JP2004165861A - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】チャンネルサーチに要する時間を極力少なくしつつ、より最新の受信データを取得することができるディジタル放送受信装置を提供する。
【構成】チャンネルサーチの実行時やユーザによる選局実行時に、チャンネルサーチ日時、最終チューニング日時、及び最終受信成功日時を生成してメモリ14に記憶する。CPU14は上記日時に基づいて、▲1▼削除対象チャンネルの再サーチ、▲2▼追加対象チャンネルの再サーチ、▲3▼更新対象チャンネルの再サーチを行う。これらの再サーチの間隔(周期)は互いに異なる。例えば、▲1▼は3日に1回、▲2▼は2日に1回、▲3▼は1日に1回の間隔でサーチを実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、ディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星や地上波を用いたディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置は、専用のアンテナや地上波用アンテナを通して受け取った複数の放送波のなかから任意の放送波をチューナによって選択し、この選択した放送波に含まれる複数のチャンネルのなかから任意のチャンネルをデマルチプレクス処理によって選択し、この選択したチャンネルのディジタル信号を取り出し、これをデコードすることによって映像・音声信号を出力する。
【0003】
そして、特に地上ディジタル放送を受信する受信装置においては、当該受信装置の設置時にイニシャル設定として初期チャンネルサーチ処理を実行し、各チャンネルの有局/無局情報を取得することが望ましい。また、イニシャル設定実行後においても、新たな放送局の開局や新中継局の設置、あるいは放送周波数の変更などに対応するため、スタンバイ時などの非視聴時を利用して度々再チャンネルサーチを行うのが望ましい。
【0004】
図5は、従来のチャンネルサーチを説明したフローチャートである。例えば、UHF帯域の最も低い周波数(例えばch12)が開始周波数とされ(ステップS31)、周波数がチューナに設定される(ステップS32)。CPUは、前述の周波数で放送を受信(チューナが周波数をロック)できたかどうかを判断する(ステップS33)。なお、地上ディジタル放送では、各放送局がそれぞれの周波数にNIT(Network Information Table)という自局の受信データ(例えば、サービスリストやTS_ID、周波数など)を送信しているため、放送を受信できる場合にはNITも受信することができる。放送を受信できなかった場合には、予め受信チェックのために設けられたタイムアウトを判断し(ステップS34)、タイムアウトである場合にはステップS36に進む。放送を受信できた場合には、前述の受信データを取得してこれをメモリに記憶する(ステップS35)。そして、スキャン中の周波数が最終周波数(例えばch62)であるかどうかを判断し(ステップS36)、最終周波数でない場合には周波数をUPして(ステップS37)ステップS32に進む。最終周波数であると判断された場合には、チャンネルサーチを終了する。
【0005】
なお、従来のチャンネルサーチを行う放送受信装置としては、アナログ放送とディジタル放送のそれぞれを担当する二つのCPUにおいて並行してチャンネルサーチを行うものがある(特許文献1参照)
【0006】
【特許文献1】
特開2002−171453号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記チャンネルサーチには、条件にもよるが数十分程度を要するのが通例であり、イニシャル時のチャンネルサーチ中には番組視聴は行えず、チャンネルサーチが終了するのを待つ必要がある。再チャンネルサーチ時にユーザが受信操作等を行うと、サーチは中断され、この場合には未再サーチとなるチャンネルが存在してしまうことになる。また、再チャンネルサーチを度々実行すると、この間は受信装置の電源を通電しておく必要があるため、消費電力が多く必要とされることになる。
【0008】
この発明は、上記の事情に鑑み、チャンネルサーチに要する時間を極力少なくしつつ、より最新の受信データを取得することができるディジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明のディジタル放送受信装置は、上記課題を解決するために、チャンネル毎に提供されているデータをチャンネルサーチの実行により取得するディジタル放送受信装置において、各チャンネルについて最終チューニング日時を記憶する記憶手段と、新たなチャンネルサーチでは前記最終チューニング日時から所定期間経過したチャンネルを選出してチャンネルサーチを行わせる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記の構成において、所定期間を経過しているチャンネルは所定期間を経過していないチャンネルに比べて最新データの取得が行えていない場合が多いと考えられ、かかるチャンネルサーチに絞ることで、効果的な再チャンネルサーチが行われることになる。
【0011】
