JP6511825B2 - 表示制御システム、表示制御方法および表示制御プログラム - Google Patents

表示制御システム、表示制御方法および表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御システム、表示制御方法および表示制御プログラムに関する。
企業の活動に伴うデータを蓄積して活用することが行われている。例えば、製品の組み立てラインにおける製造装置の動作ログ等のデータを蓄積し、生産工程の改善に活用することが行われている。また、所定の領域において取得される複数のパラメータの情報を分析し、分析結果を3次元空間グラフィックにより可視化して表示することが提案されている。
特開2010−250769号公報
しかしながら、3次元空間グラフィックにおいて、ユーザの視点の奥にある領域のうち、特異度が高いものを見えるようにするために、特異度が高い領域ほど不透明にする場合がある。このため、特異度が高い領域がユーザの視点の手前と奥にある場合には、どちらの領域も不透明となるので、ユーザの視点の奥にある領域が隠されてしまい、視認性が低下する場合があり、例えば、製造装置の異常を示す情報を見逃してしまう場合がある。
一つの側面では、本発明は、重畳される複数種類のオブジェクトを視認可能に表示できる表示制御システム、表示制御方法および表示制御プログラムを提供することにある。
一つの態様では、表示制御システムは、少なくとも表示制御装置を有する。表示制御装置は、透過度制御部を有する。表示制御装置の透過度制御部は、少なくとも一部が重なる状態で、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする。
重畳される複数種類のオブジェクトを視認可能に表示できる。
図1は、実施例の表示制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、ログ記憶部の一例を示す図である。 図3は、透過度記憶部の一例を示す図である。 図4は、透過度記憶部の一例を示す図である。 図5は、透過度記憶部の一例を示す図である。 図6は、透過度が未設定であるグラフの一例を示す図である。 図7は、第1透過度が設定されたグラフの一例を示す図である。 図8は、透過度の設定が完了したグラフの一例を示す図である。 図9は、所定領域の表示を含む透過度の設定が完了したグラフの一例を示す図である。 図10は、実施例の透過度制御処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、第1透過処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、第2透過処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、第3透過処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、表示制御プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する表示制御システム、表示制御方法および表示制御プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の表示制御システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す表示制御システム1は、表示制御装置100を有する。表示制御システム1は、表示制御装置100の他に、例えば、工作機械の制御装置、温度試験等の各種試験装置等を含んでもよく、表示制御装置100は、各種装置からログデータを取得できる。また、表示制御システム1は、管理者用の端末装置を含んでもよい。表示制御装置100および各種装置との間は、図示しないネットワークを介して相互に通信可能に接続される。なお、以下の説明では、製品の組立ラインの各種情報をログデータとして取得する場合を一例として説明する。
図1に示す表示制御システム1の表示制御装置100は、例えば、各種装置から取得したログデータを重畳表示させたグラフを生成して、製品の組立ラインの管理者に提供する。表示制御装置100は、複数種類のログデータを、それぞれオブジェクト、すなわち表示部品として重畳表示させる。表示制御装置100は、少なくとも一部が重なる状態で、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する場合がある。表示制御装置100は、この場合に、重なり部分における第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、重なり部分における透過度を高める制御をする。なお、表示コンテンツは、グラフにプロットされるデータであり、例えば、温度、湿度等の定量データや、エラーメッセージ等のイベントデータ等のログデータである。また、重なり部分における透過度は、少なくとも第1の表示部品または第2の表示部品の一方について、透過度を高める制御をする。これにより、表示制御装置100は、重畳される複数種類のオブジェクト、つまり表示部品の各データを視認可能に表示できる。
次に、表示制御装置100の構成について説明する。図1に示すように、表示制御装置100は、通信部110と、表示部111と、操作部112と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、表示制御装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、図示しないネットワークを介して各種装置と有線または無線で接続され、各種装置との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、各種装置からログデータを受信する。通信部110は、受信したログデータを制御部130に出力する。
表示部111は、各種情報を表示するための表示デバイスである。表示部111は、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部111は、制御部130から入力されたグラフ画面等の各種画面を表示する。
操作部112は、管理者から各種操作を受け付ける入力デバイスである。操作部112は、例えば、入力デバイスとして、キーボードやマウス等によって実現される。操作部112は、管理者によって入力された操作を操作情報として制御部130に出力する。なお、操作部112は、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現されるようにしてもよく、表示部111の表示デバイスと、操作部112の入力デバイスとは、一体化されるようにしてもよい。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、ログ記憶部121と、透過度記憶部122とを有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
ログ記憶部121は、各種装置から受信したログデータを記憶する。図2は、ログ記憶部の一例を示す図である。図2に示すように、ログ記憶部121は、「ログID」、「日時」、「種類」、「工程の状態」、「温度」、「イベント内容」といった項目を有する。ログ記憶部121は、例えば、ログデータの1つの要素ごとに1レコードとして記憶する。
「ログID」は、ログデータの各要素を識別する。「日時」は、ログデータの各要素が取得された日時を示す。「種類」は、ログデータの種類を示す。種類は、例えば、工程の開始または終了を示す「トレーサビリティ」、組立ラインの所定の場所の温度を示す「温度」、エラー等の発生を示す「イベント」といったものが挙げられる。「工程の状態」は、種類がトレーサビリティである場合に、各工程の開始または終了を示す。「温度」は、種類が温度である場合の温度を示す。「イベント内容」は、種類がイベントである場合に、イベントの内容を示す。イベントの内容は、例えば、「Emergency」、「Error」、「Information」等が挙げられる。「Emergency」は、例えば、製造装置で故障が発生して動作が停止した場合に発せられる。「Error」は、例えば、製造装置で製造される製品の部品が供給されず、組み立てが出来ない場合に発せられる。「Information」は、例えば、製造装置で製造される製品の部品が所定量以下となった場合に発せられる。
