JP2007106448A - ラベラ貼着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラベル剥離板を任意の速度で任意の角度に、高速かつ正確で安定的に移動させ、保持できるラベル貼着装置を提供することにある。
【解決手段】 ラベルが所定間隔を置いて台紙に貼着されている未給送ラベル用台紙を保持する原反部と、原反部から供給された未給送ラベル用台紙を折り返してラベルを剥離するラベル剥離板と、ラベル剥離板でラベルが剥がされた台紙を巻き取る巻取り部と、パルス制御できるモータによってラベル剥離板のラベル剥離部を回動するラベル剥離板振り機構とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラベラ貼着装置に係り、特にパルス制御できるモータによってラベル剥離板を回動する機構を備えたラベル貼着装置に関する。
従来は、ラベル貼着装置におけるラベル剥離板は、ソレノイド(またはロータリエアシリンダ)を駆動として使っていた。
しかし、ソレノイドでは、任意の位置に、任意の速度でラベル剥離板を移動することができなかった。停止位置の場合は、ストッパなどを取り付け、機械的にぶつけてある位置に止める方法もあるが、位置変更時はその都度ストッパ位置の調整が必要になり、数mm単位の微調整は困難であった。また、ソレノイドのスタート位置の保持は、スプリングの力によるので、ソレノイド自身の起磁力による回転力とのバランスが難しく、さらにそのバランスは回転物の負荷にも依存するため、微妙でシビアな調整が必要となった。
ロータリエアシリンダの場合は、速度制御が非常に困難で、ある速度に合わすことは殆ど無理な上、一定動作内でも速度のムラが生じる。停止位置は、ソレノイドと同様に機械的にぶつける方法もあるが、空気量が大きくなると、ストッパにぶつかった直後にバウンドしてしまい、跳ね返ってしまう不具合も生じる。
本発明は、斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、ラベル剥離板を任意の速度で任意の角度に、高速かつ正確で安定的に移動させ、保持できるラベル貼着装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、ラベルが所定間隔を置いて台紙に貼着されている未給送ラベル用台紙を保持する原反部と、原反部から供給された未給送ラベル用台紙を折り返してラベルを剥離するラベル剥離板と、ラベル剥離板でラベルが剥がされた台紙を巻き取る巻取り部と、パルス制御できるモータによってラベル剥離板のラベル剥離部を回動するラベル剥離板振り機構とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のラベル貼着装置において、ラベル剥離板振り機構は、パルス制御できるモータと、ラベル剥離板のラベル剥離部にパルス制御できるモータの駆動力を伝達する駆動軸と、パルス制御できるモータのモータ軸に固定される第一のタイミングプーリと、駆動軸に固定される第二のタイミングプーリと、第一のタイミングプーリと第二のタイミングベルトとを連絡するタイミングベルトと、第二のタイミングプーリに貼り付けられているスリットと、スリットを遮光すると検知できるホームセンサと、ベアリングを介して前記駆動軸を被覆するガイドローラと、ガイドローラの両端部で駆動軸に固定される2つの固定ブラケットと、固定ブラケットに固定されるラベル剥離板のラベル剥離部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ラベル剥離板の先端のラベル剥離部のみをパルス制御できるモータで動かすことにより、自動制御で、精度よく、安定的に、正確に、さらに省スペースで、ローコスト、省電力といった具合に、多くの問題を解決することができた。
また、本発明によれば、ラベル剥離板の先端のラベル剥離部のみを動かすことにより、瞬時に小さい力で移動させられることができるため、流れてくるワークの速度にも追従して、ワークの形状に合わせて、入れ込んだり逃げたりすることができるようになった。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置を示す。
