JP2007110333A - チャンネル推定補正を行うofdm受信装置 - Google Patents

チャンネル推定補正を行うofdm受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンスタレーションが回転・伸縮した場合に、コンスタレーションを補正して誤り率特性の劣化を抑えることが可能なOFDM受信装置を提供する。
【解決手段】MIMO−OFDM受信機100は、OFDMシンボル毎にパイロットキャリアのチャンネル等化結果に対してもう1度チャンネル推定を行い、補正値を求める。すなわち、従来法によりチャンネル等化を行ったパイロットキャリアのコンスタレーション上におけるシンボル点と、本来のあるべきシンボル点との間の比(誤差)を検出し、これから全てのサブキャリアについての誤差を補間処理により求めて補正値とする。そして、従来法により推定したチャンネル応答にこの補正値を掛けることにより、チャンネル応答を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル信号の伝送に係わり、特に、直交周波数分割多重伝送方式(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)伝送方式)におけるチャンネル等化技術に関する。
直交周波数分割多重(OFDM)方式は、マルチパスに対して強いことから、地上デジタル放送や番組素材伝送等の広帯域移動体伝送の分野で広く用いられている。OFDM方式では、周波数軸上に等間隔に配置した複数のサブキャリアに、送信したいデータを割り振り、この割り振られたデータに応じて個々のサブキャリアを位相変調(PSK)や直交振幅変調(QAM)等によりマッピングし、これを逆フーリエ変換(IDFT、その高速版がIFFT)して時間軸の情報(有効シンボル)を生成する。
OFDM方式の大きな特徴は、有効シンボルの前にマルチパス対策のためのガード信号を付加することにある。ガード信号は、有効シンボルの後ろの部分をコピーしたものである。このようなガード信号を付加することにより、ガード信号と有効シンボルとのつながりが連続になる。マルチパスが存在する場合、ガード信号の期間は前の無関係な有効シンボルが重なり合うためシンボル間干渉を起こしてしまうが、有効シンボルの期間は、自分自身の分身であるガード信号が重なり合うため、シンボル間干渉が起こらない。このため、有効シンボルを抜き出してチャンネル等化することにより、送信信号を再現することができる。
一般に、チャンネル等化方法は、送信機が既知の信号を送信し、受信機がその信号を受信し、当該受信信号からチャンネル応答を推定し、その逆特性を受信信号に掛けて等化するものである。この既知信号を送信信号に挿入する方法として、特定のサブキャリア(パイロットキャリア)を既知信号の情報で変調することが行われる。例えば、非特許文献1の地上デジタル放送の伝送方式では、4OFDMシンボル周期で埋め込まれたスキャッタードパイロット(SP)と呼ばれるパイロットキャリアをチャンネル推定のために用いる。また、非特許文献2の番組素材伝送用の方式では、高速な移動伝送に対応するため、OFDMシンボル毎に同じ位置に埋め込まれたコンティニュアルパイロット(CP)と呼ばれるパイロットキャリアをチャンネル推定のために用いる。
一方、送信アンテナと受信アンテナを複数用いて同じ周波数で異なる情報を伝送するMIMO(Multiple Input Multiple Output)伝送方式が近年盛んに研究されている。このMIMOの変調方式にOFDM方式を用いることにより、マルチパスに強いMIMO伝送方式を実現することができる。この場合のチャンネル推定は、送信機が、当該送信機毎に異なる固有の既知信号をパイロットキャリアに時分割多重して伝送し(特許文献1を参照)、または符号分割多重して伝送し(特許文献2を参照)、受信機が多重を解くことにより、各々固有の既知信号のチャンネル応答を求めることが行われる。
ARIB−STD B31、「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式」 ARIB−STD B33、「テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形OFDM方式デジタル無線伝送システム」 特開2005−57650号公報 特開2005−124125号公報
