JP2007124161A - 集合住宅用インターホンシステム - Google Patents

集合住宅用インターホンシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2007124161A
JP2007124161A JP2005311997A JP2005311997A JP2007124161A JP 2007124161 A JP2007124161 A JP 2007124161A JP 2005311997 A JP2005311997 A JP 2005311997A JP 2005311997 A JP2005311997 A JP 2005311997A JP 2007124161 A JP2007124161 A JP 2007124161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
call
unit
dwelling unit
dwelling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005311997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5319869B2 (ja
Inventor
Yoko Yano
洋子 矢野
Tomohide Furuya
智英 古屋
Naoki Umeda
直樹 梅田
Kazuhiko Goshonoo
一彦 五所野尾
Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2005311997A priority Critical patent/JP5319869B2/ja
Publication of JP2007124161A publication Critical patent/JP2007124161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5319869B2 publication Critical patent/JP5319869B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

【課題】複数台の住戸機を対象とした一斉放送時の音声信号の減衰を抑える。
【解決手段】住戸機2には、ロビーインターホン1又は管理室インターホン3の入力及び出力インピーダンスよりも高いインピーダンスを有する第二の音声伝送回路26bを備えており、一斉放送時に幹線L1を第二の音声伝送回路26bを含む一斉放送用経路に接続することで、複数台の住戸機2を接続した場合でも住戸機2側の入力インピーダンスがロビーインターホン1又は管理室インターホン3の入力及び出力インピーダンスよりも高いために、音声信号の減衰を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅の共用玄関に設置された共用部装置並びに管理室に設置された通話装置と各住戸にそれぞれ設置される住戸機の何れか1台との間で択一的に通信路を確立して通話可能とする集合住宅用インターホンシステムに関し、特に共用部装置並びに通話装置と1台の住戸機とが一対一で通話する個別通話の他に、通話装置により複数の住戸機へ一斉放送を行うことが出来る集合住宅用インターホンシステムに関する。
従来より、集合住宅の共用玄関に設置された共用部装置並びに管理室に設置された通話装置と各住戸にそれぞれ設置される住戸機の何れか1台との間で択一的に通信路を確立して通話可能とし、さらに共用部装置並びに通話装置と1台の住戸機とが一対一で通話する個別通話の他に、通話装置により複数の住戸機へ一斉放送を行うことができる集合住宅用インターホンシステムが提供されている(特許文献1参照)。
図4は従来例を示すシステム構成図である。集合住宅の管理室に設置される通話装置(管理室インターホン)100は、マイクロホン101a及びスピーカ101b、マイクロホン101aの出力(送話信号)を増幅する送話アンプ101c、スピーカ101bへの入力(受話信号)を増幅する受話アンプ101d、2線の通話線Laと2個のアンプ101c、101dの入力線及び出力線とを2線4線変換する2線4線変換回路101eを具備する通話回路101を備えている。
一方、各住戸に設置される住戸機110は、マイクロホン111a及びスピーカ111b、マイクロホン111aの出力(送話信号)を増幅する送話アンプ111c、スピーカ111bへの入力(受話信号)を増幅する受話アンプ111d、2線の通話線Laと2個のアンプ111c、111dの入力線及び出力線とを2線4線変換する2線4線変換回路111eを具備する通話回路111と、通話回路111を通話線Laに接続する状態と接続しない状態とを切り替える接続スイッチ112とを備え、制御線(図示せず)を介して伝送される制御信号によって通話装置100から通話開始の指示を受け取ったときに接続スイッチ112を閉じて通話装置100との間で通信路が確立されて個別通話が可能になる。また、通話装置100が複数の住戸機110を対象とした一斉放送を行う場合、制御線を介して伝送される制御信号によって通話装置100から一斉放送開始の指示を受け取った各住戸機110において、接続スイッチ112を閉じて通話装置100との間で各々通信路が確立され、通話装置100から通話線Laを介して伝送される一斉放送の音声が対象となっている複数の住戸機110のスピーカ111bから送出されることになる。
