JP2007115522A - 光源装置 - Google Patents

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吉輝 近藤
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Abstract

【課題】 反射鏡とランプ保持部材とを適正な量の接着剤によって確実に、しかも高い信頼性をもって固定することができて接着作業性がよく、生産性の高い光源装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の光源装置は、光源ランプがその一方の封止部がガラス製の反射鏡の筒状頸部内に挿通されて反射鏡の背面中央位置に装着されたランプ保持部材によって保持、固定されてなり、反射鏡には、筒状頸部に連続して後方に延出する突起部が形成されており、ランプ保持部材は、開口部が形成された板状の端壁部と、光源ランプの封止部が挿入または嵌合される筒状部分とを有し、反射鏡の突起部がランプ保持部材の開口部に挿入された状態において、当該突起部と当該開口部とにより形成される空隙内に接着剤が注入されることにより反射鏡とランプ保持部材とが固定されてなるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば液晶ディスプレイ装置やDMD(デジタルマイクロミラーデバイス:登録商標)を使用したDLP(デジタルライトプロセッシング:登録商標)などのプロジェクタ装置に使用される光源装置に関する。
現在、例えば液晶プロジェクタ装置や、DMD(登録商標)を使用したDLP(登録商標)等に代表されるプロジェクタ装置においては、スクリーンに対して均一にしかも十分な演色性をもって画像を照明させることが要求されている。
このような要求に対して、小型化および点光源化が図られたものを光源ランプとして用いることが必要とされており、例えば水銀や金属ハロゲンが封入されてなるメタルハライドランプやキセノンランプあるいは水銀ランプなどのショートアーク型放電ランプが光源として用いられている。
図10は、従来における光源装置の一例における構成の概略を示す説明用断面図、図11は、図10に示す光源装置の背面図である。
この光源装置60は、例えばショートアーク型放電ランプよりなる光源ランプ70が前方に光放射口62を有する凹面反射鏡61内に配置されて構成されており、このような光源装置60は、例えば特許文献1に開示されている。
光源ランプ70は、内部に一対の電極75、76が対向配置された、発光空間を囲繞する楕円球状または球状の膨出部72およびこの膨出部72の両端に連設されたロッド状の封止部73を有する発光管71を具えており、電極75、76の各々の基端は、封止部73に気密に封着された金属箔を介して封止部73から外方に伸びる外部リード棒74に接続されている。77は、光源ランプ70の一方の封止部73に設けられた口金である。
凹面反射鏡61は、例えば硼珪酸ガラスよりなり、光源ランプ70から放射された光を反射するための空間を形成する凹面状の凹面形成部分63と、この凹面形成部分63の後端における中央位置において後方に伸びるよう形成された筒状頸部64とを有する。そして、凹面形成部分63の内面には、光反射膜(図示せず)が形成されている。
80は、凹面反射鏡61の中央部背面に装着されて光源ランプ70を保持するランプ保持部材であって、凹面反射鏡61の筒状頸部64の外径に適合する内径またはこれより大きい内径を有する筒状の凹面反射鏡支持部81と、光源ランプ70の一方の封止部73の外径より大きい内径を有する筒状のランプ支持部82とを有する。このランプ保持部材80は、凹面反射鏡支持部81により形成される凹所内に凹面反射鏡61の筒状頸部64が挿入されて、接着剤Sによって固定されている。
また、光源ランプ70は、一方の封止部73がランプ保持部材80のランプ支持部82の筒孔内に挿入され、この状態で接着剤Sによって固定されている。
而して、上記光源装置は、ランプ保持部材80を凹面反射鏡61に固定した後、光源ランプ70を凹面反射鏡61内に組み込むことにより作製することができるが、ランプ保持部材80と凹面反射鏡61とを固定するに際しては、例えば図12に示すように、所定量の接着剤Sをランプ保持部材80の凹面反射鏡支持部81の内部、具体的には、凹面反射鏡支持部81の内壁および開口縁部に注入しておき、凹面反射鏡61をランプ保持部材80の凹面反射鏡支持部81に嵌め込んだ状態で押さえつけることによって接着、固定している。