送信及び受信が1対向であるSISO(Single Input Single Output)−OFDMシステムにおいて、チャンネル推定を1つのOFDMシンボルのパイロットキャリアのみを用いて行うと、パイロットキャリアに加わっている雑音成分も含めてチャンネル応答とみなしてしまう。このため、特にSN比が小さい場合は、チャンネル等化によりデータが誤って等化され、誤り率が劣化する恐れがある。その対処法として、数OFDMシンボル分のパイロットキャリアの値を平均化する等してチャンネル推定を行う。これにより、雑音成分を抑圧することができる。
一方、MIMO−OFDMシステムにおいて、各送信機の固有の既知信号がパイロットキャリアに時分割多重されている場合は、当該送信機の既知信号が時分割多重されたOFDMシンボルの時しかチャンネル推定が行えない。このため、次のチャンネル推定が行えるまでのOFDMシンボル期間中は、そのチャンネル推定により得られた同じチャンネル応答行列を用いてチャンネル等化を行わなければならない。また、各送信機の固有の既知信号がパイロットキャリアに符号分割多重されている場合は、通常複数のOFDMシンボルに渡って符号分割多重されているので、符号分割多重を解くときにも複数のOFDMシンボルを必要とする。
このように、複数のOFDMシンボルから求めたチャンネル応答を用いて個々のOFDMシンボルのチャンネル等化を行う場合や、一つのOFDMシンボルから求めたチャンネル応答を用いて複数のOFDMシンボルのチャンネル等化を行う場合は、その複数のOFDMシンボルの間で、チャンネルの状況(伝搬環境)を同一とみなすことができるのが前提である。また、自動周波数調整AFC(Automatic Frequency Control)により受信側で送信側の周波数・位相の追従が正しく行われていることが前提である。これらの前提が満たされなかった場合は、チャンネル等化されたOFDM信号のコンスタレーションが、図9に示すように回転・伸縮してしまい、誤り率の劣化につながるという問題が生じる。
そこで、本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、コンスタレーションが回転・伸縮した場合に、コンスタレーションを補正して誤り率特性の劣化を抑えることが可能なOFDM受信装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、MIMO−OFDMシステムにおいて、時分割多重や符号分割多重の多重数が大きくなった場合に、信号処理によりコンスタレーションを補正して誤り率特性の劣化を抑え、結果として多重数を大きくすることが可能なOFDM受信装置を提供することにある。
〔本発明の原理〕
上記の問題は、チャンネル推定の結果であるチャンネル応答が、それを作用させて等化する個々のOFDMシンボルに対して適切に求められていないことに起因する。本発明は、以下に示すようにチャンネル推定結果(チャンネル応答)を補正することにより、上記問題を解決する。本発明は、図10に示すように、複数のOFDMシンボルで1度チャンネル推定を行い(ステップS1001)、OFDMシンボル毎に既知情報で変調されたパイロットキャリアが存在するか否かにより(ステップS1002)、2つの補正機能(第1及び第2の機能と第3の機能)に大別され、OFDMシンボル毎に既知情報で変調されたパイロットキャリアが存在する場合は、さらに2つ(第1の機能と第2の機能)に分類される(ステップS1003〜1005)。そして、ステップ1003〜1005により求めた補正値を用いて、ステップ1001のチャンネル推定結果を補正する(ステップS1006)。
第1の補正機能(ステップS1003)は、OFDMシンボル毎にパイロットキャリアのチャンネル等化結果に対してもう1度チャンネル推定を行い、補正値を求める。すなわち、従来法によりチャンネル等化を行ったパイロットキャリアのコンスタレーション上におけるシンボル点と、本来のあるべきシンボル点との間の比(誤差)を検出し、これから全てのサブキャリアについての誤差を補間処理により求めて補正値とする。そして、従来法により推定したチャンネル応答にこの補正値を掛けることにより、チャンネル応答を補正する。この利点は、周波数軸上でパイロットキャリア間隔毎の細かなチャンネル推定ずれを補正することができることにある。