図1の説明に戻って、透過度記憶部122は、グラフの種類、特性、描画領域に占める大きさ、および、グラフの要素の密集度等の各条件に基づく最終的な透過度を、各条件と対応付けて記憶する。図3〜図5は、透過度記憶部の一例を示す図である。図3〜図5に示すように、透過度記憶部122は、「グラフ種類」、「グラフの特性に応じた透過度」、「最大描画領域に占める割合に応じた透過度」、「所定領域内の要素の密集度に応じた透過度」、「最終的な透過度」といった項目を有する。
「グラフ種類」は、表示するグラフの種類を示す。グラフ種類は、例えば、トレーサビリティデータであれば「トレース」とし、定量データであれば「ヒートマップ」とし、イベントデータであれば「イベント」とする。「グラフの特性に応じた透過度」は、グラフ種類ごとに、グラフの特性に応じた透過度を示す。以下の説明では、グラフの特性に応じた透過度を第1透過度と表す。第1透過度は、例えば、グラフ種類がトレースであれば、ある時間において要素が1つであれば透過度を0%とし、2つ以上の要素が重複する場合であれば透過度を50%とする。
また、第1透過度は、例えば、グラフ種類がヒートマップであり、正規分布の上位および下位の値を見たい場合には、パーセンタイル値を用いて透過度を設定する。当該場合には、例えば、x<X2.5を透過度0%、X2.5<x<X15を透過度50%、X15<x<X85を透過度90%、X85<x<X97.5を透過度50%、x>X97.5を透過度0%とすることができる。なお、xは、例えば温度を示す。また、第1透過度は、例えば、グラフ種類がイベントであれば、「Emergency」は透過度20%、「Error」は透過度50%、「Information」は透過度90%とすることができる。
「最大描画領域に占める割合に応じた透過度」は、グラフのデータの要素が、当該要素が描画される描画領域の最大描画領域に占める割合に応じた透過度を示す。以下の説明では、最大描画領域に占める割合に応じた透過度を第2透過度と表す。第2透過度は、例えば、当該割合が5%未満のとき透過度0%、5%以上20%未満のとき透過度20%、20%以上50%未満のとき透過度50%、50%以上のとき透過度80%とすることができる。第2透過度は、例えば、グラフ種類がヒートマップである場合には、ヒートマップの幅が占める割合に応じて設定する。ここで、ヒートマップの幅が占める割合は、例えば、グラフ全体(表示領域)の幅、または、グラフが複数に分割された分割領域のうちの1つの分割領域の幅に対するヒートマップの幅が占める割合である。なお、グラフ全体の幅、または、グラフが複数に分割された分割領域のうちの1つの分割領域の幅は、当該ヒートマップのデータを描画できる最大描画領域である。
第2透過度は、例えば、グラフ種類がイベントである場合には、表示されるポイント(データの要素)のうち直径が最大であるポイントの直径が、グラフの時間軸の長さに占める割合に応じた透過度を示す。なお、グラフの時間軸の長さは、一度に表示可能な表示領域に表示されるグラフの時間軸の長さでもよいし、表示領域が複数に分割された分割領域のうちの1つの分割領域の時間軸の長さでもよい。言い換えると、グラフの時間軸の長さは、当該イベントグラフのデータを描画できる最大描画領域である。
例えば、イベントグラフのポイントは、「Emergency」であれば直径20ピクセル、「Error」であれば直径10ピクセル、「Information」であれば直径4ピクセルとすることができる。このとき、例えば、表示領域の縦のピクセルが200ピクセルであり、当該表示領域内に「Emergency」に対応するポイントがプロットされる場合には、直径が最大であるポイントの直径が表示領域の時間軸の長さに占める割合は、20/200=10%となる。これにより、第2透過度は20%とすることができる。
「所定領域内の要素の密集度に応じた透過度」は、例えば、複数の所定領域内のヒートマップ、イベントグラフ等のデータの要素の数に係数を乗算して所定領域ごとに密集度を算出したうちの、複数の所定領域内における最大密集度に応じた透過度を示す。ここで、所定領域は、例えば、表示領域が複数に分割された分割領域のうちの1つの分割領域を用いることができる。以下の説明では、所定領域内の要素の密集度に応じた透過度を第3透過度と表す。第3透過度は、例えば、最大密集度2未満では透過度0%、最大密集度2以上3未満では透過度30%、最大密集度3以上5未満では透過度50%、最大密集度5以上では透過度80%とすることができる。
「最終的な透過度」は、表示部111に表示されるグラフ画面における表示領域の各グラフに適用される透過度を示す。最終的な透過度は、第1透過度、第2透過度および第3透過度に基づいて算出される。
図1の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、受付部131と、生成部132と、透過度制御部133と、表示制御部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受付部131は、グラフを表示させる旨の操作情報が操作部112から入力されると、グラフの表示を受け付ける。受付部131は、グラフの表示を受け付けると、通信部110を介して、各種装置からログデータを取得する。受付部131は、取得したログデータをログ記憶部121に記憶する。受付部131は、取得したログデータの記憶が完了すると、生成情報を生成部132に出力する。なお、受付部131は、各種装置からのログデータの記憶をリアルタイムで継続して行ってもよい。この場合には、受付部131は、表示領域に表示させる分のデータをログ記憶部121に記憶した時点で、生成情報を生成部132に出力する。
生成部132は、受付部131から生成情報が入力されると、ログ記憶部121を参照して、グラフ画面に表示させるグラフ、つまりグラフ画面の表示領域に表示させるグラフを生成する。すなわち、生成部132は、各グラフの生成処理と第1透過度の生成処理を有する第1透過処理のうち、各グラフの生成処理を実行する。生成部132は、グラフを生成するデータ種類ごとに、ログ記憶部121から各要素のデータを取得する。生成部132は、取得したデータがトレーサビリティデータであるか否かを判定する。生成部132は、取得したデータがトレーサビリティデータである場合には、各工程での開始時間同士および終了時間同士を結んでデータ帯として表現するトレースグラフを生成する。生成部132は、取得したデータがトレーサビリティデータでない場合には、取得したデータが定量データであるか否かを判定する。
生成部132は、取得したデータが定量データである場合には、工程ごとに時間軸と平行な帯として表現するヒートマップを生成する。生成部132は、取得したデータが定量データでない場合には、取得したデータがイベントデータであるとして、工程ごとに時間軸上に発生したイベントを円形のポイントで表現するイベントグラフを生成する。なお、生成部132は、他にも、ログデータの種類に応じて線グラフ、棒グラフ等を生成してもよい。生成部132は、生成したトレースグラフ、ヒートマップおよびイベントグラフをグラフデータとして透過度制御部133に出力する。
ここで、生成部132で生成されたグラフについて、図6を用いて説明する。図6は、透過度が未設定であるグラフの一例を示す図である。図6に示すグラフ21は、生成部132で生成したトレースグラフ、ヒートマップおよびイベントグラフを重畳表示したグラフである。グラフ21には、トレースグラフの要素であるデータ帯22が最背面に表示される。また、グラフ21には、ヒートマップの要素である帯23が、トレースグラフの上に重畳表示される。また、グラフ21には、イベントグラフの要素であるポイント25が、ヒートマップの上に重畳表示される。なお、トレースグラフ、ヒートマップおよびイベントグラフは、オブジェクトであり、データ帯22、帯23およびポイント25は、表示コンテンツである。グラフ21では、重畳表示されるデータ帯22、帯23およびポイント25は、透過していないため、データ帯22は、帯23またはポイント25の配置部分では、帯23またはポイント25に隠されて見えなくなる。また、帯23は、ポイント25の配置部分では、ポイント25に隠されて見えなくなる。
