JP2007105550A - 粉粒体噴射工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧流体と比重の大きな粉粒体の土中における到達距離が相違することに起因する不都合を解消することが出来て、しかも、比重の大きな粉粒体が流路やポンプ等を磨耗、破損してしまうことを防止することが出来る粉粒体噴射工法の提供。
【解決手段】増粘剤(V)を水(W)と均一に混合し(図3の3−2)、混合(図3の3−2)された水(W)と増粘剤(V)に(図3の3−2における「V+W」に)比重の大きな粉粒体(例えば、0価の還元鉄粉:F)を均一に混合し(図3の3−3)、比重の大きな粉粒体(F)と水と増粘剤(V)との混合物を中圧以上の吐出圧で且つ比重の大きな粉粒体(F)が噴流中を均一に分布した状態で土壌(G)中に噴射し、当該粉粒体を土壌(G)中で均一に混合する(図4の4−3〜4−4)。
【選択図】図3

Description

本発明は、比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉)を流体物と共に地盤中に噴射して、当該粉粒体を地盤中に均一に分布される技術に関する。
比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉)を高圧流体に混合し、噴射する技術は、対象物の穿孔や切断等、種々の分野で使用される。
係る技術を、例えば改良するべき地盤を高圧流体で切削しつつ固化材を混合、撹拌して地中固結体を造成する技術(例えば、特許文献1)に応用した場合には、高圧流体が地盤を切削することが出来る距離が長くなり、地中固結体の径方向寸法を大きくすることが出来ることが予想される。
しかし、地盤を切削する高圧流体に比重の大きな粉粒体を混合して、ノズルNから噴射した場合には、当該高圧流体と粉粒体とでは、図9に示すように、土中における到達距離が相違するため、すなわち、ノズルNから噴射された切削用高圧水ジェットJに対して粉粒体Fの方が遠方まで到達することが出来るため、前記粉粒体の分布が不均一になってしまう。すなわち、地中固結体の半径方向外方の領域には比重の大きな粉粒体の分布密度が高く、半径方向内方の領域では比重の大きな粉粒体の分布密度が低くなってしまう。
その結果、半径方向について、組成が不均一な改良体が出来てしまう。
ここで、図1で示す様に、ノズルNから噴射された切削用高圧水ジェットJと粉粒体Fの到達距離は常に等しいことが望ましい。
また、比重の大きな粉粒体、例えば鉄粉を、高圧流体(例えば高圧水)に混合して高圧にて噴射する結果、図10に示すように、鉄粉と高圧水との混合流体が流過する流路Cや、当該混合流体に圧力を付加するポンプ(非常に高価なポンプ)が、鉄粉Fが流過する際に当該鉄粉Fにより研磨或いは磨耗(磨耗箇所を符号Dで示す)され、破損してしまうという問題も生じる。
特開2005−113647号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、高圧流体と比重の大きな粉粒体の土中における到達距離が相違することに起因する不都合を解消することが出来て、しかも、比重の大きな粉粒体が流路やポンプ等を磨耗、破損してしまうことを防止することが出来る粉粒体噴射工法の提供を目的としている。
本発明の粉粒体噴射工法は、増粘剤(例えば、粉末状の植物性ポリマー、いわゆる「グアガム」V)を水(W)と均一に混合する工程(図3の3−2)と、該工程(図3の3−2)で混合された水(W)と増粘剤(V)に(図3の3−2における「V+W」に)比重の大きな粉粒体(例えば、0価の還元鉄粉:F)を均一に混合する工程(図3の3−3)と、比重の大きな粉粒体(F)と水と増粘剤(V)との混合物を中圧以上の吐出圧で且つ比重の大きな粉粒体(F)が噴流中を均一に分布した状態で土壌(G)中に噴射し、当該粉粒体を土壌(G)中で均一に混合する工程(図4の4−3〜4−4)、とを有することを特徴としている(請求項1)。
