JP2007113885A - 冷蔵庫等の扉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構造で扉の開閉操作性を改善した冷蔵庫等の扉装置を提供する。
【解決手段】本体7の庫口4上方に配置され、本体の外面と平行に取り付けられて左右に渡るスライドレール11と、スライドレール上を滑動するハンガーローラ24を備えたハンガー2を介してスライドレールに吊り下げられ、庫口を開閉する扉3と、スライドレール下方の本体外面に取り付けられて左右に渡る上ガイドレール13と、扉上部に取り付けられて上ガイドレールの前面に滑動自在に当接する上ガイドローラ27を備える。ハンガーは、扉上部に固定された固定ハンガープレート21と、上端にハンガーローラを備えて固定ハンガープレート21に回動自在に連結された可動ハンガープレート22とから成る。ハンガーローラがスライドレール上に載置され、上ガイドローラが上ガイドレール前面に当接した状態で、両ハンガープレートの成す本体側の角度が90°未満となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばプレハブ式の冷蔵庫や冷凍庫、低温貯蔵庫、保冷庫、収納庫等の庫口を開閉する扉装置に関するものである。
従来よりこの種プレハブ式の冷蔵庫等においては、断熱パネルにて構成された本体の前面に人が出入り可能な寸法の庫口が形成され、この庫口をやはり断熱パネルから構成された引き戸式の扉にて開閉自在に閉塞している(例えば、特許文献1参照)。
図12及び図13は係る従来のプレハブ式の冷蔵庫100の扉101上下の拡大断面図を示している。図中において102は複数枚の断熱パネル103により構成された冷蔵庫100の本体であり、この本体102の前面に庫口104が構成されている。この庫口104は人や物品が出入り可能な寸法を有しており、この庫口104は断熱性の引き戸式扉101にて開閉自在に閉塞されている。
この場合、庫口104の上方の本体102前面(外面)には左右に渡ってスライドレール107が取り付けられており、このスライドレール107は向かって左(図面奥方)から右方に向かい、即ち、扉101を開放する方向に向けて徐々に本体102から離れるように取り付けられている。また、庫口104上側の本体102前面には、引き寄せ金具108が取り付けられている。
一方、扉101の上面左右にはハンガー109が取り付けられている。このハンガー109は略L字状を呈した金具であり、このハンガー109の底辺が扉101の上面に固定され、そこから垂直に起立するハンガー109の縦辺上端部における本体102側の面にはハンガーローラ111が取り付けられている。このハンガーローラ111がスライドレール107上に滑動自在に載置されることで、扉101は本体102に対して左右方向にスライド自在に吊り下げられる。尚、112はスライドレール107の下側に対応するようにハンガー109に取り付けられた外れ防止用のローラである。
また、扉101の内面周縁部には軟質樹脂製のパッキン113が取り付けられると共に、扉101の上面には引き寄せローラ114が取り付けられている。更に、扉101の下面の向かって左端部にはガイド金具116が取り付けられると共に、庫口104下側の向かって左側の本体102前面にはガイドローラ117が取り付けられている。
以上の構成で、各図の如く扉101が庫口104を閉じている状態では、扉101上面の引き寄せローラ114が引き寄せ金具108に係合し、且つ、下面のガイド金具116がガイドローラ117の向かって左側(図面奥方)の本体102側に係合しており、この状態で扉101は本体102側に押し付けられてパッキン113は庫口104の周縁の本体102前面に密着している(図12、図13)。
この状態から扉101を向かって右方向(図面手前側)に引くと、上面の引き寄せローラ114が引き寄せ金具108から離脱すると共に、下面のガイド金具116がガイドローラ117を乗り越える。そして、更に右方向に移動させると、スライドレール107上をハンガーローラ111が滑動し、扉101は庫口104を開放していく。その際、スライドレール107は前述したように扉101を開放する方向に向かって徐々に本体102から離れるように取り付けられているので、扉101もそれに沿って本体102から徐々に離れていく。従って、パッキン113は本体102から次第に離れるので扉101は移動可能となるものであった。
