JP2007104103A - 光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラム - Google Patents

光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光伝送路の伝送特性の変動が起きても自動的に最適な光レベルに制御すること。
【解決手段】通信用の光信号が入力され、光信号に対する損失が固定となる損失固定制御がなされる光伝送装置200Bは、光信号の減衰を行うVOA112と、光レベルを検出する機能を備えたPreAMP115と、上りリング網910の上流に配置された光伝送装置200Aから出力される光信号に関する情報を含むOSC光を検出するOSC制御部130と、PreAMP115によって検出された光信号の光レベルと、OSC制御部130によって検出された光信号に関する情報とに基づいて、上りリング網910の損失変動による光信号の光レベルの変動を算出し、PreAMP115から出力される光信号が所定のレベルになるようにVOA112の減衰量を制御するユニット内制御部116と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、光伝送システムにおいて、伝送信号の光レベルを適切な値に制御する光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムに関する。
近年、光ファイバを伝送路に用いることで電気信号に替わり、伝送速度が早く、なおかつWDM(Wavelength Division Multiplexing;波長分割多重)により多重化され、情報容量の増加が可能な光信号の伝送を行う光伝送システムの普及が著しい。図9は、光伝送システムの構成例を示す説明図である。
光伝送システム900は、上りリング網910と、下りリング網920からなる伝送路上にOADM(Optical Add and Drop Multiplexer;光分岐挿入装置)A,B,E,Dと、ILA(In Line AMP;光中継局)C,Fとが設けられる。OADM(A,B,D,E)にはそれぞれ送受信器901A,901B,901D,901Eが接続されており、上りリング網910と、下りリング網920とを伝送する伝送光の挿入、分岐、透過を行うことで、任意の通信相手と光信号送受信することができる。また、ILA(C,F)は、上りリング網910と、下りリング網920を伝送するWDM光の増幅を行う。また、光伝送システム900を伝送する伝送光は、光信号を多重化したWDM光と、光信号の伝送状態を監視するOSC(Optical Supervisory Channel;光監視チャネル)光とから構成されている。
光伝送システム900において重要なのは、OADM(A,B,D,E)や、ILA(C,F)によってWDM光を構成する光信号の光レベルを適切な値に調整して上りリング網910、下りリング網920を伝送させる点である。
光レベルの調整に関する従来技術としては、波長多重光伝送において、光ファイバ増幅器への光入力レベルや波長数によらず、各波長でほぼ等しい光出力を得て、中間部分に光機能部品の挿入が行える構造がある。このような構成の場合、光サージの発生回避、部品接続の判断を行うことが課題となる。そこで、増幅用光ファイバへの光入力が一定になるように光入力部に可変減衰器を入れることで帰還制御する。さらに監視信号から得た波長数情報に基づき、総合的な光出力並びに増幅用光ファイバへの光入力を変える制御を行い、中間の光部品への光と光部品からの光を検出して、部品がないときは励起を抑制する。このような制御を行うことで、接続時の光サージの発生を回避すると共に光部品未接続の信号を発する技術が開示されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、光波長多重ネットワークを簡易に構成する例もある。この場合は、チャネル当たりの光信号レベルを常に一定に保ち所望の伝送品質を維持することが課題となる。したがって、光ファイバ伝送路により伝送されてくる監視信号をWDMカプラにより抽出し、リモートノードに入力される光信号の波長数を監視信号から得る。帰還制御部は、監視信号から得た波長数と、リモートノードで新たに挿入される波長数との和である波長数情報を、監視信号処理回路を介して算出する。さらに、光増幅器のトータル光パワーをその波長数情報の値で割った値が、所望のチャネル当たりの光信号の光パワーとなるよう可変光減衰器の減衰量を調整することで、可変光減衰器の減衰量に常にフィードバック制御をかけ、光ファイバ伝送路のロス変動を補償する技術が開示されている(例えば、下記特許文献2参照。)。
従来、光信号の光レベルの制御は、特許文献1,2のように、光伝送システムの立ち上げ時に行われ、図9に示したOADM(A,B,D,E)およびILA(C,F)の内部に備えられたOSC制御部が取得したWDM光の波長数情報に基づいて、受信部の減衰量を調整し、最適な光レベルに制御していた。
