JP2007108693A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 中間転写ベルトのテンションローラ近傍を電位規制板で覆う構成において、テンションローラが移動すると、中間転写ベルト上でトナー像の飛び散りが発生する。
【解決手段】 テンションローラの移動に伴って、電位規制板を移動することが可能な構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、中間転写体を用いる電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、中間転写体上のトナー像の劣化を軽減することが可能な画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式を用い、画像を形成する画像形成装置においては、多くの種類の記録材へ画像形成できることが可能であるため、中間転写ベルト(像担持ベルト)が多く用いられる。
ところが、中間転写ベルトへ転写されたトナー像が、中間転写ベルトを支持する支持ローラに達すると、中間転写ベルト上のトナーが飛び散る現象が起こる。
そこで、特開2004−109743に示されるように、支持ローラ近傍に所定の電圧の印加される電極板を設け、電極板と中間転写ベルトの間に所望の電界を発生させる。そして、この電界の作用により、中間転写ベルト上のトナー像の飛び散りが抑えられている。
特開2004−109743
しかしながら、中間転写ベルトに接して移動し、中間転写ベルトに所定の張力を付加する張力付加部材を設けると、中間転写ベルトの移動の軌跡が変化する。
中間転写ベルトの軌跡の変化に伴い、中間転写ベルトと電極板の位置関係が変化し、中間転写ベルトと電極版の間に所望の電界が形成されなくなる。
ここで、トナーの飛び散りを抑えることができない課題が生ずる。
本発明は上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、張力付加部材の移動により、中間転写ベルト等の像担持体ベルトの移動の軌跡が変化した場合であっても、トナーの飛び散りを軽減することである。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、外周面にトナー像を担持して回動する像担持ベルトと、電気的に接地又は電圧が印加され、前記像担持ベルトの内周面に接触しながら位置が変更されて、前記像担持ベルトに張力を付与する張力付与部材と、電気的に接地又は電圧が印加され、前記像担持ベルトとの間隔を保つ様に、前記張力付与部材と一体的に位置が変更される電極部材と、を有することを特徴とする。
上記張力付加部材が移動して像担持ベルトの軌跡が変化した場合であっても、支持部材と電極部材の所定の位置関係は保持され、所望の電界が像担持ベルトと電極板の間に形成される。このようにして、像担持体上のトナー像の飛び散りを抑えることができた。
〔実施例1〕
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したカラー画像形成装置の概略構成を示す。
図2は、以下に説明する中間転写ベルト9と、中間転写ベルト9を支持するローラ12を詳細に示す図である。図1及び図2に基づき、本実施例の画像形成装置を説明する。
同図において、符号1は感光体ドラム(像担持体)である。図1中、矢線A方向への回転に伴いその表面には帯電装置2によって、負極性に一様に帯電される。帯電された感光ドラム1は、画像情報に基づいて露光する露光装置3により露光され、画像情報に応じた静電像が形成される。
また、この感光体ドラム1の周囲にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各色に対応した現像器4〜7を含む現像器ユニット8が配設されている。感光体ドラム1上に形成された静電像は、現像器のいずれかで現像され、トナー像が形成される。
本実施の形態では、感光体ドラム1が負極性に帯電するもので構成され、また、現像は反転現像方式にて行われる。
従って、使用されるトナーはすべて負極性に帯電するタイプのものである。
また、符号9は感光体ドラム1の表面に当接されるよう配設された中間転写ベルト(像担持ベルト)である。中間転写ベルト9は、複数のローラ(支持部材)10、11、50、12、13、14に支持される。中間転写ベルト9は、矢印Bの方向へ回動するようになっている。
