JP2007109409A - ソケットコネクタ用モジュール装着治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低背構造のソケットコネクタにおいても良好な耐衝撃性が得られるソケットコネクタに対してモジュール本体を容易かつ正確に装着可能としたもの。
【解決手段】 モジュール本体21の挿入方向に略直交する平面内で片持ち状に開閉揺動する可撓性係止板14aを備えたソケットコネクタ10に対して治具本体31を装着し、その治具本体31を解放方向に回動させることにより可撓性係止板14aを外方側に押し広げて解放状態とし、その開放状態においてモジュール本体21を治具本体31のガイド開口部31cに案内させつつ挿入することによってモジュール本体21を可撓性係止板14aに邪魔されることなくソケットコネクタ10内に容易かつ正確に装着するとともに、治具本体31を元の位置まで戻すように回動させて可撓性係止板14aを元の閉塞状態に戻すことによりモジュール本体21と係合させるように構成したもの。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ソケットコネクタ内にモジュール本体を装着する際に用いられるソケットコネクタ用モジュール装着治具に関する。
一般に、カメラ部を一体に備えたカメラモジュール等のように各種電子部品のモジュール化することが種々の分野で行われているが、そのようにモジュール化した電子部品を実装するにあたっては、適宜の回路基板上に装架されたソケットコネクタに対して、モジュール本体を装着することによって電気的な接続を行うようにしている(例えば下記特許文献1参照)。
図12および図13に示されているようなカメラモジュール1のモジュール本体(絶縁枠体)1aを装着するソケットコネクタ2においては、中空角柱状をなすように形成された環状側壁板2aを有する絶縁ハウジングが設けられていて、その絶縁ハウジングの環状側壁板2aが、略角柱状をなすモジュール内装空間を形成するように底壁板2bの外周縁部から略垂直に立ち上げられている。そして、その環状側壁板2aにおける略矩形状をなす上方開口部から前記モジュール本体1aを図示下方側に挿入することによって当該モジュール本体1aを前記モジュール内装空間に装着するように構成されている。このようにしてソケットコネクタ2内に装着されたモジュール本体1aは、絶縁ハウジングの環状側壁板2aの角隅部に配置されたモジュール係止手段3により不動状態に保持される。
すなわち、上述したモジュール係止手段3は、図14および図15にも示されているように、前記絶縁ハウジングの環状側壁板2aの角隅部に配置された可撓性係止板3aを有している。この可撓性係止板3aは、前記底壁板2bから図示上方側に向かって片持ち状をなすように立ち上げられており、その片持状をなす可撓性係止板3aにおける図示上端側の自由端部分に係止部3bが設けられている。その係止部3bは、前記可撓性係止板3aの自由端部分を内方側に向かって逆U字形状をなすように折り返して形成されたものであって、その折り返した図示下端側の端面3cが、前記モジュール内装空間に挿入されたモジュール本体1aのエッジ部近傍の嵌合表面(図示上面)に係合することによってモジュール本体1aの全体が不動状態に保持されるようになっている。
しかしながら、このような構造を有するソケットコネクタ2においては、上述したモジュール係止手段3の係止部3bが係合するモジュール本体1aのエッジ部近傍が、強度の小さい薄肉状となっていることから耐衝撃性に問題を生じるおそれがある。例えば携帯電話やPDA等に組み込まれて使用された場合には、使用中に誤って落下させるような事態によって大きな衝撃力を受けることが考えられる。そして、そのような落下時には、上述したモジュール係止手段3の係止部3bとモジュール本体1aの嵌合表面とが激しく衝突することとなり、その際に発生するとき大きな衝撃力によって、モジュール本体1aの嵌合表面の近傍部分に欠け等の損傷を生じ、モジュール本体1aの保持ができなくなってカメラ機能を害するおそれがある。このような事情から近年では、ソケットコネクタ2の耐衝撃性を大幅に向上させる要請が強くなってきている。
特に最近においては、携帯電話やPDAの小型化に伴ってソケットコネクタ2の高さを出来るだけ低く抑えた低背構造とする傾向になってきている。そのような低背構造では、上述したモジュール係止手段3の可撓性係止板3aの延出高さも短縮化せざるを得なくなり、当該可撓性係止板3aの撓み量が小さくなってしまう。その結果、可撓性係止板3aの自由端部分に設けられた係止部3bが、モジュール本体1aの嵌合表面に係合する引っ掛かり面積が小さくなってしまい、上述したソケットコネクタ2の耐衝撃性向上の要請に反することになりかねない。
