JP2007113443A - エンジン作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成でありながら、吸気用の空気の中に木材の切削屑等が混入する可能性を限りなく小さくすることができ、エアクリーナーのフィルターが簡単に目詰まりを起こしてしまうという問題を好適に回避することができ、更に、全体をバランス良くコンパクトに収めることができ、フィルタの清掃作業や取替作業を簡単に行うことができるエンジン作業機を提供する。
【解決手段】冷却ファンの回転によって生じる空気流を整流するためのボリュート部17を有し、当該ボリュート部17は、ラウンド部17a及び直状部17bからなり、整流した冷却空気からエンジンの吸気用の空気を分岐させるための空気取入口18が、直状部17b内の領域であって、横幅方向についての中心線Cよりも内側の領域Z2に形成され、かつ、領域内Z2を流下する冷却空気の下流側に向かって開口するように構成した。
【選択図】図8

Description

本発明は、チェーンソー、ヘッジトリマー、ブロワなどの作業機であって、動力源としてエンジンを搭載したエンジン作業機に関し、特に、吸気を清浄化するエアクリーナーにおける負担を好適に軽減することができるエンジン作業機に関する。
チェーンソー等の作業機を使用する際には、作業機本体の周辺に木材の切削屑等が大量に飛散する。このため、エンジン吸気用の空気をただ単純に機内へ取り入れると、切削屑等が混入してしまい、エアクリーナーのフィルターが簡単に目詰まりを起こしてしまう。この場合、清掃作業或いはフィルターの交換作業を頻繁に行わなければならないという問題がある。そこで、従来より、かかる問題に対処すべく様々な工夫が行われている。
特開昭61−190111号公報 特開平6−173797号公報 特開平8−338327号公報 特開平2000−345841号公報 実開平6−4358号公報
上記のような問題を回避するには、機内へ取り入れた空気がフィルターに到達する前の段階で、当該空気中から切削屑等を除去するか、或いは、切削屑等が混入していない空気を機内に取り入れる必要がある。
従来のエンジン作業機においては、それらを実現すべく各種の工夫を行っているが、空気取入口からエアクリーナーまでを、複雑な形状のダクトによって接続するなど、構造が複雑化しているため、部品点数が増加し、製造作業における工程数の増加、組立作業の煩雑化といった問題のほか、製造コストが嵩むといった問題がある。また、構造上、切削屑等を効率よく除去することができないものが多く、十分な効果を期待できず、更なる改善が望まれていた。
本発明は、このような従来技術における問題を解決すべくなされたものであって、簡素な構成でありながら、吸気用の空気の中に木材の切削屑等が混入する可能性を限りなく小さくすることができ、エアクリーナーのフィルターが簡単に目詰まりを起こしてしまうという問題を好適に回避することができ、更に、全体をバランス良くコンパクトに収めることができ、フィルタの清掃作業や取替作業を簡単に行うことができるエンジン作業機を提供することを目的とする。
本発明のエンジン作業機は、冷却ファンの回転によって生じる空気流を整流するためのボリュート部を有し、当該ボリュート部は、ラウンド部及び直状部からなり、整流した冷却空気からエンジンの吸気用の空気を分岐させるための空気取入口が、直状部内の領域であって、当該直状部の横幅方向についての中心線よりも内側の領域に形成され、かつ、当該領域内を流下する冷却空気の下流側に向かって開口していることを特徴としている。
尚、ボリュート部は、本体ケースと側部カバーとの間に配置されるファンケースプレートに形成されていることが好ましい。また、このファンケースプレートは、気化器を固定するための取付ベース部を有し、当該取付ベース部には、小開口部が(ファンケースプレートを本体ケースに取り付けた際に、エンジンのシリンダブロックに設けられている混合気導入口が露呈するような位置に)形成され、気化器が、その小開口部を介してエンジンの混合気導入口に接続された状態で、取付ベース部上に固定されていることが好ましい。
