JP2007111573A - 曝気方法とその装置とそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】下水処理場及び湖沼・海洋等の閉鎖水域において、従来の曝気装置からを利用して水中に気泡粒を作り、水面下に気泡粒の集団を形成させることで、その塊の全体の気泡粒の浮力によって、気泡粒を水面より上に押し上げることで液泡に変化し、このことで結果的に被処理水を大気圧下で液泡表面の薄膜水にすることができ、従来と同じ曝気装置のエネルギーで高効率に気体を溶解することができる。又、曝気処理された処理水は水面より高い位置から回収できるので、その水頭差を利用して処理水を別の場所に移動できる曝気装置を提供する。
【解決手段】被処理水中に気泡粒を発生させる散気部と、前記被処理水の水面下部に前記気泡粒を集め気泡粒集団を作る気泡粒収束部と、連続的に増加する前記気泡粒集団の浮力により、気泡粒の集団の上側から水面より上部に押し上げられることで、気泡粒を液泡に変化させることができる気泡粒上昇通路部と、前記気泡粒上昇通路の最上部から溢流する液泡の状態をなるべく長い間保つ液泡曝し部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、汚水処理場やダム等に貯水されている液体に、空気及び酸素等の気体を効率良く接触させる曝気方法及び曝気装置に関する。
汚水処理場やダム等の曝気処理方法としては、以下に列挙するように種々のものがあり、従来それぞれに対応策が取られていた。
1.被処理水の循環流量を増やし、空気の微細化性能を向上させた曝気装置(例えば、特許文献1参照)。
2.閉鎖性水域内に停滞する水塊を、エジェクタによって作られた水流によって曝気作用を高め、水塊の流動を促進させて酸素を供給する曝気方法(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−271591号公報 特開平10−73099号公報
しかしながら、上記の特許文献1・2に記載の従来技術は以下のような課題を有していた。
上記2例はもちろんのこと、他の曝気方法及び曝気装置も液中に気泡を発生させ気体と液体との接触する面積を増やすこと、及び気泡と液体との接触時間を長くすること、とを基本とする気体の溶解方法である。しかし、この従来方法を用いると、既に曝気され気体が溶解された処理水と、まだ気体が溶解されていない被処理水とが共に同所に存在し、分離することが不可能であった。
この事によって、従来方法は既に処理された処理水に対しても繰り返し曝気するエネルギーが加わっていることになり、エネルギーの無駄使いで非効率であるという課題があった。
本発明は上記の課題を解決するもので、被処理水中に配置された散気部から発生した気泡粒の集団の浮力を利用し、その気泡粒を水面より上の気泡粒上昇通路内を上昇させて液泡に変化させることで、被処理水を気体が最も溶解しやすい液泡表面の薄膜水の状態にすることができ、又、その液泡のままを大気圧下に少しでも長く大気圧下曝し、又、溢流させる位置が水面より高いので水頭差を利用することで、液泡処理された処理水と被処理水を分離することができる。
この事によって、高効率に気体を溶解することができ、又、処理水に再び無駄な溶解エネルギーが加わらない、省エネルギーで作動できる曝気方法及び曝気装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の曝気方法は、水中に気泡粒を発生させる散気工程と、前記気泡粒が水面上に浮上する際に収束させて、水面の下部域に気泡粒を集めた気泡粒の集団を形成させる気泡粒収束工程と、前記気泡粒の集団の水面部分に気泡粒上昇通路を設けることで、前記散気工程から連続的に発生する気泡粒により増加する前記気泡粒の集団の浮力によって、前記気泡粒の集団の上部分から前記気泡粒上昇通路内に押上げられることで、気泡粒の周囲の液体は重力で下方に分離し、前記気泡粒上昇通路内の上部付近で気泡粒は液泡(シャボン玉状の塊)に変化する液泡生成工程と、前記気泡粒上昇通路の最上部に液泡のままの状態をなるべく長く保つ液泡曝し工程と、を備えて構成されている。
この構成によって以下の作用を有する。
(1)散気工程は気泡粒の生成ができれば、水面から20cm位の浅い位置から発生させても作動でき、消費電力の大きい高圧力のエヤーポンプを使用しなくても作動できる。
(2)気泡粒収束工程を有するので、水面の下部域に気泡粒の集団を形成させることができ、その事によって気泡粒を水面より上に上昇させる大きい浮力を作ることができる。
(3)液泡生成工程を有するので、水面より上に上昇した気泡粒の周囲の液体は重力で下方に分離する事で、気泡粒をは液泡の塊に変化させることができる。
(4)液泡曝し工程を有するので、溢流した液泡状態(薄膜水)のままなるべく長い時間大気圧下に曝すことができ溶解率が高められる。
又、水面より高い位置で液泡処理された処理液を回収できるので、水頭差を利用し処理水を別の場所に移動することができる。