本実施形態に係るラベル貼着装置は、ラベルが所定間隔を置いて台紙に貼着されている未給送ラベル用台紙1aを保持する原反部1と、原反部1から第一のガイドローラ6aを介して供給された未給送ラベル用台紙1aをラベル剥離部2bで折り返してラベルを剥離するラベル剥離板2と、ラベル剥離板2でラベルが剥がされた台紙1bをフィードローラ(ラベル送りローラ)3aを介して巻き取る巻取り部3と、パルスモータ(パルス制御できるモータ)4によってラベル剥離板2のラベル剥離部2bを回動するラベル剥離板振り機構5と、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9とを備えている。
原反部1、巻取り部3、第一のガイドローラ6aおよびフィードローラ3aは、本体ベース板6に取り付けられている。
また、ラベル剥離板2とラベル剥離板振り機構5とは、本体ベース板6に取り付けた角柱ブラケット6bに連結部材2eを介して本体ベース板6に取り付けられている。平板部2aの前面には、駆動軸5bの前面を覆うように前面板2dが取り付けられている。連結部材2eは、長尺の板部材からなりベース板5aに固定されている。
ラベル剥離板2は、ラベル剥離板振り機構5によって回動される駆動軸5bにセットビス5kによって固定される2つの固定部ラケット5lと2つの固定部ラケット5lを連結する形で固定ビス2cによって固定されるラベル剥離部2bとで構成されている。
ラベル剥離板振り機構5は、パルスモータ4と、ラベル剥離板2のラベル剥離部2bにモータ4の駆動力を伝達する駆動軸5bと、モータ4のモータ軸4aに固定される第一のタイミングプーリ5cと、駆動軸5bにセットビス5oを介して固定される第二のタイミングプーリ5dと、第一のタイミングプーリ5cと第二のタイミングプーリ5dとを連絡するタイミングベルト5eと、第二のタイミングプーリ5dに貼り付けられているスリット5fと、スリット5fを遮光すると検知できるホームセンサ5gと、リミットセンサ5hと、ベアリング5iを介して駆動軸5bを被覆する第二のガイドローラ5jと、ガイドローラ5jの両端部で駆動軸5bにセットビス5kによって固定される2つの固定ブラケット5lと、固定ブラケット5lにセットビス2cを介して固定されるラベル剥離板2のラベル剥離部2bとで構成されている。
ホームセンサ5gは、ラベル剥離板振り機構5におけるデジタル位置動作のために、その基準位置を検出するためのものである。
ベース板5aには、ラベル剥離板振り機構5の上流側において、平板部2aの上面側に位置するようにラベル停止センサ5mが取り付けられている。ラベル停止センサ5mは、所定間隔を置いて貼着されているラベルの隙間を検知するものである。なお、ラベル停止センサ5mの位置は、第一のガイドローラ6aよりもさらに上流のラベル供給側でも構わない。また、ベース板5aには、平板部2aの下面側において、第三のガイドローラ5nが取り付けられている。
ラベル剥離板振り機構5の制御装置9は、図7に示すように、ラベル剥離板2のラベル剥離部2bを駆動するためのパルスモータ4等の各部を、CPU10等によって構成されたマイクロコンピュータ11によって制御するように構成されている。つまり、各種演算処理を実行して各部を集中的に制御するCPU10が設けられ、このCPU10には固定データを固定的に格納するROM12と可変データを書換え自在に格納するRAM13とがシステムバス15を介して接続されている。ROM12には制御プログラムが格納され、マイクロコンピュータ11は、ROM12に格納された制御プログラムに従い、RAM13をワークエリアとして利用しつつ各種の処理を実行する。
また、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9は、ラベル剥離板振り機構5におけるデジタル位置動作のためにマイクロコンピュータ11に駆動制御される各部として、ラベル剥離板2のラベル剥離部2bを角度駆動するためのパルスモータ4を駆動制御するモータドライバ16が設けられている。このモータドライバ16は、システムバス15を介してCPU10に接続されている。