図6の例では、グラフ21には、工程Aと工程Bとの間、および、図示しない前後の工程との間での開始時間同士および終了時間同士を結ぶデータ帯22が表示される。また、グラフ21には、工程Aの時間軸に沿って、ヒートマップの帯23a、23bおよび23cが表示される。ここで、帯23aを一例としてヒートマップについて説明する。帯23aは、例えば、温度の正規分布に応じたパーセンタイル値を用いて、表示することができる。図6では、例えば、温度xについて、所定の温度範囲のうち、高温側からx<X2.5を帯の領域24a、X2.5<x<X15を帯の領域24b、X15<x<X85を帯の領域24c、X85<x<X97.5を帯の領域24d、x>X97.5を帯の領域24eとして表す。
さらに、グラフ21には、工程Aの時間軸に沿って、「Emergency」に対応するポイントであるポイント25a、および、「Error」に対応するポイントであるポイント25bが表示される。また、グラフ21には、工程Aの時間軸に沿って、「Information」に対応するポイントであるポイント25cが表示される。なお、グラフ21には、工程Bについても同様に、帯23およびポイント25が表示される。
図1の説明に戻って、透過度制御部133は、生成部132からグラフデータが入力されると、透過度記憶部122を参照して、第1透過度、第2透過度および第3透過度を生成する。また、透過度制御部133は、生成した第1透過度、第2透過度および第3透過度に基づいて、最終的な透過度を算出する。
まず、第1透過処理のうち第1透過度を生成する処理について説明する。透過度制御部133は、グラフデータがトレースグラフである場合には、並列処理の工程が含まれ、かつ、データ帯が重複するか否かを判定する。透過度制御部133は、並列処理の工程が含まれ、かつ、データ帯が重複する場合には、データ帯の透過度を50%に設定する第1透過度を生成する。透過度制御部133は、並列処理の工程が含まれないか、または、データ帯が重複しない場合には、データ帯の透過度を0%に設定する第1透過度を生成する。
透過度制御部133は、グラフデータがヒートマップである場合には、透過度記憶部122を参照して、データの分布に応じた透過度を設定する第1透過度を生成する。透過度制御部133は、図3〜図6の例では、帯の領域24aに透過度0%、帯の領域24bに透過度50%、帯の領域24cに透過度90%、帯の領域24dに透過度50%、帯の領域24eに透過度0%を設定した第1透過度を生成する。
透過度制御部133は、グラフデータがイベントグラフである場合には、透過度記憶部122を参照して、イベントの種類に応じた透過度を設定する第1透過度を生成する。透過度制御部133は、図3および図6の例では、ポイント25aに透過度20%、ポイント25bに透過度50%、ポイント25cに透過度90%を設定した第1透過度を生成する。透過度制御部133は、全てのデータ種類についてグラフおよび第1透過度の生成が完了したか否かを判定する。透過度制御部133は、全てのデータ種類についてグラフおよび第1透過度の生成が完了していない場合には、次のデータ種類を選択してグラフを生成する指示を生成部132に出力する。透過度制御部133は、全てのデータ種類についてグラフおよび第1透過度の生成が完了した場合には、第2透過度の生成処理に移行する。
ここで、第1透過度が設定された状態のグラフについて、図7を用いて説明する。図7は、第1透過度が設定されたグラフの一例を示す図である。図7に示すグラフ31は、図6に示すグラフ21に対して、第1透過度が設定された状態を示すグラフである。グラフ31には、トレースグラフの要素であるデータ帯32が最背面に表示される。また、グラフ31には、ヒートマップの要素である帯33が、トレースグラフの上に重畳表示される。また、グラフ31には、イベントグラフの要素であるポイント35が、ヒートマップの上に重畳表示される。
図7の例では、グラフ31には、工程Aと工程Bとの間、および、図示しない前後の工程との間での開始時間同士および終了時間同士を結ぶデータ帯32が表示される。データ帯32は、例えば、データ帯が重複しないので第1透過度が0%に設定される。また、グラフ31には、工程Aの時間軸に沿って、ヒートマップの帯33a、33bおよび33cが表示される。ここで、帯33aを一例としてヒートマップについて説明する。帯33aは、例えば、帯の領域34aに透過度0%、帯の領域34bに透過度50%、帯の領域34cに透過度90%、帯の領域34dに透過度50%、帯の領域34eに透過度0%の第1透過度が設定される。
さらに、グラフ31には、工程Aの時間軸に沿って、「Emergency」に対応するポイントであるポイント35a、および、「Error」に対応するポイントであるポイント35bが表示される。また、グラフ31には、工程Aの時間軸に沿って、「Information」に対応するポイントであるポイント35cが表示される。各ポイント35は、例えば、ポイント35aに透過度20%、ポイント35bに透過度50%、ポイント35cに透過度90%が設定される。なお、グラフ31には、工程Bについても同様に、帯33およびポイント35が表示され、それぞれ第1透過度が設定される。
次に、第2透過度を生成する第2透過処理について説明する。透過度制御部133は、第1透過度が生成されたグラフの表示順が最背面であるか否かを判定する。透過度制御部133は、グラフの表示順が最背面である場合には、透過度記憶部122を参照して、透過度の設定を変更しない旨の第2透過度を生成する。すなわち、透過度制御部133は、透過度0%を設定する第2透過度を生成する。透過度制御部133は、グラフの表示順が最背面でない場合には、グラフがヒートマップであるか否かを判定する。
透過度制御部133は、グラフがヒートマップである場合には、透過度記憶部122を参照して、ヒートマップの幅が、グラフ全体の幅または分割領域の幅に占める割合に応じた透過度を設定する第2透過度を生成する。図4および図5の例では、透過度制御部133は、ヒートマップの幅が、グラフ全体の幅または分割領域の幅、すなわち最大描画領域の幅に占める割合が、5%未満のとき透過度0%、5%以上20%未満のとき透過度20%を設定した第2透過度を生成する。また、透過度制御部133は、ヒートマップの幅が、最大描画領域の幅に占める割合が、20%以上50%未満のとき透過度50%、50%以上のとき透過度80%を設定した第2透過度を生成する。
透過度制御部133は、グラフがヒートマップでない場合には、グラフがイベントグラフであるか否かを判定する。透過度制御部133は、グラフがイベントグラフである場合には、透過度記憶部122を参照して、イベントグラフのポイントのうち、直径が最大であるポイントの直径がグラフの時間軸の長さに占める割合に応じた透過度を設定する第2透過度を生成する。図3の例では、透過度制御部133は、直径が最大であるポイントの直径がグラフの時間軸の長さに占める割合が、5%未満のとき透過度0%、5%以上20%未満のとき透過度20%を設定した第2透過度を生成する。また、透過度制御部133は、直径が最大であるポイントの直径がグラフの時間軸の長さに占める割合が、20%以上50%未満のとき透過度50%、50%以上のとき透過度80%を設定した第2透過度を生成する。
透過度制御部133は、グラフがイベントグラフでない場合には、透過度記憶部122を参照して、透過度の設定を変更しない旨の第2透過度を生成する。すなわち、透過度制御部133は、透過度0%を設定する第2透過度を生成する。
次に第3透過度の生成に用いる密集度の係数を設定する第3透過処理ついて説明する。透過度制御部133は、第2透過度が生成されたグラフの表示順が最背面であるか否かを判定する。透過度制御部133は、グラフの表示順が最背面である場合には、透過度記憶部122を参照して、透過度の設定を変更しない旨の第3透過度を生成する。すなわち、透過度制御部133は、透過度0%を設定する第3透過度を生成する。透過度制御部133は、グラフの表示順が最背面でない場合には、グラフがヒートマップであるか否かを判定する。
