JP2011151184A - コンデンサホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】プリント基板に対するコンデンサのはんだ付けを含む固定作業を簡単且つ確実に行うことができ、径の異なるコンデンサをも緩みなく固定することが可能なコンデンサホルダを提供する。
【解決手段】プリント基板Pと接するベース2と、ベース2に一体で形成されて互いに対向してベース2上に横置きに寝かせた状態の筒状のコンデンサCを径方向両側から挟む一対の立壁3,3と、ベース2に一体で形成されてプリント基板Pに形成された固定孔Paに係止する係止部4を備え、ベース2の中央は、一対の立壁3,3間で横置きに寝かせた状態におけるコンデンサCの軸心の下側部分に当接する下側支持部2aとして形成され、一対の立壁3,3の各上端には、互いに接近する方向に突出してコンデンサCの軸心の上側部分に当接する上側支持部3aが形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】プリント基板Pと接するベース2と、ベース2に一体で形成されて互いに対向してベース2上に横置きに寝かせた状態の筒状のコンデンサCを径方向両側から挟む一対の立壁3,3と、ベース2に一体で形成されてプリント基板Pに形成された固定孔Paに係止する係止部4を備え、ベース2の中央は、一対の立壁3,3間で横置きに寝かせた状態におけるコンデンサCの軸心の下側部分に当接する下側支持部2aとして形成され、一対の立壁3,3の各上端には、互いに接近する方向に突出してコンデンサCの軸心の上側部分に当接する上側支持部3aが形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、一端からリード端子が引き出され、他端側を防爆部としたコンデンサをプリント基板に固定するのに用いられるコンデンサホルダに関するものである。
従来、上記したコンデンサホルダとしては、例えば、特許文献1に開示されているものがある。
このコンデンサホルダは、筒状を成してコンデンサの防爆部と嵌合するホルダ本体と、このホルダ本体と一体に形成された弾性変形可能な一対の爪部を備えている。
このコンデンサホルダでコンデンサをプリント基板に固定するには、まず、コンデンサホルダのホルダ本体とコンデンサの防爆部とを嵌合し、次いで、互いに嵌合する両者をプリント基板上に横置きに寝かせつつ、プリント基板に形成されたリード挿通孔にコンデンサのリード端子を挿入すると共に、爪部を同じくプリント基板に形成された固定孔に係合させた後、リード端子をパターンにはんだ付けするようになっている。
このコンデンサホルダは、筒状を成してコンデンサの防爆部と嵌合するホルダ本体と、このホルダ本体と一体に形成された弾性変形可能な一対の爪部を備えている。
このコンデンサホルダでコンデンサをプリント基板に固定するには、まず、コンデンサホルダのホルダ本体とコンデンサの防爆部とを嵌合し、次いで、互いに嵌合する両者をプリント基板上に横置きに寝かせつつ、プリント基板に形成されたリード挿通孔にコンデンサのリード端子を挿入すると共に、爪部を同じくプリント基板に形成された固定孔に係合させた後、リード端子をパターンにはんだ付けするようになっている。
ところが、上記したコンデンサホルダにおいて、コンデンサをプリント基板に固定するにあたって、筒状のホルダ本体にコンデンサの防爆部を嵌合したうえで、プリント基板のリード挿通孔に対するコンデンサのリード端子の挿入や、プリント基板の固定孔に対するコンデンサホルダの爪部の係合を行うようにしているので、リード端子をパターンにはんだ付けするまでに、ホルダ本体に対してコンデンサがずれたり回ったりしてしまうことが多々あり、固定作業、特にはんだ付け作業の効率低下の要因となっているという問題があった。
また、筒状のホルダ本体にコンデンサの防爆部を嵌合する都合上、径が異なるコンデンサの固定に対応することができないという問題があり、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、プリント基板に対するコンデンサのはんだ付けを含む固定作業を簡単且つ確実に行うことができ、加えて、径の異なるコンデンサをも緩みなく固定することが可能であるコンデンサホルダを提供することを目的としている。