JP6656023B2 - 膝用プロテクタ - Google Patents

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Description

この発明は、主としてタイル工事、内装床貼り、内装清掃作業及び農作業などに際して膝をついて作業を行う場合に使用する膝用プロテクタに関する発明である。
農作業、土木工事といった屋外作業や、タイル工事、内装床貼りなどの屋内作業を行うのに際し、膝をついて作業を行う、あるいは不意にひざをついてしまうといった作業が少なくない。このような場合に、ズボンの破損を防止しあるいは膝を守るために、各種膝用のプロテクタが工夫されている。
例えば特許文献2には、クッション性シート体を、面ファスナーを利用して膝に被せた状態で装着する膝当ての発明が開示されている。
また、特許文献3には、上下の二箇所に設けたバンドによって膝に装着する膝当クッション材の上端中央に連結部を設け、この連結部に薄板状弾性材の一端を連結するとともに該薄板状弾性材の巻き取り収納ケースを腰のバンド6に固定し、常時クッション性シート材を上方に引き上げる力を作用させる発明が開示されている。
特許文献2や3は、作業中に位置ズレを生じ易いため、本発明者らは特許文献1に開示される頑丈で位置ズレを生じにくい膝用プロテクタを工夫した。
特開2009−24282号公報 特開平10―46411号公報 特開2007―113127号公報
上記、特許文献1ないし3に記載された従来の膝用プロテクタは、膝の正面からの力、すなわち、膝をついたときの荷重などによって膝に生じるダメージを和らげる効果はあるが、急激にひざを曲げた場合などに生じる膝への衝撃的なダメージや、長時間膝を曲げた状態での作業により生じる膝へのダメージを防止することはできなかった。
上記、従来技術の欠点に鑑み本発明は、急激に膝を曲げて衝撃が作用するような事態、あるいは長時間膝を曲げた状態の作業によって膝にダメージが発生するような場合に備え、膝へのダメージを軽減することができる膝用プロテクタを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための、請求項1記載の発明は、膝を保護する強度と保形性を備えたカップ部1と、このカップ部1の内面にクッション性を備えた上部パッド2aと下部パッド2bからなる前面パッド2を配置し、前記カップ部1を膝に装着するため装着ベルト3と、膝の背面に位置させる背面パッド4とを備え
前記装着ベルト3は前記カップ部1の前記上部パッド2a側に固定した伸縮ベルトからなり、前記背面パッド4は、心材5と、この心材5の上端より上位置で外装体を縫着した折り曲げ線14と、この折り曲げ線14より上の位置に固定した係止手段と、からなり、前記係止手段に前記装着ベルト3を係止することで前記背面パッド4を前記装着ベルト3に吊り下げて支持し、前記背面パッド4は、前記膝を曲げたときに前記膝の背面において太ももとふくらはぎの間に挟まれる。
請求項2記載の発明は、背面パッド4を、柔軟な発泡合成樹脂材を心材5として外表面を外装体としてシート材6で被覆した平板とし、該平板の上縁左右両位置を装着ベルト3に支持させることである。
作業中に急激に膝を曲げた場合、例えば、不用意に尻を落としたようなときに、膝の曲りを止める力が入らない状態で膝を曲げてしまう場合がある。このような場合、衝撃的な力が膝を曲げる方向に作用することになるが、本発明の膝用プロテクタでは、膝を曲げた場合の膝の上部分と下部分、すなわち太ももとふくらはぎの間に背面パッド4が挟まれる。
