JP5501178B2 - Gui管理の業務管理システム及びその警告表示方法 - Google Patents

Gui管理の業務管理システム及びその警告表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、適用業務の実行するオペレータによる、同じ設定画面について、過去に表示された設定画面(過去設定画面)から一連の画面の遷移操作を経て表示されている現在のる設定画面(現在設定画面)についての、その画面内容の表示方法、表示装置、及びプログラムに関する。
システム管理を行うGUIを使用して、システムの設定の変更を行う場合、警告メッセージを表示してユーザーの注意を引くことがある。複雑な業務プログラムのシステムになると、設定変更を行う前提条件が複雑になり、ひとつの設定画面(単に「画面」とも言う)上に複数の警告メッセージが表示される場合がある。
図1は、適用業務プログラムにおいて表示され設定画面の具体例を示す。例えば、仮想テープサーバー(IBM Virtualization Engine TS7700)は、管理用のWebインターフェースがあり、そこで構成稼動状況などの設定画面を提供する。ひとつの管理用画面上に3つの警告メッセージ(HYDME0598W、HYDME0613W、HYDME0586W)が表示されている。これら3つの警告メッセージを警告表示W1,W2,W3と指示している。
1つの適用業務プログラムにおいて、このように複数のメッセージが表示されている設定画面を何度も使用して、類似の設定変更を何度も行うことが多い。同じ画面の間を複数の画面の移動を経て過去の画面に戻る場合、警告メッセージが一画面上に表示されている状態に慣れてしまいっている。たとえ、画面上の警告メッセージが前回の画面上の表示された警告メッセージが表示されていても見逃してしまう可能性がある。
先のTS7700の適用業務プログラムのための管理用設定画面の場合、そのプログラムストレッジサーバーに導入時には、TS7700がもつストレージプール32個を一つ一つ変更する必要がある。これは、ストレージプール32個にそれぞれ異なる性質を持たせることができるからである。この場合、同じ設定画面を、他の数個の画面を経て32回表示させることになる。そのうちの31回目に異なる警告メッセージがひとつ追加されていても、見逃してしまう可能性がある。
特にこのような仮想テープ装置の場合には、システム運用者(オペレータ)は、設定画面においてホストから仮想的な論理ボリュームの操作を行う。このユーザーの操作を介して、非同期に仮想テープサーバ(TS7700プログラム)の内部で自動的に物理ボリュームを物理ドライブ及びテープカートリッジに割当てが行われる。
このような適用業務システムの場合には、ユーザーが管理インターフェースで物理ボリュームや物理ドライブに関する情報を確認する。この確認において、ユーザーは、ドライブ内部の自動的な操作により、ユーザーの予期していない状態になっていること発見することがある。例えば、ユーザーが物理ドライブの状態が未使用であることを確認後、論理ボリュームを更新する。この更新から十分に時間が経過した後(1時間後など)に、物理ドライブの状態を確認する。この確認から十分に時間が経過しているにもかかわらず、物理ドライブを依然使用中である、などという設定画面の移動による業務の実行がある。
そのような場合には、ユーザーには、特に前回と異なる警告メッセージを表示する必要がある。警告メッセージの内容は、使用中の物理ドライブの構成は変更できない旨などである。しかし、複数の警告メッセージが表示されていた場合には、慣れによる不注意な操作により、新たな警告メッセージが見逃されてしまうことがある。
