JP2007121408A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示部のバックライトに複数の照明手段が用いられる場合に、バックライトの省電力化と利便性の確保との両立を可能とする。
【解決手段】液晶表示部への信号伝送経路18の信号状態が無映像の信号状態であるか否かを無映像検知回路5により検知し、無映像の信号状態であると検知される状態の継続時間に応じて、まず、2組のバックライト(蛍光管12と赤色のLED13)のうちの一方であるLED13を消灯若しくは減光させて「低光量状態」とし、さらに、所定時間が経過するまで継続してバックライトが「低光量状態」である場合に、全てのバックライト(蛍光管12とLED13の両方)を消灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力された映像信号に基づく映像を表示する液晶表示部をその背面から照明する複数の背面照明手段を備えた液晶表示装置に関するものである。
液晶表示装置は、液晶表示部(液晶表示パネル)をその背面から照明するバックライト(背面照明手段)を備え、このバックライトとしては、一般的に、赤、緑及び青の各波長の光の合成光を発光する蛍光管(冷陰極管)が採用される。
ここで、蛍光管によるバックライトは、人間の目の色感度を基準として適正と考えられるホワイトバランスに対し、赤色の波長帯の光の強度がやや不足する傾向にあり、色再現性のさらなる向上を図るためには、蛍光管の光よりも赤色波長帯の光が補強された光を発光するバックライトを採用することが望ましい。これに対し、従来、色再現性の向上を目的として、赤、緑及び青の各波長の光を発光する複数色のLEDが配列されたLED型のバックライトや、特許文献1に示されるように、従来の蛍光管と赤色波長の光を補う赤色LEDとの両方が配列されたハイブリッド型のバックライト等が採用されることがある。
一方、特許文献2には、入力端の無信号状態が一定時間継続した場合に、映像機器の電源を自動的にオフする技術が示されている。
特開2004−139876号公報 実開平2−64276号公報
ところで、液晶表示装置におけるバックライトは、装置全体に占める消費電力の割合が高い。さらに、LED型のバックライトやハイブリッド型のバックライトを採用すると、蛍光管のみによるバックライトに比べて消費電力が増大する。特に、LED型のバックライトでは、非常に多数のLEDが必要となり、消費電力の増大が顕著となる。
これに対し、特許文献2に示される技術を適用した場合、電源OFFされた後に再び映像信号が発生しても、その映像が表示される状態に自動復帰しないという問題点があった。また、仮に、特許文献2に示される構成に、映像信号の発生時に電源をONして復帰させる構成を加えた場合、バックライトの起動及び照明状態の安定化に一定時間を要するため、利便性確保のために電源OFFを行うまでの無信号状態の監視時間を長く設定せざるを得ず、十分な省電力化が図れないという問題点があった。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液晶表示部のバックライトに複数の光源(照明手段)が用いられる場合に、バックライトの省電力化と利便性の確保との両立が可能な液晶表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、所定の信号伝送経路を通じて入力される映像信号に基づく映像を表示する液晶表示部をその背面から照明する複数の背面照明手段を備えた液晶表示装置に適用されるものであり、液晶表示部への信号伝送経路の信号状態が無映像の信号状態であるか否かを検知する無映像検知手段と、これにより前記無映像の信号状態であると検知される状態の継続時間に応じて、前記複数の背面照明手段のうちの一部を消灯若しくは減光させることにより、前記複数の背面照明手段の全てを消灯させる状態まで段階的に移行させる背面照明消灯制御手段と、を具備する液晶表示装置として構成されるものである。
このように、無映像の状態が継続した場合に、前記複数の背面照明手段の照明状態が段階的に消灯状態へ移行されるので、その移行途中で有映像の信号(映像信号)が発生すれば、その映像がある程度の明るさで表示される。このため、一部の背面照明手段を消灯等させる途中段階への移行時間(無映像の継続時間)を比較的短く設定することにより、背面照明手段(バックライト)の省電力化と利便性の確保との両立が可能となる。
この場合、前記背面照明消灯制御手段による前記複数の背面照明手段の照明状態の移行中に前記無映像検知手段により前記無映像の信号状態でない(有映像の信号状態である)と検知された場合に、前記複数の背面照明手段の照明状態を元の状態に復帰させる背面照明復帰制御手段がさらに設けられたものが考えられる。これにより、背面照明手段を早期に元の明るさまで復帰させることができる。この他、省電力化をより優先するのであれば、前記無映像検知手段により前記無映像の信号状態でないと検知される状態が所定時間継続した場合に、前記複数の背面照明手段の照明状態を元の状態に復帰させること等も考えられる。