また、ファンケースプレートと側部カバーとの間の空間が、仕切板により、ラウンド部側と、直状部側とに仕切られるように構成されていることが好ましく、更に、空気取入口が、前記ファンケースプレートの表面側において一端が開口する空気流路に連通していることが好ましい。
また、側部カバーには、フィルターカバーが着脱自在なように取り付けられ、そのフィルターカバーを取り外すと、その内側に配置されているフィルターが外部へ露出するように構成することが好ましい。
この場合、冷却空気から分岐されたエンジンの吸気用の空気が、空気流路を通って、フィルターカバーの内壁面とフィルターとによって囲まれた空間に流入するように構成することが好ましく、また、フィルターによって濾過され、清浄化された吸気用の空気が気化器室へ流入し、気化器に供給されるように構成することが好ましい。
更に、ファンケースプレートは、一体成形により各部位がすべて一体的に形成されていることが好ましい。
本発明のエンジン作業機は、ボリュート部によって整流された冷却空気からエンジンの吸気用の空気を分岐させる際に、分岐された吸気用の空気の中に木材の切削屑等が混入する可能性を限りなく小さくすることができる、という効果を期待することができる。その結果、エアクリーナーのフィルターが簡単に目詰まりを起こしてしまうという問題を好適に回避することができる。
また、本体ケースと側部カバーとによって囲まれた内部空間を複数の部屋に区画する機能を有するプレートに、ボリュート部及び空気取入口を形成することによって、これを「単一の部材でありながら多様な機能を併せ持つ要素(ファンケースプレート)」として構成することができ、かかる部材を使用することにより、本体の内部空間をバランス良く、効率的にレイアウトすることができ、気化器やエアクリーナー等の各構成要素をコンパクトに収納できる。従って、本体の小型化、軽量化といった効果も期待することができる。
また、エンジンの吸気用の空気が、ファンケースプレート等によって区画された複数の部屋を順次(隣接した部屋へ順次)流下していくように構成することができる。従って、従来のように、離間した構成要素間(例えば、空気取入口とエアクリーナーの間、エアクリーナーと気化器の間等)を、ダクトチューブやパッキン等を用いて接続するといった手間を省略することができ、構成の簡素化、組立作業の容易化、部品点数の縮減、製造コストの低減といった効果を期待することができる。
更に、側部カバーに対し、フィルターカバーを着脱自在なように取り付け、そのフィルターカバーを取り外すと、その内側に配置されているフィルターが外部へ露出するような構成とすることが可能となり、この場合、フィルターの清掃作業、交換作業を極めて簡単に行うことができ、メンテナンス性の向上という効果を期待することができる。
以下、添付図面に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明に係るエンジン作業機(チェーンソー1)の外観斜視図である。尚、この図においては、チェーンソー1の主たる構成要素であるソーチェーン、及び、ガイドバーは省略されている。
図1において2は本体ケースであり、3は側部カバー、4はフィルターカバーである。フィルターカバー4の中央には、ツマミハンドル5が備えられており、このツマミハンドル5を所定の方向へ回転させることにより、側部カバー3に対してフィルターカバー4を自在に着脱させることができるようになっている。
図2は、図1の状態のチェーンソー1からフィルターカバー4を取り外した状態を示す図である。図示されているように、このチェーンソー1においては、側部カバー3に取り付けられているフィルターカバー4を取り外すと、その内側に配置されているフィルター6が外部へ露出するように構成されている。尚、この図において7は空気流路であり、8はツマミハンドル5の係合用孔部である。フィルター6の中央には孔6aが形成されており、係合用孔部8は、フィルター6の裏側から孔6aを貫通して、フィルター6の表面よりも外方へ突出した状態となっている。
