像S1に設定されているので、プルダウンメニューには「1」〜「16」の番号が表示される。
そして、この指定部471cで何らかの網点種類が指定された状態で種類追加ボタン471dがクリックされると、その指定された網点種類がサンプルプリント用の網点種類に決定され、その網点種類に対応する「C−1」等といった記号が、種類リスト表示部471eに表示されているリストに追加される。
また、キャンセルボタン471gがクリックされると、種類リスト表示部471eに表示されているリストの内容がキャンセルされる。プレビューボタン471fがクリックされると、図4の表示部440によって、次のようなプレビュー画面が表示画面102a上(図1参照)に表示される。
図16は、プレビュー画面の一例を示す図である。
このプレビュー画面471kには、イメージ表示部471k_1と、閉じるボタン471k_2とが備えられている。イメージ表示部471k_1には、図15の種類リスト表示部471eに表示されているリスト中の網点種類に基くサンプルプリントのイメージI1が表示される。これにより、サンプルプリントの出力に先立って、そのサンプルプリントのイメージI1が確認される。閉じるボタン471k_2がクリックされると、図15の網点マトリクス設定画面470に戻る。
そして、図15のプリントボタン471hがクリックされると、図4の選択部430は、種類リスト表示部471eに表示されているリスト中の種類の網点で表現されたベタ画像や白紙画像を表わす候補データを、上記のサンプル網点画像を表わす候補データとして決定し、それらの候補データをサンプル出力部410に渡す。そして、サンプル出力部410がそれらの候補データに基いたサンプルプリントを銀塩網点プリンタ200に出力させる。
ここで、図4に示す画像プリントシステム10では、CMYK各単色ごとのベタ画像S1に対応する、CMYK各単色ごとの目標の濃度の画像が配列された色見本G4や、上記の白紙画像S2に対応する目標の白紙画像を有する白紙見本G5が予め用意されている。ここでは、これら色見本G4や白紙見本G5については特定しないが、例えば、図4の画像プリントシステム10が、印刷の仕上がり具合を印刷前に確認するプルーフに利用されるものである場合には、印刷機等のターゲット側でのCMYK各単色ごとの最大濃度のベタ画像が配列されたものを上記の色見本G4として用い、そのターゲット側で使われる記録用紙を上記の白紙見本G5として用いること等が考えられる。また、例えば、図4の画像プリントシステム10が、オンデマンド印刷に利用されるものである場合には、モニター上に表示されたCMYK各単色ごとの最大濃度のベタ画像が配列されたものを上記の色見本G4として用い、そのモニター上に表示された白色の画像を上記の白紙見本G5として用いること等が考えられる。
いずれにしても、銀塩網点プリンタ200からサンプルプリントが出力されると、ユーザは、そのサンプルプリントを上記のような見本と比較する。そして、ユーザは、そのサンプルプリント中の複数のベタ画像S1あるいは複数の白紙画像S2の中から、見本に最も近いと思われるものを選択する。そして、その選択結果は、図15の種類リスト表示部471eに表示されているリスト中で、その選択結果に対応する網点種類の記号がクリックされることで入力される。種類リスト表示部471eでは、クリックされた記号の表示部分が、図15に示すようにグレーで表示される。
ここで、この網点マトリクス設定画面470の網点マトリクス設定部472は、選択結果表示部472aと、キャンセルボタン472bと、OKボタン472cとを備えている。
上記の種類リスト表示部471eにおいて入力されたユーザの選択結果は、網点マトリクス設定部472の選択結果表示部472aに表示される。そして、キャンセルボタン472bがクリックされるとその選択結果がキャンセルされ、OKボタン472cがクリックされるとその選択結果が承認される。
そして、このOKボタン472cのクリックによって承認されたユーザの選択結果を受けて、変換部420は、CMYK各版ごとに、内部に抜けを有する網点を定義した16種類の網点マトリクスあるいは外部に散在描画素を有する網点を定義した16種類の網点マトリクスの中から、上記のユーザの選択結果に対応する網点マトリクスを取り出す。そして、変換部420は、それら各版ごとに取り出した網点マトリクスを使った網点化処理を、処理対象のCMYK各版の網%データに対して施す。
次に、オートモードについて説明する。