これにより、太ももとふくらはぎが背面パッド4によって支持されることになる。太ももとふくらはぎの間に背面パッド4が位置することにより、膝に作用する衝撃が背面パッド4の柔軟性によって吸収されるとともに、膝の屈曲を制限することになり、膝が過度に屈曲されてダメージを与えるのを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、心材5である発泡合成樹脂材によって効果的に衝撃を吸収する効果がある。そして、心材5がシート材6、例えば吸湿性シート材で被覆されていることによって汗が吸収され、快適に作業を進めることができる。さらに、平板に形成した背面パッド4の上縁左右両位置を装着ベルト3に支持させたことによって、背面パッド4が膝裏のなるべく定位置に安定的に保持され、背面パッド4が盲動することによって作業者の動きが制限される可能性を少なくすることができる。
図1は、膝用プロテクタ全体の斜視図、 図2は、正面図、 図3は、本発明に係る膝用プロテクタを装着した状態の側面図、 図4は、図3に示す状態から膝を深く曲げた状態を示す側面図、 図5は、図3に示す状態の縦断面図である。
以下、本発明に係る膝用プロテクタの好ましい実施形態を添付の図面に基づいて説明する。図1は斜視図、図2は正面図、である。
図1、図2に示す実施形態の膝用プロテクタは、膝を保護する強度と保形性を備えたカップ部1と、カップ部1を膝に装着するための装着ベルト3と、カップ部1の内面に配置するクッション性を備え、膝全体を覆う大きさの前面パッド2と、膝の背面に位置させる背面パッド4とで構成する。
カップ部1は、合成樹脂材で、例えば球面あるいは椀形状であって、膝頭部分が自然に入り込むような形状に形成する。そして、膝をついたときに接地する中央部に、一段と高い接地部7を形成している。この接地部7は、図2に示す正面図において横長の楕円形に現れている。
カップ部1の内面には、クッション性を備え、膝全体を覆う大きさの前面パッド2を配置している。前面パッド2は、膝を保護するクッション性と接地に耐える外表面の強度を備えたものとするのが好ましい。
前面パッド2は上下二分割とし、上部パッド2aをカップ部1に固定するとともに、上部パッド2aと下部パッド2bを図5に示すように伸縮性連結部材8で連結している。カップ部1と上部パッド2aを固定するために、左右両側と上部の三箇所を鋲9によってしっかりと固定している。
カップ部1を膝に装着する装着ベルト3は、扁平な伸縮性ベルトを利用している。装着ベルト3は、カップ1の右辺に鋲9によって固定する長寸法の右ベルト3aと、カップ1の左辺に鋲9で固定する短寸法の左ベルト3bで構成し、右ベルト3aの先端に係止具の雄片10を、左ベルト3bの先端に係止具の雌片11を取り付けることによって、膝の裏側に回した右ベルト3aの雄片10と、左ベルト3bの雌片11をワンタッチで着脱することができる。
すなわち、カップ部1を膝の正面に位置させ、長寸法の右ベルト3aを膝の裏側に巻回させて先端の雄片10を左ベルト3bの先端に取り付けた雌片11に係止させることによって、本発明に係る膝用プロテクタを膝に容易に装着することができる。
装着ベルト3、具体的には長寸法である右ベルト3aに、背面パッド4を支持させている。すなわち、本発明に係る膝用プロテクタを装着したとき、図3に示すように膝の背面において、背面パッド4が装着ベルトに吊り下げられた状態となる。この状態で膝を強く曲げると、図4に示すように 太ももAとふくらはぎBの間に背面パッド4が挟まれることによって、膝が過度に屈曲されるのを防止するとともに、背面パッド4の弾性、クッション性によって膝に与えるダメージを軽減することができる。
膝の曲げ伸ばしによって表面が大きく伸縮するのは、膝の中央部分であることから、図示例のように上部パッド2aと下部パッド2bに分離し、その両端を連結するとともに、中央部を伸縮性連結部材8で連結しておくことによって、上部パッド2aと下部パッド2bはより自然な状態で接離を繰り返す。すなわち、カップ部1及び上部パッド2aは膝の定位置に安定的に装着された状態で、膝の曲げ伸ばしによって下部パッド2bが上下に移動する。したがって、しゃがみ込みと立ち上がり、あるいは歩行による膝の屈伸を繰り返しても、下部パッド2bのみが上下に移動し膝用プロテクタ全体は位置ずれを生じることがなく、安心して使用することができる。