次に、図14はもう一つの従来のプレハブ式の冷蔵庫100の扉101上部の拡大断面図を示している。尚、この図において図12、図13と同一符号で示すものは、かたちは異なっても同様の機能を奏するものとして説明を省略する。この場合、スライドレール107は矩形状の部材の角を上に向けて配置され、その稜線107A上にハンガーローラ111が滑動自在に載置された構成とされている。
この場合、前述した引き寄せローラ114や引き寄せ金具108は設けられておらず、その代わりにスライドレール107の稜線107Aの向かって左側端に、連続して低くなり、且つ、本体102側に後退する形状の落とし込み部107Bが形成されている。そして、扉101が庫口104を閉じた状態でハンガーローラ111はこの落とし込み部107Bに落ち込み、それによって扉101が本体102側に押し付けられ、パッキン113が本体102前面に密着する構成とされている(図14)。
この状態から扉101を開く際には、扉101を持ち上げてハンガーローラ111を落とし込み部107Bから稜線107Aまで引き上げ、それに沿って本体102から引き離す。これによって、パッキン113は本体102から離れるので、扉101は移動可能となる。その後、扉101を向かって左方向に移動させれば、スライドレール107の稜線107Aに沿ってハンガーローラ111が滑動するので、扉101は庫口104を開放するものであった。
特開平8−61829号公報
しかしながら、図12、図13の冷蔵庫100では、扉101が開き始めてから徐々に本体102から離れていく構造であったため、開きはじめの所定範囲でパッキン113が本体102と擦れることになり、扉101を開き始める際の操作が重くなる。また、図14の冷蔵庫100においても、扉101を開き始める際に落とし込み部107Bから稜線107Aにハンガーローラ111を持ち上げなければならないため、同様に操作が重くなると云う問題があった。
また、この重さを解消するために梃子を応用したり、スプリングを使用する方法も考えられるが、何れも構造が複雑となってコストの高騰を引き起こす。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、比較的簡単な構造で扉の開閉操作性を改善した冷蔵庫等の扉装置を提供することを目的とするものである。
本発明の扉装置は、冷蔵庫等の本体に構成された庫口を開閉自在に閉塞するためのものであって、本体の庫口上方に配置され、当該本体の外面と平行に取り付けられて左右に渡るスライドレールと、このスライドレール上を滑動するハンガーローラを備えたハンガーを介してスライドレールに吊り下げられ、庫口を開閉する扉と、スライドレール下方の本体外面に取り付けられて左右に渡り、前面の一部が本体側に後退した前面後退部を有するガイドレールと、扉上部に取り付けられてガイドレールの前面に滑動自在に当接するガイドローラと、扉の内面に取り付けられ、当該扉が閉じられてガイドローラがガイドレールの前面後退部に当接した状態で庫口縁部の本体外面に密着するパッキンとを備えており、ハンガーは、扉上部に固定された固定ハンガープレートと、上端にハンガーローラを備えた可動ハンガープレートとから成り、両ハンガープレートは相互に回動自在に連結されると共に、ハンガーローラがスライドレール上に載置され、ガイドローラがガイドレール前面に当接した状態で、両ハンガープレートの成す本体側の角度が90°未満となることを特徴とする。
請求項2の発明の冷蔵庫等の扉装置は、上記においてハンガーの固定ハンガープレートと可動ハンガープレート相互の回動角度を規制したことを特徴とする。
