JP2007118659A - 電力出力装置およびそれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力損失を低減することができる電力出力装置を提供する。
【解決手段】制御装置60は、中性点N1,N2間に商用交流電圧を発生して負荷装置90へ電力を出力するように、インバータ20,30を制御する。ここで、制御装置60は、モータジェネレータMG1の発電量が中性点N1,N2から負荷装置90へ出力される電力量と略同等となるように、モータジェネレータMG1と機械的に結合されるエンジン4の目標エンジン回転数EGNRを算出し、エンジン4を制御するエンジンECU65へその算出した目標エンジン回転数EGNRを出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電力出力装置およびそれを備えた車両に関し、特に、発電装置によって発電された電力を用いて車両外部あるいは車室内の電気負荷へ電力を供給可能な電力出力装置およびそれを備えた車両に関する。
従来より、エンジンに加えて電動機を動力源としてさらに備えたハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)を電源設備(たとえばAC100V電源)として利用する提案がなされている。すなわち、たとえば非常用電源や、キャンプ地など周囲に商用電源がないときの発電設備として、ハイブリッド自動車を利用しようというものである。そして、このような利用方法は、ハイブリッド自動車の商品価値を高めるものである。
このような電源設備として利用し得る自動車として、特開2002−374604号公報(特許文献1)は、二次電池と、二次電池からの直流電力をAC100V電力に変換してコンセントへ出力するためのAC100Vインバータとを備えた自動車を開示する(特許文献1参照)。
また、特許第2695083号公報(特許文献2)は、2つの交流モータの中性点間に正弦波の調整された交流電力を発生し、その発生した交流電力を入力/出力ポートに接続された外部装置へ出力可能な電動機駆動および動力処理装置を開示する(特許文献2参照)。
特開2002−374604号公報 特許第2695083号公報 特開2002−17004号公報 特開平6−38550号公報
上記の特開2002−374604号公報に開示された自動車や特許第2695083号公報に開示された電動機駆動および動力処理装置など、従来の電力出力装置においては、充放電可能な蓄電装置からの電力を用いて、外部装置へ出力するための電力を生成する。したがって、これらの電力出力装置では、事前に蓄電装置を充電しておく必要がある。
しかしながら、蓄電装置において充放電が行なわれると、その充放電の際に電力損失が発生する。また、蓄電装置とインバータとの間に昇降圧コンバータなどの電圧変換装置が設けられている場合には、その電圧変換装置においてもさらに電力損失が発生する。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電力損失を低減することができる電力出力装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、電力損失を低減することができる電力出力装置を備えた車両を提供することである。
この発明によれば、電力出力装置は、発電装置と、発電装置によって発電された電力を蓄電可能な蓄電装置と、蓄電装置および発電装置の少なくとも一方から出力される電力を所定の電力に変換して電気負荷へ出力可能なように構成された電力変換部と、発電装置の発電量が電力変換部から電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように発電装置を制御する制御部とを備える。
この発明による電力出力装置においては、制御部は、発電装置の発電量が電力変換部から電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように発電装置の発電量を制御するので、発電装置によって発電された電力は、蓄電装置に蓄電されることなく電力変換部へ直接供給される。すなわち、蓄電装置に入出力される電力量は略0となる。
したがって、この発明による電力出力装置によれば、蓄電装置の充放電に伴ない発生する電力損失を無くすことができる。
好ましくは、電力出力装置は、蓄電装置と発電装置および電力変換部との間に接続され、かつ、制御部からの指令に基づいて動作するリレー回路をさらに備える。電力変換部から電気負荷へ電力が出力されるとき、制御部は、リレー回路へオフ指令をさらに出力し、リレー回路は、オフ指令に基づいて、蓄電装置を発電装置および電力変換部から電気的に切離す。
この電力出力装置においては、電力変換部から電気負荷へ電力が出力されるとき、リレー回路によって発電装置および電力変換部から蓄電装置が電気的に切離される。これにより、蓄電装置に入出力される電力量は物理的に0となる。したがって、この電力出力装置によれば、蓄電装置の充放電に伴ない発生する電力損失を確実に無くすことができる。
さらに好ましくは、発電装置は、内燃機関と、内燃機関のクランク軸に回転軸が結合され、内燃機関の出力を用いて発電可能な回転電機とを含む。回転電機は、制御部からの駆動指令に基づいて、蓄電装置からの電力を用いて内燃機関をさらに始動可能である。電力変換部から電気負荷へ電力が出力されるときに内燃機関が停止している場合、制御部は、駆動指令を回転電機へ出力し、回転電機によって内燃機関が始動した後、リレー回路へオフ指令を出力する。
この電力出力装置においては、電力変換部から電気負荷へ電力が出力されるときに内燃機関が停止している場合、蓄電装置からの電力を用いて回転電機により内燃機関を始動させた後、リレー回路によって発電装置および電力変換部から蓄電装置が電気的に切離される。したがって、この電力出力装置によれば、内燃機関を始動できなくなる事態を回避することができる。
好ましくは、発電装置は、内燃機関と、内燃機関のクランク軸に回転軸が結合され、内燃機関の出力を用いて発電する回転電機とを含む。制御部は、回転電機の発電量が電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように内燃機関の回転数を制御する。
この電力出力装置においては、制御部は、回転電機の発電量が電力変換部から電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように、回転電機に連結された内燃機関の回転数を制御する。したがって、この電力出力装置によれば、蓄電装置に入出力される電力量を略0にする制御を簡易に実現することができる。
また、好ましくは、発電装置は、内燃機関と、内燃機関のクランク軸に回転軸が結合され、内燃機関の出力を用いて発電する回転電機とを含む。制御部は、予め設定された所定の回転数で内燃機関を動作させつつ、回転電機の発電量が電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように回転電機のトルクを制御する。