第2の補正機能(ステップS1004)は、OFDMシンボル毎に隣接するサブキャリアでグループを作り、グループ内でパイロットキャリアのチャンネル等化結果について既知シンボル点との比(誤差)を平均して補正値を求める。サブキャリアのグループ化では、図11に示すように、全てのサブキャリアで1つのグループ、または隣接する複数のサブキャリアを単位に複数のグループを作る。この補正機能では、グループ内で共通のチャンネル推定ずれを補正することができるので、グループ内のサブキャリア数を少なくした方が周波数軸上での細かなチャンネル推定ずれを補正することができる。但し、後述するように、チャンネル推定ずれを検出するためにグループ内のパイロットキャリアで平均化する必要があるので、グループ内にパイロットキャリアが多数あることが望ましい。また、周波数ずれや位相雑音が原因で起きるチャンネル推定ずれは全サブキャリアで共通の値となるので、伝搬環境が変動して周波数軸上で細かいチャンネル推定ずれが起きる場合を除き、全てのサブキャリアで1つのグループを作ることにより十分に適用することができる。この補正機能では、処理が比較的簡単であることに加えて、等化結果はノイズ強調されることがない。
第3の補正機能(ステップS1005)は、OFDMシンボル毎に既知情報で変調されたパイロットキャリアが存在しない場合の機能であり、OFDMシンボル毎にTMCC(Transmission and Multiplexing Configulation Control)等の変調多値数の小さいサブキャリアのチャンネル等化結果に対して硬判定を行い、等化結果と硬判定結果との間の比(誤差)をサブキャリアのグループ内で平均して補正値を求める。このようなサブキャリアの数は一般に少ないので、実質的にこのようなサブキャリア全てについて平均化して補正値を求めることになる。
〔数式による説明〕
本発明の原理について、送信2系統及び受信4系統のMIMO−OFDMシステムを例に数式を用いて説明する。i番目のサブキャリアに関して、Yを受信信号ベクトル、Xを送信信号ベクトル、Hをチャンネル応答行列、Nを雑音ベクトルとすると、このシステムは(1)式のように数式表現することができる。
Figure 2007110333

但し、
Figure 2007110333
ここで、ベクトル及び行列の各要素は以下のとおりである。Yについて、y1iは受信機1の受信信号、y2iは受信機2の受信信号、y3iは受信機3の受信信号、y4iは受信機4の受信信号を示す。Hについて、hjkiは受信機jと送信機kとの間のチャンネル応答を示す。Xについて、X1iは送信機1の送信信号、X2iは送信機2の送信信号を示す。Nについて、n1iは受信信号1の雑音成分、n2iは受信信号2の雑音成分、n3iは受信信号3の雑音成分、n4iは受信信号4の雑音成分を示す。
チャンネル推定が正しく行われた場合(Hが正しく推定できた場合)には、(1)式にH −1を左から掛けることにより、チャンネル等化を行うことができる。チャンネル等化結果は、(2)式のとおりである。ここで、(2)式の右辺第2項は、等化で残った雑音成分である。
Figure 2007110333
複数のOFDMシンボルから得たチャンネル推定結果(チャンネル応答行列)を、個々のOFDMシンボルのチャンネル等化に用いる場合や、その逆に一つのOFDMシンボルから得たチャンネル推定結果を複数のOFDMシンボルのチャンネル等化に用いる場合等、チャンネル推定結果に誤差があるときは、(2)式のようなチャンネル等化を行うことができない。送信機1に対するチャンネル応答のずれをΔh1i、送信機2に対するチャンネル応答のずれをΔh2iとし、チャンネル応答行列が、
Figure 2007110333
に推定されたとすると、その逆行列を(1)式に左から掛けたチャンネル等化結果は、(4)式のようになり、コンスタレーション上のシンボル点がずれてしまう。
Figure 2007110333
ここで、チャンネル応答行列Hの逆行列の要素を(5)式のように表すと、(4)式の各要素は、(6−1)式及び(6−2)式のようになる。
Figure 2007110333

Figure 2007110333

Figure 2007110333
本発明による第1及び第2の補正機能では、パイロットキャリアを用いてこのΔh1i、Δh2iを検出する。パイロットキャリアについてはその値x1i、x2iが既知なので、(6−1)式及び(6−2)式をそれぞれx1i、x2iで割り算する。
Figure 2007110333

Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
推定したチャンネル応答行列に補正値を対角要素とする(9−1)式及び(9−2)式の対角行列(補正値行列)を右から掛けることにより、(10−1)式及び(10−2)式のように、ほぼ正しいチャンネル応答行列を得ることができる。そして、(10−1)式及び(10−2)式により補正されたチャンネル応答行列をZF(zero Forcing)やMLD(Maximum Likelihood Detection)に用いることにより、チャンネル推定が正しく行われた場合に近い復調結果を得ることができる。
