JP2007112461A - 開包システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開包システム1は搬入部3、一時保管部5、開蓋部7、分離部9、合紙保管部11を有し、これらの平面的配置がほぼH字形状となっている。
搬入部3は積層体13が収納された箱体15を開包システム1内に搬入する場所であり、一時保管部5は、搬入された箱体15を一時的に保管する場所である。また、開蓋部7は、箱体15の蓋17の開閉を行う場所であり、分離部9は、積層体13から基板19と合紙21を分離する場所である。
合紙保管部11は分離した合紙21を保管する場所である。
【選択図】図1
Description
前記開包システムは、H字を構成する左辺部または右辺部に前記搬入部および前記1時保管部が設けられていてもよく、前記分離部および前記合紙保管部が設けられていてもよい。
前記開包システムは、H字を構成する中央部に前記開蓋部が設けられていてもよい。
前記開包システムは、前記箱体から前記基板と前記合紙とを分離している途中で他の前記箱体が前記搬入部に搬入された場合は、他の前記箱体を前記1時保管部に移動してもよい。
図1は、本実施形態に係る開包システム1を示す斜視図であって、図2は図1の上面図、図3は箱体15の断面図である。
また、開蓋部7はH字を構成する中央部に設けられている。
一時保管部5は、搬入された箱体15を一時的に保管する場所である。
開蓋部7は、箱体15の蓋17の開閉を行う場所であり、開蓋装置33が設けられている。
合紙保管部11は分離した合紙21aを保管する場所である。
なお、箱体15はフォークリフト23によって搬入部3から開包システム1内に搬入される。
積層体13は合紙21と基板19とを交互に積層させた構造を有している。
合紙21は、基板19同士が接触しないように設けられる緩衝材であり、紙や樹脂フィルム等が用いられる。
凸部29a、29bおよび穴31a、31bは蓋17を開閉する際に用いられるが、詳細は後述する。
まず開蓋装置33の構造および動作について説明する。
図4は開蓋装置33を示す図である。
フック39a、39bはフレーム37上をH1、H2方向およびI1、I2方向に移動可能である。
図5〜図7は箱体15の蓋17を開ける際の開蓋装置33の動作を示す図である。
次に、図5に示すように、フレーム37をG1方向に移動し、ピン41a、41bが穴31a、31bと同じ高さになる位置に配置する。
次に、図6に示すように、フック39a、39bをH1方向および方向I1に移動し、ピン41a、41bを穴31a、31bに挿入する。
このようにして箱体15の蓋17を開けることができる。
図8は分離部9および合紙保管部11の各装置を示す図である。
合紙保管部11には剥離した合紙21aを保管するゴミ箱47が設けられている。
吸着パッド51は、基板19を吸着する吸着板であり、真空パッド等が用いられる。
即ち、基板移載装置43はF1、F2方向およびD1、D2方向に移動可能となっている。
チャック装置59はフレーム57上をK1、K2方向に移動可能である。
合紙剥離装置45は水平レール55a、55b上をE1、E2方向に移動可能である。
図9〜図16は基板移載装置43と合紙剥離装置45を用いて積層体13を開包する手順を示す図である。
次に図10に示すように、基板移載装置43をF1方向に下降し、吸着パッド51で基板19を吸着する。
次に図12に示すように基板移載装置43をD1方向に移動し、図示しない次工程等に基板19を搬送する
次に、図14に示すように、チャック装置59をK1方向に下降させ、合紙21の端部をつかむ。
剥離が終了すると、図16に示すように、合紙剥離装置45は剥離した合紙21をゴミ箱47内に保管する。
図17は開包システム1全体の動作を示すフローチャートであって、図18〜図26は各工程を示す図である。
ここで、先に開包システム1内に搬入された箱体15があった場合、開包が終了している場合は次のステップに進み、終了していない場合は、終了するまで箱体15を1時保管部5で待機させる(ステップ103)。
次に、開蓋装置33を用いて蓋を開ける(ステップ105)。
この際、図22に示すように、分離した基板19はD1方向に搬送され、図示しない次工程等に移動する。
一方、図23に示すように、分離した合紙21はE2方向に搬送され、合紙保管部11に保管される。
このように、開包システム1に1時保管部5を設けることにより、搬入部3、分離部9と合わせて、最大3つの箱体15を開包システム1内に搬入することができ、開包作業を迅速に行うことができる。
次に、開蓋装置33を用いて空のパレット25に蓋を被せ、空の箱体15とする(ステップ109)
次に、図26に示すように空の箱体15をフォークリフト23でL2方向に移動し、搬入部3から搬出する(ステップ111)。
以下、新たな箱体15が搬入された場合はステップ101に戻り、上記動作を繰り返す。
従って、積層体13を開包して基板21を分離する際に基板21を傷、破損から守ることができ、また開包作業を迅速に行うことができる。
3…………搬入部
5…………一時保管部
7…………開蓋部
9…………分離部
11………合紙保管部
13………積層体
15………箱体
17………蓋
19………基板
21………合紙
23………フォークリフト
25………パレット
29a……凸部
31a……穴
33………開蓋装置
35a……レール
37………フレーム
39a……フック
41a……ピン
43………基板移載装置
45………合紙剥離装置
47………ゴミ箱
49………フレーム
51………吸着部
53………アクチュエータ
53a……垂直レール
55a……水平レール
57………フレーム
59………チャック装置
Claims (5)
- 基板と合紙とを交互に積層させてなる積層体を収納した箱体から、前記基板と前記合紙とを分離する開包システムであって、
前記箱体を前記開包システム内に搬入する搬入部と、
搬入した前記箱体を一時的に保管する一時保管部と、
前記箱体から前記積層体を取り出す開蓋部と、
前記積層体から、前記基板と前記合紙とを分離する分離部と、
分離した前記合紙を保管する合紙保管部と、
からなり、
前記搬入部、前記一時保管部、前記開蓋部、前記分離部、前記合紙保管部の平面的配置がほぼH字型の形状であることを特徴とする開包システム。 - H字を構成する左辺部または右辺部に前記搬入部および前記1時保管部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の開包システム。
- H字を構成する左辺部または右辺部に前記分離部および前記合紙保管部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の開包システム。
- H字を構成する中央部に前記開蓋部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の開包システム。
- 前記開包システムは、前記箱体から前記基板と前記合紙とを分離している途中で他の前記箱体が前記搬入部に搬入された場合は、他の前記箱体を前記1時保管部に移動することを特徴とする請求項1記載の開包システム。
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