JP6631045B2 - 変速機の制御装置 - Google Patents

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本発明は、変速機に関し、例えば、マニュアル変速機の変速段を自動的に切り替える機械式自動マニュアル変速機(Automated Manual Transmission)の制御装置に関する。
従来、この種の装置として、操作レバーのセレクト/シフト操作に応じて電動アクチュエータを駆動させると共に、セレクトされたシフトレバーを回動させてシフトブロックをスリーブと一体にシフト移動させることで、所定の変速段に自動的にギヤインさせる機械式自動マニュアル変速機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、カウンタシャフトにカウンタシャフトブレーキを設け、シフトアップ時に、カウンタシャフトブレーキによってカウンタシャフトの回転数を減速することにより、変速での結合対象のスリーブと、変速ギヤとの回転を同期させる機械式自動マニュアル変速機が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2014−109310号公報 特開2001−280432号公報
機械式自動マニュアル変速機においては、例えば、カウンタシャフトブレーキの制動(オン)及び非制動(オフ)の状態を周期的に切り替えてカウンタシャフトの回転を徐々に落としていくことにより、変速での結合対象のスリーブと変速ギヤとの回転を同期させるようにしている。
このため、結合対象のスリーブと変速ギヤとの回転を同期させるまでに時間を要し、結果として変速が完了するまでに比較的長時間を要していた。
また、この同期の方法では、周期的に行われる一回分のカウンタシャフトブレーキの制動によってカウンタシャフトの回転数が変化するので、回転数の変化を小さくすることが容易でなく、カウンタシャフトの回転数が下がりきらない状態(アンダーシュート)や、カウンタシャフトの回転数が下がりすぎてしまう状態(オーバーシュート)が発生してしまい、適切に同期を行うことが困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、結合対象のカウントシャフト側結合部(変速ギヤ及び/又はハブ)と、メインシャフト側結合部(ハブ及び/又は変速ギヤ)との回転を迅速且つ適切に同期させることのできる技術を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の一観点に係る変速機の制御装置は、動力源からの駆動力が入力されるカウンタシャフトと、カウンタシャフトの駆動力が伝達されるメインシャフトと、カウンタシャフトの回転が常時伝達可能に結合された複数のカウントシャフト側結合部と、メインシャフトの回転が常時伝達可能に結合された複数のメインシャフト側結合部と、カウントシャフト側結合部及びメインシャフト側結合部の何れか一方の結合部に回転不能に結合され、一方の結合部と他方の結合部とを結合可能な1以上のスリーブと、カウンタシャフトの回転を制動させるカウンタシャフトブレーキと、を有する変速機を制御する変速機の制御装置であって、変速でのスリーブによる結合対象となるカウンタシャフト側結合部及びメインシャフト側結合部を結合させる際において、カウンタシャフトブレーキによりカウンタシャフトの制動を開始させる制動開始手段と、結合対象のカウンタシャフト側結合部の回転数を検出する第1回転数検出手段と、結合対象のメインシャフト側結合部の回転数を検出する第2回転数検出手段と、カウンタシャフトブレーキにより制動させている際における記結合対象のカウントシャフト側結合部の回転数と、結合対象のメインシャフト側結合部の回転数との回転数差の変化量を検出する変化量検出手段と、回転数差の変化量に基づいて、回転数差が所定以下となるまでの時間である同期終了時間を推定する終了時間推定手段と、同期終了時間に基づくカウンタシャフトブレーキの制御終了時間が経過したか否かを判定し、制御終了時間が経過した場合に、カウンタシャフトブレーキによる制動を終了させる制動終了手段とを有する。
上記変速機の制御装置において、制御終了時間は、同期終了時間よりも制動終了手段による制御が実際にカウンタシャフトブレーキに反映されるまでの時間だけ少ない時間であってもよい。
上記変速機の制御装置において、変速機は、変速による結合対象となるカウントシャフト側結合部及びメインシャフト側結合部を結合する位置にスリーブを移動させるアクチュエータをさらに備え、カウンタシャフトブレーキによる制動を終了させた後に、アクチュエータにより、変速による結合対象となるカウントシャフト側結合部及びメインシャフト側結合部を結合する位置にスリーブを移動させるスリーブ移動制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