ユーザによって選局が指示されたときにも選局チャンネルの最終チューニング日時を更新するように構成されているのがよい。これによれば、チャンネルサーチにおけるチューニングだけでなく、ユーザによって選局が指示された場合にも最終チューニング日時が更新されることになる。
【0012】
また、この発明のディジタル放送受信装置は、チャンネル毎に提供されているデータをチャンネルサーチの実行により取得するディジタル放送受信装置において、各チャンネルについてチャンネルサーチ実施日時及び最終チューニング日時及び最終受信成功日時を記憶する記憶手段と、新たなチャンネルサーチでは前記日時に基づいてサーチ対象チャンネルを選出してチャンネルサーチを行わせる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
上記の構成であれば、新たなチャンネルサーチにおいて、全てのチャンネルを対象とするのではなく、所定の条件を満たすチャンネルが選別されてチャンネルサーチの対象とされるので、効率よく再チャンネルサーチを行うことができるようになる。
【0014】
最終チューニング日時と最終受信成功日時とが同じであり、前記最終チューニング日時がチャンネルサーチ実施日時より新しく、最終チューニング日時から所定期間を経過していないチャンネルをサーチ対象チャンネルから除外するように構成されているのがよい。これによれば、前回或るチャンネルについて行われたチャンネルサーチ以降、ユーザによる選局で放送の受信が成功しており、その時点で新しい情報を取得できていると考えられるので、かかるチャンネルを除外することで効率的な再チャンネルサーチが行えることになる。
【0015】
チャンネルサーチ実施日時及び最終チューニング日時及び最終受信成功日時が同じであるチャンネルを更新サーチ対象チャンネルとして優先的にチャンネルサーチを実行するように構成されているのがよい。かかる構成であれば、前回或るチャンネルについて行われたチャンネルサーチ以降、ユーザによる選局で放送の受信が行われておらず、新しい情報を取得できていないと考えられるので、かかるチャンネルを優先することで効率的な再チャンネルサーチが行える。
【0016】
最終チューニング日時が最終受信成功日時より新しいチャンネルを所定のタイミングで削除サーチ対象チャンネルとしてチャンネルサーチを実行し、複数回継続して前記チャンネルサーチの対象とされたチャンネルについてはそのデータを削除するように構成されているのがよい。かかる構成であれば、放送が停止されたと思われるチャンネルについてそのデータを削除することができる。
【0017】
データが無いチャンネルを所定のタイミングで追加サーチ対象チャンネルとしてチャンネルサーチを実行し、受信成功した場合にはそのチャンネルのデータを取得するように構成されているのがよい。かかる構成において、前記所定のタイミングとして例えば短周期を設定することで、新規開局等にすばやく対応することが可能となる。
【0018】
ユーザによって選局が指示されたときにも選局チャンネルの最終チューニング日時を更新し、前記チャンネルが受信可能であったときには最終受信成功日時も更新するように構成されているのがよい。また、上記構成において、データが無いチャンネルがユーザ選局によるチューニングで受信成功した場合には、そのチャンネルのデータを取得するように構成されているのがよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明するが、ここではユーザが地上ディジタル放送を視聴する場合を例示している。図1はこの実施形態のディジタル放送受信装置30を示したブロック図であり、図2はこの実施形態のチャンネルサーチ処理を説明したフローチャートであり、図3はチャンネル情報を例示した説明図であり、図4はユーザによる選局時の処理を説明したフローチャートである。
【0020】
図1において、アンテナ1は、屋外において所定の方向に向けて配置されており、地上波放送局から送られてくるディジタル放送信号を受信する。
【0021】
チューナ2は、映像・音声データを含む高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す。また、チューナ2は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
【0022】
デマルチプレクサ(DEMUX)3は、前記トランスポート・ストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)のビデオストリーム、オーディオストリーム、およびPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)等に分離する。デマルチプレクサ3は、ビデオストリームとオーディオストリームをAVデコーダ4に供給し、PSI/SIに含まれる番組関連情報(番組名、番組開始時刻、番組内容情報等)等をCPU13に供給する。なお、前述のごとく、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、このなかから任意のチャンネルを選択するための処理は、前記PSI/SIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。
【0023】
