JP2007119665A - 二液型ポリウレタン系硬化性組成物 - Google Patents

二液型ポリウレタン系硬化性組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】可使時間が長く、硬化過程でのふくれや亀裂が生じ難く、更には、機械強度に優れ、床材用塗膜組成物等に利用できる二液型ポリウレタン系硬化性組成物を提供する。
【解決手段】平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)と、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)と、トリレンジイソシアネート(a3)とを、NCO/OH当量比を1.6〜1.9にて反応させたNCO基含有率7.0〜10.0質量%のイソシアネート末端ウレタンプレポリマーを含む主剤と、4,4’−メチレンビス(2−クロロアニリン)を50〜75質量%、オルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体を25〜50質量%含有する芳香族ポリアミンを含む硬化剤とを含有する二液型ポリウレタン系硬化性組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は二液型ポリウレタン系硬化性組成物に関する。
イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマー等のイソシアネート基含有化合物を含む主剤と、ポリアミン等の活性水素化合物を含む硬化剤とを含有する二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、その優れた柔軟性により、塗料、防水材、床材、シーリング材、弾性舗装材等の幅広い用途に用いられている。なかでも、4,4’−メチレンビス(2−クロロアニリン)(以下、MBOCAと記す。)は、イソシアネート基含有化合物との反応性が良好で、常温での可使時間と硬化性に適度なバランスを有し、また、形成された硬化物が耐水性、耐久性、防水性等の機械物性に優れるポリウレタン系硬化性組成物が得られる。このことから、MBOCAを、硬化剤の活性水素化合物として用いた二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、防水材や床材として広く利用されている。
そして、防水材や床材等の用途の二液型ポリウレタン系硬化性組成物としては、大きく分けて手塗りタイプと、スプレータイプの2種類がある。
スプレータイプの二液型ポリウレタン系硬化性組成物としては、可使時間の制約がないため、NCO基含有率10〜18質量%のMDI系イソシアネート末端ウレタンプレポリマーと、MBOCAやジエチルトルエンジアミンを主体とした二液型ポリウレタン系硬化性組成物が、床材や防水材として汎用的に用いられており、極めて高強度、高硬度の硬化塗膜を、建物の躯体等に形成することができる。
下記特許文献1には、2,4’−異性体を10〜50重量%含有するジフェニルメタンジイソシアネートと、400〜8000のポリオールとを反応させて得られるNCO基含有率6〜23重量%のイソシアネート末端ウレタンプレポリマーを必須成分とする主剤と、芳香族ポリアミン5〜25重量%および有機金属触媒0.001〜5重量%を含有する700〜8000のポリオールを必須成分とする硬化剤とを、主剤のNCO基と、硬化剤のOH基とNH2 基との合計の当量比が、0.9〜1.4となるように混合して用いるスプレータイプの二液型ポリウレタン系硬化性組成物が開示されている。
しかし、スプレータイプの二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、施工時に塗膜材(二液型ポリウレタン系硬化性組成物)が周囲に飛散することから、養生等に時間や手間を要するものであり、都市郊外では使用しにくい。
一方、手塗りタイプの二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、施工時に周囲へ塗膜材(二液型ポリウレタン系硬化性組成物)を撒き散らすことがないため、養生等にさほど手間を要することがなく、都市郊外でも好適に使用できる。
二液型ポリウレタン系硬化性組成物を手塗りタイプとして用いるにあたり、スプレータイプと異なり、ある程度可使時間を確保する必要がある。例えば、NCO基含有率5〜8質量%のTDI系イソシアネート末端ウレタンプレポリマーと、MBOCAを主体とした二液型ポリウレタン系硬化性組成物が、床材や防水材として汎用的に用いられている。
また、下記特許文献2には、ベースポリオール中にポリマー微粒子が安定に分散しているポリマー分散ポリオールを原料ポリオールとして用いたNCO基含有率2.5〜6質量%のイソシアネート末端ウレタンプレポリマーを主剤として用い、MBOCA、4,4’−メチレンビス(3−クロロ−2,6−ジエチルアニリン)、ビス(メチルチオ)トルエンジアミン、ジエチルトルエンジアミンから選ばれた少なくとも一種の芳香族ポリアミンを硬化剤として用いた手塗りタイプの二液型ポリウレタン系硬化性組成物が開示されている。
特開平7−26203号公報 特開2003−064349号公報
