JP2006302549A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内面に反射面を有し、外部にネック部を有し、ネック部にダブルエンド型の高圧放電ランプを貫通させて固定するための取り付け穴を有する反射鏡であって、取り付け穴は、型押し成形されたテーパー部及び切削加工された円筒形状部からなり、テーパー部の大きい方の開口部が反射面に位置し、テーパー部の小さい方の開口部が円筒形状部に接続され、テーパー部と円筒形状部とが略同一の内径で接続される構成とした。
【選択図】 図1
Description
そして、反射型ランプを使用したプロジェクターはテレビ(CRT)やOHPの代替として普及しつつある。特に、液晶プロジェクター、DLPプロジェクターの普及は著しい。このようなプロジェクターに対する要求として、高解像度、高精細とともに、明るさの向上、照射画面の均一性、小型軽量、低コストなどがある。
それに伴って、光源装置もさらなる小型化、高出力化そして低コスト化を要求されている。
上記の用途の光源装置においては、一般に、内部に発光物質が封入された発光管の両端から延在した2箇所の封止部を有するダブルエンド型の高圧放電ランプ(以下、「ランプ」という)を用いて、そのランプを反射鏡外部に設けられたネック部に貫通固定するものが多く使用されている。ここで、反射鏡は硬質ガラスであり、ランプを貫通固定するための取り付け穴の作製方法としては、型押し成形や切削加工が用いられる。なお、型押し成形の場合は、成形の最後に型を抜くためにその成形部分が約3度以上の勾配を有していなければならない。
従来例には、図4(b)に示すように、取り付け穴を反射面逆側にて型押し成形したもの、即ち、取り付け穴の反射面側開口部の方が他方の開口部よりも小さいものがある(特許文献1)。また、逆に、図4(c)に示すように、取り付け穴を反射面側から型押し成形したもの、即ち、取り付け穴の反射面側開口部の方が他方の開口部よりも大きいものも考えられる。さらに、図4(d)に示すように、取り付け穴全体を切削加工して取り付け穴を中心軸に平行にしたものもある(特許文献2)。またさらに、図4(e)に示すように図4(c)のような構造においてさらに反射面逆側から切削加工を施したものもある(特許文献3)。
従って、製作には適度のテーパーをつけた型押し成形と切削加工とを効果的に組み合わせることが要求される。
即ち、取り付け穴の反射面側の開口部をできるだけ小さくすること、及び容易な接着剤の充填境界位置制御が要求される。
従って、取り付け穴は、接着剤が内部でできるだけ均一に充填される構造とすること、急激な形状の変化のない構造とすること、及び切削加工面をできるだけ露出しないようにすることがクラック防止の好適な構造となる。
本発明の第1の側面は、内面に反射面を有し、外部にネック部を有し、ネック部にダブルエンド型の高圧放電ランプを貫通させて固定するための取り付け穴を有する反射鏡であって、取り付け穴は、型押し成形されたテーパー部及び切削加工された円筒形状部からなり、テーパー部の大きい方の開口部が反射面に位置し、テーパー部の小さい方の開口部が円筒形状部に接続され、テーパー部と円筒形状部とが略同一の内径で接続された反射鏡である。また、テーパー部と円筒形状部との接続部において、テーパー部と円筒形状部とのなす角を173度以上177度以下とした。
図1は第1の実施例に係る光源装置の光軸に沿った方向の断面図である。図において、1は石英ガラス製発光管(以下、「発光管」という)であり、発光管1の両端には電極2a及び2bが封止部に埋め込み固定されている。電極2a、2b間距離、即ち、アーク長は1.0mmである。発光管1の中には封入物としてハロゲンガス、水銀、始動用アルゴンが封入されている。なお、3a及び3bは電極2a及び2bに接続されたモリブデン箔であり、電力供給線7に接続され、電源となる安定器に接続されている。
4はダイクロイック反射鏡であり、反射面41、ネック部42及びネック部42に設けられた取り付け穴43を備えている。発光管1は取り付け穴43にアルミナ、シリカを主成分とする無機系耐熱接着剤5で固定されている。6は受け台である。
ここで、上記のドリルなどによる通し穴加工において、反射面41側からドリルを通す場合、テーパー部43aを案内穴として利用することができる。これにより、穴あけ用ドリルがテーパー部43aによって確実に位置決めされるため、ガラス壁を突き破る穴あけ加工においてもドリル軸心のブレが無く、確実かつ簡単に加工できる。従って、例えば、通常の手動ボール盤を用いた場合でも自動的に穴加工の位置決めが簡単にでき、好適である。もちろん、ドリルを反射面41の反対側から通しても、上記のようなメリットはないが、加工は可能である。
また、反射効率についても、テーパー部の小さい方の開口部が反射面41寄りにあるので反射面41における開口部は大きくはならず、反射面の面積、即ち、反射効率を保つことができる。また、接着剤5の終端はテーパー部43aに多少はみ出る辺りに来ればよいので、厳密な充填境界制御をしなくても接着剤5が反射面41にはみ出ないようにすることもでき、これにより反射効率を損ねる要因を排除できる。
実施例1においては、反射鏡4、発光管1などからなる光源装置を示したが、第2の実施例ではそのような光源装置を用いたプロジェクターを示す。
