JP2007106670A - ガラス製品用モールドの液体冷却 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガラス製品成形機のモールドを提供することである。
【解決手段】本発明によるガラス製品成形機のモールドは、溶融ガラスを付形する成形面(32又は32a)を備えた中央部分及び前記中央部分から半径方向外方に間隔を置いて位置する周囲部分を有する少なくとも1つの本体(30又は100)を有し、前記本体は、シリコン含有量が3.0%を越え、モリブデン含有量が0.5%を越えるオーステナイト系Ni−レジスト延性鋳鉄で作られている、ことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によるガラス製品成形機のモールドは、溶融ガラスを付形する成形面(32又は32a)を備えた中央部分及び前記中央部分から半径方向外方に間隔を置いて位置する周囲部分を有する少なくとも1つの本体(30又は100)を有し、前記本体は、シリコン含有量が3.0%を越え、モリブデン含有量が0.5%を越えるオーステナイト系Ni−レジスト延性鋳鉄で作られている、ことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガラス製品成形機のモールドの冷却に関し、特に、独立セクション機のブランクモールド及び(又は)ブローモールドの液体冷却に関する。
ガラス容器の製造は今日においては、いわゆるIS(独立セクション)機によって行われている。かかる機械は、複数の互いに別個の又は独立した製造セクションを有し、これらセクションは各々、溶融ガラスの1又は2以上のチャージ又はゴブを中空ガラス容器の状態に変換し、これら容器を機械セクションの連続して配置されたステーションを通して移送する複数の作動機構を有している。各機械セクションは、ブロー成形又はプラス成形中にガラスゴブが最初に形成される1又は2以上のブランクモールド、ブランクを容器が最終形態にブロー成形されるブローモールドに移送するための1又は2以上の反転アーム、成形された容器を口板(deadplate )の上に取り出すためのトング及び成形された容器を口板からコンベヤ上に移送するためのスリープアウト機構を有している。米国特許第4,362,544号では、ガラス製品成形法に関してブローアンドブロー方式とプレスアンドブロー方式の両方についての背景技術が説明されており、かかる米国特許は、いずれの方式にも用いられるようになったIS機を開示している。
従来、ガラス製品成形機のブランクモールド及びブローモールドは一般に、空気をモールドパート(半部)上又はモールドパート中に差し向けることによって冷却されている。かかる方法により、周囲環境中の温度及び騒音レベルが大きくなっている。さらに、生産性は、空気が制御されたプロセスで熱をどれほどモールドパートから除去できるかによって制約を受け、プロセス安定性及び容器の品質は、空気温度及び流量を制御することが困難なので損なわれる。例えば、米国特許第3,887,350号及び米国特許第4,142,884号において、流体、例えば水をモールドセクション中の通路に差し向けて熱除去率を向上させることが提案されている。しかしながら、液体冷却による熱除去は、少なくともモールドの幾つかの領域では早すぎて制御できない場合があり、したがってモールドセクションの内面又は成形面から、液体冷却通路が設けられている外周部への熱伝達を遅らせる措置を取らなければならない。このように液体冷却による熱除去を制御するための種々の方法が当該技術分野で提案されているが、これらは完全に満足のゆくものではなかった。
高品質のガラス製品を製造するためのモールド材料は以下の特性を備える必要がある。かかる特性とは、耐摩耗性が良好なこと、耐熱サイクル亀裂性が高いこと、機械的性質が良好なこと、ガラス離型性が良好なこと、機械加工が容易なこと、修理しやすいこと及び経済的に操業できることである。自由微細構造の黒鉛が球の形態をしている鉄として定義できる延性鋳鉄を、熱伝導率の減少が望ましいガス製品を製造するためのモールド材料として使用することが提案されている。延性鋳鉄がモールド材料として用いられているガラス製品の特定の例は、モールド設備において少量の熱除去を必要とする小型容器、例えば化粧品用瓶や医薬品用瓶である。しかしながら、延性鋳鉄は、熱伝達率が低く且つ耐熱サイクル亀裂性が低いので大型ガラス製品の製造には用いられていない。Ni−レジスト(Resist)延性鋳鉄がガス製品の製造用途に提案されている。Ni−レジスト延性鋳鉄のニッケル含有量を多くすると、ガス離型性が向上する。しかしながら、標準型のオーステナイト系Ni−レジスト延性鋳鉄は、望ましい熱伝達率及び耐熱サイクル亀裂性を備えていない。