また、前記背面照明消灯制御手段としては、例えば、所定の第1の設定時間が経過するまで継続して前記無映像検知手段により前記無映像の信号状態であると検知された場合に前記複数の背面照明手段のうちの一部を消灯若しくは減光させて低光量状態とし(第1の背面照明消灯制御)、さらに、所定の第2の設定時間が経過するまで継続して前記背面照明手段が前記低光量状態である場合に前記複数の背面照明手段の全てを消灯させること(第2の背面照明消灯制御)が考えられる。
さらに、このような制御を、前記背面照明手段が、赤、緑及び青の各波長の光の合成光を発光する蛍光管による照明手段(以下、第1の照明手段という)と、赤色波長の光を発光する赤色LEDによる照明手段(以下、第2の照明手段という)とを有する場合に適用し、前記第1の背面照明消灯制御において、前記第2の照明手段を消灯若しくは減光させて前記低光量状態にするよう構成すれば好適である。
これにより、前記低光量状態において有映像の信号(映像信号)が発生した場合、そのとき点灯中の前記第1の照明手段によってほぼ白色光に近い光が液晶表示部の背面から照射されるので、ある程度適切な色バランスで映像が表示されるからである。
また、前記背面照明消灯制御手段による制御を行うか否かを選択する制御モード選択手段を設ければ、ユーザの好みに応じて制御モードの選択が可能となり好適である。
本発明によれば、無映像の状態が継続した場合に、複数の背面照明手段(バックライト)の照明状態が段階的に消灯状態へ移行されるので、その移行途中で有映像の信号(映像信号)が発生すれば、その映像がある程度の明るさで表示される。このため、一部の背面照明手段を消灯等させる途中段階への移行時間(無映像の継続時間)を比較的短く設定することにより、背面照明手段の省電力化と利便性の確保との両立が可能となる。
特に、前記背面照明手段が、赤、緑及び青の各波長の光の合成光を発光する蛍光管による第1の照明手段と、赤色波長の光を発光する赤色LEDによる第2の照明手段とを有する場合に、まず、無映像の信号状態が所定時間継続した時点で前記第2の照明手段を消灯若しくは減光させて前記低光量状態にし、さらに無映像の信号状態が所定時間継続した時点で全ての照明手段を消灯状態とすれば、前記低光量状態において有映像の信号(映像信号)が発生した場合に、そのとき点灯中の前記第1の照明手段によってほぼ白色光に近い光が液晶表示部の背面から照射されるので、ある程度適切な色バランスで映像が表示される点で好適である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに、図1は本発明の実施形態に係る液晶表示装置の一例であるテレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図、図2はテレビジョン受像機Xにおけるバックライト制御の手順を表すフローチャートである。
まず、図1に示すブロック図を用いて、本発明の実施形態に係る液晶表示装置の一例であるテレビジョン受像機Xの構成について説明する。
テレビジョン受像機Xは、アンテナ等により受信されたテレビジョン放送信号から抽出される放送番組に関する映像信号を、所定の信号伝送経路18を通じて液晶パネル21(液晶表示部)に入力させ、その映像信号に基づく映像を液晶パネル12により表示するものである。その液晶パネル21の背面には、液晶パネル21を背面から照明する背面照明手段(バックライト)である蛍光管12(図中、CFLと表す)及びLED13が設けられている。なお、ここでは、液晶表示装置の一例としてテレビジョン受像機Xを示すが、本発明の適用対象はこれに限る物ではなく、例えば、計算機の液晶表示装置等、液晶表示パネルとそれを背面照明する複数のバックライトを備えるものであれば、他の液晶表示装置であってもかまわない。
図1に示すように、テレビジョン受像機Xは、複数のチューナ1a、1b、1c、外部入力部2、映像切替回路3、映像処理回路4、無映像検知回路5、タイマ回路6、リモコン7、制御回路8、リモコンインターフェース(I/F)回路9、液晶パネル21、バックライトを構成する蛍光管12及びLED13、インバータ回路14、LED駆動回路15、カラーセンサ16、明るさセンサ17、音声切替回路10、音声処理回路11、アンプ22、及びスピーカ23等を具備して構成されている。