この電力出力装置においては、制御部は、予め設定された所定の回転数で内燃機関を動作させる。この所定の回転数は、たとえば、最も効率的に内燃機関を運転できる回転数に設定される。そして、制御部は、回転電機の発電量が電力変換部から電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように、内燃機関に連結された回転電機のトルクを制御する。したがって、この電力出力装置によれば、内燃機関の効率が向上する。
好ましくは、電力出力装置は、蓄電装置と発電装置および電力変換部との間に配設され、かつ、制御部からの指令に基づいて動作する電圧変換装置をさらに備える。電力変換部から電気負荷へ電力が出力されるとき、制御部は、電圧変換装置へ停止指令をさらに出力し、電圧変換装置は、停止指令に基づいてその動作を停止する。
この電力出力装置においては、電力変換部から電気負荷へ電力が出力されるとき、蓄電装置と発電装置および電力変換部との間に配設される電圧変換装置の動作を停止させる。したがって、この電力出力装置によれば、電圧変換装置における損失を無くすことができる。
好ましくは、発電装置は、内燃機関と、星形結線された第1の多相巻線を固定子巻線として含む第1の回転電機とを含む。第1の回転電機は、内燃機関のクランク軸に回転軸が結合され、内燃機関の出力を用いて発電する。電力変換部は、星形結線された第2の多相巻線を固定子巻線として含む第2の回転電機と、第1および第2の回転電機にそれぞれ対応して設けられる第1および第2のインバータと、電気負荷へ電力を出力するための電圧差を第1の多相巻線の第1の中性点と第2の多相巻線の第2の中性点との間に発生するように第1および第2のインバータを制御するインバータ制御部と、第1および第2の中性点に接続され、第1および第2の中性点から電気負荷へ電力を出力するための電力出力部とを含む。制御部は、第1の回転電機の発電量が電力変換部から電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように第1の回転電機の発電量を制御する。
この電力出力装置においては、第1および第2のインバータによって第1の回転電機の第1の中性点と第2の回転電機の第2の中性点との間に電圧差を発生させ、第1および第2の中性点に接続される電力出力部によって第1および第2の中性点から電気負荷へ電力を出力することができる。したがって、この電力出力装置によれば、電気負荷へ出力するための電力を生成する電力変換装置を別途備える必要がない。その結果、装置の小型化および軽量化に貢献することができる。
また、この発明によれば、車両は、上述したいずれかの電力出力装置を備える。
したがって、この発明による車両によれば、効率よく電力を生成して車両外部や車室内の電気負荷へ供給することができる。
この発明によれば、発電装置の発電量が電力変換部から電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように発電装置の発電量を制御するので、発電装置によって発電された電力は、蓄電装置に蓄電されることなく電力変換部へ直接供給される。したがって、蓄電装置の充放電に伴ない発生する電力損失を無くすことができる。その結果、電気負荷へ出力する電力の生成効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体ブロック図である。図1を参照して、このハイブリッド自動車100は、エンジン4と、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分配機構3と、車輪2とを備える。また、ハイブリッド自動車100は、蓄電装置Bと、システムメインリレー5と、昇圧コンバータ10と、インバータ20,30と、制御装置60と、エンジンECU(Electronic Control Unit)65とをさらに備える。
さらに、ハイブリッド自動車100は、コンデンサC1,C2と、電源ラインPL1,PL2と、接地ラインSLと、U相ラインUL1,UL2と、V相ラインVL1,VL2と、W相ラインWL1,WL2と、電圧センサ70,72とをさらに備える。また、さらに、ハイブリッド自動車100は、出力ラインNL1,NL2と、リレー回路40と、出力コネクタ50と、電圧センサ74と、電流センサ76とをさらに備える。
このハイブリッド自動車100は、エンジン4およびモータジェネレータMG2を動力源として走行する。動力分配機構3は、エンジン4とモータジェネレータMG1,MG2とに結合されてこれらの間で動力を分配する。たとえば、動力分配機構3としては、サンギヤ、プラネタリキャリヤおよびリングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構を用いることができる。この3つの回転軸がエンジン4およびモータジェネレータMG1,MG2の各回転軸にそれぞれ接続される。たとえば、モータジェネレータMG1のロータを中空としてその中心にエンジン4のクランク軸を通すことで動力分配機構3にエンジン4とモータジェネレータMG1,MG2とを機械的に接続することができる。
なお、モータジェネレータMG2の回転軸は、図示されない減速ギヤや作動ギヤによって車輪2に結合されている。また、動力分配機構3の内部にモータジェネレータMG2の回転軸に対する減速機をさらに組込んでもよい。
そして、モータジェネレータMG1は、エンジン4によって駆動される発電機として動作し、かつ、エンジン4の始動を行ない得る電動機として動作するものとしてハイブリッド自動車100に組込まれ、モータジェネレータMG2は、車輪2を駆動する電動機としてハイブリッド自動車100に組込まれる。
蓄電装置Bの正極および負極は、システムメインリレー5を介してそれぞれ電源ラインPL1および接地ラインSLに接続される。システムメインリレー5は、リレーSMR1〜SMR3と、制限抵抗Rとを含む。リレーSMR2は、蓄電装置Bの正極と電源ラインPL1との間に接続される。制限抵抗Rは、リレーSMR1に直列に接続され、リレーSMR1および制限抵抗Rから成る回路は、リレーSMR2に並列に接続される。リレーSMR3は、蓄電装置Bの負極と接地ラインSLとの間に接続される。
昇圧コンバータ10は、リアクトルLと、npn型トランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。npn型トランジスタQ1,Q2は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列に接続される。各npn型トランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにダイオードD1,D2がそれぞれ接続される。そして、リアクトルLの一端は、npn型トランジスタQ1,Q2の接続点に接続され、その他端は、電源ラインPL1に接続される。