請求項3の発明の冷蔵庫等の扉装置は、上記各発明においてハンガーは、固定ハンガープレートと可動ハンガープレートの成す本体側の角度を拡大する方向に常時付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明の冷蔵庫等の扉装置は、上記各発明においてハンガーの可動ハンガープレートには、スライドレールの下側に対向する樹脂製の外れ防止ローラを取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、扉はハンガーのハンガーローラにより、スライドレールに移動自在に吊り下げられて庫口を開閉自在に閉塞する。この場合、扉が閉じられてガイドローラがガイドレールの前面後退部に当接した状態で、パッキンは庫口縁部の本体外面に密着する。また、この状態においてハンガーの可動ハンガープレートと固定ハンガープレートが成す本体側の角度は90°未満とされているので、扉の重量は、可動ハンガープレートの固定ハンガープレート側の端部を本体に近づける方向にスライドレールを中心として当該可動ハンガープレートを回動させ、可動ハンガープレートと固定ハンガープレートの成す本体側の角度を拡大させる方向に働く。これにより、パッキンは扉の自重によって本体側に押し付けられるかたちとなるので、庫口のシール性は保持される。
この状態から扉を開き始めると、ガイドローラはガイドレールの前面後退部から脱出するので、直ちに扉は前方(手前側)に移動し、パッキンは本体から離れる。これにより、扉の開き始めにパッキンと本体とが擦れる不都合を防止し、若しくは、擦れる範囲を著しく小さくすることができる。また、ガイドローラがガイドレールの前面後退部から脱出して扉が前方に移動することで、可動ハンガープレートは、その固定ハンガープレート側の端部が本体から離れる方向にスライドレールを中心として回動されるので、固定ハンガープレートが上昇することになり、それによって扉も上昇し、扉下面に所謂ズリゴムが取り付けられている場合には、当該ズリゴムを床面から離間させることができる。
これらにより、簡単な構成で扉による庫口のシール性を確保しながら、扉の開放に要する力を著しく削減することができるようになり、扉の開放操作が軽くなって操作性が向上する。また、可動ハンガープレートと固定ハンガープレートが相互に回動自在に連結されたハンガーを用いても、扉の開閉動作中ガイドローラはガイドレール前面に当接しているので、扉の移動が不安定となることも無い。
特に、請求項2の発明の如くハンガーの固定ハンガープレートと可動ハンガープレート相互の回動角度を規制すれば、扉が必要以上に持ち上げられることも無くなり、スライドレールからハンガーローラが脱輪したり、扉がスライドレールを覆うカバーなどに接触する不都合も防止することができる。
また、請求項3の発明の如く固定ハンガープレートと可動ハンガープレートの成す本体側の角度を拡大する方向に常時付勢する付勢部材をハンガーに設ければ、扉を閉じた状態において、パッキンを常時本体側に付勢することができるようになり、特に扉の重量が軽い場合に、庫口の密閉性を確保することが可能となる。
更に、請求項4の発明の如くハンガーの可動ハンガープレートに、スライドレールの下側に対向する外れ防止ローラを取り付ければ、ハンガーローラがスライドレールから脱輪する不都合をより確実に防止できる。この場合、外れ防止ローラは樹脂製のローラであるので、異音やスライドレールの摩耗の発生を防止することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
図1は本発明を適用した一実施例のプレハブ式の冷蔵庫1の斜視図、図2はスライドレール11を除くハンガー2部分の扉3上部の拡大斜視図、図3は扉3を閉じた状態の冷蔵庫1の庫口4上部の拡大縦断側面図、図4は同じく扉3を閉じた状態の冷蔵庫1の庫口4下部の拡大縦断側面図、図5はもう一つの冷蔵庫1の扉3を閉じた状態の庫口4下部の拡大縦断側面図をそれぞれ示している。
実施例の冷蔵庫1は、内部を冷蔵温度に保持されるプレハブ式の冷蔵庫であり、複数枚のプレハブ断熱パネル6により本体7が組み立てられている。この本体7の前面には人や物品が内部の貯蔵室15に出入り可能な寸法の開口が形成されている。この開口縁の本体7前面(外面)には扉枠8が取り付けられており、この扉枠8の内側に冷蔵庫1の庫口4が構成されている。尚、9は扉枠8に内蔵される防露ヒータを取り付けるための溝である。