オートモードでは、上述したようにサンプルプリントが少なくとも2回出力される。ここで、1回目のサンプルプリントに対応する網点種類は予め決められており、この1回目のサンプルプリントの出力は、これらの網点種類それぞれに対応した候補データに基いて行なわれる。続いて、ユーザが、その1回目のサンプルプリントと見本とを比較して、そのサンプルプリント中で見本に一番近いと思われるベタ画像や白紙画像に対応した網点種類を選択すると、2回目のサンプルプリントに対応する網点種類がその選択に基いて決定される。そして、ユーザが、その2回目のサンプルプリントと見本とを比較して、そのサンプルプリント中で見本に一番近いと思われるベタ画像や白紙画像に対応した網点種類を選択することで、網点化処理に使われる網点マトリクスが決定される。
図17は、モードがオートモードに設定された時の網点マトリクス設定部470を示す図である。
この図17には、モード設定部471bでモードがオートに設定され、サンプル画像設定部471にオートモードの操作画面が表示される示された状態が示されている。また、この図17でも、画像タイプ設定部471aでは、サンプルプリントのタイプがベタ画像S1からなるタイプに設定されているものとする。
この図17に示すオートモードの操作画面には、第1の種類リスト表示部471mと、第1プリントボタン471nと、キャンセルボタン471pと、プレビューボタン471rと、第2プリントボタン471sと、第2の種類リスト表示部471tが備えられている。
第1の種類リスト表示部471mには、モード設定部471bでモードがオートに設定されると、上記の1回目のサンプルプリントに対応する網点種類のリストが表示される。
ここで、本実施形態では、CMYK各色のベタ画像S1に対応する16種類の網点種類が、所定の4段階の濃度範囲に対応して4グループに大別されており、各グループについて、CMYK各色の代表の網点種類が決められている。また、白紙画像S2に対応するCMYK各色の16種類の網点種類も、同様に4段階の濃度範囲に対応して4グループに大別されており、各グループについて代表の網点種類が決められている。これら、各グループの代表の網点種類に基いて1回目のサンプルプリントが出力される。
第1の種類リスト表示部471mには、1回目のサンプルプリントに対応するCMYK各色の網点種類として、上記の代表の網点種類が各グループごとに表示される。
第1プリントボタン471nがクリックされると、サンプル出力部410は、これら代表的な網点種類に基く1回目のサンプルプリントを銀塩網点プリンタ200に出力させる。
図18は、1回目のサンプルプリントの一例を示す図である。
この図18には、図17の第1の種類リスト表示部471mに表示された代表の網点種類に基く1回目のサンプルプリントG6が示されている。
上述したように、オートモードでは、ユーザは、1回目のサンプルプリントG6と見本とを比較して、そのサンプルプリント中で、見本に一番近いと思われるベタ画像や白紙画像に対応する網点種類を選択するが、この選択は、グループ単位で行なわれる。その選択結果は、図17の第1の種類リスト表示部471mにおいて、その選択結果に対応する網点種類のグループがクリックされることで入力される。第1の種類リスト表示部471mでは、クリックされたグループの表示部分が、図17に示すようにグレーで表示される。
サンプル出力部410は、この入力された選択結果を受けて、選択結果に対応するグループに属する全ての網点種類を、上記の2回目のサンプルプリントに対応する網点種類に決定する。そして、決定された網点種類が、第2の種類リスト表示部471tに表示される。
ここで、キャンセルボタン471pがクリックされると、上記の選択結果の入力およびそれに伴う網点種類の決定がキャンセルされる。
一方、上記の選択結果の入力された状態、即ち2回目のサンプルプリントに対応する網点種類が決定された状態で、プレビューボタン471rがクリックされると、図4の表示部440によって、2回目のサンプルプリントのイメージが表示されたプレビュー画面が表示画面102a上(図1参照)に表示される。
図19は、2回目のサンプルプリントのイメージが表示されたプレビュー画面の一例を示す図である。
この図19には、図16にも示したプレビュー画面471kが示されているが、この図19の例では、イメージ表示部471k_1に、上記の2回目のサンプルプリントのイメージI2が表示される。このプレビュー画面471kによって、2回目のサンプルプリントのイメージI2が確認される。閉じるボタン471k_2がクリックされると、表示が図17のオートモードの操作画面に戻る。
また、上記の選択結果の入力された状態で、第2プリントボタン471sがクリックされると、サンプル出力部410は、その選択結果に応じて決定された網点種類に基く2回目のサンプルプリントを銀塩網点プリンタ200に出力させる。
上述したように、網点化処理に使われる網点マトリクスは、その2回目のサンプルプリントと見本との比較に基く、ユーザによる網点種類の選択によって決定される。
