JP2007118465A - ハードコート層転写箔 - Google Patents

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Abstract

【課題】
透明性がよく、溶剤、機械的な摩擦、及び摩耗から画像を保護し、傷付きにくい耐久性に優れ、しかも、箔切れがよく1回で転写できるハードコート層転写箔を提供する。
【解決手段】
基材、離型層、第1ハードコート層、第2ハードコート層、及び接着層からなり、第1ハードコート層及び第2ハードコート層はウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物を含み、かつ、第1ハードコート層はさらに滑剤を含んでいることを特徴とし、上記離型層がメラミン系樹脂であり、上記第1ハードコート層の滑剤の含有割合が質量基準で0.01〜5%であり、上記第1ハードコート層と上記第2ハードコート層の合計厚味が10μm以上で、かつ厚みの割合が上記第1ハードコート層:上記第2ハードコート層=1:2〜10であり、スクラッチ強度がサファイア150g以上であることも特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハードコート層転写箔に関し、さらに詳しくは、転写画像などに優れた耐摩擦性などの耐久性や、転写画像などを偽造、変造しにくくセキュリティ性に優れるハードコート層転写箔に関するものである。
本明細書において、配合を示す「比」、「部」、「%」などは特に断わらない限り質量基準であり、「/」印は一体的に積層されていることを示す。
(主なる用途)本発明のハードコート層転写箔を用いて、支持体へハードコート層を転写したを媒体の用途としては、例えばクレジットカ−ド、キャッシュカ−ド、IDカ−ドなどのカード類、パスポート、会員証、免許証、あるいは預金通帳、などの冊子類の、昇華性染料の顔写真に代表される個人識別用情報などを記録された媒体などのセキリティ性を求められる媒体に好適に使用できる。しかしながら、表面に耐久性を必要とする用途であれば、特に限定されるものではない。
(背景技術)簡便な印刷方法として熱転写方法が広く使用される様になった。これらの熱転写方法では、各種の画像が簡便に形成されるので、印刷枚数が比較的少なくてもよい印刷物、例えば、身分証明書等のIDカードの作成等に利用される様になっている。又、顔写真等の如くカラー画像が好ましい場合には、連続した基材フイルム上に、例えば、イエロー、マゼンダ及びシアン(更に必要に応じてブラック)の着色熱転写層を面順次に繰返し多数設けた長尺熱転写フイルムを用いる熱転写方法が行なわれている。この様な熱転写フイルムは大別すると、それらの熱転写層が加熱によって軟化して画像状に被熱転写材に熱転写される、所謂溶融転写タイプの熱転写フイルムと、加熱によって熱転写層中の染料が昇華(熱移行)して染料のみが画像状に被熱転写材上に熱転写する、所謂昇華タイプの熱転写フイルムとに大別される。以上の如き熱転写フイルムで、身分証明書等のIDカードを作成する場合、溶融転写タイプの熱転写フイルムの場合は、文字や数字等の如き画像の形成は容易であるが、これらの画像は耐久性、特に耐摩擦性が劣るという欠点がある。一方、昇華転写型の熱転写フイルムの場合には、顔写真等の階調性画像を形成することが出来るが、形成された画像は通常の印刷インキとは異なり、ビヒクルが無い為、耐光性、耐候性、耐摩擦性等の耐久性に劣るという問題がある。上記問題を解決する方法として、透明樹脂層や硬化樹脂層のどの保護層(本発明のハードコート層に相当する)を転写する方法が多数提案されている。しかしながら、画像は最表面に存在する為、長期間の間には機械的な摩擦、溶剤やその他の薬品或は環境の影響を受け経時的に耐久性が低下し、また、極めて過酷な環境で使用されるガソリンスタンドカードや工事現場カード、及び、使用期限がなかったり、長期にわたる入退室カードやポイントカード、金融機関などの多数のセキュリティ管理された部屋への入退室を繰り返す入退室カードなどが増加しており、未だ充分な耐久性が得られていない。しかしながら、保護層を厚くすると箔切れが著しく悪くなるので、2回重ねて転写したりしている。
従って、ハードコート層(保護層)転写箔は、極めて過酷な環境での使用、使用期限がなかったり、長期にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用などでも、透明性がよく、溶剤、機械的な摩擦、及び摩耗から画像を保護し、傷付きにくい耐久性に優れ、しかも、箔切れがよく1回で転写できることが求められている。
