JP2007122605A - インピーダンス回路、電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に負性インピーダンスを実現するインピーダンス回路、ならびに、負性出力インピーダンスを持つ電源装置を提供する。
【解決手段】外部の回路に接続されるインピーダンス回路1であって、入力端子が外部に接続される電流インバータ回路11と、入力端子が電流インバータ回路11の出力端子に接続される受動回路10と、入力端子が受動回路10の出力端子に接続され、出力端子が外部に接続される電流インバータ回路12とを備え、電流インバータ回路11と電流インバータ回路12とが協働し、インピーダンス回路1のインピーダンスの大きさを受動回路10のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させる。
【選択図】図1
【解決手段】外部の回路に接続されるインピーダンス回路1であって、入力端子が外部に接続される電流インバータ回路11と、入力端子が電流インバータ回路11の出力端子に接続される受動回路10と、入力端子が受動回路10の出力端子に接続され、出力端子が外部に接続される電流インバータ回路12とを備え、電流インバータ回路11と電流インバータ回路12とが協働し、インピーダンス回路1のインピーダンスの大きさを受動回路10のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、負性インピーダンスを持つインピーダンス回路に関するものである。
負性インピーダンスを持つインピーダンス回路が要求されている。特に負性抵抗から正抵抗へ滑らかに抵抗値を変化させることのできる1ポート回路が要求されている。この1ポート回路は、受動素子だけで構成された受動回路ではあり得ず、トランジスタやFET等の能動素子を含んだ能動回路でなければならない。
ここで、負性インピーダンスが要求される例について説明する。
直流電源から負荷に電力を供給する場合、変動する負荷電流の条件下において負荷の両端の電位差を一定に保ちたいという要求がある。ここで、リモートセンシング機能を持つ直流電源を用いると、センス用の電源の対線であるセンス用対線が接続された箇所(センシングポイント)の電位差を正確に制御することが可能になる。
図8は、リモートセンシング機能を持つ電源装置の一例を示す回路図である。この直流電源装置は、電源供給部101、負荷102、電源とセンシングポイントの間の電流経路が持つ抵抗103、センシングポイントと負荷の間の電流経路が持つ抵抗104を備える。ここで、抵抗103の抵抗値をRL1、抵抗104の抵抗値をRL2、抵抗104を流れる電流をIloadとする。
このような電源装置において、リモートセンシングを行うことにより電源の出力が発振現象を起こすことがある。更に、センス用対線を負荷の近くに接続することは、機械的な干渉や物理的な制限等の理由により、常に可能であるわけではない。そのような場合には、図8に示すセンシングポイントと負荷の間の電流経路が持つ抵抗RL2により、望ましくない電圧降下が生じる。
ここで、上述したセンシングポイントと負荷の間で生じる電圧降下を補償することができるならば、負荷の両端の電圧を一定に保つことができ、上述した課題を解決することができる。
また、電池をシミュレートする電源が要求されている。例えば、電池から電力を供給されて動作する機器において、機器と電池の相互作用に関する試験項目が出荷前に正しく実行されることが、要求されている。
電気化学作用により動作する電池は、充放電を繰り返すにつれて徐々に性能が劣化する。また、別の要因として、温度サイクルを繰り返すことによる性能劣化がある。機器に内蔵された電池の経時変化による性能劣化は、電池の内部抵抗の増加となって現れる。このような電池の特性を模することのできる電源であるためには、電源の出力抵抗特性と電圧特性が電池の特性とほぼ一致していなければならない。電池の代わりに電源を使って試験を行うことができれば、被試験機器の臨界動作条件下におけるデータを正確に取得することが可能になる。
例えば、携帯電話の電池の場合、携帯電話が送信を行うときには電池から大きい電流が流れ出るため、電池の電圧が下がる。このとき、電池の電圧が動作保証条件の下限値よりも低くなってしまうと、送話が中断されてしまう。更に、電池の経時変化により、電池の内部抵抗が増加すると共に、大電流出力時の電池電圧が低下し、送話が中断する頻度も増加する。
このように、電池の内部抵抗をシミュレートするためには、電源の出力抵抗値を滑らかに変化させることが要求される。
なお、本発明の関連ある従来技術として、例えば、下記に示す特許文献1が知られている。この特許文献1によれば、負の出力抵抗をもつ電源が実現できる。
米国特許第6459247号明細書
