JP2007107552A - 自動二輪車用変速機制御装置 - Google Patents

自動二輪車用変速機制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】セミオートマシステムで備えられているシフトアップ、シフトダウンの入力スイッチを利用し、これらのスイッチに通常のシフト指令入力以外の役割を持たせて、1速への戻し変速動作を行なうようにした自動二輪車用変速機制御装置を提供する。
【解決手段】運転者の変速指令にもとづきクラッチ操作及び変速操作を電動モータの動力を用いて行う自動二輪車用変速機制御装置において、運転者がシフトアッブ及びシフトダウンの変速指令を入力するための変速指令入力装置1、2と、変速指令入力装置の出力から変速指令を認識する変速指令判定手段3と、前記変速指令入力装置を特殊操作したことを前記変速指令判定手段の出力により検出する特殊操作判定手段4と、変速指令判定結果及び特殊操作判定結果にもとづいて変速動作を実施する変速実施判定手段5とを備えた構成とする。
【選択図】図1

Description

この発明は運転者の指令により、クラッチ操作及び変速操作を電動モータの動力を用いて行う機能を備えた自動二輪車用変速機制御装置に関するものである。
手動式変速機を制御装置によるアクチュエータ駆動により動作させる自動変速機構(AMT:Automated Mechanical Transmission)は四輪車においては既に実用化されており、また二輪車においても二輪車として好ましい自動変速機構の制御方法が提案されている。
例えば、運転者が手元に設置したスイッチの操作による変速指令を制御装置が認識して変速動作を行うもの、あらかじめプログラミングされた変速パターンにもとづき制御装置が自動的に変速動作を行うもの、あるいは両者を運転者が選択可能な方式が提案されており(例えば特許文献1参照)、自動二輪車用変速装置として運転者にイージードライブを提供している。
特開2002−067741号公報
自動二輪車においては、四輪車とは異なりコーナリング中などで変速動作を行った場合、車輌姿勢が乱れ転倒の危険が生じる。従って基本的には運転者の意思にもとづいて変速動作を実施するセミオートマシステムとすることが望まれる。しかしながら、走行状態から車輌を停止した場合にハイギアのまま停止した時など、再発進に備えて1速に戻す必要があるが、二輪車の変速機においては停止時にドグ当たりによる変速ミスも起こるため、この操作が煩わしいという問題点がある。
このような場合にのみ何らかのトリガで1速への戻し変速動作を実施する場合、専用のスイッチを設けると、コスト的にも、また搭載スペースの制約上も現実的ではない。更に、専用のスイッチを設けると間違ってスイッチを押す可能性もあるという問題点も生じる。
この発明は前記のような問題点を解消するためになされたもので、セミオートマシステムに備えられているシフトアップ、シフトダウンの入力スイッチを利用し、これらのスイッチに通常のシフトアップ、シフトダウン指令入力以外の役割をも持たせて前記の問題点を解消するようにした自動二輪車用変速機制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る自動二輪車用変速機制御装置は、運転者の変速指令にもとづきクラッチ操作及び変速操作を電動モータの動力を用いて行う自動二輪車用変速機制御装置において、運転者がシフトアップ及びシフトダウンの変速指令を入力するための変速指令入力装置と、変速指令入力装置の出力から変速指令を認識する変速指令判定手段と、前記変速指令入力装置を特殊操作したことを前記変速指令判定手段の出力により検出する特殊操作判定手段と、変速指令判定結果及び特殊操作判定結果にもとづいて変速動作を実施する変速実施判定手段とを備えたものである。
この発明に係る自動二輪車用変速機制御装置は前記のように構成されているため、従来から存在する変速指令入力装置により特定の変速動作のみ自動化することが出来る効果がある。また、特殊操作判定手段は変速実施判定手段に自動的に1速へ変速する指令を出力するものであるため、従来から存在する変速指令入力装置により自動で1速への変速動作を実施することが出来る。
更に、特殊操作判定手段は変速指令入力装置を連続操作する特殊操作を検出した時、自動1速変速指令、自動1速変速方向及び1速に目標ギア位置を設定するものであるため、変速指令入力装置を連続操作する特殊操作をした時のみ自動で1速への変速動作を実施することが出来る。
更にまた、特殊操作判定手段は変速指令入力装置を連続操作する特殊操作を検出した時、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定すると共に、変速指令入力装置を連続操作した回数だけ変速指令方向へギア位置を変速させるように目標ギア位置を設定するものであるため、変速指令入力装置を連続操作する特殊操作をした時のみ自動で1速への変速動作を実施することが出来る。
また、特殊操作判定手段は変速指令入力装置をシフトアップ方向及びシフトダウン方向に同時操作する特殊操作を検出した時、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定すると共に、目標ギア位置を1速に設定するものであるため、変速指令入力装置をシフトアップ方向及びシフトダウン方向に同時操作する特殊操作をした時のみ自動で1速への変速動作を実施することが出来る。