そのような問題を解消するために本願出願人は、モジュール本体の挿入方向に略直交する平面内で片持ち状に揺動する可撓性係止板を備えたソケットコネクタを、特願2005−129712として既に提案している。本願出願におけるソケットコネクタに設けられた可撓性係止板は、モジュール本体を挿入可能な絶縁ハウジングの環状側壁板の一部を形成するものであって、前記モジュール本体の挿入方向と略直交する平面内において片持ち状に揺動可能に配置されている。そして、その可撓性係止板が前記絶縁ハウジング内に挿入された前記モジュール本体に係合することによって当該モジュール本体を不動状態に保持するように構成されている。
この既に提案されたソケットコネクタによれば、可撓性係止板の自由端部分におけるモジュール本体の嵌合表面に対する引っ掛かり面積を、ソケットコネクタの高さとは無関係に十分に確保することが可能となり、低背構造のソケットコネクタにおいても良好な耐衝撃性が得られ、ソケットコネクタの耐衝撃性を低廉かつ大幅に向上させることができるという利点がある。
このように、本願出願人により既に提案されたソケットコネクタは、耐衝撃性に優れたものではあるものの、モジュール本体を装着するにあたっては可撓性係止板を作業者が解放状態に保持しておかねばならないという問題があり、その分、ソケットコネクタに対するモジュール本体の装着作業に比較的手間が掛かることとなって生産性低下のおそれがある。
このような問題を解消するためのソケットコネクタ用モジュール装着治具として、例えば下記の特許文献2や特許文献3に記載されたものも考えられるが、これらは、いずれもモジュール本体の挿入方向に略直交する平面内で片持ち状に揺動する可撓性係止板に対応することはできない上、特に前者では、モジュール本体を固定するためのネジ部を設ける必要があり、かえって生産性が低下するおそれがあり、しかも大型化していまうという問題もある。また後者では、治具によってレバー部を直接押し下げる構成となっているために、治具とレバー部、つまりコネクタの端子先端部とが直接的に接触することとなり、それが端子に傷やバリが発生させる要因ともなる。また治具の当て方が良好でない場合には端子を曲げ変形させてしまうおそれもある。
特開2005−25984号公報 実開平1−70279号明細書 特開2002−198138号公報
そこで本発明は、低背構造であっても良好な耐衝撃性を得られるように構成されたソケットコネクタに対してモジュール本体を容易かつ正確に装着させることができ、電気コネクタの生産性を大幅に向上させることができるようにしたソケットコネクタ用モジュール装着治具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具では、モジュール本体を挿入可能な絶縁ハウジングの環状側壁板の一部を形成するように前記モジュール本体の挿入方向と略直交する平面内において片持ち状に開閉揺動可能に配置された可撓性係止板を備え、その可撓性係止板が前記絶縁ハウジング内に挿入された前記モジュール本体に係合することによって当該モジュール本体を不動状態に保持する構成になされたソケットコネクタに対して用いられるものであって、前記ソケットコネクタの環状側壁板を外方側から覆うように装着された状態で前記モジュール本体の挿入方向と略直交する平面内において前記ソケットコネクタと同心状に回動可能に構成された治具本体を有し、その治具本体には、前記ソケットコネクタ内に向かって前記モジュール本体を挿入する際に当該モジュール本体の挿入を案内するガイド開口部と、前記ソケットコネクタの閉塞状態となっている可撓性係止板より半径方向内方側に配置され、前記治具本体部の回動に伴って前記可撓性係止板を半径方向外方側に押し広げて当該可撓性係止板を解放状態とする解放部材とが設けられている。
