JP2007116473A - 電圧制御発振器、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器 - Google Patents

電圧制御発振器、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007116473A
JP2007116473A JP2005306247A JP2005306247A JP2007116473A JP 2007116473 A JP2007116473 A JP 2007116473A JP 2005306247 A JP2005306247 A JP 2005306247A JP 2005306247 A JP2005306247 A JP 2005306247A JP 2007116473 A JP2007116473 A JP 2007116473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
controlled oscillator
capacitor
variable capacitance
voltage controlled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005306247A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Oiwa
浩二 大岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005306247A priority Critical patent/JP2007116473A/ja
Publication of JP2007116473A publication Critical patent/JP2007116473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

【課題】発振を安定させながら、周波数可変範囲を拡大することができる電圧制御発振器を提供する。
【解決手段】発振用トランジスタQ1のコレクタとエミッタとの間にコンデンサC2を設け、発振用トランジスタQ1のベースに結合されたコイルL1を設けた電圧制御発振器1aであって、発振用トランジスタQ1のベースとエミッタとの間に、発振用トランジスタQ1のベースに対してコイルL1と並列に配置される可変容量ダイオードD2を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧制御により発振周波数を変化させる事ができる電圧制御発振器、及びこれを用いた、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器に関するものである。
電圧制御発振器は、電圧制御により発振周波数を変化させる事ができる発振回路であり、Voltage Control Oscillatorの頭文字を取って、VCOとも呼ばれている。コルピッツ型電圧制御発振器は、従来から広く使われている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
図9は、従来の電圧制御発振器90の構成を示す回路図である。電圧制御発振器90は、発振用トランジスタQ91を備えている。発振用トランジスタQ91のコレクタとエミッタとの間に、コンデンサC92が設けられている。発振用トランジスタQ91のベースとエミッタとの間には、コンデンサC93が設けられている。発振用トランジスタQ91のベースに、コイルL91がコンデンサC91を介してコンデンサC93と並列に結合されている。コイルL91のコンデンサC91と反対側に同調用可変容量ダイオードD91が接続され、同調用可変容量ダイオードD91のコイルL91と反対側はグランドに接地されている。同調用可変容量ダイオードD91は、その両端にかかる電位差に応じて容量が変化する素子であり、抵抗R91を介して印加される電圧VTに応じて容量が変化する。抵抗R91は、端子に印加される電圧VTを同調用可変容量ダイオードD91に供給する。抵抗R91の抵抗値は、回路のQが下がらない程度に大きい値である。
発振用トランジスタQ91のコレクタとベースとの間には、コイルL92と抵抗R92とが直列に設けられている。コイルL92は、端子に印加される電源電圧Vccを発振用トランジスタQ91に供給する。コイルL92のインダクタンスは、回路のQが下がらない程度に大きい値である。
発振用トランジスタQ91のコレクタには、コンデンサC94の一端が結合されており、コンデンサC94の他端は接地されている。コンデンサC91・C94は、直流をカットするコンデンサであり、発振用トランジスタQ91のバイアスが変化しないように挿入されている。
発振用トランジスタQ91のベースには、抵抗R93の一端が抵抗R92と並列に結合されており、抵抗R93の他端は接地されている。発振用トランジスタQ91のエミッタには、抵抗R94の一端が結合されており、抵抗R94の他端は接地されている。抵抗R92・R93・R94は、発振用トランジスタQ91のバイアス抵抗である。
発振用トランジスタQ91のコレクタには、コンデンサC95がコイルL92と並列に結合されている。コンデンサC95は、電圧制御発振器90が後段の回路の影響を受けないように直流をカットするコンデンサである。
発振用トランジスタQ91のコレクタとエミッタとの間のコンデンサC92、ベースとエミッタとの間のコンデンサC93、及びコイルL91により、コルピッツ型電圧制御発振器を構成する。電圧VTに応じて同調用可変容量ダイオードD91の容量が変化すると、コイルL91に直列に結合される容量が変化し、これにより、コルピッツ型電圧制御発振器90の発振周波数を変化させることができる。
