JP2007113127A - 膝用プロテクター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ズボンなどの上から簡単に装着脱可能とし、膝をつく作業における膝屈伸動作諸条件で生ずる位置ずれを制御し常に膝当クッション材の所定位置維持可能とする機能を付与する。
【解決手段】膝上バンド1’と膝下バンド1”で簡単に取り付けられる所定のクッション機能を構成する膝当クッション材1の先端部にピンを備える連結部2を設ける。 連結部2に備えるピンと自在連結するフック部を先端に形成して連動する若干幅の薄板状弾性材4に所定の引っ張りばね力を構成する長さ伸縮自在で出入可能の巻き取り収納ケース5を設け、膝屈伸動作諸条件で生ずる膝当クッション材1先端部の動きをコントロールする制御機能を構成して位置ずれを防ぎ、常に該膝当クッション材1の所定位置維持を可能とする。
【選択図】 図6
【解決手段】膝上バンド1’と膝下バンド1”で簡単に取り付けられる所定のクッション機能を構成する膝当クッション材1の先端部にピンを備える連結部2を設ける。 連結部2に備えるピンと自在連結するフック部を先端に形成して連動する若干幅の薄板状弾性材4に所定の引っ張りばね力を構成する長さ伸縮自在で出入可能の巻き取り収納ケース5を設け、膝屈伸動作諸条件で生ずる膝当クッション材1先端部の動きをコントロールする制御機能を構成して位置ずれを防ぎ、常に該膝当クッション材1の所定位置維持を可能とする。
【選択図】 図6
Description
本発明は、膝をつく際、膝部位保護のために装着する膝当クッション材の膝屈伸動作諸条件で生ずる位置ずれを防止し、所定位置維持を可能とする膝用プロテクター装置に関するものである。
一般に膝用プロテクターは、膝部位保護を目的として膝部位に装着され、膝屈伸動作諸条件で所定位置からずり下がるなどのトラブルがないようにされるさまざまな取付けバンドで位置固定維持ができるようになされ、医療、スポーツなどの分野で多く実用に供されている。
用途別分野及び使用目的は異なるものであっても、いずれのものもそれぞれに専用とする取り付け固定バンドを採用し、肌直接に又は衣服の上から、膝上及び膝下で膝周辺部位の血行を妨げることなく所定の締め付け力をもって緊縛し又は脛部位に固定装着することで膝屈伸動作諸条件関わらず、ずれたり又は外れることのないようになされている。
しかし、膝をつく作業諸条件などで一時的に用いたい場合、例えばズボンの上から必要に応じて装着するには、従来仕様のものでは用途目的もまた装着方法も異なることからとても用いることができないという問題点があった。
特開2002−030505号公報
解決しようとする問題点は、膝用プロテクターにおいて、膝をつく作業諸条件などで必要に応じ一時的にも装着したい場合、ズボンなど衣服の上から簡単に装着でき更に膝屈伸動作諸条件で生ずる位置ずれを常に制御することで所定位置維持可能とする機能手段がない点である。
膝をつく作業の際、膝部位保護のために装着する膝当クッション材を、膝の屈伸動作諸条件で生ずる位置ずれを制御することで防止し所定位置維持可能とするため、膝屈伸動作諸条件で生ずる位置ずれに対応し、膝当クッション材の上端部に設けられる連結部を介して連動し制御する長さ伸縮自在機能手段を採用した。
膝部位保護を可能とする若干長さと幅及び厚さを有する弾性材を膝部位に当てるための膝上バンドと膝下バンドを備え、膝上バンドが取り付けられる上端部中央部に位置ずれ防止のための連結部を設ける膝当クッション材と、膝屈伸動作及び装着諸条件で生ずる膝当クッション材の位置ずれを制御して防止するため、膝当クッション材の連結部と先端部を自在連結してもう一方の端部側を固定し、所定の引っ張りばね力を構成することで長さ伸縮自在機能を有して連動する若干幅の薄板状弾性材と、から成ることを最も主要な特徴とする。
膝部位保護を可能とする若干長さと幅及び厚さを有する弾性材を膝部位に当てるための膝上バンドと膝下バンドを備え、膝上バンドが取り付けられる上端部中央部に位置ずれ防止のための連結部を設ける膝当クッション材と、膝屈伸動作及び装着諸条件で生ずる膝当クッション材の位置ずれを制御して防止するため、膝当クッション材の連結部と先端部を自在連結してもう一方の端部側を固定し、所定の引っ張りばね力を構成することで長さ伸縮自在機能を有して連動する若干幅の薄板状弾性材と、から成ることを最も主要な特徴とする。
本発明の膝用プロテクター装置は、膝をつく作業において衣服の上から着用可能とする所要の膝当クッション材を、所定位置に装着するために用いる従来の専用とする緊縛バンドとは異なり、簡単な着用バンドを用い更に膝屈伸動作及び装着諸条件で生ずる膝当クッション材の位置ずれを防止可能とする制御機能を設けたことは、該膝当クッション材を膝屈伸動作諸条件に関わらず常に所定位置に維持可能とすることができるという大きな利便性がある。