特許文献1のような負の出力抵抗をもつ電源があれば、上述したセンス用対線と負荷の間で生じる電圧降下を補償することで、負荷の両端の電圧を一定に保つことができるが、普及には至っていない。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、容易に負性インピーダンスを実現するインピーダンス回路を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、外部の回路に接続されるインピーダンス回路であって、入力端子が外部に接続される第1の電流インバータ回路と、入力端子が前記第1の電流インバータ回路の出力端子に接続される受動回路と、入力端子が前記受動回路の出力端子に接続され、出力端子が外部に接続される第2の電流インバータ回路とを備え、前記第1の電流インバータ回路と前記第2の電流インバータ回路とが協働し、前記インピーダンス回路のインピーダンスの大きさを前記受動回路のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させることを特徴とするものである。
また、本発明に係るインピーダンス回路において、前記第2の電流インバータ回路の増幅度は、前記第1の電流インバータ回路の増幅度の逆数であることを特徴とするものである。
また、本発明に係るインピーダンス回路において、前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に接続される抵抗と、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に接続される抵抗とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係るインピーダンス回路において、前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードと、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードとを備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、直流電源を供給する電源供給部と、前記電源供給部と外部の負荷との間に接続され、第1の電流インバータ回路と受動回路と第2の電流インバータ回路を備え、前記電源供給部と外部の負荷との間の経路のインピーダンスを補償する負性インピーダンスを持つインピーダンス回路とを備えたものである。
また、本発明に係る電源装置において、前記第1の電流インバータ回路は、入力端子が前記電源供給部に接続され、前記受動回路は、入力端子が前記第1の電流インバータ回路の出力端子に接続され、前記第2の電流インバータ回路は、入力端子が前記受動回路の出力端子に接続され、出力端子が外部の負荷に接続され、前記第1の電流インバータ回路と前記第2の電流インバータ回路とが協働し、前記インピーダンス回路のインピーダンスの大きさを前記受動回路のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る電源装置において、前記第2の電流インバータ回路の増幅度は、前記第1の電流インバータ回路の増幅度の逆数であることを特徴とするものである。
また、本発明に係る電源装置において、前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に接続される抵抗と、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に接続される抵抗とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係る電源装置において、前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードと、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードとを備えるものである。
本発明によれば、容易に負性インピーダンスを実現することができる。更にこの負性インピーダンスを利用して、電圧降下の補償等に用いることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
本実施の形態では、電流インバータ回路を用いたインピーダンス回路について説明する。
本実施の形態では、電流インバータ回路を用いたインピーダンス回路について説明する。
まず、本発明に係るインピーダンス回路の構成について説明する。図1は、本発明に係るインピーダンス回路の構成の一例を示す回路図である。このインピーダンス回路1は、受動回路10、電流インバータ回路11,12を備える。また、インピーダンス回路1の入力端子をA1、出力端子をA2とする。
電流インバータ回路11の入力端子はA1を介して外部の電流源13に接続され、電流インバータ回路11の出力端子は受動回路10の入力端子に接続される。電流インバータ回路12の入力端子は受動回路10の出力端子に接続され、電流インバータ回路12の出力端子はA2を介して外部の負荷14に接続される。電流インバータ回路は、信号電流の極性を反対にした電流出力を取り出す回路である。
ここで、受動回路10のインピーダンスをZ、電流源13から流出する信号電流をIs、負荷14の抵抗値をRload、負荷14を流れる電流をILとする。また、電流インバータ回路11の端子間の電位差をV1、受動回路10の端子間の電位差をV2、電流インバータ回路12の端子間の電位差をV3、インピーダンス回路1の端子間A1−A2の電位差をV、インピーダンス回路1の入力インピーダンスをZINとする。
次に、電流インバータ回路11について説明する。