通常、可変容量ダイオードは両端にかかる電位差が大きくなると容量が小さくなるため、電圧VTを大きくすると同調用可変容量ダイオードD91の容量は小さくなり、この電圧制御発振器90の発振周波数は上がる。また逆に、電圧VTを小さくすると同調用可変容量ダイオードD91の容量は大きくなり、この発振回路の発振周波数は下がる。これにより、外部からの電圧VTの変化により、VCO90の発振周波数を任意に可変することが可能となる。
特開2001−244736号公報(平成13年9月7日(2001.9.7)公開) 特開平2−285808号公報(平成2年(1990)11月26日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、発振を安定させながら、周波数可変範囲を拡大することが困難であるという問題を生じる。以下、詳細に説明する。
VCO回路の性能の一つとして周波数可変範囲というものがある。図9に示すVCO90を例にして説明すると、周波数可変範囲とは、電圧VTの一定の変化に対して、発振周波数をどの程度変化させることができるかという性能である。ノイズや発振の安定性などの他の性能の兼ね合いもあり、一概には言えないが、周波数可変範囲は大きい方が好まれることが多い。
周波数可変範囲を大きくするためには、同調用可変容量ダイオードD91に容量変化比の高い可変容量ダイオードを用いればよい。しかしながら、容量変化比の高い可変容量ダイオードは、通常、直列等価抵抗値が高いので、安定した発振をさせにくくなる。このため、容量変化比の高い可変容量ダイオードに単純に置き換えることは出来ないし、技術的にも容量変化比を増大させることには限度がある。また、容量変化比の高い可変容量ダイオードは、価格も高価でありその点でも不利となる。
コイルL91、同調用可変容量ダイオードD91と直列に接続されているコンデンサC91、コンデンサC94の容量を大きくしても、周波数可変範囲に多少の効果を得ることは出来るが限度があり、それほど効果的ではない。
周波数可変範囲を広く取れない阻害要因として、発振用トランジスタのベース‐エミッタ間の容量(図9ではコンデンサC93)がある。このコンデンサC93はコルピッツ型の発振回路に必要不可欠な素子であるが、このコンデンサC93が等価的には同調用可変容量ダイオードD91に並列に接続される形となるので、同調用可変容量ダイオードD91の容量変化を少なくしてしまう。図9のような従来の構成であると、周波数可変範囲を大きくするためにコンデンサC91・C94の容量を大きくすると、逆にコンデンサC93の可変容量ダイオードD91に対する影響が大きくなってしまい、可変容量ダイオードD91の変化範囲が狭まり、結果としてほとんど効果の無い対策となってしまう。即ち、可変容量ダイオードD91と等価的に並列に接続される容量が大きくなり、周波数変化範囲が狭まってしまう。
発振用トランジスタQ91のベース‐エミッタ間の容量(図9ではコンデンサC93)を小さくすると、この影響は少なくなるが、こんどはコルピッツ型の発振回路を構成できなくなり発振が安定せず、最終的には発振停止に陥るという問題が生じる。
上記対策を組み合わせれば周波数可変範囲はある程度までは広く取ることは出来るが、より周波数可変範囲を広く取れるVCO回路を作ることは困難であった。
現在、環境を考えた製品が主流になっていく上で、より小さい電圧・より小さい電圧変化で充分な周波数可変範囲のとれるVCO回路を作ること急務である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、発振を安定させながら、周波数可変範囲を拡大することができる電圧制御発振器、及びこれを用いた受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器を提供することにある。
本発明に係る電圧制御発振器は、上記課題を解決するために、発振用トランジスタのコレクタとエミッタとの間に第1コンデンサを設け、前記発振用トランジスタのベースに結合された第1コイルを設けた電圧制御発振器であって、前記発振用トランジスタの前記ベースと前記エミッタとの間に、前記発振用トランジスタの前記ベースに対して前記第1コイルと並列に配置される第1可変容量ダイオードを1個以上設けたことを特徴とする。
この特徴によれば、発振用トランジスタのベースとエミッタとの間に、発振用トランジスタのベースに対して第1コイルと並列に配置される第1可変容量ダイオードを1個以上設けたので、発振用トランジスタのベースとエミッタとの間の容量を、発振周波数が低い領域では大きくし、発振周波数が高い領域では小さくすることができる。このため、発振周波数が低い領域では、ベース−エミッタ間の容量を大きくして発振を安定させることができ、発振周波数が高い領域では、ベース−エミッタ間の容量を小さくして周波数可変範囲を広くとることができる。その結果、発振周波数が低い領域において容量を小さくすることに起因して生じる発振停止の弊害を防止して発振を安定させながら、発振周波数が高い領域において周波数可変範囲を拡大することができる。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記第1コイルに対して直列に第2可変容量ダイオードを複数個設けることが好ましい。
上記構成によれば、第1コイルに直列に連結された容量を変化させることができ、これらの第1コイルと容量とによって構成されるコルピッツ型発振回路の周波数を変化させることができる。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記発振用トランジスタと前記第1コンデンサとの間にバッファ用トランジスタを設けることが好ましい。
