JP2007106789A - 新規シクロデキストリン化合物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 難水溶性化合物の水溶性を向上させることができる化合物であり、薬物の水溶化、化粧品成分の水溶性化、化成品成分の水溶性化に利用することができる新規なシクロデキストリン化合物を提供することが、本発明の課題である。
【解決手段】シクロデキストリンを2級水酸基側で化学結合することによるシクロデキストリン2量化体を提供することにより、本課題が解決される。

Description

本発明は、新規シクロデキストリン化合物に関するものであり、シクロデキストリン誘導体が一本のスペーサーを介して結合した新規シクロデキストリン化合物に係わる。
これまでシクロデキストリンおよびその修飾化合物は、周知の如くその包接機能による薬物、食品成分、化粧品成分などの難水溶性化合物の可溶化、苦味渋味のマスキング、酸化・紫外線・熱による変性の軽減などに幅広く利用されている。しかし、これまでに公知のシクロデキストリン化合物(例えば特許文献1,2)ではそれらの目的に適用できない場合や、あるいは更なる効果の向上を得たい場合などがある。これらの問題を解決するにあたり、新規なシクロデキストリン化合物の提供が必要となる。
特開2003−221401号公報 特開2000−344803号公報
本発明は、難水溶性化合物の水溶性を向上させることができる化合物であり、種々の目的、例えば、薬物の水溶化、化粧品成分の水溶性化、化成品成分の水溶性化に利用することができ、広域な産業分野に寄与するものとして使用できる、新規なシクロデキストリン化合物を提供することを課題とする。
本発明者は、新規シクロデキストリン化合物の開発を鋭意検討し、本発明に至った。シクロデキストリンの機能は、シクロデキストリン分子の構造上の性質にある。すなわちシクロデキストリン分子は、底のないバケツのような化学構造をしており、内側が疎水的、外側が親水的であり、疎水分子を内側に取り込む包接現象を示す。シクロデキストリン分子の2つの空洞口のうち一方(一級水酸基側)は狭く、もう一方(二級水酸基側)は広く、多くの場合、疎水性分子は広い空洞口から包接される。包接現象は、包接と解離の平衡反応であり、大きな空洞口に入りきれない疎水性分子は、包接されにくく解離が優先される。2個のシクロデキストリン分子を広い空洞口側で化学結合させたシクロデキストリン化合物は、大きな空洞口に入りきれない疎水性分子を両方向から包接すると考えられる。本発明は、シクロデキストリンの広い空洞口に位置する3位水酸基をアミノ基で置換した3−モノアミノシクロデキストリン誘導体のアミノ基を置換または無置換アルキル基、置換または無置換アリール基、置換または無置換アリル基から選択される化合物で共有結合したことを特徴とする化式1で示されるシクロデキストリン化合物である。
Figure 2007106789
本発明の代表的な例として化式2で表わされるシクロデキストリン化合物を掲示できることができる。式中において、mが5以上7以下の整数、nが5以上7以下の整数、xが2以上7以下の整数であることを特徴とする。
Figure 2007106789
本発明の新規シクロデキストリン化合物は、薬物、食品成分、化粧品成分などの難水溶性化合物の可溶化、苦味渋味のマスキング、酸化・紫外線・熱による変性の軽減などに幅広く利用できる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明の新規シクロデキストリン化合物は、シクロデキストリンの広い空洞口に位置する3位水酸基をアミノ基で置換した3−モノアミノシクロデキストリンのアミノ基を置換または無置換アルキル基、置換または無置換アリール基、置換または無置換アリル基から選択される化合物で共有結合したことを特徴とするシクロデキストリン化合物である。本発明の原料となるシクロデキストリンの3位水酸基をアミノ基で置換した3−モノアミノシクロデキストリンは公知の化合物であり、たとえば、Chem. Lett., 553-556 (1988)記載の方法で製造することができる。3−モノアミノシクロデキストリンとしては、グルコース単位が6分子、7分子、8分子からなるa-シクロデキストリン、b-シクロデキストリン、g-シクロデキストリンなどをあげることができる。加えて、化学的、酵素的に合成したものであってもよく、さらには、グルコース単位が9個以上のものであってもよい。
3−モノアミノシクロデキストリンのアミノ基に脱水縮合してアミド結合を形成させるには、置換または無置換アルキル基、置換または無置換アリール基、置換または無置換アリル基のそれぞれにジカルボン酸基を有した化合物と3−モノアミノシクロデキストリンとの間で通常のアミド結合の形成方法を用いることができる。例えば、活性エステル化法、混合酸無水物法、いわゆる縮合試薬を用いる方法などであり、縮合する方法としては何ら制限なく、周知の方法を使用できる。
1種類の3−アミノシクロデキストリンと置換または無置換アルキル基、置換または無置換アリール基、置換または無置換アリル基のそれぞれにジカルボン酸基を有した化合物とを通常のアミド結合の形成方法を用い縮合反応を行う場合は、化式1中においてmとnが同じ整数である同じ種類のシクロデキストリン化合物を有した新規シクロデキストリン化合物が得られ、2種類の3−アミノシクロデキストリンと置換または無置換アルキル基、置換または無置換アリール基、置換または無置換アリル基のそれぞれにジカルボン酸基を有した化合物とを通常のアミド結合の形成方法を用い縮合反応を行う場合は、化式1中においてmとnが異なる整数である異なった種類のシクロデキストリン化合物を有した新規シクロデキストリン化合物が得られる。
また、3−アミノシクロデキストリンと置換または無置換アルキル基、置換または無置換アリール基、置換または無置換アリル基のそれぞれにジカルボン酸基を有した化合物のモノ活性エステル化合物あるいは無水物とを反応させ、化式3に示す化合物を合成し、さらに縮合試薬により3−アミノシクロデキストリンと反応させることにより化式1で示される新規シクロデキストリン化合物を得ることができる。この場合、最初に反応させる3−アミノシクロデキストリンと後に反応させる3−アミノシクロデキストリンとが同じである場合には、化1中においてmとnが同じ整数である同じ種類のシクロデキストリン化合物を有した新規シクロデキストリン化合物が得られ、最初に反応させる3−アミノシクロデキストリンと後に反応させる3−アミノシクロデキストリンとが異なる場合には、化式1中においてmとnが異なる整数である異なった種類のシクロデキストリン化合物を有した新規シクロデキストリン化合物を適宜得ることができる。
Figure 2007106789
以下、実施例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。もちろん、この発明は以下の例に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、コハク酸(0.059 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.601g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
2.60-2.70(4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (12H, m). IR (KBr): 3372, 2930,
1642
ESI-MS
(m/z): 2026 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、グルタル酸(0.066 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.59 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.7-1.8 (2H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.2 (majority), 4.8-5.0 (12H, m). IR
(KBr): 3364, 2932, 1645. ESI-MS (m/z): 2040 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、アジピン酸(0.073 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.61g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
1.6-1.8 (4H, m), 2.3-2.4 (4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (12H, m). IR (KBr):