さらに上記従来例では、個別通話用の通話線Laを使って一斉放送を行うために通話装置100と住戸機110との間の通話線La上に主装置120が設けられている。この主装置120は、一斉放送時の音声信号を増幅する増幅器121と、複数の住戸機110が接続された通話線Laの音声信号の周波数帯域におけるインピーダンスに整合させるためのマッチングトランス122と、マッチングトランス122並びに増幅器121の直列回路を住戸機110側の通話線Laに接続する状態と接続しない状態とを切り替える第1の切替スイッチ123と、音声信号が増幅器121、マッチングトランス122、第1の切替スイッチ123を通る経路と通らない経路とを択一的に切り替える第2の切替スイッチ124とを備える。すなわち、主装置120において個別通話時に第1の切替スイッチ123を開くと共に第2の切替スイッチ124を閉じることで増幅器121、マッチングトランス122、第1の切替スイッチ123を通らない経路で音声信号を伝送し、一斉放送時に第1の切替スイッチ123を閉じると共に第2の切替スイッチ124を開くことで増幅器121、マッチングトランス122、第1の切替スイッチ123を通る経路で音声信号を伝送し個別通話と一斉放送とで通話線Laが共用できるものである。
特公平8−28780号公報
しかしながら上記従来例では、一斉放送の音声信号が主装置120においてマッチングトランス122を介することで通話線Laのインピーダンスや住戸機110の受話インピーダンスと整合したインピーダンスで伝送されるため、一斉放送の対象となる住戸機110の台数が増加するにつれて音声信号の減衰が大きくなり、それを補うために主装置120の増幅器121の増幅度を大きくしなければならないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて為されたもので、一斉放送時の音声信号の減衰を抑えることができる集合住宅用インターホンシステムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、集合住宅の共用玄関に設置され音声の入出力が可能な共用部装置と、集合住宅の管理室に設置され音声の入出力が可能な通話装置と、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され共用部装置並びに通話装置とは伝送線路を介して接続されると共に共用部装置若しくは通話装置が有する選択手段が操作されることにより選択されると共用部装置又は通話装置との間で通信路を確立する複数台の住戸機とを備え、伝送線路は、共用部装置並びに通話装置に接続された幹線と各住戸機に接続された住戸別線とを含み、幹線及び住戸別線は、少なくとも選択手段の操作に伴って発生し個別通話の開始を指示する制御信号を伝送する制御線と、音声信号を伝送する信号線とから成り、通話装置は、住戸機との間で信号線を介した通話を行う通話手段と、通話相手の住戸機を選択するための選択手段と、複数の住戸機を対象とした一斉放送の開始を指示する一斉放送開始指示手段と、選択手段で選択された住戸機に対して個別通話の開始を指示する制御信号を制御線を介して伝送すると共に一斉放送開始指示手段で一斉放送の開始が指示された時に対象となる複数の住戸機に対して一斉放送の開始を指示する制御信号を制御線を介して伝送する制御手段とを備え、住戸機は、共用部装置並びに通話装置との間で各々信号線を介した通話を行う住戸機通話手段と、制御線を介して伝送される制御信号に応じて共用部装置又は通話装置と住戸機との間に通信路を確立させる住戸機制御手段と、住戸別線と住戸機通話手段との間に設けられて共用部装置又は通話装置における入力及び出力のインピーダンスと整合したインピーダンスを有した個別通話用経路と、住戸別線と住戸機通話手段との間に設けられて共用部装置又は通話装置における入力及び出力のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有した一斉放送用経路と、個別通話用経路と住戸別線を接続する状態と接続しない状態とに切り替える切替手段とを備え、住戸機制御手段は、個別通話の開始を指示する制御信号を受信すると切替手段を制御して個別通話用経路と住戸別線とを接続する状態にし、個別通話の開始を指示する制御信号を受信しない場合は個別通話用経路と住戸別線とを接続しない状態にすることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、切替手段は、個別通話用経路を住戸別線に接続する状態と一斉放送用経路を住戸別線に接続する状態とを択一的に切り替えて成り、住戸機制御手段は、個別通話の開始を指示する制御信号を受信すると切替手段を制御して個別通話用経路を住戸別線に接続することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、住戸機は、個別通話及び一斉放送の通信路を開閉する開閉手段を備え、住戸機制御手段は、個別通話又は一斉放送の開始を指示する制御信号を受信すると開閉手段を制御して個別通話又は一斉放送の通信路を確立し、個別通話又は一斉放送の開始を指示する制御信号を受信しない場合は開閉手段を制御して個別通話及び一斉放送何れの通信路も開放することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、個別通話時には切替手段により切り替えられた個別通話用経路及び一斉放送用経路を通して音声信号が伝送されるために誘導ノイズに対して耐性の高い通話が行え、一斉放送時には切替手段により切り替えられた一斉放送用経路を通して音声信号が伝送され、一斉放送用経路のインピーダンスは複数台の住戸機が接続されても共用部装置又は通話装置における入力及び出力インピーダンスより高いために、音声信号の減衰を抑制する事ができる。
請求項2の発明によれば、個別通話時には切替手段により切り替えられた個別通話用経路を通して音声信号が伝送されるために誘導ノイズに対して耐性の高い通話が行え、一斉放送時には切替手段により切り替えられた一斉放送用経路を通して音声信号が伝送され、一斉放送用経路のインピーダンスは複数台の住戸機が接続されても共用部装置又は通話装置における入力及び出力インピーダンスより高いために、音声信号の減衰を抑制する事ができる。