一方、近時においては、光源ランプの一層の点光源化を図るために、水銀が0.2mg/mm3 以上の封入量で発光管内に封入されて光源ランプの動作圧が高められた高輝度の高圧水銀ランプが好適に使用されるようになってきている。
このような高圧水銀ランプが光源ランプとして用いられた光源装置のある種のものにおいては、凹面反射鏡内部が過剰に高温化することを抑制する目的で、凹面反射鏡内部に冷却風を供給する冷却機構を備えた構造が採用されている(例えば特許文献2参照。)。
冷却機構としては、例えば反射鏡内に供給された冷却風が凹面反射鏡の筒状頸部内に挿通された光源ランプにおける一方の封止部の外周面に沿って流過させてランプ保持部材の側面に形成された複数の開口から外部空間に排出する構成のものがある。
特開平11−38507号公報 特開2005−116303号公報
上述したように、凹面反射鏡はガラス製のものであり、ガラスの鋳込み工程における制御が困難であるため、例えば±0.5mmの範囲内で不可避的に寸法誤差が生じることがある。
また、ランプ保持部材についても同様の問題を有している。すなわち、ランプ保持部材としては、例えば焼結により製作されたものが用いられており、焼結時の収縮量に起因して例えば±0.5mmの範囲内で不可避的に寸法誤差が生ずる。
以上のように、凹面反射鏡とランプ保持部材は、いずれも、その製造工程において不可避的に生じた寸法誤差を有するものであるため、凹面反射鏡とランプ保持部材とを上記方法によって固定するに際して、接着剤の注入量を一定に設定した場合には、凹面反射鏡の筒状頸部とランプ保持部材の凹面反射鏡支持部との間の接着剤充填用空間に個体差があるので、接着剤の充填度にバラツキが生じる結果、以下に示すような問題が生ずる。
すなわち、図13に示すように、例えば凹面反射鏡61の筒状頸部64とランプ保持部材80の凹面反射鏡支持部81との間の隙間が小さく、接着剤Sの量が相対的に過剰な状態となる場合には、接着剤Sがランプ保持部材80の前方開口からはみ出して凹面反射鏡61の背面に付着してしまい、このような状態のものにおいては、光源ランプの点灯時に、凹面反射鏡61が高温となった場合、凹面反射鏡61の背面に付着した接着剤Sに含まれるアルカリ金属成分が、凹面反射鏡61を構成するガラスを侵食してソーダガラス化させ、ランプ点灯動作、消灯動作の繰り返しによる熱履歴によって、ソーダガラス化した部分にクラックが発生する、という問題が生ずることがある。
一方、図14に示すように、凹面反射鏡61の筒状頸部64とランプ保持部材80の凹面反射鏡支持部81との間の隙間が大きく、接着剤Sの量が相対的に不足した状態となる場合には、凹面反射鏡61とランプ保持部材80との十分な接着強度を得ることができず、その後の作製工程中において、凹面反射鏡61とランプ保持部材80とが外れてしまう場合がある。
また、冷却機構を備えた光源装置においては、ランプ保持部材における冷却風通過用の開口部分には接着剤を充填できないため、接着剤との接触面積を十分に確保することが困難となり、十分に高い接着強度を得ることが困難となる。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、反射鏡とランプ保持部材とを適正な量の接着剤によって確実に固定することができて接着作業性がよく、生産性の高い光源装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、反射鏡と接着剤との接触面積を十分に確保することができ、反射鏡とランプ保持部材とを高い信頼性をもって接着することのできる光源装置を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、発光空間を形成する膨出部およびこの膨出部の両端に連設されたロッド状の封止部を有する発光管を具えた光源ランプと、後端に筒状頸部を有するガラス製の反射鏡とを具え、光源ランプがその一方の封止部が反射鏡の筒状頸部内に挿通されて反射鏡の背面中央位置に装着されたランプ保持部材によって保持、固定されてなる光源装置であって、
反射鏡には、筒状頸部に連続して後方に延出する突起部が形成されており、
ランプ保持部材は、開口部が形成された板状の端壁部と、この端壁部の外面中央位置に形成された、光源ランプの封止部が挿入または嵌合される筒状部分とを有し、