(第1の補正機能について)
Figure 2007110333
(第2の補正機能及び第3の補正機能について)
Figure 2007110333
(第1の補正機能について)
Figure 2007110333
(第2の補正機能及び第3の補正機能について)
Figure 2007110333
Figure 2007110333
(第1の補正機能について)
Figure 2007110333
(第2の補正機能及び第3の補正機能について)
Figure 2007110333
このように、本発明をMIMO−OFDMに適用できることが数式により確認することができる。
そこで、本発明によるMIMO−OFDM受信機は、前記補正機能1を実現するものであり、OFDMシンボルを用いて推定したチャンネル応答行列により、OFDMシンボルをチャンネル等化するMIMO−OFDM受信機において、 既知情報により変調したパイロットキャリアの受信信号ベクトルと、該受信信号ベクトルから推定したチャンネル応答行列とを用いてチャンネル等化を行い、チャンネル等化結果を出力する等化手段と、前記パイロットキャリアの既知情報を記憶する記憶手段と、前記等化手段により出力されたチャンネル等化結果の要素を、前記記憶手段から読み出したパイロットキャリアの既知情報の要素で除算して補正値をそれぞれ求める補正値計算手段と、該補正値計算手段により求めた補正値を対角要素とした対角行列を生成し、前記受信信号ベクトルから推定したチャンネル応答行列に該対角行列を乗算し、チャンネル応答行列を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明によるMIMO−OFDM受信機は、前記補正機能2を実現するものであり、前記補正値計算手段が、隣接する複数のパイロットキャリアをグループ化し、前記等化手段により出力されたチャンネル等化結果の要素を、前記記憶手段から読み出したパイロットキャリアの既知情報の要素で除算して除算結果をそれぞれ求め、該パイロットキャリア毎に求めた除算結果を、前記グループ毎に平均して補正値をそれぞれ求めることを特徴とする。
また、本発明によるMIMO−OFDM受信機は、前記補正機能3を実現するものであり、OFDMシンボルを用いて推定したチャンネル応答行列により、OFDMシンボルをチャンネル等化するMIMO−OFDM受信機において、変調多値数の小さいサブキャリアの受信信号ベクトルと、該受信信号ベクトルから推定したチャンネル応答行列とを用いてチャンネル等化を行い、チャンネル等化結果を出力する等化手段と、該等化手段により出力されたチャンネル等化結果を硬判定し、該硬判定等化結果を出力する硬判定手段と、隣接する前記サブキャリアをグループ化し、前記等化手段により出力されたチャンネル等化結果の要素を、前記硬判定手段により出力された硬判定等化結果の要素で除算して除算結果をそれぞれ求め、該サブキャリア毎に求めた除算結果を、前記グループ毎に平均して補正値をそれぞれ求める補正値計算手段と、該補正値計算手段により求めた補正値を対角要素とした対角行列を生成し、前記受信信号ベクトルから推定したチャンネル応答行列に該対角行列を乗算し、チャンネル応答行列を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、パイロットキャリアの既知情報、または変調多値数の小さいサブキャリアを硬判定した等化結果を用いて補正値を求め、当該補正値によりチャンネル応答を補正するようにしたから、OFDMシンボルに対して適切なチャンネル応答を求めることができる。したがって、コンスタレーションが回転・伸縮した場合に、コンスタレーションを補正して誤り率特性の劣化を抑えることが可能となる。また、MIMO−OFDMシステムにおいて、コンスタレーションを補正して誤り率特性の劣化を抑えることができるから、結果として時分割多重や符号分割多重の多重数を大きくすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施例1〜3は、送信2系統及び受信4系統のMIMO−OFDMシステムに適用した受信機の例であり、実施例4〜6は、送信及び受信が1対向のSISO−OFDMシステムに適用した受信機の例である。また、実施例1,4は前述の第1の補正機能を、実施例2,5は第2の補正機能を、実施例3,6は第3の補正機能をそれぞれ実現する。いずれの実施例も、受信機に備えたチャンネル推定補正回路が、チャンネル推定結果であるチャンネル応答を補正することにより、コンスタレーションの補正を実現し、誤り率特性の劣化を抑えるものである。
