JP2007124096A - 可搬型ディジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置自身が発生するノイズでディジタル放送受信に支障を来すのを極力防止することができる可搬型ディジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】 CPU13は、当該放送受信装置の全体制御を行う他、チューナモジュール2から受け取ったエラーレートに基づいてディジタル放送波の受信品質を判断する処理、前記受信品質が所定閾値に達したときに装置内で発生しているノイズの低減(抑制)に寄与する一つ又は複数の措置を実行する処理、前記措置を停止する条件が満たされたときに前記措置を停止する処理を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ディジタル放送を受信できる可搬型ディジタル放送受信装置に関する。
地上波を用いたディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置は、地上波用アンテナを通して受け取った複数の放送波のなかから任意の放送波をチューナによって選択し、この選択したチャンネルのディジタル信号を取り出して映像や音声データなどをデマルチプレクスし、これをデコードすることによって映像及び音声信号などを出力する。
そして、近年においては、例えば携帯電話機能等とともに上記ディジタル放送受信機能を搭載する可搬型ディジタル放送受信装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−120085号公報
しかしながら、可搬型ディジタル放送受信装置が搭載できる地上波アンテナは小型である必要があり、十分な電波受信能力を担保できない。従って、電波受信環境が悪くなり当該装置が発生する各種ノイズの影響を受けやすくなると放送受信に支障をきたすことがある。放送波の受信状態が悪くてチューナがアンロックするとロック状態に戻るまでに比較的時間がかかるため、アンロックとなるのを極力回避することが望ましい。
この発明は、上記の事情に鑑み、装置自身が発生するノイズでディジタル放送受信に支障を来すのを極力防止することができる可搬型ディジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
この発明の可搬型ディジタル放送受信は、上記の課題を解決するために、ディジタル放送波を受信してトランスポートストリームを出力するチューナ部と、前記トランスポートストリームを分離してデコードを行うことにより音声データ及び映像データを生成するデコーダ部と、前記音声データに基づいて音声出力を行う音声出力部と、前記映像データに基づいて描画データを作成する描画データ生成部と、描画データを受け取って画像表示を行う表示部と、を備えた可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ディジタル放送波の受信品質を示す品質信号を出力する手段と、前記品質信号が所定閾値に達したときに装置内で発生しているノイズの抑制に寄与する一つ又は複数の措置を実行する一方、前記措置を停止する条件が満たされたときに前記措置を停止するノイズ抑制手段と、を備えたことを特徴とする(以下、この項において第1構成という)。
上記第1構成であれば、前記品質信号が所定閾値に達したときに装置内で発生しているノイズの抑制に寄与する一つ又は複数の措置を実行するので、アンロックに至るのを極力回避する(ロック状態をできるだけ長く保つ)ことができるとともに、アンロックの状態からの脱却も早くなる。
上記第1構成の可搬型ディジタル放送受装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記所定閾値よりも受信品質が高い側に設定された他の閾値に前記品質信号が達したときに前記措置を停止する条件が満たされたとして前記措置を停止することとしてもよい(以下、この項において第2構成という)。
これら第1構成又は第2構成の可搬型ディジタル放送受装置において、前記所定閾値として複数の閾値が設定されており、前記ノイズ抑制手段は、ノイズの抑制に寄与する措置として複数の措置を選択することができ且つ前記閾値に応じて実行する措置の選択数を段階的に変更することとしてもよい(以下、この項において第3構成という)。
これら第1構成乃至第3構成のいずれかの可搬型ディジタル放送受装置において、前記ノイズ抑制手段は、ディジタル放送の受信開始時にも前記措置を暫定的に実行し、前記措置を停止する条件が満たされていると判断したとき前記措置を停止することとしてもよい(以下、この項において第4構成という)。
これら第1構成乃至第4構成のいずれかの可搬型ディジタル放送受装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記デコーダ部における前記映像データ生成のためのデコードを停止させてもよい。或いは、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記デコーダ部における前記音声データ生成のためのデコードを停止させてもよい。或いは、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記デコーダ部における前記映像データ及び音声データ生成のための両デコードを停止させてもよい。或いは、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記描画データを前記表示部に供給する処理を停止するか又は描画データの供給を間欠的に行うこととしてもよい。或いは、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記表示部の照明停止又は輝度低減となる電力供給制御を実行させることとしてもよい。