さらに、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9は、I/Oポート17を介してシステムバス15にホームセンサ5gを接続している。また、電源投入後、マイクロコンピュータ11はラベル剥離板2のラベル剥離部2bが基準位置となるホームセンサ5gに向かうようにパルスモータ4をモータドライバ16にシステムバス15を介して駆動する。ホームセンサ5gの入力点を基準位置とする。
また、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9は、例えば図9に示すように、ラベル剥離板2のラベル剥離部2bを商品Wに近づけて、商品高さおよび商品通過可能位置を、I/Oポート17を介してシステムバス15に接続されているキー18を介して登録することができる。キー18の入力に応じてパルスモータ4をモータドライバ16を駆動してラベル剥離板振り機構5を商品に近づけ、基準位置からの移動パルス数をメモリ14に登録する。同様に、商品が通過してもラベル剥離板2のラベル剥離部2bが商品に接触しない位置をキー18で入力し、パルスモータ4をモータドライバ16を駆動して移動する。この位置をメモリ14に登録する。
また、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9は、品種毎に商品高さおよび通過可能位置を予め登録しておくことができるので、品種切り替え時に所定の位置に移動可能である。
次に、本実施形態に係るラベル貼着装置のラベルの流れを説明する。
本実施形態に係るラベル貼着装置においては、原反部1より供給されたラベルは、本体ベース板6に保持されている第一のガイドローラ6aを通り、角柱ブラケット6bにより保持されているベース板5aに固定されているラベル停止センサ5mを通り、さらに、ベース板5aと前面板2dにより支持されている駆動軸5bを支点として、自由に回転できる第二のガイドローラ5jの上側を通り、駆動軸5bにセットビス5kにより固定されている固定ブラケット5lに保持されているラベル剥離板2の先端部分に位置するラベル剥離部2bを折り返すように通過し、その先端でラベルを剥離する。
ラベル剥離板2の先端部分に位置するラベル剥離部2bでラベルが剥がされた台紙1bは、第二のガイドローラ5jの下側を通り、ベース板5aにより保持される第三のガイドローラ5nを通り、フィードローラ3aに巻きつけられ、最後に巻取り部3でロール状に巻き取られる。
次に、ラベル剥離板振り機構5の動作について説明する。
先ず、駆動軸5bにセットビス5oで固定されている第二のタイミングプーリ5dに貼り付けられているスリット5fと、スリット5fを遮光すると検知できるホームセンサ5gの出力を原点位置として、ベース板5aにより保持されているパルスモータ4を回転させる。次に、モータ4のモータ軸4aにセッビス(図示せず)により固定されている第一のタイミングプーリ5cからタイミングベルト5eを介して第二のタイミングプーリ5dとそれに貼り付けられているスリット5fに回転力を伝える。次に、第二のタイミングプーリ5dにセットビス5oで固定されている駆動軸5bにより、駆動軸5bにセットビス5kを介して固定されている固定ブラケット5lを動かし固定ブラケット5lに保持されているラベル剥離板2のラベル剥離部2bを動かす。ただし、第二のガイドローラ5jは、駆動軸5bに対して、ベアリング5i等が圧入されているため、自由に回転でき、動力は伝わらない。
また、ラベル剥離板2のラベル剥離部2bの限界角度は、ベース板5aに保持されているリミットセンサ5hによりホームセンサ5gと同様に、限界角度でスリット5fを検知することで限界角度を直接限定することができるが、ホームセンサ5gの位置だけでも、制御的に限界角度の設定ができるため、リミットセンサ5hは必ずしも取り付けなくてもよい。
さらに、本実施形態に係るラベル貼着装置によれば、図8に示すように、全体のラベル経路の長さLが変化しないようになっている。
ラベル剥離板2のラベル剥離部2bを回転させた時にラベル経路の長さLが変化してしまうと、その都度フィードローラ3aによるラベルの送り量が変化し、ラベルを一定量送ることが非常に困難になる。結果として、ラベル貼着装置の性能に大きく影響する。