前記チューナ1a、1b、1cは、各々地上波放送信号、BS衛星放送信号及びCATV放送信号の各々が入力され、入力された各放送信号から前記制御回路8により指示される放送チャンネルの信号を抽出(選局)するとともに、その抽出信号の検波によって映像信号及び音声信号を取り出し、その映像信号及び音声信号の各々を前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するものである。
また、前記外部入力部2は、外部からコンポジット方式或いはセパレート方式の映像信号及び音声信号等である外部入力映像信号及び外部入力音声信号を入力し、それらを前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するインターフェースである。
前記映像切替回路3は、前記チューナ1a、1b、1c各々からの映像信号及び前記外部入力部2からの映像信号を入力し、それらの映像信号のうちの任意の1つの映像信号を前記制御回路8からの指示に従って選択して出力するものである。
前記映像処理回路4は、前記映像切替回路3から出力された映像信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば、映像信号から水平及び垂直同期信号の分離、その同期信号に位相同期したクロック信号の生成、映像信号からの輝度信号及び色信号の分離、所定の画質改善処理等を行い、処理後の映像信号を前記液晶パネル21に出力する。
前記無映像検知回路5は、映像切替回路3から液晶パネル21に至る信号伝送経路18(映像信号の伝送経路)において、その信号の状態が無映像の信号状態であるか否かを検知するものである(無映像検知手段の一例)。その検知結果(検知信号)は制御回路8へ伝送される。
例えば、信号伝送経路18の信号について、映像処理回路4により分離された垂直同期信号の単位時間当たりの発生回数が予め設定された回数の範囲内にない場合、即ち、映像信号そのものが検知されない場合に無映像の信号状態であると検知する。その他、全映像領域或いは予め定められたその一部の映像領域について、RGBの各輝度の分布を検出し、RGBの各輝度の分布がない(或いは、ほとんど分布がない)いわゆるベタ映像が一定時間以上継続継続した場合に、無映像の信号状態であると検知すること等も考えられる。なお、映像処理回路4からの出力信号(映像信号)は、無映像検知回路5を通じてそのまま液晶パネル21へ伝送される。
前記制御回路8は、演算手段であるMPU8a、そのMPU8aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM8b(EPROM)、前記MPU8bが実行する処理において読み書き(参照又は書き込み)される設定情報を記憶するEEPROM8c等を備え、当該テレビジョン受像機X全体を制御するものである。
前記リモコンインターフェース回路9は、当該テレビジョン受像機Xの操作用のリモコン7(リモート操作器)から、赤外線伝送等の無線伝送によって前記リモコン7に対する操作入力情報を取得し、その操作入力情報を前記制御回路8に出力するものである。
例えば、チャンネル選択が行われる場合、前記リモコン7のチャンネル選択キーに対する操作入力の情報が、前記リモコンインターフェース回路9を通じて前記制御回路8に入力され、その操作入力情報に従って、前記制御回路8により、前記チューナ1a、1b、1cのいずれかに対して選局するチャンネルが指定されるとともに、そのチャンネルの映像が前記液晶パネル21に表示されるように前記映像切替回路3が制御される。
同様に、音量調節が行われる場合、前記リモコン7の音量ボリューム調節キー(音量のアップキーとダウンキー)に対する操作入力情報に従って、前記制御回路8から前記アンプ22に対して出力音量の調節指令が出力され、その指令に従って前記アンプ22により前記スピーカ23に対する出力音量が調節される。
前記音声切替回路10は、前記チューナ1a、1b、1c各々からの音声信号及び前記外部入力部2からの音声信号が入力され、それらの音声信号のうちの任意の1つの音声信号を、前記制御回路8からの指示に従って前記音声処理回路11に出力するものである。
前記音声処理回路11は、前記制御回路8からの指示に従って、前記音声切替回路10から出力された音声信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば、前記スピーカ23の特性に合わせたイコライズ処理や、サラウンド処理等を行う。
前記アンプ22は、前記音声処理回路11による処理後の音声信号を、前記制御回路8からの指示に従って増幅或いは減衰させる処理を行い、前記アンプ23に出力するものである。
また、前記液晶パネル21は、映像処理回路4から出力される映像信号に基づく映像を表示するものである。
また、前記明るさセンサ17は、液晶パネル21の前面側の明るさを検知するセンサであり、前記カラーセンサ16は、液晶パネル21の背面側における光の色分布(R、G、Bの分布)を検知するセンサである。これらのセンサは、後述するように、蛍光管12やLED13の明るさ(出力)制御に用いられる。
