JP2007118498A - 熱転写式プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント時にインクリボンと剥離プレートとにおいてスティックやスリップが発生することを抑制できる熱転写式プリンタを提供すること。
【解決手段】表面にインク膜が形成されたインクリボン13と、インクリボン13と印刷用紙2とを接触させた状態でインクを印刷用紙2に転写するサーマルヘッド11と、インクリボン13の裏面に接触してインクリボン13と印刷用紙2とを剥離する剥離プレート14とを備え、剥離プレート14のインクリボン24の裏面との接触面14Aに溝部が形成されており、接触面14Aの表面粗さ(Ra)が1μm以上20μm以下であり、印刷用紙2を搬送経路に沿って搬送させながら印刷用紙2に印刷する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばサーマルヘッドによりインクリボンを加熱して画像を紙面上に形成する熱転写式プリンタに関する。
従来、印刷用紙を搬送経路に沿って搬送しながら、インクリボンのインクをサーマルヘッドに設けられた発熱体を発熱させることでインクリボンに塗布されているインクを印刷用紙の印刷面に転写する熱転写式プリンタが提供されている。
このような熱転写式プリンタでは、印刷用紙とインクリボンとをサーマルヘッドによる印刷位置において重ね合わせており、印刷後に剥離プレートを用いて印刷用紙からインクリボンを剥離し、それぞれ異なる送出ローラによって搬送している。
ここで、インクリボンの裏面(サーマルヘッド側)には、インクリボンが加熱されることで摩擦係数が小さくなるバックコート剤が塗布されている。このバックコート剤により、プリント時にインクリボンがサーマルヘッドに熱融着することを防止し、インクリボンがスムーズに走行できる。一般的に、バックコート剤は、高温時に軟化してサーマルヘッドとインクリボンとの摩擦が小さくなるように調整されており、サーマルヘッドとインクリボンとの摺動性を向上させている(例えば、特許文献1参照)。
また、上述した剥離プレートは、例えばステンレスの薄板などを折り畳み、折り畳んだ際に形成された曲面をインクリボンの裏面に接触させている。なお、インクリボンと接触する接触面が折り畳み加工による伸びで表面が粗いため、接触面にはインクリボンに傷をつけないために研磨加工が施されている。
特許第3544277号公報
しかしながら、上記従来の熱転写式プリンタには、以下の課題が残されている。すなわち、上述したバックコート剤は、印刷位置においてサーマルヘッドによる加熱で高温になるが、剥離プレートによる剥離位置においてガラス転移点温度の近傍まで冷却される。このため、バックコート材の粘性が高くなって剥離プレートとの摩擦が大きくなるという問題がある。また、上述した剥離プレートには研磨加工が施されているが、粘性の高くなったインクリボンが粘着しやすくいという問題がある。さらに、これらに起因して、プリント時にインクリボンと剥離プレートとがスティック、スリップを起こすことで、印刷用紙に印刷される画像に筋状の濃淡が発生するという問題がある。
一方、剥離プレートに代えて、回転自在のローラを用いた熱転写式プリンタも提供されているが、装置が大型化したり高コスト化したりするという問題がある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、プリント時にインクリボンと剥離プレートとにおいてスティックやスリップが発生することを抑制できる熱転写式プリンタを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の熱転写式プリンタは、表面にインク膜が形成されたインクリボンと、該インクリボンと印刷用紙とを接触させた状態でインクを前記印刷用紙に転写するサーマルヘッドと、前記インクリボンの裏面に接触して該インクリボンと前記印刷用紙とを剥離する剥離部材とを備え、前記印刷用紙を搬送経路に沿って搬送させながら前記印刷用紙に印刷する熱転写式プリンタにおいて、前記剥離部材の前記インクリボンの裏面との接触面に凹凸部が形成されており、該接触面の表面粗さ(Ra)が1μm以上20μm以下であることを特徴とする。
この発明では、剥離部材の接触面に凹凸部を形成することでインクリボンとの接触面積が低減される。これにより、バックコート材の粘性が高くなっても、剥離プレートとインクリボンとの間でスティックやスリップが発生することが抑制できる。ここで、接触面の表面粗さ(Ra:算術平均粗さ)を1μm以上とすることで、剥離プレートとインクリボンとの間でスティックやスリップが発生することを十分に抑制できる。また、表面粗さ(Ra)を20μm以下とすることで、凹凸部によってインクリボンに傷がつくことを十分に防止できる。これにより、印刷用紙に印刷される画像に筋状の濃淡が発生することが抑制できる。なお、接触面の表面粗さ(Ra)は、1μm以上5μm以下であることが望ましい。これにより、インクリボンに傷がつくことをより確実に防止できる。