(先行技術)従来、社員証カードの顔写真画像の表面の摩耗性などの耐久性を高めるために、剥離層を有する支持体から、少なくとも、剥離層、特定樹脂の硬化層、光学変化素子層、中間層、接着層を、顔写真上へ転写することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
本出願人も、熱転写画像等に耐光性、耐摩擦性、耐可塑剤性、耐薬品性等の各種耐久性を付与できる保護層転写フィルムとして、基材フィルム/透明性樹脂層/極性基を有する成分を含有するアクリル系共重合樹脂で、且つ帯電防止性を有する樹脂で構成した耐可塑剤性樹脂層/熱接着性樹脂層の順に積層した積層体を開示している(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、本出願人は、熱転写画像の各種耐久性、特に耐薬品性、耐光性及び耐候性等が長期間維持される保護層転写フイルムとして、基材フイルム/透明樹脂層(剥離可能)/耐薬品性付与層、紫外線遮断層及びセキュリティ層のうちの少なくとも1層が設けられているものを開示している(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、上記いずれでも、画像表面の耐久性が厳しい使用条件下では未だ不足しているという問題点がある。
特開2001−138674号公報 特開平07−156567号公報 特開平05−330259号公報
そこで、本発明はこのような問題点を解消するためになされたものである。その目的は、透明性がよく、溶剤、機械的な摩擦、及び摩耗から画像を保護し、傷付きにくい耐久性に優れ、しかも、箔切れがよく1回で転写できるハードコート層転写箔を提供することである。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係わるハードコート層転写箔は、基材と、該基材の一方の面へ、少なくとも離型層、第1ハードコート層、第2ハードコート層、及び接着層を積層したハードコート層転写箔において、第1ハードコート層及び第2ハードコート層は(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物を含み、かつ、第1ハードコート層はさらに滑剤を含んでいるように、したものである。
請求項2の発明に係わるハードコート層転写箔は、上記第2ハードコート層と接着層との間に、紫外線吸収層を有するように、したものである。
請求項3の発明に係わるハードコート層転写箔は、上記離型層がメラミン系樹脂であるように、したものである。
請求項4の発明に係わるハードコート層転写箔は、上記第1ハードコート層の滑剤の含有が質量基準で、電離放射線硬化樹脂100に対して、滑剤0.01〜10であるように、したものである。
請求項5の発明に係わるハードコート層転写箔は、上記第1ハードコート層と上記第2ハードコート層の合計厚味が10μm以上で、かつ厚みの割合が上記第1ハードコート層:上記第2ハードコート層=1:2〜10であるように、したものである。
請求項6の発明に係わるハードコート層転写箔は、スクラッチ強度がサファイア150g以上であるように、したものである。
請求項1の本発明によれば、極めて過酷な環境での使用、使用期限がなかったり、長期にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用などでも、透明性がよく、溶剤、機械的な摩擦、及び摩耗、特に引掻きから画像を保護し、傷付きにくい耐久性に優れ、しかも、箔切れがよく1回で転写できるハードコート層転写箔が提供される。
請求項2の本発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、紫外線からも画像を保護し、画像を退色しにくくさせるハードコート層転写箔が提供される。
請求項3〜5の本発明によれば、転写時に箔切れがよりよく、厚いハードコート層でも1回の転写操作で容易に転写させることができるハードコート層転写箔が提供される。
請求項6の本発明によれば、極めて過酷な環境、長期にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用でも、画像を保護し耐久性に優れるハードコート層転写箔が提供される。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施例を示すハードコート層転写箔の断面図である。
図2は、本発明のハードコート層転写箔を用いて、支持体へ転写し画像を保護した状態を示す断面図である。