本実施の形態では、ローラ10、11は一次転写位置の近傍に配置され中間転写ベルト9の平坦な一次転写面の形成に用いられ、中間転写ベルト9の回転に従動して回動する金属製の従動ローラである。ローラ50はローラ11の下流に設けられた金属製の従動ローラである。ローラ12は中間転写ベルト9の張力を3.5Kgfに保つようにしたテンションローラ(支持部材、張力付加部材)である。テンションローラ12はテンションアーム51a、51bを介して、バネ52a、52bにより、中間転写ベルト9の内周面92を略1.0Kgfで押し、一定の張力を付与している。このとき、テンションローラ12は電気的に接地されている。
ここで、テンションアーム51a、51b及び、バネ52a、52bによりテンションローラ12を図1中矢印C1およびC2方位に移動させる移動手段が形成される。
ローラ14は中間転写ベルト9を駆動させるための駆動ローラである。ローラ13はトナーと同極性バイアス(−1Kv〜−3Kv)が二次転写電源HV2から印加されて、中間転写ベルト9上のトナー像を転写材20に2次転写する二次転写内ローラである。また、16も二次転写するために電気的に接地された二次転写外ローラである。本実施の形態では、図1に示すように、張架ローラ10、11、50、12、14は電気的に接地されている。
そして、本実施の形態では、中間転写ベルト9として、各種の材料が使用可能である。例えば、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、アクリル、塩化ビニル等の樹脂または各種ゴム等である。これらの材料に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させ、その体積抵抗率を1E+8〜1E+13[Ω・cm]、厚みを0.07〜0.5[mm]としたものを用いている。
更に、中間転写ベルト9の感光体ドラム1に対向する一次転写位置において、中間転写ベルト9の裏面側には、一次転写ローラ15が配設されている。
この一次転写ローラ15に、トナーの帯電極性と逆極性の正極性の一次転写バイアス(+500v〜1Kv)が一次転写バイアス電源HV1から印加されることで、感光体ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト9の外周面91に一次転写されるようになっている。
符号19は一次転写後の感光体ドラム1上に残留したトナーを除去するドラムクリーナである。
更に、二次転写位置の下流側には、二次転写後の中間転写ベルト9上に残留したトナーを除去するベルトクリーナ21が設けられている。
尚、前記二次転写外ローラ16及びベルトクリーナ21は、中間転写ベルト9に対して接離可能に配設されている。
二次転写外ローラ16及びベルトクリーナ21は、複数色のカラー画像が形成される場合には、最終色前のトナー像が二次転写外ローラ16及びベルトクリーナ21を通過するまで中間転写ベルト9から離間するようになっている。
(図1の破線位置)
また、本実施の形態において、レジストローラ17で一旦位置決め停止させた後所定のタイミングで2次転写位置へと転写材20を送り込むようになっている。そして、2次転写内ローラ13、2次転写外ローラ16により転写材20に未定着トナー像を形成するようになっている。
二次転写後の転写材20を不図示の搬送部材により不図示の定着器へ搬送し、転写材20にトナー像を溶融固着するようになっている。
符号54は、一次転写ローラ15の下流に設けられたローラ11からその下流のローラ50にかけて張架されたベルト表面を覆う電位規制板(電極部材)54である。
電位規制板54は、中間転写ベルト表面に対して平行に、かつ所定距離(2mm〜5mm)だけ離れて装置に固定されている。また、電位規制板54は、電気的に接地されている。その下流には、ローラ50からテンションローラ12にかけて張架されたベルト表面を覆う電位規制板(電極部材)53が設けられている。電位規制板53の両側部53(a)、53(b)は、丸孔部がローラ50の軸端部50a、50bに対してベアリング56a、56bを介して回転可能に結合されている。また、U溝部がテンションローラの軸端部12a、12bに対してベアリング57a、57bを介して移動可能に結合されている。また、電位規制板53は、電気的に接地されている。
