JP2005257724A - 表示モジュール、携帯情報端末及び携帯電話機 - Google Patents
表示モジュール、携帯情報端末及び携帯電話機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005257724A JP2005257724A JP2004065204A JP2004065204A JP2005257724A JP 2005257724 A JP2005257724 A JP 2005257724A JP 2004065204 A JP2004065204 A JP 2004065204A JP 2004065204 A JP2004065204 A JP 2004065204A JP 2005257724 A JP2005257724 A JP 2005257724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display mode
- liquid crystal
- crystal panel
- mobile phone
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
【課題】2つの液晶パネルに共通のバックライトで光を照射する従来の携帯電話機では、電源オン状態でバックライトの各光源を常に全点灯させていたため、バッテリーの消耗が激しかった。
【解決手段】液晶パネルに画像を表示するための光を発生する複数のLED51〜55を有する光源ユニットと、液晶パネルに画像を表示するときに適用される表示モードを切り換える表示モード切り換え部13と、表示モードに応じて複数のLED51〜55の点灯数を制御する制御回路12とを備える表示モジュールを用いて携帯電話機を構成する。
【選択図】図5
【解決手段】液晶パネルに画像を表示するための光を発生する複数のLED51〜55を有する光源ユニットと、液晶パネルに画像を表示するときに適用される表示モードを切り換える表示モード切り換え部13と、表示モードに応じて複数のLED51〜55の点灯数を制御する制御回路12とを備える表示モジュールを用いて携帯電話機を構成する。
【選択図】図5
Description
本発明は、液晶パネルを有する表示モジュールと、この表示モジュールを備える携帯情報端末及び携帯電話機に関する。
携帯型の通信機器として広く流通している携帯電話機は、電話機本体を形成する2つの筐体部分をヒンジ機構により開閉自在(折畳み自在)とした折畳み型携帯電話機が主流となっている。この種の携帯電話機としては、2つの液晶パネルを備えたものが知られている。1つは、筐体部分を開いたときに見えるメインディスプレイ部を形成する液晶パネルであり、もう1つは、筐体部分を閉じた状態でも見えるサブディスプレイ部を形成する液晶パネルである。一般にメインディスプレイ部はサブディスプレイ部よりも画面サイズが大きいため、これに合わせて各々の液晶パネルのサイズも決められている。
ここで、液晶パネルは、液晶自体が光を発しない受光形の表示デバイスであるため、画像を明るく表示するための面光源としてバックライトを必要とする。バックライトは、液晶パネルの裏面側(非表示面側)から面状の光を照射するものである。バックライトから照射された光は液晶パネルを選択的に透過する。このとき、液晶パネルの裏面側から入射した光が、液晶の光透過率に応じて、その反対側の表示面側に抜けることにより、液晶パネルの画面上に画像が表示される。
上述のように2つの液晶パネルを備える携帯電話機の中には、各々の液晶パネルごとにバックライトを組み込んだものがある。しかしながら、2つの液晶パネルは携帯電話機本体に裏表の位置関係で設けられるため、それらの間に2つのバックライトを組み込むようにすると、その部分で電話機本体の厚みが厚くなってしまう。そこで従来においては、1つのバックライトを共通の面光源として、2つの液晶パネルの両方に同時に光を照射し得る構成とした携帯電話機も知られている(例えば、特許文献1)。
ところで、導光板を用いたエッジライト型のバックライトでは、導光板の端(エッジ)に複数のLED(Light Emitting Diode)を光源として配置したものがある。このバックライトを共用して2つの液晶パネルに光を照射する従来の携帯電話機においては、携帯電話機の電源が投入(オン)されてから、この電源がオフされるまでの間、全てのLEDを常時点灯させて各々の液晶パネルに光を照射している。したがって、単位時間あたりの消費電流が多く、バッテリーの消耗が激しかった。
本発明に係る表示モジュールは、液晶パネルと、この液晶パネルに画像を表示するための光を発生する複数の光源を有する光源ユニットと、液晶パネルに画像を表示するときに適用される表示モードに応じて複数の光源の点灯数を制御する制御手段とを備えるものである。また、本発明に係る携帯情報端末及び携帯電話機は、上記構成の表示モジュールを用いたものである。
