JP2007105115A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】おむつ外面が柔らかで肌触りが良好であり、フィット性及び通気性に優れたパンツ型使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】吸収性コア4を含む吸収体本体10と、吸収体本体10の非肌当接面側に配され該吸収性本体10を固定している外包材11とを備え、該外包材11における腹側部Aと背側部Bの両側縁部同士が接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使い捨ておむつにおいて、外包材11は、2枚の伸長性シート12,13が積層された構造を有し、2枚の伸長性シートの少なくとも一方は伸縮性を有しており、腹側部A及び背側部Bにおける2枚の伸長性シート12,13間は、サイドシール部A1,A2,B1,B2並びにウエスト開口部及びレッグ開口部それぞれの周縁部50,60を除く部分の大部分において接合されていない。
【選択図】図3

Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつに関する。
従来、パンツ型使い捨ておむつとして、ウエスト開口部及びレッグ開口部それぞれの周縁部に加えて、ウエスト開口部の周縁部よりも下方に位置する胴回り部にも糸状の弾性部材により弾性伸縮性を付与したものが知られている(特許文献1参照)。
従来、使い捨ておむつに弾性伸縮性を付与する場合、実質的に非伸縮性の2枚のシート間に、伸張状態とした糸状ないし帯状の弾性部材を接着剤を介して固定し、次いで、弾性部材を収縮させギャザーを形成する方法が一般的である。
しかし、弾性部材をシート間に確実に固定するために接着剤を多く塗工すれば通気性や柔らかさが低下し、他方、接着剤の塗工量を減らせば弾性部材の固定が不充分となって、フィット性や漏れ防止性が低下する。風合いを向上させるために、接着剤の塗工パターンをスパイラル状やΩ字状、ドットパターン等の全面塗工でないパターンとすることも知られているが、その場合においても、かなりの量の接着剤や接着面積が必要であり、通気性や柔らかさの大幅な向上を図ることは困難である。
特許文献2には、液体浸透性の体側ライナー、液体不浸透性のバリア及びその間に置かれた吸収性の複合材を含む吸収性のインサート構造を、通気性を有するエラストマー不織製外側カバーに取り付けた構造の吸収性下着が記載されている。
しかし、特許文献2の吸収性下着においては、エラストマー不織製外側カバーが一枚のシート状の形態をなしているため、ウエスト開口部及び/又はレッグ開口部に弾性部材を固定して締め付け力を高めようとした場合には、カバーに固定した弾性部材が着用者に違和感を与えたり、見栄えを悪化させる問題がある。
特開平4−166150号公報 特表平1−503473号公報
従って本発明の目的は、おむつ外面が柔らかで肌触りが良好であり、フィット性及び通気性に優れたパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、吸収性コアを含む吸収体本体と、該吸収体本体の非肌当接面側に配され該吸収性本体を固定している外包材とを備え、該外包材における腹側部と背側部の両側縁部同士が接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使い捨ておむつにおいて、前記外包材は、2枚の伸長性シートが積層された構造を有し、2枚の該伸長性シートの少なくとも一方は伸縮性を有しており、前記腹側部及び前記背側部における前記2枚の伸長性シート間は、「前記サイドシール部並びに前記ウエスト開口部及び前記レッグ開口部それぞれの周縁部」を除く部分の全域又は大部分において接合されていないことを特徴とするパンツ型の使い捨ておむつを提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明のパンツ型使い捨ておむつは、おむつ外面が柔らかで肌触りが良好で、フィット性及び通気性に優れたものである。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態の斜視図が示されている。図2には、図1のおむつの展開状態の平面図が示されている。図3には、図1のおむつの分解斜視図が示されている。図4には、図2のII− II線断面図が示されている
本実施形態のおむつ1は、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3及び両シート2、3間に介在配置された液保持性の吸収性コア4を有する実質的に縦長の吸収体本体10と、該吸収体本体10の裏面シート3側に配された外包材11とを備えている。