図3は本実施例のプロジェクターを示す図である。上述の光源装置11と発光管1を点灯するための電子安定器12とが筐体13に内蔵され所定の位置に固定されている。なお、図は実施例を模擬的に図示したものであり、寸法、配置などは図面通りではない。また、光源装置11における詳細な接着部分などは説明の便宜のため省略して図示している。さらに、図示されない他の映像系の部材等は適宜配置可能である。
Claims (7)
- 内面に反射面を有し、外部にネック部を有し、該ネック部にダブルエンド型の高圧放電ランプを貫通させて固定するための取り付け穴を有する反射鏡であって、
該取り付け穴は、型押し成形されたテーパー部及び切削加工された円筒形状部からなり、
該テーパー部の大きい方の開口部が該反射面に位置し、該テーパー部の小さい方の開口部が該円筒形状部に接続され、
該テーパー部と該円筒形状部とが略同一の内径で接続されたことを特徴とする反射鏡。 - 請求項1記載の反射鏡において、該テーパー部と該円筒形状部との接続部において、該テーパー部と該円筒形状部とのなす角が173度以上177度以下であることを特徴とする反射鏡。
- 内面に反射面を有し、外部にネック部を有し、該ネック部にダブルエンド型の高圧放電ランプを貫通させて固定するための取り付け穴を有する反射鏡であって、
該取り付け穴は、型押し成形されたテーパー部及び切削加工された円筒形状部からなり、
該テーパー部の大きい方の開口部が該反射面側に位置し、該テーパー部の小さい方の開口部が該円筒形状部に接続され、
該取り付け穴の中心軸に沿った断面図において、該テーパー部と該円筒形状部との境界が半径1mm以上の円弧にて接続されていることを特徴とする反射鏡。 - 請求項1から請求項3いずれか一項に記載の反射鏡、及び該反射鏡に光軸を合わせて固定されるダブルエンド型高圧放電ランプを備えた光源装置であって、
前記取り付け穴に該高圧放電ランプを固定するための接着剤が該円筒形状部全体を覆うように充填されたことを特徴とする光源装置。 - 請求項4記載の光源装置、該光源装置に電力を供給する電源ユニット、並びに該光源装置及び該電源ユニットを収納する筐体を備えたことを特徴とするプロジェクター。
- 内面に反射面を有し、外部にネック部を有し、該ネック部にダブルエンド型の高圧放電ランプを貫通させて固定するための反射鏡を成形する方法であって、
型押し成形により、該ネック部にテーパー状の開口部を該反射面側に設ける工程、及び
切削加工により、該ネック部を該テーパー部と同軸に通し穴加工して円筒形状部を設ける工程
からなることを特徴とする方法。 - 請求項6記載の方法により形成された反射鏡にダブルエンド型高圧放電ランプを固定して光源装置を製造する方法であって、
該円筒形状部に該高圧放電ランプを挿入する工程、及び
該円筒形状部と該高圧放電ランプとの隙間に、該反射面と逆側から接着剤を充填する工程からなる方法において、
該接着剤が該円筒形状部全体を覆うように充填されることを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005119197A JP2006302549A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 光源装置 |
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JP2005119197A JP2006302549A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 光源装置 |
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JP2006302549A true JP2006302549A (ja) | 2006-11-02 |
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Family Applications (1)
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JP2005119197A Pending JP2006302549A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 光源装置 |
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JP (1) | JP2006302549A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102221179A (zh) * | 2010-04-15 | 2011-10-19 | 毛有强 | 一种灯用反光器及灯具 |
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2005
- 2005-04-18 JP JP2005119197A patent/JP2006302549A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102221179A (zh) * | 2010-04-15 | 2011-10-19 | 毛有强 | 一种灯用反光器及灯具 |
CN102221179B (zh) * | 2010-04-15 | 2015-02-18 | 毛有强 | 一种灯用反光器及灯具 |
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