液晶パネル21のバックライト(背面照明手段)を構成する蛍光管12は、赤、緑及び青の各波長の光の合成光を発光するものであり、複数の蛍光管が配列されて構成されている(第1の照明手段の一例)。また、同じくバックライトを構成するLED13は、赤色波長の光を発光する赤色LEDであり、複数の蛍光管12の間等に複数配列されて構成されている(第2の照明手段の一例)。
蛍光管12は、前記インバータ回路14(図中、INV回路と示す)により駆動され、インバータ回路14は、制御回路8から出力される制御指令に従って、蛍光管12への供給電力を調節する。具体的には、制御回路8からインバータ回路14に対して矩形波状のパルス信号が出力され、そのパルス信号のデューティー比に応じたデューティー比を有するパルス状の駆動電圧が蛍光管12に供給される。そして、制御回路8がインバータ回路14に出力するパルス信号のデューティー比を調節することにより、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅階調)調光による蛍光管12の明るさ調節が行われる。これにより、蛍光管12の点灯、消灯及び明るさの制御が行われる。
一方、LED13(赤色LED)は、前記LED駆動回路15により駆動され、LED駆動回路15が、制御回路8から出力される制御指令に従って、LED13に対する供給電流を調節することにより、電流調光方式によるLED13の明るさ調節が行われる。これにより、LED13の点灯、消灯及び明るさの制御が行われる。
次に、図2に示すフローチャートを参照しつつ、制御回路8のMPU8aが所定の制御プログラムを実行することにより実現されるバックライト制御の手順について説明する。なお、図2に示す処理は、利用者によるリモコン7操作等により、当該テレビジョン受像機Xが起動(電源ON)された場合や、タイマー起動設定等により予め設定された時刻に当該テレビジョン受像機Xが自動起動した場合等に開始されるものとする。また、以下に示すS1、S2、…は、処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
まず、制御回路8がインバータ回路14及びLED駆動回路15を制御することにより、蛍光管12及びLED13が点灯され(S1)、さらに、蛍光管12及びLED13の各々について、その出力(明るさ)調節が行われる(S2、S3)。
即ち、蛍光管12については、制御回路8により、液晶パネル21の前面側の明るさを検知する明るさセンサ17の検知レベルに応じて、蛍光管12の明るさ(出力)が制御される(S2)。具体的には、液晶パネル21の前面側が明るいほど蛍光管12の明るさ(出力)を上げる。これにより、周囲の明るさとの関係で、相対的に液晶パネル21の出力映像が暗すぎると感じられたり、明るすぎると感じられたりすることを防止できる。
一方、LED13については、制御回路8により、液晶パネル21の背面側の光の色分布を検知するカラーセンサ16の検知結果に応じて、LED13の明るさ(出力)が制御される(S3)。具体的には、カラーセンサ16により検知されるRGBの色分布に基づいて、その色バランスが予め定められた目標とするホワイトバランスに近づくように、LED13による赤色光の補強制御が行われる。
次に、制御回路8により、予め設定されてEEPROM8cに記憶されたバックライトの制御モードを表すモード情報が参照され、「自動OFFモード」に設定されているか否かの判別がなされる。
このモード情報は、制御回路8によりEEPROM8cに記録されるものであり、リモコンインターフェース回路9からの伝送信号に基づいて、リモコン7を通じて「自動OFFモード」に設定する若しくはそれを解除する所定の操作がなされたことが検知された場合に、その操作に対応する情報が記録される。このリモコン7、リモコンインターフェース回路9及び制御回路8により実現されるモード情報の設定機能により、後述するバックライトの自動OFFモード時の制御(背面照明消灯制御手段による制御の一例)を行うか否かが選択可能である(制御モード選択手段の一例)。これにより、ユーザの好みに応じて制御モードの選択が可能となる。
ここで、前記制御モードが「自動OFFモード」でないと判別された場合は、前述したステップS2及びS3の処理が繰り返される。
一方、前記制御モードが「自動OFFモード」であると判別された場合は、処理が以下に示すバックライト自動OFFモード時の処理(ステップS5〜S18)へ移行される。
<バックライト自動OFFモード時の処理:S5〜S18>
バックライト自動OFFモードに設定されている場合、まず、制御回路8により、無映像検知回路5の検知状態が「無映像状態」を検知中であるか否かの判別がなされる(S5)。