ここで、「中圧以上の吐出圧」とは、30kgf/cm以上の吐出圧、好ましくは50kgf/cm以上の吐出圧である。
また、「比重が大きな粉粒体」とは、比重が4.0以上の粉粒体を意味しており、例えば、比重が7.8の鉄の粉粒体(鉄粉)や、酸化鉄(例えば、比重が5.24の三酸化二鉄Fe)の粉粒体等が該当する。
本発明において、比重の大きな粉粒体(F)と水(W)と増粘剤(V)との混合物が土壌と衝突した際に増粘剤(V)の粘性が低下し(図2の2−3)、粘性が低下した増粘剤が(地下水と共に)比重の大きな粉粒体(F)の周囲から離隔する(図2の2−4)工程、を有することが好ましい(請求項2)。
また本発明において、増粘剤(V)として自然地盤中の微生物により容易に分解(以下自然分解)されるもの(例えばグアガム)が選択され、粘性が低下した増粘剤(V)が自然分解されて水と同レベルまで粘性が低下する工程を有するのが好ましい(請求項3)。
さらに、混合された水(W)と増粘剤(V)に比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)を均一に混合する前記工程(図3の3−3)では、当該工程を行う機器(粉粒体混練タンク14;図8参照)の底部に形成された傾斜(14a)により比重の大きな粉粒体(F)を一箇所(14b)に集中して沈降せしめ、一箇所(14b)に沈降した比重の大きな粉粒体(F)を前記機器(粉粒体混練タンク14)上部まで(例えばリフト用ポンプ16によって)上揚し、前記機器(粉粒体混練タンク14)の側壁部(14c)に設けられた流体機器(例えば水平方向撹拌用ポンプ15)により前記機器(14)内部で旋回流を生じせしめると共に、一箇所(14b)に沈降した比重の大きな粉粒体(F)を(例えば撹拌用ポンプ18から噴流を衝突せしめて)機器(粉粒体混練タンクタンク14)上方へ巻き上げているのが好ましい(請求項4)。
上述する構成を具備する本発明によれば、貯留及び輸送中に比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)を沈降させずに、均一な流体として地盤中に噴射し、土粒子と比重の大きな粉粒体とを均一に混合し、且つ、透水性の高い混合体を作ることができる。
そして本発明によれば、増粘剤(V)と水(W)と比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)との混合物を中圧以上の吐出圧で土壌中に噴出し、且つ、増粘剤(V)と水(W)と比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)との混合物の噴流中で、比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)は当該噴流(ジェットJ)中で均等に分布しながら噴射されているので、単に比重の大きな粉粒体を水に混ぜた状態で噴射した場合の様に噴流(ジェットJ)と粉粒体(F)とが分離すること無く、地盤(G)中に比重の大きな粉粒体(F)が均一に分布する。
ここで、増粘剤(V)と水(W)と比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)との混合物を噴出する吐出圧が低いと、比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)が土粒子中に混合される領域が狭くなり過ぎてしまう恐れがある。これに対して、本発明では、増粘剤(V)で被覆された比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)と水との混合物の吐出圧が、「中圧以上の吐出圧」であるので、比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)は、土壌中を、広い範囲に亘って混合される。