膝屈伸動作諸条件で生ずる膝当クッション材先端部の位置ずれを、この先端部と自在連結し所定の引っ張りばね力を構成し連動可能で長さ伸縮自在とする若干幅の薄板状弾性材を、更に出入自在とする巻き取りばね機構を構成し、腰又は大腿部位に装着固定できる巻き取り収納ケースを設けたことは、膝屈伸動作諸条件に関わらず膝当クッション材の所定位置維持機能構成に大いに役立つ。
膝当クッション材に、連結部を設ける先端部寄りの若干長さを膝側に曲がるL字形状としたことは、膝をつく際及び膝をついた状態で移動する際に先端が平面の場合に生ずるさまざまなトラブルを未然に回避できるという利点がある。
膝当クショッン材の膝当接側面に若干厚さの空気袋層を積層構成して設けたことは、クッション性能を更に向上させ膝当クッション材の機能効果を大いに高めている。
必要に応じ衣服の上から着用し、膝屈伸動作諸条件で生ずる膝当クッション材の位置ずれを防止するため、取り付けられる膝当クッション材の先端部と自在連結する若干幅で薄板状弾性材に所定の引っ張りばね力を構成し膝屈伸動作諸条件で生ずる動きに応ずる長さ伸縮自在機能を付与して連動させ、膝当クッション材の有する機能を損なうことなく,
該膝当クッション材の位置ずれを防止するという目的を実現した。
該膝当クッション材の位置ずれを防止するという目的を実現した。
ズボンの上から装着する本発明の膝用プロテクター装置における一実施例であって、図1は膝当クッション材1の構成を示す説明図で、図2は図1の膝当クッション材1に更に空気袋層3が積層された状態を示す説明図、図3は薄板状弾性材4を出入自在とする巻き取り収納ケース5の説明図、図4〜6は本発明装置の装着及び使用における状態を示す説明図である。
以下図面に基づき、実施例について詳細に説明する。
以下図面に基づき、実施例について詳細に説明する。
膝当クッション材1は、膝つきの体位において床又は不整地面などにおける接地諸条件に起因する膝部位の疼痛又は負傷を緩和又は回避するために所要とする若干幅と長さを有する厚手の弾性材料を用い、一方の端部若干長さ部分を膝側方向に曲がるL字形状に形成し、その起立先端部分にピン2’を中央部に設ける連結部2が固定取り付けされている。
取り付けられる膝当クッション材1が膝部位における着用位置から大きく外れたり逸脱することのないようにするため、膝の上側部分にかける膝上バンド1’を連結部2が設けられる起立部分の上端部に取り付け、膝の下側部分にかける膝下バンド1”が平面部分の端部寄りに取り付けられている。なお、膝上バンド1’と膝下バンド1”の取り付け締め付け力は、血行の阻害や膝屈伸動作の妨げ及び該膝当クッション材1の形状や機能を損なうことのないようになされるものである。
取り付けられる膝当クッション材1が膝部位における着用位置から大きく外れたり逸脱することのないようにするため、膝の上側部分にかける膝上バンド1’を連結部2が設けられる起立部分の上端部に取り付け、膝の下側部分にかける膝下バンド1”が平面部分の端部寄りに取り付けられている。なお、膝上バンド1’と膝下バンド1”の取り付け締め付け力は、血行の阻害や膝屈伸動作の妨げ及び該膝当クッション材1の形状や機能を損なうことのないようになされるものである。
もう一つの方法として、厚手の弾性材料に加えて空気の弾性を利用するため、空気を圧入できる空気袋層3が形成する波板状面を膝側にし、膝当クッション機能を損なうことなく膝当クッション材1の平面部に積層構成されている。
巻き取り収納ケース5は、バンド6に固定装着するための取付け具5’を取り付けるドラム状で、若干幅の薄板状弾性材4が出入自在であるように所定の巻き取りばね力が構成されている。
巻き取り収納ケース5内から出入自在とされる若干幅の薄板状弾性材4は、先端部にフック部4’を設けて膝当クッション材1の連結部2に設けられるピン2’と自在連結して連動するようになされ、備えられる巻き取りばね力が構成する所定の引っ張り力により、膝の伸張時に膝当クッション材1の連結部2をピン2’を介し膝側に寄せ、膝上バンド1’及び膝下バンド1”とともに膝当クッション材1を所定位置に維持可能とし、膝を曲げた際は該膝当クッション材1の連結部2の動きと連動して所定の引っ張り力の範囲で伸展し、連結部2を介して膝当クッション材1の動きが逸脱の範囲を超えることなないように制御し、膝を伸ばす姿勢の復元時にも、所定位置から外れずれ落ちるようなトラブルがないようになされている。
巻き取り収納ケース5内から出入自在とされる若干幅の薄板状弾性材4は、先端部にフック部4’を設けて膝当クッション材1の連結部2に設けられるピン2’と自在連結して連動するようになされ、備えられる巻き取りばね力が構成する所定の引っ張り力により、膝の伸張時に膝当クッション材1の連結部2をピン2’を介し膝側に寄せ、膝上バンド1’及び膝下バンド1”とともに膝当クッション材1を所定位置に維持可能とし、膝を曲げた際は該膝当クッション材1の連結部2の動きと連動して所定の引っ張り力の範囲で伸展し、連結部2を介して膝当クッション材1の動きが逸脱の範囲を超えることなないように制御し、膝を伸ばす姿勢の復元時にも、所定位置から外れずれ落ちるようなトラブルがないようになされている。