中間転写ベルト9の長さは、加工によるものだけでなく、温度や湿度、耐久により変動するものである。上記構成により、電位規制板53は、中間転写ベルト表面の移動に対して、常に平行に、かつ所定距離(2mm〜5mm)だけ離れる構成となっている。
つまり、中間転写ベルト9の表面は、テンションローラ12の移動に伴って移動する。また、テンションローラ12の移動に伴い、電位規制板53も移動する。このとき、電位規制板53は、中間転写ベルト9の表面と所定距離(2mm〜5mm)を保ちながら、移動する。これにより、テンションローラ12が移動した場合であっても、中間転写ベルト9と電位規制版53の位置関係は保たれ、電位規制版53は飛び散りを抑制することができる。
このとき、電位規制板53は回動して移動する。そして、電位規制板53の回動の中心は、テンションローラに隣接するローラ50の回動中心501と一致する。
また、電位規制板53は薄板SUS材などの、弾性を有する金属板で構成することが望ましい。なぜならば、前述のように、中間転写ベルト9の長さは、加工、温度、湿度、耐久等により変動するが、長さのバラツキは1本のベルトの中にも存在する。つまり、1本の中間転写ベルトの両端部でも周長が異なる可能性があるが、電位規制板53を弾性体で構成することで、両端部でベルト周長が異なる中間転写ベルトであっても、電位規制板の捻れで、常に中間転写ベルト表面と平行を保つことができる。なお、前記ベアリング56a、56b、57a、57bには導通性のベアリングを用いているため、ローラ50、ローラ12と同電位(=接地状態)となっている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作像プロセスについて説明する。
まず、感光体ドラム1上に静電像の書き込みが行われる。そして、この静電像に対応した現像器によって現像される。
これは、例えば感光体ドラム1上に書き込まれた静電像がイエローの画像情報に対応したものであれば、この静電像はイエローのトナーを内包する現像器4で現像される。そして、感光体ドラム1上にはイエローのトナー像が形成される。続いて、感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、感光体ドラム1と中間転写ベルト9とが接する一次転写位置T1で感光体ドラム1から中間転写ベルト9の表面に転写される。一方、一次転写後に感光体ドラム1上に残留したトナーはドラムクリーナ19によって除去される。
このとき、単色画像を形成する場合には、中間転写ベルト9に一次転写されたトナー像を直ちに転写材20に2次転写する。一方、複数色のトナー像を重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム1上でのトナー像形成並びにこのトナー像の一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。
例えば、4色のトナー像を重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム1上にはその一回転毎にイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が形成される。そして、これらトナー像は順次中間転写ベルト9に一次転写される。一方、中間転写ベルト9は最初に一次転写されたトナー像を担持したまま感光体ドラム1と同一周期で回動し、中間転写ベルト9上にはその一回転毎にマゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が転写される。
このようにして中間転写ベルト9に一次転写されたトナー像は、中間転写ベルト9の回動に伴って2次転写位置T2へと搬送される。一方、転写材20はレジストローラ17にて所定のタイミングで二次転写位置T2へと供給される。
トナーと同極姓の二次転写バイアスが印加された二次転写内ローラ13に対して接地された二次転写外ローラ16と、中間転写ベルト9が転写材20を狭持する。
つまり、二次転写位置T2で、二次転写内ローラ13と2次転写外ローラ16で形成された転写電界の中を転写材20を所定のタイミングで通過させることにより中間転写ベルト9上のトナー像を静電的に転写材20に転写する。
一方、二次転写位置を通過した中間転写ベルト9の像担持面側は、ベルトクリーナ21によってクリーニングされる。