本発明の請求項2に記載の曝気装置は、被処理水中に気泡粒を発生させる散気部と、前記被処理水の水面下部に前記気泡粒を集め気泡粒の集団を作る気泡粒収束部と、連続的に増加する前記気泡粒の集団の浮力により、気泡粒の集団は上部分から水面より上に押し上げられることで、気泡粒は液泡に変化することができる気泡粒上昇通路部と、前記気泡粒上昇通路の最上部から溢流する液泡の状態をなるべく長く保つ液泡曝し部と、を備えて構成されている。
この構成によって以下の作用を有する。
(1)散気部(エヤストーン等)は、気泡粒が生成できれば被処理水の液面から20〜30cm位の浅い部分に配置しても作動させることができ、エネルギー効率に優れている。
(2)気泡粒収束部によって、水中で発生した気泡粒を水面下部に集めることによって、大きな浮力を作ることができる。
又、その浮力を狭い収束した面積に集中させることもできる。
(3)気泡粒上昇通路部を有するので、連続的に発生し増加する気泡粒の集団の浮力によって、上昇する気泡粒の周囲の液体は、重力で下方に分離させることで液泡の塊に変化させることができる。
この事によって、結果的に被処理水を液泡表面の薄膜水にすることができ、最も大気圧下で気体が溶解しやすい状態にしたことになる。
(4)液泡曝し部を有するので、液泡状態(薄膜水)を少しでも長い時間大気圧下に曝すことができることにより溶解率を上げることができる。
又、水面より高い位置から溢流させて回収できるので、水頭差を利用し処理水を別の場所に移動することができることで、更に別の処理をすることもできる。
(5)例えば、被処理水中に生存している微生物及び動物により、被処理水中に溶解していた酸素ガスだけが消費され、窒素ガス過多のバランスの崩れている被処理水を、大気圧下において液泡表面の薄膜水にすることで、酸素ガスと窒素ガスとの溶解濃度のバランスがとれ、微生物及び動物にとって好適な処理水に再生することができる。
本発明の請求項3に記載の曝気装置は、被処理水の低層から上層に配置されたパイプ内の上部分に前記散気部を備えて気泡粒を発生させることで、低層域の被処理水をエヤーリフト効果により上層域に上昇させ、更にその被処理水を大気圧下で液泡表面の薄膜水にすることができることを特徴とする曝気装置。
この構成によって、請求項2に記載の作用の他に以下の作用を有する。
(1)パイプ内の上部で気泡粒を発生させるエネルギーだけで、低層域の貧酸素水を上層域に吸い上げて酸素富化させ、更に、低層域の水と上層域の水との対流を促進させることができる。
本発明の請求項4に記載の曝気装置は、水面より高い位置にある前記液泡曝し部から排出される処理水を、水頭差を利用して低層域まで繋がったパイプ等に接続することで、低層域に酸素供給した処理水を送水できることを特徴とする曝気装置。
この構成によって、請求項2に記載の作用の他に以下の作用を有する。
(1)液泡曝し部から連続して排出される処理水は水面より高く、この水頭差を利用して処理水を別の場所へ移動できる。
(2)低層域まで繋がったパイプ内へ処理水を送水するだけで、処理水はパイプ内を自重で下降することができ、この事で酸素富化された処理水を低層域にエネルギーを使わずに送り込むことができる。
本発明の請求項5に記載の曝気装置システムは、水面上に配置されている請求項2記載の曝気装置と、前記曝気装置の底部分に配置された微細気泡発生器と、前記曝気装置の液泡曝し部から溢流する処理水を受け止めて、別の場所に移動させて各種の処理をすることができる受皿と、を備えて構成されている。
この構成によって、以下の作用を有する。
(1)曝気装置の下側に配置された微細気泡発生器から発生させた微細気泡は、水中に浮遊する汚濁物や底部分に堆積している汚濁物に付着させることによって、汚濁物は浮力増により水面上に向かって浮上させることができる。
(2)曝気装置の散気部から発生する気泡粒の上昇流に、浮上した汚濁物は吸い込まれて行き、更に汚濁物と気泡粒は気泡粒上昇通路を上昇し液泡曝し部から溢流させることができる。
(3)液泡曝し部から溢流した処理液と汚濁物を、水面との水頭差を利用した受皿で、別の場所に移動させることができる。
(4)この事によって、被処理水中の汚濁物を分離する事や、所望する各種の処理をすることもきる。
本発明の請求項6に記載の曝気装置システムは、加圧状態及び減圧状態に耐えられるタンクと、前記タンク内が加圧状態及び減圧状態にある時に、被処理水及び気体を前記タンク内へ供給することができるポンプと、前記被処理水を液泡に生成できる液泡生成容器と、前記タンク内が加圧状態及び減圧状態にある時の気体を吸引し、前記液泡生成容器内の底に配置された散気部に送ることができるエヤーポンプと、前記タンク内において上下多段に配列された上段の前記液泡生成容器から溢流した処理水を受け止めて、下段の液泡生成容器内へ送入することができる受皿管と、を備えて構成されている。
この構成によって、以下の作用を有する。
(1)加圧及び減圧に耐えられるタンクを有するので、例えばコンプレッサーの吐出し側から加圧された気体をタンク内へ供給することで、素早くタンク内を加圧状態にすることができ、又、真空ポンプ又はコンプレッサーの吸引側をタンク上部に接続し、タンク内の気体を抜くことでタンク内を減圧状態にすることができる。