この庫口4上方の本体7の前面(外面)には、左右に渡るスライドレール11がボルト12によって取り付けられている。このスライドレール11はアルミニウムの押出成形にて構成されており、庫口4の二倍以上の寸法を有して左右に延在し、その向かって左半分が庫口4の上方に配置されたかたちとされている。また、この場合スライドレール11は本体7の前面(外面)と平行とされ、且つ、水平となるように取り付けられている。
尚、16、16はスライドレール11の左右端部上側に位置して本体7の前面に取り付けられたゴム製の上ストッパであり、15はこれらスライドレール11や上ストッパ16、16等を覆うカバーである。また、これら上ストッパ16、16の下方に対応する位置の床面には、これもゴム製の下ストッパ17、17が設けられている。
このスライドレール11の下方の本体7の前面(外面)には、上ガイドレール(ガイドレール)13、13が取り付けられている。各上ガイドレール13、13は金属(ステンレス板)にて構成されており、向かって左側の上ガイドレール13は庫口4の上側に対応する本体7の前面(外面)に左右に渡って水平に取り付けられており、向かって右側の上ガイドレール13は庫口4上側の上ガイドレール13の右側に連続して取り付けられている。各上ガイドレール13、13は左右対称形状を呈しており、実施例のような右方に移動して開く場合の他、左方に移動して開く場合にも対応(即ち、左右両開きに対応)可能とされている。また、各上ガイドレール13、13の前面の左右両端部は本体7側に傾斜しながら後退し、そこに前面後退部13A、13Aが形成されている(図2)。
尚、各上ガイドレール13、13を一本で構成してもよい。その場合には、前面後退部13Aは左右両端部と中央部に構成され、中央部の前面後退部13Aは左右が傾斜するように成形されることになる。
一方、3は庫口4を開閉自在に閉塞するための断熱性の引き戸式扉である。また、18はこの扉3の前面向かって左側中央(一側中央)に取り付けられたハンドルである。実施例では扉3を右方に移動させて開くものとしたが、扉3は中央を中心として点対称形状を呈しているので、上下を変更することで左右両開きに対応可能とされている。この扉3の上面左右両側部には、金属製のハンガー2、2が取り付けられている。このハンガー2は、扉3の上面に固定された固定ハンガープレート21と、この固定ハンガープレート21の一端(前端)に一端(下端)が回動自在に連結された可動ハンガープレート22とから構成されている。
この場合、固定ハンガープレート21の扉3前面側に位置する一端(前端)両側にはロール成形されたロール部21A、21Aが形成されており、可動ハンガープレート22の一端(下端)にもロール成形されたロール部22Aが形成されている。そして、この可動ハンガープレート22のロール部22を固定ハンガープレート21のロール部21A、21A間に配置し、それらの中心に回動軸23を貫通させることにより、可動ハンガープレート22は固定ハンガープレート21に回動自在に連結されている。
また、固定ハンガープレート21の各ロール部21A、21Aの相互に対向する端面には切欠21Bが回動軸23を中心とした所定の角度に渡って形成されている。一方、可動ハンガープレート22のロール部22Aの両側端縁には突起22B、22Bが形成され、固定ハンガープレート21の切欠21B、21B内にそれぞれ進入している。これにより、突起22Bが切欠21B内を移動できる角度だけ、可動ハンガープレート22は固定ハンガープレート21に対して回動可能となり、両ハンガープレート21、22相互の回動角度は規制される。
また、可動ハンガープレート22の他端(上端)の両側には本体7側に折曲されたフランジ部22C、22Cが形成されており、各フランジ部22C、22C間に位置して可動ハンガープレート22の他端(上端)の本体7側の面には樹脂(例えばナイロン)製のハンガーローラ24が回動自在に取り付けられている。このハンガーローラ24の周面は後述するようにスライドレール11に載置されて滑動できるよう溝形状とされている。また、このハンガーローラ24の下側には所定の間隔を存して樹脂(例えばポリアセタール)製の外れ防止ローラ26が回動自在に取り付けられている。