このような構成を有する本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具を、モジュール本体挿入方向に略直交する平面内で開閉揺動する可撓性係止板を備えたソケットコネクタに用いるにあたっては、治具本体をソケットコネクタに被せるようにして適宜の角度関係となるように装着し、その治具本体に設けられた解放部材を、閉塞状態となっているソケットコネクタの可撓性係止板の半径方向内方側に位置するように挿入する。そのような初期セット状態から治具本体を解放方向に回動させていくと、解放部材の移動に伴って可撓性係止板が半径方向外方側に押し広げられていき、最終的には可撓性係止板が完全な解放状態になされる。そして、その可撓性係止板の解放状態において、モジュール本体を治具本体のガイド開口部に沿って挿入させていけば、モジュール本体は可撓性係止板に邪魔されることなくソケットコネクタ内に容易かつ正確に挿入されることとなる。その後、治具本体を元の位置まで戻すように回動させれば、それに伴って可撓性係止板が元の閉塞状態に戻り、それによって可撓性係止板がモジュール本体と係合されることとなる。そして最後に、治具本体をソケットコネクタから外してソケットコネクタに対するモジュール本体の装着を完了する。したがって、本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具によれば、モジュール本体の装着を容易かつ正確に行うことが可能となる。
また本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具では、前記モジュール本体が平面略矩形状に形成されたカメラモジュールの絶縁枠体からなるとともに、前記ソケットコネクタの環状側壁板が、前記モジュール本体の外周壁面を取り囲むように形成された平面略矩形状をなすように形成され、前記ガイド開口部が、前記モジュール本体の挿入案内を行う平面略矩形状の貫通口から構成されている。このような構成を有するソケットコネクタ用モジュール装着治具によれば、カメラモジュールにおいてモジュール本体の装着を容易かつ正確に行うことが可能となる。
また、本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具では、前記ガイド開口部が、前記可撓性係止板が解放状態となったときに前記ソケットコネクタの開口形状と略一致する角度位置となるように配置されている。このような構成を有するソケットコネクタ用モジュール装着治具によれば、ソケットコネクタの可撓性係止板が解放状態になされたときに、直ちにモジュール本体がガイド開口部を通してソケットコネクタ内に挿入される。
また、本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具における前記治具本体には、前記ソケットコネクタの環状側壁板の外周壁面に当接して当該治具本体を回動可能に支持する円環状案内壁面と、前記可撓性係止板が解放状態となったときに前記治具本体の更なる解放方向への回動を規制する回動終端部材と、前記可撓性係止板の半径方向外方側に配置され、前記治具本体部の閉塞方向への回動に伴って前記可撓性係止板が半径方向内方側の閉塞状態に戻る復元動作を補助する閉塞支援部材とが設けられている。
このような構成を有するソケットコネクタ用モジュール装着治具によれば、治具本体に円環状案内壁面が設けられていることによって、治具本体がソケットコネクタに対して容易かつ正確に装着されるとともに、回動終端部材によって治具本体の過回動が防止され、また閉塞支援部材が設けられている場合には可撓性係止板が元の閉塞状態に良好に戻されるようになっている。
また、本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具では、前記治具本体が、前記ソケットコネクタに対して上方から覆い被さるように形成された略円盤状部材から形成されているとともに、前記解放部材または回動終端部材または閉塞支援部材がピン状部材から形成されている。
このような構成を有するソケットコネクタ用モジュール装着治具によれば、治具本体ならびに解放部材または前記回動終端部材または前記閉塞支援部材が、容易に形成されるようになっている。
以上述べたように本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具は、モジュール本体の挿入方向に略直交する平面内で片持ち状に開閉揺動する可撓性係止板を備えたソケットコネクタに対して治具本体を装着し、その治具本体を解放方向に回動させることにより可撓性係止板を外方側に押し広げて解放状態とし、その開放状態においてモジュール本体を治具本体のガイド開口部に案内させつつ挿入することによってモジュール本体を可撓性係止板に邪魔されることなくソケットコネクタ内に容易かつ正確に装着するとともに、治具本体を元の位置まで戻すように回動させて可撓性係止板を元の閉塞状態に戻すことによりモジュール本体と係合させるように構成したものであるから、低背構造であっても良好な耐衝撃性を得られるように構成されたソケットコネクタに対してモジュール本体を容易かつ正確に装着させることができ、電気コネクタの生産性および信頼性を大幅に向上させることができる。