上述のように、手塗りタイプの二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、可使時間をある程度確保する必要があることから、主剤に用いるイソシアネート末端ウレタンプレポリマーとしては、スプレータイプに比べて、NCO基含有率の低いものを使用する必要がある。そのため、手塗りタイプのものは、スプレータイプのものと比べ、硬度や機械物性が劣り、屋上駐車場の床材等、極めて高い耐久性・耐磨耗性が要求される部位には適さない。上記特許文献2のような二液型ポリウレタン系硬化性組成物であっても、屋上駐車場の床材としての使用に耐えうる耐久性・耐摩耗性を有するものではなかった。
また、MBOCAは、機械強度に優れた硬化塗膜が得られることから、硬化剤の活性水素化合物として一般的に利用されているが、MBOCAは常温で固体であり、結晶性が高く、可塑剤や溶剤への溶解安定性が悪く、通常はポリオキシプロピレンポリオール等のポリオール類に溶解させて使用している。
しかし、ポリオール類は、イソシアネートとの反応性が低く、MBOCAをポリオール類に溶解させて使用することで、MBOCAの特徴であるイソシアネートとの優れた反応性等が損なわれ、硬化速度が低下してしまう。そのため、硬化速度を向上させるために、通常はオクチル酸鉛等の有機金属系の硬化触媒を使用しているが、硬化触媒を使用した場合、常温での可使時間と硬化性とのバランスが調整しにくい。
活性水素化合物としてMBOCAを用いた二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、硬化初期段階において、塑性状態が長く続く。そのため、この塑性状態の間に、熱膨張差等による下地の動きや、下地からの水分の蒸発による押し上げ等によって、ふくれ等が生じることがある。また、壁面や床等の下地(躯体)に塗工しやすくするために、希釈溶剤や可塑剤を更に加えて適度な粘度に調整した場合、硬化過程において、希釈溶剤等の揮発成分が蒸発し、それによって表面等に亀裂が生じたり、可塑剤が浮き上がってブリードが発生する問題も有していた。
したがって、本発明の目的は、常温での硬化性に優れ、可使時間が長く、硬化過程でのふくれや亀裂が生じ難く、形成された硬化物が機械強度に優れ、床材用塗膜組成物等に利用できる二液型ポリウレタン系硬化性組成物を提供することにある。
MBOCAは、オルソクロロアニリンと、ホルムアルデヒドと、必要に応じて少量のアニリンとを縮合させることで得られる縮合生成物(2核体)である。通常はオルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体を10質量%程含んだ混合物(以下、ピュアMBOCAと記す。)として存在し、該ピュアMBOCAがMBOCA原料として使用されている。なお本発明においてオルソクロロアニリン骨格とは、芳香族ポリアミンの分子内の2‐クロロアニリンに由来する部分分子構造を意味する。また、多核体とは、芳香環を複数個有する化合物であることを意味する。
本発明者らは、このピュアMBOCAについて種々の検討を行った結果、ピュアMBOCA中のMBOCAの含有量を調整することで、イソシアネートとの反応が良好となり、常温での硬化性に優れ、硬化過程でのふくれや亀裂等の発生を防止でき、MBOCAの取り扱い性を良好にでき、形成された硬化物が機械物性に優れることを見出した。
すなわち、上記目的を達成するにあたって、本発明の二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、イソシアネート基含有化合物(a)を含む主剤と、活性水素化合物としてポリアミン(b)を含む硬化剤とからなる二液型ポリウレタン系硬化性組成物であって、前記イソシアネート基含有化合物(a)は、平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)と、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)と、トリレンジイソシアネート(a3)とを、NCO/OH当量比を1.6〜1.9にて反応させたNCO基含有率7.0〜10.0質量%のイソシアネート末端ウレタンプレポリマーであり、前記ポリアミン(b)が、前記ポリアミン全体100質量%に対して4,4’−メチレンビス(2−クロロアニリン)を50〜75質量%、オルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体を25〜50質量%含有する芳香族ポリアミン(以下、この芳香族ポリアミンを粗MBOCAと記す。)であることを特徴とする。
また、本発明の二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、該硬化性組成物を硬化させて得られるポリウレタン系硬化組成物の、JIS K 6253に規定されるショア硬度Dが38〜60であり、かつ、JIS A 6021に規定される伸び率が200〜600%であることが好ましい。そして、手塗りタイプの床材用塗膜組成物として用いることが好ましい。
本発明において、主剤のイソシアネート基含有化合物として用いる、平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)と、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)と、トリレンジイソシアネート(a3)とを、NCO/OH当量比を1.6〜1.9にて反応させたNCO基含有率7.0〜10.0質量%のイソシアネート末端ウレタンプレポリマーは、ポリウレタンプレポリマー主鎖の中に、ポリオキシアルキレンジオール(a1)から誘導されたソフトセグメントと、短鎖ジオール(a2)から誘導されたハードセグメントとが導入されているため、優れた伸び性能を有しつつ、極めて高硬度、高強度の硬化塗膜等のポリウレタン系硬化物を形成することができる。