更に、扉3の上面左右端部には各ハンガー2、2の外側に位置して金属製又は樹脂(例えばポリアセタール)製の上ガイドローラ(ガイドローラ)27、27が回動自在に取り付けられている。各上ガイドローラ27は扉3の上面の本体7側に位置しており、その後端部は扉3より本体7側に突出している(図3)。
そして、ハンガー2、2のハンガーローラ24、24をスライドレール11上に載置し、滑動自在に係合させることで扉3を本体7の前面のスライドレール11に左右方向移動自在に吊り下げる。この状態で外れ防止ローラ26はスライドレール11の下側に僅かなクリアランスを存して近接した状態で対向する。また、上ガイドローラ27、27は上ガイドレール13の前面に滑動自在に当接する。
また、庫口4の中央上側には上ガイドレール13の上側に位置して引き寄せ金具28が取り付けられており、扉3の上面中央には引き寄せローラ29が取り付けられている。引き寄せ金具28はハンガー2や上ガイドローラ27の移動に干渉しない位置に設けられると共に、扉3が庫口4を閉じたときに引き寄せローラ29が引き寄せ金具28に係脱自在に係合し、扉3を本体7側に引き寄せる役割を果たす。
更にまた、扉3の内面には扉3で庫口4を閉じたときに庫口4を密閉するための軟質樹脂(例えばサンプレーンゴム又は軟質PVC)製のパッキン31が取り付けられている。この庫口4のシール構造には二種類あり、一つはパッキン31が扉3の内面周囲、即ち、上下左右の四辺に設けられる場合と、二つめはパッキン31が上辺と左右辺のみの三辺に設けられ、下辺にはズリゴムと称されるヒレ状のシール材(以下、ズリゴム32と称する)を用いる場合とがある。図4は前者の構造の扉3の下部断面を示しており、図5は後者の場合の扉3の下部断面を示している。
図4の場合には扉枠8も額縁状を呈しており、パッキン31は扉枠8の上下左右辺の前面に密着することになる。また、この場合本体7には庫口4の下側から階段状に前下方に延在する取付金具33が取り付けられており、この取付金具33の向かって右側端部(扉3が開く方向の端部)には下ガイドローラ34が取り付けられ、反対側の端部(扉3が閉じる方向の端部)には扉押さえガイドローラ36が取り付けられている。この扉押さえガイドローラ36は下ガイドローラ34よりも前方に位置する。また、取付金具33には床面との間の高さ調整を行うアジャスタ37が取り付けられている。
他方、図5の場合には扉枠8は上辺と左右辺のみから成り、庫口4の下辺は床面となって掃き出し構造とされる。パッキン31は扉3が庫口4を閉じた状態で扉枠8の上辺及び左右辺の前面に密着する。また、ズリゴム32は扉3が庫口4を閉じたときにその下端が床面に密着してシール機能を発揮する(図5)。更に、この場合前述した下ガイドローラ34及び扉押さえローラ36は前述と同様の位置の床面に取り付けられることになる。
そして、扉3の下面には下ガイドレール38が取り付けられている。この下ガイドレール38は後述する扉3の移動軌跡に沿った通路を内部に構成し、この下ガイドレール38の通路内に下ガイドローラ34が移動自在に係合される。また、扉押さえローラ36は扉3を閉じたときに下ガイドレール38の前面に当接して扉3を本体7側に押し付ける役割を果たす。
以上の構成で、次に図6〜図8を参照して扉3の開閉動作を説明する。図1の如く扉3が庫口4を閉じている状態では、図2及び図3の如く左右の上ガイドローラ27、27は向かって左側の上ガイドレール13両端の前面後退部13A、13Aにそれぞれ当接しており、パッキン31は扉枠8に密着し、図5の例ではズリゴム32下端が床面に当接している。これによって、庫口4は扉3によって密閉される。また、可動ハンガープレート22の向かって左側のフランジ22Cは向かって左側の上ストッパ16に当接しており、扉3の向かって左側下端も向かって左側の下ストッパ17に当接している。