このようになっていると、作業動作諸条件において、必要に応じ一時的に用いたい場合、ズボンなどの上からも簡単に装着脱でき、接地及び膝屈伸動作諸条件に関わらず容易に所望とする作業ができる。
膝をつく作業で必要に応じ一時的にも衣服の上から、例えばズボンなどの上から簡単に装着できることから、作業諸条件で膝を痛めるおそれのある作業現場は勿論家庭菜園やガーデニング作業の各分野に適用できる。
1 膝当クッション材
1’膝上バンド
1”膝下バンド
2 連結部
2’ピン
3 空気袋層
4 薄板状弾性材
4’フック部
5 巻き取り収納ケース
5’取付け具
6 バンド
7 ズボン
8 床又は地面
1’膝上バンド
1”膝下バンド
2 連結部
2’ピン
3 空気袋層
4 薄板状弾性材
4’フック部
5 巻き取り収納ケース
5’取付け具
6 バンド
7 ズボン
8 床又は地面
Claims (4)
- 膝部位保護を可能とする膝当クッション材を膝屈伸動作諸条件で生ずる位置ずれを防止し所定位置維持可能とする手段において、衣服の上から簡単に着用でき、膝部位の保護を可能とする若干長さと幅及び厚さを有する弾性材を取り付けるための膝上バンドと膝下バンドを備え、膝上バンドが取り付けられる上端部の中央部に位置ずれを防ぐための連結部を設ける膝当クッション材と、膝屈伸動作及び着用状態における諸条件で生ずる膝当クッション材の位置ずれを制御するために膝当クッション材の連結部と先端部を自在連結しもう一方の端部側を固定し、所定の引っ張りばね力を構成して連動し長さ伸縮自在機能を有する若干幅の薄板状弾性材と、から成ることを特徴とする膝用プロテクター装置。
- 若干幅の薄板状弾性材を、所要とする引っ張りばね力機能を損なうことなくケース内から出入自在とする所定の巻き取りばね力を構成し、腰又は大腿部位に固定装着可能とする取り付け具を一体構成した巻き取り収納ケースを設けてなることを特徴とする請求項1記載の膝用プロテクター装置。
- 膝当クッション材が、接地及びその状態で移動動作の際にスムーズであるように、連結部を設ける先端部寄りの若干長さ部分を膝側方向へ曲がるL字形状に形成してなることを特徴とする請求項1記載の膝用プロテクター装置。
- 膝当クッション材が、空気を圧入できる若干厚さの空気袋層を膝の当接側に積層構成してなることを特徴とする請求項1又は3記載の膝用プロテクター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005304021A JP2007113127A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 膝用プロテクター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005304021A JP2007113127A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 膝用プロテクター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007113127A true JP2007113127A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38095579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005304021A Pending JP2007113127A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 膝用プロテクター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007113127A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200484081Y1 (ko) * | 2016-06-09 | 2017-07-28 | 주식회사 아일라글로벌 | 산업현장용 무릎보호대 |
DE102016013327A1 (de) * | 2016-11-09 | 2018-06-21 | Roland Wolf | Knieschützer mit Haltegurten |
-
2005
- 2005-10-19 JP JP2005304021A patent/JP2007113127A/ja active Pending
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