ここで、「無映像状態」を検知中であると判別された場合、制御回路8により、タイマ回路6により計時される所定のタイマ(以下、バックライト制御タイマという(図中、BL制御タイマと表す))の計時が停止中であるか否かの判別がなされ(S11)、同タイマが停止中であれば同タイマの計時が開始処理がなされる(S12)。なお、バックライト制御タイマの初期状態は停止中である。
このバックライト制御タイマの計時時間は、無映像検知回路5によって「無映像状態」(無映像の信号状態)であると検知されている状態の継続時間を表し、以後、制御回路8によりその計時時間がチェックされる(S13、S16)。
そして、制御回路8により、バックライト制御タイマの計時時間が、予め設定された設定時間T1(第1の設定時間)を経過したと判別された場合(S13のY側)、即ち、設定時間T1が経過するまで継続して無映像検知回路5により「無映像状態」であると検知された場合、制御回路8により、その時点でのLED13の出力値(明るさ)がEEPROM8cに記録され(S14)、その上で、制御回路8がLED駆動回路15を制御することにより、一方のバックライトであるLED13が消灯される(S15、第1の背面照明消灯制御手段の一例)。このように、一方のバックライトであるLED13が消灯され、他方の蛍光管12が点灯された状態を、以下、「低光量状態」という。但し、ステップS14の出力値記録処理は、設定時間T1の経過が判別された最初の1回のみ行われる。
また、制御回路8により、バックライト制御タイマの計時時間が、予め設定された他の設定時間T2(但し、T2>T1)を経過したと判別された場合(S16のY側)、即ち、所定の設定時間(T2−T1:第2の設定時間の一例)が経過するまで継続してバックライトが「低光量状態」である場合、制御回路8により、その時点での蛍光管12の出力値(明るさ)がEEPROM8cに記録され(S17)、その上で、制御回路8がインバータ回路14を制御することにより、もう一方のバックライトである蛍光管12も消灯される(S18、第2の背面照明消灯制御手段の一例)。これにより、全て(両方)のバックライトが消灯状態となる。但し、ステップS17の出力値記録処理は、設定時間T2の経過が判別された最初の1回のみ行われる。
また、バックライト制御タイマの計時時間が、前記第1の設定時間T1を経過していないと判別された場合(S13のN側)、或いは「低光量状態」への移行後、前記第2の設定時間T2を経過していないと判別された場合(S16のN側)は、そのまま前述したステップS2からの処理が繰り返される。
一方、バックライト自動OFFモードに設定されている場合において、無映像検知回路5の検知状態が「無映像状態」を検知中でない(有映像状態である)と判別された場合(S5のN側)、制御回路8により、タイマ回路6による前記バックライト制御タイマの計時を停止させるよう制御される(S6)。
さらに、制御回路8により、LED13が消灯状態である(バックライトが「低光量状態」である)か否かが判別(S7)され、LED13が消灯状態である場合には、制御回路8がLED駆動回路15を制御することにより、LED13を点灯させるとともに、その出力(明るさ)が、ステップS14でEEPROM8cに記録された元の出力に復帰させられる(S8)。
加えて、制御回路8により、蛍光管12(CFL)が消灯状態である(バックライトが全消灯状態である)か否かが判別(S9)され、蛍光管12が消灯状態である場合には、制御回路8がインバータ回路14を制御することにより、蛍光管12を点灯させるとともに、その出力(明るさ)が、ステップS17でEEPROM8cに記録された元の出力に復帰させられる(S10)。
この制御回路8が実行するステップS7〜S10の処理により、バックライトが全て点灯している状態からその全てが消灯状態となるまでの照明状態の移行中に、前記無映像検知回路5により「無映像状態」ではない(有映像状態である)と検知された場合に、消灯中のバックライト(蛍光管12又はLED13)の照明状態が、元の状態に復帰させられる(背面照明復帰制御手の一例)。これにより、バックライトを早期に元の明るさまで復帰させることができる。
そして、上記したステップS6〜S10の処理の後、前述したステップS2からの処理が繰り返される。
また、制御回路8(背面照明消灯制御手段の一例)の処理により、無映像の状態が継続した場合に、2組のバックライト(蛍光管12とLED13)のうちの一方を消灯させることにより、バックライトが、まず全点灯状態から蛍光管12のみの点灯状態(「低光量状態」)への移行され(S13〜S15)、さらに、その状態から全消灯状態へ移行(S16〜S18))される、というように、段階的に全消灯状態まで移行される。従って、その移行途中で有映像の信号(映像信号)が発生すれば(S5のN側)、その映像が直ちにある程度の明るさで表示される。このため、一部のバックライトを消灯させる途中段階への移行時間(前述の設定時間T1)を比較的短く設定することにより、バックライトの省電力化と利便性の確保との両立が可能となる。例えば、一方の設定時間T1を数秒〜数十秒(より具体的には数秒〜60秒程度等)とし、もう一方の設定時間T2を数分(より具体的には5分程度等)とすれば好適である。