上記構成によれば、後段の回路からの影響をバッファ用トランジスタによって吸収できるので、発振用トランジスタが後段の回路からの影響を受けない。このため、電圧制御発振器が、外部からの影響を受け難くなり発振停止し難く、電圧制御発振器の発振安定性を向上させることができる。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記第1可変容量ダイオードを複数個設けることが好ましい。
上記構成によれば、第1可変容量ダイオードを互いに並列に設けることにより、可変容量ダイオードの等価直列抵抗値を低減することができ、電圧制御発振器の発振安定性がより一層向上する。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記第1コイルに対して直列に複数個の第2可変容量ダイオードを互いに並列に設けることが好ましい。
上記構成によれば、複数個の第2可変容量ダイオードを互いに並列に設けることにより、可変容量ダイオードの等価直列抵抗値を低減することができ、このため、回路のQを高めることができ、電圧制御発振器の発振安定性が向上する。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記第1コイルと直列に同調用可変容量ダイオードを設け、前記同調用可変容量ダイオードと並列に第2コンデンサを設けることが好ましい。
上記構成によれば、コンデンサ素子単体は可変容量ダイオードと比較して等価直列抵抗値が大幅によいため、同調用可変容量ダイオードに対して第2コンデンサを並列に設けることにより、等価直列抵抗値を低減することができ、このため、回路のQを高めることができ、その結果、電圧制御発振器の発振安定性が向上する。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記第1可変容量ダイオードと並列に第2コンデンサを設けることが好ましい。
上記構成によれば、コンデンサ素子単体は可変容量ダイオードと比較して等価直列抵抗値が大幅によいため、第1可変容量ダイオードに対して第2コンデンサを並列に設けることにより、等価直列抵抗値を低減することができ、その結果、電圧制御発振器の発振安定性が向上する。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記第1コイルと直列に第2可変容量ダイオードを設け、前記第2可変容量ダイオードと並列に第2コンデンサを設けることが好ましい。
上記構成によれば、コンデンサ素子単体は可変容量ダイオードと比較して等価直列抵抗値が大幅によいため、第2可変容量ダイオードに対して第2コンデンサを並列に設けることにより、等価直列抵抗値を低減することができ、このため、回路のQを高めることができ、その結果、電圧制御発振器の発振安定性が向上する。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記発振用トランジスタと前記第1コンデンサと前記第1コイルと前記第1可変容量ダイオードとは、集積回路によって構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、集積回路化により小型化することができ、また、各回路の経路を最短距離にすることができ、不要な寄生容量が減少するため、周波数可変範囲をより拡大することができる。
本発明に係る電圧制御発振器では、前記発振用トランジスタのベースとコレクタとの間に第2コイルを設けることが好ましい。
上記構成によれば、第2コイルにより電源電圧を発振用トランジスタへ供給することができる。
本願発明の受信モジュールは、上記課題を解決するために、本願発明の電圧制御発振器を搭載することを特徴とする。
この特徴によれば、電圧制御発振器に設けられた発振用トランジスタのベースとエミッタとの間に、発振用トランジスタのベースに対してコイルと並列に配置される第1可変容量ダイオードを1個以上設けたので、発振用トランジスタのベースとエミッタとの間の容量を、発振周波数が低い領域では大きくし、発振周波数が高い領域では小さくすることができる。このため、発振周波数が低い領域では、ベース−エミッタ間の容量を大きくして発振を安定させることができ、発振周波数が高い領域では、ベース−エミッタ間の容量を小さくして周波数可変範囲を広くとることができる。その結果、発振周波数が低い領域において容量を小さくすることに起因して生じる発振停止の弊害を防止して発振を安定させながら、周波数可変範囲を拡大することができる。
本発明に係る電圧制御発振器は、以上のように、発振用トランジスタのベースとエミッタとの間に、発振用トランジスタのベースに対してコイルと並列に配置される第1可変容量ダイオードを1個以上設けたので、発振用トランジスタのベースとエミッタとの間の容量を、発振周波数が低い領域では大きくし、発振周波数が高い領域では小さくすることができる。このため、発振周波数が低い領域では、ベース−エミッタ間の容量を大きくして発振を安定させることができ、発振周波数が高い領域では、ベース−エミッタ間の容量を小さくして周波数可変範囲を広くとることができる。その結果、発振周波数が低い領域において容量を小さくすることに起因して生じる発振停止の弊害を防止して発振を安定させながら、周波数可変範囲を拡大することができるという効果を奏する。