この問題を解決するために、特許文献1は、オペレータ自ら設定した習熟度に応じて表示メッセージを変更させ、時間経過にともなって表示メッセージをもとに戻す技術を与える。ユーザーが自ら、直感的かつ主観的な予想に基づいて設定した表示レベル(習熟度)に応じて表示メッセージを変更させる。同文献では、ストレージプールの設定画面を一度開いた後、それと関連の深い、物理ボリュームの設定表示画面をしばらく見ていた場合に、時間だけを要因としている。時間だけで警告の出し方は習熟していないものと同様になってしまう。これでは、前回の設定動作についてよく覚えているのにもかかわらず、しつこく前回と同様の警告メッセージを表示してしまう。従って、たとえ前回と異なる警告メッセージが表示されていても見逃してしまう可能性が高くなる。
特開平10−40060号公報
ところで、前回の設定画面に関して良く覚えている場合には、同一の過去の設定画面と異なる画面の表示内容(例えば警告メッセージ)を目立たせ、オペレータに注意を促すように表示する必要がある。そこで、本発明では、同じ設定画面について過去設定画面と現在設定画面との間の操作履歴画面との関連から現在設定画面について過去設定画面の忘れ易さ(忘却度)を定義する。忘却度が小さい場合記憶に頼った操作により些細の表示変化を見落とすことを防止する方法を考える。
本発明の目的は、同じ画面について過去設定画面と現在設定画面との間において一連の画面表示が変遷した場合に、現在設定画面の内容を表示する方法、表示装置、及び、表示するためのプログラムを提供することである。
上記の目的を達成する本発明は、一連の設定画面(1,2,3,・・,i,・・j,・・,i)の表示を遷移させて適用業務を実行するGUIベースのメッセージ表示装置において、同じ設定画面について過去に表示された設定画面(過去設定画面)と現在表示されている設定画面(現在設定画面)において画面内容の表示方法である。
本発明の画面内容の表示方法は、遷移して表示される一連の複数の設定画面の番号及び滞在時間を記録するステップと、
過去設定画面iから現在画面iに至る遷移過程において表示される他の設定画面jからの遷移として前記現在画面iの忘却度V(i,j)(画面j→画面iでの画面iの忘れ易さ)を割当てるステップと、
前記遷移過程において表示される他の設定画面jから遷移したとした忘却度V(i,j)を全て考慮して、前記現在画面iの総合忘却度L(i)(過去設定画面からの忘れ易さ)を評価するステップと、
各画面に対して業務の重要度に基づいて忘却閾値N(i)を割り当てるステップと、
前記総合忘却度L(i)を前記忘却閾値N(i)と比べるステップと、
前記総合忘却度L(i)が前記忘却閾値より小さい場合は、前記現在画面の所定の表示を強調表示するステップと、
を実行することを特徴とする。
この表示方法は、前記総合忘却度L(i)を評価するステップは、前記現在画面iが前記遷移途中において表示された各画面jから遷移する場合の忘却度V(i,j)を独立に加算することを特徴とする。
この表示方法は、前記総合忘却度L(i)が、前記遷移途中の各画面jから遷移した現在画面iの忘却度V(i,j)合計した値であることを特徴とする。
この表示方法は、前記総合忘却度L(i)が、前記遷移途中の各画面jから遷移した現在画面iの忘却度V(i,j)と各前記画面jにおける滞在時間Tjを掛けて合計した値であることを特徴とする。
この表示方法は、前記遷移過程の各設定画面jから遷移した現在画面iの忘却度V(i,j)が、前記過去画面iから前記現在画面iの間の前記遷移途中の各設定画面jと現在設定画面iとの関連度R(i,j)(画面j→iの遷移操作の程度)により規定されることを特徴とする。
この表示方法は、各画面jから遷移した現在画面iの忘却度V(i,j)が、前記関連度R(i,j)に反比例するとして規定されることを特徴とする。
この表示方法は、前記関連度R(i,j)が、適用業務の各画面間の遷移操作の程度に応じて画面jからiへの遷移操作の程度を数値化して与えられることを特徴とする。
この表示方法は、前記忘却度閾値N(i)が、適用業務における各設定画面iの重要さに応じて閾値として決定されることを特徴とする。