尚、実施例1〜6を説明するための図1〜6に示す変数は、前述した課題を解決するための手段で用いたものと一致している。また、共通する手段のブロックには同じ番号を付けてある。
まず、実施例1について説明する。この実施例1は、第1の補正機能を送信2系統及び受信4系統のMIMO−OFDMシステムに適用した例である。図1は、本発明による実施例1のMIMO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。このMIMO−OFDM受信機100は、チャンネル推定手段6及びチャンネル推定補正回路1を備えている。
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
この補間処理は、サブキャリアの補正値を、その近くのパイロットキャリアの補正値を用いて直線近似または多項式近似により計算する処理をいう。具体的には、補正値行列計算手段3は、パイロットキャリア以外のサブキャリアの補正値を予めゼロとしておいて、周波数軸上に並んだサブキャリアの順番でローパスフィルタ(デジタルフィルタ)に対し補正値を入力し、その出力として全てのサブキャリアについての補正値を得る。この場合、補正値行列計算手段3の出力である全てのサブキャリアについての補正値は、パイロットキャリアの補正値に基づいて計算された滑らに変動する値となる。
Figure 2007110333
このように、実施例1のMIMO−OFDM受信機100によれば、チャンネル推定補正回路1が、全てのサブキャリアに関して補正処理を行うようにしたから、周波数軸上においてパイロットキャリア間隔毎の細かなチャンネル推定のずれを補正することができる。これにより、コンスタレーションが回転・伸縮した場合には、コンスタレーションを補正し、誤り率特性の劣化を抑えることができる。また、時分割多重または符号分割多重の多重数を大きくすることができる。
次に、実施例2について説明する。この実施例2は、第2の補正機能を送信2系統及び受信4系統のMIMO−OFDMシステムに適用した例である。図2は、本発明による実施例2のMIMO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。このMIMO−OFDM受信機200は、チャンネル推定回路6及びチャンネル推定補正回路7を備えている。
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
このように、実施例2のMIMO−OFDM受信機200によれば、チャンネル推定補正回路7が、サブキャリアのグループ毎に平均の補正値を求め、そのグループ毎に補正処理を行うようにしたから、グループ内における共通のチャンネル推定のずれを補正することができる。これにより、コンスタレーションが回転・伸縮した場合には、コンスタレーションを補正し、誤り率特性の劣化を抑えることができる。また、時分割多重または符号分割多重の多重数を大きくすることができる。
次に、実施例3について説明する。この実施例3は、第3の補正機能を送信2系統及び受信4系統のMIMO−OFDMシステムに適用した例である。図3は、本発明による実施例3のMIMO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。このMIMO−OFDM受信機300は、チャンネル推定手段6及びチャンネル推定補正回路10を備えている。
Figure 2007110333
Figure 2007110333
ここで、チャンネル等化手段11は、TMCCやBPSK等の変調多値数の小さい変調方式で送信されるサブキャリアの番号を予め認識しており、当該サブキャリアの番号により、チャンネル等化を行うサブキャリアを特定する。
Figure 2007110333
ここで、硬判定手段14は、等化結果を硬判定することにより、受信信号に対して変調方式が予めわかっているシンボル点のうち最も近いシンボル点Xを特定する。
Figure 2007110333
このように、実施例3のMIMO−OFDM受信機300によれば、チャンネル推定補正回路10が、TMCC等の変調多値数の小さいサブキャリアのチャンネル等化結果に対して硬判定を行い、補正値を求めて補正処理を行うようにしたから、パイロットキャリアが存在しない場合であっても、チャンネル推定のずれを補正することができる。これにより、コンスタレーションが回転・伸縮した場合には、コンスタレーションを補正し、誤り率特性の劣化を抑えることができる。また、時分割多重または符号分割多重の多重数を大きくすることができる。