本発明に係る受信モジュールは、以上のように、電圧制御発振器に設けられた発振用トランジスタのベースとエミッタとの間に、発振用トランジスタのベースに対してコイルと並列に配置される第1可変容量ダイオードを1個以上設けたので、発振用トランジスタのベースとエミッタとの間の容量を、発振周波数が低い領域では大きくし、発振周波数が高い領域では小さくすることができる。このため、発振周波数が低い領域では、ベース−エミッタ間の容量を大きくして発振を安定させることができ、発振周波数が高い領域では、ベース−エミッタ間の容量を小さくして周波数可変範囲を広くとることができる。その結果、発振周波数が低い領域において容量を小さくすることに起因して生じる発振停止の弊害を防止して発振を安定させながら、周波数可変範囲を拡大することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態について図1ないし図8に基づいて説明すると以下の通りである。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の電圧制御発振器1aの構成を示す回路図である。電圧制御発振器1aは、発振用トランジスタQ1を備えている。発振用トランジスタQ1のコレクタとエミッタとの間に、コンデンサC2が設けられている。発振用トランジスタQ1のベースとエミッタとの間には、コンデンサC3が設けられている。発振用トランジスタQ1のベースに、コイルL1がコンデンサC1を介してコンデンサC3と並列に結合されている。コイルL1のコンデンサC1と反対側に同調用可変容量ダイオードD1が接続され、同調用可変容量ダイオードD1のコイルL1と反対側はグランドに接地されている。同調用可変容量ダイオードD1は、その両端にかかる電位差に応じて容量が変化する素子であり、抵抗R1を介して印加される電圧VTに応じて容量が変化する。抵抗R1は、端子に印加される電圧VTを同調用可変容量ダイオードD1に供給する。抵抗R1の抵抗値は、回路のQが下がらない程度に大きい値である。
発振用トランジスタQ1のコレクタとベースとの間には、コイルL2と抵抗R2とが直列に設けられている。コイルL2は、電源電圧Vccを発振用トランジスタQ1に供給する。コイルL2のインダクタンスは、回路のQが下がらない程度に大きい値である。
発振用トランジスタQ1のコレクタには、コンデンサC4の一端が結合されており、コンデンサC4の他端は接地されている。コンデンサC1・C4は、直流をカットするコンデンサであり、発振用トランジスタQ1のバイアスが変化しないように挿入されている。
発振用トランジスタQ1のベースには、抵抗R3の一端が抵抗R2と並列に結合されており、抵抗R3の他端は接地されている。発振用トランジスタQ1のエミッタには、抵抗R4の一端が結合されており、抵抗R4の他端は接地されている。抵抗R2・R3・R4は、発振用トランジスタQ1のバイアス抵抗である。
発振用トランジスタQ1のコレクタには、コンデンサC5がコイルL2と並列に結合されている。コンデンサC5は、電圧制御発振器1aが後段の回路の影響を受けないように直流をカットするコンデンサである。
発振用トランジスタQ1のコレクタとエミッタとの間のコンデンサC2、ベースとエミッタとの間のコンデンサC3、及びコイルL1により、コルピッツ型電圧制御発振器を構成する。
コンデンサC3の発振用トランジスタQ1と反対側には、可変容量ダイオードD2が結合されている。可変容量ダイオードD2とコンデンサC3との間には、抵抗R5の一端が結合され、抵抗R5の他端は電圧VTが印加される端子に結合されている。
可変容量ダイオードD2のコンデンサ3と反対側には、抵抗R6の一端が結合され、抵抗R6の他端は接地されている。可変容量ダイオードD2と抵抗R6との間と、発振用トランジスタQ1と抵抗R4との間とにコンデンサC6が結合されている。可変容量ダイオードD2には、電圧VTが抵抗R5を介して印加される。
周波数可変範囲拡大の阻害要因であるベース‐エミッタ間の容量(コンデンサC3)を考えた場合、コンデンサC3の容量を小さくすれば、同調用可変容量ダイオードD1の容量変化を少なくするという影響が小さくなるので、周波数可変範囲を拡大することができることは判っているが、発振停止の弊害もあり、ベース‐エミッタ間の容量は、簡単には小さく出来ない。
しかしながら、ベース‐エミッタ間の容量が大きくて周波数可変範囲拡大の阻害要因になる場合は発振周波数の高い領域であることが確認できた。従って、発振周波数の低い領域であれば、ベース‐エミッタ間の容量が大きくても、それは、周波数可変範囲拡大の阻害要因にならないと言える。それは、ベース‐エミッタ間の容量が大きくても、発振周波数の低い領域であれば、電圧VTが小さくなり、同調用可変容量ダイオードD1の容量が充分に大きくなるため、ベース‐エミッタ間の容量が等価的に付加されたとしても影響を受けにくいためである。
また、ベース‐エミッタ間の容量が小さくて発振停止の弊害が発生するのは発振周波数の低い領域であることも確認できた。従って、ベース‐エミッタ間の容量が小さくても、発振周波数の高い領域では発振停止をしないと言える。
発振停止の主要因はコレクタ‐ベース間に接続されている回路のQである。特に可変容量ダイオードは両端にかかる電位差が小さい(つまり容量が大きく発振周波数の低い領域)時は直列等価抵抗値が大きくなり、回路のQは大幅に減少する。その為、周波数の低い領域では発振停止を起こしやすく、周波数の高い領域では発振停止を起こしにくい。
本実施の形態では、発振用トランジスタQ1のベース‐エミッタ間に可変容量ダイオードD2を設けることにより、発振周波数の低い領域では発振を安定させるために、ベース‐エミッタ間の容量を大きくし、発振周波数の高い領域では周波数変化範囲を広くとるために、ベース‐エミッタ間の容量を小さくしている。このため、今まで困難であった周波数可変範囲が十分にとれるVCO回路を比較的安価に構成することが出来る。
具体的には、VCO1aの発振周波数が高いときは、可変容量ダイオードD2に印加される電圧VTが高くなり、可変容量ダイオードD2の容量は小さくなる。従って、発振用トランジスタQ1のベース‐エミッタ間の容量が小さくなり、周波数可変範囲を広く取ることが出来る。