したがって本発明の目的は、モールドを成形面のところでの温度制御安定性を向上させるガラス製品成形モールド及びかかるモールドの冷却方法を提供することにある。本発明の別の特定の目的は、ガラス製品成形中にモールド表面温度を調節すると共に動的に制御できるモールド及びその冷却方法を提供することにある。本発明の更に別の目的は、より一様な温度及び温度制御をモールド成形面の円周方向と軸方向の両方において達成してモールド冷却剤システムの全体的な熱伝達特性を自由に設定して効率のよいガラス成形を行うモールド及びその冷却方法を提供することにある。本発明の更に別の目的は、冷却通路中の腐食が減少し、モールド及び冷却システム全体の動作寿命が向上するという利点をもたらすモールド冷却法を提供することにある。本発明の別の目的は、上述の望ましいモールド特性を備えたブランクモールド又はブローモールドの何れかを含むガラス製品モールドの構成材料を提供することにある。
本発明の現時点において好ましい実施形態であるガラス製品成形モールドは、ガラス製品成形モールドであって、溶融ガラスを付形する成形面を備えた中央部分及び中央部分から半径方向外方に間隔を置いて位置する周囲部分を有する熱伝達構造の少なくとも1つの本体を有する。周囲部分を貫通して延びる少なくとも1つの冷却剤通路が設けられ、成形面からの熱伝導によって本体から熱を除去するために液体冷却剤を冷却剤通路中に差し向ける。本体内へ延びると共に冷却剤通路と成形面との間で半径方向に設けられていて、成形面から冷却剤通路内の液体冷却剤への熱伝達を遅らせる少なくとも1つの開口部が本体内に設けられる。
モールドは好ましくは、列をなす冷却剤通路及び開口部を同一形態で備えた1対のモールド本体を有するスプリット型モールドから成る。モールドは、ブランクモールド又はブローモールドであるのがよい。
モールドは好ましくは、列をなす冷却剤通路及び開口部を同一形態で備えた1対のモールド本体を有するスプリット型モールドから成る。モールドは、ブランクモールド又はブローモールドであるのがよい。
本発明の開示した実施形態では、開口部は、成形面から冷却剤通路内の冷却剤への熱伝達を制御するために成形面の輪郭と釣り合うよう設定された本体を途中まで又はこれを完全に貫通した状態での本体内での深さを有している。開口部は、成形面から冷却剤通路への熱伝達を更に自由に設定するための材料で全体的又は部分的に充填されるのがよい。複数の冷却剤通路及び複数の開口部が設けられたモールド本体では、開口部の熱伝達特性は、例えば一つ置きの通路を部分的に充填することによりモールド本体の周りにぐるりと円周方向に自由に設定可能である。かくして、モールド本体の熱伝達特性をモールドの半径方向、軸方向及び円周方向の何れにも自由に設定することができ、それにより所望の熱伝達特性及び成形面温度特性を得ることができる。
モールド本体の冷却剤通路を通る多数のパスをなす冷却剤の流れを制御する端板をモールド本体で支持するのがよい。本発明の好ましい実施形態では、端板の一つは、流体入口、流体出口及び流体をモールド内通路に差し向けるチャンネルを有する。他方の端板は、流体を一つの冷却剤通路の端から隣の通路の端に導くためのチャンネルを有している。本発明の開示された実施形態では、液体冷却剤は、流体溜めに戻る前にモールド本体中を4回のパスを行う。モールド本体を通るパスの数は、モールドの大きさ、熱の予定除去量等に応じて多かったり少なかったりと様々である。また、ブランクモールドを冷却する冷却剤通路の数は、ブローモールドの場合よりも少ないことが予想される。
