JP2007114849A - スプレッドシートのセル内範囲グラフ表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】スプレッドシートにおいて複数の範囲をわかりやすく、簡便な操作で表示する。
【解決手段】複数のセル内の各々に記入されている範囲指定データに基づき、ユーザが指定する一つのセル内に、範囲指定データの各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフを表示させる。各範囲の色や模様を互いに異ならせることにより、視覚的なわかりやすさを向上させることができる。範囲グラフが表示されているセルのサイズが変更されると、新たなセルの大きさに基づいて範囲グラフのサイズも変更される。必要に応じ、範囲グラフを縦向きに表示させることも可能である。
【選択図】図1
【解決手段】複数のセル内の各々に記入されている範囲指定データに基づき、ユーザが指定する一つのセル内に、範囲指定データの各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフを表示させる。各範囲の色や模様を互いに異ならせることにより、視覚的なわかりやすさを向上させることができる。範囲グラフが表示されているセルのサイズが変更されると、新たなセルの大きさに基づいて範囲グラフのサイズも変更される。必要に応じ、範囲グラフを縦向きに表示させることも可能である。
【選択図】図1
Description
本発明はコンピュータで実行されるスプレッドシートプログラムに関し、特に、範囲値を有する複数の範囲指定データに基づき、それらの各範囲を表示する一つのグラフをスプレッドシートのセル内に表示させる技術に関する。
データの集計や分析を行うためのスプレッドシート(表計算ソフトウエア)は大抵、計算機能のみだけでなく、セルに入力されている複数のデータに基づき様々な種類のグラフを作成する機能を備えている。代表的なグラフの種類には、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、散布図等があり、適切な種類のグラフを用いることにより、そのままでは意味の捉えにくいデータをわかりやすく視覚的に表現することが可能となる。
スプレッドシートが標準的な機能として備えているグラフの種類には限りがあるため、常にあらゆるデータに対して最適なグラフ化が行えるわけではない。そこで、スプレッドシートのデータをより理解しやすい形態で視覚化することを目的として各種のグラフ表示技術が開発・開示されてきた。例えば特許文献1には、長方形の図形を、階級値に対応するサイズの小領域に分割することによって統計データを視覚化する技術が記載されている。このようなグラフ表示技術を適宜に利用することにより、種々のデータを多様な形態で表現することが可能となる。
しかし、上記のようなグラフ作成機能ではいずれもグラフ描画のための作業や設定を逐一行う必要があるため、作業が面倒である。また、作成されたグラフをスプレッドシート上で見やすいように配置することが必要であるが、グラフが複数個ある場合、これはかなりの手間を要する作業である。
このような事情に鑑み、本願発明者はスプレッドシートにおいてグラフを可能な限り簡潔に、そして効果的に表示するという観点から研究を行い、セル内にグラフを表示する発明に想到し、本発明に先立ち出願を行った(特願2004-368729)。
また最近、マイクロソフト社は、スプレッドシートソフトにおいて各セルの背景にセル内の数値に合わせた棒グラフを表示させるという、数値の大きさを視覚的に表す機能について公開している(非特許文献1参照)。
また最近、マイクロソフト社は、スプレッドシートソフトにおいて各セルの背景にセル内の数値に合わせた棒グラフを表示させるという、数値の大きさを視覚的に表す機能について公開している(非特許文献1参照)。
上述した先出願のセル内グラフ表示方法では、割合値を有するデータに基づき、その割合を表すグラフを、指定したセルの内部にそのセルのサイズに合わせて描くことができる。また、範囲値を有する範囲データに基づき、その範囲を示すグラフを指定したセルの内部に描くことができる。操作は至極簡潔であり、作成されたグラフの配置も非常に容易に行うことができる。
本願発明者はこのような、セル内にグラフを表示するという優れた発明を更に発展させるべく鋭意研究を進めた結果、複数の範囲データの示す各範囲を一つの範囲グラフにまとめて表示させることに想到した。
以上のようにして成された本発明に係るセル内範囲グラフ表示方法は、