(2)この事によって、タンク内の加圧気体をエヤーポンプで吸引し散気部から気泡粒を発生させれば、液泡内が加圧された気体の液泡が生成でき、液泡表面の薄膜水にその気体圧力に応じた気体が溶解することで、高濃度気体溶解水を作ることができる。
又は、減圧状態の時にタンク内の減圧気体をエヤーポンプで吸引し散気部から気泡粒を発生させれば、液泡内が減圧された液泡を生成することができ、その液泡表面の薄膜水に溶存している気体が、減圧度に応じて液泡内の空間に放出されることで脱気水を作ることができる。
(3)タンク内の上段に配置された液泡生成容器から溢流した高濃度気体溶解及び脱気された処理水を、下段の液泡生成容器内において再度又は再々度と液泡にすることができるので、例えば、水温や粘性等による気体の溶解率及び脱気率が悪くても、所望の値になった処理水を求めることができる。
本発明の請求項1及び請求項2に記載の曝気方法及び曝気装置によれば、以下のような効果を有する。
(a)この方法による散気工程(散気部)から発生した気泡粒は、水中内における気液接触に関しても、気泡粒収束工程(気泡粒収束部)内で水中に一時的ではあるが気泡粒の集団状態で長く貯留されるので効率良く。
又、更にその気泡粒を液泡生成工程(気泡粒上昇通路部)で液泡に変化させることで、結果的に被処理水を気体が溶解しやすい液泡表面の薄膜水の状態にでき、エネルギー効率的に最も優れた曝気方法及び曝気装置である。
(b)又、水中に配置する散気工程(散気部)は、水面から20〜30cm位の浅い場所に配置しても液泡を生成することができるので、散気工程(散気部)へ気体を送る圧送エネルギーが小さくて済み、省エネルギー性に優れている。
(c)液泡曝し工程(液泡曝し部)から液泡の状態で溢流する処理水は、水面より高くこの水頭差を利用することで、処理された処理水に再び曝気エネルギーが加わらないようにでき、又、処理水を別の場所に移動させることができるので、効率良く被処理水に酸素富化することができ経済性に優れている。
又、別の場所に処理水を移動できることにより、更に所望の各種の処理をすることもでき、制御性及び汎用性にも優れている。
(d)大気圧下において液泡表面の薄膜水の状態は、前記(a)内に記載した気体が最も溶解しやすい状態だけではなく、閉鎖された水域中に微生物及び生物が多く生息していると酸素ガスだけが消費され、酸素ガスと窒素ガスとの溶解バランスの崩れた水質になる。
この様な状態の水質の水を、液泡表面の薄膜水の状態にし大気圧下に曝すことによって、酸素ガスと窒素ガスとの溶解バランスがとれ、微生物及び動物にとって好適な水質にすることができる。
本発明の請求項3に記載の曝気装置によれば、以下のような効果を有する。
(a)例えば、湖沼及び海洋等において、請求項2の曝気装置と同じエネルギーを使用し、同時に低層域の被処理水を吸い上げて酸素供給することで、低層水域と上層水域の対流を促進し、水域全体の生態系を好適な環境にすることができる。
本発明の請求項4に記載の曝気装置によれば、以下のような効果を有する。
(a)湖沼及び海洋等において、水面より高い位置より酸素富化された処理水が排出されるので、自重で低層貧酸素水域に直接送ることで、生態系にとって好適な環境にすることができる。
本発明の請求項5に記載の曝気装置システムによれば、以下のような効果を有する。
(a)養殖場等において、水域に浮遊する汚濁物や、底部に堆積する汚濁物や残餌・糞等に微細気泡を付着させることにより、浮遊物や汚濁物の浮力が増し水面に向かって浮上させることができ、その浮遊物や汚濁物を散気部から発生している気泡粒によって気泡粒上昇通路内を上昇させ、液泡曝し部から処理水と共に溢流させることで、受皿を介して水域中の浮遊物及び汚濁物を回収除去、又は微生物処理槽で生物酸化させる事もでき、生態系にとって好適な水質を維持することができる。
(b)工場等の循環水に含有する浮遊物を回収及び除去することができる。
本発明の請求項6に記載の曝気装置システムによれば、以下のような効果を有する。
(a)タンク内の気体圧力に応じた高濃度の気体溶解水を製造でき、操作性や制御性及び経済性に優れている。
(b)又は、タンク内の減圧度に応じた脱気処理水を製造でき、操作性や制御性及び経済性に優れている。
(c)タンク内の圧力状態及び減圧状態を作るエネルギーを、多段に配置された液泡生成容器によって繰り返し利用することができるので、エネルギー効率に優れている。
(d)この事によって、気体溶解又は脱気しにくい水質及び気体でも、前記エネルギーを繰り返し利用できるので効率良く処理できる。
以下、本発明の実施の形態1の曝気装置について、以下図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態1における曝気装置で、上側が立面図で下側が正面図である。
