JP2007120177A - ノンレール引戸の建て込み方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ正確に引戸5を支持門柱3に建て込む。
【解決手段】支持門柱3とこの支持門柱3に間隔をおいて配置された戸当り門柱4との間のスペースを開閉させる引戸5を、上記支持門柱3にスライド可能に建て込むノンレール引戸5の建て込み方法において、各支柱1の長手方向に沿って断面コ字状の空間部6を形成し、空間部6に、上下部に戸車を取付けた長尺の位置決め材7を上下調整可能に上吊り状態とし、かつ空間部6の開口面に直交する方向に移動可能に仮止めしておき、上下部の戸車に引戸に平行に設けられた上下部のレール27、28を係合させて吊り込み、引戸をスライドさせてその戸先を戸当り門柱4に正しく位置合せした状態で、上記位置決め材7を支持門柱3に固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、門扉として供されるノンレール引戸を一方の門柱に正しく建て込む建て込み方法に関する。
一般に、支持門柱に引戸を地面から浮かせた状態でスライド自在に支持させることにより、戸当り門柱との間のスペースを開閉するノンレール引戸は、上記支持門柱の上下に取付けた各1対の戸車に引戸の上下に形成されたガイドレールを吊り込んだ構成になっている。
ところで、支持門柱は2本の平行な支柱を横部材を介して連結してなり、上下の戸車はそれぞれ上記支柱の上下に取付けられていた。
このようなノンレール引戸においては、引戸の戸先が正しく戸当り門柱の戸当り面に隙間なくぴったりと当接するように調整する必要がある。このため、支持門柱に引戸を取付ける際には、上下各1対、合計4個の戸車を1個ずつ前後左右に微妙に調整しながら何度も引戸を移動させて最終的に戸当り門柱に正しく当接するようにしていた。
特開2000−248864号公報
しかしながら、このように4個の戸車を何度も微妙に移動させながら調整する方法では、手間と時間がかかり煩わしいものであった。
本発明は上記問題点を解消し、簡単かつ正確に引戸を支持門柱に建て込むことができるノンレール引戸の建て込み方法を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、2本の平行な支柱を横部材を介して連結した支持門柱とこの支持門柱に間隔をおいて配置された戸当り門柱との間のスペースを開閉させる引戸を、上記支持門柱にスライド可能に建て込むノンレール引戸の建て込み方法において、上記各支柱の長手方向に沿って断面コ字状の空間部を形成し、上記空間部に、上下部に戸車を取付けた長尺の位置決め材を上下調整可能に上吊り状態とし、かつ上記空間部の開口面に直交する方向に移動可能に仮止めしておき、上記上下部の戸車に上記引戸に平行に設けられた上下部のレールを係合させて吊り込み、上記引戸をスライドさせてその戸先を上記戸当り門柱に正しく位置合せした状態で、上記位置決め材を上記支持門柱に固定することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、上記上部戸車は上記位置決め材の上部に上下動可能に設けられたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、予め上下部に戸車を取付けた位置決め材を支柱に上下調整可能に上吊り状態にし、支柱の空間部の開口面に直交する方向に移動可能にして仮止めしておき、引戸を戸当り門柱に正しく当てた状態で固定するという方法であるから、位置決め材を調整することにより上下部の戸車も同時に調整されるので、各戸車を調整する従来の方法に比べ、はるかに簡単かつ正確に引戸を支持門柱に建て込むことができる。
請求項2に係る発明によれば、上記上下部の戸車を引戸の上下部のレールに係合させる際、引戸を少し傾けてその下部レールを上記下部戸車上に係合させた後、上部戸車を上方に移動させておいて引戸の上部を支持門柱側に引き寄せ、引戸の上部レール上に上部戸車を係合させて下方に移動させる。これにより、引戸を上下部戸車に簡単に吊り込むことができる。
図1はノンレール引戸を有する門の斜視図で、この門は、2本の平行な支柱1を横部材2を介して連結した支持門柱3とこの支持門柱3と間隔をおいて配置された戸当り門柱4との間のスペースを、上記支持門柱3にスライド可能に支持された引戸5によって開閉するものである。
図2に示されるように、支柱1の内側には仕切り壁1aが形成され、仕切り壁1aの一側をコ字状に開放することにより空間部6が形成されている。空間部6は戸車が配置される方に開口している。
上記空間部6の内部には位置決め材7が配置され、位置決め材7の上下部には戸車8、9が取付けられている。位置決め材7は、図2および図4に示されるように、上記空間部6の開口幅と略同じ幅で両側に屈曲縁11が形成されたベース板12と、ベース板12の中央の一側に形成された角筒部13とからなる長尺材で、角筒部13の中央には仕切り縁14が形成され、仕切り縁14の中心部にはビス受け溝15が形成されている。また、屈曲縁11の上下部には長孔16が形成されている。さらに、角筒部13の突出側の端面は、コ字状空間部6の開口端と略面一となるように形成されている。
上記位置決め材7は支柱1に対して上吊り状に取付けられている。すなわち、支柱1の内部にはL字形の支持金具17が固定されている。そして、その上に調整金具18が配置され、その一端側は調整用ビス20によって上記支持金具17にねじ込み固定され、他端側は建込み用ビス21によって位置決め材7のビス受け溝15にねじ込み固定されている。これにより、位置決め材7は支柱1に対して上吊り状に取付けられる。なお、建込み用ビス21を挿通させる調整金具18のビス孔22は長孔である。