反射鏡の突起部がランプ保持部材の開口部に挿入された状態において、当該突起部と当該開口部とにより形成される空隙内に接着剤が注入されることにより反射鏡とランプ保持部材とが固定されてなることを特徴とする。
本発明の光源装置によれば、反射鏡とランプ保持部材とを固定するに際して、接着剤の注入作業をランプ保持部材の開口部と反射鏡の突起部との間の間隙の大きさを確認しながら行うことができるので、反射鏡の突起部とランプ保持部材との間に適正な量の接着剤を注入し、充填させることができる結果、高い接着作業性を得ることができて高い生産性を得ることができる。
また、凹面反射鏡の突起部がランプ保持部材の開口部に挿入された状態において、接着剤が突起部と開口部とにより形成される空隙内に注入されることにより、突起部の表面の全域を確実に接着剤と接触させることができて接着剤に対する十分な大きさの接触面積を確保することができるので、反射鏡とランプ保持部材とを高い信頼性をもって接着することができる。
図1は、本発明の光源装置の一例における構成の概略を示す説明用断面図、図2は、図1に示す光源装置の概観を示す説明用斜視図、図3は、図1に示す光源装置の背面図、図4は、図1に示す光源装置の分解斜視図である。なお、図2乃至図4は、便宜上、光源ランプが装着されていない状態で示してある。
この光源装置10は、前方(図1では左方)に光放射口12を有する例えば凹面反射鏡11と、例えばショートアーク型放電ランプからなる光源ランプ20と、この光源ランプ20を保持する、凹面反射鏡11の中央部背面に装着されたランプ保持部材30とを具えている。
光源ランプ20は、発光空間を形成する例えば楕円球状の膨出部22と、この膨出部22の両端から外側へ伸びるよう連設されたロッド状の封止部23とを有する発光管21を具えている。
発光管21の膨出部22内には、一対の電極25、26が対向配置されており、各々の電極25、26の基端は、封止部23に気密に封着された金属箔(図示せず)を介して封止部23から外方に伸びる外部リード棒27に接続されている。
発光管21の膨出部22内には、例えば0.2mg/mm3 以上の水銀が封入されている。
凹面反射鏡11は、例えば硼珪酸ガラスや結晶化ガラスよりなり、光源ランプ20から放射された光を反射するための空間を形成する凹面状の凹面形成部分13と、この凹面形成部分13の前端に形成された光放射口12を形成する前方外縁部分14と、凹面形成部分13の後端における中央位置に後方に伸びるよう形成された、光源ランプ20の一方の封止部23が挿通される筒状頸部15と、筒状頸部15の後端に当該筒状頸部15と連続して後方に延出する突起部16とにより構成されている。
突起部16は、当該凹面反射鏡11の光軸を挟んで互いに対向する位置において後方に伸びるよう形成された2つの舌片状の突起17により形成されている。
凹面反射鏡11の凹面形成部分13の内表面には、例えば、酸化チタンと二酸化ケイ素からなる可視光反射層が形成されており、所望の可視波長域の光を反射するとともに、それ以外の光、例えば赤外光は凹面形成部分13を透過させている。
ランプ保持部材30は、円板状の端壁部31と、この端壁部31の外周縁位置において当該端壁部31と一体に形成されたスリーブ状の周壁部32と、端壁部31の外面における中央位置において、外方に伸びるよう形成された筒状部分33とにより構成されており、例えば焼結により作製されたものである。
端壁部31には、凹面反射鏡11の突起17と対向する位置に、当該突起17が挿入乃至嵌合される開口部35が形成されている。
周壁部32には、開口部31の間に位置される周方向位置に切り欠き部36が形成されており、ランプ保持部材30が凹面反射鏡11に装着された状態において、凹面反射鏡11内に供給される冷却風を光源装置10外部に排出するための排風路として機能する。
ランプ保持部材30は、図5に示すように、凹面反射鏡11の突起17の各々が、外端が突出する状態で、対応するランプ保持部材30の開口部35に挿入乃至嵌合されて装着され、凹面反射鏡11の突起17とランプ保持部材30の開口部35との間に充填された接着剤Sによって固定されている。