本発明に係る表示モジュールと、これを用いた携帯情報端末及び携帯電話機においては、表示パネルに画像を表示するときに適用される表示モードに応じて複数の光源の点灯数を制御するため、ある条件にしたがって表示モードを切り換えると、これに応じて光源の点灯数が変化(増減)することになる。そのため、表示モードに合わせて光源の点灯数を自在に変化させることが可能となる。また、従来のように複数の光源を常時点灯させる場合に比較して、単位時間あたりの消費電流を削減することが可能となる。
本発明によれば、液晶パネルに画像を表示するときに適用される表示モードに応じて複数の光源の点灯数を制御することにより、液晶パネルへの画像表示に要する単位時間あたりの消費電流を削減することができる。したがって、携帯電話機及び携帯情報端末に組み込まれるバッテリーの消耗を抑えて、バッテリー1個あたりの使用可能時間(連続使用時間等)を延長させることができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明が適用される携帯電話機の外観図である。図示した携帯電話機100は、電話機本体を形成する2つの筐体部分101,102をヒンジ部103で回動自在に連結することにより、当該2つの筐体部分101,102を開閉自在(折畳み自在)とした折り畳み式の携帯電話機である。図2(A)は携帯電話機の本体部分を開いた状態を示し、図2(B)は携帯電話機の本体部分を閉じた状態(折り畳んだ状態)を示している。
一方の筐体部分101の主面側には、文字等の入力機能を兼ねる発信ダイヤル用の入力キー(テンキー等)や、各種の機能選択等を行う操作ボタン、通話オンボタン、電源兼通話オフボタン、切替ボタン、メモリ呼出ボタン等の各種の機能ボタン、通話用のマイク部(送話部)などが配置された操作面104が設けられている。また、筐体部分101の背面側には、図示しないバッテリー(電池パック)の収容部とともに、伸縮ロッド式のアンテナ部105が設けられている。アンテナ部105は他方の筐体部分102に設けることも可能である。
他方の筐体部分102の主面側には、通話用のスピーカ部(受話部)106とともにメインディスプレイ部107が設けられている。スピーカ部106とメインディスプレイ部107は筐体部分102の主面側に設けられている。メインディスプレイ部107には、操作メニュー、アンテナ受信状況、バッテリー残量、時刻、日付、壁紙などのほか、アドレス帳、着信履歴、送信履歴、電子メールメッセージ、ウェブ情報、カレンダー、カメラ映像など、携帯電話機100の使用に伴う様々な情報が画像として表示される。筐体部分101,102の主面側とは、携帯電話機100を閉じたときに(折り畳んだときに)互いに対面する側をいい、主面と反対側(裏面側)を背面側という。よって、携帯電話機100を閉じた状態ではメインディスプレイ部107が上記操作面104に対向して配置されることになる。
一方、筐体部分102の背面側にはサブディスプレイ部108が設けられている。サブディスプレイ部108には、例えば、時刻や日付などのほか、着信通知などの情報が画像として表示される。筐体部分102の背面とは、当該筐体部分102の主面と反対側(裏側)の面をいう。サブディスプレイ部108は、メインディスプレイ部107よりも小さい画面サイズとなっている。
図3は本発明が適用される表示モジュールの構成例を示す概略断面図である。図3においては、2つの液晶パネル1,2が、バックライト3とともにフレーム部材4に実装される構成となっている。液晶パネル1,2は、それぞれ2枚のガラス板を用いて構成されるもので、それらのガラス板の間に液晶が封入されている。一方の液晶パネル(以下、第1の液晶パネル)1は携帯電話機のメインディスプレイ部を形成するもので、他方の液晶パネル(以下、第2の液晶パネル)2は携帯電話機のサブディスプレイ部を形成するものである。そのため、第1の液晶パネル1の平面的なサイズ(画面サイズ)は第2の液晶パネル2よりも大きく設定されている。
バックライト3は、第1の液晶パネル1と第2の液晶パネル2の両方に同時に光を照射するものである。このバックライト3は光源ユニット5と導光板6とを用いて構成されている。光源ユニット5には、図示しない複数のLED(Light Emitting Diode)が設けられている。これら複数のLEDは、液晶パネル1,2に画像を表示するための光を発生する光源となるもので、導光板6の一辺部に沿って並設されている。導光板6は、光源ユニット5で発生した光を液晶パネル1,2へと導くものである。この導光板6では、光源ユニット5の各LEDで発生した光を内部に取り込んで導光することにより、当該導光板6の厚み方向(双方向)に沿う面状の光として出射する。導光板6の表裏面にはそれぞれプリズムシート7,8が積層される。
フレーム部材4は、例えば、樹脂の一体成形によって形成されるものである。フレーム部材4の最外周部には第1のフレーム部9が設けられている。また、フレーム部材4には開口部10が設けられ、この開口部10を取り囲む状態で第2のフレーム部11が設けられている。第1のフレーム部9はフレーム部材4の厚み方向の一方に突出し、第2のフレーム部11はフレーム部材4の厚み方向の他方に突出している。
