JP2007310239A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像表示が終了されている動作モードとされていても、少ない消費電力で所望の情報表示を行う。
【解決手段】制御部50は、映像表示が終了されている動作モードであるとき、計時部53によって示された現在の時刻が就寝時間帯で、照度センサ52で検出された照度が所定の照度以下であると判断したとき、バックライト制御信号CBをバックライト駆動部25に供給して、バックライト32の発光ダイオードを選択的に点灯させる。また、透過率制御信号CTrを液晶パネル駆動部23に供給して、液晶パネル31の透過率を制御することにより、バックライト32の発光ダイオードから放射された光を透過させる。映像表示を行わなくとも、所望の情報をバックライト32の発光ダイオードを利用して表示できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は映像表示装置に関する。詳しくは、液晶パネルとバックライトを用いた映像表示装置において、映像信号に基づいた液晶パネルの駆動動作が終了されている動作モードであるとき、バックライトの発光ダイオードを選択的に発光させて、この発光ダイオードから放射される光を液晶パネルで透過させることにより情報表示を行うものである。
映像表示装置、例えばテレビジョン装置では、薄型化や軽量化等のために表示デバイスとして液晶パネルが用いられている。この液晶パネルを用いる場合、映像信号に基づいて液晶パネルの各画素を駆動するとともに、液晶パネルを背面からバックライトで照明することで映像表示が行われている。
また、液晶パネルを用いる場合、同じ画像を高輝度で長時間表示すると、表示されている画像が残像として焼き付いてしまうおそれがある。このため、特許文献1では、撮影や再生を行うときに、撮影状況や再生状況を示す文字によって焼き付きを生じることがないように、LED素子群で構成されているバックライトで撮影状況や再生状況を示す文字の表示が行われている。
特開2000−241795号公報
ところで、テレビジョン装置は、番組を視聴していないとき、必要最低限の動作(例えばユーザ操作の受け付けなど)を行い映像表示等は終了することで消費電力を少なくするスタンバイモードに切り替えられている。このため、就寝中のユーザが時刻や天気予報等の情報を得るためには、テレビジョン装置の動作モードを、スタンバイモードから通常モードに切り替えて映像表示を開始させなければ所望の情報を得ることができない。
また、就寝中であってもテレビジョン装置を通常モードとして、所望の情報を常に表示すると、電力消費量の増加を招くだけでなく、上述のように焼き付きを生じるおそれがある。さらに、特許文献1は、撮影や再生を行うときに撮影状況や再生状況を示す文字をバックライトで表示するものであり、上述のような就寝中のユーザ等に対して情報を表示するものではない。
そこで、この発明では、映像表示が終了されている動作モードとされていても、少ない消費電力で所望の情報表示を行うことができる映像表示装置を提供するものである。
この発明の概念は、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する液晶パネル駆動部と、液晶パネル駆動部に対して映像信号の供給を行う信号処理部と、複数の発光ダイオードによって構成されて、発光ダイオードから放射される光を液晶パネルの背面に照射するバックライトと、バックライトを駆動するバックライト駆動部と、ユーザ操作に応じた操作信号を生成するユーザインタフェース部と、操作信号に基づいて、液晶パネル駆動部と信号処理部とバックライト駆動部の動作を制御する制御部とを有し、制御部は、映像信号に基づいた液晶パネルの駆動動作が終了されている動作モードであるとき、バックライトの発光ダイオードを選択的に発光させるものとし、この発光ダイオードから放射される光を液晶パネルで透過させることにより情報表示を行う映像表示装置にある。