請求項3の発明によれば、個別通話時には切替手段により切り替えられた個別通話用経路を通して音声信号が伝送され且つ開閉手段によって選択された住戸機とのみ接続を閉成して他の住戸機との接続は開成するので、誘導ノイズに対してより耐性の高い通話が行え、一斉放送時には切替手段により切り替えられた一斉放送用経路を通して音声信号が伝送され、一斉放送用経路のインピーダンスは複数台の住戸機が接続されても共用部装置又は通話装置における入力及び出力インピーダンスより高いために、音声信号の減衰を抑制する事ができる。さらに、開閉手段によって特定の複数台の住戸機に対してのみ一斉放送を行うことができる。
従来の技術として説明したように、伝送線路のうち制御線は共用部装置(ロビーインターホン)1並びに通話装置(管理室インターホン)3が相手先の住戸機2を選択するための制御信号を伝送するから、ロビーインターホン1及び管理室インターホン3、住戸機2において制御線に接続される回路は常時動作させておくことが必要である。つまり、ロビーインターホン1並びに管理室インターホン3が住戸機2を選択するためのアドレスを含む制御信号は、全ての住戸機2に伝送されるから、全ての住戸機2において制御信号を受信するための受信回路や制御信号を解釈して必要な処理を行うCPUは常時動作する。これに対して、音声信号及び映像信号に対する処理は住戸機2の選択後に行えばよいので、音声信号と映像信号とは一括して扱うことができ、しかも音声信号と映像信号とは周波数帯域が異なるため(音声信号に対して映像信号は周波数が十分に高い)、周波数多重化の技術によって多重化することができる。
そこで、以下に説明する実施形態では、ロビーインターホン1から映像線Lbを介して伝送されるFM映像信号を管理室インターホン3から通話線Laを介して伝送される音声信号に多重化する多重化手段を幹線装置4に設け、幹線装置4から先においては伝送線路に用いる線数を従来構成よりも低減した例について説明する。尚、制御信号はロビーインターホン1並びに管理室インターホン3から住戸機2の呼出に用いるだけではなく、管理室インターホン3による一斉放送の開始を指示する目的にも用いられる。この種の制御信号にはベースバンド信号を用いることもあり、ベースバンド信号は周波数帯域が広く、音声信号や映像信号との分離が困難であるから、このことからも音声信号及び映像信号と制御信号とを各別に伝送することが伝送品質の点から必要となる。
(実施形態1)
本実施形態のシステム構成図を図1に示す。本実施形態では、集合住宅の共用玄関に設置される共用部装置(ロビーインターホン)1と、管理室に設置される通話装置(管理室インターホン)3と、各住戸にそれぞれ配置される複数台の住戸機2とを備え、ロビーインターホン1並びに管理室インターホン3と住戸機2とが伝送線路を介して接続されている。伝送線路は、幹線装置4に接続される幹線L1と、幹線L1から分岐されて各住戸機2にそれぞれ接続される住戸別線L2とを含む。この伝送線路としては、2対以上のペア線をシース内に備える多対ツイストペアケーブルを用いており、図示例ではロビーインターホン1と住戸機2との間で、ロビーインターホン1が具備するカメラ(図示せず)で撮像された映像信号と音声信号とを多重伝送する信号線Ldと、ロビーインターホン1又は管理室インターホン3が有する選択手段(後述する)により選択された住戸機2を指定する制御信号を伝送する制御線(図示せず)とにそれぞれペア線を用いている。つまり、図示例の伝送線路では2対のペア線を用いている。ここで、信号線Ldを介して伝送される映像信号はロビーインターホン1において周波数変調され、周波数変調された映像信号(以下、「FM映像信号」と呼ぶ)と音声信号とが幹線装置4において多重化される。そして、信号線Ldを介して音声信号と多重化されて伝送されるFM映像信号が、後述するように各住戸機2に設けた多重分離回路20で分離された後にFM復調部25aで周波数復調されてモニタ22に表示される。
ロビーインターホン1は、音声を入出力するマイクロホン(図示せず)及びスピーカ(図示せず)と、来訪者を撮像するカメラと、カメラから出力する映像信号を周波数変調するFM変調回路(図示せず)と、住戸番号を指定するための番号キーと呼出釦を有する選択手段(図示せず)とを備え、来訪者が番号キーを操作して訪問先の住戸番号を選択した後に呼出釦を操作すると住戸番号に対応する住戸機2を選択したことになる。ここで、ロビーインターホン1は通話線La及び制御線を介して管理室インターホン3と接続されており、ロビーインターホン1で選択された住戸番号が制御線を介して管理室インターホン3に伝送されると、管理室インターホン3が当該住戸番号に対応する住戸機2に対して制御線を介して制御信号(呼出コマンド)を送出する。またロビーインターホン1から管理室インターホン3を経由する通話線Laを介して伝送される音声信号と、ロビーインターホン1から映像線Lbを介して伝送されるFM映像信号とが幹線装置4において多重化され、信号線Lbを介して各住戸機2に伝送される。つまり、幹線装置4から住戸機2側においては信号線Ldが通話線La並びに映像線Lbを兼ねていることになる。
管理室インターホン3は、音声を入出力するマイクロホン31a及びスピーカ31bを備え、マイクロホン31aとスピーカ31bとはそれぞれ増幅器32a、32bを介して音声回路30に接続されている。音声回路30は、2線の通話線Laと2個の増幅器32a、32bの入力線及び出力線とを2線4線変換する回路を含み、マイクロホン31aから入力される音声信号を通話線Laに送出し、通話線Laからの音声信号をスピーカ31b側に出力する機能を備えている。また、管理室インターホン3には、内部回路を制御するCPU(図示せず)が設けられ、CPUには制御線とのインターフェイスとなる制御信号送受信回路(図示せず)が接続される。制御信号送受信回路は、CPUから出力された制御信号を制御線に送出し、制御線から受信した制御信号をCPUに引き渡す機能を有する。なお、図示は省略するが、ロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laに接続する状態と接続しない状態を切り替える切替スイッチが管理室インターホン3に設けられており、ロビーインターホン1と何れかの住戸機2との間で個別通話が行われる時にだけ、上記切替スイッチがオンしてロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laに接続するようになっている。