また、VCO1aの発振周波数が低いときは、可変容量ダイオードD2に印加される電圧VT電圧が低くなり、可変容量ダイオードD2の容量は大きくなる。従って、発振停止を起こしにくくなり、発振が安定する。
抵抗R6は、可変容量ダイオードD2のアノード側の電位を常に零電位にするために付けている抵抗である。また、コンデンサC3・C6は、発振用トランジスタQ1のバイアスに影響を与えないようにするために直流をカットするコンデンサである。コンデンサC3・C6は、可変容量ダイオードD2の効果を量的に変化させる役割もあり、コンデンサC3・C6の容量値が大きいと本実施の形態の効果は高くなり、小さいと効果は小さくなるため、用途に応じ適切な値にすることが必要となる。
(実施の形態2)
図2は、実施の形態2の電圧制御発振器1bの構成を示す回路図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。実施の形態3以降も同様である。
コイルL1とコンデンサC1との間には、可変容量ダイオードD3が設けられている。可変容量ダイオードD3とコンデンサC1との間には、抵抗R7の一端が接続され、抵抗R7の他端は接地されている。抵抗R7は可変容量ダイオードD3のアノード側の電位を常に零電位にするために付けている抵抗である。
可変容量ダイオードD3は、抵抗R1及びコイルL1を介して印加される電圧VTに応じて容量が変化する。その為、コイルL1に直列に結合された容量が変化し、それらで構成されるコルピッツ型発振回路の発振周波数を変化させることが可能となる。
それとは別の効果として、可変容量ダイオードD3は、発振用トランジスタQ1のベース‐エミッタ間のコンデンサC3、可変容量ダイオードD2及びコンデンサC6の容量が、同調用可変容量ダイオードD1に影響する度合いを変化させる効果もあり、より効果的に本実施の形態の効果を得ることが可能となる。即ち、同調用可変容量ダイオードD1と等価的に並列に接続されている発振用トランジスタQ1のベース‐エミッタ間の容量が、同調用可変容量ダイオードD1の周波数変化範囲を狭める影響が、発振周波数が高い領域で容量が小さくなる可変容量ダイオードD3によって弱められ、より効果的に本実施の形態の効果を得ることが可能となる。
電圧VTが高いとき、つまりVCO回路の発振周波数が高いときは、可変容量ダイオードD3の容量は、印加されている電圧VTが高いため、容量は小さくなる。つまり、同調用可変容量ダイオードD1と発振用トランジスタQ1のベースとの間にある可変容量ダイオードD3の容量が小さくなる。このため、発振用トランジスタQ1のベース‐エミッタ間の容量であるコンデンサC3、可変容量ダイオードD2及びコンデンサC6は、容量が小さくなった可変容量ダイオードD3を介し同調用可変容量ダイオードD1と接続されることとなるため、発振用トランジスタQ1のベース‐エミッタ間の容量が、同調用可変容量ダイオードD1の周波数変化範囲を狭める影響を最小限とすることが出来る。
発振周波数が低いときは、可変容量ダイオードD3の容量も大きくなるため、発振の安定性自体を悪化させる弊害も起こりにくく、問題となることはない。
このように、コイルL1に対して直列に可変容量ダイオードD1・D3を2個設けたことにより、効果的に本実施の形態を使用することが可能となる。
(実施の形態3)
図3は、実施の形態3の電圧制御発振器1cの構成を示す回路図である。図2と比較すると、発振用トランジスタQ1とコイルL2との間には、バッファ用トランジスタQ2が設けられている。バッファ用トランジスタQ2のベースは、コンデンサC2、抵抗R2・R8と接続されている。バッファ用トランジスタQ2のコレクタは、コンデンサC5とコイルL2とに接続されている。バッファ用トランジスタQ2のエミッタは、発振用トランジスタQ1のコレクタとコンデンサC4とに接続されている。バッファ用トランジスタQ2のベースと発振用トランジスタQ1のベースとの間に、バッファ用トランジスタQ2のバイアス抵抗となる抵抗R8・R9が設けられている。
バッファ用トランジスタQ2は、コンデンサC5以降の後段の回路からの影響を発振用トランジスタQ1に及ぼさないために挿入されている。これにより、外部回路からの影響を受けにくいVCO回路となり、本実施の形態のVCO回路の発振安定性が向上し、より発振停止し難くなる。
また、発振用トランジスタQ1のコレクタ‐エミッタ間の容量であるコンデンサC2が、発振用トランジスタQ1のエミッタからバッファ用トランジスタQ2のベース−エミッタを介して、発振用トランジスタQ1のコレクタに接続されているため、コンデンサC2は、結果として、発振用トランジスタQ1のベース−エミッタ間の容量ほどではないが、多少はコイルL1に直列に結合された容量の影響を下げるように働いている。その為、よりいっそう効果的に本実施の形態を使用することが可能となる。
(実施の形態4)
図4は、実施の形態4の電圧制御発振器1dの構成を示す回路図である。図3のVCO1cと比較すると、コンデンサC3に対して可変容量ダイオードD2と並列に可変容量ダイオードD4が追加して設けられている。
これにより、発振用トランジスタQ1のベース−エミッタ間にある可変容量ダイオードが、互いに並列な2個の可変容量ダイオードD2・D4を合わせたものとなる。このため、ベース−エミッタ間の可変容量ダイオードの等価直列抵抗値を約1/2とすることが出来る。従って、発振をより安定させることができ、本実施の形態を、より効果的に使用することが可能となる。
(実施の形態5)
図5は、実施の形態5の電圧制御発振器1eの構成を示す回路図である。図3のVCO1cと比較すると、コイルL1に対して可変容量ダイオードD3と並列に可変容量ダイオードD5が追加して設けられている。