図3は、図2の状態のチェーンソー1からフィルター6を取り外した状態を示す図である。図2及び図3から明らかなように、フィルター6の内側には、フィルター6及び係合用孔部8を支持するためのリブ9が、縦、横、斜め方向へ形成されている。これらのリブ9は、側部カバー3の一部であり、一体成形により、側部カバー3における他の主要部と一体的に形成されている。また、図示されているように、これらのリブ9は、側部カバー3の主要部よりも内側(本体ケース2側)寄りの位置(内側へ所定量入り込んだ位置)に形成されている。
図4は、図3の状態のチェーンソー1から側部カバー3を取り外した状態を示す図である。図3及び図4から明らかなように、本体ケース2の内部空間と、側部カバー3との間には、ファンケースプレート10が配置されている。尚、図4において11は気化器である。
図5は、図4の状態のチェーンソー1からファンケースプレート10を取り外した状態を示す図である。この図に示されているように、本体ケース2の内部には、エンジン12と、その駆動軸に接続された冷却ファン13が配置されている。
図6は、図4に示したファンケースプレート10の表面側の斜視図であり、図7は、その裏面側の斜視図である。このファンケースプレート10は、プラスチックス製で、一体成形により各部位がすべて一体的に形成されている。そして、このファンケースプレート10は、図4及び図5に示した冷却ファン13の回転によって生じる空気流を整流して、エンジン12のシリンダブロックの周辺領域へ導き、エンジン12を冷却するという機能のほかに、本体ケース2と側部カバー3(図1〜図3参照)とによって囲まれた空間を、エンジン室と、気化器室と、クリーニングルームとに区画するという機能をも有している。また、整流した冷却空気の一部を分岐させ、その分岐させた空気を、クリーニングルームを介して気化器室へ供給するという機能をも有している。以下、ファンケースプレート10における上記のような機能乃至効果について、その形状と構造を明らかにすることによって詳しく説明する。
図6及び図7において14は、気化器11を固定するための取付ベース部である。この取付ベース部14には、図示されているように小開口部15が形成されている。小開口部15は、ファンケースプレート10を本体ケース2に取り付けた際に、エンジン12のシリンダブロックに設けられている混合気の導入口16(図5参照)が露呈するような位置に形成されており、気化器11は、小開口部15を介して混合気の導入口16に接続された状態で、ファンケースプレート10の取付ベース部14上に固定される(図4参照)。
図6及び図7において17は、冷却ファン13(図4参照)の回転によって生じる空気流を整流するボリュート部である。ボリュート部17は、冷却ファン13の周囲を円形に取り囲むラウンド部17aと、ラウンド部17a(のボリュート壁面17c)におけるインボリュート曲線の接線方向へ延出する直状部17bとによって構成されている。
ファンケースプレート10の裏面側には、図7に示すように、整流された冷却空気から、エンジン12の吸気用の空気を分岐させるための空気取入口18が形成されている。この空気取入口18は、図6に示すファンケースプレート10の表面側において一端が開口する空気流路7に連通している。
冷却空気から分岐されたエンジン12の吸気用の空気は、空気流路7を通って、クリーニングルーム(フィルターカバー4の内壁面とフィルター6とによって囲まれた空間)(図1及び図2参照)に流入し、フィルター6を通過して、図3に示すリブ9の下側の空間(図4に示す直状部17bの上方の空間)へ流下する。このとき、吸気用の空気はフィルター6によって濾過され、清浄化されることになる。
尚、側部カバー3を装着した際、図4に示すファンケースプレート10の表面側には、図示しない仕切板(図1〜図3に示す側部カバー3の内側に形成されている。)の下縁部分が接触するようになっており、図4に示すファンケースプレート10と図3に示す側部カバー3との間の空間は、この仕切板により、ラウンド部17a側と、直状部17b側とに仕切られることになる。従って、図3に示すリブ9の下側の空間に流下した空気(清浄化された吸気用空気)は、ラウンド部17a側の空間へは逆流することなく、隣接する気化器室へ流れていき、気化器11から取り込まれ、エンジン12内に導入されることになる。