また、特殊操作判定手段は変速指令入力装置を長押し操作する特殊操作を検出した時、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定し、1速に目標ギア位置を設定するようにしているため、変速指令入力装置を長押し操作する特殊操作をした時のみ自動で1速への変速動作を実施することが出来る。
また、特殊操作判定手段は変速指令入力装置を長押し操作する特殊操作を検出した時、変速指令入力装置を押している間は自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定し、1速に目標ギア位置を設定するようにしているため、変速指令入力装置を長押し操作する特殊操作をした時のみ自動で変速動作を実施することが出来る。
また、車速が低速度であるか又はエンジン回転速度が低回転速度である時は、自動1速変速判定及び変速実施判定を実施するようにしているため、走行中は自動で1速への変速動作を禁止することが出来、安全性を高める効果がある。
また、特殊操作判定手段により自動1速変速指令が設定されている時、変速実施判定手段は自動1速変速方向へ自動で変速動作を実施するようにされているため、自動1速変速指令が設定されている場合に自動で変速動作を実施することが出来る。
また、特殊操作判定手段により目標ギア位置が設定されている時、ギア位置表示器に現在のギア位置と目標ギア位置の両方を表示するようにしているため、自動で1速への変速動作中であることを運転者に伝達可能となる効果がある。
また、特殊操作判定手段により自動1速変速指令が設定されている場合、1回の変速動作が終了した時に、変速前のギア位置と変化がないか又はギア位置がギア段の中間領域で止まっていることを連続して検出した時、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能なロータリー式変速機を採用した自動二輪車用変速機制御装置においては、自動1速変速方向を逆方向にして、再度自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定するようにしているため、自動で1速への変速動作時にドグ当たりにより変速不可であっても逆方向から1速への変速動作を可能とすることが出来る。
また、特殊操作判定手段により自動1速変速指令が設定されている場合、1回の変速動作が終了した時に、変速前のギア位置と変化がないか又はギア位置がギア段の中間領域で止まっていることを連続して検出した時、自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアするようにしているため、自動で1速への変速動作時にドグ当たりにより変速不可である場合は、自動で1速への変速動作を中止することが出来る。
また、ロータリー式と呼ばれる、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能な変速機である自動二輪車用変速機制御装置においては、シフトアップ方向とシフトダウン方向に対して、より少ない変速で1速に出来る方向を選択し自動1速変速方向を設定するようにしているため、より早い変速方向で1速への自動変速動作が出来る。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1の回路構成を示すブロック図である。この図において、シフトアップスイッチ1と、シフトダウンスイッチ2は変速指令入力装置を構成するもので、運転者が手元で操作出来るように配置されており、それぞれのスイッチ1または2が押された時に各スイッチは接地するようにされている。
シフトアップスイッチ1及びシフトダウンスイッチ2はそれぞれ変速指令判定手段であるシフトスイッチ判定手段3に接続されている。シフトスイッチ判定手段3はいずれかのスイッチがフィルタ時間以上閉じた場合に、変速指令及び変速方向(シフトアップ又はシフトダウン)を変速実施判定手段5に出力する。変速実施判定手段5はギア位置センサ12の信号を判定するギア位置判定手段13から得られるギア位置情報及び図示しないエンジン回転センサから得られるエンジン回転速度情報など各種センサからの情報にもとづき、変速動作をすべきでない車輌状態である場合などは、Hブリッジ制御回路6にモータ通電PWM信号及び通電方向信号を出力しないようにされている。また、車輌状態と変速指令、変速方向に問題がなく、変速制御を実施する場合はHブリッジ制御回路6にモータ通電PWM信号及び通電方向信号を所定シーケンスに従って出力するようにされている。
Hブリッジ回路7は4個のスイッチング素子からなる周知のモータ駆動回路であり、Hブリッジ制御回路6からの制御信号により任意の2個のスイッチング素子が導通状態となりモータ11に通電を行う。Hブリッジ制御回路6は変速実施判定手段5からの通電方向信号にもとづき任意の2個のスイッチング素子にモータ通電PWM信号を出力する。
モータ電源はバッテリ10から供給される。モータ11の回転力は図示しないギアボックスにより減速され、図示しないレバー、シャフトからなるリンク機構により、図示しないシフトシャフトに駆動力が伝達され、シフトシャフトが回転して変速が行われる。