このフレーム部材4を用いて表示モジュールを組み立てる場合は、図4に示すように、第1のフレーム部9の内側に第1の液晶パネル1、バックライト3及びプリズムシート7,8を嵌め込んで実装するとともに、第2のフレーム部11の内側に第2の液晶パネル2を嵌め込んで実装する。この実装状態においては、第1の液晶パネル1と第2の液晶パネル2との間にバックライト3が介装された状態となる。また、バックライト3は、第1の液晶パネル1とフレーム部材4との間に挟み込まれた状態となる。
上記構成の表示モジュールにおいて、バックライト3の光源ユニット5で光を発生させると、そこで発生させた光が導光板6の両面から出射される。このとき、導光板6の一面から出射された光はプリズムシート7を透過して第1の液晶パネル1に照射され、導光板6の他面から出射された光はプリズムシート8及び開口部10を透過して液晶パネル2に照射される。これにより、共通(1つ)のバックライト3を用いて2つの液晶パネル1,2の両方に同時に光を照射することができる。
図5は本発明の実施形態に係る表示モジュールの制御系の構成例を示すブロック図である。図5においては、上記バックライト3の光源ユニット5に組み込まれる5つのLED51,52,53,54,55が制御回路12に電気的に接続されている。制御回路12は、各々のLED51,52,53,54,55の点灯/消灯を制御するものである。表示モード切り替え部13は、上述した2つの液晶パネル1,2の少なくとも一方に画像を表示するときに適用される表示モードを切り換えるものである。ここでは、各々の液晶パネル1,2に対して、例えば、テキストや、動画、静止画などのイメージ、グラフィックスなど、視覚的に何らかの情報を表示する場合を「画像を表示する」という。表示モードの切り換えには、開閉センサ14からの検知信号と省電力制御部15からのセーブオン信号が用いられる。
開閉センサ14は、携帯電話機100の本体部分(101,102)の開閉状態を検知するものである。この開閉センサ14では、上述した2つの筐体部分(電話機本体)101,102のなす角度(閉じ角)が、予め設定された基準角よりも大きくなると、電話機本体が開状態となったことを示す検知信号(以下、開信号とも記す)を出力し、基準角以下になると、電話機本体が閉状態となったことを示す検知信号(以下、閉信号とも記す)を出力する。開閉センサ14から出力された検知信号は、表示モード切り替え部13と省電力制御部15に同時に入力される。
省電力制御部15は、開閉センサ14が開信号を出力してから閉信号を出力するまでの間、携帯電話機100がユーザによって操作されていない、実質的な無使用状態が継続すると、この継続時間をタイマー等によって計測し、この計測時間(タイマー計測値)が予め設定された所定時間に達したときに、省電力表示モードへの移行を指示するセーブオン信号を出力するものである。携帯電話機100の無使用状態とは、上記操作面104に設けられた各種のボタンがユーザによって全く操作されない状態や電話の呼び出し、通話、着信、電子メールの送受信、インターネット利用のための通信が全く行われていない状態をいう。また、省電力表示モードとは、通常の表示モードよりも消費電流を抑えて画像を表示する表示モードをいう。省電力制御部15から出力されたセーブオン信号は表示モード切り替え部13に入力される。
表示モード切り換え部13は、開閉センサ14から出力される検知信号(開信号、閉信号)や、省電力制御部15から出力されるセーブオン信号に基づいて表示モードの切り換えを行い、これに応じた切り換え信号を制御回路12に出力するものである。ここでは、一例として、2つの表示モードが用意されているものとする。1つは、開閉センサ14から開信号が出力されたときに適用される表示モード(以下、第1の表示モード)であり、もう1つは、開閉センサ14から閉信号が出力されたときと省電力制御部15からセーブオン信号が出力されたときに適用される表示モード(以下、第2の表示モード)である。
図6は制御回路12の具体的な構成例を示す図である。図6においては、上述した5つのLED51,52,53,54,55が互いに同じ向き(極性)で直列に接続されている。すなわち、LED51のカソード端子はLED52のアノード端子に接続され、LED52のカソード端子はLED53のアノード端子に接続され、LED53のカソード端子はLED54のアノード端子に接続され、LED54のカソード端子はLED55のアノード端子に接続されている。これら5つのLED51〜55は、表示モジュールのバックライト3の光源として、携帯電話機100の筐体部分102に組み込まれる。これに対して、制御回路12は図示しない制御基板に実装された状態で携帯電話機100の筐体部分101に組み込まれる。また、5つのLED51〜55は、図示しないフレキシブルプリント配線板(FPC)に実装され、このフレキシブルプリント配線板から一体に延びる引き出し配線部を介して制御回路12に電気的に接続される。