スプレッドシートの複数のセル内の各々に記入されている範囲指定データに基づき、所定の一つのセル内に、該各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフを表示することを特徴とする。
スプレッドシートの複数のセル内の各々に記入されている範囲指定データに基づき、所定の一つのセル内に、該各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフを表示することを特徴とする。
本明細書において「セルの幅」はセルの長辺方向の長さを指し、通常のスプレッドシートにおいてはセルの左右方向の長さである。また、「セルの厚み」はセルの短辺方向の長さを指し、通常はセルの上下方向の長さである。
本発明に係るセル内範囲グラフ表示方法により、複数のセル内の各々に記入されている範囲指定データが表す各々の範囲を一本の帯状グラフに表示させ、その帯状グラフを指定したセル内に表示させることができるので、ユーザは各範囲データの表す範囲を一見して素早く比較しつつ知ることができる。また、範囲グラフがセル内に表示されるため、従来のスプレッドシートの機能によってグラフを作成する場合と比べて、設定や配置に要する時間が格段に短縮される。
以下、図を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のコンピュータシステム1の要部構成を示すブロック図である。コンピュータシステム1は、CPU2、メモリ3、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイから成る表示部4、文字・数字入力キー及び各種機能キーなどを備えているキーボードや、ポインティングデバイスであるマウスから成る入力部5、及び記憶部6が相互に接続されることにより構成されている。記憶部6はプログラムやデータなどが予め記憶されている磁気記録媒体、光学記録媒体、半導体メモリなどから成る記憶媒体を備えている。この記憶媒体は、記憶部6に対して固定的に設けられたものであってもよいし、着脱自在であってもよい。また、記憶部6には、OS(Operating System)6a、スプレッドシートアプリケーションプログラム6b、セル内範囲グラフ表示プログラム6c、範囲指定データ定義情報6d、範囲グラフ設定情報6eが記憶されている。
本発明のセル内範囲グラフ表示プログラム6cは、各種のスプレッドシートアプリケーションプログラムにおいてマクロとして実装することが可能であるほか、一種の関数として組み込むことも可能である(図6上段)。また、スプレッドシートアプリケーションに限らず、スプレッドシート機能を備えた各種のアプリケーションプログラムに適用することも可能である。
範囲指定データ定義情報6dは、上限値及び下限値から成る範囲指定データの形式を定義するテーブルである。セル内範囲グラフ表示プログラム6cはこの範囲指定データ定義情報6dを参照することにより、範囲指定データに含まれる上限値及び下限値を抽出する。範囲指定データの形式は特に限定されず、例えば、カンマ「2,6」やコロン「2:6」をはじめとする各種区切り記号によって表記された形式とすることができる。また、「range(2,6)」のように関数のように表記してもよい。「下限2上限6」のように所定の文字と組み合わせることにより表してもよい。
また、範囲指定データによって示される上限値及び下限値は、数字に限らず、日付や時間によって表される期間であっても構わない。
また、範囲指定データによって示される上限値及び下限値は、数字に限らず、日付や時間によって表される期間であっても構わない。
なお、本発明において範囲指定データは必ずしも一のセルに入力されている必要はなく、下限値が入力されたセル及び上限値が入力されたセルの組によって範囲指定データが構成されていてもよい。
図2に、範囲グラフ設定情報6eの構成例を示す。範囲グラフ設定情報6eには、以下に挙げるような、範囲グラフ画像を作成するために必要な、表示形式に関する表示形式情報や範囲グラフ画像をセル内に配置するための配置情報が記録されている。
・範囲グラフの厚み情報21
・範囲指定データの範囲の重複部の色及び模様を指定する重複部情報22
・各範囲の色及び模様を指定する配色情報23
この範囲グラフ設定情報6eに含まれるデータは、入力部5によって自由に変更を行うことが可能である。
・範囲グラフの厚み情報21
・範囲指定データの範囲の重複部の色及び模様を指定する重複部情報22
・各範囲の色及び模様を指定する配色情報23
この範囲グラフ設定情報6eに含まれるデータは、入力部5によって自由に変更を行うことが可能である。