シフトスイッチ判定手段3、特殊操作の判定手段である自動1速変速実施判定手段4、変速実施判定手段5、ギア位置判定手段13は、マイコン内のプログラムにより構成されている。自動1速変速実施判定手段4はシフトスイッチ判定手段3のシフトスイッチ判定結果から自動1速変速指令及び自動1速変速方向を変速実施判定手段5に出力する。これにより変速実施判定手段5は自動1速変速指令及び自動1速変速方向が設定されている場合は、Hブリッジ制御回路6にモータ通電PWM信号及び通電方向信号を所定シーケンスに従って出力する。
また、自動1速変速実施判定手段4は自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定した場合、ギア位置表示器制御回路8に自動1速変速目標ギア位置表示信号を出力する。
ギア位置判定手段13はギア位置センサ12の信号から現在のギア位置を判定し、ギア位置表示器制御回路8に現在ギア位置信号を出力する。ギア位置表示器制御回路8はギア位置表示器9にギア位置表示信号を出力する。
以上の説明はシフトシャフトにクラッチが連結されたシフトシャフトの回転のみで変速及びクラッチ操作が可能なトランスミッションを想定して説明しているが、クラッチレバー付きの二輪車においては、クラッチ操作を行うモータ、クラッチ操作用モータを駆動するHブリッジ回路及びHブリッジ制御回路が追加される。また、変速実施判定手段5は変速実施時にはクラッチのモータ通電PWM信号及び通電方向信号を出力することとなる。
次に、図2のフローチャートを参照しながら自動1速変速実施判定手段4の処理手順の一例について説明する。なお、図2の処理は所定の制御周期毎に行われるものとする。
ステップS1において、シフトスイッチ判定手段3によるシフトスイッチ判定結果を読み込む。次に、ステップS2において、自動1速変速指令が設定未であるか否かを確認する。設定未である場合は、ステップS3にてシフトスイッチ判定が同じ方向に例えば2秒以内に連続で3回以上押されたか否かを判定する。シフトスイッチ判定が同じ方向に例えば2秒以内に連続で3回以上押された場合は、ステップS4において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定し、また自動1速変速目標ギア位置を1速とする。
自動1速変速方向は通常シフトダウン方向を設定する。また、ロータリー式と呼ばれる、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能な変速機である自動二輪車用変速機制御装置においては、シフトアップ方向とシフトダウン方向に対して、より少ない変速で1速に出来る方向を選択し自動1速変速方向を設定することも可能である。この判定は初回のシフトスイッチON判定によりシフト指令及びシフト方向が設定済みである場合でも実施する。
自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定した場合は、ギア位置表示器制御回路8に自動1速変速目標ギア位置の表示信号を出力する。次に、ステップS5において、ギア位置判定手段13による現在ギア位置の判定結果が1速であるか否かを確認する。1速である場合は、ステップS6において自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。次に、ステップS7において、車速が例えば3km/h 以上であるか否かを確認する。
3km/h 以上であった場合は停車していないと見なして、ステップS8において自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。また、停車の判定として車速の代わりにエンジン回転速度を用いても良い。
その後、ステップS9において、自動1速変速指令が設定済みか否かを確認する。設定済みである場合には、ステップS10において、1回の変速完了時にギア位置判定手段13による現在のギア位置の判定結果が、変速前のギア位置と変化がないか又は例えば1速と2速の中間領域で止まっている場合に、ドグ当たりが発生したと判定し、変速終了時のドグ当たりが例えば連続3回以上発生したか否かを確認する。連続3回以上発生した場合には、ステップS11において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。
また、ステップS10において、変速終了時にドグ当たりを連続3回以上検出したと判定した場合、ロータリー式と呼ばれる、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能な変速機である自動二輪車用変速機制御装置においては、自動1速変速方向を逆向にして、再度自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定することも可能である。
次に、図3のフローチャートを参照しながら変速実施判定手段5の変速実施判定処理順の一例について説明する。なお、図3の処理は所定の制御周期毎に行われるものとする。
ステップS1において、シフトスイッチ判定手段3によるシフトスイッチ判定結果を読み込む。次に、ステップS2において、シフト指令及びシフト方向が既に設定されているか否かを判定し、シフト指令及びシフト方向が未設定であればステップS3において自動1速変速指令が未設定であるか否かを判定し、自動1速変速指令が未設定であればステップS4においてシフトアップまたはシフトダウンいずれかのスイッチがON状態の判定中であるか否かを確認する。ON状態であることを確認した場合には、ステップS5において今回がスイッチON判定をした初回であるか、即ち前回はOFF判定だったか否かを判定する。