本発明によると、カウントシャフト側結合部と、メインシャフト側結合部との回転を迅速且つ適切に同期させることができる。
本発明の一実施形態に係る機械式自動マニュアル変速機の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る変速機電子制御ユニット及び関連する構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る変速制御処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る変速制御処理における同期制御を説明する図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る機械式自動マニュアル変速機を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係る機械式自動マニュアル変速機の構成を示す図である。機械式自動マニュアル変速機は、インプットシャフト10と、インプットシャフト10と同軸に配置されたアウトプットシャフト(メインシャフト)11と、これらインプットシャフト10及びアウトプットシャフト11と平行に配置されたカウンタシャフト12とを備えている。また、機械式自動マニュアル変速機は、カウンタシャフト12の回転数を検出するカウンタシャフト回転数センサ91と、アウトプットシャフト11の回転数を検出するアウトプットシャフト回転数センサ92とを備えている。これらカウンタシャフト回転数センサ91、アウトプットシャフト回転数センサ92のセンサ値は、電気的に接続された変速機ECU100に送信される。
例えば、カウンタシャフト回転数センサ91により検出された回転数によると、インプットメインギヤ13、1速メインギヤM1、2速メインギヤM2、3速メインギヤM3、4速メインギヤM4、及び第4ハブ51(第4スリーブ54も同様)の回転数を、直接又は介在するギヤのギヤ比に基づいて特定することができる。ここで、カウンタシャフト回転数センサ91は、第1回転数検出手段の一例である。
また、アウトプットシャフト回転数センサ92により検出された回転数によると、第1ハブ21(第1スリーブ24)、第2ハブ31(第2スリーブ34)、第3ハブ41(第3スリーブ44)、及び6速カウンタギヤC6の回転数を、直接又は介在するギヤのギヤ比に基づいて特定することができる。ここで、アウトプットシャフト回転数センサ92は、第2回転数検出手段の一例である。
インプットシャフト10には、インプットメインギヤ13が一体回転可能に設けられている。アウトプットシャフト11には、入力側から順に、4速メインギヤM4、3速メインギヤM3、2速メインギヤM2、1速メインギヤM1、リバースメインギヤMR、6速メインギヤM6が設けられている。4速メインギヤM4、3速メインギヤM3、2速メインギヤM2、1速メインギヤM1、及びリバースメインギヤMRは、アウトプットシャフト11に相対回転可能に設けられ、6速メインギヤM6はアウトプットシャフト11に一体回転可能に設けられている。
カウンタシャフト12には、入力側から順に、インプットメインギヤ13と噛合するインプットカウンタギヤ14、4速メインギヤM4と噛合する4速カウンタギヤC4、3速メインギヤM3と噛合する3速カウンタギヤC3、2速メインギヤM2と噛合する2速カウンタギヤC2、1速メインギヤM1と噛合する1速カウンタギヤC1、アイドラギヤ15を介してリバースメインギヤMRと噛合するリバースカウンタギヤCR、6速メインギヤM6と噛合する6速カウンタギヤC6が設けられている。インプットカウンタギヤ14、4速カウンタギヤC4、3速カウンタギヤC3、2速カウンタギヤC2、1速カウンタギヤC1、及びリバースカウンタギヤCRは、カウンタシャフト12に一体回転可能に設けられ、6速カウンタギヤC6はカウンタシャフト12に相対回転可能に設けられている。
ここで、インプットメインギヤ13、1速メインギヤM1、2速メインギヤM2、3速メインギヤM3、4速メインギヤM4、及び第4ハブ51は、カウンタシャフト12の回転が常時伝達可能に結合されているカウンタシャフト側結合部の一例である。また、第1ハブ21、第2ハブ31、第3ハブ41、及び6速カウンタギヤC6は、アウトプットシャフト11の回転が常時伝達可能に結合されているメインシャフト側結合部(アウトプットシャフト側結合部ともいう)の一例である。
また、カウンタシャフト12の図中矢印B方向の端部には、カウンタシャフト12の回転を制動するカウンタシャフトブレーキ60が配置されている。カウンタシャフトブレーキ60は、ブレーキ駆動部61によって駆動されて、カウンタシャフト12の回転を制動する状態と、カウンタシャフト12の回転を制動しない状態との何れかの状態となる。ブレーキ駆動部61は、電気的に接続された変速機ECU100により制御される。