更に、この状態でハンガー2の可動ハンガープレート22と固定ハンガープレート21の成す本体7側の角度は90°未満(実施例では約85°)となり、可動ハンガープレート22の突起22Bは固定ハンガープレート21の切欠21B内の略中央に位置している。これにより、扉3の重量は図3中白抜矢印で示すように、可動ハンガープレート22の一端(固定ハンガープレート21側の下端)を本体7に近づける方向にスライドレール11を中心として可動ハンガープレート22を回動させ、可動ハンガープレート22と固定ハンガープレート21の成す本体7側の角度を拡大させる方向に働くことになり、パッキン31は扉3の自重によって本体7の扉枠8に押し付けられるかたちとなって、庫口4の閉鎖状態とその密閉シール性は安定的に保持される。
また、引き寄せ金具28も引き寄せローラ29を介して扉3の上部を本体7側に引き寄せ、扉押さえガイドローラ36も下ガイドレール38を介して扉3の下部を本体7側に押さえ付けるので、これによっても扉3の閉鎖状態は確保される。
この状態からハンドル18を持って扉3を向かって右方向(開く方向)に移動させて開き始めると、引き寄せローラ29は引き寄せ金具28から離脱し、下ガイドレール38も扉押さえガイドローラ36から離間する。また、上ガイドローラ27は上ガイドレール13の前面後退部13Aから脱出するので、直ちに扉3は前方(本体7から離れる手前側)に移動(実施例では約7mm前方に移動)し、パッキン31は本体7の扉枠8から離れる(図6、図7)。これにより、扉3の開き始めにパッキン31と本体7の扉枠8とが擦れる不都合を防止し、若しくは、擦れる範囲を著しく小さくすることができる。
また、上ガイドローラ27が上ガイドレール13の前面後退部13Aから脱出して扉3が前方(手前側)に移動することで、ハンガー2、2の可動ハンガープレート22は、その一端(固定ハンガープレート21側の下端)が本体7から離れる方向にスライドレール11を中心として回動される。そして、この可動ハンガープレート22の回動に伴って固定ハンガープレート21は水平状態を保ったまま斜め上前方に上昇し、両ハンガープレート22、21が成す本体7側の角度は前述した85°より少許小さくなり、例えば84°〜82°になる。それによって扉3も上昇するので、図5の構造の場合には扉3下面のズリゴム32が、扉3を開き始めて直ぐに図8の如く床面から離間し、ズリゴム32と床面とが擦れる不都合も防止し、若しくは、擦れる範囲を著しく小さくすることができるようになる。
これらにより、扉3による庫口4のシール性を確保しながら、扉3の開放に要する力を著しく削減することができるようになり、扉3の開放操作が軽くなって操作性が向上する。実施例では扉の開放に従来10kgf程度の力を要していたが、本発明では3kgf程まで軽減することができた。
以後、扉3を右方向に移動させて行けば、やがて庫口4を開ききったところ(全開)で可動ハンガープレート22の向かって右側のフランジ22Cが向かって右側の上ストッパ16に当接し、扉3の向かって右側の下端も下ストッパ17に当接して扉3は停止する。このようなフランジ22Cが当接することで、ゴム製の上ストッパ16の耐久性を向上させることができる。係る移動の最中にも上ガイドローラ27は上ガイドレール13の前面に当接して滑動するので、可動ハンガープレート22と固定ハンガープレート21が相互に回動自在に連結されたハンガー2であっても扉3の移動が不安定となることが無い。
また、スライドレール11の下側には外れ防止ローラ26が対応しているので、扉3の移動中にハンガーローラ24がスライドレール11から脱輪する不都合を効果的に防止できる。この場合、外れ防止ローラ26は樹脂製のローラであるので、異音やスライドレール11の摩耗の発生も防止することができる。
この全開状態となる直前で、上ローラ27、27は向かって右側の上ガイドレール13の前面後退部13A、13A内に進入するので、扉3は直ぐに本体7側に移動し、ハンガー2、2の可動ハンガープレート22は、その一端(固定ハンガープレート21側の下端)が本体7側に近接する方向にスライドレール11を中心として回動される(図3と同様の状態)。この状態でも固定ハンガープレート21と可動ハンガープレート22の成す本体7側の角度は前述した約85°となるので、扉3は自重によって本体7側に押し付けられるかたちとなる。これによって、扉3の全開状態は安定的に保持されることになる。