つぎに、OADMまたはILAを立ち上げる(起動する)際に光信号レベルを調整する方法の一例を以下に示す。図10は、光伝送システムの立ち上げ手順を示す説明図である。図10において、受信部1010は、VOA(Variable Optical Attenuator;可変光減衰器)1011の前後にフロントPD(Photo Diode)1014と、リアPD1015と、OSC分岐カプラ1012とが備えられている。受信部1010は、PostAMP151と、OSC合成カプラ1052と、ユニット内制御部1053と、1×2スイッチ1054とから構成される。また、受信部1010および送信部1050にはユニット内制御部1016,1053が備えられている。受信部1010において、ユニット内制御部1016は、フロントPD1014と、リアPD1015とで検出した光レベルに基づいて、VOA1011の減衰量を調整し、PreAMP1013へ入力される光信号の光レベルを制御する。また、受信部1010および送信部1050において、ユニット内制御部1016,1053は、OSC制御部1060(図名には便宜上「OSC」と記す。以下の説明するOSC制御部に関しても同様)と接続され、立ち上げ時のVOA1011の減衰量の調整を行う。
また、図10においてOR1061およびOS1062は、ユニット内制御部1063と、光電気変換部(OE)1064と、電気光変換部(EO)1065とから構成されている。ユニット内制御部1063は、OSC制御部1060の内部の制御を行う。光電気変換部(OE)1064は、入力された光信号を電気信号に変換して出力する。電気光変換部(EO)1065は、入力された電気信号を光信号に変換して出力する。
つぎに、上りリング網910および下りリング網920に接続したOADM(B)の立ち上げ手順を説明する。OADM(B)を立ち上げるには、隣接する光伝送装置(図10に示した例ではOADM(A,B))間にOSC光を伝送させることによって行われる。
まず、OADM(B)のOSC制御部1060のユニット内制御部1063から、光レベル制御用のASE(Amplified Spontaneous Emission)光の出力要求をOADM(B)のユニット内制御部1016と、OADM(A)のユニット内制御部1016へ出力する(S1)。このとき要求したASE光の光レベルは、光信号1波レベルに相当する。また、ASE光の出力要求に合わせ、OADM(B)からの光信号が伝送路に送出されないように、OADM(B)のPreAMP1013の前段に配置された1×2SW(スイッチ)1017を開放側に制御し、OADM(B)への入力光をシャットダウンする。
つぎに、OADM(A)の電気光変換部(EO)1065と、OADM(B)の光電気変換部(OE)1064とにおいて、OSC光の疎通確認を行う(S2)。ASE光の出力要求を受信したPostAMP1051は、光信号1波長に相当するレベルのASE光を出力する(S3)。このとき、OADM(A)からの光信号が伝送路に送出されないように、OADM(A)のPostAMP1051の前段に配置された1×2SW1054を開放側に制御する。
ASE光が、上りリング網910を経由してOADM(B)の受信部1010へ入力され(S4)、さらにVOA1011を経由してユニット内制御部1016へ入力されると、VOA1011の自動調整が実施される(S5)。具体的には、PreAMP1013の入力光が適切なレベルとなるように、OADM(B)のユニット内制御部1016はPreAMP1013の前段に設けられたリアPD1015の受光パワーをモニタしてVOA1011を適切な減衰量に調整する。
VOA1011の自動調整が終了すると、OADM(B)のユニット内制御部1016は、PreAMP1013への入力が安定したと判断し、OADM(B)のPreAMP1013のシャットダウン状態を解除し(S6)、PreAMP1013を出力一定制御(ALC;Automatic Level Control)によって立ち上げる。
OADM(B)のユニット内制御部1016は、PreAMP1013が立ち上がり、利得一定制御(AGC;Automatic Gain Control)に遷移したことを確認すると、ユニット内制御部1063からの光レベル制御用のASE光の出力要求を停止させる(S7)。また、PostAMP1051からのASE光の出力が停止すると、ユニット内制御部1053は、OADM(A)のPostAMP1051の前段に配置した1×2SW1054を閉じ、PostAMP1051のシャットダウン状態を解除して、運用を開始させる。
なお、図10のS5で行われたVOA1011の自動調整とは、PreAMP1013に入力された光信号(立ち上げ時にはASE光)の光レベルがPreAMP1013ダイナミックレンジに収まるように調整する処理を指す。
以上説明したような立ち上げを行った後、OADM(A)およびOADM(B)は通常の運用状態になる。上述したように、VOA1011は、光信号1波長分の減衰量を固定し、PreAMP1013では、利得一定制御(AGC)を行い多重化された光信号の利得が等しくなるように制御を行う。これは、光伝送システム900では、通信状態に応じて伝送路を流れるWDM光に多重化される光信号の波長数が変化することが前提となっているためである。したがって、光信号の波長数の増減時にも、OADM(A)およびOADM(B)は、光信号を適切な光レベルに保つことができる。