以下、本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具の一実施形態について図面に基づいて詳細に説明するが、それに先立って、本発明にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具が用いられるカメラモジュールが装着されるソケットコネクタの構造例を説明しておく。
図1および図2に示されているカメラモジュール用のソケットコネクタ10は、平面略矩形状をなすように形成された中空角柱状の環状側壁板11を有する絶縁ハウジングを備えている。この絶縁ハウジングの環状側壁板11は、底壁板12の外周縁部から略直角に立ち上がって略角柱状のモジュール内装空間を形成しており、当該環状側壁板11の略矩形状をなす開口部を通して、カメラ部を一体に有するカメラモジュール20のモジュール本体(絶縁枠体)21を挿入することによって、前記絶縁ハウジングのモジュール内装空間にモジュール本体21を装着する構成になされている。
上述した絶縁ハウジングの環状側壁板11の内側表面には、多数の導電コンタクト13が適宜のピッチで矩形状をなすようにして環状に配置されている。それらの各導電コンタクト13の内方側部分には、特に図3に示されているように、前記モジュール内装空間側に向かって突出する接点部13aをそれぞれ備えている。それらの各接点部13aは、前記絶縁ハウジングの環状側壁板11側から底壁板12に向かって斜めに傾斜して延出するように形成されており、前記モジュール本体21の底縁角部に凹設された接続パットのメッキ導電部21aに対して弾性的に圧接される配置関係になされている。
また、それらの導電コンタクト13の外方側部分には、上述した絶縁ハウジングの環状側壁板11と底壁板12との間に形成された挿通隙間10aを通して外方に適宜の量だけ延出する半田接続部13bを有しており、それらの各半田接続部13bが、図示を省略した回路基板上に形成された半田付けランド部に載置されて半田接続されるようになっている。
さらに、このようなソケットコネクタ10に装着されたカメラモジュール20を構成するモジュール本体21は、絶縁ハウジングの環状側壁板11の一部を構成するように配置されたモジュール係止手段14によって不動状態に保持される構成になされている。このモジュール係止手段14を構成している可撓性係止板14aは、特に図4,図5および図6に示されているように、上述した絶縁ハウジングの環状側壁板11における略矩形状開口部を形成するように延在する4体の細長帯状部材から形成されており、それら4体の可撓性係止板14aが、前記環状側壁板11の図示上縁部に沿って略水平に延在していることによって、これら4体の可撓性係止板14aの全体は平面略矩形状をなす配置関係になされている。
より詳細には、それら4体の各可撓性係止板14aは、前記絶縁ハウジングの環状側壁板11の開口部における各々の角隅部を支点として隣接する他の角隅部に向かって片持状をなすように延出しており、当該各可撓性係止板14aの支点側に位置する基端部分14bと、それに隣接する他の可撓性係止板14aの延出側に位置する自由端部分14cとが一部重合する配置関係になされている。
このとき、上述した各可撓性係止板14aの基端部分14bは、前記絶縁ハウジングの環状側壁板11の各角隅部に形成された狭小の取付溝11a内に圧入されることによって固定されており、その圧入固定部分を支点として延出する当該可撓性係止板14aの自由端部分14cが、前記カメラモジュール20のモジュール本体21の挿入方向(図示上下方向)に略直交する略水平面内において適宜の角度にわたって開閉するように揺動可能な構成になされている。
また、上述した可撓性係止板14aの基端部分14bは、前記絶縁ハウジングの環状側壁板11の角隅部に沿うようにして略直角に折れ曲げられた形状になされており、その折り曲げられて他の可撓性係止板14aの自由端部分14c側に向かって延出する部分に、ストッパー14dおよびカバー固定板14eが設けられている。そのうちストッパー14dは、他の可撓性係止板14aの自由端部分14cに後述するように設けられた係止部14fに対面するように配置されており、当該係止部14fの揺動範囲を規制する機能を備えている。