3375, 2932, 1636. ESI-MS (m/z): 2054 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-オキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、ピメリン酸(0.080 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.63g)を得た。
1H NMR δ(25 oC,D2O):
1.2-1.3 (2H, m), 1.5-1.6 (4H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.3 (majority),4.8-5.0
(12H, m). IR (KBr): 3388, 2930, 1639. ESI-MS (m/z): 2068 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、スベリン酸(0.087 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.65 g)を得た。
1H NMR δ(26 oC,D2O):
1.2-1.7 (8H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (12H, m). IR
(KBr): 3366, 2931, 1644. ESI-MS (m/z): 2082 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.971 g)、アゼライン酸(0.094 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%~15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.69 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.2-1.7 (10H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority), 4.9-5.2 (12H, m). IR
(KBr): 3372, 2930, 1642. ESI-MS (m/z): 2096 [M+H]+
3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)、コハク酸(0.059 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(0.76 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
2.60-2.70(4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (14H, m). IR (KBr): 3370, 2931,
1640
ESI-MS
(m/z): 2350 [M+H]+
3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)、グルタル酸(0.066 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(0.80 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.7-1.8 (2H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.2 (majority), 4.8-5.0 (14H, m). IR
(KBr): 3363, 2931, 1649. ESI-MS (m/z): 2364 [M+H]+
3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)、アジピン酸(0.073 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(0.86 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
1.6-1.8 (4H, m), 2.3-2.4 (4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (14H, m). IR (KBr):
3373, 2930, 1639. ESI-MS (m/z): 2378 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)、ピメリン酸(0.080 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(0.87 g)を得た。
1H NMR δ(25 oC,D2O):
1.2-1.3 (2H, m), 1.5-1.6 (4H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.3 (majority),4.8-5.0
(14H, m). IR (KBr): 3389, 2932, 1638. ESI-MS (m/z): 2392 [M+H]+
3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)、スベリン酸(0.087 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(0.85 g)を得た。
1H NMR δ(26 oC,D2O):
1.2-1.7 (8H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (14H, m). IR
(KBr): 3364, 2930, 1646. ESI-MS (m/z): 2406 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)、アゼライン酸(0.094 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%~15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(0.82 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.2-1.7 (10H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority), 4.9-5.2 (14H, m). IR
(KBr): 3372, 2930, 1642. ESI-MS (m/z): 2420 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.30 g)、コハク酸(0.059 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(0.85 g)を得た。
1H NMR δ(25 oC,D2O):
2.60-2.70(4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (16H, m). IR (KBr): 3373, 2935,
1642
ESI-MS
(m/z): 2674 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(1.30 g)、グルタル酸(0.066 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.02 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.7-1.8 (2H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.2 (majority), 4.8-5.0 (16H, m). IR
(KBr): 3365, 2931, 1647. ESI-MS (m/z): 2688 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.30 g)、アジピン酸(0.073 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(0.97 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
1.6-1.8 (4H, m), 2.3-2.4 (4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (16H, m). IR (KBr):
3374, 2931, 1635. ESI-MS (m/z): 2702 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)、ピメリン酸(0.080 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.10 g)を得た。
1H NMR δ(25 oC,D2O):
