JP2007107353A - 防草マット - Google Patents

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公敏 脇坂
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Abstract

【課題】道路Rの法面S等において、安価にかつ効果的に雑草の繁殖を防止する。
【解決手段】ゴム製のマット本体1を備えた防草マットAを、道路Rの法面S等に敷設することによって、当該法面S等における雑草の繁殖を防止する。マット本体1には、その一端部に足場用の突条部14が設けられている。マット本体1は、廃タイヤを粉砕したゴムチップ15とバインダー16との混合物を成型してなることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、地面に設置され、それによって雑草の発芽や成長を防止するための防草マットに関するものである。
従来より、道路工事の際に掘り起こした路面を仮復旧するために、その路面に敷設されるゴム製のマットが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−177006号公報
ところで、道路の法面等には雑草が繁殖することから、その雑草を除去すべく除草作業が定期的に行われている。
しかしながら、除草作業を行っても、雑草はすぐに再繁殖してしまうため、除草作業を頻繁に行わなければならず、除草作業のためだけに膨大な費用が掛けられているのが現状である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、道路の法面等において、安価にかつ効果的に雑草の繁殖を防止することにある。
本発明は、透水性を有さずかつ、遮光性を有するゴム製の防草マットを地面に敷設することによって、雑草の繁殖を防止することとした。
具体的に本発明の防草マットは、地面に敷設され、それによって雑草の繁殖を防止する防草マットであって、ゴム製のマット本体を備え、上記マット本体には、その一端部に足場用の突条部が設けられる。
この構成によると、本防草マットはゴム製であるため、透水性を有さず、遮光性を有している。そのため、例えばこの防草マットを、道路の法面の上端付近又は下端付近に敷設した場合は、防草マットが、飛来する種子の侵入をブロックすると共に、雑草の発芽や成長が防止される。そうして、道路の両側付近の防草効果が得られることにより、除草作業が不要になり、それに要する費用を削減することができる。
また、マット本体を敷設することだけで防草効果が得られるため、除草作業に比べて敷設作業は容易であると共に、例えば新設道路の法面だけでなく、既設道路の法面に対して防草マットを敷設をすることによって防草効果を得ることができる。
また、敷設した防草マットよりも外側の法面(防草マットが敷設されていない法面)には除草作業を行う必要があるが、上記マット本体には、その一端部に突条部が設けられているため、その突条部を足場として除草作業を安全に行うことができる。つまり、突条部を有する本防草マットは、法面等の斜面に敷設するマットとして特に好適である。
上記マット本体は、多数のゴムチップとバインダーとの混合物を成型してなり、上記ゴムチップは、廃タイヤを粉砕したものである、としてもよい。
こうすることで、防草マットの製造コストを低減させることができる上に、リサイクル(廃タイヤの再利用)によって、環境負荷を軽減させることができる。
上記マット本体には、当該マット本体を地面に対して固定するための固定ピンが挿入される貫通孔が形成されていることが好ましい。
こうすることで、敷設した防草マットがずれることが防止される。例えば敷設した防草マットがずれて地面が露出した場合には、その露出部分において雑草が繁殖することになるが、固定ピンによって敷設した防草マットのずれを防止することによって、地面が露出することはなく、防草効果を確実に得ることができる。
上記マット本体は、複数個並べて敷設され、上記各マット本体には、その並び方向の両端部それぞれに重なり部が設けられ、上記各貫通孔は、上記重なり部に設けられており、複数個のマット本体を並べて敷設した際に、隣合うマット本体の重なり部同士が重なり合うと共に、その貫通孔同士が互いに連通するように構成されている、としてもよい。