そこで、本実施形態に係るラベル貼着装置では、第二のガイドローラ5jの中心、駆動軸5bを支点としてラベル剥離板2のラベル剥離部2bを回転させ、ラベルの経路を第二のガイドローラ5jから、ラベル剥離板2のラベル剥離部2bを通り、また第二のガイドローラ5jに戻るようにしたため、駆動軸5bを中心とした回転の軌跡になり、そこでの軌跡の長さの変化が生じなくなった。それにより、全体のラベル経路の長さLが変化しないようになっている。
以上のように、本実施形態によれば、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9を操作してパルスモータ4を動かし、ラベル剥離板2のラベル剥離部2bを任意の速度で任意の角度に、高速かつ正確で安定的に移動させ、保持することができる。
従って、例えば、ワークWの高さが変わっても、ワークWの高さに合わせてラベル貼着装置を上下動するなどの操作を行うことなく、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9を操作してパルスモータ4を動かしてラベル剥離板2の先端部分のラベル剥離部2bによってラベル貼りを行うことが可能となる。
また、例えば、ワークWの形状に凹凸がある場合においても、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9を操作してラベル剥離板振り機構5の制御装置9を操作してパルスモータ4を動かしてラベル剥離板2の先端部分のラベル剥離部2bによって凹部110内にラベルを貼ることが可能となった。
さらに、品種毎に商品高さおよび通過可能位置を予め登録しておき、品種切り替え時に、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9を操作してパルスモータ4を動かしてラベル剥離板2の先端部分のラベル剥離部2bを所定の位置に移動することが可能となった。
次に、本実施形態に係るラベル貼着装置の具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
ラベル貼着装置によりワークにラベルを貼り付ける場合、ラベル剥離板はワークの高さすれすれの位置に設置する。離して設置してしまうと、ラベル貼り付け時にラベル剥離板から剥離されたラベルが、ワークに貼りつくまで、空中で宙ぶらりんのような状態になり、外乱やラベル自体の巻き癖の影響を受け、精度よく貼り付けることができない状態になってしまう。そのため、できるだけ隙間を少なく設置することが条件になってくる。
そこで、従来では、流す製品を変えたとき、つまりワークWの高さが変わった場合は、図10で示すように、その都度ワークWの高さに合わせて、ラベル貼着装置100をハンドルユニット(上下昇降装置)101等で上下させる方法をとっていた。ラベル貼着装置100自体は、数十Kgとかなりの重さがあるため、当然それを支持するハンドルユニット101はピラミッド式に大きい装置となり、各々の部品も大きくなり、設置スペースと部品コストをあげる結果になってしまっていた。また、高さを調整する場合、数十Kgのラベル貼着装置100自体の先端部分の隙間を数mm単位で安定的に正確に上下移動させることは、非常に困難であり、毎回手動でハンドル102等を動かして上下させる作業もかなり重労働であった。電動式の上下昇降装置もあるが、数十Kgの本体を精度よく、上下移動させるためには、当然電動機、支持部材も大きくなり、大掛かりな装置となってしまい、多くの設置スペースとコストと電力が必要になってしまっていた。
これに対し、本実施形態では、図9に示すように、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9を操作してワークWの高さに合わせて、ラベル剥離板2の先端部分のラベル剥離部2bのみをパルスモータ4で動かすことにより、自動制御で、精度よく、安定的に、正確に、さらに省スペースで、ローコスト、省電力といった具合に、多くの問題を解決することができた。
つまり、本実施形態では、ワークWの高さに合わせてラベル貼着装置を上下動するなどの操作が不要となった。
(実施例2)