一方、上述したカバー固定板14eは、可撓性係止板14aの基端部分14bにおいて前記絶縁ハウジングの環状側壁板11の外表面に沿って図示下方に延びる細長帯状部材から形成されており、その図示下端部分が図示を省略した回路基板上に達している。そのカバー固定板14eの途中部分には、山形状に張り出すようにしてロック部14gが設けられており、そのロック部14gが、図示を省略したシールドカバー側に設けられたロック穴に係合することによって、ソケットコネクタ10およびカメラモジュール20を覆うように装着されたシールドカバーの固定が行われるようになっている。
さらに、上述した片持状をなすようにして延在する各可撓性係止板14aの自由端部分14cには、略直角に折り曲げられて平面略L字形状をなすように形成された係止部14fがそれぞれ設けられている。また、自由端部分14cの下辺部より略直角方向に折り曲げられて係止部14hがそれぞれ設けられている。これらの各係止部14fおよび14hは、上述したカメラモジュール20のモジュール本体21における図示上面に対して当該モジュール本体21の挿入方向(図示上下方向)に重合するように配置されており、可撓性係止板14aが閉塞状態となったときに、前記モジュール本体21の図示上面を嵌合表面として当該モジュール本体21に係合される配置関係になされている。
より具体的には、前記可撓性係止板14aの係止部14fは、前記カメラモジュール20のモジュール本体21の外周縁部から中心側に向かって略矩形状に張り出すように形成されている。そして、それらの各係止部14fは、可撓性係止板14aが外方側に向かって開放されるように揺動された際に、隣接する他の可撓性係止板14aに設けられたストッパー14dの内面側に当接することによって、それ以上外方側へ開放されることのないよう係止される構成になされている。
このような構成を有するソケットコネクタ10によれば、モジュール係止手段14の可撓性係止板14aが、略矩形状をなす絶縁ハウジングの環状側壁板11の隣接する角隅部どうしの間に掛け渡されるように延在する配置関係になされているため、可撓性係止板14aの延出側の自由端部分14cに設けられた係止部14fおよび14hがモジュール本体21の嵌合表面に係合する引っ掛かり面積が、従来のようにソケットコネクタ10の高さとは無関係となって十分に確保されることとなり、低背構造のソケットコネクタ10においても良好な耐衝撃性が得られるようになっている。
また、モジュール本体21をソケットコネクタ10内に挿入する際に可撓性係止板14aを外方側に押し開いておくことによって、モジュール本体21の挿入操作が容易に行われるようになっているとともに、モジュール本体21の嵌合表面に係合する可撓性係止板14aの係止部14fおよび14hの引っ掛かり面積が、強度が大きいモジュール本体21の中心側に向かって略L字形状をなして張り出すように拡大されているため、極めて良好な耐衝撃性が得られるようになっている。
次に、このようなソケットコネクタ10に対してモジュール本体21を装着するために用いられる本発明の一実施形態にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具について説明する。
まず、図7、図8および図9に示されている本発明の一実施形態にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具30は、略円盤状の部材からなる治具本体31を有している。
この治具本体31においては、斜視図としての図16にも示されているように、当該治具本体31を構成している略円盤状部材が、平面円形状の両側を直線状に切り落とした形状を備えており、それら両側に形成された両平坦面が作業者の手により当該治具本体31の全体が把持される構成になされている。
また、その治具本体31の裏面側(図9の下面側)は、当該治具本体31の周縁部分を残して段付き状に窪む形状になされており、その周縁段部31aの内周面に、前述したソケットコネクタ10の環状側壁板11における4つの角隅部に接触する円環状案内壁面31bが形成されている。そして、治具本体31をソケットコネクタ10に装着する際に、前記円環状案内壁面31bに沿って治具本体31の全体が前記ソケットコネクタ10の外端に接触しながら図9の下方向に向かって円滑に案内されつつ装着される。そのようにして装着された治具本体31は、上記円環状案内壁面31bがソケットコネクタ10の環状側壁板11における4つの角隅部に接触しながら円周方向に滑動することによって、当該治具本体31の全体が安定的に支持されながら前記ソケットコネクタ10と同心状に回動可能に構成されている。すなわち、この治具本体31の回動平面は、ソケットコネクタ10に対してモジュール本体21を挿入する方向(図9の下方向)と略直交する平面となっている。