これら第1構成乃至第4構成のいずれかの可搬型ディジタル放送受装置において、受信したデータ放送のデコードを行って画像を前記表示部に表示させる手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記データ放送のデコードを停止させるか、又はデータ放送データの更新に伴うデコードを毎回実行するのではなく一つ又は複数の更新をスキップすることとしてもよい。
これら第1構成乃至第4構成のいずれかの可搬型ディジタル放送受装置において、受信したデータ放送の画像を生成して前記表示部に表示させる手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記ディジタル放送波の受信による映像出力と音声出力とデータ放送出力のうち二つを停止させて残り一つを実行するか、又は一つを停止させて残りの二つを実行することとしてもよい。
これら第1構成乃至第4構成のいずれかの可搬型ディジタル放送受装置において、通信手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記通信手段の動作を停止させることとしてもよい。
これら第1構成乃至第4構成のいずれかの可搬型ディジタル放送受装置において、定期的に通信を用いて情報を取得する通信ネットワーク接続手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記定期的に通信を用いて情報を取得する動作を停止させることとしてもよい。
これら第1構成乃至第4構成のいずれかの可搬型ディジタル放送受装置において、携帯電話手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記携帯電話手段における基地局登録処理を停止させることとしてもよい。
これら第1構成乃至第4構成のいずれかの可搬型ディジタル放送受装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、CPUの動作クロックを下げることとしてもよい。
これら構成の可搬型ディジタル放送受装置において、前記ディジタル放送波の受信品質を示す品質信号を出力する手段に代えて、前記チューナ部でのデータ誤り訂正が不能なためにパケット再生ができなかったことを示すアンロック情報を前記ノイズ抑制手段に与える手段を備え、前記ノイズ抑制手段は前記品質信号が所定閾値に達したときに実行するノイズ抑制処理を、前記アンロック情報を受け取ったときに実行することとしてもよい。かかる構成であれば、前記ノイズ抑制手段は前記品質信号が所定閾値に達したときに実行するノイズ抑制処理を、前記アンロック情報を受け取ったときに実行するから、アンロックの状態からの脱却が早くなる。
この発明によれば、装置自身が発生するノイズでディジタル放送受信に支障を来すのを極力防止することができるという効果を奏する。
以下、この発明の実施形態の可搬型ディジタル放送受信装置を図1乃至図5に基づいて説明する。
図1において、アンテナ1は、地上放送局から送られてくる地上ディジタル放送波を受信する。
チューナモジュール2は、映像音声データを含む高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す。また、チューナモジュール2は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。また、チューナモジュール2は、ディジタル放送波の受信品質を示す品質信号をCPU13に出力する。この品質信号としては、受信電界強度、C/N比、エラーレートなどがあるが、この実施形態ではエラーレートを品質信号としてCPU13に与える。
TSデコーダ3は、前記トランスポートストリームを、例えば、IEEEにおけるH.264などのビデオストリーム、オーディオストリーム、及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)等に分離する。TSデコーダ3は、ビデオストリームをビデオデコーダ4Aに供給し、オーディオストリームをオーディオデコーダ4Bに供給し、データ放送データをデータデコーダ4Cに供給する。
前記ビデオデコーダ4Aは、入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御等を行って映像データを生成する。オーディオデコーダ4Bは、入力された符号化信号を復号して音声データを生成する。データデコーダ4Cはデータ放送データ(BMLファイル、字幕データ等)を復号してデータ表示データを生成する。映像データ及びデータ表示データはグラフィック制御部5に出力され、音声データはD/Aコンバータ6に出力される。
前記グラフィック制御部5は、受け取った映像データ及びデータ表示データに基づいて描画データを生成する。更に、グラフィック制御部5はOSD(オンスクリーンディスプレイ)機能を有し、CPU13から出力指示された文字情報や色情報に基づく映像を前記描画データに合成する。D/Aコンバータ6は、受け取った音声データをD/A変換して音声信号を出力する。音声信号はスピーカ8に供給される。描画データは表示デバイス(例えば、液晶表示パネルやEL表示素子等及びそれらのドライバから成る)に供給される。