次に、CPU2がセル内範囲グラフ表示プログラム(以下、「プログラム」と略記する)を実行することにより行われるセル内範囲グラフ表示処理について図3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、ユーザは入力部5を操作することにより、スプレッドシートにおいて任意の複数のセル(以下、「範囲指定データセル」とする)に範囲指定データを入力する(ステップS1)。ここでは、図4に示すように、スプレッドシートのセルA1、A2、A3に範囲指定データとして「3:5」、「7:9」、「12:15」がそれぞれ入力されたものとする。
この範囲指定データは、ユーザによって手動で入力されたものでもよいし、所定の計算処理の結果としてセルに自動的に入力されたものでもよい。
この範囲指定データは、ユーザによって手動で入力されたものでもよいし、所定の計算処理の結果としてセルに自動的に入力されたものでもよい。
次いでユーザは範囲グラフを表示させるセル(以下、「範囲グラフ表示セル」とする)を入力部5によって選択する(ステップS2)。ここでは、セルB2が選択されたものとする。そして、セル内範囲グラフ表示処理の実行を入力部5からの入力により指示する(ステップS3)。
ユーザが範囲指定データセル(セルA1、A2、A3)を選択する(ステップS4)と、プログラムは、その範囲指定データが、範囲指定データ定義情報6dにおいて定義されているデータ形式を備えているかどうかを確認する(ステップS5)。
なお、本発明において範囲指定データセル及び範囲グラフ表示セルの選択は、いかなる方法を用いても構わない。例えば、所定のダイアログボックス(図示せず)が表示され、ユーザがその指示に従って範囲指定データセル及び範囲グラフ表示セルを選択するようにしてもよい。
ステップS5におけるデータ形式の確認の結果、選択された範囲指定データのデータ形式が定義されていない形式である場合には、所定のエラーメッセージを表示し、セル内範囲グラフ表示処理を終了する。
定義されている形式の場合には、ステップS6に進み、表示最大値及び表示最小値を決定する。表示最大値及び表示最小値とは、範囲グラフの両端部の値となる最大値及び最小値のことである。図4に示す例では、3〜5、7〜9、12〜15の三つの範囲(これらの各範囲を第一範囲、第二範囲、第三範囲と称する)から成る範囲グラフが描かれ、これらの範囲指定データ全体の最小値は3、最大値は15であるが、表示最小値は0、表示最大値は16と設定されている。
表示最大値及び表示最小値は予め設定されている値でもよいし、範囲指定データ全体の最小値及び最大値に基づき決定してもよい。例えば、最小値及び最大値の差の所定の割合分の値を前後に付け加えて得られる値をそれぞれ表示最小値、表示最大値とすることもできる。
表示最大値及び表示最大値を適切に設定することにより、範囲グラフをより見やすくすることができる。
表示最大値及び表示最大値を適切に設定することにより、範囲グラフをより見やすくすることができる。
続いてプログラムは、範囲グラフ表示セルのサイズを取得する。具体的には、範囲グラフ表示セルの幅及び厚みの値を取得する(ステップS7)。本実施例ではそれぞれが320pixels、20pixelsであるものとする。
次にプログラムは、範囲グラフ画像を作成する(ステップS8)。範囲グラフ画像は複数の範囲指定データの各範囲を表示した一本の帯状のグラフである。なお、本発明においては、範囲グラフ表示セルのサイズと同一サイズの範囲グラフ画像を作成し、それを範囲グラフ表示セル内に表示することもできるし、各範囲の画像を別個に作成し、範囲グラフ表示セル内の所定の位置に各範囲の画像を配置することによって一本の帯状のグラフとし、これを範囲グラフ画像としてもよい。
ステップS8において、範囲グラフ表示セルのサイズと同一サイズの範囲グラフ画像を作成する場合、上記ステップS7において取得されたセルのサイズと、ステップS6において決定された表示最大値及び表示最大値とに基づき各範囲の幅を算出する。また、範囲グラフ設定情報6eに記載されている厚み情報21に基づき、厚みを算出する。さらに、各範囲について、配色情報23に沿って色及び模様を設定することにより、範囲グラフ画像を作成する。
図4に示す例では、表示最小値が0、表示最大値が16であるため、第一範囲は、範囲グラフ画像の左端から(320/16)×3〜(320/16)×5、即ち、60〜100pixelsの位置に描かれる。厚みは20×90%=18pixelsとなる。また、第一範囲の模様は左下がり斜線、色は青である。第二範囲、第三範囲に関しても同様の処理が行われる。
図4に示す例では、表示最小値が0、表示最大値が16であるため、第一範囲は、範囲グラフ画像の左端から(320/16)×3〜(320/16)×5、即ち、60〜100pixelsの位置に描かれる。厚みは20×90%=18pixelsとなる。また、第一範囲の模様は左下がり斜線、色は青である。第二範囲、第三範囲に関しても同様の処理が行われる。