第1の実施例では、前述に示した如く、一次転写ローラ15下流に設けられたローラ11からその下流のローラ50にかけて張架された領域にて、中間転写ベルト9の表面は電位規制板54に覆われる。更に、ローラ50からテンションローラ12にかけて張架されたベルト表面を覆う電位規制板53を各ベルト表面に対して平行に、かつ所定距離だけ離間するように設けているため、中間転写ベルト9の電位が抑制される。
ここで、中間転写ベルト9上で発生する飛び散りのメカニズム、及び、電界規制板53、54の作用について述べる。
飛び散りのメカニズムは以下のように考えられる。
中間転写ベルトを用いた場合、図3が示すように、例えばトナーと逆極性の正バイアスが印加された一次転写ローラ15と感光ドラム1で挟持された1次転写位置T1を通過した中間転写ベルト9の電位は、第1張架ローラ11までの間で、最初上昇して減衰する。
これは図4(a)が示すように、一次転写位置T1を通過した直後の中間転写ベルト9が保有するマイナス電荷とポジ電荷が等量でなく余分なポジ電荷(以後余剰電荷と呼ぶ)が存在し中間転写ベルト9は見かけ上ポジに帯電している。
この余剰電荷が中間転写ベルト9で搬送され1次転写ローラ15から遠ざかることにより、中間転写ベルト9の電位が上昇する。
これは図4(b)が示すように、被帯電体をグラウンド電極から離していくと被帯電体の電位が上昇するのと同じ理由である。
つまり、離間距離が大きくなると空気層というコンデンサーの容量が小さくなるので基準電位からの電位差(被帯電体の電位)が上昇する。
これが中間転写ベルト9の電位が最初に上昇する理由である。
しかし、電位の上昇後、図3のとおり第1張架ローラ11までの間で今度は中間転写ベルト9の電位は減衰する。
これは、中間転写ベルトが保有する前述の余剰電荷が搬送されている間に減少するからである。
例えば図5(a)のように余剰電荷が搬送されてきたときに搬送を停止するとその部分の中間転写ベルト9の電位は時間ともに図5(b)のように減衰する。
1次転写ローラ15表面との距離が変化しないのに中間転写ベルト9の電位が減衰するのは中間転写ベルト9が保有する前述の余剰電荷が時間と共に減少していることを意味する。
よってこれが、電位上昇後から第1張架ローラ11までの間で中間転写ベルト9の電位が減衰する主な理由である。
このような状況下、1次転写ローラ15と第1張架ローラ11の距離が短い、もしくは中間転写ベルト9の搬送速度が速いと、中間転写ベルト9の電位が高い状態で接地された第1張架ローラ11に近づくことになる。
このとき、第1張架ローラ11との電位差が大きいと、第1張架ローラ11近傍の電界強度が高くなり放電が発生する。そして、帯電したトナー像を拘束しているトナーと逆極性の電荷も中間転写ベルト9から過度に除電してしまい、トナーは拘束力を失い、飛び散りが発生していた。
上述が、飛び散りが発生している理由である。
そこで、電界規制版53、54を設けることにより、これらの電界規制版は、中間転写ベルト9の電位の基準となる。よって、中間転写ベルト9の電位が抑制される。
以上説明した飛び散り発生のメカニズム及び電界規制版53,54の作用に基づき、本発明における電界規制版53、54を用いた結果を図6、図7を用いて説明する。
なお、本実施例では、感光ドラム1の半径に42mm、張架ローラ11の半径に10mm、ローラ50の半径に17mm電位規制板53、54と中間転写ベルト9との離間距離を2〜4mmとして実験をおこなった。一次転写ローラ15には外径16mm、AskerC硬度(500gf荷重)で40±5°のものを用いた。
図7は、図6に示す位置a〜eにおける中間転写ベルト9上の電位を示す図である。電位規制板53、54を上記条件で配置した場合(図中破線)、電位規制板53、54が無い場合(図中実線)に比べ、中間転写ベルト9の電位を抑制できることが判る。
つまり、中間転写ベルト9と、ローラ11、50、12との電位差が縮まり、ローラ11、50、12が接触するその付近の電界強度が小さくなり、放電が抑制される。よって、帯電したトナー像を拘束しているトナーと逆極性の電荷を中間転写ベルト9から過度に除電することがなくなる。したがって、トナーの中間転写ベルト9への拘束力を失うことがないので、飛び散りが発生しなくなった。
なお、本発明では、テンションローラ12は、矢印C1およびC2方位に移動するが、矢印C1方位のみ、若しくは、矢印C2方位のみに移動する画像形成装置にも適用することができる。
〔実施例2〕