メモリ(RAM、EEPROM、フラッシュメモリ、ROM等)14には、当該可搬型ディジタル放送受信装置を機能させるための制御プログラムやユーザにより設定されたユーザ設定情報などが格納される。
入力デバイスは15は、ユーザの操作情報をCPU13に与える。また、この可搬型ディジタル放送受信装置には通信デバイス16が設けられている。通信デバイス16は当該放送受信装置を携帯電話として用いるときの機能であり、通常の通話機能の他、インターネット接続機能も備えている。そして、このインターネット接続機能を用い、所定のユーザ設定の下では、ディジタル放送受信時に定期的に所定のサイトに接続して例えばCM(コマーシャル)情報を取得することもできる。
CPU13は、当該放送受信装置の全体制御を行う他、この発明にかかる処理として、前記チューナモジュール2から受け取ったエラーレートに基づいてディジタル放送波の受信品質を判断する処理、前記受信品質が所定閾値に達したときに装置内で発生しているノイズの低減(抑制)に寄与する一つ又は複数の措置を実行する処理、前記措置を停止する条件が満たされたときに前記措置を停止する処理を行う。
図2の上段側には、前記受信品質(この受信品質は天候やビル陰などの受信地条件による他、装置自身が発生するノイズにより変化する)を曲線で示している。実線曲線はノイズ低減処理を行った場合を示しており、点線曲線はノイズ低減処理を行っていない場合を示している。そして、図2の中段側にはノイズ低減処理を行っていない場合の映像音声出力状態を示しており、図2の下段側にはノイズ低減処理を行った場合の映像音声出力状態を示している。なお、ノイズ低減処理とは、ノイズの低減(抑制)に寄与する一つ又は複数の措置をいう。
また、上記図2は、ノイズ低減処理開始の判断値である低減閾値として、第1の低減閾値♯1と第2の低減閾値♯2とを設定している。第2の低減閾値♯2は第1の低減閾値♯1よりも受信品質が悪い側に設定されている。また、ノイズ低減処理終了の判断値である解除閾値は第1の低減閾値♯1よりも受信品質が良い側に設定されている。勿論、第1の低減閾値♯1及び第2の低減閾値♯2はアンロックレベルよりも高い側(受信品質が良い側)に設定される。ここで、CPU13は、受信品質が第1の低減閾値♯1を下回ると、ノイズの低減(抑制)に寄与する一つ又は複数の措置を実行し、受信品質が第2の低減閾値♯1を下回ると、上記措置に加えて更にノイズの低減(抑制)に寄与する一つ又は複数の措置を実行することとしている。
受信品質が悪くなってチューナモジュール2においてアンロックが生じると、映像音声を出力することが不能になる。なお、アンロックとは、前記チューナモジュール2でのデータ誤り訂正が不能なためにパケット再生ができない状態をいう。
上記構成においてノイズ低減処理が行われる場合には、受信品質が第1の低減閾値♯1を下回ると、ノイズの低減(抑制)に寄与する一つ又は複数の措置が実行され(例えば、映像出力のみ停止して音声出力だけが行われる)、これによってノイズの発生が抑制されるので、受信品質がアンロックレベルに至るのを回避しうる。また、受信品質が第2の低減閾値♯2を下回ると、更にノイズの低減(抑制)に寄与する一つ又は複数の措置が実行され(例えば、映像出力と音声出力の両方が停止される)、これによってノイズの発生が更に抑制され、受信品質がアンロックレベルに至るのを回避しうる。そして、たとえアンロックが生じてもノイズの発生が抑制されているのであるから、このアンロックからの脱却はノイズ低減処理を行っていない場合に比べて早くなる。すなわち、上記のノイズ低減処理によって、アンロックに至るのを極力回避する(ロック状態をできるだけ長く保つ)ことができるとともに、アンロックになったとしてもこの状態からの脱却が早くなる。
[ノイズ低減処理の具体例]
(1)CPU13は、ノイズ低減処理として、前記ビデオデコーダ4Aにおける映像データ生成のためのデコードを停止させる。
(2)CPU13は、ノイズ低減処理として、前記オーディオデコーダ4Bにおける音声データ生成のためのデコードを停止させる。音声デコードを専用のハードウェアではなく、CPU13が行い、このCPU13の動作で発生するノイズが受信品質を低下させる場合には、映像デコードを停止するのではなく、音声デコードを停止する方が効果的である。音声デコードを停止するときには図示しないスピーカアンプへの電力供給も停止してもよい。
(3)CPU13は、ノイズ低減処理として、前記ビデオデコーダ4Aにおける映像データ生成のためのデコードと、前記オーディオデコーダ4Bにおける音声データ生成のためのデコードの両方を停止させる。なお、このとき、OSD機能を用いて「只今、ロック状態を極力保持するために映像音声の出力を停止しています」といった趣旨のメッセージを表示デバイス7において表示してもよい。先述の(1)の処理においても同様である。
(4)CPU13は、ノイズ低減処理として、描画データを表示デバイス7に供給する処理を停止する。或いは、描画データの供給を間欠的に(所定時間間隔で)行う。例えば、ビデオデコードによって得られた映像データはメモリ14内のVRAM一旦に書き込まれる。そして、このVRAMに書き込まれた映像データはグラフィック制御部5の処理によって表示デバイス7のVRAMに転送される。この転送を停止してもよいし、転送速度を例えば15fps(毎秒あたりのフレーム数)から5fps或いは1fpsなどに制限することとしてもよい。また、低減閾値♯1では5fps、低減閾値♯2では1fpsとするなど、受信品質に応じて描画データの供給間隔を異ならせるようにしてもよい。