透過度制御部133は、グラフがヒートマップである場合には、ヒートマップの幅が、グラフ全体の幅または分割領域の幅に占める割合に応じた密集度の係数を設定する。透過度制御部133は、グラフがヒートマップでない場合には、グラフがイベントグラフであるか否かを判定する。透過度制御部133は、グラフがイベントグラフである場合には、イベントグラフのポイントの件数、および、ポイントの直径と分割領域の時間軸の長さとの比率に基づいて、密集度の係数を分割領域ごとに設定する。なお、分割領域には、表示領域を1つの分割領域とする場合も含まれる。
透過度制御部133は、グラフがイベントグラフでない場合には、グラフの種類に応じて予め定められた密集度の係数を設定する。グラフの種類に応じて予め定められた密集度の係数は、例えば、線グラフであれば「0.3」、棒グラフであれば「0.5」というように定めることができる。
透過度制御部133は、全ての種類のグラフについて、第2透過処理および第3透過処理が完了したか否かを判定する。透過度制御部133は、第2透過処理および第3透過処理が完了していない場合には、次のグラフを選択して第2透過処理および第3透過処理を実行する。透過度制御部133は、第2透過処理および第3透過処理が完了した場合には、第3透過処理で設定された密集度の係数に基づいて、分割領域ごとに密集度を算出する。透過度制御部133は、透過度記憶部122を参照して、各分割領域のうち最大の密集度に応じた透過度を設定する第3透過度を生成する。透過度制御部133は、図3の例では、最大密集度が「3」であれば、透過度を30%とする第3透過度を生成する。
透過度制御部133は、第1〜第3透過度の生成が完了すると、第1〜第3透過度に基づいて、各グラフの最終的な透過度を下記の式(1)を用いて算出する。
最終的な透過度=1−(1−第1透過度)×(1−第2透過度)
×(1−第3透過度) …(1)
なお、透過度制御部133は、第1〜第3透過度に基づいて、透過度記憶部122を参照し、グラフ種類および第1〜第3透過度に対応する最終的な透過度を取得するようにしてもよい。透過度制御部133は、算出または取得した最終的な透過度を各グラフデータに設定して出力データを生成し、表示制御部134に出力する。なお、透過度制御部133は、例えば、表示順序が最背面のグラフは透過度を設定せず、透過度0%としてもよい。
なお、図3〜図5で例示した透過度の値は説明のために一例を挙げたものであって、この値以外の値を用いられてもよい。図中の値以外の値を用いる場合にも、上記式(1)によって最終的な透過度が算出される。すべてのグラフの透過度を設定しない場合は、全ての透過度を0%にする事で表現可能である。
ここで、透過度の設定が完了したグラフについて図8および図9を用いて説明する。図8は、透過度の設定が完了したグラフの一例を示す図である。図9は、所定領域の表示を含む透過度の設定が完了したグラフの一例を示す図である。図8および図9に示すグラフ41は、最終的な透過度が設定された状態を示すグラフである。また、図9は、図8のグラフ41に所定領域の表示52を重畳表示させたグラフである。グラフ41には、トレースグラフの要素であるデータ帯42が最背面に表示される。また、グラフ41には、ヒートマップの要素である帯43が、トレースグラフの上に重畳表示される。また、グラフ41には、イベントグラフの要素であるポイント45が、ヒートマップの上に重畳表示される。グラフ41では、データ帯42の上に帯43またはポイント45が配置されても、データ帯42が透過して見えている状態である。また、グラフ41では、帯43の上にポイント45が配置されても、帯43が透過して見えている状態である。さらに、グラフ41では、データ帯42の上に帯43およびポイント45が配置されても、データ帯42および帯43が透過して見えている状態である。
図9の例では、グラフ41には、工程Aと工程Bとの間、および、図示しない前後の工程との間での開始時間同士および終了時間同士を結ぶデータ帯42が表示される。データ帯42は、例えば、最終的な透過度が0%に設定される。また、グラフ41には、工程Aの時間軸に沿って、ヒートマップの帯43a、43bおよび43cが表示される。ここで、分割領域53に含まれる帯の領域44aを一例として説明する。分割領域53に含まれる帯43a、43bおよび43cは、分割領域53に占める割合が30%とする。また、例えば、分割領域53の密集度は2.6であり、最大の密集度は3.5であったとする。このとき、第1〜第3透過度は、それぞれ、0%、50%および50%となり、帯の領域44aの最終的な透過度は75%となる。同様に、グラフ41の分割領域53では、帯の領域44cの最終的な透過度は98%、帯の領域44dの最終的な透過度は88%、帯の領域44eの最終的な透過度は75%となる。なお、グラフ41の分割領域53に帯の領域44bがある場合には、帯の領域44bの最終的な透過度は88%となる。
また、さらに、グラフ41には、工程Aの時間軸に沿って、「Emergency」に対応するポイントであるポイント45a、および、「Error」に対応するポイントであるポイント45bが表示される。また、グラフ41には、工程Aの時間軸に沿って、「Information」に対応するポイントであるポイント45cが表示される。
ここで、イベントグラフのポイントについても最終的な透過度の算出の一例を説明する。分割領域54では、分割領域54に占めるポイントの件数が2件、ポイントの直径と分割領域の時間軸の長さとの比率が0.15であるとすると、イベントグラフの密集度の係数が2×0.15=0.3となる。トレースグラフ42の係数を1、ヒートマップ43の係数を1とすると、分割領域54の密集度は0.3+1+1=2.3となる。また、最大の密集度が3.5であったとする。このとき、分割領域54のポイント45aの第1〜第3透過度は、それぞれ、20%、20%および50%となり、最終的な透過度は68%となる。同様に、分割領域54のポイント45bの最終的な透過度は80%となる。
また、分割領域55では、分割領域55に占めるポイントの件数が5件、ポイントの直径と分割領域の時間軸の長さとの比率が0.3であるとすると、イベントグラフの密集度の係数が5×0.3=1.5となる。トレースグラフ42の係数を1、ヒートマップ43の係数を1とすると、分割領域55の密集度は1.5+1+1=3.5となる。また、最大の密集度も3.5であったとする。このとき、分割領域55のポイント45aの第1〜第3透過度は、それぞれ、20%、50%および50%となり、最終的な透過度は80%となる。同様に、分割領域54のポイント45bの最終的な透過度は88%となる。
ここで、分割領域54と分割領域55とを比較すると、分割領域54のポイント45aの透過度は68%であり、分割領域55のポイント45aの透過度は80%である。また、分割領域54のポイント45bの透過度は80%であり、分割領域55のポイント45bの透過度は88%である。すなわち、表示制御装置100は、例えば同じ「Emergency」を示すポイント45aであっても、配置される領域のデータ密度に応じて透過度を変化させる。なお、表示制御装置100は、ヒートマップ43についても同様に、配置される領域のデータ密度に応じて透過度を変化させる。このように、表示制御装置100は、重畳される複数種類のグラフに含まれるデータの密集度が高い程、グラフの透過度を高くするので、重畳される複数種類のグラフを視認可能に表示できる。
図1の説明に戻って、表示制御部134は、透過度制御部133から出力データが入力されると、入力された出力データに基づいてグラフ画面を生成する。すなわち、表示制御部134は、出力データに基づいて生成されたグラフを用いて、グラフの表示領域に表示するグラフ画面を生成する。表示制御部134は、生成したグラフ画面を表示部111に出力して表示させる。