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、プリント基板に対するコンデンサのはんだ付けを含む固定作業を簡単且つ確実に行うことができ、加えて、径の異なるコンデンサをも緩みなく固定することが可能であるコンデンサホルダを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、筒状のコンデンサをプリント基板上に横置きに寝かせた状態で固定するコンデンサホルダであって、前記プリント基板と接するベースと、このベースに一体で形成されて互いに対向して前記ベース上に横置きに寝かせた状態のコンデンサを径方向両側から挟む一対の立壁と、前記ベース又は立壁に一体で形成されて前記プリント基板に形成された固定孔に係止する係止部を備え、前記ベースの少なくとも一箇所は、前記一対の立壁間で横置きに寝かせた状態におけるコンデンサの軸心の下側部分に当接する下側支持部として形成され、前記一対の立壁の各上端には、互いに接近する方向に突出して該一対の立壁間で横置きに寝かせた状態におけるコンデンサの軸心の上側部分に当接する上側支持部が形成されている構成としたことを特徴としており、このコンデンサホルダの構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。
本発明の請求項1に係るコンデンサホルダでは、まず、プリント基板に形成された固定孔に係止部を係止して、ベースをプリント基板と接するようにして取り付け、次いで、このプリント基板上のベースにおける一対の立壁間にコンデンサを横置きに寝かせた状態ではめ込むと共に、プリント基板に形成されたリード挿通孔にコンデンサのリード端子を挿入した後、リード端子をパターンにはんだ付けすると、コンデンサのプリント基板に対する固定作業が完了することとなる。
このように、プリント基板に対するコンデンサホルダの取り付けや、このコンデンサホルダに対するコンデンサの取り付けが、いずれもワンタッチで行うことができるので、作業効率が向上することとなる。
また、ベースにおける一対の立壁間にコンデンサを横置きに寝かせた状態ではめ込むと、ベースの少なくとも一箇所に形成された下側支持部がコンデンサの軸心の下側部分に当接してこれを支え、一方、一対の立壁の各上端に形成された互いに接近する方向に突出する上側支持部がコンデンサの軸心の上側部分に両側から当接してこれを支えるので、コンデンサは少なくとも3点で保持されることとなり、したがって、同じサイズのコンデンサはもとより、径が若干異なっているコンデンサであったとしても、緩み無く確実に固定されることとなる。
また、ベースにおける一対の立壁間にコンデンサを横置きに寝かせた状態ではめ込むと、ベースの少なくとも一箇所に形成された下側支持部がコンデンサの軸心の下側部分に当接してこれを支え、一方、一対の立壁の各上端に形成された互いに接近する方向に突出する上側支持部がコンデンサの軸心の上側部分に両側から当接してこれを支えるので、コンデンサは少なくとも3点で保持されることとなり、したがって、同じサイズのコンデンサはもとより、径が若干異なっているコンデンサであったとしても、緩み無く確実に固定されることとなる。
この場合、一対の立壁の各上端に位置する上側支持部は、コンデンサの軸心の上側部分に両側から当接するので、すなわち、コンデンサの斜め上側に当接するので、プリント基板上のコンデンサ固定部位における高さ寸法は、コンデンサの直径にコンデンサホルダのベースの厚みを加えた程度になり、その結果、省スペース化にも対応し得ることとなる。
この際、コンデンサホルダのベースに切欠きを設けてコンデンサの軸心の下側部分を切欠きの縁及びプリント基板で受けるようにしたり、さらに、プリント基板にも切欠きを設けてこの切欠きにコンデンサの軸心の下側部分を落とし込むようにしたりすれば、プリント基板上のコンデンサ固定部位における高さ寸法をより低くすることができる。
この際、コンデンサホルダのベースに切欠きを設けてコンデンサの軸心の下側部分を切欠きの縁及びプリント基板で受けるようにしたり、さらに、プリント基板にも切欠きを設けてこの切欠きにコンデンサの軸心の下側部分を落とし込むようにしたりすれば、プリント基板上のコンデンサ固定部位における高さ寸法をより低くすることができる。
さらに、ベースにおける一対の立壁間には、コンデンサの防爆部側端部及びリード端子が引き出される側の端部のいずれをも位置させることができるので、使い勝手が良いものとなり、加えて、このコンデンサホルダを二個用いてコンデンサの固定を行い得ることとなる。
ここで、ベースにコンデンサの軸方向の位置決め部や軸方向の移動規制部を形成する場合には、コンデンサホルダに方向性が生じるが、このような方向性があるコンデンサホルダをプリント基板に対して誤った向きで取り付けるのを防ぐために、例えば、プリント基板には位置決め孔を設け、これと嵌合する位置決め突起などの方向性識別部をコンデンサホルダのベースや係止部に設けることが望ましい。
ここで、ベースにコンデンサの軸方向の位置決め部や軸方向の移動規制部を形成する場合には、コンデンサホルダに方向性が生じるが、このような方向性があるコンデンサホルダをプリント基板に対して誤った向きで取り付けるのを防ぐために、例えば、プリント基板には位置決め孔を設け、これと嵌合する位置決め突起などの方向性識別部をコンデンサホルダのベースや係止部に設けることが望ましい。