第1変速機構20は、アウトプットシャフト11に固定された第1ハブ21と、インプットメインギヤ13に固定されたインプットドグギヤ22と、4速メインギヤM4に固定された4速ドグギヤ23と、第1ハブ21に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第1スリーブ24とを備えている。第1スリーブ24の外周凹溝には、第1スリーブ24を軸方向に移動させる第1シフトフォークF1が係合されている。
第1スリーブ24が図中矢印A方向に移動してインプットドグギヤ22とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットシャフト10からアウトプットシャフト11に直結となり、アウトプットシャフト11は5速相当で回転する。第1スリーブ24が図中矢印B方向に移動して4速ドグギヤ24とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、4速カウンタギヤC4、4速メインギヤM4となり、アウトプットシャフト11は4速相当で回転する。
第2変速機構30は、アウトプットシャフト11に固定された第2ハブ31と、3速メインギヤM3に固定された3速ドグギヤ32と、2速メインギヤM2に固定された2速ドグギヤ33と、第2ハブ31に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第2スリーブ34とを備えている。第2スリーブ34の外周凹溝には、第2スリーブ34を軸方向に移動させる第2シフトフォークF2が係合されている。
第2スリーブ34が図中矢印A方向に移動して3速ドグギヤ32とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、3速カウンタギヤC3、3速メインギヤM3となり、アウトプットシャフト11は3速相当で回転する。第2スリーブ34が図中矢印B方向に移動して2速ドグギヤ34とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、2速カウンタギヤC2、2速メインギヤM2となり、アウトプットシャフト11は2速相当で回転する。
第3変速機構40は、アウトプットシャフト11に固定された第3ハブ41と、1速メインギヤM1に固定された1速ドグギヤ42と、リバースメインギヤMRに固定されたリバースドグギヤ43と、第3ハブ41に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第3スリーブ44とを備えている。第3スリーブ44の外周凹溝には、第3スリーブ44を軸方向に移動させる第3シフトフォークF3が係合されている。
第3スリーブ44が図中矢印A方向に移動して1速ドグギヤ42とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、1速カウンタギヤC1、1速メインギヤM1となり、アウトプットシャフト11は1速相当で回転する。第3スリーブ44が図中矢印B方向に移動してリバースドグギヤ44とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、リバースカウンタギヤCR、アイドラギヤ15、リバースメインギヤMRとなり、アウトプットシャフト11は逆回転する。
第4変速機構50は、カウンタシャフト12に固定された第4ハブ51と、6速カウンタギヤC6に固定された6速ドグギヤ52と、第4ハブ51に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第4スリーブ54とを備えている。第4スリーブ54の外周凹溝には、第4スリーブ54を軸方向に移動させる第4シフトフォークF4が係合されている。
第4スリーブ54が図中矢印A方向に移動して6速ドグギヤ52とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、6速カウンタギヤC6、6速メインギヤM6となり、アウトプットシャフト11は6速相当で回転する。
第1シフトフォークF1、第2シフトフォークF2、第3シフトフォークF3、及び第4シフトフォークF4は、シフト駆動部70によって、図中矢印A方向又は図中矢印B方向へ移動される。シフト駆動部70は、電気的に接続された変速機ECU100により制御される。
変速機ECU100は、いわゆる電子制御ユニットであって、CPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。変速機ECU100は、操作レバー90の近傍に設けられた図示しないシフトポジションセンサからの操作レバー90の位置を受信する。変速機ECU100の詳細な機能については後述する。