次に、実施例の表示制御システム1の動作について説明する。図10は、実施例の透過度制御処理の一例を示すフローチャートである。表示制御装置100の受付部131は、グラフを表示させる旨の操作情報が操作部112から入力されると、グラフの表示を受け付ける。受付部131は、グラフの表示を受け付けると、通信部110を介して、各種装置からログデータを取得する。受付部131は、取得したログデータをログ記憶部121に記憶する。受付部131は、取得したログデータの記憶が完了すると、生成情報を生成部132に出力する。生成部132は、受付部131から生成情報が入力されると、第1透過処理を実行する(ステップS1)。
ここで、図11を用いて第1透過処理を説明する。図11は、第1透過処理の一例を示すフローチャートである。生成部132は、グラフを生成するデータ種類について、ログ記憶部121から各要素のデータを取得する(ステップS101)。生成部132は、取得したデータがトレーサビリティデータであるか否かを判定する(ステップS102)。生成部132は、取得したデータがトレーサビリティデータである場合には(ステップS102:肯定)、各工程での開始時間同士および終了時間同士を結んでデータ帯として表現するトレースグラフを生成する(ステップS103)。生成部132は、生成したトレースグラフをグラフデータとして透過度制御部133に出力する。
透過度制御部133は、生成部132からグラフデータとしてトレースグラフが入力されると、トレースグラフに、並列処理の工程が含まれ、かつ、データ帯が重複するか否かを判定する(ステップS104)。透過度制御部133は、並列処理の工程が含まれ、かつ、データ帯が重複する場合には(ステップS104:肯定)、データ帯の透過度を50%に設定する第1透過度を生成する(ステップS105)。透過度制御部133は、並列処理の工程が含まれないか、または、データ帯が重複しない場合には(ステップS104:否定)、データ帯の透過度を0%に設定する第1透過度を生成する(ステップS106)。
ステップS102の説明に戻って、生成部132は、取得したデータがトレーサビリティデータでない場合には(ステップS102:否定)、取得したデータが定量データであるか否かを判定する(ステップS107)。生成部132は、取得したデータが定量データである場合には(ステップS107:肯定)、ヒートマップを生成する(ステップS108)。生成部132は、生成したヒートマップをグラフデータとして透過度制御部133に出力する。透過度制御部133は、生成部132からグラフデータとしてヒートマップが入力されると、データの分布に応じた透過度を設定する第1透過度を生成する(ステップS109)。
生成部132は、取得したデータが定量データでない場合には(ステップS107:否定)、取得したデータがイベントデータであるとして、イベントグラフを生成する(ステップS110)。生成部132は、生成したイベントグラフをグラフデータとして透過度制御部133に出力する。透過度制御部133は、生成部132からグラフデータとしてイベントグラフが入力されると、イベントの種類に応じた透過度を設定する第1透過度を生成する(ステップS111)。
透過度制御部133は、全てのデータ種類についてグラフおよび第1透過度の生成が完了したか否かを判定する(ステップS112)。透過度制御部133は、全てのデータ種類についてグラフおよび第1透過度の生成が完了していない場合には(ステップS112:否定)、次のデータ種類を選択して(ステップS113)、グラフを生成する指示を生成部132に出力し、ステップS101に戻る。透過度制御部133は、全てのデータ種類についてグラフおよび第1透過度の生成が完了した場合には(ステップS112:肯定)、元の処理に戻る。これにより、表示制御装置100は、第1透過度を生成することができる。
図10の説明に戻って、透過度制御部133は、第2透過処理を実行する(ステップS2)。ここで、図12を用いて第2透過処理を説明する。図12は、第2透過処理の一例を示すフローチャートである。透過度制御部133は、第1透過度が生成されたグラフの表示順が最背面であるか否かを判定する(ステップS201)。透過度制御部133は、グラフの表示順が最背面である場合には(ステップS201:肯定)、透過度の設定を変更しない旨の第2透過度を生成し(ステップS202)、元の処理に戻る。
透過度制御部133は、グラフの表示順が最背面でない場合には(ステップS201:否定)、グラフがヒートマップであるか否かを判定する(ステップS203)。透過度制御部133は、グラフがヒートマップである場合には(ステップS203:肯定)、ヒートマップの幅が、グラフ全体の幅または分割領域の幅に占める割合に応じた透過度を設定する第2透過度を生成し(ステップS204)、元の処理に戻る。
透過度制御部133は、グラフがヒートマップでない場合には(ステップS203:否定)、グラフがイベントグラフであるか否かを判定する(ステップS205)。透過度制御部133は、グラフがイベントグラフである場合には(ステップS205:肯定)、直径が最大であるポイントの直径がグラフの時間軸の長さに占める割合に応じた透過度を設定する第2透過度を生成し(ステップS206)、元の処理に戻る。透過度制御部133は、グラフがイベントグラフでない場合には(ステップS205:否定)、透過度の設定を変更しない旨の第2透過度を生成し(ステップS207)、元の処理に戻る。これにより、表示制御装置100は、第2透過度を生成することができる。
図10の説明に戻って、透過度制御部133は、第3透過処理を実行する(ステップS3)。ここで、図13を用いて第3透過処理を説明する。図13は、第3透過処理の一例を示すフローチャートである。透過度制御部133は、第2透過度が生成されたグラフの表示順が最背面であるか否かを判定する(ステップS301)。透過度制御部133は、グラフの表示順が最背面である場合には(ステップS301:肯定)、透過度の設定を変更しない旨の第3透過度を生成する(ステップS302)。
透過度制御部133は、グラフの表示順が最背面でない場合には(ステップS301:否定)、グラフがヒートマップであるか否かを判定する(ステップS303)。透過度制御部133は、グラフがヒートマップである場合には(ステップS303:肯定)、ヒートマップの幅が、グラフ全体の幅または分割領域の幅に占める割合に応じた密集度の係数を設定し(ステップS304)、元の処理に戻る。
透過度制御部133は、グラフがヒートマップでない場合には(ステップS303:否定)、グラフがイベントグラフであるか否かを判定する(ステップS305)。透過度制御部133は、グラフがイベントグラフである場合には(ステップS305:肯定)、ポイントの件数、および、ポイントの直径と分割領域の時間軸の長さとの比率に基づいて、密集度の係数を分割領域ごとに設定し(ステップS306)、元の処理に戻る。透過度制御部133は、グラフがイベントグラフでない場合には(ステップS305:否定)、グラフの種類に応じて予め定められた密集度の係数を設定し(ステップS307)、元の処理に戻る。これにより、表示制御装置100は、第3透過度の生成に用いる密集度の係数を設定することができる。
図10の説明に戻って、透過度制御部133は、全ての種類のグラフについて、第2透過処理および第3透過処理が完了したか否かを判定する(ステップS4)。透過度制御部133は、第2透過処理および第3透過処理が完了していない場合には(ステップS4:否定)、次のグラフを選択し(ステップS5)、ステップS2に戻る。透過度制御部133は、第2透過処理および第3透過処理が完了した場合には(ステップS4:肯定)、第3透過処理で設定された密集度の係数に基づいて、分割領域ごとに密集度を算出する(ステップS6)。
透過度制御部133は、各分割領域のうち最大の密集度に応じた透過度を設定する第3透過度を生成する(ステップS7)。透過度制御部133は、第1〜第3透過度の生成が完了すると、第1〜第3透過度に基づいて、各グラフの最終的な透過度を算出する(ステップS8)。透過度制御部133は、算出した最終的な透過度を各グラフデータに設定して出力データを生成し、表示制御部134に出力する(ステップS9)。表示制御部134は、透過度制御部133から出力データが入力されると、入力された出力データに基づいてグラフ画面を生成する。表示制御部134は、生成したグラフ画面を表示部111に出力して表示させる(ステップS10)。これにより、表示制御装置100は、重畳される複数種類のオブジェクトを視認可能に表示できる。すなわち、表示制御装置100は、重畳される複数種類のグラフに含まれるデータの密集度が高い程、グラフの透過度を高くするので、重畳される複数種類のグラフを視認可能に表示できる。