更に上記の目的を達成する本発明は、一連の設定画面の表示を遷移させて適用業務を実行するGUIベースのメッセージ表示装置である。
本発明の表示装置は、遷移して表示される一連の複数の設定画面の番号及び滞在表示時間を記録する手段と、
過去設定画面から前記現在画面に至る遷移過程において表示される他の各設定画面から遷移として前記現在画面の忘却度を割当てる手段と、
前記遷移過程において表示される他の各設定画面から遷移したとした忘却度を全て考慮して、前記現在画面iの総合忘却度を評価する手段と、
各画面に対して業務の重要度に基づいて忘却閾値を決定する手段と、
前記総合忘却度を前記忘却閾値と比べる手段と、
前記総合忘却度が前記忘却閾値より小さい場合は、画面内容(例えば警告表示)の全体または差分(過去画面と現在画面の変更表示部分)を強調表示する手段と、を備えることを特徴とする。
更に上記の目的を達成する本発明は、一連の設定画面の表示を遷移させて適用業務を実行するGUIベースのメッセージ表示するためのプログラムである。
本発明のプログラムは、遷移して表示される一連の複数の設定画面の番号及び滞在表示時間を記録するステップと、
過去設定画面から前記現在画面に至る遷移過程において表示される他の各設定画面からの遷移として前記現在画面の忘却度を割当てるステップと、
前記遷移過程において表示される他の各設定画面から遷移したとした忘却度を全て考慮して、前記現在画面iの総合忘却度を評価するステップと、
各画面に対して業務の重要度に基づいて忘却閾値を決定するステップと、
前記総合忘却度を前記忘却閾値と比べるステップと、
前記総合忘却度が前記忘却閾値より小さい場合は、画面内容(例えば警告表示)の全体または差分(過去画面と現在画面の変更表示部分)を強調表示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記手段により、同一の設定画面から現在設定画面に戻る遷移途中の各画面からの忘れ易さを評価して、画面内容を強調して表示できる有利な効果を有する。この表示方法は、現在設定画面において過去の画面表示との変更分だけを、より目立つように表示できる。
適用業務プログラムにおいて表示され設定画面の具体例を示す。 適用業務のオペレーション操作の一連の画面の表示の設定画面の遷移履歴テーブルを示す。 本発明の実施例のフローチャートを示す。
以下において、本発明の適用業務の管理用画面の変遷における警告メッセージ表示について強調表示の方法について、典型的な実施形態(以下「実施例」という)が説明される。これら実施例は、例示であり本発明の表示方法を限定するものではない。
2つの設定画面間(画面jから画面iへの遷移以下「j→i」)における移動のし易さ、2つの設定画面間の関連性の度合い(関連度R(i,j))する導入する。適用業務設計者及び業務オペレータ(以下「オペレータ」とも言う)が、R(i,j)は適用業務プログラムの特性に応じ、2画面間の移動の程度を定量化(数値化)して与えられる。
設定画面の操作履歴から、前回の設定画面を表示してから同じ設定画面を行うまでの関連度R(i,j)から忘却度V(i,j)を与える。忘却度が小さい場合には前回の設定動作に関してよく覚えていると判断し、前回と異なる警告メッセージを強調表示し、目立たせる。忘却度が大きい場合には、遷移操作により過去設定画面の記憶が薄くなって、オペレータは注意して現在の画面表示を見るので通常の表示レベルで警告メッセージを表示すればよい。忘却度V(i,j)は、同一設定画面iが、特定の設定画面jを経由して再表示される遷移画面(i→j→i)の場合の、過去画面iの忘れ易さの程度を示す。
次の画面番号のIDの変遷、過去画面i→中間画面j→現在画面iにおいて、現在表示され得ている画面i(現在画面i)がモニター上に表示されている場合を考える。忘却度は、中間画面jを経由することにより過去に表示された設定画面(過去設定画面)iの内容の記憶がオペレータにどの程度残っているかを定量化する。忘却度V(i,j)は、画面j→iの遷移操作の関連度R(i,j)の逆数として与える。