本発明の請求項2に係るコンデンサホルダにおいて、前記一対の立壁の各上端に形成された上側支持部には、弾性変形して前記コンデンサの軸心の上側部分を押圧する突起が形成されている構成としている。
このような構成を採用すると、一対の立壁の各上端に形成された上側支持部の各突起がコンデンサを斜め上側から弾性変形しつつ押圧するので、コンデンサの径寸法にばらつきがあったとしても、緩み無く確実に固定し得ることとなる。
このような構成を採用すると、一対の立壁の各上端に形成された上側支持部の各突起がコンデンサを斜め上側から弾性変形しつつ押圧するので、コンデンサの径寸法にばらつきがあったとしても、緩み無く確実に固定し得ることとなる。
さらに、本発明の請求項3に係るコンデンサホルダにおいて、前記プリント基板と接するベースには、弾性変形して該プリント基板を押圧する突起が形成されている構成としている。
この場合には、ベースに形成された突起が弾性変形しつつプリント基板を押圧するので、プリント基板の厚さ寸法にばらつきがあったとしても、このプリント基板に対してコンデンサホルダをがたつくこと無く装着し得ることとなる。
この場合には、ベースに形成された突起が弾性変形しつつプリント基板を押圧するので、プリント基板の厚さ寸法にばらつきがあったとしても、このプリント基板に対してコンデンサホルダをがたつくこと無く装着し得ることとなる。
さらにまた、本発明の請求項4に係るコンデンサホルダにおいて、前記係止部は、前記一対の立壁の各下端にそれぞれ一体で形成されて、該一対の立壁の各上側支持部同士が離間する方向に移動するのに伴って互いに接近して前記プリント基板の固定孔にそれぞれ係止されると共に、該一対の立壁の各上側支持部同士を接近させるのに伴って互いに離間して前記プリント基板の固定孔に対する係止状態がそれぞれ解除される構成としている。
このような構成とした場合には、一対の立壁に一体で形成された各上側支持部と各係止部とが、互いに連動して相反する方向にそれぞれ移動するので、一対の立壁間にコンデンサを位置させた状態では、このコンデンサによって上側支持部同士が互いに離間する方向に移動すると、各係止部が互いに接近してプリント基板の固定孔にそれぞれ係止されることとなる。
一方、一対の立壁間にコンデンサを配置しない状態において、上側支持部同士を互いに接近させるべく摘むように操作すると、各係止部が互いに離間してプリント基板の固定孔をほぼ干渉せずに通過し得るようになるので、コンデンサホルダのプリント基板に対する着脱が容易に成されることとなる。
さらにまた、本発明の請求項5に係るコンデンサホルダにおいて、前記一対の立壁には、該一対の立壁間に前記コンデンサを位置させた状態において、前記プリント基板の固定孔に係止される前記係止部とともに前記プリント基板を挟み込むストッパが形成されている構成としている。
さらにまた、本発明の請求項5に係るコンデンサホルダにおいて、前記一対の立壁には、該一対の立壁間に前記コンデンサを位置させた状態において、前記プリント基板の固定孔に係止される前記係止部とともに前記プリント基板を挟み込むストッパが形成されている構成としている。
このような構成とした場合には、コンデンサホルダをプリント基板に対してより一層強固に固定し得るうえ、コンデンサにより押し広げられている一対の立壁の各上側支持部からの反力により、コンデンサホルダによるコンデンサの保持力もアップすることとなる。
さらにまた、本発明の請求項6に係るコンデンサホルダにおいて、前記係止部には、前記プリント基板に形成された固定孔の縁部に弾性変形しつつ圧接して前記ベースに対して前記プリント基板に向かう方向の力を付与する斜片が形成されている構成としている。
さらにまた、本発明の請求項6に係るコンデンサホルダにおいて、前記係止部には、前記プリント基板に形成された固定孔の縁部に弾性変形しつつ圧接して前記ベースに対して前記プリント基板に向かう方向の力を付与する斜片が形成されている構成としている。
このような構成を採用すると、係止部がプリント基板の固定孔にがたつき無く保持されるうえ、ベースがプリント基板に圧接するようになることから、上記と同様に、基板の厚さ寸法にばらつきがあったとしても、このプリント基板に対してコンデンサホルダをがたつくこと無く装着し得ることとなる。
さらにまた、本発明の請求項7に係るコンデンサホルダにおいて、前記係止部は、前記プリント基板に形成された一対の固定孔又は一つの固定孔の縁部に弾性変形してそれぞれ係止する互いに対向する一対の脚片から成っている構成としている。
さらにまた、本発明の請求項7に係るコンデンサホルダにおいて、前記係止部は、前記プリント基板に形成された一対の固定孔又は一つの固定孔の縁部に弾性変形してそれぞれ係止する互いに対向する一対の脚片から成っている構成としている。