本発明によれば、土壌に衝突するまでは、比重の大きな粉粒体(F)は増粘剤(V)と水(W)との混合物として流れるので、比重の大きな粉粒体(F)の周囲には被覆する様に増粘剤(V)が存在し、比重の大きな粉粒体(F)が単独で流れることは無い。そのため、比重の大きな粉粒体(例えば、鉄粉F)がポンプや流路に「やすり」をかける様に作用して摩耗せしめてしまうことは、比重の大きな粉粒体(F)を包囲している増粘剤(V)が防止する。
そして、(請求項2に記載された)本発明によれば、増粘剤(V)と水(W)と比重の大きな粉粒体(F)との混合物が土壌と衝突した際に、増粘剤(V)の粘性が低下する(図2の2−3)。そして、粘性が低下した増粘剤(V)が自然分解すれば、比重の大きな粉粒体(例えば、0価の還元鉄粉F)が露出される。その結果、比重の大きな粉粒体(例えば、0価の還元鉄粉F)が、土中の汚染物質(例えば、揮発性物質VOC)と反応して、土壌の浄化が実行されるのである。
ここで、増粘剤の粘性が低下するのは、衝突時の衝撃により増粘剤(V)のポリマー結合の一部が破壊されるためと思慮される。
そして、増粘剤(V)と水(W)と比重の大きな粉粒体(F)との混合物が土壌と衝突した後、粘性の低下した増粘剤は、比重の大きな粉粒体(F)が土壌と混合した領域中で自然分解される。その後、増粘剤の粘性が水と同程度まで低下すると、比重の大きな粉粒体(F)と土壌とが混合した領域(混合領域)の透水性が良好となるので、当該混合領域中に地下水が流入可能となる。そして、混合領域に流入した地下水中に汚染物質(例えば、揮発性物質VOC)が存在すれば、当該汚染物質は粉粒体(F)により浄化されるのである。
さらに本発明によれば、増粘剤(V)と水(W)と比重の大きな粉粒体(F)との混合物が土壌中に噴射され、噴流の比重量が増加するので、土壌を切削する能力は向上することはあっても、少なくとも土壌切削能力が低下することは無い。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1に基づいて、本発明の原理を説明する。図1では、増粘剤Vと水(図1では増粘剤Vのみを図示)と鉄粉Fとの混合物が、ノズルNから噴射されている状態が示されている。ここで鉄粉Fは、ノズルNから噴射される噴流(ジェットJ)中を均等に分布しながら噴射されている。
ここで、単に水に鉄粉を混ぜた状態で噴射した場合には、図9で示す様に、鉄粉Fの到達距離が高圧水(のジェットJ)の到達距離よりも長いため、或いは、鉄粉Fが高圧水(のジェットJ)よりも遠方まで到達するため、高圧水Jと鉄粉Fとが分離してしまう。
そのように、単に水に鉄粉を混ぜた状態で噴射した場合は、例えば、円柱状地中固結体の造成等に用いた場合には、円柱の半径方向外方にのみ鉄粉が分布して、半径方向について成分(鉄粉の分布)が不均一な円柱状地中固結体が造成されてしまう。
増粘剤Vと水と混合することにより、鉄粉Fは、噴流(図1のジェットJ)中を均等に分布した状態で地盤中に噴射される。
例えば、本発明を円柱状地中固結体の造成等に適用した場合には、円柱の半径方向について、鉄粉Fの分布が均一となり、半径方向について成分が均一な良質の円柱状地中固結体が造成されることとなる。