今回がスイッチON判定初回である場合には、ステップS6において先ずは、シフト指令及びシフト方向の設定を行う。ステップS7においては、ギア位置センサ12の信号を判定するギア位置判定手段13から得られるギア位置情報及び図示しないエンジン回転センサから得られるエンジン回転速度情報など各種センサからの情報にもとづき、変速動作をすべきでない車輌状態であるか否かを判定する。変速動作をすべきでない車輌状態である場合には、ステップS8においてシフト指令及びシフト方向をクリアする。
次に、ステップS9において、シフト指令及びシフト方向が既に設定されているか否かを判定し、シフト指令及びシフト方向が未設定であればステップS10において自動1速変速指令が設定済みであるか否かを判定し、自動1速変速指令が設定済みであればステップS11においてシフト指令及びシフト方向の設定を行う。
次に、図4のフローチャートを参照しながらシフト指令及びシフト方向が設定された場合の変速実施判定手段5の変速実施判定処理手順の一例について説明する。なお、図4の処理は所定の制御周期毎に行われるものとする。
ステップS1において、シフト指令及びシフト方向が設定済みであるか否かを確認する。設定済みである場合には、ステップS2で所定のシーケンスでシフトシャフトが回転動作するよう目標位置を生成し、図示しないシフトシャフト回転センサの入力信号(以下、実位置という)と目標位置の誤差にもとづき、PWM指令値を求め、PWM指令値に応じたデューティのPWM信号及び回転方向信号をHブリッジ制御回路6へ出力する。
次に、ステップS3において、所定のシーケンスが終了したかどうかを確認する。所定のシーケンスが完了している場合には、ステップS4においてシフト指令及びシフト方向をクリアする。これにより次回制御周期において図3のステップS2及びS9でシフト指令及びシフト方向設定未となるので次の変速指令を受け付け可能となる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。この実施の形態の回路構成は実施の形態1と同様であるため、図示及び説明を省略する。図5は、実施の形態2による自動1速変速実施判定手段4の処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、図5の処理は所定の制御周期毎に行われるものとする。
ステップS1において、シフトスイッチ判定手段3によるシフトスイッチ判定結果を読み込む。次に、ステップS2において、自動1速変速指令が設定未であるか否かを確認する。設定未である場合には、ステップS3にてシフトスイッチ判定が同じ方向に例えば2秒以内に連続で2回以上押されたか否かを判定する。この判定は初回のシフトスイッチON判定によりシフト指令及びシフト方向が設定済みである場合でも実施する。
シフトスイッチ判定が同じ方向に例えば2秒以内に連続で2回以上押された場合には、ステップS4において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定する。次に、ステップS5において、シフトスイッチの入力回数だけシフトスイッチ指令方向へギア位置が変速するように自動1速変速目標ギア位置を設定する。自動1速変速目標ギア位置を設定した場合は、ギア位置表示器制御回路8に自動1速変速目標ギア位置の表示信号を出力する。
次に、ステップS6においてギア位置判定手段13による現在ギア位置の判定結果が自動1速変速目標ギア位置と一致しているか否かを確認する。一致している場合は、ステップS7において自動1速変速指令、自動1速変速方向及び自動変速目標ギア位置をクリアする。
その後、ステップS8において、車速が例えば3km/h以上であるか否かを確認する。
3km/h以上であった場合は停車していないと見なして、ステップS9において自動1速変速指令、自動1速変速方向及び自動変速目標ギア位置をクリアする。なお、停車の判定として車速の代わりにエンジン回転速度を用いても良い。
次に、ステップS10において、自動1速変速指令が設定済みであるか否かを確認する。設定済みである場合は、ステップS11において、1回の変速完了時にギア位置判定手段13による現在ギア位置の判定結果が、変速前のギア位置と変化がないか又は例えば1速と2速の中間領域で止まっている場合に、ドグ当たりが発生したと判定し、変速終了時のドグ当たりが例えば連続3回以上発生したか否かを確認する。連続3回以上発生した場合は、ステップS12において、自動1速変速指令、自動1速変速方向及び自動変速目標ギア位置をクリアする。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。この実施の形態の回路構成は実施の形態1と同様であるため、図示及び説明を省略する。図6は、実施の形態3による自動1速変速実施判定手段4の処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、図6の処理は所定の制御周期毎に行われるものとする。