また、硬化剤の活性水素化合物として用いる、MBOCAを50〜75質量%、オルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体を25〜50質量%含有する芳香族ポリアミンは、常温で液状であり、容易に可塑剤等に溶解させて用いることができるため、取り扱い性が良好である。そのため、ポリオール等に溶解させて使用する必要がなく、オクチル酸鉛等の硬化触媒を使用しなくても優れた硬化性を発揮できる。また、この芳香族ポリアミンは、多核体の含有量が多く、高分子量であるため、ピュアMBOCA等の従来のMBOCA原料よりも反応が緩やかであり、NCO基含有率の多いイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを主剤として用いた場合でも、充分な可使時間を確保できる。そして、多官能性であることから、硬化過程で二液型ポリウレタン系硬化性組成物が塑性状態になり難く、硬化塗膜にふくれや亀裂が生じ難い。
したがって、上記成分からなる主剤と硬化剤とを用いて得られた本発明の二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、反応硬化することで、床材として充分な伸び性能を有し、かつ、強度、硬度等の極めて優れた硬化塗膜を形成でき、例えば、床材用塗膜組成物として好適に用いることができる。なかでも、可使時間を充分確保できることから、手塗りタイプとして好適に用いることができる。
本発明の二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、イソシアネート基含有化合物(a)を含む主剤と、ポリアミン(b)を活性水素化合物として含む硬化剤とを混合せしめて得られるものである。
以下、各成分について詳しく説明する。
本発明の二液型ポリウレタン系硬化性組成物の主剤に用いるイソシアネート基含有化合物(a)は、ポリオールによってプレポリマー化されたイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーである。
イソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーの原料となるポリイソシアネートとしては、得られるプレポリマーの粘度、活性水素化合物との反応性、活性水素化合物と反応硬化させて得られるポリウレタン系硬化物の機械強度等の面から、トリレンジイソシアネート(a3)を用いる。そして、可使時間が充分確保できることから、2,4−異性体の含有率が85質量%以上であるトリレンジイソシアネートが好ましく、95質量%以上であるトリレンジイソシアネートがより好ましい。
また、プレポリマー化に用いるポリオールとしては、平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)と、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)との混合物を用いる。
平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)を用いて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーは、活性水素化合物と反応硬化して得られる硬化物の伸び性能を良好なものにでき、可塑剤の保留性を向上でき、ブリードの発生を抑制できる。
また、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)を用いて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーは、ハードセグメント構造が大量に導入されているため、(a2)を用いることで、形成された硬化物の硬度が極めて高い二液型ポリウレタン系硬化組成物を得ることができる。
したがって、プレポリマー化に用いるポリオールとして、平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)と、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)とを併用した混合物を用いることで、形成された硬化物が伸び性能に優れ、かつ、硬度等の機械強度に優れた二液型ポリウレタン系硬化組成物を得ることができる。
ポリオキシアルキレンジオール(a1)の平均分子量は、1500〜4000が好ましく、2000〜3000がより好ましい。また、水酸基価は、28〜75mgKOH/gが好ましく、37〜57mgKOH/gがより好ましい。
ポリオキシアルキレンジオール(a1)の具体例としては、エチレンオキサイド付加ポリオール、ポリテトラメチレングリコール等が挙げられ、得られるイソシアネート末端ポリウレタンプレポリマーの粘度や、形成された硬化物の耐水性の観点から、プロピレンオキサイド付加タイプの2官能ポリオキシプロピレングリコールが好ましい。