このように、表示制御システム1は、少なくとも表示制御装置100を有する。表示制御装置100は、少なくとも一部が重なる状態で、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも第1の表示部品または第2の表示部品の一方について、重なり部分における透過度を高める制御をする。その結果、重畳される複数種類のオブジェクトを視認可能に表示できる。
また、表示制御装置100は、第1の表示部品および第2の表示部品の種類に応じて、重なり部分における透過度を高める制御をする。その結果、重畳される複数種類のオブジェクトを、より視認しやすく表示できる。
また、表示制御装置100では、第1の表示部品および第2の表示部品は、トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップである。その結果、工程と、定量データと、イベント情報とを対応付けて重畳表示しても、それぞれのデータを視認可能に表示できる。
また、表示制御装置100では、第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、第2の表示部品に対応するデータが定量データである場合に、第2の表示部品をヒートマップとする。その結果、工程と定量データとを対応付けて重畳表示して、それぞれのデータを視認可能に表示できる。
また、表示制御装置100では、第2の表示部品の透過度は、表示領域全体の幅、または、表示領域が複数に分割された分割領域のうちの1つの分割領域の幅に対してヒートマップの幅が占める割合に応じて設定する。その結果、重畳表示された定量データを、より視認しやすく表示できる。
また、表示制御装置100では、第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、第2の表示部品に対応するデータがイベントデータである場合に、第2の表示部品をイベントグラフとする。その結果、工程とイベント情報とを対応付けて重畳表示して、それぞれのデータを視認可能に表示できる。
また、表示制御装置100では、第2の表示部品の透過度は、イベントグラフのポイントの大きさに応じて設定する。その結果、重畳表示されたイベント情報を、より視認しやすく表示できる。
また、表示制御装置100は、第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度は、表示領域が複数に分割された分割領域ごとに算出する。その結果、重畳される複数種類のオブジェクトを、より視認しやすく表示できる。
なお、上記実施例では、第1の表示部品または第2の表示部品のコンテンツ、すなわち、各グラフのデータの配置位置が変更されない場合について説明したが、これに限定されない。例えば、グラフの時間軸が変更された場合には、各グラフのデータの配置位置を時間軸に合わせて変更し、変更後の第1の表示部品または第2の表示部品のコンテンツの密集度に応じて、第1の表示部品または第2の表示部品の透過度を制御するようにしてもよい。言い換えると、表示制御装置100は、グラフの時間軸が変更された場合に、各グラフのデータの配置を時間軸に合わせて変更することで、所定領域内のデータ(要素)の密集度が変化するので、密集度の変化に応じて各グラフの透過度を制御する。すなわち、表示制御装置100は、グラフの時間軸が拡大されると分割領域の大きさを変化させるので、分割領域内でのデータの密集度が下がり、重要データの透過度が下がって視認しやすくなる。これにより、グラフの時間軸が変更されても、重畳される複数種類のオブジェクトを視認可能に表示できる。
このように、表示制御システム1は、少なくとも表示制御装置100を有する。表示制御装置100は、第1の表示部品と、第2の表示部品とを表示する。また、表示制御装置100は、第1の表示部品と、第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に第1の表示部品、または、第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて第1の表示部品または第2の表示部品の透過度を制御する。その結果、表示部品の配置位置が変更されても、重畳される複数種類のオブジェクトを視認可能に表示できる。
また、表示制御装置100では、配置位置は、第1の表示部品と第2の表示部品とが表示される表示領域における時間軸の変更に基づいて変更される。その結果、グラフの時間軸が変更されても、重畳される複数種類のオブジェクトを視認可能に表示できる。
なお、上記実施例では、グラフをグレースケールで表現したが、これに限定されない。例えば、温度を示すヒートマップにおいて、低温側から高温側にかけて、青色、緑色、黄色、橙色、赤色といった色に分けて表示してもよい。また、イベントグラフのポイントについても、重要度に応じて、赤色、緑色、青色等を着色して表示してもよい。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、透過度制御部133を第1透過度制御部と、第2透過度制御部と、第3透過度制御部とに分割してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図14は、表示制御プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図14が示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、データ入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置204と、各種装置と接続するためのインタフェース装置205と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置206とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM207と、ハードディスク装置208とを有する。また、各装置201〜208は、バス209に接続される。
ハードディスク装置208には、図1に示した受付部131、生成部132、透過度制御部133および表示制御部134の各処理部と同様の機能を有する表示制御プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置208には、ログ記憶部121、透過度記憶部122、および、表示制御プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置202は、例えば、コンピュータ200の管理者から操作情報、管理情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ203は、例えば、コンピュータ200の管理者に対してグラフ画面、管理情報の画面および各種画面を表示する。インタフェース装置205は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置206は、例えば、図1に示した通信部110と同様の機能を有し図示しないネットワークと接続され、各種装置と各種情報をやりとりする。
CPU201は、ハードディスク装置208に記憶された各プログラムを読み出して、RAM207に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ200を図1に示した受付部131、生成部132、透過度制御部133および表示制御部134として機能させることができる。