以上示した実施形態では、設定時間T1が経過するまで継続して「無映像状態」であると検知された場合に、2組のバックライト(蛍光管12とLED13)のうちの一方(LED13)を消灯させて前記「低光量状態」とする例を示したが、この他、LED13を減光させて(例えば、予め設定された最低光量の出力に減光させて)「低光量状態」とすること等も考えられる。
また、本発明は、前述したような蛍光管12と赤色のLED13とを有するハイブリッド型のバックライトに限らず、複数の照明手段を有するバックライトを備えた液晶表示装置であれば、設定時間T1が経過するまで継続して「無映像状態」であると検知された場合に、その一部を消灯若しくは減光させて「低光量状態」とするよう構成して適用可能である。
また、前述の実施形態では、バックライトを全て点灯した状態から全て消灯した状態まで2段階で移行させる例を示したが、これに限るものでなく、さらにバックライトの点灯状態を細分化して3段階以上の過程を経て全消灯状態へ移行させることも考えられる。
本発明は、テレビジョン受像機に利用可能である。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置の一例であるテレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図。 テレビジョン受像機Xにおけるバックライト制御の手順を表すフローチャート。
符号の説明
X…テレビジョン受像機
1a、1b、1c…チューナ
2…外部入力部
3…映像切替回路
4…映像処理回路
5…無映像検知回路
6…タイマ回路
7…リモコン
8…制御回路
9…リモコンインターフェース回路
10…音声切替回路
11…音声処理回路
12…蛍光管(バックライト)
13…LED(バックライト)
14…インバータ回路
15…LED駆動回路
16…カラーセンサ
17…明るさセンサ
18…映像信号の信号伝送経路
21…液晶パネル
S1、S2、・・…ステップ(処理手順)

Claims (5)

  1. 所定の信号伝送経路を通じて入力される映像信号に基づく映像を表示する液晶表示部をその背面から照明する複数の背面照明手段を備えた液晶表示装置であって、
    前記信号伝送経路の信号状態が無映像の信号状態であるか否かを検知する無映像検知手段と、
    前記無映像検知手段により前記無映像の信号状態であると検知される状態の継続時間に応じて、前記複数の背面照明手段のうちの一部を消灯若しくは減光させることにより、前記複数の背面照明手段の全てを消灯させる状態まで段階的に移行させる背面照明消灯制御手段と、
    を具備してなることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記背面照明消灯制御手段による前記複数の背面照明手段の照明状態の移行中に前記無映像検知手段により前記無映像の信号状態でないと検知された場合に、前記複数の背面照明手段の照明状態を元の状態に復帰させる背面照明復帰制御手段を具備してなる請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記背面照明消灯制御手段が、
    所定の第1の設定時間が経過するまで継続して前記無映像検知手段により前記無映像の信号状態であると検知された場合に前記複数の背面照明手段のうちの一部を消灯若しくは減光させて低光量状態とする第1の背面照明消灯制御手段と、
    所定の第2の設定時間が経過するまで継続して前記背面照明手段が前記低光量状態である場合に前記複数の背面照明手段の全てを消灯させる第2の背面照明消灯制御手段と、を有してなる請求項1又は2のいずれかに記載の液晶表示装置。
  4. 前記背面照明手段が、赤、緑及び青の各波長の光の合成光を発光する蛍光管による第1の照明手段と赤色波長の光を発光する赤色LEDによる第2の照明手段とを有し、
    前記第1の背面照明消灯制御手段が、前記第2の照明手段を消灯若しくは減光させて前記低光量状態とするものである請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記背面照明消灯制御手段による制御を行うか否かを選択する制御モード選択手段を具備してなる請求項1〜4のいずれかに記載の液晶表示装置。
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