これにより、コイルL1に直列に接続されている可変容量ダイオードD3の等価直列抵抗値を約1/2とすることが出来る。そのため、回路のQは高くなり、結果として発振を安定させることができるため、本実施の形態をより効果的に使用することが可能となる。
(実施の形態6)
図6は、実施の形態6の電圧制御発振器1fの構成を示す回路図である。図3のVCO1cと比較すると、同調用可変容量ダイオードD1と並列にコンデンサC7が追加されている。
コンデンサ素子単体は可変容量ダイオードと比較して、等価直列抵抗値は、通常、大幅に良い。発振用トランジスタQ1のベースにコイルL1を介して直列に接続されている同調用可変容量ダイオードD1に、並列にコンデンサC7を付けることにより、等価直列抵抗値を減少させることが出来る。そのため、回路のQは高くなり、結果として発振を安定させることが出来きるため、本実施の形態をより効果的に使用することが可能となる。
ただし、コンデンサC7の容量が大きいと周波数可変範囲は狭くなるため、コンデンサC7の容量は数pF以下の小容量である必要がある。
(実施の形態7)
図7は、実施の形態7の電圧制御発振器1gの構成を示す回路図である。図3のVCO1cと比較すると、可変容量ダイオードD2と並列にコンデンサC8が追加されている。
コンデンサ素子単体は可変容量ダイオードと比較して、等価直列抵抗値は、通常、大幅に良い。発振用トランジスタQ1のベース‐エミッタ間の可変容量ダイオードD2に、並列にコンデンサを付けることにより、等価直列抵抗値を減少させることが出来る。そのため、発振を安定させることができ、本実施の形態をより効果的に使用することが可能となる。この場合も、コンデンサC8の容量が大きいと周波数可変範囲は狭くなるため、コンデンサC8の容量は数pF以下の小容量である必要がある。
(実施の形態8)
図8は、実施の形態8の電圧制御発振器1hの構成を示す回路図である。図3のVCO1cと比較すると、可変容量ダイオードD3と並列にコンデンサC9が追加されている。
コンデンサ素子単体は可変容量ダイオードと比較し、等価直列抵抗値は、通常、大幅に良い。発振用トランジスタQ1のベースとコイルL1との間に設けた可変ダイオードD3と並列にコンデンサC9を付けることにより、等価直列抵抗値を減少させることが出来る。そのため、回路のQは高くなり、結果として発振を安定させることができるため、本実施の形態をより効果的に使用することが可能となる。この場合も、コンデンサC9の容量が大きいと周波数可変範囲は狭くなるため、コンデンサC9の容量は数pF以下の小容量である必要がある。
電圧制御発振器は、携帯機器などに使用されることも多く、回路の小型化は必要不可欠である。上述した各実施形態のVCO回路の一部(例えば、発振用トランジスタQ1とコンデンサC2とコイルL1と可変容量ダイオードD2)、またはVCO回路の全部を集積回路によって構成(IC化)することにより、回路の小型化に貢献するとともに、各回路の経路を最短にすることが可能となり、不要な寄生容量が少なくなるため、より周波数可変範囲を大きくすることが可能となる。このため、より効果的に各実施の形態のVCOを使用することが可能となる。
また、上述した各実施形態のVCO回路は、今まで実現出来なかった周波数可変範囲をカバーできるため、それを搭載した受信モジュールもより良い性能を得ることが可能となる。
また、携帯機器にとって小型化・低電圧化は最重要性能の一つである。上述した各実施形態のVCO回路は、より低い電圧・より小さい電圧変化により、充分広い周波数可変範囲のとれるVCO回路となっているため、小型化・低電圧化を目標とした携帯機器に使用すれば、より良い性能を得ることが可能となる。
また、1セグ放送受信機は、地上波デジタル放送を視聴できるモバイル機器である。その為、1セグ放送受信機にとって小型化・低電圧化は最重要性能の一つである。上述した各実施形態のVCO回路は、より低い電圧・より小さい電圧変化により、充分広い周波数可変範囲のとれるVCO回路となっているため、小型化・低電圧化を目標とした携帯機器に使用すれば、より良い性能を得ることが可能となる。
また、モバイル衛星放送受信機器は、衛星デジタル放送を視聴できるモバイル機器である。その為、モバイル衛星放送受信機器にとって小型化・低電圧化は最重要性能の一つである。上述した各実施形態のVCO回路は、より低い電圧・より小さい電圧変化により、充分広い周波数可変範囲のとれるVCO回路となっているため、小型化・低電圧化を目標とした携帯機器に使用すれば、より良い性能を得ることが可能となる。
また、地上波デジタル受信機器にとって小型化・低電圧化は最重要性能の一つである。上述した各実施形態のVCO回路は、より低い電圧・より小さい電圧変化により、充分広い周波数可変範囲のとれるVCO回路となっているため、小型化・低電圧化を目標とした携帯機器に使用すれば、より良い性能を得ることが可能となる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、電圧制御により発振周波数を変化させる事ができる電圧制御発振器、及びこれを用いた、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器に適用することができ、特に、TV放送受信機器や携帯機器などに使用する電圧制御発振器の用途に好適である。