図2に示すように、土壌Gに衝突するまで(図2の2−1の状態)は、噴流Jにおいて、粉粒体である鉄粉Fと増粘剤Vと水とが均一に混合した状態を維持しており、鉄粉Fのみが噴流Jから分離してしまうことはない。従って、土壌Gに噴射される以前で、増粘剤Vと鉄粉Fと水との混合物がノズルNまで搬送される過程においては、粘性物質である増粘剤V(より詳細には増粘剤Vの水溶液)が鉄粉Fの周囲に存在して被覆する様な状態となっているため、鉄粉Fがポンプや流路に「やすり」をかける(流路を摩耗させる)様な作用(前述した図10の状態)を行うことが防止される。
ここで、鉄粉Fと増粘剤Vと水との混合物が土壌中に噴射された場合、増粘剤V及び鉄粉Fを含む混合物は、水のみを単独で噴射した場合に比較して、全体の比重量が増加している。そのため、噴射時の運動エネルギーが大きくなり、土壌を切削する能力は向上することはあっても、少なくとも低下はしない。
図2の2−2の状態は、鉄粉Fと水Wと増粘剤Vとの混合物が土壌Gに衝突した状態を示している。鉄粉Fと水Wと増粘剤Vとの混合物が土壌と衝突した時の衝撃により増粘剤Vのポリマー結合の一部が破壊され、増粘剤Vの粘性が低下する(図2の2−3)。
増粘剤Vで被覆された鉄粉Fが土壌と衝突した際に増粘剤Vの粘性が低下することについては、増粘剤Vの水溶液を400MPaの噴射圧にて噴射してターゲットに衝突せしめ、衝突前(における増粘剤Vの水溶液)の粘性(B型粘度計で測定した粘度)と衝突後の粘性(B型粘度計で測定した粘度)を比較する実験により確認した。
当該実験は3回行われ、衝突前における増粘剤Vの水溶液の粘度は何れも230mPa・sであったが、衝突後の粘度は、55mPa・s、66mPa・s、65mPa・sであった。この実験結果から、衝突後に増粘剤の粘性が低下することが明らかである。
増粘剤Vで被覆された鉄粉Fが土壌と衝突した後、粘性の低下した増粘剤Vは、鉄粉Fが土壌と混合した領域(図4の符号「H」で示す混合領域)中で自然分解される(図2の2−4)。その後、自然分解の結果として増粘剤Vの粘性が水と同程度まで低下すると、鉄粉Fと土壌とが混合した領域(図4の混合領域H)の透水性が良好となるので、当該混合領域中に地下水が流入及び流出可能となる。
混合領域H(図4参照)に地下水が流入可能となった後、鉄粉Fが露出するので(図2の2−5)、当該領域に流入した地下水中に汚染物質(例えば、揮発性物質VOC)が存在すれば、当該汚染物質は鉄粉(0価の還元鉄粉)Fにより浄化され、混合領域より流出する。
増粘剤Vが自然分解することについては、容易に微生物分解される性質を持つ0.5%のグアガム水溶液を地盤中に混合して、透水係数を経時的に混合範囲内と混合範囲外で測定する実験を行い、両者を比較することで確認した。
当該実験から、透水係数は混合後10日では十分に自然分解が進んでおらず混合体外で透水係数が0.012cm/sに対して0.0051cm/sであったが、72日後には混合体内でも0.011cm/sまで透水係数が高くなった。このことから、増粘剤Vが自然分解することにより透水性が良好となることが明らかである。
0価の還元鉄分FはVOC(揮発性物質)と反応して、VOCを分解する。そのため、土壌G中に噴射された0価の還元鉄分Fは、当該土壌がVOCで汚染されていれば汚染物質であるVOCを分解して、当該汚染土壌を浄化する作用を奏する。
増粘剤Vと水と鉄粉Fとの混合物として存在している状態では鉄粉FはVOCと反応し得ないが、上述したように、土壌に衝突した衝撃及び自然分解により、増粘剤Vが鉄粉Fの周囲から離隔して鉄粉Fが露出すれば、0価の還元鉄粉Fが混合領域内(図4の符号「H」で示す混合領域)へ流入する地下水中のVOCと反応するのである。
次に、増粘剤と水と鉄粉との混合物を中圧以上の吐出圧で噴射する手法について、説明する。
ここで使用される鉄粉の粒径は50μm前後(数μm〜100μmの範囲)が好ましい。