(ハードコート層転写箔)本発明のハードコート層転写箔10は、図1に示すように、基材11と、該基材11の一方の面へ、少なくとも離型層13、第1ハードコート層15、第2ハードコート層17、紫外線吸収層21(必要に応じて)、及び接着層19が積層されている。第1ハードコート層15と第2ハードコート層17に、後述する材料、滑剤の添加、厚味の割合比を制御することで、課題を解消することができた。図2は、本発明のハードコート層転写箔10を用いて、第1ハードコート層15、第2ハードコート層17、紫外線吸収層21(必要に応じて)、及び接着層19を、支持体101に形成された画像105の表面へ転写した状態を示す。第1ハードコート層15及び第2ハードコート層17が最表面に位置し、両者が画像を保護し耐久性を高める。
(基材)基材11としては、耐熱性、機械的強度、製造に耐える機械的強度、耐溶剤性などがあれば、用途に応じて種々の材料が適用できる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ナイロン6などのポリアミド系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂、ポリメタアクリレート、ポリメチルメタアクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリカーボネート、高衝撃ポリスチレンなどのスチレン系樹脂、セロファン、セルロースアセテートなどのセルロース系フィルム、ポリイミドなどのイミド系樹脂などがある。好ましくは、耐熱性、機械的強度の点で、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂のフィルムで、ポリエチレンテレフタレートが最適である。該基材の厚さは、通常、2.5〜50μm程度が適用できるが、4〜25μmが転写性の点で好ましい。
該基材は、これら樹脂を主成分とする共重合樹脂、または、混合体(アロイを含む)、若しくは複数層からなる積層体であっても良い。また、該基材は、延伸フィルムでも、未延伸フィルムでも良いが、強度を向上させる目的で、一軸方向または二軸方向に延伸したフィルムが好ましい。該基材は、これら樹脂の少なくとも1層からなるフィルム、シート、ボード状として使用する。該基材は、塗布に先立って塗布面へ、コロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理、フレーム処理、プライマー(アンカーコート、接着促進剤、易接着剤とも呼ばれる)塗布処理、予熱処理、除塵埃処理、蒸着処理、アルカリ処理、などの易接着処理を行ってもよい。また、必要に応じて、充填剤、可塑剤、着色剤、帯電防止剤などの添加剤を加えても良い。
(離型層)離型層13としては、離型性樹脂、離型剤を含んだ樹脂、電離放射線で架橋する硬化性樹脂などが適用できる。離型性樹脂は、例えば、弗素系樹脂、シリコーン、メラミン系樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、繊維素系樹脂などである。離型剤を含んだ樹脂は、例えば、弗素系樹脂、シリコーン、各種のワックスなどの離型剤を、添加または共重合させたアクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、繊維素系樹脂などである。好ましくはメラミン系樹脂であり、後述する第1ハードコート層15と組合わせることで、離型層13と第1ハードコート層15と間の剥離が安定し、転写時の箔切れ性を著しく向上させることができる。
離型層13の形成は、該樹脂を溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート、グラビアコートなどの公知のコーティング方法で、塗布し乾燥すればよい。また、要すれば、温度30℃〜120℃で加熱乾燥、あるいはエージング、または電離放射線を照射して架橋させてもよい。離型層13の厚さとしては、通常は0.01μm〜5.0μm程度、好ましくは0.5μm〜3.0μm程度である。
(第1ハードコート層)第1ハードコート層15としては、(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物、及び滑剤を含ませる。前記ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂(本明細書では電離放射線硬化性樹脂組成物Mと呼称する)は、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物、具体的には、特開2001−329031号公報で開示されている光硬化性樹脂などが例示できる。
さらに好ましくは、電離放射線硬化性樹脂組成物Mへ反応性シリコーンも含ませ、紫外線などにより硬化物させればよい。