次に、全開状態から扉3を閉じ始めると、上ガイドローラ27は向かって右側の上ガイドレール13の前面後退部13Aから脱出するので、直ちに扉3は前方に移動し、可動ハンガープレート22もその一端(固定ハンガープレート21側の下端)は本体7から離れる方向にスライドレール11を中心として回動される。
そして、扉3が庫口4を閉じきる(全閉)直前で上ガイドローラ27、27は向かって左側の上ガイドレール13の前面後退部13A、13A内に進入するので、扉3は直ぐに本体7側に(前述した7mm)移動し、ハンガー2、2の可動ハンガープレート22は、その一端(固定ハンガープレート21側の下端)が本体7側に近接する方向にスライドレール11を中心として回動され、扉3は下がってパッキン31は扉枠8に密着し、ズリゴム32は床面に当接する。そして、向かって左側のフランジ22Cが左側の上ストッパ16に当接したところで扉3は停止し、引き寄せローラ29は引き寄せ金具28に係合し、扉押さえガイドローラ36は下ガイドレール38の前面に当接して庫口4を密閉する図3の状態に復帰することになる。
このように扉3を閉じる場合にも、上ガイドローラ27、27は上ガイドレール13の前面後退部13Aに全閉直前にて進入し、扉3も全閉直前に降下することになるので、扉3を閉じる際にもパッキン31と本体7の扉枠8、及び、ズリゴム32と床面とが擦れる不都合を防止し、若しくは、擦れる範囲を著しく小さくすることができる。
ここで、ハンガー2の固定ハンガープレート21と可動ハンガープレート22とが回動自在に連結されていることで、扉3を持ち上げると図9に二点鎖線で示すように可動ハンガープレート22の一端(下端)が本体7から離れる方向にスライドレール11を中心として回動する。そのため、この回動角度が大きくなると、ハンガー2や扉3がカバー15に接触してしまう。また、ハンガーローラ24とスライドレール11との掛かり代が小さくなって脱輪したり、ハンガーローラ24が破損する危険性がある。
しかしながら、本発明では可動ハンガープレート22と固定ハンガープレハブ21相互の回動が、切欠21B内で突起22Bが動ける範囲に規制されているので、図9に二点鎖線で示すように扉3が持ち上げられて固定ハンガープレート21と可動ハンガープレート22とが成す本体7側の角度が小さくなり、上ガイドローラ27が上ガイドレール13の前面後退部13A以外の前面に当接しているときの角度(前述した84°〜82°)以下、若しくは、それより小さい所定の角度(例えば80°)になると、突起22Bが切欠21Bの本体7側の端面に当接してそれ以上回動できなくなるので、扉3もそれ以上持ち上げられなくなる。これにより、扉3が必要以上に持ち上げられることも無くなり、スライドレール11からハンガーローラ24が脱輪したり、扉3やハンガー2がカバー15に接触する不都合も防止することができる。
次に、図10、図11は本発明の他の実施例を示している。前述したように扉3が庫口4を閉じた状態では、扉3の重量が可動ハンガープレート22の一端(固定ハンガープレート21側の下端)を本体7に近づける方向にスライドレール11を中心として可動ハンガープレート22を回動させ、可動ハンガープレート22と固定ハンガープレート21の成す本体7側の角度を拡大させる方向に働き、パッキン31を扉3の自重によって本体7の扉枠8に押し付けるよう構成しているが、扉3の重量が軽い場合には、このパッキン31を扉枠8に押し付ける力が弱くなる。
その場合には、図10に示す如くハンガー2の固定ハンガープレート21と可動ハンガープレート22の本体7側の面の間にコイルバネ(付勢部材)41を取り付け、両ハンガープレート21、22の成す本体7側の角度を拡大する方向(図中矢印方向)に常時付勢する。また、このコイルバネ41は図11のような板バネ42で置き換えることもできる。
このようなバネ41或いは42を設けることにより、扉3を閉じた状態において、パッキン31を常時本体7側に付勢することができるようになるので、特に扉3の重量が軽い場合に、庫口4のシール性を確保することができるようになる。