図2は、本発明の一実施形態に係る変速機電子制御ユニット及び関連する構成を示す機能ブロック図である。
変速機ECU100は、同期制御判定部101と、シフトダウン同期制御部102と、制動開始手段、制動終了手段、及びスリーブ移動制御手段の一例としてのシフトアップ同期制御部103と、制御終了判定部104と、変化量検出手段及び終了時間推定手段の一例としての同期終了時間推定部105と、シフト制御部106と、ブレーキ制御部107と、を一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアである変速機ECU100に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
シフト制御部106は、シフト駆動部70を駆動させてシフトフォーク(F1〜F4)によりスリーブ(24,34,44,54)を移動させる。
ブレーキ制御部107は、ブレーキ駆動部61を駆動させて、カウンタシャフトブレーキ60による制動、非制動を制御する。
同期制御判定部101は、操作レバー90の位置と、カウンタシャフト回転数センサ91と、アウトプットシャフト回転数センサ92とのセンサ値とに基づいて、変速がシフトダウンであるか、シフトアップであるかを判定する。すなわち、同期制御判定部101は、操作レバー90の位置から変速先の変速段を特定し、カウンタシャフト回転数センサ91からのセンサ値(回転数)から変速段に対応するカウンタシャフト側結合部(変速ギヤ又はハブ)の回転数を特定するとともに、アウトプットシャフト回転数センサ92からのセンサ値(回転数)から変速段に対応するアウトプットシャフト側結合部(ハブ又は変速ギヤ)の回転数を特定し、カウンタシャフト側結合部の回転数がアウトプットシャフト側結合部の回転数よりも大きい場合には、シフトアップであると判定する一方、カウンタシャフト側結合部の回転数がアウトプットシャフト側結合部の回転数よりも小さい場合には、シフトダウンであると判定する。
例えば、操作レバー90の位置が、4速を変速先としている場合には、同期制御判定部101は、カウンタシャフト回転数センサ91からのセンサ値(回転数)から4速メインギヤM4の回転数を特定するとともに、アウトプットシャフト回転数センサ92からのセンサ値(回転数)から第1ハブ21(第1スリーブ24)の回転数を特定し、これらの回転数により、シフトアップかシフトダウンかを判定する。
また、同期制御判定部101は、シフトダウンと判定した場合には、その旨をシフトダウン同期制御部102に通知する一方、シフトアップと判定した場合には、その旨をシフトアップ同期制御部103に通知する。
シフトダウン同期制御部102は、同期制御判定部101からシフトダウンである旨の通知を受け取ると、シフトダウン時の同期制御、すなわち、ダブルクラッチ制御を実行する。具体的には、シフトダウン同期制御部102は、図示しないクラッチを断にするように制御し、シフト制御部106によってシフト駆動部70を駆動させて、シフトフォークF1〜F4を各スリーブ24,34,44,54がニュートラルの位置となるように移動させる。次いで、シフトダウン同期制御部102は、クラッチを接にさせて、図示しないエンジンの回転数を増加させることにより、カウンタシャフト12の回転数を増加させて、カウンタシャフト側結合部の回転を、アウトプット側結合部の回転に同期させる。その後、シフトダウン同期制御部102は、シフト制御部106によってシフト駆動部70を駆動させて、変速先の変速ギヤに対応するドグギヤにスプライン噛合するようにスリーブ(24,34,44,54)を移動させる。
シフトアップ同期制御部103は、同期制御判定部101からシフトアップである旨の通知を受け取ると、シフトアップ時の同期制御、すなわち、カウンタシャフト制動制御を実行する。具体的には、シフトアップ同期制御部103は、図示しないクラッチを断にするように制御し、ブレーキ制御部107によりブレーキ駆動部61を駆動させて、カウンタシャフトブレーキ60によるカウンタシャフト12の制動を開始し、また、同期終了時間推定部105に動作を開始させる指示を送る。
また、シフトアップ同期制御部103は、制御終了判定部104からカウンタシャフトブレーキ60の制動を終了させる旨の指示を受けた場合には、ブレーキ制御部107によりブレーキ駆動部61を駆動させて、カウンタシャフトブレーキ60によるカウンタシャフト12の制動を終了する。その後、シフトアップ同期制御部103は、シフト制御部106によってシフト駆動部70を駆動させて、変速先の変速ギヤに対応するドグギヤにスプライン噛合するようにスリーブ(24,34,44,54)を移動させる。
同期終了時間推定部105は、カウンタシャフト回転数センサ91のセンサ値に基づいてカウンタシャフト側固定部の回転数を特定するとともに、アウトプットシャフト回転数センサ92のセンサ値に基づいて、アウトプットシャフト側固定部の回転数を特定し、カウンタシャフト側固定部の回転数と、アウトプットシャフト側固定部の回転数の差を求め、この回転数差の所定時間(例えば、単位時間)当たりの変化量(回転数差変化量)を算出する。