幹線装置4は、映像線Lbを介してロビーインターホン1から伝送されてくるFM映像信号を増幅する映像増幅器41と、映像増幅器41で増幅された後のFM映像信号と管理室インターホン3を経由し通話線Laを介してロビーインターホン1から伝送されてくる音声信号又は管理室インターホン3から通話線Laを介して伝送されてくる音声信号とを多重化する多重化回路40とを具備している。多重化回路40は、通話線Laと信号線Ldとの間に挿入される低周波通過部40aと、映像増幅器41と信号線Ldとの間に挿入される高周波通過部40bとから成る。図示例では、低周波通過部40aとしてインダクタを用い、高周波通過部40bとしてコンデンサを用いている。但し、低周波通過部40aと信号線Ldとの間には直流カット用のコンデンサが挿入されている。
住戸機2は、音声を入出力するマイクロホン21a及びスピーカ21bを備え、マイクロホン21aとスピーカ21bとはそれぞれ増幅器24a、24bを介して音声回路24cに接続されている。ここで、上述のように音声信号と映像信号との両方で信号線Ldを用いるために、多重分離回路20を設けている。多重分離回路20は、音声回路24cと信号線Ldとの間に並列に挿入される2つの低周波通過部20aと、結合トランス25cと信号線Ldとの間に挿入される高周波通過部20bとから成る。低周波通過部20aは音声信号に対して低インピーダンスであって映像信号に対して高インピーダンスのものを用い、高周波通過部20bは音声信号に対して高インピーダンスであって映像信号に対して低インピーダンスのものを用いる。図示例では、低周波通過部20aとしてインダクタを用い、高周波通過部20bとしてコンデンサを用いている。また、一方の低周波通過部20aと音声回路24cとの間には、ロビーインターホン1又は管理室インターホン3の入力及び出力インピーダンスと整合するインピーダンス(例えば、600Ω)を有する第一の音声伝送回路26aが挿入されており、他方の低周波通過部20aと音声回路24cとの間には、ロビーインターホン1又は管理室インターホン3の入力及び出力インピーダンスよりも高いインピーダンス(例えば、10kΩ)を有する第二の音声伝送回路26bが挿入されている。すなわち、一方の低周波通過部20aと第一の音声伝送回路26aを含む経路が個別通話用経路に相当し、他方の低周波通過部20aと第二の音声伝送回路26bを含む経路が一斉放送用経路に相当する。また、低周波通過部20aと高周波通過部20bとに分岐する点アと一方の低周波通過部20aとの間には、個別通話用経路と信号線Ldとを接続する状態と接続しない状態に切り替える第一の切替スイッチ29aが挿入されており、この第一の切替スイッチ29aが切替手段に相当し、後述する住戸機2のCPU27からの制御に応じて切り替わる。尚、CPU27による制御が行われていない状態では第一の切替スイッチ29aは開放されており、信号線Ldは一斉放送用経路及び高周波通過部20bと接続されている。
音声回路24cは、2線の信号線Ldと2個の増幅器24a、24bの入力線及び出力線とを2線4線変換する回路を含み、マイクロホン21aから入力される音声信号を多重分離回路20を介して信号線Ldに送出し、多重分離回路20で分離された信号線Ldからの音声信号をスピーカ21b側に出力する機能を備えている。したがって、ロビーインターホン1並びに管理室インターホン3と住戸機2との間で信号線Ldを通して音声信号を授受することができ、来訪者がロビーインターホン1を用いると共に居住者が住戸機2を用いることによって来訪者と居住者との間で音声通話が可能となり、また管理人が管理室インターホン3を用いると共に居住者が住戸機2を用いることによって管理人と居住者との間で音声通話が可能となる。
また、音声回路24cには、子器インタフェース回路23及び子器接続線L3を介してドアホン子器6が接続される。ドアホン子器6は集合住宅の各住戸の玄関先に配置されるものであってマイクロホン及びスピーカを備え、子器インタフェース回路23はドアホン子器6との通話のための音声双方向増幅回路や音声回路24cを接続するための開閉路回路等を備える。したがって、ドアホン子器6と住戸機2との間での通話が可能になっている。また、ドアホン子器6には呼出釦が設けられ、子器インタフェース回路23ではドアホン子器6での呼出釦の操作時に呼出音を音声回路24cに入力して、スピーカ21bから送出させる機能も備える。ドアホン子器6の電源は住戸機2に内蔵した子器電源部28aから電源重畳部28bを介して供給される。電源重畳部28bは音声信号伝送帯域に対するインピーダンスを高くして子器接続線L3に電源を重畳する回路である。ここで、子器接続線L3には伝送線路とは別シースのケーブルを用いるのが一般的であるが、伝送線路の中の1対のペア線を流用することも可能である。
住戸機2において、モニタ22には液晶表示器あるいはCRTが用いられる。信号線Ldを通して住戸機2に入力されるFM映像信号は、多重分離回路20で分離された後に平衡−不平衡変換のための結合トランス25cを介して増幅器25bに入力され、増幅器25bで増幅された後にFM復調部25aにおいて周波数復調される。FM復調部25aから出力された映像信号は、モニタ22に入力されることによってモニタ22の画面に映像を表示する。つまり、ロビーインターホン1のカメラにおいて撮像された来訪者の映像が住戸機2のモニタ22に表示されるから、住戸内の居住者が来訪者を確認することができる。
また、住戸機2には内部回路を制御するCPU27が設けられ、CPU27には制御線とのインタフェースとなる制御信号送受信回路(図示せず)が接続される。制御信号送受信回路は、CPU27から出力された制御信号を制御線に送出し、制御線から受信した制御信号をCPU27に引き渡す機能を有する。