制御回路12は、主として、3つのトランジスタ121,122,123と、2つの抵抗R1,R2とを用いて構成されている。トランジスタ121は、P型電界効果トランジスタ(MOS型)によって構成されている。また、トランジスタ122,123は、N型電界効果トランジスタ(MOS型)によって構成されている。
一方、上述した5つのLED51〜55による直列回路は、LED駆動用の電源のプラス端子T1とマイナス端子T2の間に接続されている。これに対して、トランジスタ121のソース電極は、LED51のアノード端子と電源のプラス端子T1との間の接続点P1に接続されている。また、トランジスタ121のドレイン電極は、LED51のカソード端子とLED52のアノード端子との間の接続点P2に接続され、同ゲート電極は、2つの抵抗R1,R2の間の接続点P3に接続されている。抵抗R1,R2は、接続点P2を介して互いに直列に接続されている。また、抵抗R1の一端は上記接続点P1に接続されている。
これに対して、トランジスタ122のドレイン電極は、抵抗R2の一端に接続されている。また、トランジスタ122のゲート電極は、LED制御端子T3に接続され、同ソース電極は、LED55のカソード端子と電源のマイナス端子T2との間の接続点P4に接続されている。トランジスタ123のドレイン電極は、LED54のカソード電極とLED55のアノード電極との間の接続点P5に接続されている。また、トランジスタ123のゲート電極は、トランジスタ122のゲート電極とともに接続点P6を介して電源のプラス端子T1に接続され、同ソース電極は、LED55のカソード端子と電源のマイナス端子T2との間の接続点P7に接続されている。
この制御回路12において、LED制御端子T3からトランジスタ122,123の各ゲート電極に印加される制御電圧を、高(Hi)レベルと低(Low)レベルの2段階で切り換えることにより、電源のプラス端子T1からマイナス端子T2へと流れる電流の経路が異なるものとなる。
すなわち、LED制御端子T3から印加される制御電圧を低レベルに設定すると、トランジスタ122,123がオフ状態となる。そうした場合、トランジスタ121のゲート電極には抵抗R1による電源電圧が加えられ、この状態でトランジスタ121がオフ状態となる。そのため、電源のプラス端子T1とマイナス端子T2との間では、接続点P1からLED51に向かって電流が流れるとともに、この電流が5つのLED51〜55及び接続点P7,P4を順に経由するように流れる。したがって、LED制御端子T3の印加電圧を低レベルに設定した場合は、5つのLED51〜55が全て点灯することになる。
これに対して、LED制御端子T3から印加される制御電圧を高レベルに設定すると、トランジスタ122,123がオン状態となる。そうした場合、トランジスタ121のゲート電極には抵抗R1,R2で分圧された電源電圧が加えられ、この状態でトランジスタ121がオン状態となる。そのため、電源のプラス端子T1とマイナス端子T2との間では、接続点P1からトランジスタ121及び接続点P2を経由してLED52に電流が流れるとともに、この電流がLED53,54に流れた後、接続点P5からトランジスタ123及び接続点P7,P4を順に経由するように流れる。したがって、LED制御端子T3の印加電圧を高レベルに設定した場合は、両端のLED51,55は点灯せず、内側3つのLED52,53,54だけが点灯することになる。
また、LED制御端子T3に印加される制御電圧のレベル(Hi/Low)は、表示モード切り換え部13から出力される切り換え信号に応じて設定される。すなわち、表示モード切り換え部13から第1の表示モードに切り換える旨の切り換え信号が出力された場合、制御回路12では、LED制御端子T3に印加される制御電圧をLowレベルに設定する。また、表示モード切り換え部13から第2の表示モードに切り換える旨の切り換え信号が出力された場合、制御回路12では、LED制御端子T3に印加される制御電圧をHiレベルに設定する。
上記構成からなる表示モジュールを備えた携帯電話機100においては、電話機の電源がオフ状態の下で2つの筐体部分(電話機本体)101,102を開いて操作面104の電源ボタンを押すと、これと同時に電源が投入される。このとき、表示モード切り換え部13は開閉センサ13からの検知信号をモニタし、この検知信号が開信号であれば、液晶パネルの表示モードに第1の表示モードを適用し、当該第1の表示モードに切り換える旨の切り換え信号を出力する。これにより、制御回路12では、表示モード切り換え部13からの切り換え信号を受けてLED制御端子T3の印加電圧をLowレベルに設定し、これによって5つのLED51〜55を全て点灯させる。