図1において、1は実施形態1の曝気装置、2は散気部で2bは散気部2へ気体を供給する気体供給管、3は散気部2から発生した気泡粒を集める気泡粒収束部、4は集った気泡粒を水面S.Wより上に上昇させる気泡粒上昇通路部、5は気泡粒上昇通路4内で生成された液泡をなるべく長く大気圧下に曝すための液泡曝し部、Xは加圧された気体である。
実施の形態1における曝気装置1の作動方法について説明する。
まず、図1中の気体供給管2bを介してエヤーポンプ等で気体Xを散気部2に送ることで、気泡粒収束部3の下側に気泡粒を連続的に発生させる。その気泡粒は浮力によって上昇するが気泡粒収束部3内の上側は収束しているので、発生した気泡粒は一度に浮上することができず気泡粒収束部3内に気泡粒の集団が形成される。
この気泡粒の集団は、散気部2から発生し水面に向かって加速上昇する浮力と、気泡粒の集団浮力と、を合わせた浮力によって、水面より上部に取り付けられた気泡粒上昇通路4内を上昇することができる。上昇する時に気泡粒の周囲の水は重力で下方に分離させることができることによって、気泡粒上昇通路4の上部域では気泡粒を液泡の塊の状態に変化させることができ、更に液泡のままの状態(薄膜水)を最上部から溢流させて液泡曝し部5によって少しでも長い時間大気圧下に曝すことができることによって、酸素ガスと窒素ガスとの溶解濃度バランスのとれた溶存酸素量の高い処理水を求めることができる。
図2は、実施の形態1の曝気装置を作動させた時の気泡粒及び液泡の動きを示した模式図で、1Wは被処理水、2aは散気部2から発生した気泡粒、3aは気泡粒収束部3内の気泡粒の集団、4aは気泡粒が水面S.Wより上の気泡粒上昇通路4内を上昇することで変化した液泡、5aは溢流した液泡の状態を少しでも長い間保っている溢流した液泡である。6は水面S.Wより高い位置から溢流した処理水2Wを、水頭差を利用して別の場所に移動させることができる受皿である。
図2aは、実施の形態1の曝気装置と、微細気泡発生器Mと、生物処理槽(B.R)を組み合わせて作動させた状態の模式図である。図中右下に記載された微細気泡発生器Mから被処理水1W中に微細気泡M.Bを発生させることによって、微細気泡M.Bの特徴であるフローテション効果を利用し、浮遊及び底部に堆積している汚濁物Fに微細気泡M.Bを付着させ、浮力増により汚濁物Fは水面に向かって上昇させる。
この事によって散気部2から発生している気泡粒2aと、上昇している汚濁物Fとを気泡粒収束部3内で合体さて気泡粒上昇通路4内を上昇させることができ、液泡曝し部5から溢流した汚濁物Fは受皿6から生物処理槽(B.R)に送られている。
もう一つの微細気泡M.Bの特徴を生かした利用方法に、下降水流内において微細気泡M.Bを汚濁物Fに付着させることで、汚濁物Fに浮力を付け下降水流に逆らうことで、汚濁物Fだけをゆっくりと下降させることができる利用方法がある。
図中左の生物処理槽(B.R)内に、前記の特徴を生かし上部に微細気泡発生器Mが配置され、その下流側には生物処理担体が充填され細菌や藻類及び原生動物等の微生物で構成された生物膜が形成されている。
この事によって、汚濁物Fは生物膜と接触時間が長くなり、生物処理槽(B.R)が小規模でも高効率に生物酸化処理することができ高度処理水3Wとして放出される。
又、紫外線管を用いて処理水2W中に含有している細菌等を殺菌したい場合、液泡曝し部5の上部に紫外線ランプUVを配置すれば、処理水2Wは液泡表面の薄膜水の状態なので、効果的に細菌等に紫外線を照射できる。
尚、汚濁物Fが生物分解処理できない物の場合、図中の生物処理槽(B.R)を回収除去装置に変えれば良く、又、これは請求項5に記載した曝気装置システムになる。
図中の微細気泡発生器Mは旋回式で、P.Wは気液混合の圧力水である。
図2bは、図2a中における(B.R)内及び(B.F)周辺の、微細気泡M.B及び汚濁物Fの動きを示した模式図で、図2bの(B.R)は、上部に配置した微細気泡発生器Mから発生させている微細気泡M.Bを、受皿6から連続的に処理水2Wと共に送られてくる汚濁物Fに付着させて浮力を付けることで、処理水2Wの下降流速(下向きの矢印)と汚濁物Fの浮力(上向きの矢印)とが差し引かれることによって、処理水2Wが下方に流れるのに比べ、微細気泡が付着した分ほど汚濁物Fは浮力が増し、生物膜の周辺に長く留まることができ、汚濁物Fと生物膜との接触時間が大幅に増やすことができる生物処理槽(B.R)内の微細気泡M.Bと汚濁物Fの動きである。
又、図2bの(B.F)は、図2a中の被処理水1W中に配置されている微細気泡発生器Mから発生した微細気泡M.Bが、被処理水1W中の汚濁物Fに付着し浮力増により、散気部2から発生した気泡粒2aに向かって浮上している模式図である。
図3は、実施の形態1の曝気装置を用い、上昇パイプ7内に配置された散気部2から発生した気泡粒2aによるエヤーリフトの効果によって、低層水域の被処理水1Wを上昇パイプ7から上昇させ、低層水域の被処理水1Wを液泡に変化させ曝気処理している請求項3に記載された曝気装置の模式図である。
又、図3中の気泡粒収束部3の部分と上昇パイプ7を接続して作動させても良い。