実施の形態1の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 実施の形態2の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 実施の形態3の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 実施の形態4の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 実施の形態5の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 実施の形態6の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 実施の形態7の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 実施の形態8の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。 従来の電圧制御発振器の構成を示す回路図である。
符号の説明
1 電圧制御発振器
Q1 発振用トランジスタ
Q2 バッファ用トランジスタ
C2 コンデンサ(第1コンデンサ)
C7 コンデンサ(第2コンデンサ)
C8 コンデンサ(第2コンデンサ)
C9 コンデンサ(第2コンデンサ)
L1 コイル(第1コイル)
L2 コイル(第2コイル)
D1 可変容量ダイオード(第2可変容量ダイオード、同調用可変容量ダイオード)
D2 可変容量ダイオード(第1可変容量ダイオード)
D3 可変容量ダイオード(第2可変容量ダイオード)
D4 可変容量ダイオード(第1可変容量ダイオード)
D5 可変容量ダイオード(第2可変容量ダイオード)

Claims (15)

  1. 発振用トランジスタのコレクタとエミッタとの間に第1コンデンサを設け、前記発振用トランジスタのベースに結合された第1コイルを設けた電圧制御発振器であって、
    前記発振用トランジスタの前記ベースと前記エミッタとの間に、前記発振用トランジスタの前記ベースに対して前記第1コイルと並列に配置される第1可変容量ダイオードを1個以上設けたことを特徴とする電圧制御発振器。
  2. 前記第1コイルに対して直列に第2可変容量ダイオードを複数個設けた請求項1記載の電圧制御発振器。
  3. 前記発振用トランジスタと前記第1コンデンサとの間にバッファ用トランジスタを設けた請求項1記載の電圧制御発振器。
  4. 前記第1可変容量ダイオードを複数個設けた請求項1記載の電圧制御発振器。
  5. 前記第1コイルに対して直列に複数個の第2可変容量ダイオードを互いに並列に設けた請求項1記載の電圧制御発振器。
  6. 前記第1コイルと直列に同調用可変容量ダイオードを設け、前記同調用可変容量ダイオードと並列に第2コンデンサを設けた請求項1記載の電圧制御発振器。
  7. 前記第1可変容量ダイオードと並列に第2コンデンサを設けた請求項1記載の電圧制御発振器。
  8. 前記第1コイルと直列に第2可変容量ダイオードを設け、前記第2可変容量ダイオードと並列に第2コンデンサを設けた請求項1記載の電圧制御発振器。
  9. 前記発振用トランジスタと前記第1コンデンサと前記第1コイルと前記第1可変容量ダイオードとは、集積回路によって構成されている請求項1記載の電圧制御発振器。
  10. 前記発振用トランジスタのベースとコレクタとの間に第2コイルを設けた請求項1記載の電圧制御発振器。
  11. 請求項1記載の電圧制御発振器を搭載した受信モジュール。
  12. 請求項11記載の受信モジュールを搭載した携帯機器。
  13. 請求項11記載の受信モジュールを搭載した1セグ放送受信機。
  14. 請求項11記載の受信モジュールを搭載したモバイル衛星放送受信機器。
  15. 請求項11記載の受信モジュールを搭載した地上波デジタル受信機器。
JP2005306247A 2005-10-20 2005-10-20 電圧制御発振器、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器 Pending JP2007116473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005306247A JP2007116473A (ja) 2005-10-20 2005-10-20 電圧制御発振器、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005306247A JP2007116473A (ja) 2005-10-20 2005-10-20 電圧制御発振器、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007116473A true JP2007116473A (ja) 2007-05-10

Family

ID=38098249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005306247A Pending JP2007116473A (ja) 2005-10-20 2005-10-20 電圧制御発振器、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007116473A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04196604A (ja) * 1990-11-26 1992-07-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 発振器
JPH09326635A (ja) * 1996-06-06 1997-12-16 Toshiba Corp 局部発振器
JPH1013151A (ja) * 1996-06-27 1998-01-16 Nec Kansai Ltd 広帯域電圧可変発振器
JPH1056330A (ja) * 1996-08-12 1998-02-24 Toyo Commun Equip Co Ltd 電圧制御圧電発振器