(5)CPU13は、ノイズ低減処理として、前記表示デバイス7の照明停止又は輝度低減となる電力供給制御を実行する。例えば、表示デバイス7がバックライトやフロントライトなどを備えており、このライトへの電力供給がノイズ発生源となる場合がある。また、表示デバイス7が自発光型であれば、表示デバイス7自体への電力供給がノイズ発生源となる場合がある。具体的には、スイッチング電源などで昇圧を行う構成では、スイッチング電源がノイズ発生源となる。スイッチング電源の動作停止(照明停止(自発光型の発光停止を含む))や電圧低下(輝度低減)によってノイズを抑制することができる。表示デバイス7において照明停止が行われるときには、映像デコードを行わないとする措置及び/又は描画データの転送を行わないとする措置を同時に採用してもよい。
(6)CPU13は、ノイズ低減処理として、データデコーダ4Cが行っているデコードを停止させるか、又はデータ放送データの更新に伴うデコードを毎回実行するのではなく一つ又は複数の更新をスキップさせる。データ放送コンテンツは、データカルーセル方式によって伝送され、映像音声などのストリーム型の伝送方式とは異なり、同一データを一定期間繰り返し送ることにより、受信機が任意のタイミングでデータを取得することを可能にしている。ここで、繰り返し伝送されるデータの集合をデータカルーセルと呼び、各々のデータをモジュールと呼ぶ。データカルーセルは、DII(Download Info Indication)及びDDB(Download Date Block)の2種類から構成される。コンポーネントは、前記DIIと呼ばれるディレクトリ情報と、データの実体となる複数のモジュールを伝送する。これらのデータは繰り返し伝送される。データ放送の提示に必要とされるモジュールは、受信装置内の図示しないコンテンツバッファに格納され、不要となったモジュールはコンテンツバッファから削除される。DIIは、データカルーセルに含まれるモジュールの総数が変化した場合や、少なくとも1つのモジュールが更新された場合、およびローカルコンテンツが切り替わった場合に更新される。DIIのバージョンを識別するために、DIIはトランザクション識別(transaction_id)を含み、DIIの内容に変化があった場合は、transaction_idが更新(1インクリメント)される。また、モジュールのバージョンが変化した場合は、それ以前に伝送されていたモジュールは不要となり、新バージョンのモジュールを受信することとなる。また、DIIは、データイベント識別(data_event_id)を含む。データカルーセルで伝送されるコンテンツは時間的に更新されることがある。この或る一定時間で伝送される意味のあるひとかたまりのコンテンツをローカルコンテンツと呼ぶ。ローカルコンテンツが切り替わった場合、切り替え前に伝送されていた全てのモジュールは不要となる。データイベント識別(data_event_id)はローカルコンテンツを識別し、ローカルコンテンツが切り替わる際に更新される。CPU13はDIIを監視することにより、どのモジュールが現在伝送されているかを知るとともに、モジュールの更新を認識することができるため、受信装置内のコンテンツバッファを常に最新の状態にしておくことができる。CPU13は、ノイズ低減処理として、前記モジュールの更新を認識したときにデコードを毎回実行するのではなく一つ又は複数の更新をスキップさせる。また、例えば、CPU13がデータデコーダ4Cに対してデコード許可信号とデコード停止信号とを所定時間間隔(例えば2秒間隔)で交互に与えることで、前記更新がスキップされることが生じる。また、このように所定時間間隔でデコード許可と停止を行う場合において、データデコーダ4Cで字幕データの生成を行っている場合には、或る場面で表示されるべき字幕の描画(字幕の更新)がスキップされることが生じる。
(7)CPU13は、この実施形態のディジタル放送受信装置のごとく、映像と音声とデータ放送の提示が行える機器構成において、ノイズ低減処理として、映像出力と音声出力とデータ放送出力のうち二つを停止させて残り一つを実行するか、又は一つを停止させて残りの二つを実行する。これら出力の停止はこれら出力に必要な処理の全てに限るものではなく、ノイズを発生させる処理のみ停止させることを含む。
(8)CPU13は、この実施形態のディジタル放送受信装置のごとく、通信デバイス16を備える機器構成において、前記通信デバイス16の動作を停止させる。なお、放送受信ができないときにネットワーク接続を行って受信番組に関連する情報を提供するサイトに接続して当該番組に関連する情報をユーザ提示できるようにしておく方が望ましいと考えられる場合もあるので、前記通信デバイス16におけるネットワーク接続の動作停止をノイズ低減処理として採用しないことをユーザ設定で可能とするようにしてもよい。
(9)CPU13は、この実施形態のディジタル放送受信装置のごとく、通信デバイス16を用いて定期的に通信を行って情報(先述したCM情報等)を取得する機器構成において、前記定期的に通信を用いて情報を取得する動作を停止させる。
(10)CPU13は、この実施形態のディジタル放送受信装置のごとく、携帯電話として機能する通信デバイス16を有する機器構成において、前記携帯電話における基地局登録処理(情報発信処理)を停止させる。