短鎖ジオール(a2)の平均分子量は、62〜500が好ましく、90〜400がより好ましい。また、水酸基価は、224〜1810mgKOH/gが好ましく、280〜1250mgKOH/gがより好ましい。
そして、短鎖ジオール(a2)の具体例としては、2官能ポリオキシプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、プロピレングリコール、エチレングリコール等が挙げられ、なかでも、平均分子量400の2官能ポリオキシプロピレンジオール、ジプロピレングリコール、1,4‐ブタンジオールが好ましい。
また、ポリオキシアルキレンジオール(a1)と、短鎖ジオール(a2)との使用割合は、モル比で、(ポリオキシアルキレンジオール(a1)/短鎖ジオール(a2))=(2〜30)/(70〜98)が好ましく、(10〜20)/(80〜90)がより好ましい。
そして、本発明の主剤として用いるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーは、上記ポリオキシアルキレンジオール(a1)と、上記短鎖ジオール(a2)と、トリレンジイソシアネート(a3)とを、NCO/OH当量比を1.6〜1.9で反応させて得られた、NCO基含有率7.0〜10.0質量%のイソシアネート末端ポリウレタンプレポリマーである。
NCO/OH当量比を1.6以上にして得られたイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーは、粘度が良好で、硬化剤との混和性が良好であり、また、1.9以下にして得られたイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを用いて得られた硬化物は、硬度および機械強度が良好である。
また、イソシアネート末端ポリウレタンプレポリマーのNCO基含有率は、7.0質量%以上であれば、硬化剤で活性水素化合物として用いるポリアミン(b)の所要量を増やすことができ、プレポリマー中にハードセグメント構造を大量に導入でき、極めて硬度の高いポリウレタン系硬化物が得られる。また、10質量%以下であれば、活性水素化合物との反応速度が速くなりすぎず適度であり、可使時間が充分であり、良好な硬化性を備えることができ、また、形成された硬化物が充分な伸び性能を備えた二液型ポリウレタン系硬化組成物が得られる。
主剤としては、上記イソシアネート末端ポリウレタンプレポリマーの他に、可塑剤、溶剤等を更に含有していても良い。
可塑剤としては、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソノニル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、塩素化パラフィン、石油系可塑剤等が使用できる。
溶剤としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、n−ヘプタン、n−デカン等の脂肪族炭化水素が好ましく挙げられる。
本発明の二液型ポリウレタン系硬化性組成物における硬化剤の活性水素化合物として用いるアミン(b)は、粗MBOCAを含むものであり、MBOCAを55〜65質量%、オルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体を35〜45質量%含有する粗MBOCAがより好ましい。
オルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体の含有量が25質量%以上であれば、粗MBOCAは常温で液状であり、また、可塑剤にも溶解しやすく硬化剤の成分としてポリオールが不要であり硬化性に優れ、また、形成された硬化物が機械強度に優れた二液型ポリウレタン系硬化組成物が得られる。そして、MBOCAに特有の結晶性が大幅に緩和できるため、硬化の過程において二液型ポリウレタン系硬化性組成物が塑性状態になり難く、溶剤を多用してもふくれや亀裂等が生じにくい。また、オルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体の含有量が50質量%以下であると、粗MBOCAの粘度が高くなりすぎず適度となり、主剤との混和性に優れ、また、イソシアネートとの反応性が良好であることから、良好な硬化性を維持できる。
本発明で用いられる粗MBOCAは、オルソクロロアニリンと、ホルムアルデヒドと、必要に応じて少量のアニリンとを縮合させることで得られる縮合生成物において、縮合の割合を変える(縮合度を高くする)ことにより得られる。また、縮合度の低い組成物から減圧蒸留により2核体を留去して、多核体を濃縮しても得られる。
本発明の硬化剤の活性水素化合物として用いる粗MBOCAは、常温で液状であり、硬化剤の成分としてポリオールは不要であるが、必要に応じて、ポリオールを用いても良く、官能基数、分子量の異なる複数のポリオールを併用しても良い。しかし、硬化剤の成分としてポリオールを用いた場合、ハードセグメント構造が大量に導入されたポリウレタン系硬化物が得られにくく、充分な機械強度や硬度が得られにくくなることがあり、硬化剤中にはポリオールを実質的に含有しないことが好ましい。なお、「ポリオールを実質的」に含有しないとは、ポリオールの含有量が5質量%以下であることを意味する。
また、硬化剤にポリオールを用いた場合、主剤のイソシアネート基が未反応の状態で残らないように反応を完結させるため、硬化触媒を使用することが好ましい。