(反応性シリコーン)反応性シリコーンとしては、電離放射線で硬化時に樹脂と反応し結合して一体化するもので、アクリル変性、メタクリル変性、又はエポキシ変性などで変性した反応性シリコーンが適用でき、該反応性シリコーンを含有させる質量基準での割合としては「電離放射線硬化性樹脂組成物M」100に対して、0.1〜10部程度、好ましくは0.3〜5部である。この範囲未満では離型層との剥離が不十分であり、また、この範囲を超えては離型層との密着性が低く、製造中に剥離し製造不可能である。反応性シリコーンを加えることで、第1ハードコート層15が破断しやすくなり、箔切れ性を向上させることができる。
(滑剤)滑剤としては、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリエチレン素系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂などの高分子系で、球形ビーズが挙げられるが、好ましくは、ポリエチレンワックスの球状ビーズである。但し、滑剤を添加すると、箔切れ性は低下するので、その添加量は、電離放射線硬化樹脂100質量部に対して、0.01〜10質量部程度、好ましくは0.1〜5質量部とする。
(第1ハードコート層の形成)第1ハードコート層15の形成は、上記の電離放射線硬化性樹脂、反応性シリコーン、及び滑剤、必要に応じて光重合開始剤、可塑剤、安定剤、界面活性剤等を加え、溶媒へ分散または溶解して、ロールコート、グラビアコート、コンマコート、ダイコートなどの公知のコーティング方法で塗布し乾燥するか、乾燥、若しくは乾燥した後のエージング(硬化)処理、又は電離放射線で反応(硬化)させればよい。
第1ハードコート層15の厚さは、通常は1〜10μm程度、好ましくは2〜6μmであるが、滑性を向上させるために、滑剤の直径より小さく、滑剤の頭部が第1ハードコート層15の表面より突出しているようにする。第1ハードコート層15の厚さと滑剤の直径は、第1ハードコート層15の表面に滑剤の頭部が突出するように、上記の範囲で調整すればよい。
このように、第1ハードコート層15を少なくとも「電離放射線硬化性樹脂組成物M」と反応性シリコーンの硬化物、及び滑剤とすることで、次の作用効果を兼ねさせることができるのである。(1)電離放射線硬化前の塗布状態のホログラム層塗膜は指乾状態でべとつかず、ブロッキングせずに巻き取ることができるので、ロールツーロール加工ができ、製造が容易であり、コストも低い。(2)第1ハードコート層15が破断しやすくなり、第1ハードコート層15と一体的に接着している第2ハードコート層17とともに破断させることで、箔切れ性を著しく向上できる。(3)転写後は、画像を有する支持体の最表面へ位置し、機械的及び/又は化学的な環境から耐久性を発現する。
(第2ハードコート層)第2ハードコート層17としては、第1ハードコート層15と同様の(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂、好ましくは反応性シリコーンを含んだ硬化物を含むが、滑剤は含ませない。電離放射線硬化性樹脂、反応性シリコーンは、第1ハードコート層15と同様なものが例示でき、同じものを用いるのが、第1ハードコート層15と第2ハードコート層17とを一体的に接着しやすい点で好ましい。第2ハードコート層17の形成は第1ハードコート層15と同様でよく、厚味が厚いときには、複数回に分けて形成してもよい。
(滑剤の有無)第2ハードコート層17へ滑剤を含ませると箔切れ性が極端に悪くなるので、1回の転写操作で、第1ハードコート層15と第2ハードコート層17との両方を転写することができなくなってしまう。また同様の理由で、第1ハードコート層15へ含ませる滑剤の割合も前述に制限し、さらに、第1ハードコート層15と第2ハードコート層17の厚味比、それぞれの厚味、合計厚味も制限することで、容易に転写することができる。
(ハードコート層の厚味、厚味比)また、第1ハードコート層15の厚さは通常1〜10μm程度、好ましくは2〜6μmであり、第2ハードコート層15の厚さは通常4〜50μm程度、好ましくは8〜30μmである第1ハードコート層15と第2ハードコート層17の厚味の比は、第1ハードコート層:第2ハードコート層=1:2〜10であるようにすることで、剥離がよく、箔切れがよく、第1ハードコート層15と第2ハードコート層17とを1回の転写操作で転写することができる。なお、第1ハードコート層:第2ハードコート層=1:10超過でも機能はするが、コストが高くなる。第1ハードコート層15と第2ハードコート層17の合計厚味が10μm以上で、好ましくは15μm以上であるようにすることで耐久性が高まり、極めて過酷な環境での使用、使用期限がなかったり、長期にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用などでも、化学的機械的な外力から画像を保護できるハードコート層転写箔が得られる。