AVデコーダ4は、ビデオストリームに対してデコードを行うビデオデコーダ、及びオーディオストリームに対してデコードを行うオーディオデコーダを備える。ビデオデコーダは、入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御等を行う。オーディオデコーダは、入力された符号化信号を復号して音声データを生成する。デコードにより生成された映像データは映像処理回路5に出力され、音声データは音声処理回路6に出力される。
【0024】
映像処理回路5は、AVデコーダ4から映像データを受け取ってD/A変換を行い、例えばコンポジット映像信号に変換する。音声処理回路6は、AVデコーダ4から出力された音声データを受け取ってD/A変換を行い、例えば右(R)音のアナログ信号及び左(L)音のアナログ信号を生成する。
【0025】
映像出力回路7及び音声出力回路8は出力抵抗や増幅器等を備えて成る。AV出力端子9には、出力部(左右音声出力端子等や映像出力端子等のセット)が設けられており、この出力部には、映像/音声コード17によって受像管16a及びスピーカ16bを備えるモニタ16が接続される。
【0026】
OSD回路12は、CPU13から出力指示された文字情報や色情報に基づく映像データを加算器20に出力する。加算器20は前記映像データをAVデコーダ4から出力される受信映像データに組み込む処理を行う。上記OSD回路12により、CPU13が受け取った前述の番組関連情報に基づくEPG(Electronic Program Guide)表示などが行えることになる。
【0027】
リモコン送信機10は、当該放送受信装置30に指令を送出するための送信機である。このリモコン送信機10に設けられた図示しないキーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が図示しない発光部から送出される。リモコン受光器11は、前記信号光を受光し、これを電気信号に変換してCPU13に与える。
【0028】
メモリ(RAM、EEPROM、フラッシュメモリ等)14には、EPG画面などを表示するための番組情報の他、受信データ(例えば、サービスリストやTS_ID、周波数など)や各種処理の実施日時データなどが格納される。
【0029】
CPU13は、このディジタル放送受信装置30における全体制御を行うものであるが、特にこの発明にかかる制御として、チャンネルサーチによるチャンネル情報の生成/更新などを行うようになっている。
【0030】
図2は、この実施形態のチャンネルサーチ処理を説明したフローチャートである。このフローチャートを用いて、初期チャンネルサーチ処理を説明する。なお、初期チャンネルサーチは、例えば受信装置30の初回電源投入時に自動的に実行されるようになっている。CPU13は、例えば、UHF帯域の最も低い周波数(例えばch12)を開始周波数とし(ステップS1)、スキャン対象の周波数であるかどうかを判断する(ステップS2)。初期チャンネルサーチにおいては全ての周波数がスキャン対象とされることになる。
【0031】
CPU13はチューナ2に周波数を設定し(ステップS3)、前述の周波数で放送を受信(チューナ2が周波数をロック)できたかどうかを判断する(ステップS4)。放送を受信できた場合には、前述の受信データを取得してこれをメモリ14に記憶する(ステップS6)。そして、現在日時を当該チャンネルの最終受信成功日時とする(ステップS7)。また、現在日時を当該チャンネルの最終チューニング日時とし(ステップS8)、更に現在日時を当該チャンネルのチャンネルスキャン日時とする(ステップS9)。一方、放送を受信できなかった場合には、予め受信チェックのために設けられたタイムアウトを判断し(ステップS5)、タイムアウトである場合にはステップS8に進み、最終チューニング日時とチャンネルスキャン日時だけが更新される。
【0032】
CPU13は、チャンネル削除スキャン実行中であるかどうかを判断し(ステップS10)、YESであれば後述するチャンネル削除処理を実行することになるが(ステップS11)、ここでは初期チャンネルサーチのときには、NOと判断される。そして、CPU11は、スキャン中の周波数が最終周波数(例えばch62)であるかどうかを判断し(ステップS12)、最終周波数でない場合には周波数をUPし(ステップS13)、ステップS2に戻る。最終周波数であると判断された場合には、チャンネルサーチを終了する。
【0033】
初期チャンネルサーチにおいて生成されるチャンネル情報では、放送を受信することができたチャンネルについては、受信データが記憶されると共に、チャンネルスキャン日時と最終チューニング日時と最終受信成功日時とがメモリ14に記憶される。一方、放送を受信することができなかったチャンネルについては、受信データや最終受信成功日時は記憶されず、チャンネルスキャン日時及び最終チューニング日時が記憶される。
【0034】
CPU13は、初期チャンネルサーチの後の再チャンネルサーチ(受信装置のスタンバイ時などに実施)において、スキャン対象を所定条件の下で、▲1▼チャンネル削除対象、▲2▼チャンネル追加対象、▲3▼チャンネル更新対象、▲4▼対象外の4つに分類する。なお、スキャン対象は、図2において説明したチャンネルサーチ処理中のステップS2で選出される。そして、上記▲1▼▲2▼▲3▼のスキャン対象については、再チャンネルサーチの間隔(周期)を異ならせることとしており、更に、停波時間帯に再チャンネルサーチが連続して行われることによる不具合を防止するために、再チャンネルサーチの時間帯がばらつくようにしている。