1.2-1.3 (2H, m), 1.5-1.6 (4H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.3 (majority),4.8-5.0
(16H, m). IR (KBr): 3385, 2932, 1636. ESI-MS (m/z): 2716 [M+H]+
3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)、スベリン酸(0.087 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(0.97 g)を得た。
1H NMR δ(26 oC,D2O):
1.2-1.7 (8H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (16H, m). IR
(KBr): 3368, 2930, 1646. ESI-MS (m/z): 2730 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)、アゼライン酸(0.094 g)、ピリジン(20 ml)および水(2 ml)の混合液に1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.575 g)を加え室温で撹拌を行った。70時間後、減圧下でピリジンを除去しODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%~15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(0.98 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.2-1.7 (10H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority), 4.9-5.2 (16H, m). IR
(KBr): 3370, 2933, 1644. ESI-MS (m/z): 2744 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水コハク酸(0.10 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.51 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
2.6-2.7(4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (13H, m). IR (KBr): 3370, 2931, 1640
ESI-MS
(m/z): 2188 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水グルタル酸(0.11 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.60 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.7-1.8 (2H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.2 (majority), 4.8-5.0 (13H, m). IR
(KBr): 3374, 2930, 1642. ESI-MS (m/z): 2202 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水アジピン酸(0.13 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.70 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
1.6-1.8 (4H, m), 2.3-2.4 (4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (13H, m). IR (KBr):
3379, 2938, 1646. ESI-MS (m/z): 2216 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水ピメリン酸(0.15 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.6 g)を得た。
1H NMR δ(25 oC,D2O):
1.2-1.3 (2H, m), 1.5-1.6 (4H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.3 (majority),4.8-5.0
(13H, m). IR (KBr): 3373, 2930, 1646. ESI-MS (m/z): 2230 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水スベリン酸(0.16 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオプチル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.5 g)を得た。
1H NMR δ(26 oC,D2O):
1.2-1.7 (8H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (13H, m). IR
(KBr): 3370, 2931, 1640. ESI-MS (m/z): 2230 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水アゼライン酸(0.18 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.13 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.4 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.2-1.7 (10H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority), 4.9-5.2 (13H, m). IR (KBr):
3373, 2931, 1643. ESI-MS (m/z): 2258 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水コハク酸(0.10 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.7 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
2.60-2.70(4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (14H, m). IR (KBr): 3374, 2931, 1644
ESI-MS
(m/z): 2350 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水グルタル酸(0.11 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.90 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.7-1.8 (2H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.2 (majority), 4.8-5.0 (14H, m). IR
(KBr): 3372, 2930, 1640. ESI-MS (m/z): 2364 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水アジピン酸(0.13 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.70 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
1.6-1.8 (4H, m), 2.3-2.4 (4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (14H, m). IR (KBr):
3372, 2930, 1642. ESI-MS (m/z): 2378 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水ピメリン酸(0.15 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(2.0 g)を得た。
1H NMR δ(25 oC,D2O):