(紫外線吸収層)紫外線吸収層21は必要に応じて、第2ハードコート層17と接着層19との間に設ければよく、また、必要に応じて他の層を設けてもよい。紫外線吸収層21を設けることで、特に昇華転写型インクリボンを用いて形成した顔写真などの画像は主に耐光性の悪い染料で構成されているが、耐光性を向上させ長期間にわたって画像を維持できる。紫外線吸収層21としては、バインダ中へ、ベンゾトリアゾール類、ベンゾフェノン類、置換オキザニリド類、シアノアクリレート類、又はトリアリールトリアジン類などの紫外線吸収剤を含む組成物へ、必要に応じて硬化剤、光重合開始剤、可塑剤、安定剤、界面活性剤等を加え、溶媒へ分散または溶解して、ロールコート、グラビアコート、コンマコート、ダイコートなどの公知のコーティング方法で塗布し乾燥するか、乾燥、若しくは乾燥した後のエージング(硬化)処理、又は電離放射線で反応(硬化)させればよい。
(接着層)接着層19としては、公知の加熱されると溶融または軟化して接着効果を発揮する感熱接着剤が適用でき、具体的には、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂などが挙げられる。該接着層19には、マイクロシリカなどのフィラーを含むことが、箔切れ性の点で好ましい。また、接着層19の樹脂としては、95℃程度の低温で溶融接着し、60℃程度になると固化して接着する融点が60〜95℃ものが好ましい。融点が上記範囲未満であると、支持体との接着性が不十分であり、形成された画像を使用する温度が制限される。また、融点が上記範囲を越えるとサーマルヘッドによる加熱では転写性が不十分となり、又、ハードコート層の箔切れ性が低下し、解像性の良い転写が困難となる。該材料樹脂を溶剤に溶解または分散させて、適宜顔料などの添加剤を添加して、公知のロールコーティング、グラビアコーティング、コンマコーティングなどの方法で塗布し乾燥させて、厚さ1〜30μmの層を得る。
(転写)このようにして得られた本発明のハードコート層転写箔10を用いて、図2のように、第1ハードコート層15、第2ハードコート層17、紫外線吸収層21(必要に応じて)、及び接着層19を、支持体101に形成された画像105の表面へ転写する。
第1ハードコート層15及び第2ハードコート層17が最表面に位置し、両者が画像を保護し耐久性を高める。転写時には離型層13と第1ハードコート層15との間で剥離するが、若干離型層13の1部が第1ハードコート層15へ移行する場合もあるが、本発明の範囲内である。
(転写法)支持体101への形成方法としては、公知の転写法でよく、例えば、熱刻印によるホットスタンプ(箔押)、熱ロールによる全面又はストライプ転写、サーマルヘッド(感熱印画ヘッド)によるサーマルプリンタ(熱転写プリンタともいう)などの公知の方法が適用できる。スポット状、文字、数字、イラストなどの任意の形状を転写してもよい。異なる任意の形状を連続操作できたり、オンデマンドで印画できるサーマルプリンタが好ましい。
また、背景技術で説明したように、極めて過酷な環境での使用、長期にわたる使用期限、及び/又は多数回の繰り返し使用などでは、未だ充分な耐久性が得られていなかった。保護層(本発明のハードコート層)を厚くすればよいが、厚くすると箔切れが著しく悪くなるので、保護層を2回重ねて転写していた。本発明のハードコート層転写箔10によれば、画像の保護性の高い第1ハードコート層15及び第2ハードコート層17を、厚さが厚くても剥離性及び箔切れ性がよく、1回で転写することができる。第1ハードコート層15及び第2ハードコート層17は、画像の表面に存在し、機械的化学的な損傷から長期間にわたって保護し、極めて過酷な環境で使用されるガソリンスタンドカードや工事現場カード、及び、使用期限がなかったり、長期にわたる入退室カードやポイントカード、金融機関などの多数のセキュリティ管理された部屋への入退室を繰り返す入退室カードなどのも使用することができる。
(支持体)支持体101としては、特に限定されず、例えば天燃繊維紙、コート紙、トレーシングペーパー、転写時の熱で変形しないプラスチックフイルム、ガラス、金属、セラミックス、木材、布あるいは染料受容性のある媒体等いずれのものでもよい。また、支持体101の媒体はその少なくとも1部が、画像、着色、印刷、その他の加飾が施されていてもよい。なお、図2では昇華転写タイプの熱転写方法による画像で、受像層103へ形成した画像を例示しているが、受像層103の有無には限定されない。