外包材11は、その両側縁が、長手方向中央部において内方に括れた砂時計形の形状をしており、おむつの輪郭を画成している。外包材11はその長手方向において、着用者の腹側に配される腹側部Aと背側に配される背側部Bとその間に位置する股下部Cとに区分される。腹側部A及び背側部Bは、外包材11の長手方向前後端部に相当し、股下部Cは外包材11の長手方向中央部に相当する。外包材11は、その腹側部Aの両側縁部A1,A2と背側部Bの両側縁部B1,B2とが互いに接合されて、おむつ1にはウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成されている。この接合によって、おむつ1の左右両側縁には一対のサイドシール部S,Sが形成されている。この接合には例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール等が用いられる。
表面シート2、裏面シート3及び吸収性コア4はそれぞれ矩形状であり、一体化されて縦長の吸収体本体10を形成している。表面シート2、裏面シート3及び吸収性コア4としては、それぞれ、従来この種のおむつに用いられているものと同様のものを用いることができる。例えば、吸収性コア4としては、高吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成され、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されているもの等を用いることができる。
図2に示すように、吸収体本体10の長手方向の左右両側には、液抵抗性ないし撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス8、8が形成されている。各側方カフス8の自由端部の近傍には、側方カフス弾性部材81が伸張状態で配されている。これにより、図1のように組み立てられたおむつ1を着用させる際には、弾性部材81が縮むことにより側方カフス8が起立して、吸収体本体10の幅方向への液の流出が阻止される。図3には、側方カフス8、8形成用のシート材が符号82で示されている。このシート材82は、おむつ1の状態においては、吸収性本体10の幅方向外側の所定幅の部分82Sが、裏面シート3の非肌当接面側に巻き下げられ、該裏面シート3と外包材11との間に固定されている。
本実施形態のおむつ1における外包材11は、2枚の伸長性シート12,13が積層された構造を有し、その2枚の伸長性シート12,13は、何れも伸縮性を有している。伸長性シートは、おむつを展開状態としたときに、少なくともおむつの幅方向(図2の左右方向、以下おむつ幅方向ともいう)において伸長可能であれば良く、伸縮性を有する場合も同様におむつ幅方向において伸縮性を有していれば良い。
本発明において、伸長性シートとは、少なくとも1方向の最大伸度が100%以上であるシート(長さが2倍以上に伸びるシート)を意味する。伸長性シートが伸縮性を有するとは、該シートを、最大伸度が100%以上である1方向に、該シートを、伸度100%迄伸長させた後、収縮させたときの伸長回復率(100%伸長時の伸長回復率)が、少なくとも70%以上であることを意味する。最大伸度が100%以上である方向を複数有する場合、そのうちの何れか1方向のみにおいて伸長回復率が70%以上である場合も伸縮性である。
本実施形態における2枚の伸長性シート12,13は、何れも、おむつ幅方向において、おむつの長手方向(図2の上下方向)におけるよりも大きく伸長可能である。より具体的には、おむつ幅方向においては、大きく伸長し且つ伸長後に収縮する(最大伸度100%以上且つ伸長回復率70%以上)が、おむつ長手方向においては、わずかにしか伸長しない(例えば、最大伸度50%以下)。
本実施形態のおむつ1において、一方の伸長性シート12は、おむつ1の外面をなし、他方の伸長性シート13は、伸長性シート12の内面側に配されている。
おむつは、未伸長状態においては、幼児の体型より小さく設計することが多く、母親が幼児におむつを装着するためには、外包材は100%以上の伸度を有することが好ましい。
また、おむつ幅方向における伸長回復率が70%以上の伸縮性シートを用いることにより、おむつを体型によりフィットさせることができ、外観のだぶつきやズレ落ちを防止することができる。
〔伸長回復率の測定方法〕