なお、上記のnpn型トランジスタおよび以下の本明細書中のnpn型トランジスタとして、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いることができ、また、npn型トランジスタに代えてパワーMOSFET(metal oxide semiconductor field-effect transistor)等の電力スイッチング素子を用いることができる。
コンデンサC1は、電源ラインPL1と接地ラインSLとの間に接続される。コンデンサC2は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に接続される。インバータ20は、U相アーム22、V相アーム24およびW相アーム26を含む。U相アーム22、V相アーム24およびW相アーム26は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に並列に接続される。U相アーム22は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ11,Q12からなり、V相アーム24は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ13,Q14からなり、W相アーム26は、直列に接続されたnpn型トランジスタQ15,Q16からなる。各npn型トランジスタQ11〜Q16のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD11〜D16がそれぞれ接続される。
モータジェネレータMG1は、3相コイル12をステータコイルとして含む。3相コイル12を形成するU相コイルU1、V相コイルV1およびW相コイルW1の一端は、互いに接続されて中性点N1を形成し、U相コイルU1、V相コイルV1およびW相コイルW1の他端は、インバータ20のU相アーム22、V相アーム24およびW相アーム26の各々における上下アームの接続点にそれぞれ接続される。
インバータ30は、U相アーム32、V相アーム34およびW相アーム36を含む。モータジェネレータMG2は、3相コイル14をステータコイルとして含む。インバータ30およびモータジェネレータMG2の構成は、それぞれインバータ20およびモータジェネレータMG1と同様である。
リレー回路40は、リレーRY1,RY2を含む。そして、中性点N1に出力ラインNL1の一方端が接続され、その他方端がリレーRY1の一端に接続される。また、中性点N2に出力ラインNL2の一方端が接続され、その他方端がリレーRY2の一端に接続される。さらに、リレーRY1,RY2の他端に出力コネクタ50が接続される。
蓄電装置Bは、充放電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池からなる。システムメインリレー5がオンされているとき、蓄電装置Bは、直流電力を昇圧コンバータ10へ出力する。また、蓄電装置Bは、昇圧コンバータ10によって充電される。なお、蓄電装置Bとして、大容量のキャパシタを用いてもよい。
システムメインリレー5は、制御装置60からの信号SEに基づいて、蓄電装置Bと電源ラインPL1および接地ラインSLとの接続および切離しを行なう。具体的には、蓄電装置Bと電源ラインPL1および接地ラインSLとの接続が行なわれるとき、制御装置60からの信号SEに基づいて、まずリレーSMR1,SMR3がオンする。その後、リレーSMR2がオンし、リレーSMR1がオフする。リレーSMR2のオンに先立ってリレーSMR1をオンするのは、制限抵抗Rにより蓄電装置BからコンデンサC1への突入電流を防止するためである。
電圧センサ70は、蓄電装置Bの電圧VBを検出し、その検出した電圧VBを制御装置60へ出力する。コンデンサC1は、電源ラインPL1と接地ラインSLとの間の電圧変動を平滑化する。
昇圧コンバータ10は、制御装置60からの信号PWCに基づいて、蓄電装置Bからシステムメインリレー5を介して受ける直流電圧をリアクトルLを用いて昇圧し、その昇圧した昇圧電圧を電源ラインPL2へ供給する。具体的には、昇圧コンバータ10は、制御装置60からの信号PWCに基づいて、npn型トランジスタQ2のスイッチング動作に応じて流れる電流をリアクトルLに磁場エネルギーとして蓄積することによって蓄電装置Bからの直流電圧を昇圧する。そして、昇圧コンバータ10は、その昇圧した昇圧電圧をnpn型トランジスタQ2がオフされたタイミングに同期してダイオードD1を介して電源ラインPL2へ出力する。また、昇圧コンバータ10は、制御装置60からの信号PWCに基づいて、電源ラインPL2から供給される直流電圧を降圧して電源ラインPL1へ出力し、蓄電装置Bを充電する。
コンデンサC2は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間の電圧変動を平滑化する。電圧センサ72は、コンデンサC2の端子間電圧、すなわち接地ラインSLに対する電源ラインPL2の電圧VHを検出し、その検出した電圧VHを制御装置60へ出力する。
インバータ20は、制御装置60からの信号PWM1に基づいて、電源ラインPL2から受ける直流電圧を3相交流電圧に変換し、その変換した3相交流電圧をモータジェネレータMG1へ出力する。また、インバータ20は、エンジン4からの出力を受けてモータジェネレータMG1が発電した3相交流電圧を制御装置60からの信号PWM1に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を電源ラインPL2へ出力する。
インバータ30は、制御装置60からの信号PWM2に基づいて、電源ラインPL2から受ける直流電圧を3相交流電圧に変換し、その変換した3相交流電圧をモータジェネレータMG2へ出力する。また、インバータ30は、車両の回生制動時、車輪2からの回転力を受けてモータジェネレータMG2が発電した3相交流電圧を制御装置60からの信号PWM2に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を電源ラインPL2へ出力する。
ここで、コネクタ92によって出力コネクタ50に接続される負荷装置90への電力の出力が要求されると、インバータ20,30は、中性点N1,N2間に商用交流電圧を発生させる。すなわち、インバータ20は、中性点N1,N2間に商用交流電圧を発生させるように、制御装置60からの信号PWM1に基づいて中性点N1の電位を制御し、インバータ30は、中性点N1,N2間に商用交流電圧を発生させるように、制御装置60からの信号PWM2に基づいて中性点N2の電位を制御する。
なお、コネクタ92によって出力コネクタ50に接続される負荷装置90は、このハイブリッド自動車100から電力の供給を受けて動作する電気負荷であり、この実施の形態1では、ハイブリッド自動車100の車両外部や車室内などに設けられる商用電源負荷としている。