また、同期終了時間推定部105は、算出した回転数差変化量に基づいて、その時点の回転数差が所定の値以下となるまでの時間(同期終了時間)を推定する。ここで、回転数差が所定の値以下とは、スリーブを移動させて、カウンタシャフト側固定部と、アウトプットシャフト側固定部とを結合させても問題ない回転数差であればよく、回転数差を0としてもよい。
同期終了時間推定部105は、推定した同期終了時間を制御終了判定部104に通知する。
制御終了判定部104は、同期終了時間推定部105から通知された同期終了時間に基づいて、同期終了時間に基づくカウンタシャフトブレーキ60の制御終了時間を決定し、制御終了時間が経過したか否かを判定し、制御終了時間が経過した場合に、カウンタシャフトブレーキ60による制動を終了させる指示をシフトアップ同期制御部103に通知する。ここで、同期終了時間に基づくカウンタシャフトブレーキ60の制御終了時間としては、本実施形態では、ブレーキ制御部107が制御を開始してから、カウンタシャフトブレーキ60の状態が整うまでの時間(例えば、100ms)を同期終了時間から差し引いたものとしている。これにより、制御終了時間が経過した際にブレーキ制御部107により制御を行うことにより、同期終了時間にカウンタシャフトブレーキ60による制動を適切に終了することができる。なお、カウンタシャフトブレーキ60に対して制御を行ってから状態が整うまでの時間が短い場合等のようにその制御による時間を考慮しなくてもよい場合には、制御終了時間を同期終了時間と同じとしてもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る変速機ECU100による変速制御処理について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る変速制御処理のフローチャートである。
変速制御処理は、例えば、車両のエンジンの始動(イグニッションスイッチのキースイッチON)と同時に開始される。
変速機ECU100の同期制御判定部101は、図示しないシフトポジションセンサからの操作レバー90の位置に基づいて、変速操作があったか否かを検出し(S11)、変速操作がなかった場合(S11:NO)には、ステップS11を再び実行する。
一方、変速操作があった場合(S11:YES)には、同期制御判定部101は、変速操作がシフトアップであるか否かを判定する(S12)。この結果、変速操作がシフトアップではない場合、すなわち、シフトダウンである場合(S12:NO)には、同期制御判定部101は、シフトダウン同期制御部102にシフトダウンである旨の通知を送信する。シフトダウン同期制御部102は、シフトダウンである旨の通知を受け取ると、シフトダウン時の同期制御、すなわち、ダブルクラッチ制御を実行する(S13)。
次いで、シフトダウン同期制御部102は、シフト制御部106によってシフト駆動部70を駆動させて、変速先の変速ギヤに対応するドグギヤにスプライン噛合するようにスリーブ(24,34,44,54)を移動させるギヤイン制御を実行する(S14)。この後、処理は、ステップS11に戻る。
一方、変速操作がシフトアップである場合(S12:YES)には、同期制御判定部101は、シフトアップ同期制御部103にシフトアップである旨の通知を送信する。シフトアップ同期制御部103は、シフトアップである旨の通知を受け取ると、図示しないクラッチを断にするように制御し、ブレーキ制御部107によりブレーキ駆動部61を駆動させて、カウンタシャフトブレーキ60によるカウンタシャフト12の制動を開始し、同期終了時間推定部105に動作を開始させる指示を送る(S15)。
同期終了時間推定部105は、カウンタシャフト回転数センサ91のセンサ値に基づいてカウンタシャフト側固定部の回転数を特定するとともに、アウトプットシャフト回転数センサ92のセンサ値に基づいて、アウトプットシャフト側固定部の回転数を特定し、カウンタシャフト側固定部の回転数と、アウトプットシャフト側固定部の回転数との差を求め、この回転数差の所定時間当たりの変化量(回転数差変化量)を算出する(S16)。
次いで、同期終了時間推定部105は、算出した回転数差変化量に基づいて、その時点の回転数差が所定の値以下となるまでの時間(同期終了時間)を推定し、推定した同期終了時間を制御終了判定部104に通知する(S17)。
制御終了判定部104は、同期終了時間推定部105から通知された同期終了時間に基づいて、同期終了時間に基づくカウンタシャフトブレーキ60の制御終了時間を決定し、制御終了時間が経過したか否かを判定する(S18)。この結果、制御終了時間が経過していない場合(S18:NO)には、制御終了判定部104は、処理をステップS16に進める。これにより、ステップS16からのステップが実行されて、以降の実際の状態に応じて制御終了時間が更新される。