硬化触媒としては、特に限定はなく、ウレタン化反応を促進させる公知の触媒を用いることができ、オクチル酸鉛やイミダゾール系のアミン触媒が特に好ましい。なお、これらの硬化触媒は、硬化剤に予め混合させて使用してもよい。
また、硬化剤には、活性水素化合物の他に、充填剤、顔料、安定剤、可塑剤、溶剤から選ばれる添加剤を配合しても良い。
充填剤としては、炭酸カルシウム、タルク、クレー、シリカ、カーボン等が挙げられる。
顔料としては、酸化クロム、酸化チタン等の無機顔料、およびフタロシアニン顔料等の有機顔料が挙げられる。
可塑剤としては、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソノニル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、塩素化パラフィン、石油系可塑剤等が使用できる。
溶剤としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、n−ヘプタン、n−デカン等の脂肪族炭化水素が好ましく挙げられる。
本発明においては、硬化剤に充填剤を配合することが好ましい。充填剤としては、炭酸カルシウムを用いることが好ましい。充填剤の含有量は、硬化剤の30〜60質量%が好ましい。
更に、本発明においては、硬化剤には、ポリウレタン樹脂に一般的に使用される酸化防止剤、紫外線吸収剤、脱水剤等の安定剤を配合してもよい。
本発明の二液型ポリウレタン系硬化性組成物において、主剤と硬化剤の混合割合は、主剤のイソシアネート基と、硬化剤の活性水素基とが当量比(NCO/(NH+OH))で1.0〜1.3であることが好ましい。主剤と硬化剤との混合質量比は、(主剤/硬化剤)=1/(0.5〜3)が好ましく、1/(0.8〜2)がより好ましい。
上記構成からなる二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、硬化性に優れ、充分な可使時間を保持でき、硬化初期での塑性状態が改善されているため、ふくれや亀裂が発生し難い。そして、該硬化性組成物を反応硬化させて得られたポリウレタン系硬化物は、ブリードの発生がなく、また、JIS K 6253に規定されるショア硬度Dが38〜60であり、かつ、JIS A 6021に規定される伸び率が200〜600%である優れた機械強度と伸び性能を有しており、床材用塗膜組成物等として好適に用いることができる。可使時間を充分確保できることから手塗りタイプとして用いることもできる。極めて高強度、高硬度のポリウレタン系硬化組成物が得られることから、屋上駐車場の床材等のように、極めて高い耐久性・耐磨耗性が要求される部位にも用いることができる。
以下、本発明を実施例(例1〜3)、比較例(例4〜8)を挙げて具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。なお、各例で使用した、ピュアMBOCAおよび粗MBOCA(1)、(2)は、下記表1に示す多核体分布を有するものを用いた。多核体分布は、メタノールと水の体積比(メタノール/水)が7/3〜8/2の溶媒を移動層の溶媒として使用し、高速液体クロマトグラフ(High Performance liquid Chromatography)を用いて測定した。
なお、このような粗MBOCAは例えば和歌山精化工業(株)から入手することができる。
Figure 2007119665
(例1)
ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;2000)の18.9質量部と、ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;400)の36.1質量部と、トリレンジイソシアネート(2,4−異性体80質量%)の31.2質量部とを反応させ(NCO/OHモル比=1.80)、NCO基含有率7.8質量%のイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを得た。これにキシレンの13.8質量部を添加して、NCO基含有率が6.7質量%であるポリウレタンプレポリマーを主剤として得た。粗MBOCA(1)(MBOCA(2核体)含有量70.50質量%)の17.0質量部を、フタル酸ジオクチルの25.5質量部に、80℃で溶解させ、常温まで冷却させた後に、フタル酸ジオクチルの8.1質量部と、炭酸カルシウムの46.3質量部と、顔料ペーストの3.1質量部とを加えて混合し硬化剤とした。そして、主剤/硬化剤の割合を、質量比で1/1(NCO/NHモル比=1.25)として混合して組成物1を得た。
(例2)
ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;2000)の46.2質量部と、1,4−ブタンジオール(平均分子量;90)の7.5質量部と、トリレンジイソシアネート(2,4−異性体80質量%)の32.5質量部とを反応させ(NCO/OHモル比=1.75)、NCO基含有率7.8質量%のイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを得た。これにキシレンの13.8質量部を添加して、NCO基含有率が6.7質量%であるポリウレタンプレポリマーを主剤として得た。例1と同じ硬化剤を用い、主剤/硬化剤の割合を、質量比で1/1(NCO/NHモル比=1.25)として混合して組成物2を得た。