図4は、実施の形態1の曝気装置から排出される処理水2Wの水頭差を利用して、処理水2Wを別の場所に移動させることができる模式図で、散気部2から発生した気泡粒2aは気泡粒収束部3内で気泡粒の集団3aになり、連続的に散器部2から発生する気泡粒2aの浮力と気泡粒の集団3aの浮力とで、気泡粒の集団3aの上側からより水面S.Wより上に上昇し液泡に変化させることができる。この事によって気泡粒2aの周囲の被処理水1Wは、気泡粒上昇通路部4の上部域で液泡表面の薄膜水WFになり、液泡曝し部5から受皿6へ処理水2Wとして溢流する。
受皿6を流れる処理水2Wは槽仕切壁Hを越えて別の水槽へ送られ、低層域まで繋がった下降パイプ8内に処理水2Wを送り込むことで下降パイプ8内を自重で下降する請求項4に記載された曝気装置である。
図5のT.1中は、上側に丸いハニカム状が4つ有り流れ方向Qが記載されている部分が立面図で、下側が正面図である。複数の気泡粒収束部3の下部端を連結させ隙間をなくすことによって、散気部2から発生してくる気泡粒を複数の気泡粒収束部3内で全て捕らえることができるので、大量の被処理水1Wを液泡に変化させて処理できる。
又、気泡粒収束部3の下部端が連結させているので被処理水1Wと処理水2Wが混合されることがなく、例えば、回収・移動目的に処理水2Wの流れ方向Qにすることができる。
図5中のT.2は、ステー3bを用いて散気部2を気泡粒収束部3に固定し、又、液泡曝し部5から最適な液泡が得られるような位置になるように、気泡粒収束部3に浮きFLを装着し、簡易に液泡曝気できる水面に浮かせ型曝気装置で、上側が立面図で下側が正面図である。尚、気泡粒上昇通路部4の構造は、図1のように気泡粒の上昇通路がドーナツ状のものだけではなく、図5中の4Aのようにハニカム状やパイプを束状にしたものでも良く、又、水面がゆれ平行が保てない場所は、4Aのように液泡曝し部5が付いてないものでも液泡生成曝気はできる。
淡水等の粘性がない液体でも気泡粒上昇通路4内の壁と壁との間隔Kが5mm〜20mm位までの範囲であれば液泡は生成でき、又、下水等のように粘性があれば更にその間隔Kを広げても液泡は生成できる。又、図5のT.2中の4Bのように、内径を20mm位の1本のパイプ状を用いても、気泡から液泡に変化させることができる。
表1は水道水を使用し、液泡生成曝気装置1を用いて図2に記載された作動方法で、散気部2は川商式の焼入型分散器(エヤーストーン)を用いて気泡粒収束部3内の下部に配置し、水深20cm及び30cmと水面S.Wからの距離(AL)を変え、又、水面S.Wから液泡曝し部5まで距離(BL)を10cm・12cm・14cmと変えて、それぞれ1分間に液泡曝し部5から回収できた処理水2Wの量を表にしたものである。
尚、気泡粒上昇通路4の壁と壁の間隔Kが15mmで、散気部2に空気を送るブロワは世晃産業製の形式DF−406を用い、消費電力は45Wであった。
Figure 2007111573
上記表1から水面から気泡粒を発生させる場所(散気部2)が深いほど、液泡曝し部5から回収できる処理水2Wの量が多い。
これは深い場所から発生した気泡粒の浮力が加速され、気泡粒収束部3内に集って塊になっている気泡粒の集団に衝突することで浮力が大きくなり、気泡粒上昇通路4内を上昇する気泡粒が多くなることによって、液泡曝し部5から溢流する処理水2Wの量が多くなるのである。
表2中の液泡生成曝気DO値は、水道水に溶存している酸素を、東亜DKK製・形式DO−21Pの溶存酸素計を用いて測定しながら約DO2.80ppmまで脱気した基準水を作り、前記表1内の水面S.Wから散気部2までの距離(AL)が20cm、水面S.Wから液泡曝し部5までの距離(BL)が10cmの設定で固定し作動させて、毎分10.2L液泡曝し部5から溢流された処理水のDO値を測定し、合計4分間の処理量40.8Lと総酸素溶解量を表にしたものである。
もう一方の水中散気曝気DO値は、容器(直径20cm高さ38cmの円筒容器)に10.2Lの脱気した基準水(DO2.80ppm)を入れ、前記の液泡生成曝気方法と同じブロワ・同じ散気部2(エヤーストーン)を用いて容器内の水面から20cmの位置で4分間水中散気曝気し、1分経過ごとにDO値を測定した。
このようにして総酸素溶解量及び処理量を測定することで、両曝気方法のエネルギー効率を比較することができる。
Figure 2007111573
上記表2の液泡生成曝気による1分間の酸素溶解増量は8.05−2.80=5.25ppmで、4分間の合計増量は5.25ppm×4分=21.0ppmになり、水中散気曝気の酸素溶解増量は10.2Lの脱気水中での連続4分間の散気曝気をして8.41−2.80=5.61ppmの増量となる。
又、液泡生成曝気方法は曝気処理される処理水の酸素溶解増量(DO8.05ppm)が、水中散気曝気の約2分間(DO8.11ppm)に相当し、4分間の総処理量及び酸素溶解合計増量から見ても優れていると言える。
又、水中散気曝気による酸素溶解効率は、3分間及び4分間のDO値の上昇は僅かで、DO飽和値に近づいた処理水への水中散気曝気は、エネルギー的に非効率で不経済であることが解かる。