図2は、本発明に係る電流インバータ回路の構成の第1の例を示す回路図である。この電流インバータ回路11は、1つの演算増幅器30と2つの抵抗31,32を備える。抵抗31,32の抵抗値は、それぞれR1,R2である。ここでは、電流インバータ回路11の入力端子に電流源33が接続され、電流インバータ回路11の出力端子に負荷34が接続された場合を示している。また、電流源33から電流インバータ回路11へ流入する電流をIs1とし、負荷34から電流インバータ回路11へ流入する電流をIL1とする。
信号電流Is1が抵抗31を流れることによる電圧降下と負荷電流IL1が抵抗32を流れることによる電圧降下が等しくなることから、図2のIL1は次の式で求められる。
IL1=(R1/R2)*Is1=k*Is1
すなわち、電流インバータ回路11は、増幅度k=R1/R2を持つ。
次に、電流インバータ回路12について説明する。
図3は、本発明に係る電流インバータ回路の構成の第2の例を示す回路図である。この電流インバータ回路12は、1つの演算増幅器30と2つの抵抗41,42を備える。抵抗41,42の抵抗値は、それぞれR2,R1である。ここでは、電流インバータ回路12の入力端子に電流源43が接続され、電流インバータ回路12の出力端子には負荷44が接続された場合を示している。また、電流源43から電流インバータ回路12へ流入する電流をIs2とし、負荷44から電流インバータ回路12へ流入する電流をIL2とする。図2と同様にして、図3のIL2は次の式で求められる。
IL2=(R2/R1)*Is2=(1/k)*Is2
すなわち、電流インバータ回路12は、増幅度1/k=R2/R1を持つ。
次に、インピーダンス回路1の入力インピーダンスについて説明する。
インピーダンス回路1において、受動回路10から電流インバータ回路11へ流入する電流の大きさはk*Isであり、同じ大きさの電流が電流インバータ回路12から受動回路10へ流出することになる。従って、負荷14に流入する電流ILは、次の式で求められる。
IL=(1/k)*k*Is=Is
ここで、V1=0、V3=0である。また、上述したIs1とIL1の関係により、受動回路10を流れる電流はk*Isで与えられる。従って、インピーダンス回路1の端子A1−A2間の電位差Vは次の式で求められる。
V=V1+V2+V3
=0−Z*(k*Is)+0
=−k*Z*Is
=0−Z*(k*Is)+0
=−k*Z*Is
従って、インピーダンス回路1ではk*Z*Isの電圧上昇が生じていることになる。インピーダンス回路1の入力インピーダンスZINは、次の式で求められる。
ZIN=V/Is=−k*Z
従って、インピーダンス回路1において負性インピーダンスが実現されることが分かる。
なお、受動回路10は、抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード等のように、回路の値が固定の受動素子や受動素子網でも良いし、回路の値を可変とし、機械的あるいは電子的に回路の値を制御することができる抵抗素子(ボリューム)、可変容量素子(バリコン、バリキャップ)等の受動素子や受動素子網であっても良い。
本実施の形態によれば、簡単かつ安価な構成で負性インピーダンスを実現することができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、別の電流インバータ回路を用いたインピーダンス回路について説明する。
本実施の形態では、別の電流インバータ回路を用いたインピーダンス回路について説明する。
図4は、本発明に係るインピーダンス回路の構成の別の一例を示す回路図である。図4において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図1と比較すると図3は、インピーダンス回路1の代わりにインピーダンス回路2を備える。インピーダンス回路1と比較するとインピーダンス回路2は、電流インバータ回路11,12の代わりに、2つの電流インバータ回路13を備える。
次に、電流インバータ回路13について説明する。
図5は、本発明に係る電流インバータ回路の構成の第3の例を示す回路図である。図5において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2と比較すると図5は、抵抗31の代わりに逆並列接続したダイオード51,52を備え、抵抗32の代わりに逆並列接続したダイオード53,54を備える。ここでは、電流インバータ回路13の入力端子に電流源53が接続され、電流インバータ回路13の出力端子には負荷56が接続された場合を示している。また、電流源55から電流インバータ回路13へ流入する電流をIs3とし、負荷56から電流インバータ回路13へ流入する電流をIL3とする。ここで、図5のIL3は次の式で求められる。
IL3=Is3
従って、図4のインピーダンス回路2に関するIL、V、ZINは、実施の形態1と同様にして次の式で求められる。
IL=Is
V=−Z*Is
ZIN=V/Is=−Z
V=−Z*Is
ZIN=V/Is=−Z
従って、インピーダンス回路2により負性インピーダンスが実現されることが分かる。
本実施の形態によれば、ダイオード51,52およびダイオード53,54のマッチングが優れていれば、電流に対して広範囲のダイナミックレンジを持つ電流インバータ回路が実現できる。
実施の形態3.