出力ラインNL1,NL2は、中性点N1,N2から電力を取出して負荷装置90へ出力するための電力出力線である。電圧センサ74は、出力ラインNL1,NL2間の電圧VOを検出し、その検出した電圧VOを制御装置60へ出力する。電流センサ76は、出力ラインNL2に流される電流IOを検出し、その検出した電流IOを制御装置60へ出力する。すなわち、電圧センサ74および電流センサ76は、中性点N1,N2から負荷装置90へ出力される電力の電圧および電流をそれぞれ検出するためのセンサである。なお、電流センサ76は、出力ラインNL1に流される電流IOを検出してもよい。
モータジェネレータMG1,MG2の各々は、3相交流電動機であり、たとえば3相交流同期電動機から成る。モータジェネレータMG1は、エンジン4の出力を用いて3相交流電圧を発生し、その発生した3相交流電圧をインバータ20へ出力する。また、モータジェネレータMG1は、インバータ20から受ける3相交流電圧によって駆動力を発生し、エンジン4の始動を行なう。モータジェネレータMG2は、インバータ30から受ける3相交流電圧によって車輪2の駆動トルクを発生する。また、モータジェネレータMG2は、車両の回生制動時、車輪2から受ける回転力を用いて3相交流電圧を発生し、その発生した3相交流電圧をインバータ30へ出力する。
リレー回路40のリレーRY1,RY2は、出力ラインNL1,NL2と出力コネクタ50との接続および切離しを行なう。具体的には、制御装置60からの出力許可信号ENが活性化されるとリレーRY1,RY2がオンし、出力コネクタ50が出力ラインNL1,NL2と電気的に接続される。出力コネクタ50は、中性点N1,N2から電力を取出して負荷装置90へ出力するための出力端子である。
制御装置60は、昇圧コンバータ10を駆動するための信号PWCおよびインバータ20,30をそれぞれ駆動するための信号PWM1,PWM2を生成し、その生成した信号PWC,PWM1,PWM2をそれぞれ昇圧コンバータ10およびインバータ20,30へ出力する。
ここで、図示されないイグニッションキー(またはイグニッションスイッチ、以下同じ。)からの信号IGがオフ位置を示しているときに信号REQが活性化されると、制御装置60は、中性点N1,N2間に商用交流電圧を発生させるようにインバータ20,30を制御するとともに、リレー回路40へ出力される出力許可信号ENを活性化する。なお、信号REQは、負荷装置90への電力出力を要求するための出力要求スイッチ(図示せず、以下同じ。)が利用者によってオン操作されると活性化される信号である。
さらにここで、制御装置60は、中性点N1,N2から負荷装置90へ出力される電力量に基づいてモータジェネレータMG1の発電量を制御する。より具体的には、制御装置60は、モータジェネレータMG1の発電量が負荷装置90へ出力される電力量と略同等となるように、エンジン4の回転数を調整してモータジェネレータMG1の発電量を制御する。
また、さらに、制御装置60は、システムメインリレー5をオン/オフさせるための信号SEを生成し、その生成した信号SEをシステムメインリレー5へ出力する。ここで、制御装置60は、中性点N1,N2から負荷装置90へ電力が出力されているとき、システムメインリレー5をオフさせる。すなわち、中性点N1,N2から負荷装置90への電力出力中、蓄電装置Bは、システムメインリレー5によって電源ラインPL1および接地ラインSLから電気的に切離される。
エンジンECU65は、エンジン4の動作を制御する電子制御装置である。エンジンECU65は、制御装置60から目標エンジン回転数EGNRを受け、エンジン4の回転数がその目標エンジン回転数EGNRとなるようにエンジン4を制御する。
図2は、図1に示したインバータ20,30およびモータジェネレータMG1,MG2のゼロ相等価回路を示した回路図である。図2を参照して、3相インバータであるインバータ20,30の各々においては、6個のnpn型トランジスタのオン/オフの組合わせは8パターン存在する。その8つのスイッチングパターンのうち2つは相間電圧がゼロとなり、そのような電圧状態はゼロ電圧ベクトルと称される。ゼロ電圧ベクトルについては、上アームの3つのトランジスタは互いに同じスイッチング状態(全てオンまたはオフ)とみなすことができ、また、下アームの3つのトランジスタも互いに同じスイッチング状態とみなすことができるので、この図2では、インバータ20のnpn型トランジスタQ11,Q13,Q15は上アーム20Aとしてまとめて示され、インバータ20のnpn型トランジスタQ12,Q14,Q16は下アーム20Bとしてまとめて示されている。また、インバータ30のnpn型トランジスタQ21,Q23,Q25は上アーム30Aとしてまとめて示され、インバータ30のnpn型トランジスタQ22,Q24,Q26は下アーム30Bとしてまとめて示されている。
このゼロ電圧ベクトルを用いることによって、インバータ20,30の各々において、対応するモータジェネレータのd軸電流およびq軸電流に変化を与えることなく、すなわち、対応するモータジェネレータのトルク制御に影響を与えることなく、対応する中性点の電位を制御することができる。
そこで、インバータ20,30の各々のゼロ電圧ベクトルを用いて中性点N1,N2間に商用交流電圧に相当する電圧差を発生させる。これにより、エンジン4の出力を用いてモータジェネレータMG1により発電を行ないつつ、中性点N1,N2から出力ラインNL1,NL2を介して負荷装置90へ電力(商用交流電力)を出力することができる。
図3は、図1に示した制御装置60の機能ブロック図である。図3を参照して、制御装置60は、コンバータ制御部61と、第1のインバータ制御部62と、第2のインバータ制御部63と、電力出力制御部64とを含む。コンバータ制御部61は、電圧センサ70からの電圧VB、電圧センサ72からの電圧VH、ならびにハイブリッドECU(図示せず、以下同じ。)からのモータジェネレータMG1,MG2のトルク指令値TR1,TR2およびモータ回転数MRN1,MRN2に基づいて、昇圧コンバータ10のnpn型トランジスタQ1,Q2をオン/オフするための信号PWCを生成し、その生成した信号PWCを昇圧コンバータ10へ出力する。
第1のインバータ制御部62は、モータジェネレータMG1のトルク指令値TR1、モータ電流MCRT1およびモータ回転数MRN1、電圧VH、ならびに電力出力制御部64からの制御信号CTLおよび中性点電圧指令VNR1に基づいて、インバータ20のnpn型トランジスタQ11〜Q16をオン/オフするための信号PWM1を生成し、その生成した信号PWM1をインバータ20へ出力する。
第2のインバータ制御部63は、モータジェネレータMG2のトルク指令値TR2、モータ電流MCRT2およびモータ回転数MRN2、電圧VH、ならびに電力出力制御部64からの制御信号CTLおよび中性点電圧指令VNR2に基づいて、インバータ30のnpn型トランジスタQ21〜Q26をオン/オフするための信号PWM2を生成し、その生成した信号PWM2をインバータ30へ出力する。
なお、モータジェネレータMG1,MG2のモータ電流MCRT1,MCRT2は、図示されない電流センサによって検出される。