次に、上部戸車8には、上下方向にビス挿通孔23が形成された台座ブロック24が一体的に結合されている。上記ビス挿通孔23に、上記調整金具18に挿通された建込み用ビス21が貫通され、貫通した建込み用ビス21は上述のように上記ビス受け溝15にねじ込まれている。なお、上記台座ブロック24は位置決め材7の角筒部13に嵌合するので、上部戸車8の位置はビス受け溝15と台座ブロック24のビス挿通孔23とが整合する位置に決められる。
下部戸車9は図4に示されるように、取付ビス25によって位置決め材7に固定されている。位置決め材7の角筒部13の内部には下部戸車9の取付ビス25を受ける台座ブロック(図示せず)が嵌合している。なお、下部戸車9は上部戸車8を取り付ける前に予め位置決め部材7に固定しておく。
図5に示されるように、支柱1の両側面からも固定ビス26が挿通され、位置決め材7の長孔16(図3参照)にねじ込み固定されている。
上記構成の引戸5を支持門柱3に建て込むときは、上述のように支持門柱3の支柱1に位置決め材7と上下の戸車8、9を取付けておき、図5に示されるように、位置決め材7の固定ビス26と建込み用ビス21と調整用ビス20を緩めておく。これにより、上記位置決め材7は、上記空間部6に上下調整可能に上吊りされ、空間部6の開口面に直交する方向、つまり上記開口部から出入りする方向に移動可能な状態になっている。
次に、図6(a)に示されるように、上記引戸5を少し傾けてその下部胴縁に設けられた下部レール28を上記支持門柱3の下部戸車9上に係合させ、調整用ビス20と建込み用ビス21を緩めることにより上部戸車8を上方に移動させた後、同図(b)のように引戸5の上部を支持門柱3側に引き寄せ、引戸5の上部に設けられた上部レール27上に上部戸車8を係合させる。そして、調整用ビス20を仮止めし、さらに建込み用ビス21を仮止めする。これにより、引戸5は戸車8、9に吊り込まれ、支持門柱3に仮支持された状態になる。
次に、図7に示されるように、上記引戸5をスライドさせて閉め、その戸先5aを上記戸当り門柱4の戸当り面4aに当てる。戸先5aと戸当り面4aとの間に隙間が出ないように正確に位置合せし、この状態で、まず図5に示す調整用ビス20を本締めして調整金具18を固定する。そして、上部戸車8が適正に上部レール27に係合するように支柱1の空間部6の開口面に直交する方向に建込み用ビス21を調整金具18の長孔22に沿って調整移動させ、最適位置で調整用ビス20を本締めして固定する。上部戸車8も同時に最適位置に安定する。さらに、位置決め材7を支柱1に固定ビス26により本締め固定する。これにより、引戸5は閉止操作時に常に正確に戸当り門柱4に当って停止することになり、引戸5の建て込みは完了する。
なお、戸車に引戸を吊り込むときは、上部戸車8を位置決め材7に固定し、下部戸車9を位置決め材8に上下動可能に設け、下部戸車9を下方に移動させておき、上部戸車8に引戸5の上部レール27を係合させた後に、下部戸車9を上げて引戸5の下部レール28を係合させる構成としてもよい。
また、上下部の戸車8、9の間隔は引戸の上下部のレール27、28の間隔に対応するもので、予め決まっているから、引戸5の上下部レールの一端を外部に露出させ、そこから一方の支柱1の上下部戸車8、9に係合させ、そのままスライドさせた後、上記一端を閉鎖する構成の場合は、上部戸車8も予め位置決め材7に固定しておけばよい。
上述のように、引戸の建て込み方法は、予め上下部に戸車8、9を取付けた位置決め材7を支柱1に上下動可能に上吊り状態にし、支柱1の空間部6の開口面に直交する方向に移動可能にして仮止めしておき、引戸5を戸当り門柱4に正しく当てた状態で本締め固定するという方法であるから、位置決め材7を調整することにより上下部の戸車8、9も同時に調整されるので、各戸車を調整する従来の方法に比べ、はるかに簡単かつ正確に引戸5を支持門柱3に建て込むことができる。
ノンレール引戸の要部の斜視図である。 支柱と位置決め部位との関係を主に示す断面図である。 支持門柱とそれに取り付けられた部品の分解斜視図である。 位置決め材と下部戸車の分解斜視図である。 位置決め材の取り付け態様を示す斜視図である。 (a)(b)は引戸の取付態様説明図である。 引戸の戸先を戸当り門柱に当てた状態の斜視図である。
符号の説明
1 支柱
3 支持門柱
4 戸当り門柱
5 引戸
6 空間部
7 位置決め材
8、9 戸車
27、28 引戸のレール

Claims (2)

  1. 2本の平行な支柱を横部材を介して連結した支持門柱とこの支持門柱に間隔をおいて配置された戸当り門柱との間のスペースを開閉させる引戸を、上記支持門柱にスライド可能に建て込むノンレール引戸の建て込み方法において、
    上記各支柱の長手方向に沿って断面コ字状の空間部を形成し、上記空間部に、上下部に戸車を取付けた長尺の位置決め材を上下調整可能に上吊り状態とし、かつ上記空間部の開口面に直交する方向に移動可能に仮止めしておき、上記上下部の戸車に上記引戸に平行に設けられた上下部のレールを係合させて吊り込み、上記引戸をスライドさせてその戸先を上記戸当り門柱に正しく位置合せした状態で、上記位置決め材を上記支持門柱に固定する
    ことを特徴とするノンレール引戸の建て込み方法。
  2. 上記上部戸車は上記位置決め材の上部に上下動可能に設けられた、請求項1に記載のノンレール引戸の建て込み方法。
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