この発明では、映像信号に基づいた液晶パネルの駆動動作が終了されている動作モード例えばスタンバイモードであるとき、バックライトの発光ダイオードを選択的に発光させるものとし、発光ダイオードから放射される光を液晶パネルで透過させることにより情報表示を行う。この情報表示では、発光ダイオードの光度および/または液晶パネルの透過率を制御して情報表示の輝度調整を行う。例えば、輝度調整として、液晶パネルの透過率を予め設定した透過率レベルに保持して発光ダイオードの光度を予め設定した光度レベル以上の範囲で制御し、あるいは発光ダイオードの光度を予め設定した光度レベルに保持して液晶パネルの透過率を予め設定した透過率レベル以下の範囲で制御することで、情報表示の輝度を連続的に可変させる。このように、発光ダイオードの光度と液晶パネルの透過率を制御することで、情報表示の輝度が所望の輝度となる。また、発光ダイオードの光度を予め設定した光度レベルより低くしなくとも、液晶パネルの透過率を制御することで、情報表示の輝度を低下させることができる。したがって、発光ダイオードの光度が低下したことによる情報表示の輝度むらや情報表示が点状に表示されてしまうことがない。さらに、情報表示を周期的に行うものとし、発光ダイオードの光度および/または液晶パネルの透過率を制御して、情報表示の開始時には情報表示の輝度を順次高め、情報表示の終了時には情報表示の輝度を順次低くすることで、発光感が自然なものとなる。また、照度センサや計時部を設けることで、照度が所定値以下となったときや、現在時刻がユーザ操作によって設定された時刻範囲であるときに情報表示が行われる。
この発明によれば、映像信号に基づいた液晶パネルの駆動動作が終了されている動作モードに設定されたとき、バックライトの発光ダイオードを選択的に発光させるものとし、この発光ダイオードから放射される光を液晶パネルで透過させることにより情報表示が行われる。このため、映像信号に基づいて液晶パネルの駆動動作を行い、この液晶パネルの背面全体にバックライトから光を照射して映像表示を行わなくとも、少ない消費電力で所望の情報を容易に表示できる。
以下、図面を用いて、この発明の実施の形態について説明する。図1は、映像表示装置の構成を示している。なお、図1では、映像表示装置として液晶パネルとバックライトを用いた例えばテレビジョン装置を用いている。
アンテナ11で放送波を受信して得られた受信信号SRFは、映像表示装置(テレビジョン装置)20のチューナ部21に供給される。チューナ部21は、受信信号SRFから所望の放送コンテンツの周波数を選局して、得られた信号に対して復調処理や誤り訂正処理およびデインタリーブ処理を行い、トランスポートストリームTSを生成して信号処理部22に供給する。
信号処理部22は、トランスポートストリームTSから目的の番組の圧縮データを分離する。また、信号処理部22は、分離した圧縮データの伸張処理等を行い、得られた映像信号DVを液晶パネル駆動部23、得られた音声信号DAをアンプ部24にそれぞれ供給する。さらに、信号処理部22は、番組配列情報やデータ放送コンテンツのデータDCを分離して制御部50に供給する。
液晶パネル駆動部23は、信号処理部22から供給された映像信号DVに基づいて駆動信号RVを生成して、この駆動信号RVによって液晶パネル31を駆動する。また、液晶パネル駆動部23は、後述する制御部50からオンスクリーン信号DSが供給されるとき、映像信号DVに基づく動画像とオンスクリーン信号DSに基づく文字や図形等の画像を合成して表示するように駆動信号RVを生成する。さらに、液晶パネル駆動部23は、制御部50から供給された透過率制御信号CTrに基づいて駆動信号RVを生成することで、液晶パネル31の透過率を制御する。
アンプ部24は、信号処理部22から供給された音声信号DAをアナログの音声信号に変換したのち、所望の信号レベルに増幅して音声出力信号SAoutとしてスピーカ33に供給する。
バックライト駆動部25は、液晶パネル31の背面側に設けられているバックライト32を駆動するためのものであり、制御部50からのバックライト制御信号CBに基づいてバックライト駆動信号RBを生成してバックライト32に供給する。
バックライト32は、複数の発光ダイオードを平面状に配置した構成とされている。バックライト32の発光ダイオードは、バックライト駆動部25から供給されたバックライト駆動信号RBによって駆動されて、液晶パネル31で表示された映像を視認できるように、液晶パネル31の背面から光を照射する。また、バックライト32の発光ダイオードは、バックライト駆動信号RBによって選択的に駆動される。
電源部40は、制御部50から供給された制御信号CPに基づいて、映像表示装置20の各部に対する電力供給を行う。
制御部50には、ユーザ操作に応じた操作信号PSを生成するユーザインタフェース部51が接続されている。ユーザインタフェース部51は、操作キーやリモートコントロール装置から送信された信号を受信するリモートコントロール信号受信部で構成されている。操作キーとしては、動作モード切り替えやチャネル切り替えおよび音量調整や表示する情報等の設定を行うための種々の操作キーが設けられており、ユーザインタフェース部51は、種々の操作キーに対するキー操作に応じた操作信号PSを生成して制御部50に供給する。あるいは、リモートコントロール装置から送信された信号を受信して、リモートコントロール装置に設けられている上述のような操作キーに対するキー操作に応じた操作信号を制御部50に供給する。