制御線については、幹線L1と住戸別線L2とが分岐器7内において直結されている。したがって、管理室インターホン3から送出された制御信号は制御線に接続される全ての住戸機2に伝送される。ここに、住戸機2のCPU27には個別にアドレス(例えば、住戸番号)が設定されており、例えば、ロビーインターホン1においてアドレスを選択することによって、アドレスを指定する制御信号(呼出コマンド)が管理室インターホン3から制御線を介して全ての住戸機2に伝送することが可能となっている。住戸機2のCPU27は、制御信号に含まれるアドレスが自己のアドレスであれば、第一の切替スイッチ29aを閉成してロビーインターホン1と個別通話用経路との間に通信路を確立すると共に、FM復調部25aやモニタ22を起動してロビーインターホン1のカメラにおいて撮像された来訪者の映像を住戸機2のモニタ22に表示させ、さらに音声回路24cを通じてスピーカ21bから呼出音を鳴動させるように構成されている。
次に本実施形態の動作を説明する。まず、ロビーインターホン1と、ロビーインターホン1で選択された1台の住戸機2との間で個別通話する場合について説明する。ロビーインターホン1で選択された住戸機2に対して管理室インターホン3から制御線を介して制御信号(呼出コマンド)が伝送され、この制御信号に含まれるアドレスが一致した住戸機2では、そのCPU27が呼出コマンドに応じて第一の切替スイッチ29aを閉成すると共に音声回路24cを通じてスピーカ21bから呼出音を送出させる。さらにロビーインターホン1に選択された住戸機2では、CPU27がFM復調部25aやモニタ22を起動し、信号線Ldを介して伝送されるFM映像信号をFM復調部25aで周波数復調してロビーインターホン1のカメラにおいて撮像された来訪者の映像をモニタ22に表示させる。そしてロビーインターホン1からの呼出に応答して居住者が住戸機2の応答釦(図示せず)を操作するとCPU27が音声回路24cを起動する。
一方、管理室インターホン3では、呼出コマンドの送出後、CPUが図示しない切替スイッチをオンしてロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laに接続する。その結果、ロビーインターホン1と選択された住戸機2との間に通信路が確立されて個別通話が可能となると共に、選択された住戸機2でのみロビーインターホン1のカメラで撮像された来訪者をモニタ22に表示することが可能となる。
次に、管理室インターホン3と、管理室インターホン3で選択された1台の住戸機2との間で個別通話する場合について説明する。管理室インターホン3で選択された住戸機2に対して管理室インターホン3から制御線を介して制御信号(呼出コマンド)が伝送され、この制御信号に含まれるアドレスが一致した住戸機2では、そのCPU27が呼出コマンドに応じて第一の切替スイッチ29aを閉成すると共に音声回路24cを通じてスピーカ21bから呼出音を送出させる。そして、管理室インターホン3からの呼出に応答して居住者が住戸機2の応答釦を操作するとCPU27が音声回路24cを起動する。また管理室インターホン3では、CPUが図示しない切替スイッチをオフしてロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laから切り離す。その結果、管理室インターホン3と選択された住戸機2との間に個別通話用経路を介した通信路が確立されて個別通話が可能となる。
最後に、集合住宅の管理室に設置された管理室インターホン3から複数の住戸機2に対して一斉放送を行う場合について説明する。管理人が管理室インターホン3に設けられた一斉放送開始釦(図示せず)を操作すると、管理室インターホン3のCPUが一斉放送の対象となる複数の住戸機2に対して制御線を介して制御信号(一斉放送開始コマンド)を伝送し、この一斉放送開始コマンドに応じて一斉放送の対象となっている全ての住戸機2のCPU27が音声回路24cを起動する。さらに、管理室インターホン3のCPUは、図示しない切替スイッチをオフしてロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laから切り離す。その結果、管理室インターホン3と複数の住戸機2との間に一斉放送用経路を介した通信路が確立されて管理室インターホン3から複数の住戸機2への一斉放送が可能となる。
上述のように、個別通話の場合には、幹線L1は選択された住戸機2の個別通話用経路及び全住戸機2の一斉放送用経路と接続されるが、その合成インピーダンスは個別通話用経路の入力インピーダンスと比べて高く、また個別通話の対象となる機器間ではインピーダンス整合のとれた音声信号伝送を行うので、誘導ノイズ耐性の高い通話を行うことができる。一方、一斉放送の場合には、幹線L1は全住戸機2の一斉放送用経路と接続されるが、その合成インピーダンスは音声回路30の出力インピーダンスと比べて十分に高いので、一斉放送の対象となる住戸機2の台数が増加した場合でも音声信号の減衰を抑制することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、第一の切替スイッチ29aが、信号線Ldを個別通話用経路に接続する状態と、信号線Ldを一斉放送用経路に接続する状態とを択一的に切り替えて成る点に特徴がある。尚、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態における第一の切替スイッチ29aは、図2に示すように、低周波通過部20aと高周波通過部20bとに分岐する点イと低周波通過部20aとの間に挿入され、CPU27からの制御に応じて信号線Ldを個別通話用経路又は一斉放送用経路の何れかと接続するよう択一的に切り替える。尚、CPU27による制御を行っていない状態では、信号線Ldは一斉放送用経路及び高周波通過部20bと接続されている。