以上、実施例1〜3は、第1〜3の補正機能をMIMO−OFDMシステムにそれぞれ適用した例であるが、これらの補正機能を、送信及び受信が1対向のSISO−OFDMシステムにも適用することができる。以下、第1〜第3の補正機能をSISO−OFDMシステムに適用した場合について、数式を用いて説明する。
〔SISO−OFDMシステムにおける補正機能の説明〕
i番目のサブキャリアに関して、xを送信信号、yを受信信号、hをチャンネル応答、nを雑音成分とすると、このシステムは(12)式のように数式表現することができる。
Figure 2007110333
チャンネル推定が正しく行われた場合(Hが正しく推定できた場合)には、(12)式の両辺をhで割ることにより、チャンネル等化を行うことができる。チャンネル等化結果は、(13)式のとおりである。ここで、(13)式の右辺第2項は、等化で残った雑音成分である。
Figure 2007110333
複数のOFDMシンボルから得たチャンネル推定結果(チャンネル応答)を個々のOFDMシンボルのチャンネル等化に用いる場合や、その逆に一つのOFDMシンボルから得たチャンネル推定結果を複数のOFDMシンボルのチャンネル等化に用いる場合等、チャンネル推定結果に誤差があるときは、(13)式のようなチャンネル等化を行うことができない。本来hであるはずのチャンネル応答のずれをΔhとし、チャンネル応答が、
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
第1及び第2の補正機能では、パイロットキャリアを用いてこのΔhを検出する。パイロットキャリアについてはその値xが既知なので、(15)式をxで割り算する。
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333

Figure 2007110333

ここで、E[c]はcの期待値を示す。(17)式の右辺の第2項は、独立な確率変数の割り算の期待値なので、その期待値は各々の期待値の割り算になる。ここで、雑音成分nの期待値はゼロであり、hとxの期待値は非ゼロであるので、(17)式の右辺の第2項は結局ゼロになる。したがって、グループ内で共通の補正値は、
Figure 2007110333
になる。
第3の補正機能では、シンボル毎に既知情報で変調されたパイロットキャリアが存在しないので、TMCC等の変調多値数が小さい特定のサブキャリアについての等化結果である(15)式を硬判定し、Xとおく。この場合も、Δhが複数サブキャリアから成るグループ単位で共通のΔhであることを前提として、第2の補正機能と同様にグループ内で共通の補正値を(16)〜(18)式により求める。
推定したチャンネル応答に補正値を掛けることにより、(19−1)式及び(19−2)式のようにほぼ正しいチャンネル応答を得ることができるので、(19−1)式及び(19−2)式により補正されたチャンネル応答をZFやMLD等の復調方法に用いることにより、チャンネル推定が正しく行われた場合に近い復調結果を得ることができる。
(第1の補正機能について)
Figure 2007110333
(第2、第3の補正機能について)
Figure 2007110333
Figure 2007110333
(第1の補正機能に対して)
Figure 2007110333
(第2、第3の補正機能に対して)
Figure 2007110333
以下、第1〜3の補正機能を、送信及び受信が1対向のSISO−OFDMシステムに適用した受信機の例について説明する。
まず、実施例4について説明する。この実施例4は、第1の補正機能を送信及び受信が1対向のSISO−OFDMシステムに適用した例である。図4は、本発明による実施例4のSISO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。このSISO−OFDM受信機400は、チャンネル推定手段20及びチャンネル推定補正回路15を備えている。
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
ここで、補間処理は、実施例1に示したものと同様である。
Figure 2007110333
このように、実施例4のSISO−OFDM受信機400によれば、チャンネル推定補正回路15が、全てのサブキャリアに関して補正処理を行うようにしたから、周波数軸上においてパイロットキャリア間隔毎の細かなチャンネル推定のずれを補正することができる。これにより、コンスタレーションが回転・伸縮した場合には、コンスタレーションを補正し、誤り率特性の劣化を抑えることができる。