また、制御部50には、明るさを検出する照度センサ52や時刻を示す計時部53が接続されている。照度センサ52は、テレビジョン装置が設置されている場所の明るさを示すセンサ信号HSを生成して制御部50に供給する。計時部53は現在の時刻を示す時刻情報TMを生成して制御部50に供給する。
制御部50は、マイクロコンピュータやメモリ等を用いて構成されており、操作信号PSに基づいた制御信号(図示せず)を生成して各部に供給することで、映像表示装置20が、ユーザ操作に応じた動作となるように制御する。また、制御部50は、ユーザによって設定された種々の設定情報や信号処理部22から供給された番組配列情報やデータ放送コンテンツのデータを記憶する。制御部50は、この記憶した設定情報に基づいて映像表示装置20の動作設定等を行う。また、制御部50は、番組配列情報やデータ放送コンテンツのデータに基づいてオンスクリーン信号DSを生成することで、データ放送コンテンツの表示等を可能とする。
また、制御部50は、映像信号に基づいた液晶パネル31の駆動動作が終了されている動作モードに設定されているとき、バックライト制御信号CBの生成を必要に応じて行い、バックライト32の発光ダイオードを選択的に点灯させる。またこのとき、透過率制御信号CTrを生成して液晶パネル31における透過率を制御して、点灯された発光ダイオードから放射された光を透過させることにより、ユーザの所望する情報を表示する。例えば、電源部40からチューナ部21や信号処理部22への電力供給を停止して映像表示を終了することで消費電力の低減をはかり、制御部50では操作信号PSを受け付け可能状態とする所謂スタンバイモードとされたとき、点灯された発光ダイオードの配置が表示する文字や図形等のかたちとなるように、バックライト32の発光ダイオードを選択的に点灯させる。また、点灯された発光ダイオードから放射された光を液晶パネル31で透過させることにより、文字や図形等をユーザに視認できるようにする。
図2は、バックライト32によって情報表示を行う場合を例示している。なお、図2では、計時部53によって示された時刻を表示している。
制御部50は、バックライト32において、点灯する発光ダイオードの配置が表示する情報例えば「AM2:00」となるように、バックライト制御信号CBを生成してバックライト駆動部25に供給する。また、制御部50は、バックライト32の発光ダイオードから放射された光が液晶パネル31を透過できるように透過率制御信号CTrを生成して液晶パネル駆動部23に供給する。
なお、表示する情報は、時刻に限られるものではなく、制御部50に記憶している情報からユーザが指定した情報を表示するものとしても良い。例えばデータ放送コンテンツの情報(天気予報やニュース等)を記憶しているときは、これらの情報を表示する。また、タイマ動作設定等が記憶されているときは、設定状態を示す情報を表示する。また、映像表示装置20に記録装置が設けられておりタイマ録画が可能であるときは、録画予約設定等を表示するものとしてもよい。さらに、これらの情報を切り替えて表示するものとしてもよい。いずれの情報をどのように表示するかについては、例えばユーザが設定するものとして、制御部50は、ユーザの設定に応じて情報表示を行うように、バックライト制御信号CBや透過率制御信号CTrを生成する。
また、バックライト32の発光ダイオードとして、発光色が異なる発光ダイオードが用いられている場合、情報表示の色を切り替えるものとすれば、表示色によって情報の内容を把握することも可能となる。例えば天気予報を表示する場合において、晴れのときには赤色系の表示、雨のときは青色系の表示することで、表示色によって天気予報の内容を把握できる。
このように、バックライト32の発光ダイオードを選択的に点灯させて情報表示を行うものとすれば、映像表示を行う通常モードよりも少ない消費電力で情報表示を行うことができる。また、就寝中にリモートコントロール装置等を操作して、映像表示を行う通常モードに切り替えて情報を表示させなくとも、所望の情報を容易に得ることができる。
さらに、照度センサ52から供給されたセンサ信号HSや計時部53から供給された時刻情報TMを用いることで情報表示を自動的に行うこともできる。すなわち、制御部50は、時刻情報TMに基づきユーザ操作によって設定された時刻範囲(例えば就寝時間帯)であるか否かを判別できる。また、制御部50は、センサ信号HSに基づいて、室内が暗い状態であるか否かを判別できる。したがって、ユーザ操作によって設定された時刻範囲であるとき、ユーザが室内を暗くして映像表示装置20をスタンバイモードに切り替えることで、バックライト32を利用した情報表示を自動的に行わせることができる。