ステップS1において、シフトスイッチ判定手段3によるシフトスイッチ判定結果を読み込む。次に、ステップS2において、自動1速変速指令が設定未であるか否かを確認する。設定未である場合には、ステップS3において、シフトスイッチがシフトアップ方向とシフトダウン方向に同時に押されているか否かを判定する。同時に押されていると判定した場合は、ステップS4において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定し、自動1速変速目標ギア位置を1速とする。自動1速変速方向は通常シフトダウン方向を設定する。なお、ロータリー式と呼ばれる、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能な変速機である自動二輪車用変速機制御装置においては、シフトアップ方向とシフトダウン方向に対し、より少ない変速で1速に出来る方向を選択し自動1速変速方向を設定することも可能である。
自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定した場合は、ギア位置表示器制御回路8に自動1速変速目標ギア位置の表示信号を出力する。次に、ステップS5において、ギア位置判定手段13による現在ギア位置の判定結果が1速であるか否かを確認する。1速である場合には、ステップS6において自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。
次に、ステップS7において、車速が例えば3km/h以上であるか否かを確認する。
3km/h以上であった場合は停車していないと見なして、ステップS8において自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。なお、停車の判定として車速の代わりにエンジン回転速度を用いても良い。
次に、ステップS9において、自動1速変速指令が設定済みであるか否かを確認する。設定済みである場合は、ステップS10において、1回の変速完了時にギア位置判定手段13による現在ギア位置の判定結果が、変速前のギア位置と変化がないか又は例えば1速と2速の中間領域で止まっている場合に、ドグ当たりが発生したと判定し、変速終了時のドグ当たりが例えば連続3回以上発生したか否かを確認する。連続3回以上発生した場合には、ステップS11において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。
なお、ステップS10において、変速終了時にドグ当たりを連続3回以上検出したと判定した場合、ロータリー式と呼ばれる、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能な変速機である自動二輪車用変速機制御装置においては、自動1速変速方向を逆方向にして、再度自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定することも可能である。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4を図にもとづいて説明する。この実施の形態の回路構成は実施の形態1と同様であるため、図示及び説明を省略する。図7は、実施の形態4による自動1速変速実施判定手段4の処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、図7の処理は所定の制御周期毎に行われるものとする。
ステップS1において、シフトスイッチ判定手段3によるシフトスイッチ判定結果を読み込む。次に、ステップS2において、自動1速変速指令が設定未であるか否かを確認する。設定未である場合には、ステップS3にてシフトスイッチ判定が同じ方向に例えば2秒以上長押しされているか否かを判定する。この判定は初回のシフトスイッチON判定によりシフト指令及びシフト方向が設定済みである場合でも実施する。
シフトスイッチの長押しが判定された場合は、ステップS4において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定し、自動1速変速目標ギア位置を1速とする。自動1速変速方向は通常シフトダウン方向を設定する。なお、ロータリー式と呼ばれる、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能な変速機である自動二輪車用変速機制御装置においては、シフトアップ方向とシフトダウン方向に対して、より少ない変速で1速に出来る方向を選択し自動1速変速方向を設定することも可能である。
自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定した場合は、ギア位置表示器制御回路8に自動1速変速目標ギア位置の表示信号を出力する。次に、ステップS5においてギア位置判定手段13による現在ギア位置の判定結果が1速であるか否かを確認する。1速である場合は、ステップS6において自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。
次に、ステップS7において、車速が例えば3km/h以上であるか否かを確認する。
3km/h以上であった場合は停車していないと見なして、ステップS8において自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。なお、停車の判定として車速の代わりにエンジン回転速度を用いても良い。
次に、ステップS9において、自動1速変速指令が設定済みであるか否かを確認する。設定済みである場合は、ステップS10において、1回の変速完了時にギア位置判定手段13による現在ギア位置の判定結果が、変速前のギア位置と変化がないか又は例えば1速と2速の中間領域で止まっている場合に、ドグ当たりが発生したと判定し、変速終了時のドグ当たりが例えば連続3回以上発生したか否かを確認する。連続3回以上発生した場合には、ステップS11において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。