なお、上記の表示制御プログラムは、必ずしもハードディスク装置208に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ200が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの表示制御プログラムを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから表示制御プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)表示制御システムは、少なくとも表示制御装置を有し、
前記表示制御装置は、
少なくとも一部が重なる状態で、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする透過度制御部
を有することを特徴とする表示制御システム。
(付記2)前記透過度制御部は、前記第1の表示部品および前記第2の表示部品の種類に応じて、前記重なり部分における透過度を高める制御をすることを特徴とする付記1に記載の表示制御システム。
(付記3)前記第1の表示部品および前記第2の表示部品は、トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップであることを特徴とする付記1または2に記載の表示制御システム。
(付記4)前記第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、前記第2の表示部品に対応するデータが定量データである場合に、前記第2の表示部品をヒートマップとすることを特徴とする付記1または2に記載の表示制御システム。
(付記5)前記第2の表示部品の透過度は、表示領域全体の幅、または、前記表示領域が複数に分割された分割領域のうちの1つの前記分割領域の幅に対して前記ヒートマップの幅が占める割合に応じて設定することを特徴とする付記4に記載の表示制御システム。
(付記6)前記第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、前記第2の表示部品に対応するデータがイベントデータである場合に、前記第2の表示部品をイベントグラフとすることを特徴とする付記1または2に記載の表示制御システム。
(付記7)前記第2の表示部品の透過度は、前記イベントグラフのポイントの大きさに応じて設定することを特徴とする付記6に記載の表示制御システム。
(付記8)前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度は、表示領域が複数に分割された分割領域ごとに算出することを特徴とする付記1〜7のいずれか1つに記載の表示制御システム。
(付記9)表示制御システムは、少なくとも表示制御装置を有し、
前記表示制御装置は、
第1の表示部品と、第2の表示部品とを表示する表示制御部と、
前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する透過度制御部と、
を有することを特徴とする表示制御システム。
(付記10)前記配置位置は、前記第1の表示部品と前記第2の表示部品とが表示される表示領域における時間軸の変更に基づいて変更されることを特徴とする付記9に記載の表示制御システム。
(付記11)少なくとも一部が重なる状態で、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする
処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示制御方法。
(付記12)前記透過度を高める制御をする処理は、前記第1の表示部品および前記第2の表示部品の種類に応じて、前記重なり部分における透過度を高める制御をすることを特徴とする付記11に記載の表示制御方法。
(付記13)前記第1の表示部品および前記第2の表示部品は、トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップであることを特徴とする付記11または12に記載の表示制御方法。
(付記14)前記第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、前記第2の表示部品に対応するデータが定量データである場合に、前記第2の表示部品をヒートマップとすることを特徴とする付記11または12に記載の表示制御方法。
(付記15)前記第2の表示部品の透過度は、表示領域全体の幅、または、前記表示領域が複数に分割された分割領域のうちの1つの前記分割領域の幅に対して前記ヒートマップの幅が占める割合に応じて設定することを特徴とする付記14に記載の表示制御方法。
(付記16)前記第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、前記第2の表示部品に対応するデータがイベントデータである場合に、前記第2の表示部品をイベントグラフとすることを特徴とする付記11または12に記載の表示制御方法。
(付記17)前記第2の表示部品の透過度は、前記イベントグラフのポイントの大きさに応じて設定することを特徴とする付記16に記載の表示制御方法。
(付記18)前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度は、表示領域が複数に分割された分割領域ごとに算出することを特徴とする付記11〜17のいずれか1つに記載の表示制御方法。
(付記19)第1の表示部品と、第2の表示部品とを表示し、
前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示制御方法。
(付記20)前記配置位置は、前記第1の表示部品と前記第2の表示部品とが表示される表示領域における時間軸の変更に基づいて変更されることを特徴とする付記19に記載の表示制御方法。
(付記21)少なくとも一部が重なる状態で、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記22)前記透過度を高める制御をする処理は、前記第1の表示部品および前記第2の表示部品の種類に応じて、前記重なり部分における透過度を高める制御をすることを特徴とする付記21に記載の表示制御プログラム。
(付記23)前記第1の表示部品および前記第2の表示部品は、トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップであることを特徴とする付記21または22に記載の表示制御プログラム。
(付記24)前記第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、前記第2の表示部品に対応するデータが定量データである場合に、前記第2の表示部品をヒートマップとすることを特徴とする付記21または22に記載の表示制御プログラム。
(付記25)前記第2の表示部品の透過度は、表示領域全体の幅、または、前記表示領域が複数に分割された分割領域のうちの1つの前記分割領域の幅に対して前記ヒートマップの幅が占める割合に応じて設定することを特徴とする付記24に記載の表示制御プログラム。
(付記26)前記第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、前記第2の表示部品に対応するデータがイベントデータである場合に、前記第2の表示部品をイベントグラフとすることを特徴とする付記21または22に記載の表示制御プログラム。
(付記27)前記第2の表示部品の透過度は、前記イベントグラフのポイントの大きさに応じて設定することを特徴とする付記26に記載の表示制御プログラム。
(付記28)前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度は、表示領域が複数に分割された分割領域ごとに算出することを特徴とする付記21〜27のいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
(付記29)第1の表示部品と、第2の表示部品とを表示し、
前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記30)前記配置位置は、前記第1の表示部品と前記第2の表示部品とが表示される表示領域における時間軸の変更に基づいて変更されることを特徴とする付記29に記載の表示制御プログラム。