(例3)
ポリオキシプロピレングリコール(平均分子量;3000)の43.3質量部と、ジプロピレングリコール(平均分子量;134)の11.5質量部と、トリレンジイソシアネート(2,4−異性体80質量%)の31.4質量部とを反応させ(NCO/OHモル比=1.80)、NCO基含有率7.8質量%のイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを得た。これにキシレンの13.8質量部を添加して、NCO基含有率が6.7質量%としたポリウレタンプレポリマーを主剤として得た。粗MBOCA(2)(MBOCA(2核体)含有量60.13質量%)の17.0質量部を、フタル酸ジオクチルの25.5質量部に、80℃で溶解させ、常温まで冷却させた後に、フタル酸ジオクチルの8.1質量部と、炭酸カルシウムの46.3質量部と、顔料ペーストの3.1質量部とを加えて混合した液を硬化剤として得た。そして、主剤/硬化剤の割合を、質量比で1/1(NCO/NHモル比=1.25)として混合して組成物3を得た。
(例4)
ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;2000)の32.6質量部と、ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;400)の25.6質量部と、トリレンジイソシアネート(2,4−異性体80質量%)の28.0質量部とを反応させ(NCO/OH比=2.00)、NCO基含有率7.8質量%のイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを得た。これにキシレンの13.8質量部を添加してNCO基含有率が6.7質量%であるポリウレタンプレポリマーを主剤として得た。例1と同じ硬化剤を用いた。主剤/硬化剤の割合を、質量比で1/1(NCO/NHモル比=1.25)として混合して組成物4を得た。
(例5)
ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;700)の35.2質量部と、ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;400)の19.8質量部と、トリレンジイソシアネート(2,4−異性体80質量%)の31.2質量部とを反応させ(NCO/OH比=1.80)、NCO基含有率7.8質量%のイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを得た。これに13.8質量部のキシレンを添加してNCO基含有率が6.7質量%であるポリウレタンプレポリマーを主剤として得た。例1と同じ硬化剤を用いた。主剤/硬化剤の割合を、質量比で1/1(NCO/NHモル比=1.25)として混合して組成物5を得た。
(例6)
ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;2000)の39.1質量部と、ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;400)の23.0質量部と、トリレンジイソシアネート(2,4−異性体80質量%)の24.1質量部とを反応させ(NCO/OH比=1.80)、NCO基含有率6.0質量%のイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを得た。これに13.8質量部のキシレンを添加してNCO基含有率が5.2質量%であるポリウレタンプレポリマーを主剤として得た。粗MBOCA(1)(MBOCA(2核体)含有量70.50質量%)の13.0質量部を、フタル酸ジオクチルの19.5質量部に、80℃で溶解させ、常温まで冷却させた後に、フタル酸ジオクチルの18.1質量部と、炭酸カルシウムの46.3質量部と、顔料ペーストの3.1質量部とを加えて混合した液を硬化剤として得た。そして、主剤/硬化剤の割合を、質量比で1/1(NCO/NHモル比=1.25)として混合して組成物6を得た。
(例7)
例1と同じポリウレタンプレポリマーを主剤とした。ピュアMBOCA(MBOCA(2核体)含有量89.50質量%)の17.0質量部を、フタル酸ジオクチルの25.5質量部に、80℃で溶解させ、常温まで冷却した後に、フタル酸ジオクチルの8.1質量部と、炭酸カルシウムの46.3質量部と、顔料ペーストの3.1質量部とを加えて混合した液を硬化剤としようとしたが、MBOCAが溶解せず、硬化剤中に結晶として析出していたため、使用できなかった。
(例8)
例1と同じポリウレタンプレポリマーを主剤とした。ピュアMBOCA(MBOCA(2核体)含有量89.50質量%)の12.8質量部に、ポリオキシプロピレンジオール(平均分子量;2000)の31.9質量部と、フタル酸ジオクチルの4.9質量部と、炭酸カルシウムの46.3質量部と、顔料ペーストの3.1質量部と、オクチル酸鉛(鉛含有量24質量%)の1.0質量部とを加えて混合した液を硬化剤として得た。そして、主剤/硬化剤の割合を、質量比で1/1(NCO/(NH2+OH)モル比=1.25)として混合して組成物8を得た。
〔性能評価〕
<ブリード試験>
得られた組成物1〜6、8を用いて10×50mmの硬化塗膜を形成した床材サンプルを調製し、23℃、40℃、60℃、80℃に調整したそれぞれの蒸留水に得られたサンプルを3日間浸漬して、ブリードの有無を目視で観察した。