(画像)特に好ましい画像105としては、耐久性に劣る画像で、例えば、イエロー、マゼンダ及びシアン(更に必要に応じてブラック)の着色熱転写層を面順次に繰返し多数設けた長尺熱転写フイルムを用いる、溶融転写タイプ、昇華転写タイプの熱転写方法による画像である。該画像は、身分証明書等のIDカードを作成する場合、溶融転写タイプの場合は、文字や数字等の如き画像の形成は容易であるが、これらの画像は耐久性、特に耐摩擦性が劣るという欠点がある。一方、昇華転写タイプの場合には、顔写真等の階調性画像を形成することが出来るが、形成された画像は通常の印刷インキとは異なり、ビヒクルが無い為、耐光性、耐候性、耐摩擦性等の耐久性に劣るという問題がある。該画像は、本発明のハードコート層転写箔10を用いて表面へ転写することで、第1ハードコート層15及び第2ハードコート層17が最表面に位置し、両者が画像を保護し耐久性を高める。
(耐久性)第1ハードコート層15の鉛筆硬度試験は、JIS−K5400に準拠して測定し、H以上の硬度を有していた。また、第1ハードコート層15及び第2ハードコート層17のスクラッチ強度は、表面の充分な耐摩擦性の点から、サファイア150g以上、好ましくは200g以上である。なお、スクラッチ強度の測定方法は、23℃、55%RHの条件下で24時間調湿した試料に対して、耐摩耗性試験機(HEIDON−18)を用い、0.8mmφサファイア針を直角にあてがい、サファイア針に掛かる荷重を0gから200gまで徐々に増加させ、60cm/minで試料表面を摺動して移動させながら、表面に傷が付き始める時の荷重の測定を行った。荷重が大きいほど良好であることを表す。
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明するが、これに限定されるものではない。
(実施例1)基材11として厚さ25μmのPETフィルムを用い、該基材11の一方の面へ、グラビアコート法で、メラミン樹脂塗工液を乾燥後1μmになるように塗布し乾燥して離型層13を形成した。
該離型層13面へ、下記の電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが4μmになるように、塗工し100℃で乾燥させて、高圧水銀灯を用いて紫外線を照射して硬化させて、第1ハードコート層層15を形成した。
・<電離放射線硬化性樹脂組成物の作製手順>
まず、反応性生物(A)は以下の手順で、生成した。撹拌機、還流冷却器、滴下漏斗及び温度計を取り付けた反応器に、酢酸エチル206.1g及びイソホロンジイソシアネートの三量体(HULS社製品、VESTANAT T1890、融点110℃)133.5gを仕込み、80℃に昇温して溶解させた。溶液中に空気を吹き込んだのち、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.38g、ペンタエリスリトールトリアクリレート(大阪有機化学工業社製品、ビスコート300)249.3g及びジブチル錫ジラウレート0.38gを仕込んだ。80℃で5時間反応させたのち酢酸エチル688.9gを添加して冷却した。
該反応生成物(A)と、造膜性樹脂(アクリル系オリゴマー)、反応性シリコーン、光重合開始剤、及び溶媒を下記の組成で配合して電離放射線硬化性樹脂組成物を調製した。
・<電離放射線硬化性樹脂組成物>
反応性生物(A) 30質量部
反応性シリコーン(信越化学社製、商品名X−22−3056) 0.2質量部
ポリエチレンワックス(平均粒径5μm) 0.3質量部
光重合開始剤(チバ社製、商品名イルガキュア907) 0.9質量部
溶媒(酢酸エチル:メチルイソブチルケトン=1:1) 70質量部
次に、該第1ハードコート層面へ、下記の電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが6μmになるように、塗工し100℃で乾燥させて、高圧水銀灯を用いて紫外線を照射して硬化させた。
・<電離放射線硬化性樹脂組成物>
反応性生物(A) 30質量部
反応性シリコーン(信越化学社製、商品名X−22−3056) 0.2質量部
光重合開始剤(チバ社製、商品名イルガキュア907) 0.9質量部
溶媒(酢酸エチル:メチルイソブチルケトン=1:1) 70質量部
さらに、同じ電離放射線硬化性樹脂組成物をグラビアリバースコーターで乾燥後の塗布厚さが6μmになるように、塗工し100℃で乾燥させて、高圧水銀灯を用いて紫外線を照射して硬化させて、2回塗布の合計厚さが12μmの第2ハードコート層17を形成した。
次に、該第2ハードコート層17面へ、紫外線吸収層組成物としてUVA(昭和インク工業所社製、商品名)をグラビアコーターで乾燥後の塗布厚さが2μmになるように、塗工し100℃で乾燥させて、紫外線吸収層21を形成した後に、50℃で1週間エージングした。
次に、該紫外線吸収層21面へ、下記の接着層組成物をグラビアコーターで乾燥後の塗布厚さが2μmになるように、塗工し100℃で乾燥させて、接着層19を形成して、実施例1のハードコート層転写箔10を得た。