図3は、本発明の実施形態に係る粉粒体噴射工法において、増粘剤Vと水Wと鉄粉Fとの混合物を得るための工程を順次示した工程図である。
また、図4は、本発明の実施形態に係る粉粒体噴射工法において、増粘剤Vと水と鉄粉Fとの混合物を土壌中に噴射して、鉄粉Fを土壌中で均一に混合する態様を、工程順に示した工程図である。
以下、図3及び図4に基づいて、本発明の実施形態に係る粉粒体噴射工法を工程順に説明する。
図3の3−1で示す清水タンク1に清水Wが溜められ、必要に応じて、その清水Wが圧送用ポンプ2によって供給ラインL1を介して増粘剤溶解タンク3(図3の3−2)に圧送される。
ここで、供給ラインL1から清水Wを増粘剤溶解タンク3に圧送するに際しては、図5に詳細を示す様な混合手段であるジェットミキサ4によって、増粘剤Vが清水W中に加えられる。
図3の3−2において、符号40は撹拌用ポンプ、符号50は排出用ポンプを示す。
ここで、増粘剤Vとしては、グアガム(植物性のポリマー:例えば、商品名「レスター」として株式会社テルナイトから市販されている商品)が好ましい。
増粘剤Vは植物性のポリマーであるため、土壌中に残留しても、地中の微生物で分解されるからである。
混合領域の透水性は若干低下するが、合成樹脂性の増粘剤を使用することも可能である。
鉄粉Fと水Wと増粘剤Vとの混合物を得るのに際しては、先ず、粉状の増粘剤Vを水と均一に混合することが好ましい。
図3及び図5〜図8で示す手法では、増粘剤Vと水Wとを均一に混合した後に、鉄粉Fを混合している。
単に水の中に鉄粉と増粘剤とを放り込むだけでは、いわゆる「だま」が形成されてしまい、均一に混合しないからである。
図5において、ジェットミキサ4はベンチュリー管5を有し、そのベンチュリー管5の清水タンク1と接続される側にはエルボ管6が一体に形成され、増粘剤溶解タンク3と接続される側にはストレート接続管7が一体に形成されている。
エルボ管6及びストレート接続管7は(図5では示していないが)前記供給管L1に連通しており、以って、清水タンク1の清水及び増粘剤溶解タンクの液と夫々連通している。
前記ベンチュリー管5には、合流アダプタ8の一端が連通している。その合流アダプタ8の他端には篩い部材9が取り付けられ、その篩い部材9には目の粗い篩い91と目の細かな篩い92が介装されている。
篩い部材9における目の粗い篩い91側の端部には吸入管10の一端が接続されている。吸入管10の他端は、増粘剤受容器11の増粘剤Vの中に挿入されている。
篩い部材9の外周部には振動発生装置(バイブレータ)13が取り付けられている。
振動発生装置13を取り付けたジェットミキサ4を供給管L1(図3参照)に介装したのは以下の理由からである。
即ち、清水タンク1からポンプ2で清水をジェットミキサ4に圧送させ、増粘剤Vをベンチュリー管5のベルヌーイの定理を利用して吸入管10で吸い上げ、水と接触させた後、図示しない乱流発生部で混練を行うようにしているが、気圧差で増粘剤受容器11から吸い込まれた増粘剤Vは、集合体となってジェットミキサ4に流入する。
ここで、そのままでは水は個々の増粘剤Fの粒子に直接接触せず、間接的に接触する状態で粉粒体が「だま」を形成しやすい。その結果、「だま」が完全に溶解するまで、増粘剤V添加に対する本来の機能が発現できないと言う問題がある。
そこで、本実施形態では、吸引された増粘剤Vを、液体と接触させる直前に気体中で粉塵状態にすることで、増粘剤Vを粒子単位で液体と直接接触させ、以って「だま」の形成を阻止する様に工夫されている。即ち、篩い部材9に取り付けられたバイブレータ13は増粘剤Vを気体中で粉塵状態にするための装置である。
図6は、前記篩い部材9を更に詳細に示した断面図である。篩い部材9は、第1の部材9Aと第2の部材9Bと第3の部材9Cと第4の部材9Dと、目の粗い篩い91及び目の細かな篩い92とから構成されている。