尚、実施例では上ガイドローラ27が上ガイドレール13の前面後退部13Aに当接した状態でハンガー2の可動ハンガープレート22と固定ハンガープレート21の成す本体7側の角度が約85°となるようにしたが、それに限らず、上ガイドローラ27が上ガイドレール13の前面に当接している間中、可動ハンガープレート22と固定ハンガープレート21の成す本体7側の角度が90°より小さくなれば良いものである。
本発明を適用した一実施例のプレハブ式の冷蔵庫の斜視図である。 図1の冷蔵庫のスライドレールを除くハンガー部分の扉上部の拡大斜視図である。 扉を閉じた状態の図1の冷蔵庫の庫口上部の拡大縦断側面図である。 同じく扉を閉じた状態の図1の冷蔵庫の庫口下部の拡大縦断側面図である。 もう一つの図1の冷蔵庫の扉を閉じた状態の庫口下部の拡大縦断側面図である。 扉を開いているときの図1の冷蔵庫の庫口上部の拡大縦断側面図である。 同じく扉を開いているときの図1の冷蔵庫の庫口下部の拡大縦断側面図である。 もう一つの図1の冷蔵庫の扉を開いているときの庫口下部の拡大縦断側面図である。 図1の冷蔵庫の扉を持ち上げたときの様子を説明する庫口上部の拡大縦断側面図である。 図1の冷蔵庫のハンガーにコイルバネを取り付けた例を示すハンガーの側面図である。 図1の冷蔵庫のハンガーに板バネを取り付けた例を示すハンガーの側面図である。 従来の冷蔵庫の庫口上部の拡大縦断側面図である。 図12の冷蔵庫の庫口下部の拡大縦断側面図である。 もう一つの従来の冷蔵庫の庫口上部の拡大縦断側面図である。
符号の説明
1 プレハブ式の冷蔵庫
2 ハンガー
3 扉
4 庫口
6 断熱パネル
7 本体
11 スライドレール
13 上ガイドレール(ガイドレール)
13A 前面後退部
21 固定ハンガープレート
21B 切欠
22 可動ハンガープレート
22B 突起
24 ハンガーローラ
26 外れ防止ローラ
27 上ガイドローラ(ガイドローラ)
31 パッキン
32 ズリゴム
41 コイルバネ(付勢部材)
42 板バネ(付勢部材)

Claims (4)

  1. 冷蔵庫等の本体に構成された庫口を開閉自在に閉塞するための扉装置であって、
    前記本体の庫口上方に配置され、当該本体の外面と平行に取り付けられて左右に渡るスライドレールと、
    該スライドレール上を滑動するハンガーローラを備えたハンガーを介して前記スライドレールに吊り下げられ、前記庫口を開閉する扉と、
    前記スライドレール下方の前記本体外面に取り付けられて左右に渡り、前面の一部が前記本体側に後退した前面後退部を有するガイドレールと、
    前記扉上部に取り付けられて前記ガイドレールの前面に滑動自在に当接するガイドローラと、
    前記扉の内面に取り付けられ、当該扉が閉じられて前記ガイドローラが前記ガイドレールの前面後退部に当接した状態で前記庫口縁部の前記本体外面に密着するパッキンとを備え、
    前記ハンガーは、前記扉上部に固定された固定ハンガープレートと、上端に前記ハンガーローラを備えた可動ハンガープレートとから成り、両ハンガープレートは相互に回動自在に連結されると共に、前記ハンガーローラが前記スライドレール上に載置され、前記ガイドローラが前記ガイドレール前面に当接した状態で、両ハンガープレートの成す前記本体側の角度が90°未満となることを特徴とする冷蔵庫等の扉装置。
  2. 前記ハンガーの固定ハンガープレートと可動ハンガープレート相互の回動角度を規制したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫等の扉装置。
  3. 前記ハンガーは、前記固定ハンガープレートと可動ハンガープレートの成す前記本体側の角度を拡大する方向に常時付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫等の扉装置。
  4. 前記ハンガーの可動ハンガープレートには、前記スライドレールの下側に対向する樹脂製の外れ防止ローラを取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の冷蔵庫等の扉装置。
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