尚、脱気する前の水道水のDO値(溶存酸素濃度)は9.3ppmで水温は18.2℃であった。
又、上記の実験とは別に、消費電力の少ないジェックス(株)製・形式GX400Nの観賞魚用エヤーポンプを用いて、液泡粒収束部3(水面)から下側30cmに配置した小さなエヤーストーンから気泡粒を発生させ、水面S.Wから液泡曝し部5までの距離を気泡粒上昇通路4(12mm径のパイプ1本)部分の長さを変えて実験をした結果、毎分0.9Lの処理水を求めることができた。しかし、水面S.Wから液泡曝し部5まで高さは約3cmであった。
このエヤーポンプの消費電力は前記のブロワの25分の1の1.8Wで、消費電力当りの処理水量は前記ブロワより多いが、水面より上に上昇する高さが低いために液泡表面の薄膜水が厚いようである。
以下、本発明の実施の形態2の曝気装置について、以下図面を参照しながら詳細に説明する。
図6は本発明の実施の形態2における曝気装置システムの正面図である。
図6中の11は請求項6に記載された曝気装置システム、12は加圧及び減圧に耐えられるタンク、12aはタンク12内の処理水2Wの排出量を調整する排出調整弁、12bはタンク12内を減圧状態にする時に開放する減圧バルブ、12cはタンク12内の脱気水を回収する時に開放する回収バルブ、12dはタンク12内の圧力を感知し、その情報を電気的に各弁及びポンプ等に伝えることのできる圧力計センサー、12eは例えば酸素ガス溶解等においてタンク12内に溜まってくる余分なチッソガス等を抜くことで、酸素溶解濃度を上げることできる余分ガス排出弁、13はタンク12内へ被処理水1Wを供給する供給ポンプ、13aは供給ポンプ13を作動させて被処理水1Wを吸引する吸引管、13bは吸引管13a内に発生する負圧を利用して気体を自吸させ、又、その気体自吸量を調整する気体自吸量調整弁、13cは供給ポンプ13を作動させた後に開放する供給弁、13dはタンク12内が減圧状態の時に被処理液1Wがタンク12内へ吸引される量を調整する液体自吸量調整弁、14は被処理水1Wをタンク12内に供給する供給パイプ、15は被処理水1Wを液泡に生成することができる液泡生成容器、16はタンク12内の気体X(加圧及び減圧)をエヤー吸引管16aで吸引し、エヤー供給管16bを介して液泡生成容器15内の底部に配置された散器部2に供給するエヤーポンプ、17は上段の液泡生成容器15から溢流した処理水を受け止めて、下段の液泡生成容器15内へ送入することができる受皿管、18はタンク12内の気体を抜き減圧状態にすることができる真空ポンプ、19はタンク12内が減圧状態で脱気された処理水2Wを回収する回収ポンプ、20はタンク12内の下部に一時的に貯留されている処理水2Wの水位を感知し、その水位情報を電気的に各弁及びポンプ等に伝え適正に作動させる為の水位センサーである。
尚、この曝気装置システムはタンク12内が加圧状態又は減圧状態で作動させるので、液泡曝し部5がなくても液泡表面の薄膜水に圧力に応じて十分に気体を溶解させることができ、又、液泡表面の薄膜水から減圧度に応じて十分に気体を脱気をすることができます。
実施の形態2における曝気装置システム11の作動方法について説明する。
この曝気装置システムは、気体を液体に高濃度に溶解すること、液体中に既存に溶解している気体を脱気することができるが、解かりやすく説明するために別々に説明する。
まず、気体を液体中に高濃度に溶解させる方法から図6を用いて説明する。
尚、図6中に記載された全ての弁やバルブは、最初は閉じているものとする。
最初にポンプ13を作動させて、吸引管13aから被処理水1Wを吸引し供給弁13Cを開放することによって、供給パイプ14の端が図中のように気泡粒上昇通路4内の中心部に向いて曲がっているので、被処理水1Wは液泡生成容器15内に供給される。
この時に吸引管13a内に発生している負圧を利用して接続されている気体自吸量調整弁13bから適量に設定された気体Xが自吸され、気液混合水のかたちでタンク12内に供給される。
連続的に気液混合水がタンク12内へ供給されることにより、徐々にタンク12の圧力が上昇する。
例えば、排出調整弁12aを閉じたまま作動させ、所望に予め設定した圧力タンク12内の圧力が0.2MPaの場合には、タンク12内の処理水2Wの水位が約3分の2になり、0.1Mpaの場合は約2分の1の水位になる。
このように作動させると、タンク12内の処理水2Wの水位が高い状態になるので、圧力計センサー12dから詳細な情報を排出調整弁12aに伝えて、予め設定したタンク12内の圧力より低い状態の時から、徐々にタンク12内の処理水2Wの排出させて、気体を気体自吸量調整弁13bから自吸供給することで水位を下げることができ、又、タンク12内の圧力も予め設定した圧力に徐々に近づけることができる。
このことで下限水位Zを水位センサー20によって感知するまでは、気体自吸量調整弁13bから気体が自吸供給されることになる。
(例えば、早くタンク12内の水位を下限水位Zまで下げるために、初作動時だけコンプレッサーを用いてタンク12内を所望の設定圧力にすることで、素早く正常に作動させることもできる。)