<可使時間>
23℃、50%RHの実験室にて、主剤と硬化剤とを、例1〜6、8と同様の比率で混合し、混合開始から100Pa・sの粘度に到達する時間(可使時間)(単位:分)を測定した。可使時間が40分以上であれば夏場においても充分施工できると判断した。
<塗膜物性>
JIS A 6021に準じ、硬化塗膜の引張り強度(Ts)(単位:N/mm)、引裂き強度(Tr)(単位:N/mm)、破断時の伸び(E)(単位:%))を、JIS K 6253に準じ、硬化塗膜のショア硬度(D)を測定した。
例1〜8について、上記の項目の評価を行い、結果を表2に示す。








Figure 2007119665
上記結果より、主剤のイソシアネート基含有化合物(a)として、NCO/OH当量比を1.9よりも高くして得られたイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを用いた例4の床材は、例1〜3の床材と比べて硬度等の機械強度に劣るものであった。
また、プレポリマー化の原料ポリオールとして、平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)を使用していないイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを用いた例5の床材は、ブリードの生じやすいものであり、更には、伸び性能の極めて劣るものであった。
また、主剤のイソシアネート基含有化合物(a)として、平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)と、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)と、トリレンジイソシアネート(a3)とを反応させて得られるイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーのNCO基含有率が7質量%未満であるものを用いた例6の床材は、例1〜3の床材と比べて硬度等の機械強度に劣るものであった。
そして、硬化剤の活性水素化合物として、本発明の粗MBOCAを使用していない例7、8の床材は、可使時間が不充分であり、また、例1〜3の床材と比べて硬度等の機械強度に劣るものであった。なかでも、MBOCA原料としてピュアMBOCAのみを使用した例7は、可塑剤(フタル酸ジオクチル)中にMBOCAが析出してしまい、硬化剤として使用することができなかった。
一方、主剤のイソシアネート基含有化合物(a)として、平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)と、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)と、トリレンジイソシアネート(a3)とを、NCO/OH当量比1.6〜1.9にて反応させたNCO基含有率7.0〜10.0質量%のイソシアネート末端ウレタンプレポリマーを用い、硬化剤の活性水素化合物として、MBOCAを50〜75質量%、オルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体を25〜50質量%含有する粗MBOCAを用いた、例1〜3の床材は、手塗りタイプとして用いるのに充分な可使時間と、硬化性とを備えたものであり、また、ブリードが生じにくく、更には、JIS K 6253に規定されるショア硬度Dが38〜60で、JIS A 6021に規定される伸び率が200〜600%という塗膜物性を有するものであり、極めて高硬度であり、かつ、充分な伸び性能を備えたものであった。
本発明の二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、例えば、手塗りタイプの床材用塗膜組成物として好適に用いることができる。

Claims (3)

  1. イソシアネート基含有化合物(a)を含む主剤と、活性水素化合物としてポリアミン(b)を含む硬化剤とからなる二液型ポリウレタン系硬化性組成物であって、
    前記イソシアネート基含有化合物(a)が、平均分子量1500〜4000のポリオキシアルキレンジオール(a1)と、平均分子量62〜500の短鎖ジオール(a2)と、トリレンジイソシアネート(a3)とを、NCO/OH当量比1.6〜1.9にて反応させて得られた、NCO基含有率7.0〜10.0質量%のイソシアネート末端ウレタンプレポリマーであり、
    前記ポリアミン(b)が、前記ポリアミン全体100質量%に対して4,4’−メチレンビス(2−クロロアニリン)を50〜75質量%、オルソクロロアニリン骨格を有する3核体以上の多核体を25〜50質量%含有する芳香族ポリアミンであることを特徴とする二液型ポリウレタン系硬化性組成物。
  2. 前記二液型ポリウレタン系硬化性組成物は、該硬化性組成物を硬化させて得られるポリウレタン系硬化組成物の、JIS K 6253に規定されるショア硬度Dが38〜60であり、かつ、JIS A 6021に規定される伸び率が200〜600%である請求項1に記載の二液型ポリウレタン系硬化性組成物。
  3. 前記二液型ポリウレタン系硬化性組成物が、手塗りタイプの床材用塗膜組成物である請求項1または2に記載の二液型ポリウレタン系硬化性組成物。
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