また、上述した治具本体31の平面略中央部分には、平面略矩形の開口形状を有するガイド開口部31cが当該治具本体31を厚さ方向(図9の上下方向)に貫通するように形成されている。このガイド開口部31cは、前記モジュール本体21の外郭形状に対応した開口形状および開口大きさを有するように形成されており、そのガイド開口部31cの内周壁面に形成された案内壁面31dのガイド作用によって前記モジュール本体21がガイド開口部31cの内部を通して安定的に挿通される構成になされている。すなわち、このガイド開口部31cの開口矩形状は、前記ソケットコネクタ10の環状側壁板11の開口矩形状と略一致する形状および位置に形成されている。
一方、前記ガイド開口部31cの半径方向外方側の領域には、解放部材としての解放ピン31e、回動終端部材としての回動終端ピン31g、および閉塞支援部材としての閉塞支援ピン31fが、前記治具本体31からソケットコネクタ10側に向かって突出するように立設されている。
そのうちの解放ピン31eは、前記ソケットコネクタ10の可撓性係止板14aに対して半径方向内方側に相当する領域に立設されており、特に図10に示されているように、前記治具本体31がソケットコネクタ10に対して適宜の角度をθをなして装着された直後の初期のセット状態においては、閉塞状態にある可撓性係止板14aの内側に解放ピン31eが配置されるようになっている。そして、その初期セット状態から治具本体31の全体が同図矢印で示された解放方向に回動されると、それに伴って上述した解放ピン31eがソケットコネクタ10の可撓性係止板14aを内側から外側に向かって押圧していき、最終的には図11に示されているように、前記可撓性係止板14aを半径方向外方側に完全に押し広げて解放状態とする構成になされている。
これに対して、上述した閉塞支援ピン31fは、前記ソケットコネクタ10の可撓性係止板14aに対して外方側に相当する位置に立設されており、図10に示されているような前記治具本体31の初期セット状態において、閉塞状態にある可撓性係止板14aの半径方向外側に配置されるようになっている。そして、前述したように可撓性係止板14aが完全に押し広げられて解放状態となされた後に、その治具本体31の全体が元の初期セット状態に戻すように閉塞方向に回動されるときに、当該治具本体31の回動に伴って前記ソケットコネクタ10の可撓性係止板14aが、それ自身の弾性復元力によって元の閉塞状態に戻ろうとする。その際、前記閉塞支援ピン31fは、ソケットコネクタ10の可撓性係止板14aの半径方向外側表面に当接しながら回動して、上述した可撓性係止板14aの閉塞状態に戻る復元動作を補助し、最終的には図10に示されているように、前記可撓性係止板14aを元の閉塞状態に戻す構成になされている。元の閉塞状態に戻り切ったときには、閉塞支援ピン31fが絶縁ハウジングの環状側壁板11に当接しストッパとなる為、治具本体31をそれ以上回そうとしても回動しない。
一方、上述した回動終端ピン31gは、図11に示された前記可撓性係止板14aの解放状態において、当該可撓性係止板14aの基端部分14b側に対して半径方向外方側から当接する位置に立設されており、治具本体31の更なる解放方向への回動を規制する構成になされている。尚、回動終端ピン31gの位置を、治具本体31の回動中心より遠くに設定すれば、可撓性係止板14aの回動量を大きく設定することも出来る。
このような構成を有する本実施形態にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具30を用いて、前述した可撓性係止板14aを備えたソケットコネクタ10にモジュール本体21を装着するにあたっては、まず図17に示されているように、モジュール本体21と治具本体31とソケットコネクタ10を配置する。詳細には、治具本体31より下方側に向かって見ると、図10に示された位置関係となるように、ソケットコネクタ用モジュール装着治具30の治具本体31を、ソケットコネクタ10に上方側から被せるようにして適宜の角度θをなして装着する。そのとき、その治具本体31に設けられている解放ピン31eを、閉塞状態となっているソケットコネクタ10の可撓性係止板14aの半径方向内方側に挿入し、かつ閉塞支援ピン31fを可塑性係止板14aの半径方向外方側へ挿入し、それを初期セット状態とする。