水位センサー20が下限水位Zを感知した時点で、その情報を電気的信号によって気体自吸量調整弁13bに伝え気体Xの自吸を停止される。
このことによってタンク12内へは、新たな気体は供給されずにタンク12内の気体Xが徐々に溶解されることで、徐々にタンク12内の処理水2Wの水位が上昇する。
水位が上昇し水位センサー20の上限水位Yを感知した時点で、再び気体自吸量調整弁13bからタンク12内へ気体の自吸供給が開始される。この作動を交互に繰り返すことによって連続的に作動できる。
次に、エヤーポンプ16を作動させて、液泡生成容器15内の底部に配置された散気部2から気泡粒を発生させることによって、その気泡粒は気泡粒上昇通路4内の外周部分から上昇し上部域で液泡に変化させることによって、被処理水1Wを液泡表面の薄膜水WFにできる。
液泡生成容器15内での液泡の生成方法は、実施の形態1の曝気装置1とほぼ同様であるが、圧力が高い気体Xを用いて散気部2から気泡粒を発生させるので、当然、生成される液泡内は圧力が高い気体であり、図7(A)に記載した液泡が集って塊になった模式図のように、液泡表面の薄膜水WFに圧力Pに応じて瞬間的に気体が溶解され、液泡生成容器15の最上部から溢流し、受皿管17によって下段に配置された液泡生成容器15に送入され、再度、再々度、又は液泡生成容器15が下段に配置された数ほど、処理水2Wを繰り返し液泡の薄膜水WFにすることができるので、溶解しにくい気体又は溶解しにくい液体の状態の場合でも、高濃度に気体溶解できる。
又、例えば空気に比べ純酸素ガス等の比較的溶解しやすい気体を溶解させた場合には、被処理水に元々溶存していたチッソガスがタンク12内に放出されるので、徐々に回収される処理水2Wの酸素溶解濃度が下がる。この時、センサーやタイマー等を用いて間欠的に、余分ガス排出弁12eからタンク12内に溜まったチッソガスを抜くことで、酸素溶解濃度上げることができる。
次に、この曝気装置システムを用いて、液体に既存に溶解している気体を脱気する方法を図6で説明する。
最初に減圧バルブ12bを開けて真空ポンプ18を作動させることによりタンク12内の気体を抜き、所望の減圧度を圧力計センサー12dによって感知した時点で、液体自吸量調整弁13dによって自吸される被処理水1Wの量を調整することで、適量の被処理水1Wがタンク12内へ吸い込まれ、供給パイプ14の端が気泡粒上昇通路4内の中心部に向いているので、液泡生成容器15内に被処理水1Wを供給することができる。
又、この時点でエヤーポンプ16を作動させることで、液泡生成容器15内の底部分に減圧された気体Xの気泡粒を発生させることができ、その気泡粒は気泡粒上昇通路4内の外周部分を上昇し、上部域で液泡に変化し溢流することで、図7(B)に記載した液泡の塊になった模式図のように、液泡表面の薄膜水WFに溶存している気体が、液泡内の減圧−Pの空間に放出されることで、被処理水1Wを脱気処理することができる。
又、このように脱気された処理水2Wを、前記した高濃度の気体溶解水を製造する時と同様に、受皿管17で下段の液泡生成容器15に送られることによって、再度、再々度、処理水2Wは繰り返し液泡表面の薄膜水WFにできるので、脱気しにくい気体が溶解されている場合や、気体が放出しにくい液体から脱気する場合でも、高度に脱気処理をすることができる。
上記のようにタンク12内の減圧状態を繰り返し利用することで、脱気に使われるエネルギーの無駄を最小限にでき、又、真空ポンプ18から脱気した気体Xも簡単に回収することもできる。
タンク12内に貯留される処理水2Wの水位を、水位センサー20の上限水位Yで感知した時点で、回収ポンプ19を作動させてから、回収バルブ12cを開放することでタンク12内の処理水2Wを回収でき、下限水位Zを感知した時点で回収バルブ12cを閉めて回収ポンプ19を停止する。
この作動を繰り返してタンク12内に貯留される処理水2Wを回収するか、又は液体自吸量調整弁13dの調整によって液泡生成容器15内に吸い込まれる被処理水1Wの量と、回収ポンプ19から回収される量とを、タンク12内の水位センサー20で水位を感知しながら連動調整することで連続的に作動させることもできる。
又、液体自吸量調整弁13dからの吸い込み量が少ない場合は、ポンプ13を作動させて被処理水1Wの供給量を供給弁13cで調整しながら供給しても良い。
(1)既存の下水処理場において、既に設置してある曝気装置から発生する気泡粒を液泡に変化させるだけで、処理水中に酸素を高効率に供給できるので、微生物が更に活性し下水処理能力を高めることができ、又、大半の既存設備をそのまま活用できるので経済的である。
(2)湖沼や海洋等の閉鎖水域、又はその水域における養殖場等への酸素供給、又、その水底域及び水中域に浮遊する汚濁物(残餌、糞も含む)の回収除去。
(3)観賞用水槽においての酸素供給、及び残餌や糞の回収除去。
(4)工業用の循環水中に含有する浮遊物等の回収除去。
(5)高濃度の気体溶解水及び脱気水の製造。
(6)高濃度気体溶解処理及び脱気処理を組み合わせて、各種機能水の製造。