そして、光源ランプ20は、一方の封止部23に口金28が装着された状態において、凹面反射鏡11の筒状頸部15を介して外方に突出し、口金28がランプ保持部材30の筒状部分33に収容された状態において接着剤Sによって固定され、これにより、光源ランプ20がランプ保持部材30によって保持されている。ここに、光源ランプ20は、発光管21の管軸が凹面反射鏡11の光軸と一致し、凹面反射鏡11の焦点位置にアーク発生部が一致する状態とされている。
接着剤Sとしては、例えばアルミナ、シリカ系の無機質のものを用いることができる。
上記構成の光源装置10は、次のようにして作製することができる。
先ず、例えば凹面反射鏡11をその突起17が大地に対して垂直方向上方に伸びる姿勢で支持した状態において、ランプ保持部材30を凹面反射鏡11の上方から装着する。この状態においては、ランプ保持部材30は、その周壁部32の先端が凹面反射鏡11の背面に当接されることにより、凹面反射鏡11に対して位置決めされている。
そして、凹面反射鏡11の突起17の表面とランプ保持部材30の開口部35の内面との間に形成される空隙内に、接着剤Sを例えばシリンジを用いて所定量注入して充填することにより、ランプ保持部材30を凹面反射鏡11に固定する。
その後、一方の封止部23に口金28が装着された光源ランプ20を凹面反射鏡11内における適正な位置に配置した状態において、ランプ保持部材30の筒状部分33の内周面と口金28の外周面との間の空隙に所定量の接着剤Sを注入して充填し、これにより、光源ランプ20を固定する。
上記の光源装置10は、冷却風供給機構を設けた適宜のケーシング内に、光源ランプ20が例えば水平方向に伸びる姿勢で配置され、必要に応じて、凹面反射鏡11の光放射口12からの光をスクリーンなどに投射するための各種の光学レンズ、その他の光学部材がケーシング内に設けられ、これにより、例えば投影装置が構成される。
そして、光源ランプ20の点灯時において、冷却風が通風部材を介して凹面反射鏡11内に供給されて凹面反射鏡11および光源ランプ20が冷却される。
すなわち、凹面反射鏡11内に供給された冷却風は、凹面反射鏡11の凹面形成部分13の内面に沿って流過されることにより凹面反射鏡11を冷却すると共に、光源ランプ20の発光管21の外周面に沿って管軸方向後方に向かって流過されて光源ランプ20を冷却し、凹面反射鏡11の筒状頸部15および光源ランプ20の一方の封止部23との間に形成される環状空隙およびランプ保持部材30における切り欠き部36を介して光源装置10外部に排出される。
而して、上記構成の光源装置10によれば、凹面反射鏡11とランプ保持部材30とを固定するに際して、接着剤Sの注入作業をランプ保持部材30の開口部35と凹面反射鏡11の突起17との間の間隙の大きさを確認しながら行うことができるので、凹面反射鏡11およびランプ保持部材30が製造工程において不可避的に生ずる寸法誤差を有するものであっても、凹面反射鏡11の突起17とランプ保持部材30の開口部35とによって形成される空隙の大きさに応じた適正な量の接着剤Sを注入し、充填させることができる結果、上述したような接着剤Sの過不足に起因する不具合が生ずることを確実に防止することができ、高い接着作業性を得ることができて高い生産性を得ることができる。
また、凹面反射鏡11の突起17がランプ保持部材30の開口部35に挿入された状態において、接着剤Sが突起17と開口部35とにより形成される空隙内に注入されることにより、突起17の表面の全域を確実に接着剤Sと接触させることができて接着剤Sに対する十分な大きさの接触面積を確保することができるので、凹面反射鏡11とランプ保持部材30とを高い信頼性をもって接着することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、凹面反射鏡11とランプ保持部材30とを接着固定するに際しては、例えば図6に示すように、ランプ保持部材30として、周壁部32における凹面反射鏡11の突起17と対応する位置に、その厚み方向に貫通する接着剤注入用開口38が形成されたものを用い、凹面反射鏡11の突起17とランプ保持部材30の開口部35とによって形成される間隙を例えば後方(背面)側から目視にて確認しながら、接着剤Sを接着剤注入用開口38を介して注入、充填することができる。
また、本発明の光源装置においては、ランプ保持部材は上記実施形態に係る構成のものに限定されるものではなく、例えば図7乃至図9に示すように、凹面反射鏡45が、突起部が筒状頸部46の後端面において段部47を介して後方に延出するよう形成されたものである場合には、ランプ保持部材50を例えば図1に示すものにおいて周壁部を有さない構成のものとすることができる。
