JP4716786B2 - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置に関する。
映像データの圧縮符号化に例えばMPEG等を採用したディジタル放送システムにおいて、受信状態の悪化が判定されたときに、受信状態が回復するまでの期間は、図4に示すように、過去に取得しておいた復号化データを利用して暫定的なデコードを行う技術がある(特許文献1、特許文献2参照)。
特開平10−336674号公報 特開2004−112654号公報
しかしながら、このような従来技術では、受信映像の表示は継続されるものの表示映像の品質がとても低くなる場合があり、新たなIピクチャをなかなか取得できないと見るに耐えない映像が表示され、ユーザーに不快感を与えてしまうことがある。そして、このような低品質の映像表示のためにデコーダを稼働していることになる。
この発明は、上記の事情に鑑み、低品質の映像表示のためにユーザーが不快に感じるのを極力防止することができ、しかも電力消費を低減することができるディジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
この発明のディジタル放送受信装置は、上記課題を解決するために、受信したディジタル放送波を復調することによって独立フレーム及び付随フレームを生成し、これらフレームをデコードして映像データを生成するディジタル放送受信装置において、適正なフレームが取得できない場合でも暫定的なデコードを継続する一方、この暫定的なデコードを開始してからの時間経過に基づく推定不快値が所定の値となったときには、デコードを一時的に停止するように構成されたことを特徴とする。
上記の構成であれば、前記推定不快値が所定の値となったときにはデコードを停止するので、低品質の映像表示のためにユーザーが不快に感じるのを極力防止することができ、しかも電力消費を低減することができる。
上記構成のディジタル放送受信装置において、現在時刻から前回取得した独立フレームの取得時刻を減算して前記時間経過を判断することとしてもよい。或いは、現在時刻から前回取得した付随フレームの取得時刻を減算して前記経過時間を判断することとしてもよい。
これら構成のディジタル放送受信装置において、前記ディジタル放送を受信するチューナから与えられる情報に基づいて放送受信が可能になったと判断したときに前記一時的に停止していたデコードを再開するように構成されていてもよい。
これら構成のディジタル放送受信装置において、前記推定不快値は前記暫定的なデコードを開始してからの時間が経過するほど高い値を示す曲線式によって得られることとしてもよい。
これら構成のディジタル放送受信装置は、地上ディジタル放送を受信する携帯型又は移動型として構成されていてもよい。
この発明によれば、低品質の映像表示のためにユーザーが不快に感じるのを極力防止することができ、しかも電力消費を低減することができるという効果を奏する。
以下、この発明の実施形態のディジタル放送受信装置を図1乃至図3に基づいて説明する。
チューナ1は、受信した高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す。また、チューナ1は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポートストリームを出力する。
デマルチプレクサ(DEMUX)2は、チューナ1から受け取ったトランスポートストリームを、ビデオストリームやオーディオストリームなどのストリームと、セクションデータとに分離する。
音声デコーダ3は、デマルチプレクサ2から出力された符号化信号を復号し更にD/A変換して音声信号を生成し、この音声信号を図示しない音声出力部(スピーカ等)に供給する。映像デコーダ4は、入力された符号化信号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行って映像データを生成し、この映像データをフレームバッファ5に供給する。このフレームバッファ5には最新の1フレーム分の映像データが保持される。描画処理部6は前記フレームバッファ5から映像データを読み出し、画像の大きさや解像度などを調整したり、OSD(オンスクリーンディスプレイ)映像と受信映像との合成などを行う。描画処理部6が出力する映像信号によって図示しないモニタ(例えば液晶表示パネル)に映像が表示される。
I/O回路7には図示しない操作ボタンなどが接続される。通信I/F12には図示しない電話機能部(携帯機器として構成されるのであれば携帯電話機能部)やLAN機能部(携帯機器として構成されるのであれば無線LAN機能部)などが接続される。ROM9にはCPU11のための動作プログラムなどが格納される。
また、例えば、RAM10には受信不能時のデコードのための映像データが格納されることとしている(例えば、前記最新の1フレーム分の映像データを格納する)。CPU11は、受信不能時に、RAM10に格納されている映像データを読み出し、これをIDRフレーム(後で説明する)として映像デコーダ4に与える。
ところで、地上ディジタル放送では、放送信号は、先述したように、トランスポート・ストリーム・パケット(Transport Stream Packet)と呼ばれる固定長のデータからなるトランスポート・ストリーム(Transport Stream)で構成されている。各TSパケットには映像データ、音声データなどの各データによってPIDが割り振られており、PIDによってデマルチプレクサ2は各データを分離する。
地上波ディジタル放送の携帯電話用放送においては、映像符号化方式としてIEEEのH.264が採用される。H.264に含まれるフレームには、IDRフレーム(独立フレーム)とnon_IDRフレーム(付随フレーム)があり、IDRフレームからデコードすると正常にデコードができることが保証されており、IDRフレームを確実にデコードすることが必要になる。
ここで、受信電波状況が悪化したような場合、新たなIDRフレームを取得できないと、従来項でも説明したが、見るに耐えない映像が表示されてしまうことがある。この発明の要旨は、受信電波状況が悪化したような場合(正常なピクチャを取得できない場合)、従来項で挙げた技術、すなわち、良好な映像を極力提示しようとする処理(暫定的なデコード)を行う一方で、この暫定的なデコードを開始してからユーザーが感じることになる不快値(低品質の映像を見続けることによる不快感)を推定し、この推定不快値が所定値になったときには、図3に示すように、デコードを停止するというものである。