時間の経過を除いて、過去画面iと現在画面iの間に中間画面jが介在することにより、過去画面iの記憶が一般には薄れる。その記憶の消失程度は、中間画面j→iの移動の関連度R(i,j)が強い(大きい)と、中間画面jの介在は過去画面iの記憶の邪魔にならない。中間画面jと画面iとの間の遷移の関連度R(i,j)が大きい場合、同じ画面i→iの遷移途中に別画面jを介在しても過去画面iを忘れ難い(記憶にあるため慣れている)とい意味で、忘却度R(i,j)は小さい値である。2つの設定画面間(iとj)の関連度R(i,j)が弱い(小さい)場合、忘却度V(i,j)は、中間前画面jの介在表示により過去画面iの表示内容を忘れに易い(記憶にないため慣れていない)という意味で、大きな値である。
図2は、適用業務のオペレーション操作の一連の画面の表示の設定画面の遷移履歴テーブル(以下、履歴テーブル)を示す。本発明は、全ての遷移画面との間の関連度の関連度R(忘却度Vの逆数)を考慮して、同一の過去画面についての総合的な忘却の程度を評価し現在設定画面の表示レベルの強弱を設定する方法である。関連度R(i,j)が大きいほど画面間の変化を憶えているため忘れ難い、即ち忘却度V(i,j)は小さい。関連度R(i,j)が小さい場合、画面間の変化を忘れ易く、忘却度V(i,j)は大きい。
過去画面iから現在画面jの遷移は時間の経過とともに一連の画面遷移を経て得られる忘却度の総計は総合忘却度L(i)として次のように与える。この総合忘却度L(i)が小さい場合、オペレータは過去画面iが記憶に残っているので現在画面iの内容(警告メッセージ)慣れてみるので見落とし易いと考える。この総合忘却度L(i)が大きい場合、オペレータは過去画面iの記憶が薄いので、現在画面iの内容を初めて見る意識で注意して看ると考えられる。
具体的な一連の画面の表示の時間的遷移の履歴を説明する。
各設定画面にID(1,2,3,・・・・N)を付した場合、オペレータ操作により、左から右方向への時間経過とともに画面の遷移方向を示す。W1,W1,W3,・・・Wxは各画面表示における警告表示(警告メッセージ)を示す。オペレータは、モニター表示された設定画面IDの内容を滞在時間の間観察していたとする。
各設定画面にID(1,2,3,・・・・N)をつけた場合、設定画面jとiの間の関連度R(j,i)即ち忘却度V(i,j)(t)を静的に決めておく。忘却度V(i,j)は、上述のように関連度R(i,j)に反比例する。なお、V(i,j)は滞在時間の関数(例えば1次関数)としてもよいが、過去画面の記憶は滞在時間tとともに減衰することは人間の通常の記憶特性である。
関連度R(i,j)及びその逆数である忘却度V(i,j)は、適用業務プログラムにおける各設定画面i及びj間の特性から決定される。関連度R(i,j)は、典型的な適用業務の設定画面の操作シナリオにおいて、オペレータが、画面j の次に 画面i に遷移させる可能性の程度を示す。関連業務の設計者及びオペレータにとって、2つの画面j及びi間の遷移の程度、即ち関連度R(i,j)が大きいことは、画面jの記載内容を忘れ難いことを意味する。この場合、忘却度V(i,j)(Rの逆数)は小さい。即ちオペレータは、過去画面の記憶に依存する現在画面を注意しての見ない特性がある。業務プログラムの実行において、現在画面の記載内容、または過去画面との変化分(差分)を強調表示する必要がある。
忘却度V(i,j)は業務特性における2つの画面間での遷移j→iの操作可能性を数値化したものである。忘却度V(i,j)は、この遷移することがよくあると考えられる場合、画面j→iの遷移に対して小さな値(大きい関連度R(i,j)の逆数)を割り当てる。この場合は、関連度R(i,j)が大きい。オペレータは、画面(警告メッセージ)をよく憶えていて、現在画面も同一内容として、記載内容(警告メッセージ)を注意して読まない。忘却度V(i,j)は、遷移することがあまり考えにくい場合、大きな値(小さな関連度R(i,j)の逆数)を画面j→iの遷移に対して割り当てる。前後の画面遷移が弱い場合を意味し、オペレータは、過去画面の特徴を忘れ易すいため、現在画面の記載内容、例えば警告メッセージを注意して読む。
次に設定画面 i に対する総合忘却値L(i)の閾値N(i)を定める。N(i)は、プログラム設計者及びオペレータの観点から、各画面iに対して、一定時間での忘却の程度の基準値を定めたものである。各設定画面の重要度または複雑の程度などのオペレータの視点から、N(i)は、設定画面iが忘れ難い場合には大きな値を、忘れ易い場合には小さい値を設定される。
図2に示された履歴テーブルは、操作画面遷移の履歴とそれぞれの画面で表示していた警告メッセージのID、および、その設定画面が表示されていた時間(滞在時間と呼ぶ)をもつ。実装する際には無限に履歴をもてないのである程度の遷移分だけを記録しておくこととなる。
図2を参照すると、具体的な履歴テーブルの例を見ることができる。この例では表示した設定画面のID右側に追加されていく。例えばID=5について一番右に表示した設定画面は、警告メッセージW2、W3、W5に対応する警告を表示し、画面は5秒間開かれていたことを示す。
総合忘却度L(i)は、図2の履歴テーブルを参照して、遷移途中の各画面との忘却度V(i、j)を用いて定義される。まず、過去設定画面iを開いてから再びiを開くまでに表示した設定画面の集合をS(i)とする。例えば、上の履歴テーブルを例に設定画面3を開いた場合の集合S(3)は、前回設定画面3を開いたときまでに表示した設定画面の集合 S(3)={5,1,2,4,5}である。
一番右に示された設定画面はID=3(現在設定画面3)である。S(3)は現在画面3から過去設定3との間での一連の設定画面の遷移(3→5→4→2→1→5→3)を示す。現在画面3における過去設定画面3の総合忘却度L(3)は、遷移途中の各設定画面(左から5、4、2、1、5)との関係は、独立に評価する。総合忘却度L(3)は、遷移途中の各設定画面j(左から5、4、2、1、5)から独立に遷移したとしてモデル化して各忘却度V(3,j)ものを重ね合わせたものである。具体的には、L(3)は忘却度R(3,j)(J=5、4、2、1、5)を合計する。なお、過去設定画面から現在設定画面に直接遷移した場合の忘却度V(3,3)は、完全に記憶の残っているとしてゼロとし、総合忘却度L(3)の算定において考慮されない。
このとき、L(i)を次のように定義する。
Figure 0005501178

ここで tは画面jでの滞在時間である。上記総合忘却度L(i)の式は、各忘却度V(i,j)に各滞在時間tを掛けたものを合計しているが、各忘却度V(i,j)を滞在時間の1次関数として合計するだけでよい。その場合、各忘却度は、V(i,j)(t)=V(i,j)×tと表示できる。
なお、図2の操作画面遷移履歴の現在画面3の総合忘却度は、次のように与えられる。
L(3)=V(3,5)×5+V(3,4)×3+V(3,2)×10+V(3,1)×3+V(3,5)×5
図3は、本発明の実施例のフローチャートを示す。
まず、設定画面 i を開いたときに、警告表示が必要かどうかを判断し、必要なければ、通常通りにiを表示する。必要あれば、履歴テーブルから直前のiを検索し、履歴テーブルにある場合のみ、総合忘却度L(i)を計算する。次に、L(i)を忘却閾値 N(i)と比較し、N(i)より大きければ、前回設定時のことは良くは覚えていないと判断し、通常通りに警告を表示する。N(i)より小さい場合には前回設定時のことを良く覚えていると判断し、前回表示した警告との差分を強調して表示する。この方法により、設定動作を行ってから、次回同様の動作を行うまでの間に、どれだけ関係ないことに時間を費やしたかに応じて警告メッセージの出し方を変更することができる。