第1の部材9A〜第4の部材9Dは夫々雄ねじ、雌ねじが螺合し合って一体に構成されている。
第3の部材9Cと、第3の部材9Cと螺合する相手部材9B、9Dの境界部には、図7で示すようにパッキンPを介して篩い91又は92が両部材に挟み込まれるように取り付けられる。尚、吸入管10側が粗い篩い91で、その反対側が細かい篩い92である。
上述したように、本実施形態では、清水Wと増粘剤Vとを混合する前に、ジェットミキサ4及びバイブレータ13を取り付けた篩い部材9を用いて増粘剤Vを清水W中に加える様にしている。
そして、吸引された粉体状の増粘剤Vの集合体を篩い機9の篩い91、92に衝突させることで、増粘剤Vを清水W中に加えても「ダマ」とならない粉塵状態に発現させることが出来る。
また、篩い機9に取り付けたバイブレータ13によって振動を与え、増粘剤Vの篩91、92に対する目詰まりも防止出来る。
図3において、前記増粘剤溶解タンク3において清水Wと増粘剤Vとが混合された混合液VWが供給ラインL2を経由して粉粒体混練タンク14(図3の3−3)に投入される。
図3の3−3では、粉粒体混練タンク14の上方中央部に粉粒体である鉄粉Fの投入用ホッパ60が設けてある。鉄粉Fを投入するに際しては、ホッパ60の上方に鉄粉Fを充填した袋70を配置し、袋70の下部を例えばカッター(図示せず)で切り裂くことにより、鉄粉をホッパ60に落下せしめて導入する。
図8を参照して、粉粒体混練タンク14の構造を更に詳細に説明する。尚、図8では前記ホッパ60が省略して描かれている。
図8において、粉粒体混練タンク14の底部は、タンク中央部が下がるような4枚の傾斜面14aで部分四角錐が形成され、その中央に窪み部14bが形成されている。
粉粒体混練タンク14の各垂直壁面(側壁部)14cの複数箇所(図示では省略されて1個のみが示されている)には水平方向撹拌用ポンプ15が取り付けられている。
中央の窪み部14b近傍にはリフト用のポンプ16が取り付けられ、リフト用ポンプ16の吐出口にはタンク上方まで延在し反転して下向きに開口したリフト用配管17が接続されている。
更に、中央の窪み部14b近傍には撹拌用ポンプ18が取り付けられ、その撹拌用ポンプ18の吐出口には噴射向きが窪み部14bに斜め上方から底面に向うように構成された撹拌用配管19が接続されている。
尚、図8において符号14dは、水と増粘剤と鉄粉との混合流体Mの取出し口を示している。
投入された比重の大きな粉粒体である鉄粉Fは、前記傾斜面14aによって中央の窪み部14bに集中して沈降する。
窪み部14bに沈降した比重の大きな鉄粉Fは、リフト用ポンプ16に吸い上げられ、リフト用配管17でタンク上方に放出される。
窪み部14bに沈降した鉄粉Fはリフト用配管17でタンク上方に放出されるのに加えて、その一部は、撹拌用ポンプ18から噴射されるジェット噴流によって、タンク上方へ巻き上げられる。
さらに鉄粉Fは、水平方向撹拌用ポンプ15から噴射されるジェット噴流によって、タンク内を渦巻く様に旋回して流れる。
この様に構成することによって、窪み部14bに沈降した比重の大きな鉄粉Fは、リフト用ポンプ16に吸い上げられてタンク上方に放出され、撹拌用ポンプ18によりタンク上方へ巻き上げられ、或いは、水平方向撹拌用ポンプ15によりタンク内を渦巻く様に旋回して流れる。
その結果、比重の大きな鉄粉Fは沈降して底部に貯留してしまうこと無く、増粘剤Vが溶けた水WVと均一に撹拌・混練されるのである。そして、増粘剤Vが溶けた水WV(水Wと増粘剤Vとの混合物)に鉄粉Fが撹拌・混練されることによって、鉄粉Fと水Wと増粘剤Vとの混合物が出来上がり、当該混合物の中で、鉄粉Fは偏在すること無く、均一に分布する。