電力出力制御部64は、イグニッションキーからの信号IGがオフ位置を示しているときに出力要求スイッチからの信号REQが活性化されると、第1および第2のインバータ制御部62,63へ出力される制御信号CTLを活性化する。そして、電力出力制御部64は、中性点N1,N2間に商用交流電圧を生成するための中性点電圧指令VNR1,VNR2を生成する。
具体的には、中性点電圧指令VNR1は、インバータ20,30の入力電圧である電圧VHの中間電位VH/2を中心として商用交流周波数で変化する電圧指令であり、中性点電圧指令VNR2は、電位VH/2を中心として商用交流周波数で変化し、かつ、中性点電圧指令VNR1の位相を反転した電圧指令である。そして、電力出力制御部64は、その生成した中性点電圧指令VNR1,VNR2をそれぞれ第1および第2のインバータ制御部62,63へ出力する。
また、電力出力制御部64は、信号IGがオフ位置を示しているときに信号REQが活性化されると、電圧センサ74からの電圧VO、電流センサ76からの電流IOおよびモータジェネレータMG1のトルク指令値TR1に基づいて、モータジェネレータMG1の発電量が負荷装置90へ出力される電力量と略同等となるように、モータジェネレータMG1を駆動するエンジン4の目標エンジン回転数EGNRを算出する。
具体的には、電力出力制御部64は、電圧VOに電流IOを乗算することによって負荷装置90へ出力される電力量を算出し、その算出された電力量をモータジェネレータMG1のトルク指令値TR1で除算した値をモータジェネレータMG1の目標モータ回転数とする。そして、電力出力制御部64は、その算出したモータジェネレータMG1の目標モータ回転数に基づいてエンジン4の目標エンジン回転数EGNRを算出し、その算出した目標エンジン回転数EGNRをエンジンECU65へ出力する。
さらに、電力出力制御部64は、信号IGがオフ位置を示しているときに信号REQが活性化されると、リレー回路40へ出力される出力許可信号ENを活性化する。また、さらに、電力出力制御部64は、システムメインリレー5をオフさせるための信号SEを生成してシステムメインリレー5へ出力する。
図4は、図3に示したコンバータ制御部61の機能ブロック図である。図4を参照して、コンバータ制御部61は、インバータ入力電圧指令演算部112と、フィードバック電圧指令演算部114と、デューティー比演算部116と、PWM信号変換部118とから成る。
インバータ入力電圧指令演算部112は、トルク指令値TR1,TR2およびモータ回転数MRN1,MRN2に基づいて、インバータ入力電圧の最適値(目標値)すなわち電圧指令VH_comを演算し、その演算した電圧指令VH_comをフィードバック電圧指令演算部114へ出力する。
フィードバック電圧指令演算部114は、電圧センサ72によって検出される電圧VHと、インバータ入力電圧指令演算部112からの電圧指令VH_comとに基づいて、電圧VHを電圧指令VH_comに制御するためのフィードバック電圧指令VH_com_fbを演算し、その演算したフィードバック電圧指令VH_com_fbをデューティー比演算部116へ出力する。
デューティー比演算部116は、電圧センサ70からの電圧VBと、フィードバック電圧指令演算部114からのフィードバック電圧指令VH_com_fbとに基づいて、電圧VHを電圧指令VH_comに制御するためのデューティー比を演算し、その演算したデューティー比をPWM信号変換部118へ出力する。
PWM信号変換部118は、デューティー比演算部116から受けたデューティー比に基づいて、昇圧コンバータ10のnpn型トランジスタQ1,Q2をオン/オフするためのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、その生成したPWM信号を信号PWCとして昇圧コンバータ10のnpn型トランジスタQ1,Q2へ出力する。
なお、昇圧コンバータ10の下アームのnpn型トランジスタQ2のオンデューティーを大きくすることによりリアクトルLにおける電力蓄積が大きくなるため、より高電圧の出力を得ることができる。一方、上アームのnpn型トランジスタQ1のオンデューティーを大きくすることにより電源ラインPL2の電圧が下がる。そこで、npn型トランジスタQ1,Q2のデューティー比を制御することで、電源ラインPL2の電圧を蓄電装置Bの出力電圧以上の任意の電圧に制御することができる。
図5は、図3に示した第1および第2のインバータ制御部62,63の機能ブロック図である。図5を参照して、第1および第2のインバータ制御部62,63の各々は、モータ制御用相電圧演算部120と、PWM信号変換部122とを含む。
モータ制御用相電圧演算部120は、トルク指令値TR1(またはTR2)、モータ電流MCRT1(またはMCRT2)、モータ回転数MRN1(またはMRN2)および電圧センサ72からの電圧VHに基づいて、モータジェネレータMG1(またはMG2)の各相コイルに印加する電圧指令値を算出し、その算出した各相電圧指令値をPWM信号変換部122へ出力する。
ここで、モータ制御用相電圧演算部120は、電力出力制御部64からの制御信号CTLが活性化されているとき、電力出力制御部64から受ける中性点電圧指令VNR1(またはVNR2)を各相電圧指令値に一律に重畳してPWM信号変換部122へ出力する。
PWM信号変換部122は、モータ制御用相電圧演算部120から受ける各相電圧指令値に基づいて、実際にインバータ20(または30)の各npn型トランジスタQ11〜Q16(またはQ21〜Q26)をオン/オフする信号PWM1(またはPWM2)を生成し、その生成した信号PWM1(またはPWM2)をインバータ20(または30)の各npn型トランジスタQ11〜Q16(またはQ21〜Q26)へ出力する。
なお、電力出力制御部64からの中性点電圧指令VNR1(またはVNR2)は、各相電圧指令値に一律に重畳されるので、モータジェネレータMG1(またはMG2)の回転トルクに影響を与えない。また、中性点電圧指令VNR1(またはVNR2)を各相電圧指令値に一律に重畳することは、ゼロ電圧ベクトルを制御することに対応する。
図6は、中性点N1,N2の電位VN1,VN2および中性点N1,N2間に発生する電圧VOの波形図である。図6を参照して、中性点N1の電位VN1は、インバータ20によって中性点電圧指令VNR1に基づいて制御され、電位VH/2を中心として商用交流周波数で変化する。中性点N2の電位VN2は、インバータ30によって中性点電圧指令VNR2に基づいて制御され、電位VH/2を中心として商用交流周波数で変化し、かつ、電位VN1の位相を反転した位相で変化する。
これにより、中性点N1,N2間に商用交流周波数を有する電圧VOが発生する。なお、中性点電圧指令VNR1,VNR2の大きさを制御することによって、電圧VOの電圧レベルを制御することができる。