その後、携帯電話機100の無使用状態が継続し、これに伴って省電力制御部15からセーブオン信号が出力されると、これを受けて表示モード切り換え部13は、液晶パネルの表示モードを第2の表示モードに切り換える旨の切り換え信号を出力する。また、省電力制御部15からセーブオン信号が出力される前に、開閉センサ14から閉信号が出力された(ユーザが携帯電話機100を閉じた)場合も、この閉信号を受けて表示モード切り換え部13は、液晶パネルの表示モードを第2の表示モードに切り換える旨の切り換え信号を出力する。これにより、制御回路12では、表示モード切り換え部13からの切り換え信号を受けてLED制御端子T3の印加電圧をHiレベルに設定し、これによって3つのLED52,53,54だけを点灯させる。
また、省電力制御部15からのセーブオン信号にしたがって3つのLED53,54,55を点灯している状況で、操作面104でのボタン操作がユーザによって行われたり、通話、メール、インターネット利用のための通信が行われたりして、携帯電話機100が無使用状態から使用状態に変化すると、この状態変化を通知する通知信号が図示しない状態検知部から表示モード切り換え部13に入力される。そうすると、表示モード切り換え部13は、液晶パネルの表示モードを第1の表示モードに切り換える旨の切り換え信号を出力し、この切り換え信号を受けて制御回路12がLED制御端子T3の印加電圧をLowレベルに設定し、5つのLED51〜55を全て点灯させる。
また、開閉センサ14からの閉信号にしたがって3つのLED53,54,55を点灯している状況で、開閉センサ14から再び開信号が出力された場合も、表示モード切り換え部13は、液晶パネルの表示モードを第1の表示モードに切り換える旨の切り換え信号を出力し、この切り換え信号を受けて制御回路12がLED制御端子T3の印加電圧をLowレベルに設定し、5つのLED51〜55を全て点灯させる。
このように第1の表示モードでは5つのLED51〜55を全て点灯し、第2の表示モードではそのうちの一部(本例では3つのLED52,53,54)を点灯するといった具合に、表示モードの切り換えに応じて複数のLEDの点灯数を可変制御することにより、従来のように複数のLEDを常時点灯する場合に比較して、消費電流を大幅に節約することができる。また、携帯電話機100の使用に際し、様々な使用状況の下で表示モードの切り換えを行い、その時々の表示モードに合わせてLEDの点灯数を適切かつ自在に変化させることができる。
すなわち、第1の表示モードは、開閉センサ14から開信号が出力されたとき、つまり携帯電話機100をユーザが開いたときに適用され、当該表示モードでは5つのLED51〜55が全て点灯することから、図7(A)に示すように、各々のLED51〜55で発生した光がメインディスプレイ部107(第1の液晶パネル1)の全域に広く行き渡る。そのため、携帯電話機100を開いて操作しようとするユーザに対して、メインディスプレイ部108に明るい画像を表示することができる。
一方、第2の表示モードは、省電力制御部15からセーブオン信号が出力されたときや、開閉センサ14から閉信号が出力されたときに適用されることから、携帯電話機100の無使用状態での消費電流や携帯電話機100を閉じた状態での消費電流を削減することができる。特に、携帯電話機100の無使用状態が所定時間(例えば1分)以上継続した場合は、ユーザが携帯電話機100を開いたにもかかわらず、何らかの理由で第1の液晶パネル1の画面を見ていない状況が想定される。そのため、LEDの点灯数を減らしても実用上問題はない。また、何らかの操作や通信が行われたときは直ちに全てのLEDを点灯させるので、実際に携帯電話機100を使用する上でも問題は生じない。
また、開閉センサ14から閉信号が出力されたとき(換言すると携帯電話機100をユーザが閉じたときに)、両端のLED51,55を消灯して3つのLED52,53,54だけを点灯した場合は、図7(B)に示すように、3つのLED52,53,54で発生した光がサブディスプレイ部108の全域に均一に行き渡る。そのため、携帯電話機100を閉じた状態でサブディスプレイ部108(第2の液晶パネル2)に表示された情報(例えば、時刻情報など)を確認しようとするユーザに対して、サブディスプレイ部108に明るい画像を表示することができる。
なお、上記実施形態においては、バックライト3の光源ユニット5に5つのLED51〜55を設けるようにしたが、LEDの設置個数は第1の液晶パネル1のサイズ等に合わせて任意(例えば、4個、6個など)に設定することができる。また、第2の表示モードでは内側3つのLED52,53,54を点灯させるものとしたが、この点灯数及び点灯位置についても第2の液晶パネル2のサイズ及び位置に応じて任意に設定(ただし、点灯数は全点灯時よりも少ない個数に設定)することができる。
また、省電力制御の他の形態として、携帯電話機100の操作面104に省電力表示モードへの移行を指示する省電力ボタンを設け、この省電力ボタンがユーザによって押されたときに、省電力制御部15から直ちにセーブオン信号が出力される構成としてもよい。省電力ボタンの押下に伴うセーブオン信号にしたがって液晶パネルの表示モードを第2の表示モードに切り換えた場合、この切り換えはユーザの意思に基づいて行われたものとなる。そのため、この場合は操作面104上でユーザのボタン操作(省電力ボタンを除く)が行われても表示モード切り換え部13では第2の表示モードを継続的に適用し、その後、ユーザによって省電力ボタンが再び押された時点で第2の表示モードを解除し、第1の表示モードへと切り換える。