また、本発明の熱転写式プリンタは、前記凹凸部が、前記インクリボンの走行方向前方に向かうにしたがって、それぞれ該インクリボンの幅方向中央部から両側部に向かう少なくとも一対の溝部であることが好ましい。
この発明では、インクリボンを走行方向前方に送り出したとき、接触面との接触位置においてインクリボンの幅方向中央部から両側部にそれぞれ向かう反力が発生する。これにより、インクリボンにシワなどの変形の発生が抑制できる。
また、本発明の熱転写式プリンタは、前記凹凸部が、前記接触面にディンプル加工を施すことで形成されていることとしてもよい。
この発明によれば、接触面にディンプル加工を施して凹凸部を形成する。このようにしても、上述と同様に、印刷用紙に印刷される画像に筋状の濃淡が発生することが抑制できる。
本発明の熱転写式プリンタによれば、接触面に表面粗さ(Ra)が1μm以上20μm以下の凹凸部を形成することで、剥離プレートとインクリボンとの間でスティックやスリップが発生することやインクリボンに傷がつくことを十分に防止できる。これにより、印刷後の画像に筋状の濃淡が発生することが抑制できる。
以下、本発明にかかる熱転写式プリンタの第1の実施形態を、図1から図3を参照しながら説明する。
本実施形態における熱転写式プリンタ1は、図1に示すように、印刷用紙2がロール状に巻回された送出リール3と、印刷用紙2の搬送経路に沿って配置されたプリンタ機構4と、プリンタ機構4で印刷された印刷用紙2を切断するペーパーカッタ5とを備えている。
プリンタ機構4は、サーマルヘッド11と、サーマルヘッド11と対向配置されたプラテンローラ12と、インクリボン13と、剥離プレート(剥離部材)14とを備えている。
サーマルヘッド11とプラテンローラ12との間には、送出リール3から送り出された印刷用紙2及びインクリボン13が通される。また、サーマルヘッド11にはマトリックス状の発熱体(図示略)が設けられており、この発熱体を所定のパターンで発熱させることでサーマルヘッド11とプラテンローラ12との間に通されたインクリボン13が印刷位置において加熱される。
インクリボン13は、図3に示すように、ベースフィルムの一面である表面にイエローインクY、マゼンタインクM、シアンインクC及びラミネート材Lがインクリボン13の走行方向に沿って順にかつ繰り返し塗布されている。ここで、ベースフィルム上の各領域の間には反射型のマーキング13aが施されており、センサ16で検出されることでインクリボン13の位置決めが行われる。なお、センサ16がカラーセンサである場合には、各インク領域の色に基づいてインクリボン13の位置決めを行うことができるので、インクリボン13にマーキング13aを施さなくてもよい。これらイエローインクY、マゼンタインクM及びシアンインクCは、例えば染料系の昇華インクによって形成されている。
また、インクリボン13のベースフィルムの他面である裏面には、加熱されることで摩擦係数が小さくなるバックコート剤が塗布されている。
そして、インクリボン13は、サーマルヘッド11の発熱体とプラテンローラ12とで印刷用紙2と共に挟持された状態でサーマルヘッド11の発熱体が発熱することにより、塗布されたインクやラミネート材が昇華または溶融して印刷用紙2の印刷面に付着する。
また、インクリボン13は、リボン巻取ローラ21と、リボン送出ローラ22とにそれぞれ巻回されている。そして、インクリボン13は、リボン送出ローラ22から送り出された後、リボン搬送ローラ23、24を介してサーマルヘッド11とプラテンローラ12との間を通り、その後リボン搬送ローラ25を介してリボン巻取ローラ21で巻き取られる。
リボン巻取ローラ21の周面には、補助ローラ(図示略)及び駆動ローラ(図示略)が設けられている。そして、駆動ローラが回転することで駆動ローラの周面と接触している補助ローラが回転し、補助ローラの回転によって補助ローラの周面と接触しているリボン巻取ローラ21が回転する。これにより、リボン送出ローラ22から送り出されたインクリボン13が巻き取られる。
また、リボン送出ローラ22の周面には、その周面がリボン送出ローラ22の周面と接触する摩擦ローラ(図示略)が設けられている。この摩擦ローラは、摩擦ローラの周面とリボン送出ローラ22の周面との間に摩擦力を生じさせることでリボン送出ローラ22の回転速度を調整する。
剥離プレート14は、サーマルヘッド11の印刷位置よりもインクリボン13の走行方向前方であって走行経路における印刷位置とリボン搬送ローラ25との間に設けられており、印刷位置において重ね合わさった印刷用紙2とインクリボン13とを剥離する。また、剥離プレート14は、例えばステンレスの薄板などを折り畳むことによって構成されており、折り畳みの際に形成された曲面がインクリボン13の裏面と接触する接触面14Aとなっている。