なお、ステップS10において、変速終了時にドグ当たりを連続3回以上検出したと判定した場合、ロータリー式と呼ばれる、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能な変速機である自動二輪車用変速機制御装置においては、自動1速変速方向を逆方向にして、再度自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定することも可能である。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5を図にもとづいて説明する。この実施の形態の回路構成は実施の形態1と同様であるため、図示及び説明を省略する。図8は、実施の形態5による自動1速変速実施判定手段4の処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、図8の処理は所定の制御周期毎に行われるものとする。
ステップS1において、シフトスイッチ判定手段3によるシフトスイッチ判定結果を読み込む。次に、ステップS2において、自動1速変速指令が設定未であるか否かを確認する。設定未である場合には、ステップS3にてシフトスイッチ判定が同じ方向に例えば2秒以上長押しされているか否かを判定する。この判定は初回のシフトスイッチON判定によりシフト指令及びシフト方向が設定済みである場合でも実施する。
シフトスイッチの長押しが判定された場合は、ステップS4において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定し、自動1速変速目標ギア位置を1速とする。自動1速変速方向は通常シフトダウン方向を設定する。なお、ロータリー式と呼ばれる、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能な変速機である自動二輪車用変速機制御装置においては、シフトアップ方向とシフトダウン方向に対して、より少ない変速で1速に出来る方向を選択し自動1速変速方向を設定することも可能である。
自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定した場合は、ギア位置表示器制御回路8に自動1速変速目標ギア位置の表示信号を出力する。次に、ステップS5において長押し判定されたシフトスイッチがOFFされているか否かを判定する。シフトスイッチがOFFされている場合は、ステップS6において自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。次に、ステップS7において、車速が例えば3km/h以上であるか否かを確認する。3km/h以上であった場合は停車していないと見なして、ステップS8において自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。なお、停車の判定として車速の代わりにエンジン回転速度を用いても良い。
次に、ステップS9において、自動1速変速指令が設定済みであるか否かを確認する。設定済みである場合は、ステップS10において、1回の変速完了時にギア位置判定手段13による現在ギア位置の判定結果が、変速前のギア位置と変化がないか又は例えば1速と2速の中間領域で止まっている場合に、ドグ当たりが発生したと判定し、変速終了時のドグ当たりが例えば連続3回以上発生したか否かを確認する。連続3回以上発生した場合は、ステップS11において、自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアする。
この発明の実施の形態1〜5の回路構成を示すブロック図である。 実施の形態1における自動1速変速実施判定手段の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における変速実施判定手段の変速実施判定処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1においてシフト指令及びシフト方向が設定された場合の変速実施判定手段の変速実施判定処理手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における自動1速変速実施判定手段の処理手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3における自動1速変速実施判定手段の処理手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4における自動1速変速実施判定手段の処理手順の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5における自動1速変速実施判定手段の処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 シフトアップスイッチ、 2 シフトダウンスイッチ、
3 シフトスイッチ判定手段、 4 自動1速変速実施判定手段、
5 変速実施判定手段、 6 Hブリッジ制御回路、 7 Hブリッジ回路、
8 ギア位置表示器制御回路、 9 ギア位置表示器、