図1のローラ11、50、12が接地であったのに対し、図8に示す本実施例の画像形成装置の各ローラにトナーと逆極性のバイアス(+1〜+3kV)が電源HV3から印加される。
張架ローラ11にバイアスが印加されると中間転写ベルト9の電位も上昇するが、電位規制板22があるので張架ローラ11と中間転写ベルト9の電位差はより縮まる。
中間転写ベルト9と張架ローラ11が接触する付近の電界強度がより下げられ飛び散り防止に効果的なことが知られている。
そこで、本発明における第2の実施例では、電位規制板53は図8、図9で示されるように、絶縁部材55a、55bを介して取り付けられている。
絶縁部材55aの一端に設けられた丸孔部はローラ50の軸端部50aに対して回転可能に結合されており、かつU溝部がテンションローラの軸端部12aに対して移動可能に結合されている。
同様に、絶縁部材55bの一端に設けられた丸孔部はローラ50の軸端部50bに対して回転可能に結合されており、かつU溝部がテンションローラの軸端部12bに対して移動可能に結合されている。
電位規制板53はこの絶縁部材55a、55bに結合されているため、実施例1同様、中間転写ベルト表面の移動に対して、常に平行に、かつ所定距離だけ離れる構成となっている。
また、実施例1同様に、電位規制板53は薄板SUS材などの、弾性を有する金属板で構成されているので、両端部でベルト周長が異なる中間転写ベルトであっても、電位規制板の捻れで、常に中間転写ベルト表面と平行を保つことができる。
なお、本実施例2においては、図8に示されるように、電位規制板53は接地されている。
よって、実施例1同様に、中間転写ベルト9の電位を抑制できるため、中間転写ベルト9と、ローラ11、50、12との電位差が縮まり、ローラ11、50、12が接触するその付近の電界強度が小さくなり、放電が抑制される。従って、帯電したトナー像を拘束しているトナーと逆極性の電荷を中間転写ベルト9から過度に除電することがなくなる。このようにして、トナーの中間転写ベルト9への拘束力を失うことがないので、飛び散りが発生しなくなった。
なお、ローラ11、50、12と、電界規制板53、54の電位の関係は、図1及び図8に示した関係に限定されない。
つまり、図10に示すように、ローラ11、50、12に電源HV3から+1Kv〜+3Kvのバイアスが印加される。更に、電界規制板53、54にも、電源HV4から+1Kv〜+3Kvのバイアスを印加することもできる。
更に、図11に示すように、ローラ11、50、12は電気的に接地する。そして、電界規制板53、54には、電源HV4から+1Kv〜+3Kvのバイアスを印加することもできる。
第一の実施形態を示す断面図である。 第一の実施形態を詳細に示す側面図である。 飛び散り発生のメカニズムを説明する図である。 飛び散り発生のメカニズムを説明する別の図である。 飛び散り発生のメカニズムを説明する更に別の図である。 電位規制板の作用を説明する図である。 電位規制板の作用を説明する別の図である。 第二の実施形態を説明する図である。 第二の実施形態を詳細に説明する図である。 別の実施形態を説明する図である。 更に別の実施形態を説明する図である。
符号の説明
1 感光ドラム
2 帯電装置
3 露光装置
4 現像器(Y)
5 現像器(M)
6 現像器(C)
7 現像器(Bk)
8 現像器ユニット
9 中間転写ベルト
10、11、50 ローラ
12 テンションローラ
13 二次転写内ローラ
14 駆動ローラ
15 一次転写ローラ
16 二次転写外ローラ
19 ドラムクリーナ
20 転写材(用紙)
21 ベルトクリーナ
53、54 電位規制板
55 絶縁部材2

Claims (2)

  1. 外周面にトナー像を担持して回動する像担持ベルトと、
    電気的に接地又は電圧が印加され、前記像担持ベルトの内周面に接触しながら位置が変更されて、前記像担持ベルトに張力を付与する張力付与部材と、
    電気的に接地又は電圧が印加され、前記像担持ベルトとの間隔を保つ様に、前記張力付与部材と一体的に位置が変更される電極部材と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記支持部材を移動させる移動手段は、前記電極部材を移動させることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
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