本発明の更に別の特徴によれば、液体冷却剤は、好ましくは熱伝達流体、例えばプロピレングリコールを混ぜた水である。他の熱伝達流体としては、シリコン系熱伝達流体、合成有機流体及び抑制グリコール系流体が挙げられる。冷却用流体制御システムは好ましくは、冷却剤組成(例えば、プロピレングリコール濃度)、冷却剤温度及び冷却剤流量を検出して制御する装置及び組成、温度及び(又は)流量を制御してモールド成形面のところでの最適冷却及び温度制御を達成する電子制御装置を有する。このようにすると、モールド表面温度を動的に調節して制御できる。
本発明の別の特徴(本発明の別の特徴とは別個に又はより好ましくはこれらと組み合わせて利用できる)によれば、一又は複数のモールド本体の構成材料は、オーステナイト系Ni−レジスト延性鋳鉄である。かかる延性鋳鉄は好ましくは、ASTM−A439−84によるタイプDのNi−レジスト延性鋳鉄であるが、シリコン及びモリブデン含有量が多くなるようこれを改質してある。タイプD2−C鉄が現在用いられている。シリコン含有量は好ましくは3.0%を越え、最適には4.20±0.2%である。モリブデン含有量は好ましくは0.5%を越え、最適には0.70±0.10%である。(なお、本願では組成割合の単位は全て重量%である。)シリコン含有量を多くすると、モールド材料の熱伝達率が小さくなる。モリブデン含有量を多くすると、耐熱サイクル亀裂性が向上する。特性上、Ni−レジスト材料に対するニッケル含有量を多くすると、ガラス離型性が向上する。本発明のこの特徴によるモールド組成のオーステナイト系Ni−レジスト延性鋳鉄により、望ましい耐摩耗性及び他の機械的性質が得られると共に機械加工及び修理が容易になり、望ましい経済的操業性が得られる。オーステナイト系延性Ni−レジスト材料は、例えば1400°F(760℃)の温度までは、ねずみ鋳鉄よりも微細構造が安定している。
本発明の別の特徴によるガラス製品成形機のモールドの冷却方法は、熱伝達構造のモールド本体を準備する工程を有し、本体は、成形面、本体を貫通して延びる少なくとも1つの冷却剤通路及び本体内を少なくとも途中まで延びる少なくとも1つの開口部を有する。開口部は、冷却剤通路と成形面との間で半径方向に設けられている。液体冷却剤を冷却剤通路を通って循環させる。成形面から冷却剤への熱伝達は、開口部の直径及び深さを制御することにより、そして任意的に開口部を部分的に充填することにより或る程度制御され、それにより開口部を横切る熱伝達特性が変えられる。本発明の好ましい実施形態では、液体冷却剤の組成、温度及び流量のうち少なくとも1つ、好ましくはこれらを全てを制御する。
図1は、第1の対をなすスプリット型モールドパート22,24及び第2の対をなすスプリット型モールドパート26,28から成るものとしてのモールドシステム20を示している。図示の特定のモールドパート22〜28は、デュアルIS機のブローモールドを構成している。しかしながら、本発明は、ブランクモールド(図16)の冷却と関連して用いても、更に他形式のIS機又は回転機、例えば、シングル(single)マシーン、トリプル(triple)マシーン及びクワド(quad)マシーンと関連して用いても等しく有用である。各モールドパート22〜28は、モールド本体及び互いに反対側に位置した端板を有している。モールドパート22を図2〜図7及び図17と関連して詳細に説明するが、モールドパート26は、モールドセグメント22と同一であり、モールドパート24,28はモールドパート22の鏡像であることは理解されるべきである。
モールドパート22は、成形面32を備えた中央部分を有するモールド本体30を含み、この成形面32は、対向したモールドパート24の対応の表面と一緒になって、プレス成形又はブロー成形の際に溶融ガラスを付形する表面を形成する。かくして、溶融ガラスは、表面32と接触し、表面32のところの熱エネルギーを本体30に伝えるが、この熱エネルギーを消散する必要がある。モールド本体30は、成形面32が設けられている中央部分から半径方向外方に間隔を置いて位置した周囲部分を更に有している。複数の通路が、モールド本体30の周囲部分を貫通して円周方向に間隔を置いた互いに平行な列をなした状態で軸方向に延びている。図示の実施形態では、8本のかかる通路34a〜34hが設けられており、これらは、互いに角度的に間隔を置いて位置している。通路34a〜34h相互間の角度間隔は、ほぼ等分であるが、通常は、モールド本体が非対称なので非等分である。図3及び図17の各通路34a〜34hは、円筒形の輪郭をしていて、その長さ全体を通じて一定直径のものであり、モールド本体の頂面30aからモールド本体の底面30bまで全体が開口している。各通路34a〜34hの半径方向内方には、これと対応関係にある開口部36a〜36hが設けられている。図1〜図3及び図11の実施形態では、開口部36a〜36hは、表面30aから表面30bまで本体30を完全に軸方向に貫通して延びていて、それぞれ、対応関係にある通路34a〜34hの半径方向内方に設けられている。