ところで、就寝中にバックライト32を利用して情報表示を行う場合、連続して同じ表示を高い輝度で行うものとすると、焼き付きを生じるおそれがある。したがって、制御部50は、情報表示を間欠的に行うものとする。また、情報表示の輝度が高いと、まぶしすぎて睡眠の障害にもなってしまう。このため、制御部50は、情報表示の輝度調整を行うことで、睡眠の障害とならず高品位な情報表示を行う。
次に、情報表示の輝度調整について説明する。発光ダイオードの順電流−相対光度特性は、一般的に図3に示す特性となり、発光ダイオードの光度は、順電流に略比例したものとなる。また、発光ダイオードの順電圧−順電流特性は、一般的に図4に示す特性を有している。ここで、赤色発光ダイオードの場合は、破線aで囲った部分(順電圧が1.5V〜1.8V程度)、白色LEDの場合は、一点鎖線bで囲った部分(順電圧が2.5V〜3.5V程度)で特性が直線状とならない。また、この部分の特性は、固体間のばらつきが大きいことが知られている。このため、順電圧を制御して発光ダイオードの光度を制御する場合、順電圧を低下させると発光ダイオード間で順電流のばらつきが大きくなる。すなわち、発光ダイオード間で光度のばらつきが大きくなり、情報表示の輝度むらが目立ってしまう。
また、発光ダイオードに流れる順電流を等しくするため電流駆動を用いた場合、各発光ダイオードの光度を略等しくできる。しかし、発光ダイオードの光度を低下させると、光の広がりが少なくなるため、情報表示が点状の表示となり、情報内容を読み取りにくくなってしまう。
そこで、制御部50は、輝度調整として、液晶パネルの透過率を予め設定した透過率レベルに保持して発光ダイオードの光度を予め設定した光度レベル以上の範囲で制御し、あるいは発光ダイオードの光度を予め設定した光度レベルに保持して液晶パネルの透過率を予め設定した透過率レベル以下の範囲で制御することにより情報表示の輝度を調整する。
ここで、予め設定した透過率レベルとして例えば液晶パネルの最大透過率レベルを設定する。この場合、予め設定した光度レベルとして、情報表示の輝度むらや情報表示が点状の表示となり読み取りにくくなってしまうことがない光度レベルを設定する。また、発光ダイオードの光度を調整したとき、情報表示の輝度が高くなりすぎないように、透過率レベルを予め設定するものとしてもよい。
図5は、情報表示の輝度調整を説明するためのものである。輝度調整の設定として、液晶パネル31の透過率(図5の線Ka)を例えば最大透過率レベルTRmaxに保持させる。また、バックライト32の発光ダイオードを電流駆動として、発光ダイオードの光度(図5の線Kb)を光度Ba〜光度Bbの範囲で制御する。このような輝度調整の設定を行うと、情報表示の輝度は(図5の線Kc)、発光ダイオードの光度に応じて輝度レベルLaから最大輝度レベルLmaxの範囲内で連続的に変化する。すなわち、輝度むらを生ずることなく情報表示の輝度を連続的に調整することができる。
また、輝度調整の設定として、バックライト32の発光ダイオードを光度Baの状態を保持させて、液晶パネル31を最大透過率レベルTRmaxから最小透過率レベルTRminの範囲で制御する。このようにして輝度調整の設定を行うと、情報表示の輝度は液晶パネル31の透過率に応じて輝度レベルLaから最小輝度レベルLminの範囲内で連続的に変化する。すなわち、輝度むらを生ずることなく情報表示の輝度を連続的に調整することができる。また、発光ダイオードが光度Baの状態に保持されていることから情報表示が点状のように表示されて、情報内容が読み取りにくくなってしまうことを防止できる。
透過率レベルの制御は、透過率制御信号CTrに応じて液晶パネル31の液晶層に印加する電圧を可変できるように液晶パネル駆動部23で駆動信号RVを生成すればよい。また、映像の表示ではないので、液晶パネル31の全画素あるいは点灯する発光ダイオードと対向する領域の各画素を同じように駆動して、透過率を制御するものとしてもよい。なお、透過率の制御として、画素を透過状態あるいは非透過状態に周期的に駆動して、透過状態と非透過状態の割合を可変することで、透過率を可変した場合と同様な効果を得ることもできる。
また、バックライト32の発光ダイオードとして白色発光ダイオードが用いられている場合、液晶パネル31における所望の色の画素についてのみ透過率を制御して、他の色の画素は最小透過率レベルとすれば、複数色の発光ダイオードを用いた場合と同様に、情報表示の色を切り替えることもできる。