長さ50mm、幅25mmのサンプル片を用意し、テンシロン装置を用いて、チャック間隔L0にサンプル片を固定し、300mm/minの速度で100%伸長時の長さL2(L2=L0×2)まで伸長させた後、引張速度と同様の速度で戻し始めて応力が0になった時のサンプル片の長さを伸長回復後の長さL1とする。次式から100%伸長時の伸長回復率を算出する。
100%伸長時の伸長回復率(%)=〔(L2−L1)/(L2−L1)〕 × 100
本発明における、伸縮性を有する伸長性シートは、おむつ幅方向に対応する方向に、糸又は細帯状の複数の弾性部材が伸長状態で固定されていなくても伸縮性を有するもの(自然状態で実質的にしわがよっていないシート)である。
伸縮性を有する伸長性シートとしては、(1)弾性繊維の集合体からなる弾性繊維シートの両面に、伸長可能な繊維集合体が一体化されてなるシート、(2)ネット状の弾性シートの少なくとも片面に、伸長可能な繊維集合体が自然状態で一体化されてなるシート、(3)弾性繊維の集合体のみからなる弾性不織布シート等を好ましく用いることができる。
伸縮性を有する伸長性シート12,13とは、同じ構成の伸縮性且つ伸長性のシートであっても良いし、異なる構成の伸縮性且つ伸長性のシートであっても良い。
前記(1)のシートについて説明する。
弾性繊維の集合体からなる弾性繊維シートとしては、スチレンブタジエンスチレンブロック共重合体(SBS)、スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体(SIS)、スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレンエチレンプロピレンスチレンブロック共重合体(SEPS)等のスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー等の弾性原料を、これらは一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。この原料を(溶融して)スパンボンド法、メルトブローン法、スピニングブローン法等により不織布化したもの等が挙げられる。
伸長可能な繊維集合体としては、各種製法による繊維ウエブや不織布に、特定方向に延びるスリットを分散させて多数形成して、前記特定方向に直交する方向に伸長可能としたもの等が挙げられる。
繊維シートと伸長可能な繊維集合体との一体化方法としては、これらを積層して水流交絡等により繊維を交絡させる方法、接着剤や熱ロール等を用いてパターンを有して部分接合させる方法、非弾性繊維層の構成繊維の一部が弾性繊維層に入り込んだ状態が好ましく、繊維交点の熱融着によって接合する方法が挙げられる。このようなシートをおむつの外面や外面と内面の両方に用いることにより、伸びがよく、布地のように柔らかく、しなやか且つ肌触りがなめらかなパンツ型おむつが実現できる。また、弾性繊維シートは繊維が細いほうが好ましく、製法としてはスピニングブローン法が好ましい。
前記(2)のシートについて説明する。
ネット状の弾性シートとしては、弾性糸を少なくとも緯糸に用いてなる基盤目状のシート、弾性フィルムをスリットしてなる多数の弾性体を基盤目状に配してなる基盤目状のシート等が挙げられる。
伸長可能な繊維集合体としては、前記(1)のシートにおけるものと同様のものを用いることができる。弾性シートと伸長可能な繊維集合体との一体化方法としては、前記(1)のシートにおける一体化方法と同様の方法を用いることができる。弾性シートにネット状の弾性シートを用いることにより、外面の強度が高く、おむつ着脱時の外面の破けを引き起こしづらい。ただし、ネット状弾性シートは凹凸がなく平坦な方が、肌触りの面で好ましい。
前記(3)のシートについて説明する。
前記(3)のシートとしては、前記(1)のシートの弾性繊維の集合体からなる弾性繊維シートを用いることができる。このようなシートを用いることで、のびがよく、はかせやすいパンツ型おむつが実現できる。
本実施形態のおむつ1においては、図3及び図4に示すように、腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおける2枚の伸長性シート12,13間は、サイドシール部A1,A2,B1,B2においては、ヒートシール、高周波シール又は超音波シールにより互いに接合されており、ウエスト開口部5の周縁部50及び一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部60においては、ホットメルト型接着剤等の接着剤52,62により互いに接合されている。そして、腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおける2枚の伸長性シート12,13間は、これらの部分を除く部分の大部分において接合されていない。