図7は、図3に示した電力出力制御部64の制御構造を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、一定時間毎または所定の条件が成立するごとにメインルーチンから呼び出されて実行される。
図7を参照して、電力出力制御部64は、イグニッションキーからの信号IGに基づいて、イグニッションキーがオフ位置に回動されているか否かを判定する(ステップS10)。電力出力制御部64は、イグニッションキーがオフ位置に回動されていないと判定すると(ステップS10においてNO)、一連の処理を実行せずにメインルーチンへ処理を戻す。
ステップS10においてイグニッションキーがオフ位置に回動されていると判定されると(ステップS10においてYES)、電力出力制御部64は、信号REQに基づいて、出力要求スイッチが利用者によりオン操作されたか否かを判定する(ステップS20)。電力出力制御部64は、信号REQが非活性化されており、出力要求スイッチがオン操作されていないと判定すると(ステップS20においてNO)、一連の処理を終了し、メインルーチンへ処理を戻す。
一方、電力出力制御部64は、信号REQが活性化されており、出力要求スイッチがオン操作されたと判定すると(ステップS20においてYES)、システムメインリレー5をオンさせるための信号SEを生成してシステムメインリレー5へ出力し、システムメインリレー5をオンさせる(ステップS30)。そうすると、蓄電装置Bからの電力を用いてモータジェネレータMG1によりエンジン4の始動が行なわれる(ステップS40)。そして、エンジン4が始動すると、電力出力制御部64は、上述した方法により中性点N1,N2間に商用交流電圧を発生させる(ステップS50)。
次いで、電力出力制御部64は、電圧センサ74からの電圧VOに電流センサ76からの電流IOを乗算することにより、負荷装置90へ出力されている電力量すなわち負荷装置90の負荷量を算出する(ステップS60)。そして、電力出力制御部64は、モータジェネレータMG1の発電量が負荷装置90の負荷量と略同等となるように、上述した方法によりエンジン4の回転数を制御する(ステップS70)。
その後、電力出力制御部64は、システムメインリレー5をオフさせるための信号SEを生成してシステムメインリレー5へ出力し、システムメインリレー5をオフさせ(ステップS80)、一連の処理を終了してメインルーチンへ処理を戻す。
なお、上記においては、電力の供給を受ける負荷装置90は車両外部にあることを想定し、イグニッションキーからの信号IGがオフ位置を示していないときは、車両が動く可能性があることから負荷装置90への電力の出力を行なわないものとしている。一方、負荷装置90として車室内の電気機器などを想定し、車両の走行中においても負荷装置90への電力の出力を行なう場合には、ステップS10の判断処理を省略すればよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、モータジェネレータMG1の発電量が負荷装置90へ出力される電力量と略同等となるように、負荷装置90の負荷量に基づきエンジン4の回転数を調整してモータジェネレータMG1の発電量を制御するようにしたので、モータジェネレータMG1によって発電された電力は、蓄電装置Bに充電されることなく、負荷装置90へ出力される電力の生成に直接充てられる。したがって、蓄電装置Bの充放電に伴ない発生する電力損失を無くすことができる。
また、この実施の形態1によれば、中性点N1,N2間に電圧差(商用交流電圧)を発生させ、中性点N1,N2から負荷装置90へ電力が出力される。したがって、負荷装置90へ出力するための電力を生成する装置を別途備える必要がない。その結果、ハイブリッド自動車100の小型化および軽量化に貢献することができる。
[実施の形態2]
実施の形態2による車両は、図1に示した実施の形態1によるハイブリッド自動車100の構成において、制御装置60に代えて制御装置60Aを備える。
図8は、この発明の実施の形態2における制御装置60Aの機能ブロック図である。図8を参照して、制御装置60Aは、図3に示した実施の形態1における制御装置60の構成において、第1のインバータ制御部62および電力出力制御部64に代えてそれぞれ第1のインバータ制御部62Aおよび電力出力制御部64Aを含む。
第1のインバータ制御部62Aは、モータジェネレータMG1のトルク指令値TR1、モータ電流MCRT1およびモータ回転数MRN1、電圧センサ72からの電圧VH、ならびに電力出力制御部64Aからの制御信号CTL、中性点電圧指令VNR1およびトルク指令値TR1Aに基づいて、インバータ20のnpn型トランジスタQ11〜Q16をオン/オフするための信号PWM1を生成し、その生成した信号PWM1をインバータ20へ出力する。
電力出力制御部64Aは、イグニッションキーからの信号IGがオフ位置を示しているときに出力要求スイッチからの信号REQが活性化されると、エンジン4を最も効率的に運転可能な目標エンジン回転数EGNRをエンジンECU65へ出力する。この目標エンジン回転数EGNRは、エンジン4の運転データに基づいて予め設定される。
また、電力出力制御部64Aは、信号IGがオフ位置を示しているときに信号REQが活性化されると、電圧センサ74からの電圧VO、電流センサ76からの電流IOおよびモータジェネレータMG1のモータ回転数MRN1に基づいて、モータジェネレータMG1の発電量が負荷装置90へ出力される電力量と略同等となるように、モータジェネレータMG1のトルク指令値TR1Aを算出する。
具体的には、電力出力制御部64Aは、電圧VOに電流IOを乗算することによって負荷装置90へ出力される電力量を算出し、その算出された電力量をモータジェネレータMG1のモータ回転数MRN1で除算した値をモータジェネレータMG1のトルク指令値TR1Aとする。そして、電力出力制御部64Aは、その算出したトルク指令値TR1Aを第1のインバータ制御部62Aへ出力する。
なお、電力出力制御部64Aのその他の機能は、図3に示した実施の形態1における電力出力制御部64と同じである。また、制御装置60Aのその他の機能は、図1に示した実施の形態1における制御装置60と同じである。
図9は、図8に示した第1のインバータ制御部62Aの機能ブロック図である。図9を参照して、第1のインバータ制御部62Aは、図5に示した実施の形態1における第1のインバータ制御部62の構成において、モータ制御用相電圧演算部120に代えてモータ制御用相電圧演算部120Aを含む。
モータ制御用相電圧演算部120Aは、モータジェネレータMG1のトルク指令値TR1、モータ電流MCRT1、モータ回転数MRN1および電圧センサ72からの電圧VHに基づいて、モータジェネレータMG1の各相コイルに印加する電圧指令を算出し、その算出した各相電圧指令をPWM信号変換部122へ出力する。