このように、バックライト32の発光ダイオードの光度と液晶パネル31の透過率を制御することで、品位の高い情報表示を行うことができる。また、発光ダイオードの光度や液晶パネル31の透過率を制御して、容易に情報表示の輝度をリニアに調整することができる。なお、図5では、発光ダイオードの光度と液晶パネルの透過率を可変させる動作を切り替えて行うものとしたが、発光ダイオードの光度と液晶パネルの透過率を同時に可変して輝度調整を行うものとしてもよいことは勿論である。
図6は、テレビジョン装置がスタンバイモードに設定されているときの動作を示すフローチャートである。ステップST1で制御部50は、バックライトを利用した情報表示の設定がなされているか否かを判別する。ここで、スタンバイモードに設定されているとき、バックライトを利用した情報表示を行うように設定されているときにはステップST2に進み、情報表示を行うように設定がなされていないときはステップST9に進む。
ステップST2で制御部50は、計時部53によって示された時刻が予め設定されている時刻範囲内であるか否かを判別する。制御部50は、時刻が設定されている時刻範囲内であると判別したときにはステップST3に進み、時刻範囲内であると判別されないときはステップST2に戻る。なお、時刻範囲は、例えばユーザインタフェース部51を介してユーザによって設定させるものとして、制御部50は、ユーザによって設定された時刻範囲を設定情報として記憶する。ここで、就寝時に情報表示を行う場合、就寝時間帯を時刻範囲として設定させる。
ステップST3で制御部50は、照度が所定値以下となっているか否かを判別する。制御部50は、照度センサ52から供給されたセンサ信号HSによって示された照度が、所定値以下であるとき、例えば照明がおとされて室内が暗い状態となっているときステップST4に進み、暗い状態となっていないときはステップST2に戻る。
ステップST4で制御部50は、待ち時間を設けたのちステップST5に進む。
ステップST5で制御部50は、情報表示を行う。すなわち、制御部50は、表示する情報に応じてバックライト制御信号CBを生成してバックライト駆動部25に供給することで、バックライト32の発光ダイオードを、表示する情報の文字や図形に対応させて選択的に点灯させる。また、制御部50は、バックライト32の発光ダイオードから放射された光が液晶パネル31を透過するように、透過率制御信号CTrを生成して液晶パネル駆動部23に供給する。その後、制御部50は、予め設定されている情報表示期間が終了したとき、バックライト制御信号CBと透過率制御信号CTrの生成を停止して情報表示を終了する。
ここで、情報表示の開始時に、制御部50は、発光ダイオードを例えば光度Baに保ち、液晶パネル31の透過率を最小透過率レベルから最大透過率レベルに順次変更して、最大透過率レベルとなったときには、発光ダイオードの光度を順次高めるものとする。このように、バックライト32の発光ダイオードの光度と液晶パネル31の透過率を制御することで、情報表示が徐々に現れるような表示効果を得ることができる。また、情報表示の終了時に、制御部50は、バックライト32の発光ダイオードの光度を順次低下させて、光度Baとなったときには、光度Baの状態を保持して液晶パネル31の透過率を最大透過率レベルから徐々に低下させる。その後、透過率が最小透過率レベルとなったとき、バックライト制御信号と透過率制御信号の生成を停止すれば、情報表示が徐々に消えていくような表示効果を得ることができる。
ステップST6で制御部50は、待ち時間を設けたのちステップST7に進む。ステップST7で制御部50は表示する情報の切り替え設定がなされているか否かを判別する。ここで、制御部50は、ユーザによって複数の情報を切り替えて表示するように設定がなされているときはステップST8に進む。また、表示する情報を切り替えることなく繰り返し表示するように設定されているときはステップST5に戻る。
ステップST8で制御部50は、表示する情報の切り替えを行いステップST5に戻る。すなわち、制御部50は、予め表示するものとして設定されている情報を順次切り替えて選択する。また、この選択動作を繰り返すことで、情報をサイクリックに表示する。
ステップST9で制御部50は、映像表示装置20を未表示動作として、チューナ部21や信号処理部22に対して電力供給を停止した状態だけでなく、液晶パネル駆動部23やバックライト駆動部25に対して電力供給を停止した状態としてステップST1に戻る。
なお、図示せずも、図6に示す処理の実行中に、他の動作モードに切り替えるユーザ操作に応じた割り込みが生じたときには処理を終了して、ユーザ操作によって選択された動作モードに移行する。