本実施の形態では、上述したインピーダンス回路を用いた電源装置について説明する。
本実施の形態では、上述したインピーダンス回路を用いた電源装置について説明する。
図6は、本発明に係るインピーダンス回路を用いた電源装置の構成の一例を示す回路図である。図6において、図8と同一符号は図8に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図6と比較すると図8は、抵抗103の代わりに抵抗113を備え、抵抗104の代わりに抵抗114を備える。
ここで、抵抗114は、電源供給部101と負荷102の間の電流経路が持つ抵抗であり、その抵抗値はRL1+RL2で表される。このとき、抵抗113に上述したインピーダンス回路を適用し、その抵抗値を抵抗114と絶対値が等しい負性抵抗−RL1−RL2とすることにより、電源供給部101と負荷102の間で生じる電圧降下を補償し、負荷の両端の電位差を一定にすることができる。
また、この場合、電源のリモートセンス機能は必ずしも必要ではない。図7は、本発明に係るインピーダンス回路を用いた電源装置の構成の別の一例を示す回路図である。図7において、図6と同一符号は図6に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図6と比較すると図7は、電源供給部101の代わりに電源供給部111を備える。電源供給部101と比較すると電源供給部111は、リモートセンス機能のための端子であるHIGH SENSE、LOW SENSEを備えていない。
本実施の形態によれば、電源の出力端子と負荷の間で生じる電圧降下を補償することにより、負荷の両端の電位差を一定に保つことができる。
また、本発明に係るインピーダンス回路は、電源装置に容易に適用することができ、電源装置の性能をより高めることができる。ここで、電源装置は、例えば、電池を用いる機器の試験装置等が含まれ得る。
なお、第1の電流インバータ回路は、実施の形態における電流インバータ回路11,13に対応する。また、第2の電流インバータ回路は、実施の形態における電流インバータ回路12,13に対応する。
(付記1) 外部の回路に接続されるインピーダンス回路であって、
入力端子が外部に接続される第1の電流インバータ回路と、
入力端子が前記第1の電流インバータ回路の出力端子に接続される受動回路と、
入力端子が前記受動回路の出力端子に接続され、出力端子が外部に接続される第2の電流インバータ回路とを備え、
前記第1の電流インバータ回路と前記第2の電流インバータ回路とが協働し、前記インピーダンス回路のインピーダンスの大きさを前記受動回路のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させることを特徴とするインピーダンス回路。
(付記2) 付記1に記載のインピーダンス回路において、
前記第2の電流インバータ回路の増幅度は、前記第1の電流インバータ回路の増幅度の逆数であることを特徴とするインピーダンス回路。
(付記3) 付記1または付記2に記載のインピーダンス回路において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に接続される抵抗と、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に接続される抵抗とを備えることを特徴とするインピーダンス回路。
(付記4) 付記1または付記2に記載のインピーダンス回路において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードと、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードとを備えることを特徴とするインピーダンス回路。
(付記5) 直流電源を供給する電源供給部と、
前記電源供給部と外部の負荷との間に接続され、第1の電流インバータ回路と受動回路と第2の電流インバータ回路を備え、前記電源供給部と外部の負荷との間の経路のインピーダンスを補償する負性インピーダンスを持つインピーダンス回路と
を備えてなる電源装置。
(付記6) 付記5に記載の電源装置において、
前記第1の電流インバータ回路は、入力端子が前記電源供給部に接続され、
前記受動回路は、入力端子が前記第1の電流インバータ回路の出力端子に接続され、
前記第2の電流インバータ回路は、入力端子が前記受動回路の出力端子に接続され、出力端子が外部の負荷に接続され、前記第1の電流インバータ回路と前記第2の電流インバータ回路とが協働し、前記インピーダンス回路のインピーダンスの大きさを前記受動回路のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させることを特徴とする電源装置。
(付記7) 付記5または付記6に記載の電源装置において、
前記第2の電流インバータ回路の増幅度は、前記第1の電流インバータ回路の増幅度の逆数であることを特徴とする電源装置。
(付記8) 付記5乃至付記7のいずれかに記載の電源装置において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に接続される抵抗と、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に接続される抵抗とを備えることを特徴とする電源装置。
(付記9) 付記5乃至付記7のいずれかに記載の電源装置において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードと、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードとを備えることを特徴とする電源装置。
入力端子が外部に接続される第1の電流インバータ回路と、
入力端子が前記第1の電流インバータ回路の出力端子に接続される受動回路と、