その後、水Wと増粘剤Vと鉄粉Fとの混合物(図3の3−4では、符号Mで示す混合流体)を、取出し口4dからラインL3を介して、図3の3−4で示す貯蔵用タンク20に一端貯蔵する。
貯蔵用タンク20には複数の撹拌用ポンプ21が設けてあり、撹拌用ポンプ21を作動させて混合流体Mを均一状態に保っている。
図示の例では、同一仕様の貯蔵用タンク20を2台有しており、その貯蔵用タンク20は夫々搬送ポンプ22を介したラインL4によって計量器23に接続し、更にラインL5で超高圧ポンプ24に接続している。
図3の3−5において、超高圧ポンプ24は、混合流体M(水Wと増粘剤Vと鉄粉Fとの混合物)を昇圧して、後述する図4の4−3の2重管自在継手35に送り、以って、混合流体Mを土壌の掘削に供させる。また、超高圧ポンプ24の傍らには高圧コンプレッサ25が配置され、高圧コンプレッサ25で発生した高圧エアは、同じく、図4の4−3の2重管自在継手35に送られ、土壌の掘削に供される。
次に図4に基づいて、施工領域において、鉄粉Fを土壌中へ均一に混合する施工態様を説明する。
先ず、図4の4−1で、削孔手段であるボーリングロッド31を吊り下げ装置30によって吊り下げた状態で、施工領域である土壌Gにボーリング孔hを削孔する。
図4の4−2はボーリング孔hが削孔された状態を示している。
図4の4−3では、完成したボーリング孔hに、吊り下げ装置32によって混合手段33を吊り下げている。ここで、混合手段33は、ボーリングロッド31と同様に2重管を構成している。
混合手段33の先端には、噴射ノズル34を設けた噴射装置(モニタ)が取り付けられている。混合手段33の上端には2重管自在継手35が取り付けられている。
2重管自在継手35と噴射ノズル34とは連通している。
明確には図示されていないが、噴射ノズル34は混合流体M用のノズルの周囲を高圧エア用のノズルが囲む様に配置されている。そして、噴射される混合流体Mのジェットは、高圧エアのジェットによって包囲され、流速を増加させるように構成されている。
図4の4−3では、ノズル34を回転させながら混合流体用のノズルから水Wと増粘剤Vと鉄粉Fの混合流体Mを噴射し、高圧エア用ノズルから高圧エアを噴射して、混合流体と高圧エアの混合ジェットJcを構成している。
混合ジェットJcを噴射しつつ地上側に混合手段33全体を上昇させることにより、符号Hで示す様な範囲まで土壌を切削するとともに、符号Hで示す範囲(混合領域)の土壌中に鉄粉Fを均一に混合せしめる。
上述した様に、増粘剤Vと水と鉄粉Fとの混合物(混合流体)の噴流である混合ジェットJcは中圧以上の高い圧力で噴射され、混合ジェットJc中で鉄粉Fは均一に分布している。
増粘剤Vと水と鉄粉Fとの混合物(混合流体)が土壌に衝突すると、鉄粉Fは当該衝突位置で停止する。その結果、図4の4−3、4−4において符号Hで示す範囲では、半径方向(ジェットJcが噴射される方向)について、鉄粉Fは土壌中で均一に分布される。
土壌に衝突した際に、増粘剤Vはその粘性を低下する。その後、自然分解することにより、増粘剤Vは鉄粉Fから剥離或いは分離して、鉄粉Fが露出する。
出願人において、上述した様な実施形態と同一態様で施工した際に、数日間のオーダーでは、粉粒体混練タンク14内での鉄粉Fの沈降、滞留現象は見られなかった。
そして、水Wと混合した増粘剤V中を鉄粉Fが均一に撹拌されることにより、鉄粉Fと水と増粘剤Vとの混合物(混合流体)が土壌中に噴射出来ることが確認された。それと共に、当該混合物(混合流体)が流れるポンプや搬送ラインにおいて摩耗による損傷が発生しないことが確認された。
鉄粉Fと水と増粘剤Vが中圧以上の吐出圧で噴射された場合には、噴流(混合ジェットJc)全体の重量が増加し、その保有する運動エネルギーも増加するので、通常の高圧水ジェットによる切削と比較して、土壌の切削性能は向上する。