JP2000124736A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Seiko Epson Corp 発振器の温度補償方法及びその温度補償回路
JP2001237643A (ja) * 2000-02-24 2001-08-31 Murata Mfg Co Ltd 電圧制御発振器および通信装置
JP2003017935A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発振回路及び周波数変調回路
JP2005175564A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Alps Electric Co Ltd 電圧制御発振器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04196604A (ja) * 1990-11-26 1992-07-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 発振器
JPH09326635A (ja) * 1996-06-06 1997-12-16 Toshiba Corp 局部発振器
JPH1013151A (ja) * 1996-06-27 1998-01-16 Nec Kansai Ltd 広帯域電圧可変発振器
JPH1056330A (ja) * 1996-08-12 1998-02-24 Toyo Commun Equip Co Ltd 電圧制御圧電発振器
JP2000124736A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Seiko Epson Corp 発振器の温度補償方法及びその温度補償回路
JP2001237643A (ja) * 2000-02-24 2001-08-31 Murata Mfg Co Ltd 電圧制御発振器および通信装置
JP2003017935A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発振回路及び周波数変調回路
JP2005175564A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Alps Electric Co Ltd 電圧制御発振器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7375596B2 (en) Quadrature voltage controlled oscillator
JP2007104152A (ja) 電圧制御発振器及び電圧制御発振器ユニット
US20110215848A1 (en) Frequency synthesizer
US20070085620A1 (en) Semiconductor integrated circuit device
US20050258914A1 (en) Variable capacitance circuit having on/off switch for variable capacitance function, and voltage controlled oscillator using the variable capacitance circuit
JP2002208819A (ja) 発振回路
JP2009284329A (ja) 半導体集積回路装置
CN106374836B (zh) 一种压控温度补偿晶体振荡器
EP1030439A1 (en) Oscillator and voltage controlled oscillator
JP4536102B2 (ja) 発振器
US8222963B2 (en) Voltage-controlled oscillator
US20080315964A1 (en) Voltage controlled oscillator using tunable active inductor
US11258403B2 (en) Voltage controlled oscillator, semiconductor integrated circuit, and transmission and reception device
KR20000069168A (ko) 발진기
US8212627B2 (en) Wideband digitally-controlled oscillator (DCO) and digital broadcasting receiver having the same
JP2007036822A (ja) 電圧制御発振器
JP2007116473A (ja) 電圧制御発振器、受信モジュール、携帯機器、1セグ放送受信機、モバイル衛星放送受信機器及び地上波デジタル受信機器
US7375601B2 (en) Dual-band oscillator
JP2005217773A (ja) 電圧制御型圧電発振器
JP2004056720A (ja) 電圧制御発振器並びにそれを用いた高周波受信器及び高周波送信器
JP2008098868A (ja) Vco回路
JP2002359519A (ja) 電圧制御発振器およびそれを用いた電子装置
JPH0319506A (ja) 水晶発振回路
US7205856B2 (en) Piezoelectric oscillator
JP2004172934A (ja) テレビジョンチューナの発振回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100406

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02