この場合、係止部である一対の脚片は、プリント基板に形成された一対の固定孔又は一つの固定孔の縁部に突っ張るような状態で係止するようになることから、プリント基板に対してコンデンサホルダをがたつくこと無く装着し得ることとなる。
本発明の請求項1に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としているので、プリント基板に対するコンデンサのはんだ付けを含む固定作業を簡単且つ確実に行うことができると共に、径の異なるコンデンサをも緩みなく固定することが可能であり、加えて、省スペース化にも寄与することができるという非常に優れた効果がもたらされる。
また、本発明の請求項2に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としているので、コンデンサの径寸法にばらつきがあったとしても、緩み無く確実に固定することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
また、本発明の請求項2に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としているので、コンデンサの径寸法にばらつきがあったとしても、緩み無く確実に固定することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
さらに、本発明の請求項3に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としているので、プリント基板の厚さ寸法にばらつきがあったとしても、プリント基板に対してコンデンサホルダ自体を緩み無く装着することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
さらにまた、本発明の請求項4に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としたから、コンデンサホルダ自体をプリント基板に対して緩み無く装着することが可能であるうえ、プリント基板に対する着脱を簡単に行うことができるという非常に優れた効果がもたらされる。
さらにまた、本発明の請求項4に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としたから、コンデンサホルダ自体をプリント基板に対して緩み無く装着することが可能であるうえ、プリント基板に対する着脱を簡単に行うことができるという非常に優れた効果がもたらされる。
さらにまた、本発明の請求項5に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としたから、コンデンサホルダ自体をプリント基板に対してより一層強固に固定することができ、加えて、コンデンサの保持力も高めることが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
さらにまた、本発明の請求項6に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としているので、プリント基板の固定孔の口径寸法や基板の厚さ寸法にばらつきがあったとしても、このプリント基板に対してコンデンサホルダ自体をがたつくこと無く強固に装着することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
さらにまた、本発明の請求項6に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としているので、プリント基板の固定孔の口径寸法や基板の厚さ寸法にばらつきがあったとしても、このプリント基板に対してコンデンサホルダ自体をがたつくこと無く強固に装着することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
さらにまた、本発明の請求項7に係るコンデンサホルダでは、上記した構成としているので、プリント基板における一対の固定孔の間隔又は一つの固定孔の大きさにばらつきがあったとしても、このプリント基板に対してコンデンサホルダ自体をがたつくこと無くより強固に装着することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明に係るコンデンサホルダの一実施例を示している。
図1(a)に示すように、このコンデンサホルダ1は、筒状のコンデンサCをプリント基板P上に横置きに寝かせた状態で固定するコンデンサホルダであって、ポリフェニレンサルファイド樹脂等の熱可塑性樹脂から成っている。
図1及び図2は本発明に係るコンデンサホルダの一実施例を示している。
図1(a)に示すように、このコンデンサホルダ1は、筒状のコンデンサCをプリント基板P上に横置きに寝かせた状態で固定するコンデンサホルダであって、ポリフェニレンサルファイド樹脂等の熱可塑性樹脂から成っている。