モールド本体30は好ましくは、本発明の別の特徴に従ってオーステナイト系Ni−レジスト延性鋳鉄で構成される。Ni−レジスト延性鋳鉄は、高いニッケル含有量、例えば18%以上、より好ましくは21%以上のニッケル含有量を有する延性鋳鉄である。現時点で好ましい組成物は、一般にASTM−A439−84によるタイプD2−C延性Ni−レジスト組成物であるが、これを改質してシリコン及びモリブデン含有量を多くしてある。以下の表は、この好ましい材料の化学的組成を示している。
表I−化学組成
目標値 範囲
炭素 (%) 2.80 ±0.20
シリコン (%) 4.20 ±0.20
マンガン (%) 2.10 ±0.30
マグネシウム (%) 0.050 ±0.010
ニッケル (%) 22.50 ±1.50
硫黄 (%) 0.010 ±0.006
クロム (%) 0.00 ±0.50
燐 (%) 0.00 ±0.08
モリブデン (%) 0.70 ±0.10
鉄 (残部)
この材料は、熱伝導率が低く、耐腐食性、機械加工性(被削性)及び経済性が良好であり、しかもモールド表面のところにおけるガラス離型性が良好である。シリコン含有量が多いと熱伝導率が低くなり、モリブデン含有量が多いと耐熱サイクル亀裂性が得られる。
目標値 範囲
炭素 (%) 2.80 ±0.20
シリコン (%) 4.20 ±0.20
マンガン (%) 2.10 ±0.30
マグネシウム (%) 0.050 ±0.010
ニッケル (%) 22.50 ±1.50
硫黄 (%) 0.010 ±0.006
クロム (%) 0.00 ±0.50
燐 (%) 0.00 ±0.08
モリブデン (%) 0.70 ±0.10
鉄 (残部)
この材料は、熱伝導率が低く、耐腐食性、機械加工性(被削性)及び経済性が良好であり、しかもモールド表面のところにおけるガラス離型性が良好である。シリコン含有量が多いと熱伝導率が低くなり、モリブデン含有量が多いと耐熱サイクル亀裂性が得られる。
表面30a,30bは互いに平行であり、モールド本体30に設けられた関連の互いに平行な段部によって形成されている。上部端板38及び中間ガスケット40が、複数本のねじ42及びばね座金43によってモールド本体30に固定された状態で表面30aに設けられている。下部端板44及び中間ガスケット46が、これと対応関係にある複数本のねじ48及びばね座金49によって表面30bに固定されている。(ねじ穴は、通路34a〜34h及び開口部36a〜36h相互間の関係がよく分かるようにするために図11には示されていない。)上部端板38(図3〜図5)は、弧状であり、半径方向に開口した入口ポート50及び半径方向に開口した出口ポート52を有している。入口ポート50は、端板38の下面に設けられた三角形のキャビティ54に向かって開口している。端板38の下面には、対をなす弧状又は弦状のチャンネル56,58が角度間隔を置いて設けられ、出口ポート52と連通した状態で端板38の下面には第2の対をなすチャンネル60,62が形成されている。チャンネル62,58、ポケット54及びチャンネル56,60の角度的に間隔を置いた端部は、図4に示すようにモールド本体への組付けの際に、冷却剤通路34a〜34hの角度的に間隔を置いた端部の上に位置する。各端板44(図3、図6及び図7)は同様に弧状の輪郭をしていて、ガスケット46を介してモールド本体の表面30bと当接した状態の上側フェースを有している。4つの弧状又は弦状のチャンネル64,66,68,70は、下部端板44の上側フェースに形成されている。組付けの際、これらチャンネルの角度的に間隔を置いた端部は、図7に最もよく示されているようにモールドの冷却剤通路34a〜34hの角度的に間隔を置いた端部の下に位置する。図4及び図7は、端板のチャンネルは、モールド本体の通路よりも幅が広いことは注目されよう。これにより、公差のばらつき又は熱膨張差に起因する僅かな心ずれが許容される。