一方、制御終了時間が経過した場合(S18:YES)には、制御終了判定部104は、カウンタシャフトブレーキ60による制動を終了させる指示をシフトアップ同期制御部103に通知し、通知を受けたシフトアップ同期制御部103は、ブレーキ制御部107によりブレーキ駆動部61を駆動させて、カウンタシャフトブレーキ60によるカウンタシャフト12の制動を終了する(S19)。
次いで、シフトアップ同期制御部103は、シフト制御部106によってシフト駆動部70を駆動させて、変速先の変速ギヤに対応するドグギヤにスプライン噛合するようにスリーブ(24,34,44,54)を移動させるギヤイン制御を実行する(S20)。この後、処理は、ステップS11に戻る。
以上説明したように、本実施形態によると、シフトアップ時において、カウンタシャフト側固定部の回転数と、アウトプットシャフト側固定部の回転数との差を求め、この回転数差の所定時間当たりの変化量に基づいて、同期終了時間を推定し、その時間が経過するまでカウンタシャフトブレーキ60による制動を継続して行うようにしたので、迅速且つ適切に同期を完了させて、変速を行うことができる。
次に、本発明の一実施形態に係る変速制御処理における同期制御を説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る変速制御処理における同期制御を説明する図である。なお、図4は、時刻T1において、シフトアップ同期制御部103がシフトアップである旨の通知を受けた場合の例を示している。
シフトアップ同期制御部103は、シフトアップである旨の通知を受けると、図示しないクラッチを断にするように制御し、カウンタシャフトブレーキ60による制動をオンにさせるために、ブレーキ制御部107によりブレーキ制御信号をONにして出力させる。このブレーキ制御信号を受け取ったブレーキ駆動部61は、カウンタシャフトブレーキ60による制動を開始させるように駆動させて、時刻T2からカウンタシャフトブレーキ60による制動が開始される。これにより、カウンタシャフト側固定部の回転数と、アウトプットシャフト側固定部の回転数との回転数差は、時刻T2から徐々に小さくなっていく。
ここで、同期終了時間推定部105は回転数差の変化量を算出し、同期終了時間を推定する。ここで、時刻TXにおいて、同期終了時間を推定した場合には、時刻TXから同期終了時間が経過した時刻T4において、同期が終了することを意味している。
制御終了判定部104は、同期終了時間推定部105から通知された同期終了時間に基づいて、同期終了時間に基づくカウンタシャフトブレーキ60の制御終了時間を決定する。図4の例では、制御終了時間は、同期終了時間よりも制御に要する時間だけ少ない時間であり、制御終了時間が経過する時刻は、時刻T4よりも前の時刻T3となる。
制御終了判定部104は、制御終了時間が経過すると、カウンタシャフトブレーキ60による制動を終了させる指示をシフトアップ同期制御部103に通知し、通知を受けたシフトアップ同期制御部103は、カウンタシャフトブレーキ60による制動をオフにさせるために、ブレーキ制御部107によりブレーキ制御信号をOFFにして出力させる。この結果、このブレーキ制御信号を受け取ったブレーキ駆動部61は、カウンタシャフトブレーキ60による制動を終了させるように駆動させて、時刻T4にカウンタシャフトブレーキ60による制動が終了される。ここで、同期終了時間が経過した時刻T4は、カウンタシャフト側固定部の回転数と、アウトプットシャフト側固定部の回転数との回転数差が所定値以下になると推定されている状態、すなわち、同期が終了していると推定できる状態であるので、その時点からギヤイン制御を行うことにより、適切にギヤインすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、カウンタシャフト回転数センサ91により検出された回転数と、アウトプットシャフト回転数センサ92により検出された回転数とにより、変速ギヤの回転数と、ハブ(スリーブ)の回転数との回転数差を特定していたが、本発明はこれに限られず、変速ギヤの回転数と、ハブ(スリーブ)の回転数とをセンサにより直接検出するようにして、それら回転数により回転数差を特定してもよく、また、変速ギヤの回転数と、ハブ(スリーブ)の回転数とを特定できる別の部位の回転数を用いて回転数差を特定してもよい。例えば、エンジン回転数センサにより検出されるエンジン回転数や、プロペラシャフトの回転数を用いてもよい。
また、上記実施形態では、制御終了時間が経過していない場合に、再びステップS16、S17のステップを実行するようにして、同期終了時間を逐次推定して、更新するようにしていたが、本発明はこれに限られず、一度推定した同期終了時間を用いて、制御終了時間が経過したか否かを判定するようにしてもよい。このようにすると、変速機ECU100の処理負荷を軽減することができる。