このコンデンサホルダ1は、図1(b)にも示すように、プリント基板Pと接するベース2と、このベース2に一体で形成されて互いに対向してベース2上に横置きに寝かせた状態のコンデンサCを径方向両側から挟む一対の立壁3,3と、ベース2に一体で形成されてプリント基板Pに形成された固定孔Paに圧入して係止する一対の係止部4,4を備えている。
この場合、ベース2の一対の立壁3,3間における中央を下側支持部2aとして形成してある。一方、立壁3,3の各上端には互いに接近する方向に突出する上側支持部3a,3aが形成してあり、これらの上側支持部3a,3aには、図1(b)に拡大して示すように、コンデンサCの軸心の上側部分を弾性変形しながら押圧する突起3b,3bがそれぞれ部分的に形成してある。なお、この突起3bは、上側支持部3aにコンデンサCの軸心方向に連続して形成してあってもよい。
つまり、このコンデンサホルダ1では、図1(c)にも示すように、一対の立壁3,3間に位置するコンデンサCの軸心の下側部分に下側支持部2aを当接させて支持すると共に、軸心の上側部分における所定の範囲(図1(c)における角度θ1から角度θ2を減じた斜線部分)を上側支持部3a,3aの各突起3b,3bで押圧するように成すことによって、コンデンサCを3点で保持するようになっている。
また、ベース2の一対の立壁3,3が位置する両サイドのプリント基板P側には、図2に拡大して示すように、プリント基板Pを弾性変形しつつ押圧する突起2b,2bがそれぞれ部分的に形成してある。なお、この突起2bも、ベース2にコンデンサCの軸心方向に連続して形成してあってもよい。
さらに、このコンデンサホルダ1の一対の係止部4には、図2に拡大して示すように、プリント基板Pの固定孔Paに圧入した状態において、この固定孔Paの縁部に弾性変形しつつ圧接することで、ベース2に対して該プリント基板Pに向かう方向の力(引き付け力)を付与する斜片4aが形成してある。
さらに、このコンデンサホルダ1の一対の係止部4には、図2に拡大して示すように、プリント基板Pの固定孔Paに圧入した状態において、この固定孔Paの縁部に弾性変形しつつ圧接することで、ベース2に対して該プリント基板Pに向かう方向の力(引き付け力)を付与する斜片4aが形成してある。
なお、図中における符号5は軸方向規制部であり、コンデンサCの防爆部Caと当接して軸方向の移動を規制するものとなっている。この軸方向規制部5を形成する場合には、コンデンサホルダ1に方向性が発生することになるが、この方向性があるコンデンサホルダ1をプリント基板Pに対して正しく取り付けるために、プリント基板Pに形成した位置決め孔Pbと嵌合する位置決め突起(方向性識別部)6がベース2に設けてある。
このような構成のコンデンサホルダ1において、まず、図2に示すように、プリント基板Pに形成された固定孔Paに係止部4を圧入係止すると共に、位置決め孔Pbに位置決め突起6を嵌合させて、ベース2をプリント基板Pと接するようにして取り付ける。
このとき、係止部4の斜片4aが、固定孔Paの縁部に弾性変形しつつ圧接することで、ベース2に対して該プリント基板Pに向かう方向の力(引き付け力)が与えられることから、ベース2がプリント基板Pに圧接するようになり、加えて、このベース2のプリント基板P側に形成された突起2b,2bが、弾性変形しつつプリント基板Pを押圧するので、プリント基板Pの厚さ寸法にばらつきがあったとしても、このプリント基板Pに対してコンデンサホルダ1自体をがたつくこと無く装着し得ることとなる。
このとき、係止部4の斜片4aが、固定孔Paの縁部に弾性変形しつつ圧接することで、ベース2に対して該プリント基板Pに向かう方向の力(引き付け力)が与えられることから、ベース2がプリント基板Pに圧接するようになり、加えて、このベース2のプリント基板P側に形成された突起2b,2bが、弾性変形しつつプリント基板Pを押圧するので、プリント基板Pの厚さ寸法にばらつきがあったとしても、このプリント基板Pに対してコンデンサホルダ1自体をがたつくこと無く装着し得ることとなる。
次いで、図1(b)に示すように、このプリント基板P上のベースにおける一対の立壁3,3の上側支持部3a,3aを押し広げつつこれらの立壁3,3間にコンデンサCの防爆部Ca側端部を横置きに寝かせた状態ではめ込むと共に、プリント基板Pに形成されたリード挿通孔PcにコンデンサCのリード端子Cbを挿入した後、リード端子Cbをパターンにはんだ付けすると、コンデンサCのプリント基板Pに対する固定作業が完了することとなる。
このように、プリント基板Pに対するコンデンサホルダ1の取り付けや、このコンデンサホルダ1に対するコンデンサCの取り付けが、いずれもワンタッチで行うことができるので、作業効率が向上することとなる。