次に本実施形態の動作を説明する。まず、ロビーインターホン1と、ロビーインターホン1で選択された1台の住戸機2との間で個別通話する場合について説明する。ロビーインターホン1で選択された住戸機2に対して管理室インターホン3から制御線を介して制御信号(呼出コマンド)が伝送され、この制御信号に含まれるアドレスが一致した住戸機2では、そのCPU27が呼出コマンドに応じて第一の切替スイッチ29aを信号線Ldと個別通話用経路とを接続するように切り替えると共に音声回路24cを通じてスピーカ21bから呼出音を送出させる。さらにロビーインターホン1に選択された住戸機2では、CPU27がFM復調部25aやモニタ22を起動し、信号線Ldを介して伝送されるFM映像信号をFM復調部25aで周波数復調してロビーインターホン1のカメラにおいて撮像された来訪者の映像をモニタ22に表示させる。そしてロビーインターホン1からの呼出に応答して居住者が住戸機2の応答釦(図示せず)を操作するとCPU27が音声回路24cを起動する。
一方、管理室インターホン3では、呼出コマンドの送出後、CPUが図示しない切替スイッチをオンしてロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laに接続する。その結果、ロビーインターホン1と選択された住戸機2との間に通信路が確立されて個別通話が可能となると共に、選択された住戸機2でのみロビーインターホン1のカメラで撮像された来訪者をモニタ22に表示することが可能となる。尚、管理室インターホン3と、管理室インターホン3で選択された1台の住戸機2との間で個別通話する場合については、ロビーインターホン1と住戸機2との個別通話の場合とほとんど共通であるから説明を省略する。
次に、集合住宅の管理室に設置された管理室インターホン3から複数の住戸機2に対して一斉放送を行う場合について説明する。管理人が管理室インターホン3に設けられた一斉放送開始釦(図示せず)を操作すると、管理室インターホン3のCPUが一斉放送の対象となる複数の住戸機2に対して制御線を介して制御信号(一斉放送開始コマンド)を伝送し、この一斉放送開始コマンドに応じて一斉放送の対象となっている全ての住戸機2のCPU27が音声回路24cを起動する。さらに、管理室インターホン3のCPUは、図示しない切替スイッチをオフしてロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laから切り離す。その結果、管理室インターホン3と複数の住戸機2との間に一斉放送用経路を介した通信路が確立されて管理室インターホン3から複数の住戸機2への一斉放送が可能となる。
上述のように、個別通話の場合において、選択された住戸機2では一斉放送用経路は幹線L1と接続されず個別通話用経路だけが接続されるので、住戸機2の入力インピーダンスの低下を抑制し、実施形態1と比べてシステムに接続する住戸機2の台数を増やすことができる。
(実施形態3)
本実施形態は、個別通話及び一斉放送の通信路を開閉する第二の切替スイッチ29bを住戸機2に設けた点に特徴がある。尚、本実施形態の基本構成は実施形態2と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
第二の切替スイッチ29bは、図3に示すように、住戸機2において信号線Ldと、低周波通過部20aと高周波通過部20bとに分岐する点ウとの間に挿入され、CPU27からの制御に応じてロビーインターホン1又は管理室インターホン3と住戸機2との通信路の開閉を切り替えるもので、開閉手段に相当する。尚、CPU27による制御が行われていない状態では、第二の切替スイッチ29bは開放されており、ロビーインターホン1又は管理室インターホン3と住戸機2との通信路は確立されていない。
次に本実施形態の動作を説明する。まず、ロビーインターホン1と、ロビーインターホン1で選択された1台の住戸機2との間で個別通話する場合について説明する。ロビーインターホン1で選択された住戸機2に対して管理室インターホン3から制御線を介して制御信号(呼出コマンド)が伝送され、この制御信号に含まれるアドレスが一致した住戸機2では、そのCPU27が呼出コマンドに応じて第二の切替スイッチ29bを閉成し且つ第一の切替スイッチ29aを信号線Ldと個別通話用経路とを接続するように切り替えると共に音声回路24cを通じてスピーカ21bから呼出音を送出させる。さらにロビーインターホン1に選択された住戸機2では、CPU27がFM復調部25aやモニタ22を起動し、信号線Ldを介して伝送されるFM映像信号をFM復調部25aで周波数復調してロビーインターホン1のカメラにおいて撮像された来訪者の映像をモニタ22に表示させる。そしてロビーインターホン1からの呼出に応答して居住者が住戸機2の応答釦(図示せず)を操作するとCPU27が音声回路24cを起動する。
一方、管理室インターホン3では、呼出コマンドの送出後、CPUが図示しない切替スイッチをオンしてロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laに接続する。その結果、ロビーインターホン1と選択された住戸機2との間に通信路が確立されて個別通話が可能となると共に、選択された住戸機2でのみロビーインターホン1のカメラで撮像された来訪者をモニタ22に表示することが可能となる。尚、管理室インターホン3と、管理室インターホン3で選択された1台の住戸機2との間で個別通話する場合については、ロビーインターホン1と住戸機2との個別通話の場合とほとんど共通であるから説明を省略する。
次に、集合住宅の管理室に設置された管理室インターホン3から複数の住戸機2に対して一斉放送を行う場合について説明する。管理人が管理室インターホン3に設けられた一斉放送開始釦(図示せず)を操作すると、管理室インターホン3のCPUが一斉放送の対象となる複数の住戸機2に対して制御線を介して制御信号(一斉放送開始コマンド)を伝送し、この一斉放送開始コマンドに応じて一斉放送の対象となっている全ての住戸機2のCPU27が第二の切替スイッチ29bを閉成すると共に音声回路24cを起動する。さらに、管理室インターホン3のCPUは、図示しない切替スイッチをオフしてロビーインターホン1に接続された通話線Laを幹線装置4に接続された通話線Laから切り離す。その結果、管理室インターホン3と複数の住戸機2との間に一斉放送用経路を介した通信路が確立されて管理室インターホン3から複数の住戸機2への一斉放送が可能となる。