次に、実施例5について説明する。この実施例5は、第2の補正機能を送信及び受信が1対向のSISO−OFDMシステムに適用した例である。図5は、本発明による実施例5のSISO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。このSISO−OFDM受信機500は、チャンネル推定手段20及びチャンネル推定補正回路21を備えている。
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
Figure 2007110333
このように、実施例5のSISO−OFDM受信機500によれば、チャンネル推定補正回路21が、サブキャリアのグループ毎に平均の補正値を求め、そのグループ毎に補正処理を行うようにしたから、グループ内における共通のチャンネル推定のずれを補正することができる。これにより、コンスタレーションが回転・伸縮した場合には、コンスタレーションを補正し、誤り率特性の劣化を抑えることができる。
次に、実施例6について説明する。この実施例6は、第3の機能を送信及び受信が1対向のSISO−OFDMシステムに適用した例である。図6は、本発明による実施例6のSISO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。このSISO−OFDM受信機600は、チャンネル推定手段20及びチャンネル推定補正回路24を備えている。
Figure 2007110333
Figure 2007110333
ここで、チャンネル等化手段25は、実施例3に示したチャンネル等化手段11のように、変調多値数の小さい変調方式で送信されるサブキャリアの番号を予め認識しており、当該サブキャリアの番号により、チャンネル等化を行うサブキャリアを特定する。
Figure 2007110333
ここで、硬判定手段28は、実施例3に示した硬判定手段14のように、受信信号に対して変調方式が予めわかっているシンボル点のうち最も近いシンボル点xを特定する。
Figure 2007110333
このように、実施例6のSISO−OFDM受信機600によれば、チャンネル推定補正回路24が、TMCC等の変調多値数の小さいサブキャリアのチャンネル等化結果に対して硬判定を行い、補正値を求めて補正処理を行うようにしたから、パイロットキャリアが存在しない場合であっても、チャンネル推定のずれを補正することができる。これにより、コンスタレーションが回転・伸縮した場合には、コンスタレーションを補正し、誤り率特性の劣化を抑えることができる。
以上説明したように、実施例1〜6によれば、数式の上でも個々のOFDMシンボルに対して適切なチャンネル応答行列またはチャンネル応答を求めることができる。図7及び図8は、送信2系統及び受信4系統のMIMO−OFDMシステムに適用した場合のコンスタレーションの例を示す。図7は、従来法により4つのOFDMシンボルを用いたチャンネル推定によりチャンネル等化を行った場合のコンスタレーションの例であり、図8は、全サブキャリアで1つにグループ化した本発明を適用し、チャンネル推定を補正してチャンネル等化を行った場合のコンスタレーションの例である。図7及び図8における(a)は、受信機に対し送信機1の周波数を+1kHzオフセットさせた場合、(b)は、受信機に対し送信機2の周波数を−1kHzオフセットさせた場合のそれぞれのコンスタレーションの例である。図中のMER(Moduration Error Ratio)は、コンスタレーション上において雑音成分により受信シンボル点が本来のシンボル点からどれだけ離れているかを示すパラメータであり、この値が大きいほど誤り率が向上する。図7及び図8を比較すると、図8に示したように、本発明の適用によりコンスタレーションの回転がSN比の劣化なしに補正されていること、及びMERが改善されていることが確認できる。
以上、実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施例1〜6に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、実施例1〜3は、送信2系統及び受信4系統のMIMO−OFDMシステムに適用する例であるが、送信系統数及び受信系統数はこれに限定されるものではない。MIMO−OFDMシステムには送信系統数及び受信系統数の組み合わせが無数に存在するが、実施例1〜3を応用して、送信信号ベクトル、受信信号ベクトル、チャンネル応答行列、補正値行列等の要素を拡張することにより、送信系統数2及び受信系統数4の他にも任意の系統数のシステムに適用することができる。