ついで、その初期セット状態から、治具本体31を解放方向に回動させていくと、解放ピン31eにより可撓性係止板14aが半径方向外方側に押し広げられていき、最終的には図11に示されているように前記可撓性係止板14aが完全な解放状態になされる。そして、この可撓性係止板14aの解放状態において、前記モジュール本体21を治具本体31のガイド開口部31cにより案内させるようにして挿入していけば、モジュール本体21は可撓性係止板14aに邪魔されることなくソケットコネクタ10内に容易かつ正確に挿入されることとなる。このときのモジュール本体21の挿入方式としては、例えばロボットによる自動実装方式とすれば、生産性を上げることが出来る。
その後、治具本体31を図10に示されている元の初期セット状態まで戻すように回動させれば、それに伴って可撓性係止板14aが、それ自身の弾性復元力および閉塞支援ピン31fの補助によって元の閉塞状態に戻ることとなり、それによって可撓性係止板14aがモジュール本体21と係合される。そして最後に、治具本体31をソケットコネクタ10から外せば、ソケットコネクタ10に対するモジュール本体21の装着を完了する。以上のように本実施形態にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具30を用いれば、モジュール本体21の装着を高精度かつ効率的に実行することが可能となる。
このとき、特に本実施形態では、治具本体31のガイド開口部31cの開口形状が、ソケットコネクタ10の可撓性係止板14aの解放状態において環状側壁板11の開口形状と略一致する形状および位置となるように構成されているから、ソケットコネクタ10の可撓性係止板14aが解放状態となされたときに、モジュール本体21がガイド開口部31cを通して直ちにソケットコネクタ10内に挿入される。
また本実施形態では、治具本体31に、解放ピン31eに加えて、治具本体31に円環状案内壁面31bが設けられていることによって、治具本体31がソケットコネクタ10に対して容易かつ正確に装着されるとともに、回動終端ピン31gおよび閉塞支援ピン31fが設けられていることから、治具本体31の過回動が防止されるとともに、可撓性係止板14aが元の閉塞状態に良好に戻されるようになっている。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば上述した実施形態は、カメラモジュール用のソケットコネクタに本発明を適用したものであるが、その他の電子部品をモジュール化した場合におけるソケットコネクタに対しても本発明は同様に適用することができるものである。
以上述べた本発明にかかるソケットコネクタは、カメラモジュールをはじめとしてモジュール化した各種電子部品に対して使用する多種多様なソケットコネクタに対して広く適用することが可能である。
本発明を用いる対象であるソケットコネクタに対してカメラモジュールを装着しようとしている状態を表した観斜視説明図である。 図1に示されたソケットコネクタに対してカメラモジュールを装着した後の状態を表した観斜視説明図である。 図2に示されたソケットコネクタおよびカメラモジュールの中心を通る部位の部分縦断面説明図である。 図2に示されたソケットコネクタにおける角隅部の構造を表した部分縦断面説明図である。 図2に示されたソケットコネクタにおける角隅部の構造を表した外観斜視説明図である。 図5においてVI−VI線で示された部位の縦断面を表した外観斜視説明図である。 本発明の一実施形態にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具の構成を表した平面説明図である。 図7に表された本発明の一実施形態にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具の構成を表した底面説明図である。 図7および図8に表された本発明の一実施形態にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具の縦断面説明図である。 図7〜図9に表された本発明の一実施形態にかかるソケットコネクタ用モジュール装着治具をソケットコネクタに装着した直後の初期セット状態を表した平面説明図である。 図10に表された初期セット状態から治具本体を回動した後における解放状態を表した平面説明図である。 一般のソケットコネクタに対してカメラモジュールを装着しようとしている状態を表した観斜視説明図である。 図12に示された一般のソケットコネクタに対してカメラモジュールを装着した後の状態を表した観斜視説明図である。 図12および図13に示された一般のソケットコネクタにおける角隅部の構造を表した縦断面説明図である。 図14に示された角隅部に相当する外観斜視説明図である。 治具本体の斜視図である。 カメラモジュールと治具本体とソケットコネクタの位置関係を表した斜視図である。