【0035】
以下の説明においては図3に例示したチャンネル情報を用いることとするが、説明を容易にするため、チャンネル情報中の「チャンネルスキャン日時」、「最終チューニング日時」、「最終受信成功日時」は時刻を省略している。
【0036】
(チャンネル削除スキャン)
チャンネル削除スキャンは、放送周波数の変更や放送停止などが行われたチャンネルに対応するためのものであり、チャンネル情報における最終チューニング日時が最終受信日時より新しいチャンネルをスキャン対象とする(図3のch13参照)。すなわち、最終チューニング日時において受信が行えなかったチャンネルがチャンネル削除スキャンの対象チャンネルとなる。なお、削除されるべきチャンネルの情報が多少の間そのままであったとしても、ユーザにとっての不都合は比較的少ないと考えられるため、チャンネルサーチ間隔は比較的長めに設定し、例えば3日に1回スキャンを実行することとする。
【0037】
チャンネル削除スキャン実行時には図2のステップS10においてYESと判断されることになり、チャンネル削除処理が行われる(ステップS11)。このチャンネル削除処理では、チャンネル削除スキャンの対象チャンネルとして当該スキャンを例えば、5回受けた場合に削除を遂行することとする。削除遂行においては、最終受信成功日時が削除されることになり、以後はチャンネル追加スキャンの対象チャンネルとなる。なお、スキャン対象の条件として最終チューニング日時と最終受信日時との差が3日以上といった条件を付加してもよい。
【0038】
(チャンネル追加スキャン)
チャンネル追加スキャンは、新たな放送局の開局や新中継局の設置などに対応するためのものであり、最終受信成功日時が無いチャンネルをスキャン対象とする(図3のch12参照)。新たなチャンネル追加などに適宜対応するにはスキャン頻度を高めることが望ましいが、実際には無局となるチャンネルが多数存在すると考えられるため、この実施形態では例えば2日に1回スキャンを実行するようにしている。このチャンネル追加スキャンにおいてスキャン対象とされたチャンネルが有局判定を受けた場合には、受信データの取得記憶が行われ、チャンネルスキャン日時及び最終チューニング日時及び最終受信成功日時を当該スキャンを実行した日時に更新することになる。
【0039】
(チャンネル更新スキャン)
チャンネル更新スキャンは、受信データを更新するため、「最終チューニング日時=最終受信日時」である有局チャンネルをスキャン対象とする(図3のch14参照)。ここで、「最終チューニング日時=最終受信日時で且つ当該日時よりもチャンネルスキャン日時の方が旧く、最終チューニング日時以降例えば1日を経過していないチャンネルはスキャン対象外とする(図3のch15参照)。これは、前回行われたスキャン以降、ユーザによる選局によって放送の受信が成功しており、その時点で新しい情報を取得できていると考えられるので、かかるチャンネルを対象外とし、効率的な再チャンネルサーチとするためである。その一方、チャンネル更新スキャンの対象チャンネルは、前回行われたスキャン以降にユーザによる選局で放送の受信が行われておらず、新しい情報を取得できていないと考えられる。そこで、かかるチャンネルをチャンネル更新スキャンの対象とし、このスキャンについては、例えば、1日1回スキャンを実行することとして最も優先することとしている。
【0040】
図4は、ユーザによる選局時の処理を説明したフローチャートである。ユーザがリモコン送信機10を用いてチャンネル選局操作を開始すると、CPU13はメモリ14に記憶された受信データを用いて選局を指示されたチャンネルの周波数を調べる(ステップS21)。CPU13はチューナ2に周波数を設定し(ステップS22)、前述の周波数で放送を受信できたかどうかを判断する(ステップS23)。放送を受信できた場合には、受信データを取得してこれをメモリ14に記憶する(ステップS25)。そして、現在日時を当該チャンネルの最終受信成功日時、及び最終チューニング日時とする(ステップS26、S27)。放送を受信できなかった場合には、予め受信チェックのために設けられたタイムアウトを判断し(ステップS24)、タイムアウトである場合にはステップS27に進む。
【0041】
なお、スキャン処理では最終受信成功日時が無く無局とされていて、このユーザによる選局時にたまたまチャンネルが開局してる場合があり、かかるチャンネルについても、受信データが取得され、各種日時も更新されることになる。そして、上記処理において、受信OKとなれば、以後、そのチャンネルはスキャン対象外チャンネルとなり得ることになり、受信NGとなれば、チャンネル削除スキャンの対象チャンネルとなる。
【0042】
以上説明したように、この実施例であれば、各チャンネルにつき「有局/無局情報」、「チャンネルスキャン日時」、「最終チューニング日時」、「最終受信成功日時」といった情報をメモリ14に記憶し、これらの情報に基づき所定の条件を満たすチャンネルを選出して、効率良くチャンネルサーチを行い、サーチ時間を短縮して消費電力を削減することができる。
【0043】