本発明による実施例1のMIMO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。 本発明による実施例2のMIMO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。 本発明による実施例3のMIMO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。 本発明による実施例4のSISO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。 本発明による実施例5のSISO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。 本発明による実施例6のSISO−OFDM受信機に備えたチャンネル推定補正回路の全体ブロック図である。 送信及び受信の周波数ずれにより傾いたコンスタレーションの従来例を示す図である。 傾きが補正されたコンスタレーションの例を示す図である。 コンスタレーションの回転・伸縮の例を示す図である。 本発明の補正機能及びフローチャートを示す図である。 サブキャリアのグループ化を説明する図である。
符号の説明
1,7,10,15,21,24 チャンネル推定補正回路
2,16 パイロットキャリア等化手段
3,8,12 補正値行列計算手段
4,9,13 チャンネル応答行列補正手段
5,19 パイロット情報記憶手段
6,20 チャンネル推定手段
11,25 チャンネル等化手段
14,28 硬判定手段
17,22,26 補正値計算手段
18,23,27 チャンネル応答補正手段
100,200,300 MIMO−OFDM受信機
400,500,600 SISO−OFDM受信機

Claims (3)

  1. OFDMシンボルを用いて推定したチャンネル応答行列により、OFDMシンボルをチャンネル等化するMIMO−OFDM受信機において、
    既知情報により変調したパイロットキャリアの受信信号ベクトルと、該受信信号ベクトルから推定したチャンネル応答行列とを用いてチャンネル等化を行い、チャンネル等化結果を出力する等化手段と、
    前記パイロットキャリアの既知情報を記憶する記憶手段と、
    前記等化手段により出力されたチャンネル等化結果の要素を、前記記憶手段から読み出したパイロットキャリアの既知情報の要素で除算して補正値をそれぞれ求める補正値計算手段と、
    該補正値計算手段により求めた補正値を対角要素とした対角行列を生成し、前記受信信号ベクトルから推定したチャンネル応答行列に該対角行列を乗算し、チャンネル応答行列を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするMIMO−OFDM受信機。
  2. 前記補正値計算手段は、隣接する複数のパイロットキャリアをグループ化し、前記等化手段により出力されたチャンネル等化結果の要素を、前記記憶手段から読み出したパイロットキャリアの既知情報の要素で除算して除算結果をそれぞれ求め、該パイロットキャリア毎に求めた除算結果を、前記グループ毎に平均して補正値をそれぞれ求めることを特徴とする請求項1に記載のMIMO−OFDM受信機。
  3. OFDMシンボルを用いて推定したチャンネル応答行列により、OFDMシンボルをチャンネル等化するMIMO−OFDM受信機において、
    変調多値数の小さいサブキャリアの受信信号ベクトルと、該受信信号ベクトルから推定したチャンネル応答行列とを用いてチャンネル等化を行い、チャンネル等化結果を出力する等化手段と、
    該等化手段により出力されたチャンネル等化結果を硬判定し、該硬判定等化結果を出力する硬判定手段と、
    隣接する前記サブキャリアをグループ化し、前記等化手段により出力されたチャンネル等化結果の要素を、前記硬判定手段により出力された硬判定等化結果の要素で除算して除算結果をそれぞれ求め、該サブキャリア毎に求めた除算結果を、前記グループ毎に平均して補正値をそれぞれ求める補正値計算手段と、
    該補正値計算手段により求めた補正値を対角要素とした対角行列を生成し、前記受信信号ベクトルから推定したチャンネル応答行列に該対角行列を乗算し、チャンネル応答行列を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするMIMO−OFDM受信機。
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