・<接着層組成物>
ポリエステル樹脂P−170(日本合成化学社製、商品名) 25質量部
マイクロシリカ 1質量部
溶媒(酢酸エチル:トルエン=1:1) 75質量部
(実施例2)第1ハードコート層15として、下記の電離放射線硬化性樹脂組成物を用い、乾燥後の塗布厚さが2μmで、第2ハードコート層17の厚さを10μmとする以外は実施例1のと同様にして、ハードコート層転写箔10を得た。
・<電離放射線硬化性樹脂組成物>
反応性生物(A) 30質量部
反応性シリコーン(信越化学社製、商品名X−22−3056) 0.2質量部
ポリエチレンワックス(平均粒径3μm) 0.2質量部
光重合開始剤(チバ社製、商品名イルガキュア907) 0.9質量部
溶媒(酢酸エチル:メチルイソブチルケトン=1:1) 70質量部
(比較例1)第1ハードコート層15の組成物にポリエチレンワックスを用いない以外は実施例1のと同様にして、ハードコート層転写箔10を得た。
(比較例2)第2ハードコート層15の組成物にポリエチレンワックス1%を追加する以外は実施例1のと同様にして、ハードコート層転写箔10を得た。
(比較例3)第1ハードコート層15の厚さを8μmと第2ハードコート層17の厚さを8μmとする以外は実施例1のと同様にして、ハードコート層転写箔10を得た。
(評価)評価は支持体への転写試験で行った。転写試験は、支持体101としてポリ塩化ビニール製のクレジットカード仕様のカードを用い、該支持体101の表面へ、FARGO製のカード用プリンタHDP820で、カラー昇華性インクリボンを用いて顔写真を印画した後に、同じくFARGO製のカード用プリンタHDP820で、実施例及び比較例のハードコート層転写箔10の接着層19面を重ねて熱転写し、離型層13、第1ハードコート層15、第2ハードコート層17、及び接着層19がカードへの転写状況を観察した。
(評価結果)実施例1〜2では、転写時の剥離性もよく、箔切れ性もよく、正常に転写できた。比較例1では剥離性が悪く剥離しにくく、転写時にバリが発生して正常に転写できなかった。比較例2では剥離性はよいが、箔切れが悪く糸引きが発生し、また転写された部分にはワックスによるブツブツ状の凹凸が発生した。比較例3も箔切れが悪かった。
また、実施例1〜2の第1ハードコート層15面の鉛筆硬度試験を、JIS−K−5400に準拠して測定したところ、2H以上の硬度を有していた。さらに、実施例1〜2の第1ハードコート層15面のスクラッチ強度はサファイア200g以上であり、充分な耐久性を有していた。
本発明の1実施例を示すハードコート層転写箔の断面図である。 本発明のハードコート層転写箔を用いて、支持体へ転写し画像を保護した状態を示す断面図である。
符号の説明
10:ハードコート層転写箔
11:基材
13:離型層
15:第1ハードコート層
17:第2ハードコート層
19:接着層
21:紫外線吸収層
101:支持体
103:受像層
105:画像

Claims (6)

  1. 基材と、該基材の一方の面へ、少なくとも離型層、第1ハードコート層、第2ハードコート層、及び接着層を積層したハードコート層転写箔において、第1ハードコート層及び第2ハードコート層は(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物を含み、かつ、第1ハードコート層はさらに滑剤を含んでいることを特徴とするハードコート層転写箔。
  2. 上記第2ハードコート層と接着層との間に、紫外線吸収層を有することを特徴とする請求項1記載のハードコート層転写箔。
  3. 上記離型層がメラミン系樹脂であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のハードコート層転写箔。
  4. 上記第1ハードコート層の滑剤の含有が質量基準で、電離放射線硬化樹脂100に対して、滑剤0.01〜10であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のハードコート層転写箔。
  5. 上記第1ハードコート層と上記第2ハードコート層の合計厚味が10μm以上で、かつ厚みの割合が上記第1ハードコート層:上記第2ハードコート層=1:2〜10であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のハードコート層転写箔。
  6. スクラッチ強度がサファイア150g以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のハードコート層転写箔。
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