警告メッセージの出し方の変更方法については下の例のように様々なものが考えられるが、どの実現方法においても、上記の道のりを基準にすることができる。
警告メッセージの出し方として次の例がある。
・ 差分だけ色を変更する
・ 差分だけ文字を強調表示する
・ 差分だけ、より目立つ場所に表示する
たとえば、設定画面のTS770の例では、図1の示すストレージプールの設定画面(ID=1とする)、物理ボリュームの設定表示画面(ID=2とする)IPアドレス設定画面(ID=3とする)いうような設定画面がある。それぞれ、内容の関連度合いが異なる。たとえば、ストレージプールの設定変更を行った後に物理ボリュームの設定画面で確認することは典型的なシナリオである。また、IPアドレスの設定はこれらの作業とはあまり関連しない。このように製品の使い方がわかっていれば、忘却度は滞在時間tに関数として設定できる。
例として
V(1,2)(t)=t
V(2,1)(t)=t
V(1,3)(t)=5t
V(3,1)(t)=10t
V(2,3)(t)=3
V(3,2)(t)=10t
というように設定できる(tは秒を単位とする)。
また、典型的なシナリオと実際に実行した場合の所要時間なども、製品の仕様がわかっていればわかるので、忘却閾値Nも製品ごとに定義できる。たとえば、上のTS7700の例では
N(1)=30
N(2)=100
N(3)=50
などと決めることができる。
上記の例では、忘却度は時間(または滞在時間)tの関数にしているので、画面を開いたまま放置されている(長時間の滞在時間)の場合を考慮する必要がある。滞在時間tが長くても、オペレータが画面に注力していない、表示状態が放置された空白の時間(idle time)が存在する。この空白に時間が存在してからといって、オペレータは、以前の作業(例えば過去に開いた画面の内容)をそれほど忘れていないことも考えられる。滞在時間tに所定の空白時間がそのような場合には、忘却度V(i,j)は、画面 i の平均的な滞在時間の限界値をT1として便宜的に次の式を与える。
V(i,j)=t (t<T1)
=T1+1/t (t≧T1)
この式により、忘却度の割当値から、放置された表示状態の影響を減らすこともできる。この式において、限界値T1は製品の性質によって決定することができる。
なお、忘却度V(i,j)(t)の設定値の算定において、上記式に限定されず、オペレータにとって無関係な時間を考慮できる他の態様の評価式も本発明の範囲に含まれる。
以上本発明の表示方法は、過去画面と同一の画面に戻る遷移過程における画面操作において、遷移途中の各画面からの移動の程度を考慮して、忘却の程度(忘却度)を評価する。
また、各設定画面毎にどのぐらいの滞在時間を費やしたかを考慮して、現在設定画面の忘却度に基づき画面の表示を行う。更に、本発明は、時間要素のみだけで忘却度を決めるだけでなく、遷移過程での他の関連する画面から遷移があったとして、全ての遷移画面からの忘却度を考慮して警告メッセージの出し方を変更することができる。最後に、本発明の強調表示方法は、現在設定画面において過去の画面表示との差分のみをより目立つ場所に表示できる、有利な効果を有する。

Claims (10)

  1. 一連の設定画面(1,2,3,・・,i,・・,j,・・、i)の表示を遷移させて適用業務を実行するGUIベースのメッセージ表示装置において、同じ設定画面について過去に表示された設定画面(過去設定画面)からと現在表示されている設定画面(現在設定画面)において画面内容の表示方法であって、
    遷移して表示される一連の複数の設定画面の番号及び滞在時間を記録するステップと、
    過去設定画面iから現在画面iに至る遷移過程において表示される他の設定画面jからの遷移として前記現在画面iの忘却度V(i,j)(画面j→iでの画面jの忘れ易さ)を割当てるステップと、