使用に当たり、上部端板38の入口ポート50は、加圧下にある液体冷却剤源に連結され、出口ポート52は冷却剤戻りラインに連結される。かくして、冷却剤は、入口ポート50及び入口ポケット又はキャビティ54から通路34d,34eを通って下方に(図3の向きに)下部端板44に流れ、それから端板44を経て通路34c,34fを通って上方に流れ、次に端板38を経て通路34b,34gを通って下方に流れ、次に端板44を経て通路34a,34hを通って上方に流れ、そして端板のチャンネル60,62を通って出口ポート52に流れる。かくして、冷却液は、冷却液溜めに戻る前にモールド本体を全部で4つのパスをなす。パスの数は、適当な従来型コンピュータモデリング法を用いてモールドと冷却剤のインタフェース前後の所望の熱勾配を達成するために本発明の原理に従って自由に設定できる。開口部36a〜36hは、成形面32から冷却剤通路34a〜34hへの熱伝達を遅らせ、かくして、ガラスから冷却剤への総熱伝達量を制御する。図3及び図11に示す本発明の実施形態では、通路36a〜36hは、一定の直径及び実質的に等角度間隔でモールド本体全体を貫通している。
幾つかの通路36a〜36hの上端部及び下端部は、図3で最もよく分かるようにガスケット40,46によって閉塞されている。かくして、開口部36a〜36hは、モールドの金属よりも低い熱伝達特性を有する閉鎖空気ポケットを形成し、かくして、熱伝達経路を遮ることにより冷却剤通路への熱伝達を遅らせてこれを制御するのに或る程度役立つ。(開口部36a,36hは、図4〜図7で最もよくわかるように端板の取付け穴に適合する必要性に鑑みて図11では直径を小さくして示されている。)
開口部36a〜36hの数及び位置は、所望の熱伝達特性にしたがって選択されている。例えば、図18は、開口部36b,36gに代えて、冷却剤通路34b,34gと成形面32との間に設けられた幾つかの小さな開口部が用いられている設計変形例を示している。図19は、成形面から冷却剤通路への熱伝達を制限するために冷却剤通路34a〜34hと成形面32との間にさらに追加の開口部34i〜34oが用いられている例を示している。かくして、一般に開口部34a〜34h(及び34i〜34o)は、冷却剤通路とモールド成形面との間に半径方向に設けられるが、これら開口部の正確な位置及び大きさ並びに開口部の数は、所望の熱伝達特性を得るための特定の用途に合わせて自由に設定される。
幾つかの通路36a〜36hの上端部及び下端部は、図3で最もよく分かるようにガスケット40,46によって閉塞されている。かくして、開口部36a〜36hは、モールドの金属よりも低い熱伝達特性を有する閉鎖空気ポケットを形成し、かくして、熱伝達経路を遮ることにより冷却剤通路への熱伝達を遅らせてこれを制御するのに或る程度役立つ。(開口部36a,36hは、図4〜図7で最もよくわかるように端板の取付け穴に適合する必要性に鑑みて図11では直径を小さくして示されている。)
開口部36a〜36hの数及び位置は、所望の熱伝達特性にしたがって選択されている。例えば、図18は、開口部36b,36gに代えて、冷却剤通路34b,34gと成形面32との間に設けられた幾つかの小さな開口部が用いられている設計変形例を示している。図19は、成形面から冷却剤通路への熱伝達を制限するために冷却剤通路34a〜34hと成形面32との間にさらに追加の開口部34i〜34oが用いられている例を示している。かくして、一般に開口部34a〜34h(及び34i〜34o)は、冷却剤通路とモールド成形面との間に半径方向に設けられるが、これら開口部の正確な位置及び大きさ並びに開口部の数は、所望の熱伝達特性を得るための特定の用途に合わせて自由に設定される。