前記、背面パッド4は、図5に示すように柔軟な発泡合成樹脂材を心材5とし、外表面をシート材6で被覆した平板としている。平板とした背面パッド4は、図2に示すように、上縁左右両位置を装着ベルト3に支持させている。上縁の左右両位置を右ベルト3aに支持させるには、スナップ釦などの係止具で係止させることもできるが、図示実施形態においては、背面パッド4の上端に固定した帯状の面ファスナー12、12によって右ベルト3aを抱持させるようにしている。これにより、背面パッド4を違和感なく、かつ安定的に装着することができる。
背面パッド4の外表面は、例えば通気性を備えたメッシュ状の吸湿性のシート材6で覆って汗による不快感を改善し、その外周を縁テープ13で縫製してほつれを防止している。なお、前面パッド2の外周囲、上部パッド2aの下縁及び下部パッドの上縁も、縁テープ13で縫製している。
心材5は、例えばポリウレタンフォームその他の発泡合成樹脂を使用し、その厚みを2〜3センチメートル程度とし、衝撃を吸収する適度なクッション性を備えるとともに、膝が過度に屈曲されないように、太ももとふくらはぎの間に適度な間隔を保持することができるものとしている。
略隅丸方形に形成する背面パッド4は、心材5の大きさを、上縁から2〜3センチメートル下の位置までとし、心材5の上端より上位置で外装体である吸湿性シート材を縫着して折り曲げ線14を形成し、この折り曲げ線14よりも上の位置に、係止手段である面ファスナー12の一部を固定している。この構造とすることにより、背面パッド4が膝の裏側から下に吊り下げられた状態となり、膝を強く曲げたときに、無理な力が作用するようなことなく、常に太ももとふくらはぎの間に自然に挟まれることになる。
以上述べた、本発明に係る図示実施形態の膝用プロテクタを装着して、タイル工事、内装床貼り、内装清掃作業及び農作業などを行うに際し、膝をついて作業を行う場合は、カップ部1の接地部7が地面についた状態となり、カップ部1及び前面パッド部2を介して膝をつくことになり、膝をしっかりとガードすることができる。作業中や作業終了時に、腰を落とすと図4に示すように太ももとふくらはぎの間に背面パッド4が挟まれた状態で体重が膝に掛かる。このとき、体重の一部が背面パッド4によって支受されるため、膝に掛かるダメージを軽減することになる。
1…カップ部、 2…前面パッド、 2a…上部パッド、 2b…下部パッド、 3…装着ベルト、 3a…右ベルト、 3b…左ベルト、 4…背面パッド、 5…心材、 6…シート材、 7…接地部、 8…伸縮性連結部材、 9…鋲、 10…雄片、 11…雌片、 12…面ファスナー、 13…縁テープ、 14…折り曲げ線。

Claims (2)

  1. 膝を保護する強度と保形性を備えたカップ部と、該カップ部の内面にクッション性を備えた上部パッドと下部パッドからなる前面パッドを配置し、
    前記カップ部を膝に装着するため装着ベルトと、膝の背面に位置させる背面パッドとを備え
    前記装着ベルトは前記カップ部の前記上部パッド側に端部を固定した伸縮ベルトからなり
    前記背面パッドは、心材と、該心材の上端より上位置で外装体を縫着した折り曲げ線と、該折り曲げ線より上の位置に固定した係止手段と、からなり、
    前記係止手段に前記装着ベルトを係止することで前記背面パッドを前記装着ベルトに吊り下げて支持し、
    前記背面パッドは、前記膝を曲げたときに前記膝の背面において太ももとふくらはぎの間に挟まれることを特徴とする膝用プロテクタ。
  2. 背面パッドは、柔軟な発泡合成樹脂材を心材として外表面を外装体としてシート材で被覆した平板とし、該平板の上縁左右両位置を装着ベルトに支持させたことを特徴とする請求項1記載の膝用プロテクタ。
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