具体的には、伸長性シート12,13間は、サイドシール部A1,A2,B1,B2、ウエスト開口部5の周縁部50、一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部60に加えて、腹側部A及び背側部Bそれぞれのおむつ幅方向中央部において接合されており、それら以外の部分においては接合されていない。
このように、腹側部A及び背側部Bにおける広い範囲において、2枚の伸長性シート12,13間を接合しない構成とすることにより、外包材11が接着剤で硬くなる部分を最小限に抑えることができ、おむつの外面や、外包材11の内面であって吸収性本体10に覆われていない部分を、柔らかで肌触りの良いものとすることができる。また、伸長性シートとして通気性シートを用いる場合に、その通気性が良好に維持されるので、ムレにくいおむつを提供することができる。
更に、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部50,60それぞれにおいて、2枚の伸長性シート12,13間を接合した構成としたため、胴回り部においては、伸縮性の外包材11により適度なフィット性を得ることができると共に、これらの周縁部50,60に、糸状又は帯状の弾性部材51,61a,61bを両伸長性シート(伸縮性シート)12,13に挟んだ状態に固定することにより、これらの部位のフィット性を外包材11の伸縮特性の制約を受けることなく高めることができる。また、糸状又は帯状の弾性部材51,61a,61bを両伸長性シート(伸縮性シート)12,13に挟んだ状態に固定できるため、このような弾性部材を、一枚のシートからなる外包材に固定する場合に比べて、弾性部材が着用者に違和感を与えたり、外観を悪化させることを防止することもできる。
腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける、ウエスト開口部の周縁部50には、ウエスト開口部の開口周縁端に沿って、複数のウエスト部弾性部材51、51が配されている。これらのウエスト部弾性部材51、51は、接着剤50を介して2枚の伸長性シート12,13間に伸長状態で固定されている。また、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って存在するレッグ開口部の周縁部60、60にも、各開口部の周縁端に沿って、レッグ部弾性部材61a、61bが配されている。これらのレッグ部弾性部材61a、61bは、接着剤60を介して2枚の伸長性シート12,13間に伸長状態で固定されている。ウエスト部弾性部材及びレッグ部弾性部材としては、それぞれ、天然ゴム、ポリウレタン系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、ホットメルト系伸縮部材等の伸縮性素材を糸状(糸ゴム)又は帯状(平ゴム)に形成したものが好ましく用いられる。
本実施形態のおむつ1において、ウエスト開口部の周縁部に存する2枚の伸長性シート12,13間が接合されている領域の幅は、腹側部A及び背側部Bそれぞれについて、ウエスト開口部の周縁端5a,5bから50mm以内であることが好ましく、ウエスト開口部の周縁端5a,5bから30mm以内であることが好ましい。また、レッグ開口部の周縁部に存する2枚の伸長性シート(伸縮性シート)12,13間が接合されている領域の幅は、腹側部A、股下部C及び背側部Bの各部において、レッグ開口部の周縁端から50mm以内であることが好ましく、ウエスト開口部の周縁端から30mm以内であることが好ましい
また、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおけるおむつ幅方向において、2枚の伸長性シート12,13間が接合されていない部分の合計長さ(L1+L2)は、左右のサイドシール部A1,A2間の長さLa(Lb)に対して、60%以上であることが好ましく、70%以上であることがより好ましく、75%以上であることが更に好ましい。
また、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける2枚の伸長性シート12,13間が接合されていない部分の面積は、腹側部A及び背側部Bそれぞれの面積に対して、60〜100%であることが好ましく、70〜100%であることがより好ましい。この数値を満たすものを「全域又は大部分」というものとする。