また、このコンデンサホルダ1では、ベース2における一対の立壁3,3間にコンデンサCの防爆部Caを横置きに寝かせた状態ではめ込むと、図1(c)に示すように、一対の立壁3,3間に位置するコンデンサCの軸心の下側部分に下側支持部2aが当接してこれを支え、一方、上側支持部3a,3aがコンデンサCの斜線部分に斜め上側から当接してこれを支えるので、コンデンサCは3点で保持されることとなり、加えて、上側支持部3a,3aの各突起3b,3bがコンデンサCを弾性変形しつつ押圧するので、したがって、同じサイズのコンデンサCはもとより、径が若干異なっているコンデンサCであったり、コンデンサCの径寸法にばらつきがあったりしても、緩み無く確実に固定し得ることとなる。
また、このコンデンサホルダ1では、ベース2における一対の立壁3,3間にコンデンサCの防爆部Caを横置きに寝かせた状態ではめ込むと、図1(c)に示すように、一対の立壁3,3間に位置するコンデンサCの軸心の下側部分に下側支持部2aが当接してこれを支え、一方、上側支持部3a,3aがコンデンサCの斜線部分に斜め上側から当接してこれを支えるので、コンデンサCは3点で保持されることとなり、加えて、上側支持部3a,3aの各突起3b,3bがコンデンサCを弾性変形しつつ押圧するので、したがって、同じサイズのコンデンサCはもとより、径が若干異なっているコンデンサCであったり、コンデンサCの径寸法にばらつきがあったりしても、緩み無く確実に固定し得ることとなる。
このように、一対の立壁3,3の各上端に位置する上側支持部3a,3aは、コンデンサCの斜め上側の斜線部分に当接するので、プリント基板P上のコンデンサCの固定部位における高さ寸法は、コンデンサCの直径にコンデンサホルダ1のベース2の厚み(例えば1mm)を加えた程度になり、その結果、省スペース化にも対応し得ることとなる。
この際、図3(a),(b)に示すように、コンデンサホルダ1のベース2に切欠き2cを設けてコンデンサCの軸心の下側部分をこの切欠き2cに落とし込むようにすれば、プリント基板P上のコンデンサCの固定部位における高さ寸法をより低くすることができる。なお、このようにベース2に切欠き2cを設けた場合には、コンデンサCをベース2の中央の下側支持部2aではなく切欠き2cの縁で支えることになる、すなわち、コンデンサCを4点で保持することとなる。
この際、図3(a),(b)に示すように、コンデンサホルダ1のベース2に切欠き2cを設けてコンデンサCの軸心の下側部分をこの切欠き2cに落とし込むようにすれば、プリント基板P上のコンデンサCの固定部位における高さ寸法をより低くすることができる。なお、このようにベース2に切欠き2cを設けた場合には、コンデンサCをベース2の中央の下側支持部2aではなく切欠き2cの縁で支えることになる、すなわち、コンデンサCを4点で保持することとなる。
そして、図3(c)に示すように、プリント基板Pにも切欠きPdを設けてこの切欠きPdにコンデンサCの軸心の下側部分を落とし込むようにすれば、プリント基板P上のコンデンサCの固定部位における高さ寸法をより一層低くすることができる。
さらに、このコンデンサホルダ1では、ベース2における一対の立壁3,3間に、コンデンサCの防爆部Ca側端部及びリード端子Cbが引き出される側の端部のいずれをも位置させることができるので、使い勝手が良いものとなり、例えば、図4(a)に示すように、このコンデンサホルダ1によってリード端子Cbが引き出される側の端部を固定したり、図4(b)に示すように、このコンデンサホルダ1を二個用いてコンデンサCの防爆部Ca側端部及びリード端子Cb側端部の双方を固定したりすることが可能である。
さらに、このコンデンサホルダ1では、ベース2における一対の立壁3,3間に、コンデンサCの防爆部Ca側端部及びリード端子Cbが引き出される側の端部のいずれをも位置させることができるので、使い勝手が良いものとなり、例えば、図4(a)に示すように、このコンデンサホルダ1によってリード端子Cbが引き出される側の端部を固定したり、図4(b)に示すように、このコンデンサホルダ1を二個用いてコンデンサCの防爆部Ca側端部及びリード端子Cb側端部の双方を固定したりすることが可能である。
上記した実施例では、一対の立壁3,3の各上側支持部3a,3aに微小な突起3b,3bを形成し、これらの微小な突起3b,3bが弾性変形しつつコンデンサCの軸心の上側部分を押圧する場合を説明したが、これに限定されるものではなく、他の構成として、例えば、図5(a)に示すように、一対の立壁3,3の各上側支持部3a,3a自体にばね性を持たせて、これらの上側支持部3a,3aでコンデンサCの軸心の上側部分を押圧するように成すことも可能である。