こうすることで、防草マットを並べて敷設する際に、重なり部同士が互いに重なるように各マット本体を敷設し、その状態で連続する貫通孔内に貫通孔内に固定ピンを挿入してピンを地面に打ち込むことで、隣合うマット本体の間で地面が露出することはなく、防草効果を確実に得ることができる。
以上説明したように、本発明の防草マットによると、ゴム製のマット本体を地面に敷設することによって防草効果が得られるため、除草作業が不要になり、それに要する費用を削減することができる。
また、上記マット本体には、その一端部に突条部が設けられていることによって、その突条部を足場として、例えば除草作業等を安全に行うことができる。
さらに、マット本体を、廃タイヤを粉砕したゴムチップとバインダーとの混合物の成型品とすることによって、防草マットの製造コストを低減させることができる上に、リサイクルによって環境負荷を軽減させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る防草マットAを示していて、この防草マットAは、図2に示すように、道路Rの法面Sの上端部分及び下端部分に、道路Rに沿って複数個並べて敷設されるマットである。
この防草マットA(マット本体1)は、詳しくは後述するがゴム製であり、平面視で矩形状の板体とされている。
上記マット本体1は、その並び方向の一側部と他側部との双方に、重なり部11,12がそれぞれ設けられている。この内、一側部(図1の左手前側の部分)の重なり部11は、隣り合うマット本体1の重なり部12に対して上側となるように、マット本体1の裏面側の部分が切り欠かれた段差状に構成され、他側部(図1の右奥側の部分)の重なり部12は、隣り合うマット本体1の重なり部11に対して下側となるように、マット本体1の表面側の部分が切り欠かれた段差状に構成されている。
この各重なり部11,12には、並び方向に直交する方向に等間隔を空けて、厚み方向に貫通する複数の(図例では、4つの)貫通孔13,13,…が形成されている。この各貫通孔13は、図4に示すように、マット本体1を地面Sに対して固定するための固定ピン(アンカー)3を挿入するための孔であり、隣り合うマット本体1の重なり部11,12が重なった状態において、その貫通孔13,13同士が連続するようになっている。
また、マット本体1における並び方向に直交する方向の一側部には、上方に突出する突条部14が、マット本体1と一体的に設けられている。この突条部14は並び方向に延びており、図3に示すように、複数のマット本体1を並べたときには、互いに連続するようになって道路Rに沿って延びる足場として利用される。
図1に示すように、このマット本体1の厚みTは適宜設定することが可能であるが、防草機能や耐久性等の観点から例えば40mm程度にすればよい。また、マット本体1の幅Wや長さLは、適宜設定することができる。さらに、重なり部11,12の幅W1は、例えば150mm程度とすることができる。この程度の幅を有することによって、後述するように、曲線道路に沿ってマット本体1を敷設する場合に、その曲線に沿って、隙間を設けることなくマット本体1を敷設することが可能になる。加えて、突条部14の高さHは、足場としての機能を考慮して、例えば140mm程度とすればよい。
また、各貫通孔13の径は、20mm程度とすることが好ましい。こうすることで、固定ピン3を挿入してマット本体1を敷設した状態において、この貫通孔13部分で法面Sが露出することが抑制され、確実な防草効果を得る上で有利になる。
このマット本体1は、図4に示すように、ゴムチップ15を骨材とし、そのゴムチップ15をバインダー16によって接着した、ゴムチップ15とバインダー16との混合物の成型品とされている。但し、本マット本体1は透水性を有さず、遮光性を有することが必要であるため、マット本体1における間隙率は極めて小さい。
ここで、ゴムチップ15としては、種々のものを使用することも可能であるが、廃タイヤを粉砕したものとすることができる。この場合、マット本体1の製造コストの低減、及び、リサイクル材料による環境負荷の低減を図ることができる。
また、バインダー16は種々のものを使用することができる。例えば天然ゴムや各種の合成ゴムや、樹脂等とすることもできる。バインダー16は、ゴムチップ15の接着性が高いものが好ましい。また、バインダー16を耐候性に優れたものとすることによって、マット本体1ののメンテナンス費用が低減化し、好ましい。