上記省電力ボタンを備える構成を採用した場合は、携帯電話機100を開いた状態で省電力ボタンが押されたときに、LED51〜55の点灯数が5個から3個に減らされるため、メインディスプレイ部107の表示画面内では、中央部が明るく表示され、周辺部(両サイド)は光が十分に照射されずに暗く表示される。ただし、携帯電話機100で外部に電話をかける場合や外部から着信があった場合は、10桁〜12桁程度の数字やアドレス帳に登録された数個の文字を水平(横書き)に表示するだけで実用上問題ない。そのため、第2の表示モードではこれらの数字や文字の表示位置を図示しない表示制御部により制御したり、必要に応じて水平スクロール表示を行ったりすることにより、ユーザが所望する情報をメインディスプレイ部107の中央部に明るく表示することができる。
また、メインディスプレイ部107の中央部に比較して周辺部で画像の明るさが暗くなると、見た目に違和感を生じることも懸念される。この対策としては、例えば、メインディスプレイ部107の周辺部に対応する部分で、バックライト3からの光を透過しないように第1の液晶パネル1を駆動する。これにより、メインディスプレイ部107の中央部だけが明るく表示され、その周辺部は一様に黒1色の表示となるため、見た目の違和感を解消することができる。
また、上記実施形態においては、2つの液晶パネル1,2に共通のバックライト3で光を照射するタイプの携帯電話機100を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、液晶パネルとバックライトが1:1の関係で対応するタイプの携帯電話機にも適用可能である。具体的には、液晶パネルの表示モードとして、上記同様に2つの表示モード(第1の表示モード、第2の表示モード)を用意し、第1の表示モードでは複数のLEDを全て点灯させ、第2の表示モードでは複数のLEDの一部を点灯させるように制御する。
その場合、携帯電話機に組み込まれる液晶パネルは1つとなるため、携帯電話機を閉じた状態では、バックライトの光源ユニットが備える複数のLEDの全てを消灯させる。また、閉じ状態にある携帯電話機を開いたときは(開閉センサから開信号が出力されたときは)、第1の表示モードを適用して複数のLEDの全てを点灯させる。また、携帯電話機を開いた状態で、上記同様に無使用状態が所定時間以上継続したときや操作面の省電力ボタンが押されたときは、第2の表示モードを適用して複数のLEDの一部を点灯させる。その際、携帯電話機の無使用状態が所定時間以上継続したために第2の表示モードを適用した場合は、操作面でユーザによるボタン操作(省電力ボタンの操作を除く)が行われた時点で第2の表示モードから第1の表示モードへの切り換えを行う。また、省電力ボタンが押されたために第2の表示モードを適用した場合は、その後、再び省電力ボタンが押された時点で第2の表示モードの適用を解除し、第1の表示モードへの切り換えを行う。また、開状態にある携帯電話機を閉じたときは(開閉センサから閉信号が出力されたときは)、直ちに全てのLEDを消灯させるか、予め設定された時間後(例えば、10秒後など)に全てのLEDを消灯させる。
このような表示モジュールを備える構成は、携帯電話機への適用に限らず、携帯情報端末(携帯型のコンピュータ装置、ゲーム機、電子手帳、映像再生装置などを含む)にも適用可能である。特に、携帯情報端末にはディスプレイ画面の焼き付きを防止する目的でスクリーンセイバー機能を組み込んだものがあるため、このスクリーンセイバー機能と連動させて、例えば、スクリーンセイバーオフ状態では第1の表示モードを適用し、スクリーンセイバーオン状態では第2の表示モードを適用するといった具合に、表示モードの切り換えを行うことにより、実用上何ら問題なく、消費電流を節約することができる。また、液晶パネルに光を照射する方式としても、上述したバックライト方式のほか、反射型の液晶パネルを用いたフロントライト方式を採用することが可能である。
1…第1の表示パネル、2…第2の表示パネル、3…バックライト、5…光源ユニット、12…制御回路、13…表示モード切り換え部、14…開閉センサ、15…省電力制御部、51,52,53,54,55…LED、100…携帯電話機、101,102…筐体部分(携帯電話本体)、107…メインディスプレイ部、108…サブディスプレイ部
Claims (10)
- 液晶パネルと、
前記液晶パネルに画像を表示するための光を発生する複数の光源を有する光源ユニットと、