符号の説明
10 ソケットコネクタ
10a 挿通隙間
11 環状側壁板
11a 取付溝
12 底壁板
13 導電コンタクト
13a 接点部
13b 半田接続部
14 モジュール係止手段
14a 可撓性係止板
14b 基端部分
14c 自由端部分
14d ストッパー
14e カバー固定板
14f 係止部
14g ロック部
20 カメラモジュール
21 モジュール本体21
21a メッキ導電部
30 ソケットコネクタ用モジュール装着治具
31 治具本体
31a 周縁段部
31b 円環状案内壁面
31c ガイド開口部
31d 案内壁面
31e 解放ピン(解放部材)
31f 閉塞支援ピン(閉塞支援部材)
31g 回動終端ピン(回動終端部材)

Claims (5)

  1. モジュール本体を挿入可能な絶縁ハウジングの環状側壁板の一部を形成するように前記モジュール本体の挿入方向と略直交する平面内において片持ち状に開閉揺動可能に配置された可撓性係止板を備え、その可撓性係止板が前記絶縁ハウジング内に挿入された前記モジュール本体に係合することによって当該モジュール本体を不動状態に保持する構成になされたソケットコネクタに対して用いられるものであって、
    前記ソケットコネクタの環状側壁板を外方側から覆うように装着された状態で前記モジュール本体の挿入方向と略直交する平面内において前記ソケットコネクタと同心状に回動可能に構成された治具本体を有し、
    その治具本体には、
    前記ソケットコネクタ内に向かって前記モジュール本体を挿入する際に当該モジュール本体の挿入を案内するガイド開口部と、
    前記ソケットコネクタの閉塞状態となっている可撓性係止板より半径方向内方側に配置され、前記治具本体部の回動に伴って前記可撓性係止板を半径方向外方側に押し広げて当該可撓性係止板を解放状態とする解放部材と、
    が設けられていることを特徴とするソケットコネクタ用モジュール装着治具。
  2. 前記モジュール本体が、平面略矩形状に形成されたカメラモジュールの絶縁枠体からなるとともに、
    前記ソケットコネクタの環状側壁板が、前記モジュール本体の外周壁面を取り囲むように形成された平面略矩形状をなすように形成され、
    前記ガイド開口部が、前記モジュール本体の挿入案内を行う平面略矩形状の貫通口から構成されていることを特徴とする請求項1記載のソケットコネクタ用モジュール装着治具。
  3. 前記ガイド開口部は、前記可撓性係止板が解放状態となったときに前記ソケットコネクタの開口形状と略一致する角度位置となるように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のソケットコネクタ用モジュール装着治具。
  4. 前記治具本体には、
    前記ソケットコネクタの環状側壁板の外周壁面に当接して当該治具本体を回動可能に支持する円環状案内壁面と、
    前記可撓性係止板が解放状態となったときに前記治具本体の更なる解放方向への回動を規制する回動終端部材と、
    前記可撓性係止板の半径方向外方側に配置され、前記治具本体部の閉塞方向への回動に伴って前記可撓性係止板が半径方向内方側の閉塞状態に戻る復元動作を補助する閉塞支援部材と、
    が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のソケットコネクタ用モジュール装着治具。
  5. 前記治具本体が、前記ソケットコネクタに対して上方から覆い被さるように形成された略円盤状部材から形成されているとともに、
    前記解放部材または回動終端部材または閉塞支援部材が、ピン状部材から形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のソケットコネクタ用モジュール装着治具。
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