尚、上記ゴムチップ15の粒径は5〜20mm程度にすればよく、マット本体1におけるゴムチップ15の体積%は60〜90%程度にすればよい。
ここで、上記マット本体1の製造方法について簡単に説明すると、先ず、廃タイヤを粉砕してチップ状にし、多数のゴムチップ15とバインダー16とをミキサーに入れて混合する。このときに各種の添加剤や添加物を混合してもよい。そして、ゴムチップ15とバインダー16との混合物を予め用意した金型に流し込んで成型することによって、上記マット本体1を製造することができる。
上記構成の防草マットAは、以下のように使用される。つまり、図2〜4に示すように、法面Sの上端部分及び下端部分に、道路Rに沿って、重なり部11,12同士が重なるように、複数のマット本体1を並べて敷設する。このとき突条部14が道路Rに対して遠くなる向きで各マット本体1は敷設される。その状態において、各貫通孔13内に固定ピン3を打ち込んで、マットの敷設が完了する。このように、マット本体1の敷設作業は容易である。
こうしてマット本体1を法面Sに敷設することによって、マット本体1が飛来する種子の侵入を阻止すると共に、当該マット本体1がゴム製であることから透水性を有さずしかも遮光性を有していることにより、雑草の発芽や成長が防止される。そうして、道路Rの両側付近の防草効果が得られることにより、除草作業が不要になり、それに要する費用を削減することができる。
また、敷設したマット本体1よりも外側の法面S(マット本体1が敷設されていない法面S)には除草作業を行う必要があるが、上記マット本体1には、その一端部に突条部14が設けられているため、その突条部14を足場として除草作業を安全に行うことができる。
さらに、上記マット本体1は、廃タイヤを利用して製造されるため、製造コストの低減化を図ることができると共に、環境負荷のさらなる低減化を図ることができる。
尚、マット本体1の表面に彩色を施したり、絵画等を描いたりすることも可能であり、そうした場合、美観を向上させることができる。
尚、マット本体1の敷設の際に、例えばガードレール等の支柱と干渉する場合には、サンダー等によって穿孔すればよい(図3の一点鎖線参照)。
また、マット本体1を曲線道路に沿って敷設する場合は、図5に示すように、隣り合うマット本体1の重なり部11,12同士の一部が重なり合う範囲で、マット本体1の角度をずらして敷設することにより、対応可能である。
尚、上記防草マットAは法面Sに敷設する用途に限定されず、その他、防草を目的として広く利用することができる。
以上説明したように、本発明は、道路の法面等に敷設して雑草の繁殖を防止する防草マットとして有用である。
本発明の実施形態に係る防草マットの斜視図である。 上記防草マットの実施方法を示す説明図である。 上記防草マットの実施方法を示す平面図である。 図3のIV−IV端面図である。 曲線道路に沿って敷設する場合の上記防草マットの実施方法を示す平面図である。
符号の説明
A 防草マット
R 道路
S 法面
1 マット本体
11,12 重なり部
13 貫通孔
14 突条部
15 ゴムチップ
16 バインダー
3 固定ピン

Claims (4)

  1. 地面に敷設され、それによって雑草の繁殖を防止する防草マットであって、
    ゴム製のマット本体を備え、
    上記マット本体には、その一端部に足場用の突条部が設けられていることを特徴とする防草マット。
  2. 請求項1に記載の防草マットにおいて、
    上記マット本体は、多数のゴムチップとバインダーとの混合物を成型してなり、
    上記ゴムチップは、廃タイヤを粉砕したものであることを特徴とする防草マット。
  3. 請求項1又は2に記載の防草マットにおいて、
    上記マット本体には、当該マット本体を地面に対して固定するための固定ピンが挿入される貫通孔が形成されていることを特徴とする防草マット。
  4. 請求項3に記載の防草マットにおいて、
    上記マット本体は、複数個並べて敷設され、
    上記各マット本体には、その並び方向の両端部それぞれに重なり部が設けられ、
    上記各貫通孔は、上記重なり部に設けられており、
    複数個のマット本体を並べて敷設した際に、隣合うマット本体の重なり部同士が重なり合うと共に、その貫通孔同士が互いに連通するように構成されていることを特徴とする防草マット。
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