開口部36a〜36h(及び36i〜36o)は、これらの長さ全体を通じて一定直径のものであるとして示されており、これにより製造が容易になる。図8〜図12に示す本発明の別の特徴によれば、これら開口部は、熱伝達制御を一段と高めるためにモールド全体を通じてこれら軸方向長さに沿って互いに異なる熱伝達特性を有するのがよい。例えば、図8は、図3の実施形態の設計変更例を示しており、かかる設計変更例では、開口部36dには、空気の熱伝達特性とは異なる熱伝達特性の物質70が詰め込まれている。例えば、物質70は、砂であるのがよく、この砂は、開口部36d内に充填材又は栓を効果的に形成する。この物質70から成る栓は、容器成形面32の本体部分の長さに沿って真ん中の当たりに位置した状態で示されており、かくして、容器成形面の上方部分及び下方部分からの場合よりも容器成形面の中央部分からの冷却剤通路34dへの熱伝達量を多くする。これと対応関係にある充填物又は栓70は、他の開口部30a〜30c及び30e〜30hに設けられ、又は、例えば1つ置きに位置する開口部内に設けられる。図9は、開口部36dが、容器成形面の中央部分に隣接して位置した第1の物質栓72及び容器のヒールのところの容器成形面の下方部分に隣接して向けられた第2の栓74を有する設計変更例を示している。かくして、容器成形面の下方部分及び中間部分からの熱伝達量は、容器成形面の上方部分のところの熱伝達量とは異なっており、図9の設計変更例では互いに異なっている。図10及び図20は、開口部36a〜36hがモールド本体の軸方向長さの途中までしか延びていない設計変更例を示している。この設計変更例では、容器の首の領域からの熱除去速度は、モールド成形面の容器型及び本体部分からの熱除去速度よりも速い。図10及び図20の設計変更例は、実質的に作動に悪影響を及ぼすことなく端板の取付け穴を設ける余地を提供するために使用できる。一般に、熱伝達特性は、円周方向に一様であることが好ましい。
上述したように、これまで説明してきた実施形態は全て、円筒形の輪郭及び一定直径の開口部36a等を備えている。しかしながら、他の幾何学的形状の通路も本発明の範囲に属する。例えば、図11は、開口部36pが、差動穿孔法(differential drilling )により形成され、大きな直径の端部分及び小さな直径の中央部分を有するモールド本体30を示している。小さな直径の部分は、図8に示す場合よりも長い長さにわたって延びるのがよく、事実、上面又は下面30a,30bの何れについてもそこまで延びるのがよい。かくして、図11の実施形態は、例えば図8の実施形態の場合と同様に、しかしながら追加の材料を用いないでモールドの中央部分において大きな熱伝達率を達成している。図12は、開口部36qに雌ねじが設けられ、これが雄ねじの設けられた栓75を受け入れる別の設計変更例を示している。この場合もまた、栓75は、任意所望の長さのものであってよく、開口部36q内での配置場所が可変であるのがよい。図12の実施形態は、製造フロア上で調節自在であるという利点をもっている。
簡単にいえば、本発明の原理により、任意所望の動作条件又は状況に合うようモールドの熱伝達特性を自由に設定できる手段が得られる。熱遮断開口部は、モールド表面と各冷却剤通路との間又はモールド表面と幾つかの冷却剤通路との間に配置されるのがよい。熱遮断開口部の熱伝達特性は、任意所望の冷却特性の差を達成するようモールド本体の軸方向と円周方向の両方において自由に設定できる。図13〜図15は、種々の場所で冷却剤の導入と排出が行われる本発明の実施形態を示している。図13では、冷却剤は、図1〜図3の場合と同様に導入されてモールド本体の上端部のところで半径方向に排出される。図14では、冷却剤は、導入されるとモールド本体の下端部のところで半径方向に排出され、これに対し図15では、冷却剤は導入されるとモールド本体の下端部のところで軸方向に排出される。当然のことながら、本発明の原理に従って冷却剤を例えばモールド本体の上端部のところで導入し、モールド本体の下端部から排出してもよいことは理解されよう。図16は、ガラス製品ブランクモールド100と関連した本発明の適用例を示している。本発明の原理は、ブローモールドに関して上述した説明と同一である。ただし、ガラスブランクのところでは高い温度を維持することが望ましいのでブランクモールドから除去される熱は通常は少なく、したがって、ブランクモールドと関連して通常用いられる冷却剤通路及び熱遮断開口部の数は少ない。