本明細書に記載の各部の寸法や比等は、図2に示すようにおむつを展開状態とし、ウエスト開口部およびレッグ開口部の弾性部材による収縮力を解除した自然状態(引っ張り力等の外力を作用させない状態)において測定した値又はそれに基づくものである。
本実施形態のおむつ1においては、股下部Cにおける2枚の伸長性シート12,13間も、レッグ開口部の周縁部60及び該股下部Cのおむつ幅方向中央部において、接着剤62,14を介して接合されているが、それ以外の部分においては接合されていない。本実施形態のおむつ1においては、図2に示すように、レッグ開口部の周縁部60に伸縮性を付与するためのレッグ部弾性部材が、レッグ開口部の周縁部から股下部の幅方向中央に向かって延出している場合があるが、このように、レッグ開口部に周方向に伸縮性を付与するためのレッグ部弾性部材が配されている部分は、レッグ開口部の周縁部60に含まれる。
本実施形態のおむつ1においては、腹側部A及び背側部B並びに股下部Cそれぞれのおむつ幅方向中央部において、2枚の伸長性シート12,13間が接合されているため、外包材11の外面に廃棄用テープを設ける場合に、おむつ幅方向中央部に固定することで、廃棄用テープを強固に固定することができる。廃棄用テープは、おむつを丸めた状態を保持するテープであり、従来公知の各種のものを用いることができる。また、腹側部A及び背側部B並びに股下部Cそれぞれのおむつ幅方向中央部において、2枚の伸長性シート12,13間が接合されているため、裏面シート3に、模様や文字、その他の記号等の図柄を設けた場合に、おむつ外面側からその図柄を明瞭に視認できる。本実施形態のおむつ1に、上述した廃棄用テープ及び/又は図柄を設けても良いが設けることは必須ではない。
本実施形態のおむつ1において、外包材11の外面側を構成する構成する伸長性シート12は、図2及び図3に示すように、伸長性シート12と伸長性シート13とによって各ウエスト部弾性部材51,51を挟持固定する部位よりも更に延出する長さを有し、伸長性シート12の伸長性シート13より延出した部分12a、12bが、図2及び図3に示すように、吸収体本体10側に折り返されている。
吸収性本体10は、その長手方向両端部における肌当接面側が、伸長性シート12の折り返された部分12a、12bに覆われている。伸長性シート12の折り返された部分12a、12bは、吸収性本体10の長手方向両端部と重なる部分が、該吸収性本体10の略全幅に亘って接着剤を介して接着されており、これにより、吸収性本体10の長手方向両端部が、外包材11に固定されている。
吸収性本体10は、その長手方向両端部を除く部分においては、図3及び図4に示すように、幅方向中央部のみが外包材11と接着剤15を介して接合されている。外包材11の伸縮が、吸収性本体10の接合によって阻害されにくくなるため、胴回り部に良好なフィット性が得られる。
吸収性本体10と外包材11が接着されている領域の幅W1は、腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおいて、吸収性本体10の幅Wの20〜80%であることが好ましく、より好ましくは30〜70%である。80%を超えた場合、伸縮性の阻害が生じ、20%を下回った場合、吸収体のよれ等の不具合が生じる。
次に、本発明の他の実施形態としてのパンツ型の使い捨ておむつについて、図5〜図12を参照して説明する。以下の説明においては、上述したおむつ1と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。特に言及しない点については、上述したおむつ1に関する説明が適宜適用される。図5〜図12には、使い捨ておむつ1と同様の構成部材には同一の符号を付してある。
図5及び図6に示すおむつにおいては、外包材11を構成する2枚の伸長性シート12,13間を、おむつ幅方向中央部において接合する接合部が設けられていない。即ち、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける2枚の伸長性シート12,13間は、サイドシール部A1,A2,B1,B2、ウエスト開口部5の周縁部50及び一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部60において接合されており、それら以外の部分においては接合されていない。また、股下部Cにおける2枚の伸長性シート12,13間は、レッグ開口部の周縁部60,60を除く部分の全域において接合されていない。