このユーザによる網点種類の選択結果は、第2の種類リスト表示部471tに表示されたリスト中の、その選択結果に相当する網点種類の記号がクリックされることで入力され、さらに、網点マトリクス設定部472においてOKボタン472cがクリックされることで承認されると、図4の変換部420は、この選択結果に対応する網点マトリクスを使った網点化処理を、処理対象のCMYK各版の網%データに対して施す。
このようにオートモードでは、網点種類の絞込みがほぼ自動的に行なわれる。このため、オートモードは、操作自体が簡単であり、練度の低いユーザにも容易に行なえるものとなっている。
以上、説明したように、本実施形態の網点化装置400では、網点画像の全体的な濃度を決定付けている網点マトリクスが、ユーザによる上記のサンプルプリントと見本との比較によって最適なものに決定される。そして、この比較に使われるサンプルプリントが、互いに種類が異なる網点マトリクスに基いて作られた複数種類のサンプル画像からなるものであるため、最適な網点マトリクスの決定に要する手間が軽減される。このように、本実施形態の網点化装置400を使ってなされる網点マトリクスの決定は、作業が単純でユーザの負担が軽く、この網点化装置400によれば、網点画像の全体的な濃度を容易に調整することができる。
尚、上記では、本発明にいう変換部の一例として、抜けを有する網点と散在描画素を有する網点とを選択的に用いて網点画像データを生成する変換部420を例示したが、本発明はこれに限るものではない。本発明の変換部は、例えば、抜けと散在描画素との両方を有する網点を用いて網点画像データを生成するものであっても良く、あるいは、シャドウ側の階調範囲の画像部分については抜けを有する網点で表現し、ハイライト側の階調範囲の画像部分については散在描画素を有する網点で表現した網点画像データを生成するもの等であっても良い。
また、上記では、オートモードの一例として、2段階の絞込みで、網点化処理に用いる1つの網点マトリクスを絞り込むオートモードを例示して説明したが、本発明はこれに限るものではなく、オートモードは、3段階以上の絞込みで、1つの網点マトリクスを絞り込むもの等であっても良い。
本発明の一実施形態が適用された画像プリントシステムの全体構成図である。 コンピュータシステムのハードウェア構成図である。 本発明の網点化プログラムの一実施形態が記憶されたCD−ROM105を示す概念図である。 本発明の網点化装置の一実施形態を含む画像プリントシステム10を示すブロック図である。 原型の網点マトリクスの一例を示す図である。 描画素の集合が網%値の増加に伴って成長する様子を示す図である。 描画素の集合内に抜けを散在させるためのマスクの一例を示す図である。 内部に抜けを有する網点を定義した網点マトリクスの一例を表す図である。 図8に示す網点マトリクス450に基づいた描画素の集合が網%値の増加に伴って変化する様子を示す図である。 オフ点の数が互いに異なる16種類のマスクを概念的に示す図である。 描画素の集合外に散在描画素を散在させるためのマスクを示す図である。 外部に散在描画素を有する網点を定義した網点マトリクスの一例を表す図である。 図12に示す網点マトリクス460に基づいた描画素の集合が網%値の増加に伴って変化する様子を示す図である。 強制オン点の数が互いに異なる16種類のマスクを示す図である。 網点マトリクス設定画面を示す図である。 プレビュー画面の一例を示す図である。 モードがオートモードに設定された時の網点マトリクス設定部470を示す図である。 1回目のサンプルプリントの一例を示す図である。 2回目のサンプルプリントのイメージが表示されたプレビュー画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 画像プリントシステム
100 コンピュータシステム
101 本体部
102 CRTディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
105 CD−ROM
106 MO
110 バス
111 CPU
112 RAM
113 HDD
114 MOドライブ
115 CD−ROMドライブ
116 通信用ボード
120 ハードディスク
200 銀塩網点プリンタ
300 網点化プログラム
310 サンプル出力部
320 変換部
330 選択部
340 表示部
400 網点化装置
410 サンプル出力部
420 変換部
430 選択部
440 表示部
450 網点マトリクス
450a 閾値
450b 記号「X」
450c 領域
450d 抜け
451 原型の網点マトリクス
451a 閾値
451b 領域
452,452_1,…,452_n,…,452_16 マスク
452a オン点
452b オフ点
460 網点マトリクス
460a 閾値
460b 記号「ON」
460c 領域
461,461_1,…,461_n,…,461_16 マスク