本実施形態のチェーンソー1は、ファンケースプレート10における空気取入口18の形成位置と開口方向に特徴がある。より具体的に説明すると、図8(図7のファンケースプレート10におけるボリュート部17の裏面側の構造を模式的に示す図)に示すように、空気取入口18は、直状部17b内の領域であって、図8に示す中心線C(直状部17bの横幅方向についての中心線)よりも内側(ボリュート壁面17cの基端部17dに近い方)の領域Z2に形成されている。そして、空気取入口18は、流下する空気の下流側(図8に示す矢印Dの方向)に向かって開口している。
このため、整流された冷却空気から、エンジン12の吸気用の空気を分岐させる際に、分岐された吸気用の空気の中に木材の切削屑等が混入する可能性を限りなく小さくすることができ、その結果、エアクリーナーのフィルター6が簡単に目詰まりを起こしてしまうという問題を好適に回避することができる。
より詳細には、まずエンジン12を始動させると、駆動軸に接続されている冷却ファン13が回転し、機外の空気が、側部カバー3のメッシュ部3a(図1参照)、及び、ファンケースプレート10の中央開口部17eを介して、冷却ファン13内側の負圧領域に連続的に流入する。流入した空気は、旋回しつつ、遠心力によって冷却ファン13の外側に配置されているボリュート部17のボリュート壁面17cに沿って流下し、直状部17bに達した後、インボリュート曲線の接線方向へ流下することになる。
機内に導入される空気中には、木材の切断作業によって周辺に飛散した切削屑等が混入しているが、それらの質量は空気よりも大きいため、ラウンド部17aにおいては、ボリュート壁面17cに近い領域を流下することになる。このため、ラウンド部17aに続く直状部17bにおいても、ボリュート壁面17cの延長である外側壁面17fに近い領域(中心線Cよりも外側の領域Z1)を流下することになる。
従って、切削屑等が「中心線Cよりも内側の領域Z2」を通過する可能性は非常に低く、更に、空気取入口18が連通する空気流路7が、遮蔽部材19により、冷却空気流の上流側から下流側に向かって覆われ、空気取入口18が、冷却空気流の下流側(矢印Dの方向)に向かって開口しているため、仮に切削屑等の一部が「中心線Cよりも内側の領域Z2」内に進入するようなことがあったとしても、流下する切削屑等には質量に見合った慣性力が働くため、そのまま直線的に流下する可能性が高く、それらが空気取入口18内に流入する可能性は極めて低くなる。
このように、本実施形態のチェーンソー1においては、ボリュート部17によって整流された冷却空気からエンジン12の吸気用の空気を分岐させる際に、分岐された吸気用の空気の中に木材の切削屑等が混入する可能性を限りなく小さくすることができる。その結果、エアクリーナーのフィルター6が簡単に目詰まりを起こしてしまうという問題を好適に回避することができる。
尚、本実施形態においては、図9に示すように、吸気用空気が流下する空気流路7への切削屑等の混入を阻止するための遮蔽部材19は、その主縁部19a,外側縁部19b(直状部17bの中心線Cに近い方の縁部),内側縁部19c(その反対側の縁部)がいずれも、空気取入口18の顎部18aよりも下流側に位置するように構成され、空気流路7が、遮蔽部材19によって、冷却空気流の上流側から完全に覆われるような形となっているが、空気取入口18が下流側に向かって開口し、かつ、空気流路7への切削屑等の混入を有効に防止できる限り、必ずしも空気流路7が上流側から完全に覆われる必要はなく、例えば、内側縁部19c及び主縁部19aについては、図10に示すように、部分的に空気取入口18の顎部18aよりも上流側に位置するような形となっていてもよい。
尚、ここでは、本発明に係るエンジン作業機の適用例の一つとして、チェーンソーの実施形態について説明したが、適用対象はチェーンソーに限定されるものではなく、他のエンジン作業機、例えば、ヘッジトリマー、ブロワ、エンジンカッター、芝刈機、刈払機等に対して適用することもできる。