図5に示すおむつにおける吸収性本体10は、その長手方向の略全域において、幅方向の略全域が、接着剤15を介して外包材11に接合されている。他方、図6に示すおむつにおける吸収性本体(吸収性本体の輪郭を2点鎖線10’を示す)は、その長手方向の両端部においては、幅方向の略全域が、接着剤16を介して外包材11に接合されており、長手方向の両端部を除く部分においては、幅方向中央部のみが外包材11に、接着剤15を介して接合されている。
図7に示すおむつにおいては、腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおける2枚の伸長性シート12,13間は、サイドシール部A1,A2,B1,B2、ウエスト開口部5の周縁部50、一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部60に加えて、腹側部A及び背側部Bそれぞれのおむつ幅方向中央部において接合されており、それら以外の部分においては接合されていない。他方、股下部Cにおける2枚の伸長性シート12,13間は、一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部60において接合されており、それら以外の部分においては接合されていない。
図8に示すおむつにおいては、腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおける2枚の伸長性シート12,13間は、サイドシール部A1,A2,B1,B2、ウエスト開口部5の周縁部50、一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部60において接合されており、それら以外の部分においては接合されていない。他方、股下部Cにおける2枚の伸長性シート12,13間は、一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部60に加えて、おむつ幅方向中央部において接合されており、それら以外の部分においては接合されていない。
図5〜図8に示すおむつにおいても、外包材11を構成する2枚の伸長性シート12,13間が広い範囲において互いに接合されていないため、おむつ外面が柔らかで肌触りが良好であり、フィット性及び通気性に優れている。
図9及び図10に示すおむつにおける吸収性本体10は、その長手方向両端部を除き、幅方向中央部のみが外包材11と接合されている。
図9に示すおむつにおいては、吸収性本体10における、その長手方向両端部を除く部分は、吸収性本体10の長手方向全長を3等分して腹側領域、中央領域、背側領域に区分した場合の、腹側領域及び背側領域それぞれにおける幅方向中央部が接着剤15を介して外包材11に接合されており、中央領域においては、幅方向の全域に亘って外包材11に接合されていない。
図10に示すおむつにおいては、図9に示すおむつにおける吸収性本体10の外包材11に対する接合箇所に加えて、中央領域における幅方向中央部も接着剤15を介して外包材11に接合されている。図10に示す例においては、腹側領域、中央領域及び背側領域それぞれにおける接合部同士間が分断されている。
吸収性本体の接合態様に関して「その長手方向両端部を除き」という場合、吸収性本体の長手方向両端部は、図6に示す実施形態におけるように、吸収性本体の幅方向の略全域(例えば、90%以上)が外包材11と接合されていても良いし、図3に示すように、吸収性本体の幅方向中央部のみが外包材11と接合されていても良い。例えば、図9又は図10に示すおむつにおける吸収性本体10の長手方向両端部を、図6に示すように、吸収性本体の幅方向の略全域(例えば、90%以上)において外包材11に接合することもできる。
図11に示すおむつにおける吸収性本体10は、その長手方向両端部のみが接着剤16を介して外包材11に接合されている。図11に示す例では、吸収性本体10の外包材11に接合されている部分は、吸収性本体10の長手方向の両端部それぞれからの距離が、吸収性本体10の全長10%の範囲内のみである。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されるものではない。
例えば、上述した任意の実施形態における2枚の伸長性シート12,13間の接合態様を、上述した他の任意の実施形態における収性本体10と外包材11との間の接合態様と組み合わせることができる。例えば、2枚の伸長性シート12,13間の接合態様を、図1に示すおむつと同様とし、吸収性本体10と外包材11との間の接合態様を図5に示すおむつと同様としても良い。