この光源装置においては、凹面反射鏡45の突起部が、筒状頸部46の後端面における各々互いに周方向に離間した位置において、筒状頸部46に連続して後方に延出するよう形成された4つのピン状の突起48により構成されている。そして、凹面反射鏡45の突起48がランプ保持部材50の開口部52に挿入されてランプ保持部材50の端壁部51が凹面反射鏡45の段部47に係止されることにより凹面反射鏡45に対して位置決めされて装着された状態において、接着剤Sが突起48と開口部52とによって形成される空隙内に注入、充填される。図7乃至図9において、53は筒状部分である。
図7および図9における55は、金属よりなる網部材であって、凹面反射鏡45の筒状頸部46の周囲を囲むよう設けられており、これにより、万一、光源ランプが破損した場合に、破損に伴う破片を凹面反射鏡45内に捕獲することができ、プロジェクター装置内部に散乱することを防止できる点で有用である。
この例に示すように、本発明の光源装置においては、突起部を構成する突起の形状および数は特に制限されない。
本発明の光源装置の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。 図1に示す光源装置の概観を示す説明用斜視図である。 図1に示す光源装置の背面図である。 図1に示す光源装置の分解斜視図である。 凹面反射鏡とランプ保持部材との接着部を示す拡大断面図である。 本発明の光源装置の他の例における構成の概略を、光源ランプを外した状態で示す説明用断面図である。 本発明の光源装置のさらに他の例における構成の概略を、光源ランプを外した状態で示す説明用斜視図である。 図7に示す光源装置の背面図である。 図7に示す光源装置の説明用断面図である。 従来における光源装置の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。 図10に示す光源装置の背面図である。 反射鏡とランプ保持部材とを固定する方法の一例を示す説明用断面図である。 反射鏡の筒状頸部とランプ保持部材の筒状部分とによって形成される空隙の大きさに対して接着剤の量が相対的に過剰な状態とされた場合における光源装置の説明用断面図である。 反射鏡の筒状頸部とランプ保持部材の筒状部分とによって形成される空隙の大きさに対して接着剤の量が相対的に不足した状態とされた場合における光源装置の説明用断面図である。
符号の説明
10 光源装置
11 凹面反射鏡
12 光放射口
13 凹面形成部分
14 前方外縁部分
15 筒状頸部
16 突起部
17 突起
20 光源ランプ
21 発光管
22 膨出部
23 封止部
25、26 電極
27 外部リード棒
28 口金
30 ランプ保持部材
31 端壁部
32 周壁部
33 筒状部分
35 開口部
36 切り欠き部
S 接着剤
38 接着剤注入用開口
45 凹面反射鏡
46 筒状頸部
47 段部
48 突起
50 ランプ保持部材
51 端壁部
52 開口部
53 筒状部分
55 網部材
60 光源装置
61 凹面反射鏡
62 光放射口
63 凹面形成部分
64 筒状頸部
70 光源ランプ
71 発光管
72 膨出部
73 封止部
74 外部リード棒
75、76 電極
77 口金
80 ランプ保持部材
81 凹面反射鏡支持部
82 ランプ支持部

Claims (1)

  1. 発光空間を形成する膨出部およびこの膨出部の両端に連設されたロッド状の封止部を有する発光管を具えた光源ランプと、後端に筒状頸部を有するガラス製の反射鏡とを具え、光源ランプがその一方の封止部が反射鏡の筒状頸部内に挿通されて反射鏡の背面中央位置に装着されたランプ保持部材によって保持、固定されてなる光源装置であって、
    反射鏡には、筒状頸部に連続して後方に延出する突起部が形成されており、
    ランプ保持部材は、開口部が形成された板状の端壁部と、この端壁部の外面中央位置に形成された、光源ランプの封止部が挿入または嵌合される筒状部分とを有し、
    反射鏡の突起部がランプ保持部材の開口部に挿入された状態において、当該突起部と当該開口部とにより形成される空隙内に接着剤が注入されることにより反射鏡とランプ保持部材とが固定されてなることを特徴とする光源装置。
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