入力端子が前記受動回路の出力端子に接続され、出力端子が外部に接続される第2の電流インバータ回路とを備え、
前記第1の電流インバータ回路と前記第2の電流インバータ回路とが協働し、前記インピーダンス回路のインピーダンスの大きさを前記受動回路のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させることを特徴とするインピーダンス回路。
(付記2) 付記1に記載のインピーダンス回路において、
前記第2の電流インバータ回路の増幅度は、前記第1の電流インバータ回路の増幅度の逆数であることを特徴とするインピーダンス回路。
(付記3) 付記1または付記2に記載のインピーダンス回路において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に接続される抵抗と、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に接続される抵抗とを備えることを特徴とするインピーダンス回路。
(付記4) 付記1または付記2に記載のインピーダンス回路において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードと、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードとを備えることを特徴とするインピーダンス回路。
(付記5) 直流電源を供給する電源供給部と、
前記電源供給部と外部の負荷との間に接続され、第1の電流インバータ回路と受動回路と第2の電流インバータ回路を備え、前記電源供給部と外部の負荷との間の経路のインピーダンスを補償する負性インピーダンスを持つインピーダンス回路と
を備えてなる電源装置。
(付記6) 付記5に記載の電源装置において、
前記第1の電流インバータ回路は、入力端子が前記電源供給部に接続され、
前記受動回路は、入力端子が前記第1の電流インバータ回路の出力端子に接続され、
前記第2の電流インバータ回路は、入力端子が前記受動回路の出力端子に接続され、出力端子が外部の負荷に接続され、前記第1の電流インバータ回路と前記第2の電流インバータ回路とが協働し、前記インピーダンス回路のインピーダンスの大きさを前記受動回路のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させることを特徴とする電源装置。
(付記7) 付記5または付記6に記載の電源装置において、
前記第2の電流インバータ回路の増幅度は、前記第1の電流インバータ回路の増幅度の逆数であることを特徴とする電源装置。
(付記8) 付記5乃至付記7のいずれかに記載の電源装置において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に接続される抵抗と、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に接続される抵抗とを備えることを特徴とする電源装置。
(付記9) 付記5乃至付記7のいずれかに記載の電源装置において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードと、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードとを備えることを特徴とする電源装置。
1 負性インピーダンス回路、10 受動回路、11,12,13 電流インバータ回路、13,33,43,55 電流源、14,34,44,56 負荷、30 演算増幅器、31,32,41,42 抵抗、51,52,53,54 ダイオード、101,111 電源供給部、102 負荷、113,114 抵抗。
Claims (5)
- 外部の回路に接続されるインピーダンス回路であって、
入力端子が外部に接続される第1の電流インバータ回路と、
入力端子が前記第1の電流インバータ回路の出力端子に接続される受動回路と、
入力端子が前記受動回路の出力端子に接続され、出力端子が外部に接続される第2の電流インバータ回路とを備え、
前記第1の電流インバータ回路と前記第2の電流インバータ回路とが協働し、前記インピーダンス回路のインピーダンスの大きさを前記受動回路のインピーダンスに比例させると共に符号を反転させることを特徴とするインピーダンス回路。 - 請求項1に記載のインピーダンス回路において、
前記第2の電流インバータ回路の増幅度は、前記第1の電流インバータ回路の増幅度の逆数であることを特徴とするインピーダンス回路。 - 請求項1または請求項2に記載のインピーダンス回路において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に接続される抵抗と、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に接続される抵抗とを備えることを特徴とするインピーダンス回路。 - 請求項1または請求項2に記載のインピーダンス回路において、
前記第1の電流インバータ回路及び前記第2の電流インバータ回路は、1つの演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子と非反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードと、該演算増幅器の出力端子と反転入力端子の間に逆並列接続される2つのダイオードとを備えることを特徴とするインピーダンス回路。 - 直流電源を供給する電源供給部と、
前記電源供給部と外部の負荷との間に接続され、第1の電流インバータ回路と受動回路と第2の電流インバータ回路を備え、前記電源供給部と外部の負荷との間の経路のインピーダンスを補償する負性インピーダンスを持つインピーダンス回路と
を備えてなる電源装置。
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