前記暫定的なデコードによってユーザーが不快になるのを防止するための処理を図2のフローチャートに基づいて以下に説明していく。CPU11は、取得できたピクチャが正常なピクチャであるかどうかを判断する(ステップS1)。かかる判断は、チューナ1からの誤り訂正に関する情報や映像デコーダ4から通知される情報などに基づいて判断することができる。正常なピクチャであれば通常のデコード処理が実行される(ステップS2)。一方、正常なピクチャでなければ、CPU11は、推定不快値が所定の閾値内かどうかを判断し(ステップS3)、前記閾値内で且つユーザーによるデコード停止の操作がなければ(ステップS4でNO)、暫定的なデコードを実行することになる(ステップS2)。デコード停止操作が行われたときにはデコードを停止する(ステップS5)。
推定不快値が所定の閾値を超えた場合(ステップS3でNO)、デコードを一時的に停止する(ステップS6)。例えば、デコーダ3・4を構成しているLSIにデコードの開始/停止制御ポートが存在する場合には、当該ポートに所定の電圧を印加(或いは非印加)することでデコードは一時的に停止される。デコードの一時停止によってモニタへの映像出力は停止される。CPU11は、デコードの一時停止を実行したときには、チューナ1からの受信電波の電界強度、C/N比、誤り訂正等に関する情報に基づいて、放送波受信可能状態の回復を判断する(ステップS7)。そして、放送波受信可能状態となるまでデコードの一時停止を継続し、放送波受信可能状態となったらデマルチプレクサ2からピクチャを取得し、デコードを再開する(ステップS1,ステップS2)。
次に、推定不快値について説明していく。例えば、不快関数F(t)を以下のごとく定義し、推定不快値をF(T)とし、定数kを閾値とする。
F(t)=50・(1−cos(θ・t))
ただし、
0<θ<π/(2・t)
T=(現在の時刻)−(最新の独立フレームを取得した時刻)
F(T)>kのときデコード一時停止
不快関数F(t)はtが大きくなるほど(暫定的なデコードを開始してから時間が経過するほど)大きな値となる曲線式である。上述のθ及びkは、この発明が使用される装置の状況に応じて変更してもよい。例えば、当該ディジタル放送受信装置を携帯端末として構成する場合は、スペックがそれほど期待できないと考えられるので、θを大きくkを小さく設定する。上述の三角関数を用いた式は単純な四則演算をベースとした式なので、端末にかかる負荷は小さい。逆に、当該ディジタル放送受信装置を据え置き装置として構成する場合は、スペックが期待できると考えられるので、θを小さくkを大きく設定する。なお、スペックに基づいて前記θ及びkを定めることで、F(T)>kとなるときのT′が求まることになる。従って、暫定的なデコードを開始してからの経過時間Tが前記T′を超えたかどうかを単に判断することでも、推定不快値が所定の値となったかどうかの判断を行うことができる。前記θやkが可変であるときには、ディジタル放送受信装置は上記式を持つ必要がある。勿論、式ではなく、テーブルを用いてもよい。
また、上記の例では、前記Tの算出において、最新の独立フレームを取得した時刻を用いたが、これに限らない。最新の付随フレームを取得した時刻を用いて前記Tを算出してもよい。また、不快関数は前記三角関数を用いた式に限らない。他の一つ又は複数の関数を用いて不快曲線を設定してもよい。
また、ディジタル放送受信装置はTV機能付き携帯電話として構成されるものに限らず、携帯型或いは移動型のディジタル放送受信装置として構成してもよい。また、据え置き型の地上ディジタル放送受信装置としてもよい。
この発明の実施形態のディジタル放送受信装置を示したブロック図である。 処理内容を示したフローチャートである。 デコード停止の説明図である。 暫定デコードの説明図である。
符号の説明
1 チューナ
2 デマルチプレクサ
4 映像デコーダ
6 描画処理部
10 RAM
11 CPU

Claims (6)

  1. 受信したディジタル放送波を復調することによって独立フレーム及び付随フレームを生成し、これらフレームをデコードして映像データを生成するディジタル放送受信装置において、適正なフレームが取得できない場合でも暫定的なデコードを継続する一方、この暫定的なデコードを開始してからの時間経過に基づく推定不快値が所定の値となったときには、デコードを一時的に停止すると共に、放送受信が回復したと判断したときに前記一時的に停止していたデコードを再開するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載のディジタル放送受信装置において、現在時刻から前回取得した独立フレームの取得時刻を減算して前記時間経過を判断することを特徴とするディジタル放送受信装置。
  3. 請求項1に記載のディジタル放送受信装置において、現在時刻から前回取得した付随フレームの取得時刻を減算して前記経過時間を判断することを特徴とするディジタル放送受信装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のディジタル放送受信装置において、前記放送受信の回復は受信電波の電界強度、C/N比、または誤り訂正に関する情報に基づいて判断することを特徴とするディジタル放送受信装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のディジタル放送受信装置において、前記推定不快値は前記暫定的なデコードを開始してからの時間が経過するほど高い値を示す曲線式によって得られることを特徴とするディジタル放送受信装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のディジタル放送受信装置において、地上ディジタル放送を受信する携帯型又は移動型として構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
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