前記液晶パネルに画像を表示するときに適用される表示モードに応じて前記複数の光源の点灯数を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする表示モジュール。 - 前記制御手段は、第1の表示モードにおける光源の点灯数が第2の表示モードにおける光源の点灯数よりも多くなる条件で、前記複数の光源の点灯数を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の表示モジュール。 - 前記制御手段は、前記第1の表示モードで前記複数の光源の全てを点灯させ、第2の表示モードで前記複数の光源の一部を点灯させるように制御する
ことを特徴とする請求項2記載の表示モジュール。 - 液晶パネルと、
前記液晶パネルに画像を表示するための光を発生する複数の光源を有する光源ユニットと、
前記液晶パネルに画像を表示するときに適用される表示モードに応じて前記複数の光源の点灯数を制御する制御手段と
を備える表示モジュールを用いたことを特徴とする携帯情報端末。 - 液晶パネルと、
前記液晶パネルに画像を表示するための光を発生する複数の光源を有する光源ユニットと、
前記液晶パネルに画像を表示するときに適用される表示モードに応じて前記複数の光源の点灯数を制御する制御手段と
を備える表示モジュールを用いたことを特徴とする携帯電話機。 - 電話機本体の主面側に設けられた第1の液晶パネルと、
前記電話機本体の背面側に設けられた第2の液晶パネルと、
前記第1の液晶パネルと前記第2の液晶パネルとの間に介装されて前記第1の液晶パネルと第2の液晶パネルの両方に光を照射するとともに、この照射用の光を発生する複数の光源を含む光源ユニットを有するバックライトと、
前記第1の液晶パネル及び前記第2の液晶パネルの少なくとも一方に画像を表示するときに適用される表示モードに応じて前記複数の光源の点灯数を制御する制御手段と
を有する表示モジュールを備えることを特徴とする携帯電話機。 - 前記第1の液晶パネルは前記第2の液晶パネルよりも画面サイズが大きい
ことを特徴とする請求項6記載の携帯電話機。 - 前記電話機本体は開閉自在な2つの筐体部分によって形成されたもので、
前記電話機本体の開閉状態を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に基づいて前記表示モードを切り換える表示モード切り換え手段とを有する
ことを特徴とする請求項6記載の携帯電話機。 - 前記表示モード切り換え手段は、前記検知手段が前記電話機本体の開状態を検知したときに前記表示モードを第1の表示モードに切り換え、
前記制御手段は、前記第1の表示モードで前記複数の光源の全てを点灯させるように制御する
ことを特徴とする請求項8記載の携帯電話機。 - 前記表示モード切り換え手段は、前記検知手段が前記電話機本体の閉状態を検知したときに前記表示モードを第2の表示モードに切り換え、
前記制御手段は、前記第2の表示モードで前記複数の光源の一部を点灯させるように制御する
ことを特徴とする請求項8記載の携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004065204A JP2005257724A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 表示モジュール、携帯情報端末及び携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004065204A JP2005257724A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 表示モジュール、携帯情報端末及び携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005257724A true JP2005257724A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35083548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004065204A Pending JP2005257724A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 表示モジュール、携帯情報端末及び携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005257724A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121408A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
JP2010004326A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 端末装置およびプログラム |
JP2011071872A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Kyocera Corp | 携帯通信装置、モード切換方法およびモード切換プログラム |