次にステップS9において、プログラムが上記範囲グラフの画像を範囲グラフ表示セル内に配置し、表示部4であるディスプレイに表示する(図5)ことにより、処理が終了する。
以上のようにして、スプレッドシートのセル内に複数の範囲グラフが一本の帯状グラフとして表示されることにより、複数の範囲データがわかりやすく視覚化される。
大抵のスプレッドシートではセルのサイズを自由に変更することが可能である。そこで、範囲グラフ表示セルのサイズが変更された場合には、範囲グラフが常に新しい範囲グラフ表示セルのサイズに対応するために(図5)、上記ステップS7〜S9の処理を再度実行するのが好ましい。
複数の範囲指定データの各データが互いに重複する場合もある。この場合、重複範囲に関しては範囲グラフ設定情報6eの重複部情報22に基づく表示となるように範囲グラフ画像を作成する。図6及び図7ではセルA2及びセルA3の範囲の一部が互いに重複しており(10〜11の範囲)、重複部がユーザにとってわかりやすいように(重複部情報22の記載に従って)描かれている。
範囲指定データセル及び範囲グラフ表示セルの選択方法は、先に述べたように、いかなるものでも構わないが、ユーザによる操作性を一層向上させるために、関数として入力可能としてもよい。この場合は、所定の関数を入力すると同時にプログラムが実行される。図6の上段では、範囲指定グラフを表示するセルB2に「=cellpyo(A1,A2,A3)」という関数が入力された例が描かれている。この入力に基づきプログラムはA1、A2、A3のセルに記載されている範囲指定データを読み取り、図3のフローチャートにおけるステップS5以降の処理を実行する。その結果、図6の下段に描くように、セルB2に範囲指定グラフが表示される。
また、範囲指定データセル及び範囲グラフ表示セルの他の選択例として、図7上段に示すように、範囲指定データセルと範囲グラフ表示セルとを引数として記載する形式とすることもできる。図7上段に示した例では、セルB1に「cellpyo(A1,C1)」という文字列が記載されており、範囲指定データセルとしてセルA1を、範囲グラフ表示セルとしてセルC1を指定している。また同時に、セルB2、B3においても、セルA2、A3のそれぞれを範囲指定データセルとし、範囲グラフ表示セルとしてセルC1を指定する文字列が入力されている。
通常のスプレッドシートでは、=(イコール)から始まる文字列をセルに入力すると直ちに組み込み関数が自動的に呼び出されて実行されてしまうため、複数のセルに記載されたデータによって範囲指定データセル及び範囲グラフ表示セルを指定する本例の場合は、先頭にイコールを表記しない形式の文字列を用いるのが好適である。
通常のスプレッドシートでは、=(イコール)から始まる文字列をセルに入力すると直ちに組み込み関数が自動的に呼び出されて実行されてしまうため、複数のセルに記載されたデータによって範囲指定データセル及び範囲グラフ表示セルを指定する本例の場合は、先頭にイコールを表記しない形式の文字列を用いるのが好適である。
次いでユーザが入力部5を操作することによりプログラムを実行させると、プログラムはセルB1、B2、B3に入力されている文字列を参照することによってセルA1、A2、A3に記載されている範囲指定データを読み取り、図3のフローチャートにおけるステップS5以降の処理を実行し、セルC1に範囲指定グラフを表示する(図7下段)。
スプレッドシートの利用形態によっては、セルの上下方向を長辺とすることも考えられる。このような場合に対応するために、図8に示すように上下方向をセルの幅、左右方向をセルの厚みとみなすことにより、セルの上下方向に範囲が示された範囲グラフを作成することを可能としておくのが好ましい(図8のセルB2)。
ユーザが範囲グラフを見た際に、その意味をより素早く理解できるようにするために、表示最小値及び表示最大値を範囲グラフ画像に含めることもできる(図8)。図8に示す例では、予め設定されている表示最小値0及び表示最大値40の両値が範囲グラフ画像の両端部(即ち範囲グラフ表示セルの両端部)に表示されている。
また、本発明の他の好適な形態として、表示最小値及び表示最大値に基づく目盛を設けることもできる。この目盛は、例えば目盛画像を作成し、目盛表示セルとして指定したセル内にその目盛画像を配置することにより設けることができる。目盛を設けることにより、ユーザが範囲グラフを見た際に、その表す範囲をより一層理解しやすくなる。