上述のように、個別通話の場合には、幹線L1は選択された住戸機2の個別通話用経路とのみ接続されるので、通話対象機器間のインピーダンス整合がより精度の高いものとなり、したがって誘導ノイズ耐性がより高い通話を行うことができる。また、第二の切替スイッチ29bを切り替えることで、選択された複数台の住戸機2とのみ通信路を確立して他の住戸機2との通信路を確立しないようにすることで、全住戸機2への一斉放送だけではなく、特定の複数台の住戸機2に対する一斉放送も行うことができる。
本発明の実施形態1を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態2を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態3を示すシステム構成図である。 従来例を示すシステム構成図である。
符号の説明
1 ロビーインターホン(共用部装置)
2 住戸機
3 管理室インターホン(通話装置)
L1 幹線
L2 住戸別線
26a 第一の音声伝送回路
26b 第二の音声伝送回路
29a 第一の切替スイッチ(切替手段)
29b 第二の切替スイッチ(開閉手段)

Claims (3)

  1. 集合住宅の共用玄関に設置され音声の入出力が可能な共用部装置と、集合住宅の管理室に設置され音声の入出力が可能な通話装置と、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され共用部装置並びに通話装置とは伝送線路を介して接続されると共に共用部装置若しくは通話装置が有する選択手段が操作されることにより選択されると共用部装置又は通話装置との間で通信路を確立する複数台の住戸機とを備え、
    伝送線路は、共用部装置並びに通話装置に接続された幹線と各住戸機に接続された住戸別線とを含み、幹線及び住戸別線は、少なくとも選択手段の操作に伴って発生し個別通話の開始を指示する制御信号を伝送する制御線と、音声信号を伝送する信号線とから成り、
    通話装置は、住戸機との間で信号線を介した通話を行う通話手段と、通話相手の住戸機を選択するための選択手段と、複数の住戸機を対象とした一斉放送の開始を指示する一斉放送開始指示手段と、選択手段で選択された住戸機に対して個別通話の開始を指示する制御信号を制御線を介して伝送すると共に一斉放送開始指示手段で一斉放送の開始が指示された時に対象となる複数の住戸機に対して一斉放送の開始を指示する制御信号を制御線を介して伝送する制御手段とを備え、
    住戸機は、共用部装置並びに通話装置との間で各々信号線を介した通話を行う住戸機通話手段と、制御線を介して伝送される制御信号に応じて共用部装置又は通話装置と住戸機との間に通信路を確立させる住戸機制御手段と、住戸別線と住戸機通話手段との間に設けられて共用部装置又は通話装置における入力及び出力のインピーダンスと整合したインピーダンスを有した個別通話用経路と、住戸別線と住戸機通話手段との間に設けられて共用部装置又は通話装置における入力及び出力のインピーダンスよりも高いインピーダンスを有した一斉放送用経路と、個別通話用経路と住戸別線を接続する状態と接続しない状態とに切り替える切替手段とを備え、住戸機制御手段は、個別通話の開始を指示する制御信号を受信すると切替手段を制御して個別通話用経路と住戸別線とを接続する状態にし、個別通話の開始を指示する制御信号を受信しない場合は個別通話用経路と住戸別線とを接続しない状態にすることを特徴とする集合住宅用インターホンシステム。
  2. 切替手段は、個別通話用経路を住戸別線に接続する状態と一斉放送用経路を住戸別線に接続する状態とを択一的に切り替えて成り、住戸機制御手段は、個別通話の開始を指示する制御信号を受信すると切替手段を制御して個別通話用経路を住戸別線に接続することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用インターホンシステム。
  3. 住戸機は、個別通話及び一斉放送の通信路を開閉する開閉手段を備え、住戸機制御手段は、個別通話又は一斉放送の開始を指示する制御信号を受信すると開閉手段を制御して個別通話又は一斉放送の通信路を確立し、個別通話又は一斉放送の開始を指示する制御信号を受信しない場合は開閉手段を制御して個別通話及び一斉放送何れの通信路も開放することを特徴とする請求項1又は2の何れか記載の集合住宅用インターホンシステム。
JP2005311997A 2005-10-26 2005-10-26 集合住宅用インターホンシステム Active JP5319869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005311997A JP5319869B2 (ja) 2005-10-26 2005-10-26 集合住宅用インターホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005311997A JP5319869B2 (ja) 2005-10-26 2005-10-26 集合住宅用インターホンシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012002953A Division JP5537575B2 (ja) 2012-01-11 2012-01-11 集合住宅用インターホンシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007124161A true JP2007124161A (ja) 2007-05-17