接触面14Aには、図4に示すように、インクリボン13の走行方向前方に向かうにしたがって剥離プレート14の幅方向中央部から両側部にそれぞれ向かう溝部(凹凸部)15が複数対形成されている。
この溝部15は、例えばレーザ加工やエッチング加工、プレス加工によって上記薄板にあらかじめ形成した後、この薄板を折り畳むことによって形成されている。なお、接触面14Aにはバフ研磨などが施されており、溝部15のエッジが除去されている。また、溝部15は、深さが1μm〜20μmとなっており、接触面14Aの表面粗さ(Ra:算術平均粗さ)が1μm以上5μm以下となるように形成されている。なお、溝部15は、接触面14Aに少なくとも一対形成されていればよい。
また、送出リール3と印刷位置との間には、印刷用紙2の搬送方向に沿って順に搬送ローラ31、32が設けられている。そして、印刷位置とペーパーカッタ5との間には、印刷用紙2の搬送方向に沿って順に搬送ローラ33、34が設けられている。
次に、このように構成された熱転写式プリンタ1による印刷方法について説明する。
まず、送出リール3から印刷用紙2を搬送ローラ31、32によって搬送経路に沿って順次送り出す。そして、印刷用紙2の搬送方向先端をサーマルヘッド11とプラテンローラ12との間の印刷位置に通す。
その後、サーマルヘッド11とプラテンローラ12とで印刷用紙2及びインクリボン13を所定の圧力で挟持した状態で、インクリボン13及び印刷用紙2を送り出す。このとき、サーマルヘッド11に設けられた発熱体を所定のパターンで加熱することで、インクリボン13のイエローインクYを昇華させて印刷用紙2の印刷面にイエローインクYを付着させる。このようにして、印刷用紙2にイエローの画像を印刷する。ここで、インクリボン13の裏面に塗布されているバックコート剤により、サーマルヘッド11による加熱時にインクリボン13が上記発熱体に熱融着することが防止される。
上記発熱体による加熱と共に、上記駆動ローラを回転させることによってリボン巻取ローラ21を回転させてインクリボン13の巻き取りを行う。ここで、印刷位置において重ね合わさった印刷用紙2とインクリボン13とは、剥離プレート14によって剥離される。そして、インクリボン13は、リボン巻取ローラ21によって巻き取られる。
このとき、インクリボン13が剥離プレート14の接触面14Aと接触する位置において、上記バックコート剤がガラス転移点温度の近傍まで冷却されており、インクリボン13が接触面14Aに粘着しやすくなっている。しかし、接触面14Aに溝部15が形成されており、インクリボン13と接触面14Aとの接触面積が低減されているので、インクリボン13と接触面14Aとの間でスティックやスリップが発生することが十分に抑制されている。
また、溝部15がインクリボン13の走行方向(図4に示す矢印A1)前方に向かうにしたがって剥離プレート14の幅方向中央部から両側部にそれぞれ向かうように形成されているので、インクリボン13を走行方向前方に走行させるとインクリボン13に図4に示す矢印A2、A3方向の反力がそれぞれ発生する。これにより、インクリボン13の走行時にインクリボン13にシワなどが発生することが抑制されている。
なお、リボン送出ローラ22とリボン送出ローラ22の周面と接触している上記摩擦ローラとの摩擦力によってインクリボン13の巻取速度が調整されている。これにより、インクリボン13の安定した巻き取りが行われる。
そして、サーマルヘッド11とプラテンローラ12とによる挟持状態を解除し、リボン巻取ローラ21によるインクリボン13の巻き取りを停止する。この状態でインクリボン13のイエローインクYによる印刷分だけ印刷用紙2を搬送方向後方に戻し、再びサーマルヘッド11とプラテンローラ12とで印刷用紙2及びインクリボン13を所定の圧力で挟持する。そして、イエローインクYと同様に、サーマルヘッド11に設けられた発熱体を所定のパターンで加熱することで、インクリボン13のマゼンタインクMによってイエローの画像に重ね合わせてマゼンタの画像を印刷用紙2に印刷する。
さらに、上述と同様の手順で、シアンインクC及びラミネート剤Lの印刷を行う。
その後、プリンタ機構4によるカラー印刷及びラミネート印刷が完了した印刷用紙2は、搬送ローラ33、34によって搬送経路に沿って搬送され、ペーパーカッタ5によって印刷された画像部分が切り離される。その後、送出リール3から送り出された印刷用紙2に対して、プリンタ機構4が新たに印刷を行う。以上のようにして、印刷用紙2の印刷を行う。
このように構成された熱転写式プリンタ1によれば、剥離プレート14の接触面14Aに溝部15を形成することでインクリボン13との接触面積が低減されているので、バックコート材の粘性が高くなっても、インクリボン13との間でスティックやスリップが発生することが抑制できる。そして、接触面14Aの表面粗さ(Ra)を1μm以上5μm以下とすることで、十分にインクリボン13との接触面積を小さくすると共に、溝部15によりインクリボン13に傷がつくことを防止できる。これにより、印刷用紙2に筋状の濃淡のない画像が形成される。