また、上記実施形態では、操作レバー90に対する運転者の操作に応じた変速時に本発明を適用していたが、本発明はこれに限られず、例えば、車両の状態に応じて車両のECUが自動的に変速を判断し、その変速時に本発明を適用してもよい。
10 インプットシャフト
11 アウトプットシャフト
12 カウンタシャフト
13 インプットメインギヤ
22 インプットドグギヤ
23 4速ドグギヤ
24,34,44,54 スリーブ
32 3速ドグギヤ
33 2速ドグギヤ
42 1速ドグギヤ
43 リバースドグギヤ
52 6速ドグギヤ
60 カウンタシャフトブレーキ
61 ブレーキ駆動部
70 シフト駆動部
91 カウンタシャフト回転数センサ
92 アウトプットシャフト回転数センサ
100 変速機ECU
101 同期制御判定部
102 シフトダウン同期制御部
103 シフトアップ同期制御部
104 制御終了判定部
105 同期終了時間推定部
106 シフト制御部
107 ブレーキ制御部
M1 1速メインギヤ
M2 2速メインギヤ
M3 3速メインギヤ
M4 4速メインギヤ
M6 6速メインギヤ
C6 6速カウンタギヤ

Claims (2)

  1. 動力源からの駆動力が入力されるカウンタシャフトと、
    前記カウンタシャフトの駆動力が伝達されるメインシャフトと、
    カウンタシャフトの回転が常時伝達可能に結合された複数のカウントシャフト側結合部と、
    前記メインシャフトの回転が常時伝達可能に結合された複数のメインシャフト側結合部と、
    前記カウントシャフト側結合部及び前記メインシャフト側結合部の何れか一方の結合部に回転不能に結合され、前記一方の結合部と他方の結合部とを結合可能な1以上のスリーブと、
    前記カウンタシャフトの回転を制動させるカウンタシャフトブレーキと、
    前記結合対象のカウンタシャフト側結合部の回転数を検出する第1回転数検出手段と、
    前記結合対象のメインシャフト側結合部の回転数を検出する第2回転数検出手段と、
    前記スリーブの移動及び前記カウンタシャフトブレーキの制動を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    変速操作があった場合に、前記変速操作がシフトダウンであるか、シフトアップであるかを判定する同期制御判定部と、
    前記同期制御判定部によりシフトダウンと判定された場合に、シフトダウン時の同期制御を実行し、次いで、ギヤイン制御を実行するシフトダウン同期制御部と、
    前記同期制御判定部によりシフトアップと判定された場合に、前記カウンタシャフトブレーキによる制動を開始することにより、シフトアップ時の同期制御を実行するシフトアップ同期制御部と、
    前記カウンタシャフトブレーキによる制動、非制動を制御するブレーキ制御部と、
    前記第1回転数検出手段により検出された前記カウンタシャフト側固定部の回転数、及び前記第2回転数検出手段により検出された前記アウトプットシャフト側固定部の回転数から両者の回転数差を求め、前記回転数差の所定時間当たりの変化量である回転数差変化量を算出し、前記回転数差変化量に基づいて、算出した時点から前記回転数差が所定の値以下となるまでの時点までの時間である同期終了時間を推定する同期終了時間推定部と、
    前記同期終了時間に基づいて、前記同期終了時間よりも前記ブレーキ制御部による制御が実際に前記カウンタシャフトブレーキに反映されるまでの時間だけ少ない時間である、前記カウンタシャフトブレーキの制御終了時間を決定すると共に、前記制御終了時間が経過したか否かを判定し、前記制御終了時間が経過した場合に、前記カウンタシャフトブレーキによる制動を終了させる指示を前記シフトアップ同期制御部に通知する制御終了判定部と、を備え、
    前記シフトアップ同期制御部は、前記通知を受けた場合に、前記ブレーキ制御部により前記カウンタシャフトブレーキによるカウンタシャフトの制動を終了させた後、前記ギヤイン制御を実行する
    変速機の制御装置。
  2. 前記変速機は、変速による結合対象となるカウントシャフト側結合部及びメインシャフト側結合部を結合する位置に前記スリーブを移動させるアクチュエータをさらに備え、
    前記カウンタシャフトブレーキによる制動を終了させた後に、前記アクチュエータにより、変速による結合対象となる前記カウントシャフト側結合部及び前記メインシャフト側結合部を結合する位置に前記スリーブを移動させるスリーブ移動制御手段をさらに備える
    請求項1に記載の変速機の制御装置。
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