JP5319869B2 JP5319869B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=38147532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005311997A Active JP5319869B2 (ja) 2005-10-26 2005-10-26 集合住宅用インターホンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5319869B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136900A (ja) * 1991-09-11 1993-06-01 Toshiba Corp 集合住宅管理システム
JPH06350544A (ja) * 1993-06-03 1994-12-22 Sanyo Electric Co Ltd 一斉放送装置
JPH08186650A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Aiphone Co Ltd 共通線式インターホン装置
JPH11146070A (ja) * 1997-11-11 1999-05-28 Matsushita Electric Works Ltd 2線式多局型インターホンシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136900A (ja) * 1991-09-11 1993-06-01 Toshiba Corp 集合住宅管理システム
JPH06350544A (ja) * 1993-06-03 1994-12-22 Sanyo Electric Co Ltd 一斉放送装置
JPH08186650A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Aiphone Co Ltd 共通線式インターホン装置
JPH11146070A (ja) * 1997-11-11 1999-05-28 Matsushita Electric Works Ltd 2線式多局型インターホンシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5319869B2 (ja) 2013-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4622656B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP3894111B2 (ja) 集合住宅用テレビ付きインターホンシステム
JP5319869B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP5537575B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4285471B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4333573B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4483705B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2006304220A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4965943B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2009152896A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4752680B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4341546B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4428469B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP3864895B2 (ja) 集合住宅用テレビ付きインターホンシステム
JP5270823B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2008072631A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP3864896B2 (ja) 集合住宅用テレビインターホン装置
JP4613679B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4965944B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4840022B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4479853B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4428468B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP4715526B2 (ja) 通話システム
JP4265512B2 (ja) 集合住宅用テレビ付きインターホンシステム
JP4449764B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110328

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111011

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5319869

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150