例えば、被処理水中に既存に溶解している気体を抜き脱気処理水を製造、その脱気処理水に所望の気体を高濃度に溶解させることによって、特殊な作用を持つ機能水を作る。
実施の形態1の曝気装置の正面図 実施の形態1の曝気装置を作動させた時の気泡粒及び液泡の挙動を示した模式図 実施の形態1の曝気装置と微細気泡発生器と生物処理槽を組み合わせた模式図 図2a中における(B.R)内及び(B.F)周辺の、微細気泡及び汚濁物の挙動を示した模式図 実施の形態1の曝気装置とエヤーリフト効果を利用した正面図 実施の形態1の曝気装置から排出される処理水の水頭差を利用して、処理水を別の場所に移動させることができる正面図 実施の形態1の曝気装置の気泡粒収束部の底端を複数接続させたT.1と水面浮き型T.2の正面図 実施の形態2の曝気装置システムの正面図 液泡表面の薄膜水WFにタンク内の加圧P及び減圧度−Pに応じて、瞬間的に溶解及び脱気されている模式図
符号の説明
1 実施の形態1の曝気装置
2 散気部
2a 気泡粒
2b 気体供給管
3 気泡粒収束部
3a 気泡粒の集団
3b ステー
4 気泡粒上昇通路部
4a 変化した液泡
4A ハニカム状
4B パイプ状
5 液泡曝し部
5a 溢流した液泡
6 受皿
7 上昇パイプ
8 下降パイプ
11 実施の形態2の曝気装置システム
12 タンク
12a 排出調整弁
12b 減圧バルブ
12c 回収バルブ
12d 圧力計センサー
12e 余分ガス排出弁
13 ポンプ
13a 吸引管
13b 気体自吸量調整弁
13c 供給弁
13d 液体自吸量調整弁
14 供給パイプ
15 液泡生成容器
16 エヤーポンプ
16a エヤー吸引管
16b エヤー供給管
17 受皿管
18 真空ポンプ
19 回収ポンプ
20 水位センサー
X 気体
S.W 水面
AL 水面S.Wから散気部2までの距離
BL 水面S.Wから液泡曝し部5までの距離
K 気泡粒上昇通路4内の壁と壁の間隔
UV 紫外線ランプ
1W 被処理水
2W 処理水
3W 高度処理水
WF 液薄膜水
B.R 生物処理槽内の汚濁物の動き
B.F 被処理水1Wの汚濁物の動き
P.W 気液混合の圧力水
P 気体圧力度
−P 減圧度
M 微細気泡発生器
B.M 微細気泡
F 汚濁物
H 槽仕切壁
FL 浮き
Y 上限水位
Z 下限水位

Claims (6)

  1. 水中に気泡粒を発生させる散気工程と、前記気泡粒が水面上に浮上する際に収束させて、水面の下部域に気泡粒を集めた気泡粒の集団を形成させる気泡粒収束工程と、前記気泡粒の集団の水面部分に気泡粒上昇通路を設けることで、前記散気工程から連続的に発生する気泡粒により増加する前記気泡粒の集団の浮力によって、前記気泡粒の集団の上部分から前記気泡粒上昇通路内に押上げられることで、気泡粒の周囲の液体は重力で下方に分離し、前記気泡粒上昇通路内の上部付近で気泡粒は液泡(シャボン玉状の塊)に変化する液泡生成工程と、前記気泡粒上昇通路の最上部に液泡のままの状態をなるべく長く保つ液泡曝し工程と、を備えたことを特徴とする曝気方法。
  2. 被処理水中に気泡粒を発生させる散気部と、前記被処理水の水面下部に前記気泡粒を集め気泡粒の集団を作る気泡粒収束部と、連続的に増加する前記気泡粒の集団の浮力により、気泡粒の集団は上部分から水面より上に押し上げられることで、気泡粒は液泡に変化することができる気泡粒上昇通路部と、前記気泡粒上昇通路の最上部から溢流する液泡の状態をなるべく長く保つ液泡曝し部と、を備えたことを特徴とする曝気装置。
  3. 被処理水の低層から上層に配置されたパイプ内の上部分に前記散気部を備えて気泡粒を発生させることで、低層域の被処理水をエヤーリフト効果により上層域に上昇させ、更にその被処理水を大気圧下で液泡表面の薄膜水にすることができることを特徴とする請求項2に記載の曝気装置。
  4. 水面より高い位置にある前記液泡曝し部から排出される処理水を、水頭差を利用して低層域まで繋がったパイプ等に接続することで、低層域に酸素供給した処理水を送水できることを特徴とする請求項2に記載の曝気装置。
  5. 水面上に配置されている請求項2記載の曝気装置と、前記曝気装置の底部分に配置された微細気泡発生器と、前記曝気装置の液泡曝し部から溢流する処理水を受け止めて、別の場所に移動させて各種処理をすることができる受皿と、を備えたことを特徴とする曝気装置システム。
  6. 加圧状態及び減圧状態に耐えられるタンクと、前記タンク内が加圧状態及び減圧状態にある時に、被処理水及び気体を前記タンク内へ供給することができるポンプと、前記被処理水を液泡に生成できる液泡生成容器と、前記タンク内が加圧状態及び減圧状態にある時の気体を吸引し前記液泡生成容器内の底に配置された散気部に送ることができるエヤーポンプと、前記タンク内において上下多段に配列された上段の前記液泡生成容器から溢流した処理水を受け止めて、下段の液泡生成容器内へ送入することができる受皿管と、を備えたことを特徴とする曝気装置システム。
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