また、上記した実施例では、一対の係止部4,4をベース2に一体で設けた場合を説明したが、これに限定されるものではなく、他の構成として、例えば、図5(b)に示すように、一対の立壁3,3の各上端に、該立壁3,3に沿う一対の脚片(係止部)7,7を一体で形成するようにしてもよく、この場合には、一対の脚片7,7がプリント基板Pに形成された一対の固定孔Pa,Pa(あるいは一つの固定孔の縁部)に突っ張るような状態で係止するようになることから、プリント基板Pに対してコンデンサホルダ1自体をがたつくこと無くより強固に装着し得ることとなる。
図6及び図7は本発明に係るコンデンサホルダのさらに他の実施例を示している。
図6に示すように、このコンデンサホルダ1では、係止部4が、一対の立壁3,3の各下端にそれぞれ一体で形成されていて、これらの立壁3,3の各上側支持部3a,3a同士が離間する方向に移動するのに伴って互いに接近して、プリント基板Pの固定孔Pa,Paにそれぞれ係止されるようになっている(図6(a)白抜き矢印方向)。
図6に示すように、このコンデンサホルダ1では、係止部4が、一対の立壁3,3の各下端にそれぞれ一体で形成されていて、これらの立壁3,3の各上側支持部3a,3a同士が離間する方向に移動するのに伴って互いに接近して、プリント基板Pの固定孔Pa,Paにそれぞれ係止されるようになっている(図6(a)白抜き矢印方向)。
また、一対の係止部4,4は、一対の立壁3,3の各上側支持部3a,3a同士を接近させるのに伴って互いに離間して、プリント基板Pの固定孔Pa,Paに対する係止状態がそれぞれ解除されるようになっている(図6(a)矢印方向)。
さらに、このコンデンサホルダ1の一対の係止部4には、プリント基板Pの固定孔Paに係止させた状態において、この固定孔Paの縁部に弾性変形しつつ圧接することで、ベース2に対して該プリント基板Pに向かう方向の力(引き付け力)を付与する斜片4bが形成してある。
さらに、このコンデンサホルダ1の一対の係止部4には、プリント基板Pの固定孔Paに係止させた状態において、この固定孔Paの縁部に弾性変形しつつ圧接することで、ベース2に対して該プリント基板Pに向かう方向の力(引き付け力)を付与する斜片4bが形成してある。
この場合、一対の立壁3,3の各下端には、これらの立壁3,3間にコンデンサCを位置させた状態において、プリント基板Pの固定孔Pa,Paに係止される係止部4,4とともにプリント基板Pを挟み込むストッパ8,8が形成されている。
このような構成のコンデンサホルダ1において、まず、図6(a)に示すように、プリント基板Pに形成された固定孔Paに係止部4を係止させると共に、位置決め孔Pbに位置決め突起6を嵌合させて、ベース2をプリント基板Pと接するようにして取り付ける。
このような構成のコンデンサホルダ1において、まず、図6(a)に示すように、プリント基板Pに形成された固定孔Paに係止部4を係止させると共に、位置決め孔Pbに位置決め突起6を嵌合させて、ベース2をプリント基板Pと接するようにして取り付ける。
この取り付けの際に、一対の立壁3,3の各上側支持部3a,3a同士を互いに接近させるべく摘む(図6(a)矢印方向に移動させる)ようにすると、各係止部4,4が互いに離間してプリント基板Pの固定孔Pa,Paをほぼ触れずに通過し得るようになるので、このコンデンサホルダ1のプリント基板Pに対する取り付け(取り外し)を簡単に行い得ることとなる。
次いで、図7(a)に示すように、このプリント基板P上の一対の立壁3,3の上側支持部3a,3aを押し広げつつこれらの立壁3,3間にコンデンサCの防爆部Ca側端部を横置きに寝かせた状態ではめ込む。
このとき、コンデンサCの押し込みに伴う上側支持部3a,3a同士の図7(a)白抜き矢印方向への移動により、各係止部4,4が一旦プリント基板Pから離れるように図7(a)矢印方向へ変位する。
このとき、コンデンサCの押し込みに伴う上側支持部3a,3a同士の図7(a)白抜き矢印方向への移動により、各係止部4,4が一旦プリント基板Pから離れるように図7(a)矢印方向へ変位する。
続いて、図7(b)に示すように、一対の立壁3,3の各下端に位置するストッパ8,8がプリント基板Pに当接すると、図7(c)に示すように、これにより変位が抑制された係止部4,4が矢印方向へ移動することでプリント基板Pの固定孔Pa,Paにそれぞれ係止して、ストッパ8,8とともにプリント基板Pを表裏から挟み込むので、コンデンサホルダ1自体がプリント基板Pに対して強固に固定されることとなり、また、コンデンサCにより押し広げられている一対の立壁3,3の各上側支持部3a,3aからの反力により、コンデンサCの保持力も高まることとなる。
加えて、この状態において、一対の係止部4,4に形成した各斜片4b,4bが、プリント基板Pの固定孔Paの縁部に弾性変形しつつ圧接することで、ベース2に対して該プリント基板Pに向かう方向の力(引き付け力)が与えられることから、ベース2がプリント基板Pに圧接するようになり、その結果、プリント基板Pの厚さ寸法にばらつきがあったとしても、このプリント基板Pに対してコンデンサホルダ1自体をがたつくこと無く装着し得ることとなる。