461a 通常オン点
461b 強制オン点
470 網点マトリクス設定画面
471 サンプル画像設定部
471a 画像タイプ設定部
471b モード設定部
471c 指定部
471c_1 ラジオボタン
471c_2 種類指定部
471d 種類追加ボタン
471e 種類リスト表示部
471f プレビューボタン
471g キャンセルボタン
471h プリントボタン
472 網点マトリクス設定部
472a 選択結果表示部
472b キャンセルボタン
472c OKボタン
471k プレビュー画面
471k_1 イメージ表示部
471k_2 閉じるボタン
471m 第1の種類リスト表示部
471n 第1プリントボタン
471p キャンセルボタン
471r プレビューボタン
471s 第2プリントボタン
471t 第2の種類リスト表示部

Claims (6)

  1. 階調値で画像を表現した階調画像データを、階調値に応じた数の描画素の集合からなる網点で画像を表現した網点画像データに変換する網点化装置において、
    前記網点が、描画素の集合内に散在する描画素の抜け、及び又は、該集合外に散在する散在描画素を有するものであり、
    前記抜け及び又は前記散在描画素の数が互いに異なる複数種類の網点それぞれで所定のサンプル画像を表した複数のサンプル網点画像を、網点画像データに基づいて記録媒体上に網点画像を出力する出力デバイスによって出力させるサンプル出力部と、
    前記複数のサンプル網点画像のうちの1つのサンプル網点画像の選択を受けて、その選択されたサンプル網点画像に用いられている種類の網点と同じ網点を用いて前記階調画像データを前記網点画像データに変換する変換部とを備えたことを特徴とする網点化装置。
  2. 前記変換部が、前記階調値と比較される閾値の配列によって前記複数の網点種類それぞれの網点を定義した複数の網点マトリクスを有し、該複数の網点マトリクスのうち、前記選択されたサンプル網点画像に用いられている網点種類と同じ種類の網点を定義した網点マトリクスを用いて、前記階調画像データを前記網点画像データに変換するものであることを特徴とする請求項1記載の網点化装置。
  3. 前記複数のサンプル網点画像の、前記記録媒体上での配置を表示画面上に表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1記載の網点化装置。
  4. 前記抜け及び又は前記散在描画素の数が互いに異なる複数の網点種類の中から、操作を受けて2種類以上の網点種類を選択する選択部を備え、
    前記サンプル出力部が、前記選択部で選択された2種類以上の網点種類それぞれで前記サンプル画像を表した2つ以上の網点画像を、前記複数のサンプル網点画像として、前記出力デバイスによって出力させるものであることを特徴とする請求項1記載の網点化装置。
  5. 前記抜け及び又は前記散在描画素の数が互いに異なる複数種類の網点がグループ化されてなる複数の網点グループそれぞれにおける代表の網点で前記サンプル画像を表した複数の代表網点画像を、前記出力デバイスによって出力させる代表サンプル出力部と、
    前記代表サンプル出力部が前記出力デバイスによって出力させた複数の代表網点画像の中から、操作を受けて1つの代表網点画像を選択する代表選択部とを備え、
    前記サンプル出力部が、前記代表選択部で選択された代表網点画像に用いられている網点が属する網点グループに属する2種類以上の網点それぞれで前記サンプル画像を表した2つ以上の網点画像を、前記複数のサンプル網点画像として、前記出力デバイスによって出力させるものであることを特徴とする請求項1記載の網点化装置。
  6. コンピュータに組み込まれ、該コンピュータを、階調値で画像を表現した階調画像データを、階調値に応じた数の描画素の集合からなる網点で画像を表現した網点画像データに変換する網点化装置として動作させる網点化プログラムにおいて、
    前記網点が、描画素の集合内に散在する描画素の抜け、及び又は、該集合外に散在する散在描画素を有するものであり、
    該コンピュータ上で、
    前記抜け及び又は前記散在描画素の数が互いに異なる複数種類の網点それぞれで所定のサンプル画像を表した複数のサンプル網点画像を、網点画像データに基づいて記録媒体上に網点画像を出力する出力デバイスによって出力させるサンプル出力部と、
    前記複数のサンプル網点画像のうちの1つのサンプル網点画像の選択を受けて、その選択されたサンプル網点画像に用いられている種類の網点と同じ網点を用いて前記階調画像データを前記網点画像データに変換する変換部を構築することを特徴とする網点化プログラム。
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