ここで、モータ制御用相電圧演算部120Aは、電力出力制御部64Aからの制御信号CTLが活性化されているとき、ハイブリッドECUからのトルク指令値TR1に代えて、電力出力制御部64Aから出力されたトルク指令値TR1Aを用いてモータジェネレータMG1の各相コイルに印加する電圧指令を算出する。そして、モータ制御用相電圧演算部120Aは、その算出した各相電圧指令に電力出力制御部64Aから受ける中性点電圧指令VNR1を一律に重畳してPWM信号変換部122へ出力する。
図10は、図8に示した電力出力制御部64Aの制御構造を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、一定時間毎または所定の条件が成立するごとにメインルーチンから呼び出されて実行される。
図10を参照して、この制御構造は、図7に示した制御構造において、ステップS45をさらに含み、ステップS70に代えてステップS75を含む。すなわち、ステップS40において、蓄電装置Bからの電力を用いてモータジェネレータMG1によりエンジン4の始動が行なわれると、電力出力制御部64Aは、予め設定された目標エンジン回転数EGNRをエンジンECU65へ出力し、エンジン4を最大効率で動作させる(ステップS45)。
その後、ステップS50において中性点N1,N2間に商用交流電圧が生成され、ステップS60において負荷装置90の負荷量が算出されると、電力出力制御部64Aは、モータジェネレータMG1の発電量が負荷装置90の負荷量と略同等となるように、モータジェネレータMG1のトルクを制御する(ステップS75)。具体的には、電力出力制御部64Aは、上述した方法により、負荷装置90の負荷量に基づいてモータジェネレータMG1のトルク指令値TR1Aを算出し、その算出したトルク指令値TR1Aを第1のインバータ制御部62Aへ出力する。
なお、上記においても、ステップS10の判断処理を省略することによって、車両の走行中に負荷装置90へ電力を出力することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、エンジン4が最大効率で運転されるので、エンジン4の燃費を向上させることができる。
[実施の形態3]
実施の形態1,2では、モータジェネレータMG1,MG2の中性点間に電圧差を発生させ、出力ラインNL1,NL2を介して負荷装置90へ電力を出力するものとしたが、この実施の形態3では、負荷装置90へ出力される電力を生成するための専用インバータを別途備える。
図11は、この発明の実施の形態3による車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体ブロック図である。図11を参照して、このハイブリッド自動車100Aは、図1に示した実施の形態1によるハイブリッド自動車100の構成において、モータジェネレータMG1,MG2の中性点N1,N2に接続されていた出力ラインNL1,NL2を備えず、インバータ80をさらに備え、制御装置60に代えて制御装置60Bを備える。そして、リレー回路40は、インバータ80に接続される。
インバータ80は、npn型トランジスタQ31〜Q34と、ダイオードD31〜D34とを含む。npn型トランジスタQ31,Q32は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列に接続され、npn型トランジスタQ33,Q34も、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列に接続され、その直列に接続されたnpn型トランジスタQ31,Q32および直列に接続されたnpn型トランジスタQ33,Q34は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に並列に接続される。ダイオードD31〜D34は、それぞれnpn型トランジスタQ31〜Q34に逆並列に接続される。そして、npn型トランジスタQ31,Q32の接続点およびnpn型トランジスタQ33,Q34の接続点は、それぞれリレー回路40のリレーRY1,RY2に接続される。
このインバータ80は、制御装置60Bからの信号PWMACに基づいて、電源ラインPL2から供給される直流電圧を商用交流電圧に変換し、その変換した商用交流電圧をリレー回路40へ出力する。
制御装置60Bは、イグニッションキーからの信号IGがオフ位置を示しているときに信号REQが活性化されると、電源ラインPL2からの直流電圧を用いて商用交流電圧を発生するようにインバータ80を制御するための信号PWMACを生成し、その生成した信号PWMACをインバータ80へ出力する。
ここで、制御装置60Bは、インバータ80から負荷装置90へ出力される電力量に基づいてモータジェネレータMG1の発電量を制御する。モータジェネレータMG1の発電量の考え方は、上記の実施の形態1または2の場合と同様である。
なお、この実施の形態3においては、負荷装置90へ電力を出力するための専用のインバータ80を備えるので、制御装置60Bは、モータジェネレータMG1,MG2の中性点N1,N2間に交流電圧を発生させるような信号PWM1,PWM2を生成する必要はない。なお、制御装置60Bのその他の機能は、実施の形態1における制御装置60と同じである。
以上のように、この実施の形態3によっても、蓄電装置Bの充放電に伴ない発生する電力損失を無くすことができる。
なお、上記の各実施の形態1〜3においては、蓄電装置Bの充放電を確実に遮断するためにエンジン4の始動後システムメインリレー5をオフさせるものとしたが、システムメインリレー5をオフさせる代わりに、またはシステムメインリレー5をオフさせるとともに、昇圧コンバータ10の動作を停止させてもよい。これにより、昇圧コンバータ10の動作に伴なう電力損失も無くすことができる。
また、上記の各実施の形態においては、出力コネクタ50から電力の供給を受ける負荷装置90は、商用電源負荷とし、ハイブリッド自動車100,100Aは、商用交流電力を発生して負荷装置90へ出力するものとしたが、出力コネクタ50に接続される負荷装置は、直流負荷であってもよく、ハイブリッド自動車は、直流電力を負荷装置へ出力するようにしてもよい。
実施の形態1,2のように、中性点N1,N2から負荷装置へ直流電力を出力する場合においては、中性点N1,N2間に一定の電圧差が発生するように、インバータ20,30の各々においてゼロ電圧ベクトルを制御すればよい。また、実施の形態3において専用のインバータを設けたように、電源ラインPL2からの直流電圧を負荷装置の電圧レベルに降圧または昇圧する専用のDC−DCコンバータを別途設けてもよい。
なお、上記において、電力出力制御部64,64Aは、この発明における「制御部」に対応し、エンジン4は、この発明における「内燃機関」に対応する。また、第1のモータジェネレータMG1は、この発明における「回転電機」および「第1の回転電機」に対応し、モータジェネレータMG2は、この発明における「第2の回転電機」に対応する。