従来、流れてくるワークWの軌跡上にはラベラの設置は無理であった。軌跡上に設置すると、当然ぶつかってしまうからである。図11(a)に示すようにワークWの形状に凹凸がある場合は、凹部110は貼り付けることはできず、凸部111の所しかラベルを貼り付けることができなかった。解決策として、手動のハンドルユニットでは当然無理だが、ラベル貼着装置自体を電動式上下移動で動かしワークWに対してラベラ側が逃げて貼り付けるという方法が考えられるが、実際にはワークWは止まっているものでなく、コンベア上をある速度で流れてくるもので、ワークWの形状に対して入れ込んだり逃げたりする動作時間にかなり制限が出てしまう。数十Kgのラベル貼着装置自体の上下移動だと、その限られた時間内に動作を終了することは、非常に困難である。
これに対し、本実施形態に係るラベル貼着装置によれば、図11(b)に示すように、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9を操作してラベル剥離板2の先端部分のラベル剥離部2bのみをパルスモータ4で動かすことにより、瞬時に小さい力で移動させられることができるため、流れてくるワークWの速度にも追従して、ワークWの形状に合わせて、入れ込んだり逃げたりすることができるようになった。
つまり、ワークWの形状に凹凸がある場合においても、ラベル剥離板振り機構5の制御装置9を操作して凹部110内にラベル剥離板2の先端部分のラベル剥離部2bのみを入れ込み、ラベル貼り付け後にラベル剥離板2の先端部分のラベル剥離部2bみを元の位置に戻すことによってラベル剥離板2の先端部分のラベル剥離部2bを凹部110から逃がすことができる。
本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置を示す正面図である。 図1の要部を示す平面図である。 図3の側面図である。 図6のB矢視図である。 図3のA−A断面図である。 図1の要部を示す側面図である。 図1のラベル剥離板振り機構の制御装置を示す図である。 図1のラベル経路を示す図である。 図1の使用例を示す説明図である。 従来の使用例を示す説明図である。 (a)は図1の使用例を示す正面図、(b)図1の使用例の動作状態を示す正面図である。
符号の説明
1 原反部
1a 未給送ラベル用台紙
1b ラベルが剥がされた台紙
2 ラベル剥離板
2a 平板部
2b ラベル剥離部
3 巻取り部
3a フィードローラ
4 パルスモータ(パルス制御できるモータ)
5 ラベル剥離板振り機構
5b 駆動軸
5c 第一のタイミングプーリ
5d 第二のタイミングプーリ
5e タイミングベルト
5f スリット
5g ホームセンサ
5h リミットセンサ
5i ベアリング
5j 第二のガイドローラ
5l 固定ブラケット
5m ラベル停止センサ
5n 第三のガイドローラ
6 本体ベース板
6a 第一のガイドローラ
6b 角柱ブラケット
9 制御装置

Claims (2)

  1. ラベルが所定間隔を置いて台紙に貼着されている未給送ラベル用台紙を保持する原反部と、
    前記原反部から供給された未給送ラベル用台紙を折り返して前記ラベルを剥離するラベル剥離板と、
    前記ラベル剥離板で前記ラベルが剥がされた台紙を巻き取る巻取り部と、
    パルス制御できるモータによって前記ラベル剥離板のラベル剥離部を回動するラベル剥離板振り機構と
    を備えたことを特徴とするラベル貼着装置。
  2. 請求項1記載のラベル貼着装置において、
    前記ラベル剥離板振り機構は、
    前記パルス制御できるモータと、
    前記ラベル剥離板のラベル剥離部に前記パルス制御できるモータの駆動力を伝達する駆動軸と、
    前記パルス制御できるモータのモータ軸に固定される第一のタイミングプーリと、
    前記駆動軸に固定される第二のタイミングプーリと、
    前記第一のタイミングプーリと前記第二のタイミングベルトとを連絡するタイミングベルトと、
    前記第二のタイミングプーリに貼り付けられているスリットと、
    前記スリットを遮光すると検知できるホームセンサと、
    ベアリングを介して前記駆動軸を被覆するガイドローラと、
    前記ガイドローラの両端部で前記駆動軸に固定される2つの固定ブラケットと、
    前記固定ブラケットに固定される前記ラベル剥離板のラベル剥離部と
    を備えたことを特徴とするラベル貼着装置。
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