また、外包材11を構成する2枚の伸長性シート12,13は、少なくとも何れか一方が伸縮性を有していれば良い。例えば、伸縮性を有する伸長性シートと伸縮性を有さない伸長性シートとで外包材11を構成すれば、フィット性が良い使い捨ておむつの形態として用いることができる。おむつの外観に皺等を抑えてすっきりさせる観点からは、おむつの外側を構成する伸長性シート12が伸縮性を有する伸長性シートの方が好ましい。
また、上述した使い捨ておむつ1においては腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合してサイドシール部を形成したが、これに代えて、ホック、ボタン、面ファスナーなどの各種係合部材で予め係合させて、パンツ型の形状となしてもよい。また腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2との接合又は係合位置は、身体の真横の位置に限られず、身体のやや前寄り又は後寄りの位置であってもよい。
また、上述した使い捨ておむつ1の外包材11(外側の伸長性12)の非肌面側においては、ホットメルト粘着剤等の接着剤14と重なる位置に廃棄用テープを固定することにより、使い捨ておむつ1の伸縮性を維持しながらコンパクトに廃棄可能な使い捨ておむつ1とすることもできる。
本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示すおむつの展開状態を示す平面図である。 図1に示すおむつの分解斜視図である。 図2のII− II線断面図である。 本発明のおむつの別の実施形態を示す図(図3相当図)である。 本発明のおむつの更に別の実施形態における外包材部分のみを示す分解斜視図である。 本発明のおむつの更に別の実施形態における外包材部分のみを示す分解斜視図である。 本発明のおむつの更に別の実施形態における外包材部分のみを示す分解斜視図である。 本発明のおむつの更に別の実施形態における吸収性本体と外包材との接合態様を示す斜視図である。 本発明のおむつの更に別の実施形態における吸収性本体と外包材との接合態様を示す斜視図である。 本発明のおむつの更に別の実施形態における吸収性本体と外包材との接合態様を示す斜視図である。
符号の説明
1 パンツ型使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
10 吸収性本体
11 外包材
12,13 伸縮性を有する伸長性シート

Claims (6)

  1. 吸収性コアを含む吸収体本体と、該吸収体本体の非肌当接面側に配され該吸収性本体を固定している外包材とを備え、該外包材における腹側部と背側部の両側縁部同士が接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使い捨ておむつであって、
    前記外包材は、2枚の伸長性シートが積層された構造を有し、2枚の該伸長性シートの少なくとも一方は伸縮性を有しており、
    前記腹側部及び前記背側部における前記2枚の伸長性シート間は、前記サイドシール部並びに前記ウエスト開口部及び前記レッグ開口部それぞれの周縁部を除く部分の全域又は大部分において接合されていないことを特徴とするパンツ型の使い捨ておむつ。
  2. 前記腹側部及び前記背側部における前記2枚の伸長性シート間は、前記サイドシール部並びに前記ウエスト開口部及び前記レッグ開口部それぞれの周縁部並びに該腹側部及び該背側部それぞれの幅方向中央部において接合されており、それ以外の部分においては接合されていない請求項1記載のパンツ型の使い捨ておむつ。
  3. 前記腹側部及び前記背側部における前記2枚の伸長性シート間は、前記サイドシール部並びに前記ウエスト開口部及び前記レッグ開口部それぞれの周縁部において接合されており、それ以外の部分においては接合されていない請求項1記載のパンツ型の使い捨ておむつ。
  4. 前記腹側部と前記背側部との間の股下部における前記2枚の伸長性シート間は、前記レッグ開口部の周縁部を除く部分の全域又は大部分において接合されていない請求項1〜3の何れかに記載のパンツ型の使い捨ておむつ。
  5. 前記腹側部と前記背側部との間の股下部における前記2枚の伸長性シート間は、前記レッグ開口部の周縁部及び股下部の幅方向中央部において接合されており、それ以外の部分においては接合されていない請求項4記載のパンツ型の使い捨ておむつ。
  6. 前記吸収体本体は、その長手方向両端部を除き、幅方向中央部のみが前記外包材と接合されている請求項1〜5の何れかに記載のパンツ型の使い捨ておむつ。

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