1.2-1.3 (2H, m), 1.5-1.6 (4H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.3 (majority),4.8-5.0
(14H, m). IR (KBr): 3372, 2931, 1644. ESI-MS (m/z): 2392 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水スベリン酸(0.16 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.9 g)を得た。
1H NMR δ(26 oC,D2O):
1.2-1.7 (8H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (14H, m). IR
(KBr): 3370, 2932, 1643. ESI-MS (m/z): 2406 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン(0.97 g)、無水アゼライン酸(0.18 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-a-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.8 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.2-1.7 (10H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority), 4.9-5.2 (14H, m). IR
(KBr): 3378, 2937, 1646. ESI-MS (m/z): 2420 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.1 g)、無水コハク酸(0.10 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシブチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.9 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
2.60-2.70(4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (15H, m). IR (KBr): 3376, 2937, 1642
ESI-MS
(m/z): 2512 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.1 g)、無水グルタル酸(0.11 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシペンチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.90 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.7-1.8 (2H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.2 (majority), 4.8-5.0 (15H, m). IR
(KBr): 3370, 2931, 1640. ESI-MS (m/z): 2526 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.1 g)、無水アジピン酸(0.13 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘキシル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(2.1 g)を得た。
1H NMR δ(40 oC,D2O):
1.6-1.8 (4H, m), 2.3-2.4 (4H,m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (15H, m). IR (KBr):
3379, 2931, 1639. ESI-MS (m/z): 2540 [M+H]+
「3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例」
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.1 g)、無水ピメリン酸(0.15 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシヘプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(2.0 g)を得た。
1H NMR δ(25 oC,D2O):
1.2-1.3 (2H, m), 1.5-1.6 (4H, m), 2.1-2.3 (4H, m), 3.4-4.3 (majority),4.8-5.0
(15H, m). IR (KBr): 3383, 2932, 1642. ESI-MS (m/z): 2554 [M+H]+
3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(0.97 g)、無水スベリン酸(0.16 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオクチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシオプチル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.9 g)を得た。
1H NMR δ(26 oC,D2O):
1.2-1.7 (8H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority),4.9-5.2 (15H, m). IR
(KBr): 3360, 2928, 1638. ESI-MS (m/z): 2568 [M+H]+
3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンの合成例
3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン(1.1 g)、無水アゼライン酸(0.18 g)、N,N-ジメチルホルムアミド(20 ml)の混合液を室温で4時間撹拌し、反応液をアセトンに滴下し、生成した粉体をろ過し減圧乾燥した。粉体および3A-デオキシ-3A-アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.3 g)をピリジン(20 mL)および水(2 ml)の混合液に溶解し、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.57 g)を加え室温で撹拌を行った。24時間後、減圧下でピリジンを除去し残渣を水に溶解し、ODSオープンカラムクロマトグラフィーに供し溶出液[0%→20% MeOH/ H2O]を流し、10%-15% MeOH/ H2Oの溶出区分で3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリンを溶出した。溶出液を減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解し、この水溶液をアセトン中に滴加し、粉体化し、ろ過し減圧乾燥し白色の粉末状の3A-デオキシ-3A-[4-[[3A-デオキシ-(2AS,3AS)-b-シクロデキストリン-3A-イル]アミノ]-1,4-ジオキシノニル]アミノ-(2AS,3AS)-g-シクロデキストリン(1.8 g)を得た。
1H NMR δ(23 oC,D2O):
1.2-1.7 (10H, m), 1.9-2.4 (4H, m), 3.5-4.3 (majority), 4.9-5.2 (15H, m). IR
(KBr): 3371, 2942, 1646. ESI-MS (m/z): 2582 [M+H]+









Claims (3)

  1. 化式1(式中、mは5以上14以下の整数であり、nは5以上14以下の整数であり、Rは、置換または無置換アルキル基、及び置換または無置換アリール基、及び置換または無置換アリル基から選択される化合物)で示されるシクロデキストリン誘導体がRを介してアミド結合してなる化合物。
    Figure 2007106789
  2. 請求項1の化合物において、化式2(式中、mが5以上の整数、nが5以上の整数、xが1以上の整数である)で示されることを特徴とする化合物。
    Figure 2007106789
  3. 請求項2の化合物において、mが5以上7以下の整数、nが5以上7以下の整数、xが2以上7以下の整数であることを特徴とする化合物。





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