そして、このように、一対の立壁3,3間にコンデンサCを位置させた状態において、プリント基板Pに形成されたリード挿通孔PcにコンデンサCのリード端子Cbを挿入した後、リード端子Cbをパターンにはんだ付けすると、コンデンサCのプリント基板Pに対する固定作業が完了することとなる。
上記したように、この実施例においても、プリント基板Pに対するコンデンサホルダ1の取り付けや、このコンデンサホルダ1に対するコンデンサCの取り付けが、いずれもワンタッチで行うことができるので、作業効率が向上することとなる。
上記したように、この実施例においても、プリント基板Pに対するコンデンサホルダ1の取り付けや、このコンデンサホルダ1に対するコンデンサCの取り付けが、いずれもワンタッチで行うことができるので、作業効率が向上することとなる。
また、このコンデンサホルダ1では、ベース2における一対の立壁3,3間にコンデンサCの防爆部Caを横置きに寝かせた状態ではめ込むと、コンデンサCの軸心の下側部分に下側支持部2aが当接してこれを支え、一方、上側支持部3a,3aがコンデンサCに斜め上側から当接してこれを支えるので、コンデンサCは3点で保持されることとなるので、同じサイズのコンデンサCはもとより、径が若干異なっているコンデンサCであったり、コンデンサCの径寸法にばらつきがあったりしても、緩み無く確実に固定し得ることとなる。
本発明に係るコンデンサホルダの構成は、上記した実施例の構成に限定されるものではない。
1 コンデンサホルダ
2 ベース
2a 下側支持部
2b 突起
3 立壁
3a 上側支持部
3b 突起
4 係止部
4a,4b 斜片
7 脚片(係止部)
8 ストッパ
C コンデンサ
P プリント基板
Pa 固定孔
2 ベース
2a 下側支持部
2b 突起
3 立壁
3a 上側支持部
3b 突起
4 係止部
4a,4b 斜片
7 脚片(係止部)
8 ストッパ
C コンデンサ
P プリント基板
Pa 固定孔
Claims (7)
- 筒状のコンデンサをプリント基板上に横置きに寝かせた状態で固定するコンデンサホルダであって、
前記プリント基板と接するベースと、
このベースに一体で形成されて互いに対向して前記ベース上に横置きに寝かせた状態のコンデンサを径方向両側から挟む一対の立壁と、
前記ベース又は立壁に一体で形成されて前記プリント基板に形成された固定孔に係止する係止部を備え、
前記ベースの少なくとも一箇所は、前記一対の立壁間で横置きに寝かせた状態におけるコンデンサの軸心の下側部分に当接する下側支持部として形成され、
前記一対の立壁の各上端には、互いに接近する方向に突出して該一対の立壁間で横置きに寝かせた状態におけるコンデンサの軸心の上側部分に当接する上側支持部が形成されている
ことを特徴とするコンデンサホルダ。 - 前記一対の立壁の各上端に形成された上側支持部には、弾性変形して前記コンデンサの軸心の上側部分を押圧する突起が形成されている請求項1に記載のコンデンサホルダ。
- 前記プリント基板と接するベースには、弾性変形して該プリント基板を押圧する突起が形成されている請求項1又は2に記載のコンデンサホルダ。
- 前記係止部は、前記一対の立壁の各下端にそれぞれ一体で形成されて、該一対の立壁の各上側支持部同士が離間する方向に移動するのに伴って互いに接近して前記プリント基板の固定孔にそれぞれ係止されると共に、該一対の立壁の各上側支持部同士を接近させるのに伴って互いに離間して前記プリント基板の固定孔に対する係止状態がそれぞれ解除される請求項1〜3のいずれか一つの項に記載のコンデンサホルダ。
- 前記一対の立壁には、該一対の立壁間に前記コンデンサを位置させた状態において、前記プリント基板の固定孔に係止される前記係止部とともに前記プリント基板を挟み込むストッパが形成されている請求項4に記載のコンデンサホルダ。
- 前記係止部には、前記プリント基板に形成された固定孔の縁部に弾性変形しつつ圧接して前記ベースに対して前記プリント基板に向かう方向の力を付与する斜片が形成されている請求項1〜5のいずれか一つの項に記載のコンデンサホルダ。
- 前記係止部は、前記プリント基板に形成された一対の固定孔又は一つの固定孔の縁部に弾性変形してそれぞれ係止する互いに対向する一対の脚片から成っている請求項1〜3のいずれか一つの項に記載のコンデンサホルダ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2010
- 2010-01-21 JP JP2010010909A patent/JP2011151184A/ja active Pending
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