なお、上記の説明においては、各チャンネルにつき、「チャンネルスキャン日時」、「最終チューニング日時」、「最終受信成功日時」といった情報を用いて判定対象チャンネルを選出することとしたが、例えば、各チャンネルにつき「最終チューニング日時」だけを記憶しておくこととし、この最終チューニング日時から所定期間(例えば2日など)を経過したチャンネルを判定対象チャンネルとして選出することとしてもよい。これによれば、例えば再チャンネルサーチ実行中にユーザが受信操作等を行い、再チャンネルサーチが中断された場合でも、既にチャンネルサーチを行ったチャンネルを繰り返し判定対象チャンネルとするといったことを防ぐことができる。また、ユーザによって選局が指示された場合にも最終チューニング日時は更新されるので、選局指示から所定期間を経過していないチャンネルをサーチ対象外のチャンネルとすることができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明であれば、チャンネルサーチに要する時間を極力少なくしつつ、より最新の受信データを取得することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のディジタル放送受信装置を示したブロック図である。
【図2】この実施形態のチャンネルサーチ処理を説明したフローチャートである。
【図3】各チャンネルの有局/無局情報等を例示した説明図である。
【図4】ユーザによる選局時の処理を示したフローチャートである。
【図5】従来のチャンネルサーチ処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 チューナ
3 デマルチプレクサ(DEMUX)
4 AVデコーダ
12 OSD回路
13 CPU
14 メモリ

Claims (9)

  1. チャンネル毎に提供されているデータをチャンネルサーチの実行により取得するディジタル放送受信装置において、各チャンネルについて最終チューニング日時を記憶する記憶手段と、新たなチャンネルサーチでは前記最終チューニング日時から所定期間経過したチャンネルを選出してチャンネルサーチを行わせる制御手段と、を備えたことを特徴とするディジタル放送受信装置
  2. 請求項1に記載のディジタル放送受信装置において、ユーザによって選局が指示されたときにも選局チャンネルの最終チューニング日時を更新するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  3. チャンネル毎に提供されているデータをチャンネルサーチの実行により取得するディジタル放送受信装置において、各チャンネルについてチャンネルサーチ実施日時及び最終チューニング日時及び最終受信成功日時を記憶する記憶手段と、新たなチャンネルサーチでは前記日時に基づいてサーチ対象チャンネルを選出してチャンネルサーチを行わせる制御手段と、を備えたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  4. 請求項3に記載のディジタル放送受信装置において、最終チューニング日時と最終受信成功日時とが同じであり、前記最終チューニング日時がチャンネルサーチ実施日時より新しく、最終チューニング日時から所定期間を経過していないチャンネルをサーチ対象チャンネルから除外するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  5. 請求項3に記載のディジタル放送受信装置において、チャンネルサーチ実施日時及び最終チューニング日時及び最終受信成功日時が同じであるチャンネルを更新サーチ対象チャンネルとして優先的にチャンネルサーチを実行するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  6. 請求項3に記載のディジタル放送受信装置において、最終チューニング日時が最終受信成功日時より新しいチャンネルを所定のタイミングで削除サーチ対象チャンネルとしてチャンネルサーチを実行し、複数回継続して前記チャンネルサーチの対象とされたチャンネルについてはそのデータを削除するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  7. 請求項3に記載のディジタル放送受信装置において、データが無いチャンネルを所定のタイミングで追加サーチ対象チャンネルとしてチャンネルサーチを実行し、受信成功した場合にはそのチャンネルのデータを取得するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  8. 請求項3乃至請求項7のいずれかに記載のディジタル放送受信装置において、ユーザによって選局が指示されたときにも選局チャンネルの最終チューニング日時を更新し、前記チャンネルが受信可能であったときには最終受信成功日時も更新するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  9. 請求項8に記載のディジタル放送受信装置において、データが無いチャンネルがユーザ選局によるチューニングで受信成功した場合には、そのチャンネルのデータを取得するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
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