    前記遷移過程において表示される他の設定画面jから遷移したとした忘却度V(i,j)を全て考慮して、前記現在画面iの総合忘却度L(i)(過去設定画面からの忘れ易さ)を評価するステップと、
    各画面に対して業務の重要度に基づいて忘却閾値N(i)を割り当てるステップと、
    前記総合忘却度L(i)を前記忘却閾値N(i)と比べるステップと、
    前記総合忘却度L(i)が前記忘却閾値より小さい場合は、前記現在画面の所定の表示を強調表示するステップと、
    を実行する画面内容の表示方法。
  2. 前記総合忘却度L(i)を評価するステップは、前記現在画面iが前記遷移途中において表示された各画面jから遷移する場合の忘却度V(i,j)を独立に加算する請求項1に記載の方法。
  3. 前記総合忘却度L(i)は、前記遷移途中の各画面jから遷移した現在画面iの忘却度V(i,j)合計した値である請求項2に記載の方法。
  4. 前記総合忘却度L(i)は、前記遷移途中の各画面jから遷移した現在画面iの忘却度V(i,j)と各前記画面jにおける滞在時間Tjを掛けて合計した値である請求項2に記載の方法。
  5. 前記遷移過程の各設定画面jから遷移した現在画面iの忘却度V(i,j)は、前記過去画面iから前記現在画面iの間の前記遷移途中の各設定画面jと現在設定画面iとの関連度R(i,j)(画面j→iの遷移操作の程度)により規定される請求項2に記載の方法。
  6. 各画面jから遷移した現在画面iの忘却度V(i,j)は、前記関連度R(i,j)に反比例するとして規定される請求項5に記載の方法。
  7. 前記関連度R(i,j)は、適用業務の各画面間の遷移操作の程度に応じて画面jからiへの遷移操作の程度を数値化して与えられる請求項5に記載の方法。
  8. 前記忘却度閾値N(i)は、適用業務における各画面iの重要さに応じて閾値として決定される請求項1に記載の方法。
  9. 一連の設定画面の表示を遷移させて適用業務を実行するGUIベースのメッセージ表示装置であって、
    遷移して表示される一連の複数の設定画面の番号及び滞在表示時間を記録する手段と、
    過去設定画面から現在設定画面に至る遷移過程において表示される他の各設定画面から遷移として前記現在画面の忘却度を割当てる手段と、
    前記遷移過程において表示される他の各設定画面から遷移したとした忘却度を全て考慮して、前記現在画面iの総合忘却度を評価する手段と、
    各画面に対して業務の重要度に基づいて忘却閾値を決定する手段と、
    前記総合忘却度を前記忘却閾値と比べる手段と、
    前記総合忘却度が前記忘却閾値より小さい場合は、前記現在画面の所定の内容を強調表示する手段と、
    を備えたメッセージ表示装置。
  10. 一連の設定画面の表示を遷移させて適用業務を実行するGUIベースのメッセージ表示させるためのプログラムであって、
    遷移して表示される一連の複数の設定画面の番号及び滞在表示時間を記録するステップと、
    過去設定画面iから前記現在画面iに至る遷移過程において表示される他の各設定画面から遷移として前記現在画面iの忘却度(忘れ易さ)を割り当てるステップと、
    前記遷移過程において表示される他の各設定画面jから遷移したとした忘却度を全て考慮して、前記現在画面iの総合忘却度を評価するステップと、
    各画面に対して業務の重要度に基づいて忘却閾値を決定するステップと、
    前記総合忘却度を前記忘却閾値と比べるステップと、
    前記総合忘却度が前記忘却閾値より小さい場合は、前記現在画面の所定の内容を強調表示するステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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