10 バッテリ、 11 モータ、 12 ギア位置センサ、
13 ギア位置判定手段。

Claims (13)

  1. 運転者の変速指令にもとづきクラッチ操作及び変速操作を電動モータの動力を用いて行う自動二輪車用変速機制御装置において、
    運転者がシフトアッブ及びシフトダウンの変速指令を入力するための変速指令入力装置と、変速指令入力装置の出力から変速指令を認識する変速指令判定手段と、前記変速指令入力装置を特殊操作したことを前記変速指令判定手段の出力により検出する特殊操作判定手段と、変速指令判定結果及び特殊操作判定結果にもとづいて変速動作を実施する変速実施判定手段とを備えたことを特徴とする自動二輪車用変速機制御装置。
  2. 前記特殊操作判定手段は前記変速実施判定手段に自動的に1速へ変速する指令を出力することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  3. 前記特殊操作判定手段は前記変速指令入力装置を連続操作する特殊操作を検出した時、自動1速変速指令、自動1速変速方向及び1速に目標ギア位置を設定することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  4. 前記特殊操作判定手段は前記変速指令入力装置を連続操作する特殊操作を検出した時、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定すると共に、変速指令入力装置を連続操作した回数だけ変速指令方向へギア位置を変速させるように目標ギア位置を設定することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  5. 前記特殊操作判定手段は前記変速指令入力装置をシフトアッブ方向及びシフトダウン方向に同時操作する特殊操作を検出した時、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定すると共に、目標ギア位置を1速に設定することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  6. 前記特殊操作判定手段は前記変速指令入力装置を長押し操作する特殊操作を検出した時、自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定し、1速に目標ギア位置を設定することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  7. 前記特殊操作判定手段は前記変速指令入力装置を長押し操作する特殊操作を検出した時、前記変速指令入力装置を押している間は自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定し、1速に目標ギア位置を設定することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  8. 車速が低速度であるかまたはエンジン回転速度が低回転速度である時は、自動1速変速判定及び変速実施判定を実施することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  9. 前記特殊操作判定手段により自動1速変速指令が設定されている時、前記変速実施判定手段は自動1速変速方向へ自動で変速動作を実施することを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  10. 前記特殊操作判定手段により目標ギア位置が設定されている時は、ギア位置表示器に現在のギア位置と目標ギア位置の両方を表示することを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  11. 前記特殊操作判定手段により自動1速変速指令が設定されている場合、1回の変速動作が終了した時に、変速前のギア位置と変化がないか又はギア位置がギア段の中間領域で止まっていることを連続して検出した時は、シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能なロータリー式変速機を採用した自動二輪車用変速機制御装置においては、自動1速変速方向を逆方向にして、再度自動1速変速指令及び自動1速変速方向を設定することを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  12. 前記特殊操作判定手段により自動1速変速指令が設定されている場合、1回の変速動作が終了した時に、変速前のギア位置と変化がないか又はギア位置がギア段の中間領域で止まっていることを連続して検出した時は、自動1速変速指令及び自動1速変速方向をクリアすることを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
  13. シフトアップ、シフトダウンの何れでも1速への変速が可能なロータリー式変速機を採用した自動二輪車用変速機制御装置においては、シフトアッブ方向とシフトダウン方向に対して、より少ない変速で1速に出来る方向を選択し自動1速変速方向を設定することを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の自動二輪車用変速機制御装置。
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