本発明の更に他の形態として、範囲グラフ表示セルを、複数ある範囲指定データセルのいずれかと同一のセルとすることもできる(図9)。図9の例では、範囲指定データセルの一つであるセルB2が範囲グラフ表示セルを兼ねている。なお、この場合には、範囲指定データの文字及びその背景となる範囲グラフの両者を見やすくするために、範囲グラフ画像の明度が範囲指定データの文字が読み取れる程度に高いことが好ましい。
以上、本発明に係るセル内範囲グラフ表示方法について説明したが、本発明の趣旨の範囲で適宜変形や修正を行っても、本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。
1…コンピュータシステム
2…CPU
3…メモリ
4…表示部
5…入力部
6…記憶部
2…CPU
3…メモリ
4…表示部
5…入力部
6…記憶部
以上のようにして成された本発明に係るセル内範囲グラフ表示方法は、
スプレッドシートの複数のセル内の各々に記入されている上限値及び下限値から成る範囲指定データを読み取り、該範囲指定データの各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフ画像を作成して範囲グラフとし、所定の一つのセル内に該範囲グラフを表示することを特徴とする。
スプレッドシートの複数のセル内の各々に記入されている上限値及び下限値から成る範囲指定データを読み取り、該範囲指定データの各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフ画像を作成して範囲グラフとし、所定の一つのセル内に該範囲グラフを表示することを特徴とする。
以上のようにして成された本発明に係るセル内範囲グラフ表示方法は、
少なくともCPU、メモリ、表示部、入力部を含んで成るコンピュータシステムにおいて、該表示部に表示されたセルの内部にグラフを表示するセル内範囲グラフ表示方法であって、
該CPUが、スプレッドシートの同一のセル又は異なるセルに入力されている上限値及び下限値から成る範囲指定データを複数読み取り、該複数の範囲指定データの各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフ画像を作成して範囲グラフとし、所定の一つのセル内に該範囲グラフを表示することを特徴とする。
少なくともCPU、メモリ、表示部、入力部を含んで成るコンピュータシステムにおいて、該表示部に表示されたセルの内部にグラフを表示するセル内範囲グラフ表示方法であって、
該CPUが、スプレッドシートの同一のセル又は異なるセルに入力されている上限値及び下限値から成る範囲指定データを複数読み取り、該複数の範囲指定データの各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフ画像を作成して範囲グラフとし、所定の一つのセル内に該範囲グラフを表示することを特徴とする。
Claims (6)
- スプレッドシートの複数のセル内の各々に記入されている範囲指定データに基づき、所定の一つのセル内に、該各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフを表示する
ことを特徴とするセル内範囲グラフ表示方法。 - 前記範囲グラフの表示最小値及び表示最大値が、予め設定されている、又は、前記複数の範囲指定データ全体の最小値及び最大値に基づき決定される
ことを特徴とする請求項1に記載のセル内範囲グラフ表示方法。 - 前記範囲グラフの各範囲の色又は/及び模様が、互いに異なる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のセル内範囲グラフ表示方法。 - 範囲グラフが表示された前記セルの大きさが変更されると、該範囲グラフの表示が新たなセルの大きさに対して前記範囲を示すように変更される
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセル内範囲グラフ表示方法。 - 範囲グラフを表示するセルが、範囲指定データが記入された複数のセルのいずれかと同一である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のセル内範囲グラフ表示方法。 - スプレッドシートの指定された複数のセル内の各々に記入された範囲指定データを読みとり、
予め設定された値に基づき、又は、前記複数の範囲指定データ全体の最小値及び最大値に基づき、表示最小値及び表示最大値を設定し、
所定の一つのセル内に、前記表示最小値及び表示最大値を該セルの両端の値とみなし、前記各範囲を表示した一本の帯状の範囲グラフを表示させる
ことを特徴とするセル内範囲グラフ表示プログラム。
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