このように、図6に示すフローチャートの動作を行うものとすれば、ユーザが時刻範囲として就寝時間帯を設定すると、映像表示装置20がスタンバイモードとされているときに、就寝時間帯で室内が暗い状態となると自動的にバックライト32を利用した情報表示を自動的に開始させることができる。また、情報表示が行われる期間と待ち期間が交互に設けられて、情報表示が周期的に行われるので、表示期間を短くして待ち期間を長くすれば、焼き付きの防止や低消費電力化が可能となる。
さらに、情報表示の開始時に情報表示の輝度を徐々に高くしたり、情報表示の終了時に情報表示の輝度を徐々に低下させる動作を行い、長周期でゆっくりとした連続輝度可変の点灯動作を行うようにすれば、蛍のような自然な発光感や減光感を得ることができ、目に優しい情報表示を行うことができる。
映像表示装置の構成を示す図である。 バックライトによって情報表示を行う場合を示す図である。 順電流−相対光度特性を示す図である。 順電圧−順電流特性を示す図である。 情報表示の輝度調整を説明するための図である。 スタンバイモードの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11・・・アンテナ、20・・・映像表示装置、21・・・チューナ部、22・・・信号処理部、23・・・液晶パネル駆動部、24・・・アンプ部、25・・・バックライト駆動部、31・・・液晶パネル、32・・・バックライト、33・・・スピーカ、40・・・電源部、50・・・制御部、51・・・ユーザインタフェース部、52・・・照度センサ、53・・・ 計時部

Claims (6)

  1. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルを駆動する液晶パネル駆動部と、
    前記液晶パネル駆動部に対して映像信号の供給を行う信号処理部と、
    複数の発光ダイオードによって構成されて、前記発光ダイオードから放射される光を前記液晶パネルの背面に照射するバックライトと、
    前記バックライトを駆動するバックライト駆動部と、
    ユーザ操作に応じた操作信号を生成するユーザインタフェース部と、
    前記操作信号に基づいて、前記液晶パネル駆動部と前記信号処理部と前記バックライト駆動部の動作を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記映像信号に基づいた前記液晶パネルの駆動動作が終了されている動作モードであるとき、前記バックライトの発光ダイオードを選択的に発光させるものとし、該発光ダイオードから放射される光を前記液晶パネルで透過させることにより情報表示を行う
    ことを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記制御部は、前記発光ダイオードの光度および/または前記液晶パネルの透過率を制御して、前記情報表示の輝度調整を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記制御部は、前記輝度調整として、前記液晶パネルの透過率を予め設定した透過率レベルに保持して前記発光ダイオードの光度を予め設定した光度レベル以上の範囲で制御し、あるいは前記発光ダイオードの光度を前記予め設定した光度レベルに保持して前記液晶パネルの透過率を前記予め設定した透過率レベル以下の範囲で制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 前記制御部は、前記情報表示を周期的に行うものとし、前記発光ダイオードの光度および/または前記液晶パネルの透過率を制御して、前記情報表示の開始時には前記情報表示の輝度を順次高め、前記情報表示の終了時には前記情報表示の輝度を順次低くする
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
  5. 明るさを検出する照度センサを設け、
    前記制御部は、前記照度センサで検出した照度が所定値以下となったとき前記情報表示を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  6. 時刻を示す計時部を設け、
    前記制御部は、前記計時部によって示された時刻が前記ユーザ操作によって設定された時刻範囲であるとき前記情報表示を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
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