CN102293485A (zh) * | 2011-05-23 | 2011-12-28 | 李怀敏 | 一种可录音的手机链 |
CN108282576A (zh) * | 2017-01-05 | 2018-07-13 | 上海中兴软件有限责任公司 | 一种移动终端及背光源的控制方法 |
-
2004
- 2004-03-09 JP JP2004065204A patent/JP2005257724A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121408A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
JP2010004326A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 端末装置およびプログラム |
JP2011071872A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Kyocera Corp | 携帯通信装置、モード切換方法およびモード切換プログラム |
CN102293485A (zh) * | 2011-05-23 | 2011-12-28 | 李怀敏 | 一种可录音的手机链 |
CN108282576A (zh) * | 2017-01-05 | 2018-07-13 | 上海中兴软件有限责任公司 | 一种移动终端及背光源的控制方法 |
CN108282576B (zh) * | 2017-01-05 | 2020-08-25 | 上海中兴软件有限责任公司 | 一种移动终端及背光源的控制方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4034079B2 (ja) | 両面液晶表示装置を備えた折り畳み式携帯電話機 | |
KR100455991B1 (ko) | 이동 단말기의 액정 표시부 백라이트 제어 장치 | |
JP2004021238A (ja) | 表示デバイス及び携帯端末装置 | |
JP4409873B2 (ja) | 表示装置 | |
US7507000B2 (en) | Illumination sensing device for portable terminal | |
WO2006036317A2 (en) | Electronic device with dual display arrangement | |
KR20020039273A (ko) | 양면 액정표시장치를 구비한 폴더형 이동통신 단말기 | |
JP2011519432A (ja) | ハイブリッドディスプレイ | |
JP2005257724A (ja) | 表示モジュール、携帯情報端末及び携帯電話機 | |
EP1192785A1 (en) | A portable electric apparatus having a liquid crystal display, and a power preservation method for such an apparatus | |
US20110175817A1 (en) | Mobile terminal | |
US9064465B2 (en) | Homochromatic and color display assembly on an electronic device and method for operation thereof | |
US7232248B2 (en) | Backlight unit and display device | |
KR100415780B1 (ko) | 투과형 유기 전계발광 디스플레이를 적용한 폴더형이동통신 단말기 | |
KR100282777B1 (ko) | 휴대용 무선 전화기에 사용되는 키패드의 발광다이오드 구동장치 | |
JP2004007237A (ja) | 携帯端末 | |
JP2009111494A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP2002163059A (ja) | 携帯端末用外部キーボード装置 | |
KR20040070971A (ko) | 이동통신 단말기의 엘씨디 백라이트 전원공급장치 | |
KR100595675B1 (ko) | 듀얼 엘씨디의 백라이트 장치 | |
KR200317077Y1 (ko) | 투명 유기 el패널을 이용한 듀얼 폴더형 이동통신 단말기 | |
KR100584364B1 (ko) | 백라이트구동장치 | |
KR100440406B1 (ko) | 듀얼 엘씨디의 백라이팅 장치 및 이를 채용한 폴더형 단말기 | |
KR100705626B1 (ko) | 듀얼 폴더 셀룰러 폰의 백 라이트 회로 | |
JP2003172914A (ja) | 表示装置及び電子機器 |