本発明に係るエンジン作業機(チェーンソー1)の外観斜視図。 図1の状態のチェーンソー1からフィルターカバー4を取り外した状態を示す図。 図2の状態のチェーンソー1からフィルター6を取り外した状態を示す図。 図3の状態のチェーンソー1から側部カバー3を取り外した状態を示す図。 図4の状態のチェーンソー1からファンケースプレート10を取り外した状態を示す図。 図4に示したファンケースプレート10の表面側の斜視図。 図4に示したファンケースプレート10の裏面側の斜視図。 図7のファンケースプレート10におけるボリュート部17の裏面側の構造を模式的に示す図。 図7に示した空気取入口18の拡大図。 遮蔽部材19についての他の構成例を示す図。
符号の説明
1:チェーンソー、
2:本体ケース、
3:側部カバー、
3a:メッシュ部、
4:フィルターカバー、
5:ツマミハンドル、
6:フィルター、
6a:孔、
7:空気流路、
8:係合用孔部、
9:リブ、
10:ファンケースプレート、
11:気化器、
12:エンジン、
13:冷却ファン、
14:取付ベース部、
15:小開口部、
16:混合気の導入口、
17:ボリュート部、
17a:ラウンド部、
17b:直状部、
17c:ボリュート壁面、
17d:ボリュート壁面の基端部、
17e:中央開口部、
17f:外側壁面、
18:空気取入口、
18a:顎部、
19:遮蔽部材、
19a:主縁部、
19b:外側縁部、
19c:内側縁部

Claims (9)

  1. 冷却ファンの回転によって生じる空気流を整流するためのボリュート部を有するエンジン作業機であって、
    前記ボリュート部は、ラウンド部及び直状部からなり、
    整流した冷却空気からエンジンの吸気用の空気を分岐させるための空気取入口が、前記直状部内の領域であって、当該直状部の横幅方向についての中心線よりも内側の領域に形成され、かつ、当該領域内を流下する冷却空気の下流側に向かって開口していることを特徴とするエンジン作業機。
  2. 前記ボリュート部が、本体ケースと側部カバーとの間に配置されるファンケースプレートに形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジン作業機。
  3. 前記ファンケースプレートは、気化器を固定するための取付ベース部を有し、
    当該取付ベース部には、前記ファンケースプレートを前記本体ケースに取り付けた際に、エンジンのシリンダブロックに設けられている混合気導入口が露呈するような位置に、小開口部が形成されており、
    気化器が、前記小開口部を介してエンジンの混合気導入口に接続された状態で、前記取付ベース部上に固定されていることを特徴とする、請求項2に記載のエンジン作業機。
  4. 前記ファンケースプレートと前記側部カバーとの間の空間が、仕切板により、ラウンド部側と、直状部側とに仕切られるように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載のエンジン作業機。
  5. 前記空気取入口が、前記ファンケースプレートの表面側において一端が開口する空気流路に連通していることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載のエンジン作業機。
  6. 前記側部カバーには、フィルターカバーが着脱自在なように取り付けられており、当該フィルターカバーを取り外すと、その内側に配置されているフィルターが外部へ露出するように構成されていることを特徴とする、請求項5に記載のエンジン作業機。
  7. 冷却空気から分岐されたエンジンの吸気用の空気が、前記空気流路を通って、前記フィルターカバーの内壁面と前記フィルターとによって囲まれた空間に流入するように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載のエンジン作業機。
  8. 前記フィルターによって濾過され、清浄化された吸気用の空気が、前記気化器が収容されている気化器室へ流入し、前記気化器に供給されるように構成したことを特徴とする、請求項7に記載のエンジン作業機。
  9. 前記ファンケースプレートが、一体成形により各部位がすべて一体的に形成されていることを特徴とする、請求項2〜8のいずれかに記載のエンジン作業機。
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