さらに、インバータ20,30は、それぞれこの発明における「第1のインバータ」および「第2のインバータ」に対応し、第1および第2のインバータ制御部62,63は、この発明における「インバータ制御部」を形成する。また、さらに、出力ラインNL1,NL2および出力コネクタ50は、この発明における「電力出力部」を形成し、昇圧コンバータ10は、この発明における「電圧変換装置」に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体ブロック図である。 図1に示すインバータおよびモータジェネレータのゼロ相等価回路を示した回路図である。 図1に示す制御装置の機能ブロック図である。 図3に示すコンバータ制御部の機能ブロック図である。 図3に示す第1および第2のインバータ制御部の機能ブロック図である。 中性点の電位および中性点間に発生する電圧の波形図である。 図3に示す電力出力制御部の制御構造を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における制御装置の機能ブロック図である。 図8に示す第1のインバータ制御部の機能ブロック図である。 図8に示す電力出力制御部の制御構造を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体ブロック図である。
符号の説明
2 車輪、3 動力分配機構、4 エンジン、10 昇圧コンバータ、12,14 3相コイル、20,30,80 インバータ、20A,30A 上アーム、20B,30B 下アーム、22,32 U相アーム、24,34 V相アーム、26,36 W相アーム、40 リレー回路、50 出力コネクタ、60,60A,60B 制御装置、61 コンバータ制御部、62,62A 第1のインバータ制御部、63 第2のインバータ制御部、64,64A 電力出力制御部、65 エンジンECU、70,72,74 電圧センサ、76 電流センサ、90 負荷装置、92 コネクタ、100,100A ハイブリッド自動車、112 インバータ入力電圧指令演算部、114 フィードバック電圧指令演算部、116 デューティー比演算部、118,122 PWM信号変換部、120,120A モータ制御用相電圧演算部、B 蓄電装置、C1,C2 コンデンサ、PL1,PL2 電源ライン、SL 接地ライン、L リアクトル、Q1,Q2,Q11〜Q16,Q21〜Q26,Q31〜Q34 npn型トランジスタ、D1,D2,D11〜D16,D21〜D26,D31〜D34 ダイオード、MG1,MG2 モータジェネレータ、UL1,UL2 U相ライン、VL1,VL2 V相ライン、WL1,WL2 W相ライン、N1,N2 中性点、U1,U2 U相コイル、V1,V2 V相コイル、W1,W2 W相コイル、NL1,NL2 出力ライン、SMR1〜SMR3,RY1,RY2 リレー、R 制限抵抗。

Claims (8)

  1. 発電装置と、
    前記発電装置によって発電された電力を蓄電可能な蓄電装置と、
    前記蓄電装置および前記発電装置の少なくとも一方から出力される電力を所定の電力に変換して電気負荷へ出力可能なように構成された電力変換部と、
    前記発電装置の発電量が前記電力変換部から前記電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように前記発電装置を制御する制御部とを備える電力出力装置。
  2. 前記蓄電装置と前記発電装置および前記電力変換部との間に接続され、前記制御部からの指令に基づいて動作するリレー回路をさらに備え、
    前記電力変換部から前記電気負荷へ電力が出力されるとき、
    前記制御部は、前記リレー回路へオフ指令をさらに出力し、
    前記リレー回路は、前記オフ指令に基づいて、前記蓄電装置を前記発電装置および前記電力変換部から電気的に切離す、請求項1に記載の電力出力装置。
  3. 前記発電装置は、
    内燃機関と、
    前記内燃機関のクランク軸に回転軸が結合され、前記内燃機関の出力を用いて発電可能な回転電機とを含み、
    前記回転電機は、前記制御部からの駆動指令に基づいて、前記蓄電装置からの電力を用いて前記内燃機関をさらに始動可能であり、
    前記電力変換部から前記電気負荷へ電力が出力されるときに前記内燃機関が停止している場合、前記制御部は、前記駆動指令を前記回転電機へ出力し、前記回転電機によって前記内燃機関が始動した後、前記リレー回路へ前記オフ指令を出力する、請求項2に記載の電力出力装置。
  4. 前記発電装置は、
    内燃機関と、
    前記内燃機関のクランク軸に回転軸が結合され、前記内燃機関の出力を用いて発電する回転電機とを含み、
    前記制御部は、前記回転電機の発電量が前記電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように前記内燃機関の回転数を制御する、請求項1に記載の電力出力装置。
  5. 前記発電装置は、
    内燃機関と、
    前記内燃機関のクランク軸に回転軸が結合され、前記内燃機関の出力を用いて発電する回転電機とを含み、
    前記制御部は、予め設定された所定の回転数で前記内燃機関を動作させつつ、前記回転電機の発電量が前記電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように前記回転電機のトルクを制御する、請求項1に記載の電力出力装置。
  6. 前記蓄電装置と前記発電装置および前記電力変換部との間に配設され、前記制御部からの指令に基づいて動作する電圧変換装置をさらに備え、
    前記電力変換部から前記電気負荷へ電力が出力されるとき、
    前記制御部は、前記電圧変換装置へ停止指令をさらに出力し、
    前記電圧変換装置は、前記停止指令に基づいてその動作を停止する、請求項1に記載の電力出力装置。
  7. 前記発電装置は、
    内燃機関と、
    星形結線された第1の多相巻線を固定子巻線として含み、前記内燃機関のクランク軸に回転軸が結合され、前記内燃機関の出力を用いて発電する第1の回転電機とを含み、
    前記電力変換部は、
    星形結線された第2の多相巻線を固定子巻線として含む第2の回転電機と、
    前記第1および第2の回転電機にそれぞれ対応して設けられる第1および第2のインバータと、
    前記電気負荷へ電力を出力するための電圧差を前記第1の多相巻線の第1の中性点と前記第2の多相巻線の第2の中性点との間に発生するように前記第1および第2のインバータを制御するインバータ制御部と、
    前記第1および第2の中性点に接続され、前記第1および第2の中性点から前記電気負荷へ電力を出力するための電力出力部とを含み、
    前記制御部は、前記第1の回転電機の発電量が前記電力変換部から前記電気負荷へ出力される電力量と略同等となるように前記第1の回転電機の発電量を制御する、請求項1に記載の電力出力装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電力出力装置を備えた車両。
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