なお、図4で説明した様な施工例において、半径方向の外方にのみ鉄粉が分布してしまうこと(図9の状態)は無く、増粘剤Vと水と鉄粉Fとの混合物が中圧以上の圧力で噴射された範囲(図4の符号H参照)においては、半径方向全域に亘って鉄粉Fが均一に分布した。
ここで、VOC(揮発性物質)は鉄分(0価の還元鉄粉)と反応して分解するが、鉄粉Fの周囲に増粘剤Vが存在して、鉄粉Fをコーティングする様になっていると、当該反応は生じない。
しかし、増粘剤Vと水と鉄粉Fと混合物を水と共に中圧以上の吐出圧で地盤中に噴射する場合には、土壌Gに衝突して、増粘剤Vの粘性が低下した後、増粘剤Vは自然分解して、鉄粉Fの周囲から離隔する。その結果、鉄粉Fが混合した土壌の透水性が良好となり、地下水が流入、流出可能となる。そして、鉄粉Fが露出されているため、土壌或いは地下水にVOCが包含されていると、鉄粉と反応して浄化されるのである(図2参照)。
即ち、施工領域或いは混合領域(図4の符号Hで示す領域)の地盤は、VOCを含まない良質の土壌に浄化される。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
本発明の実施形態の原理を説明する説明図。 本発明の実施形態を実施した場合の効果を説明する図。 水と増粘剤と比重量の大きな粉粒体との混合物製造の態様を示す工程図。 混合物を地盤へ噴射する施工態様を示した工程図。 増粘剤と水とを混合する混同装置の構成図。 図5の部分構成図。 図6のA部拡大図。 粉粒体混練タンクの詳細構成を示す断面図。 従来技術において、水に鉄粉を混ぜて噴射した状態を示す図。 従来技術において、管路を流過する鉄粉が管壁を侵食する状態を示した図。
符号の説明
1・・・清水タンク
2・・・圧送用ポンプ
3・・・増粘剤溶解タンク
4・・・ジェットミキサ
5・・・ベンチュリー管
6・・・エルボ管
9・・・篩い部材
10・・・吸入管
13・・・振動発生器/バイブレータ
14・・・粉粒体混練タンク
15・・・水平方向撹拌用ポンプ
16・・・リフト用ポンプ
18・・・撹拌用ポンプ
20・・・貯蔵タンク
24・・・超高圧ポンプ
31・・・削孔手段/ボーリングロッド
33・・・混合手段
34・・・噴射ノズル
35・・・2重管自在接手

Claims (4)

  1. 増粘剤を水と均一に混合する工程と、該工程で混合された水と増粘剤に比重の大きな粉粒体を均一に混合する工程と、比重の大きな粉粒体と水と増粘剤との混合物を中圧以上の吐出圧で且つ比重の大きな粉粒体が噴流中を均一に分布した状態で土壌中に噴射し、当該粉粒体を土壌中で均一に混合する工程、とを有することを特徴とする粉粒体噴射工法。
  2. 比重の大きな粉粒体と水と増粘剤との混合物が土壌と衝突した際に増粘剤の粘性が低下し、粘性が低下した増粘剤が比重の大きな粉粒体の周囲から離隔する工程、を有する請求項1の粉粒体噴射工法。
  3. 増粘剤として自然地盤中の微生物により容易に分解されるものが選択され、粘性が低下した増粘剤が自然分解されて水と同レベルまで粘性が低下する工程を有する請求項1又は請求項2の粉粒体噴射工法。
  4. 混合された水と増粘剤に比重の大きな粉粒体を均一に混合する前記工程では、当該工程を行う機器の底部に形成された傾斜により比重の大きな粉粒体を一箇所に集中して沈降せしめ、一箇所に沈降した比重の大きな粉粒体を前記機器上部まで上揚し、前記機器の側壁部に設けられた流体機器により前記機器内部で旋回流を生じせしめると共に、一箇所に沈降した比重の大きな粉粒体を機器上方へ巻き上げている請求項1〜3の何れか1項の粉粒体噴射工法。
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