また、溝部15がインクリボン13の走行方向前方に向かうにしたがって剥離プレート14の幅方向中央部から両側部にそれぞれ向かうように形成されているので、インクリボン13の走行時にインクリボン13にシワなどが発生することが抑制される。
次に、第2の実施形態について、図を参照しながら説明する。なお、ここで説明する実施形態は、その基本的構成が上述した第1の実施形態と同様であり、上述した第1の実施形態に別の要素を付加したものである。したがって、同一構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、第1の実施形態では剥離プレート14の接触面14Aに溝部15を形成しているが、第2の実施形態における剥離プレート41は接触面41Aにディンプル加工を施すことによって凹部(凹凸部)42が適宜の間隔で規則的に複数形成されている点である。
すなわち、凹部42は、上述と同様に、例えばレーザ加工やエッチング加工、プレス加工によってステンレスの薄板にあらかじめディンプル加工を施し、この薄板を折り畳むことによって形成されている。なお、剥離プレート41には、ラッピングによって凹部42のエッジが除去されている。
このように構成された剥離プレート41を備える熱転写式プリンタにおいても、上述した第1の実施形態と同様に、印刷用紙に印刷される画像に筋状の濃淡が発生することが抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、接触面に溝部や凹部を形成しているが、ステンレスの薄板にアルミナなどのセラミックスを溶射して表面をラッピングした凸部を形成することで上述した表面粗さを有する接触面としてもよい。このようにすることで、ステンレスと比較して接触面の硬度を高くすることができ、磨耗しにくくなるので、バックコート剤に研磨剤を多く含んでいるインクシートに適用することができる。
また、接触面の表面粗さ(Ra)を1μm以上5μm以下としているが、1μm以上20μm以下であればよい。
また、昇華式の熱転写式プリンタを用いたが、溶融式など他の熱転写式プリンタに適用してもよい。
また、インクリボンがベースフィルム上にイエロー、マゼンタ、シアン、黒色インク及びラミネート材を塗布した構成となっているが、例えばイエロー、マゼンタ、シアン及びラミネート材のように、他の色の組合せとしてもよく、1色のみのインクリボンとしてもよい。
また、インクリボンのイエロー、マゼンタ及びシアンインクが昇華インクによって構成されているが、溶融式など他のインクであってもよい。
また、印刷用紙の搬送経路に沿ってプリンタ機構を適宜の間隔で複数配置する構成としてもよい。ここで、複数のプリンタ機構でそれぞれ異なる色のインクを印刷用紙に転写するように構成してもよい。
この発明によれば、熱転写式プリンタに関して、プリント時にインクリボンと剥離プレートとにおいてスティックやスリップが発生することを抑制でき、産業上の利用可能性が認められる。
本発明の第1の実施形態における熱転写式プリンタを示す概略図である。 図1のプリンタ機構を示す該略図である。 図1のインクリボンを示す平面図である。 図1の剥離プレートを示す平面図である。 本発明の第2の実施形態における熱転写式プリンタが備える剥離プレートを示す平面図である。
符号の説明
1 熱転写式プリンタ
2 印刷用紙
11 サーマルヘッド
13 インクリボン
14、41 剥離プレート(剥離部材)
14A、41A 接触面
15 溝部(凹凸部)
42 凹部(凹凸部)

Claims (3)

  1. 表面にインク膜が形成されたインクリボンと、該インクリボンと印刷用紙とを接触させた状態でインクを前記印刷用紙に転写するサーマルヘッドと、前記インクリボンの裏面に接触して該インクリボンと前記印刷用紙とを剥離する剥離部材とを備え、
    前記印刷用紙を搬送経路に沿って搬送させながら前記印刷用紙に印刷する熱転写式プリンタにおいて、
    前記剥離部材の前記インクリボンの裏面との接触面に凹凸部が形成されており、該接触面の表面粗さ(Ra)が1μm以上20μm以下であることを特徴とする熱転写式プリンタ。
  2. 前記凹凸部が、前記インクリボンの走行方向前方に向かうにしたがって、それぞれ該インクリボンの幅方向中央部から両側部に向かう少なくとも一対の溝部であることを特徴とする請求項1に記載の熱転写式プリンタ。
  3. 前記凹凸部が、前記接触面にディンプル加工を施すことで形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱転写式プリンタ。
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