(11)CPU13は、自身の動作クロックを下げる。この動作クロックを低下させる処理は、上述した各種の動作制限によってCPU13の処理負担が軽減されるときに実行するのが望ましい。
図3はノイズ低減に関するCPU13の基本処理内容を示したフローチャートである。まず、エラーレートに基づいて受信放送波の受信品質を判断する(ステップS1)。次ぎに、受信品質が低減閾値♯1以下かどうかを判断する(ステップS2)。受信品質が低減閾値♯1以下のときにはノイズ低減処理を実行する(ステップS3)。受信品質が低減閾値♯1以下でないときには、受信品質が解除閾値以上かどうかを判断する(ステップS4)。受信品質が解除閾値以上であるときには、実行しているノイズ低減があればその解除(措置の停止)を行う(ステップS5)。
図4は図2に示したごとく低減閾値♯2を設定している場合の前記ノイズ低減処理(ステップS3)の詳細を例示したフローチャートである。例えば、第1弾のノイズ低減処理として先述した(4)の描画データ転送制限を行う(ステップS31)。そして、受信品質が低減閾値♯2以下かどうかを判断する(ステップS32)。受信品質が低減閾値♯2以下のときには第2弾のノイズ低減処理として例えば先述した(1)の映像デコード停止と(5)の照明OFF処理などを実行する(ステップS33)。
図5は低減閾値♯2を設定していない場合の前記ノイズ低減処理(ステップS3)の詳細を例示したフローチャートである。ノイズ低減処理として例えば先述した(4)の描画データ転送制限と(1)の映像デコード停止と(6)のデータ放送データのデコード停止と(11)のCPUクロック下げの処理を一気に行う(ステップS33)。
なお、上記実施形態では、受信品質に基づいてノイズ低減処理を実行したが、これに限らず、アンロックになった場合に上述したノイズ低減処理を実行してもよい。このような処理を行う場合には、アンロックに至るのを極力回避する(ロック状態をできるだけ長く保つ)ことができるという上記実施形態の利点は得られないが、アンロックの状態からの脱却が早くなるという利点は得られることになる。また、上記実施形態では、携帯電話機能付きの可搬型ディジタル放送受信装置を示したが、これに限らず、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)などによるナビゲーション機能付きの可搬型ディジタル放送受信装置とすることもできる。また、CPU13は、ディジタル放送の受信開始時に前記措置(先述の処理(1)乃至(11)参照)を暫定的に実行し、前記措置を停止する条件(例えば、図2の受信品質が解除閾値より上とする条件)が満たされていると判断したとき前記措置を停止することとしてもよい。また、上記実施形態では、エラーレートに基づいて受信品質を判断したが、これに限るものではなく、受信状態を示す他の情報(信号)を用いてもよいし、また、複数の情報(信号)によって受信品質を判断してもよい。また、解除閾値は第1の低減閾値♯1よりも受信品質が良い側に設定したが、解除閾値と第1の低減閾値♯1とを同じレベルに設定し、品質信号が第1の低減閾値♯1以下になるとノイズ低減処理を開始し、品質信号が第1の低減閾値♯1を上回るとノイズ低減処理を停止してもよい(この場合において、品質信号が第1の低減閾値♯1を上回った状態が所定期間維持されたときにノイズ低減処理を停止することとしてもよい)また、この場合また、低減閾値を2段階に設定することに限らず、3段階に設定してもよい。
この発明の実施形態のディジタル放送受信装置を示したブロック図である。 この発明の実施形態を示す図であって、受信品質悪化時のノイズ低減処理及び当該処理により受信品質が幾分改善されることを示すとともに比較例としてノイズ低減処理を行わない場合も示した説明図である。 この発明の実施形態の処理内容を示したフローチャートである。 この発明の実施形態の処理内容を示したフローチャートである。 この発明の実施形態の処理内容を示したフローチャートである。
符号の説明
2 チューナモジュール
3 TSデコーダ
4A ビデオデコーダ
4B オーディオデコーダ
4C データ放送デコーダ
13 CPU
14 メモリ

Claims (16)

  1. ディジタル放送波を受信してトランスポートストリームを出力するチューナ部と、前記トランスポートストリームを分離してデコードを行うことにより音声データ及び映像データを生成するデコーダ部と、前記音声データに基づいて音声出力を行う音声出力部と、前記映像データに基づいて描画データを作成する描画データ生成部と、描画データを受け取って画像表示を行う表示部と、を備えた可搬型ディジタル放送受信装置において、
    前記ディジタル放送波の受信品質を示す品質信号を出力する手段と、前記品質信号が所定閾値に達したときに装置内で発生しているノイズの抑制に寄与する一つ又は複数の措置を実行する一方、前記措置を停止する条件が満たされたときに前記措置を停止するノイズ抑制手段と、を備えたことを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記所定閾値よりも受信品質が高い側に設定された他の閾値に前記品質信号が達したときに前記措置を停止する条件が満たされたとして前記措置を停止することを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記所定閾値として複数の閾値が設定されており、前記ノイズ抑制手段は、ノイズの抑制に寄与する措置として複数の措置を選択することができ且つ前記閾値に応じて実行する措置の選択数を段階的に変更することを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ノイズ抑制手段は、ディジタル放送の受信開始時にも前記措置を暫定的に実行し、前記措置を停止する条件が満たされていると判断したとき前記措置を停止することを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記デコーダ部における前記映像データ生成のためのデコードを停止させることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記デコーダ部における前記音声データ生成のためのデコードを停止させることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  7. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記デコーダ部における前記映像データ及び音声データ生成のための両デコードを停止させることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  8. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記描画データを前記表示部に供給する処理を停止するか又は描画データの供給を間欠的に行うことを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  9. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記表示部の照明停止又は輝度低減となる電力供給制御を実行させることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  10. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、受信したデータ放送のデコードを行って画像を前記表示部に表示させる手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記データ放送のデコードを停止させるか、又はデータ放送データの更新に伴うデコードを毎回実行するのではなく一つ又は複数の更新をスキップすることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  11. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、受信したデータ放送の画像を生成して前記表示部に表示させる手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記ディジタル放送波の受信による映像出力と音声出力とデータ放送出力のうち二つを停止させて残り一つを実行するか、又は一つを停止させて残りの二つを実行することを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  12. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、通信手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記通信手段の動作を停止させることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  13. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、定期的に通信を用いて情報を取得する通信ネットワーク接続手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記定期的に通信を用いて情報を取得する動作を停止させることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  14. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、携帯電話手段を備えており、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、前記携帯電話手段における基地局登録処理を停止させることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  15. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ノイズ抑制手段は、前記措置として又は前記措置の一つとして、CPUの動作クロックを下げることを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の可搬型ディジタル放送受信装置において、前記ディジタル放送波の受信品質を示す品質信号を出力する手段に代えて、前記チューナ部でのデータ誤り訂正が不能なためにパケット再生ができなかったことを示すアンロック情報を前記ノイズ抑制手段に与える手段を備え、前記ノイズ抑制手段は前記品質信号が所定閾値に達したときに実行するノイズ抑制処理を、前記アンロック情報を受け取ったときに実行することを特徴とする可搬型ディジタル放送受信装置。
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