図15は、本発明の2つの別の設計変更例を示している。一対の栓92,94が、モールド本体30に設けられた開口部36dのそれぞれ対応した端部を塞いでいる。冷却剤が通路34dから開口部36dに流れることができるのに十分な多孔性のモールド本体を用いる場合、栓92,94は、冷却剤蒸気とガスケット40,46の接触を阻止する。一対の流量調節針96(1つしか示さず)が、端板38に螺着されている。各調節針は、端板38に設けられた流体通路チャンネルに侵入する先端部を有している。針96はかくして、各モールドパートでの流体流れ抵抗の調節を行うことができる。
図21は、本発明の現時点において好ましい一実施形態による冷却剤循環システム80を示している。本発明の現時点において好ましい実施形態の冷却剤は、プロピレングリコールと水の混合物から成る。この混合物は、腐食を防止するのに役立ち、モールド本体からの熱伝達量を減少させ、ポンプを潤滑し、そしてモールド冷却剤通路中の二相沸騰を抑制するのに役立つ。他の冷却剤及び冷却剤の配合物を、環境上の要因及び他の要因によって定められた条件に合わせて用いることができる。プロピレングリコールと水の相対百分率は、電子制御装置84の制御のもとで冷却剤組成制御ユニット82によって制御される。同様に、冷却剤温度を検出し、制御装置34の制御のもとで必要に応じて冷却剤を加熱し又は冷却するための冷却剤温度制御ユニット86が設けられている。冷却剤流量制御ユニット88が、可変出力ポンプ及び冷却剤の流量(及び所望ならば圧力)を測定するための適当な手段を有している。冷却剤をユニット88から並列接続されたすべてのモールドセグメントに供給してもよく、または個々に制御可能な弁90を介して個々のモールドセグメントに供給してもよい。弁90は、電子制御装置84によって制御される。かくして、制御装置84は、冷却剤組成制御ユニット82、冷却剤温度制御ユニット86及び冷却剤流量(及び圧力)制御ユニット88からの指示値を受け取り、そしてこれに対応した制御信号を組成制御装置、温度制御装置及び流量制御装置に送る。制御装置84はまた、適当な信号を個々の弁90に送り、それにより、モールドへの冷却剤流量を個々に制御するための手段が得られる。任意所与の用途においては、制御ユニット82,86,88,90のうち1又は2以上を所望に応じて省くことができる。
かくして、上述の本発明の目的を全て完全に達成するガラス製品成形システムに用いるためのモールド及びモールドの冷却方法を開示した。具体的に説明すると、開口部をモールド本体に設けられる開口部の数、位置、深さ及びその内容物は、モールド表面と冷却剤との間の熱伝達を制御するように設定される。この特徴により、特定の温度制御及び熱伝達特性が得られるようモールドを設計できる。さらに、冷却剤組成、温度及び(又は)流量の制御により、モールド表面温度の動的制御が可能になる。モールドの腐食が軽減され、動作寿命が長くなる。幾つかの設計変更例及び改造例を開示した。本発明をIS(独立セクション)機と関連して用いられると特に有用なものとして開示したが、本発明は、他形式のガラス製品成形機、例えば回転テーブル機と関連して容易に利用できる。当業者であれば、他の設計変更例及び改造例を想到できよう。本発明は、特許請求の範囲に記載された精神及び範囲に属する限り、かかる設計変更例及び改造例を全て包含するものである。
20 モールドシステム
22、24 モールドパート
30 モールド本体
32,32a 成形面
34a〜34h,54〜70 冷却剤通路
36a〜36q 開口部
22、24 モールドパート
30 モールド本体
32,32a 成形面
34a〜34h,54〜70 冷却剤通路
36a〜36q 開口部
Claims (4)
- ガラス製品成形機のモールドであって、
溶融ガラスを付形する成形面(32又は32a)を備えた中央部分及び前記中央部分から半径方向外方に間隔を置いて位置する周囲部分を有する少なくとも1つの本体(30又は100)を有し、
前記本体は、シリコン含有量が3.0%を越え、モリブデン含有量が0.5%を越えるオーステナイト系Ni−レジスト延性鋳鉄で作られている、
モールド。 - 前記シリコン含有量は、4.20±0.2%、前記モリブデン含有量は、0.70±0.10%である、請求項1記載のモールド。
- 前記モールドはブローモールドである、請求項1又は2記載のモールド。
- 前記モールドはブランクモールドである、請求項1又は2記載のモールド。
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