1 表示制御システム
100 表示制御装置
110 通信部
111 表示部
112 操作部
120 記憶部
121 ログ記憶部
122 透過度記憶部
130 制御部
131 受付部
132 生成部
133 透過度制御部
134 表示制御部

Claims (20)

  1. 表示制御システムは、少なくとも表示制御装置を有し、
    前記表示制御装置は、
    少なくとも一部が重なる状態で、トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップである、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする透過度制御部
    を有することを特徴とする表示制御システム。
  2. 表示制御システムは、少なくとも表示制御装置を有し、
    前記表示制御装置は、
    少なくとも一部が重なる状態で、トレーサビリティデータを表す第1の表示部品と、定量データおよびイベントデータのうち少なくとも一方を表す第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする透過度制御部
    を有することを特徴とする表示制御システム。
  3. 前記透過度制御部は、前記第1の表示部品および前記第2の表示部品の種類に応じて、前記重なり部分における透過度を高める制御をすることを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御システム。
  4. 前記第1の表示部品および前記第2の表示部品は、トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップであることを特徴とする請求項に記載の表示制御システム。
  5. 前記第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、前記第2の表示部品に対応するデータが定量データである場合に、前記第2の表示部品をヒートマップとすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の表示制御システム。
  6. 前記第2の表示部品の透過度は、表示領域全体の幅、または、前記表示領域が複数に分割された分割領域のうちの1つの前記分割領域の幅に対して前記ヒートマップの幅が占める割合に応じて設定することを特徴とする請求項に記載の表示制御システム。
  7. 前記第1の表示部品に対応するデータがトレーサビリティデータであり、前記第2の表示部品に対応するデータがイベントデータである場合に、前記第2の表示部品をイベントグラフとすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の表示制御システム。
  8. 前記第2の表示部品の透過度は、前記イベントグラフのポイントの大きさに応じて設定することを特徴とする請求項に記載の表示制御システム。
  9. 前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度は、表示領域が複数に分割された分割領域ごとに算出することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の表示制御システム。
  10. 表示制御システムは、少なくとも表示制御装置を有し、
    前記表示制御装置は、
    トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップである、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する表示制御部と、
    前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する透過度制御部と、
    を有することを特徴とする表示制御システム。
  11. 表示制御システムは、少なくとも表示制御装置を有し、
    前記表示制御装置は、
    トレーサビリティデータを表す第1の表示部品と、定量データおよびイベントデータのうち少なくとも一方を表す第2の表示部品とを表示する表示制御部と、
    前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する透過度制御部と、
    を有することを特徴とする表示制御システム。
  12. 前記配置位置は、前記第1の表示部品と前記第2の表示部品とが表示される表示領域における時間軸の変更に基づいて変更されることを特徴とする請求項10または11に記載の表示制御システム。
  13. 少なくとも一部が重なる状態で、トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップである、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示制御方法。
  14. 少なくとも一部が重なる状態で、トレーサビリティデータを表す第1の表示部品と、定量データおよびイベントデータのうち少なくとも一方を表す第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示制御方法。
  15. トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップである、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示し、
    前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示制御方法。
  16. トレーサビリティデータを表す第1の表示部品と、定量データおよびイベントデータのうち少なくとも一方を表す第2の表示部品とを表示し、
    前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示制御方法。
  17. 少なくとも一部が重なる状態で、トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップである、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  18. 少なくとも一部が重なる状態で、トレーサビリティデータを表す第1の表示部品と、定量データおよびイベントデータのうち少なくとも一方を表す第2の表示部品とを表示する際に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度または前記第2の表示部品に含まれる表示コンテンツの密集度に応じて、少なくとも前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の一方について、前記重なり部分における透過度を高める制御をする
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  19. トレースグラフ、イベントグラフまたはヒートマップである、第1の表示部品と第2の表示部品とを表示し、
    前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  20. トレーサビリティデータを表す第1の表示部品と、定量データおよびイベントデータのうち少なくとも一方を表す第2の表示部品とを表示し、
    前記第1の表示部品と、前記第2の表示部品との少なくとも一部が重なる位置に前記第1の表示部品、または、前記第2の表示部品の配置位置が変更される場合に、重なり部分における前記第1の表示部品に含まれるコンテンツの密集度と、前記第2の表示部品に含まれるコンテンツの密集度とに応じて前記第1の表示部品または前記第2の表示部品の透過度を制御する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
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