特開平11−17259号公報 特開2004−147122号公報
しかしながら、上述したようにOADM(A,B,D,E)や、ILA(C,F)の内部で光レベル制御が行われる光伝送システム900であっても、伝送路(例えば、上りリング網910、下りリング網920)自体に撓みや、過度な温度変化が生じると、伝送路の伝送特性が変化してしまい、WDM光の光レベルに影響を与えてしまう。伝送特性が変化した場合は、WDM光として多重化されている光信号の波長数には変化がないため、VOA1011では通常通り、立ち上げ時に固定された減衰量の減衰を行う。
結果として、OADM(A,B,D,E)や、ILA(C,F)には伝送路の伝送特性によって立ち上げ時または、通常運用時と比較して光レベルが変動したWDM光が入力される。このようなWDM光は、光レベルの変動が修正されないまま伝送路へ出力されてしまう。WDM光の光レベル変動が蓄積されると、OADM(A,B,D,E)や、ILA(C,F)へWDM光が入力する際においてあらかじめ設計された入力レベルのダイナミックレンジに収まらず、エラーを起こしてしまう問題があった。
また、伝送特性の変動を考慮して入力レベルのダイナミックレンジを大きく設計すると、OADM(A,B,D,E)や、ILA(C,F)の製造コストが上昇してしまうという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、光伝送路の伝送特性の変動が起きても自動的に最適な光レベルに制御することのできる光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる光伝送装置は、通信用の光信号が入力され、前記光信号に対する損失が固定となる損失固定制御がなされる光伝送装置において、前記光信号の減衰を行う減衰手段と、前記減衰手段の後段に設けられ、前記光信号の光レベルを検出する光素子と、伝送路の上流に配置された他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報を含む監視光を検出する監視光検出手段と、前記光素子によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出手段によって検出された前記光信号に関する情報とに基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記減衰手段の減衰量を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、光伝送装置の上流の光信号に関する情報を監視光の検出により取得した情報と、光伝送装置に備えられた光素子によって検出した光信号の光レベルの情報とに基づき、光伝送装置へ入力される光信号の光レベルを求めることができる。この処理により、光伝送装置と上流の他の光伝送装置とを接続する伝送路の伝送特性による損失変動を算出し、減衰手段の減衰量を制御することで、光素子に入力される光信号の光レベルを、変動前の光レベルに戻すことができる。
本発明にかかる光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムによれば、光伝送路の伝送特性に変動が起きても自動的に最適な光レベルに制御できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(OADMシステムの一例)
図1は、OADMの構成を示す説明図である。光伝送システム900(図9参照)を構成するOADM(A)は、図1に示したように受信部1010と、分波部1020と、挿入/分岐部1030と、合波部1040と、送信部1050とが上りリング網910用と、下りリング網920用とにそれぞれ設けられている。さらに、OADM(A)には、上りリング網910と、下りリング網920とに共通して機能するOSC制御部1060と、制御部1070と、変換部1080とを備えている。
まず、受信部1010の説明を行う。受信部1010は、VOA1011と、OSC分岐カプラ1012と、PreAMP1013とから構成され、上りリング網910もしくは下りリング網920から入力された伝送光がVOA1011によって減衰された後、OSC分岐カプラ1012によってWDM光と、OSC光とに分岐される。
OSC分岐カプラ1012によって分岐されたOSC光は、OSC制御部1060の受信部(OR)1061に入力される。入力されたOSC光が、通常の光伝送状態を示す場合は、OSC制御部1060は待機状態となる。しかし、入力されたOSC光が、伝送路の異常やWDM光に多重された波長数の増減などの伝送状態の変化を示す場合は、変化した事態に対応する処理を行う。したがって、OSC制御部1060からは、制御部1070へ向けて事態に対応するための指示が出力される。
なお、上りリング網910の受信部1010によって分岐され、OSC制御部1060へ入力されOSC光に対応した処理を指示するOSC光は、下りリング網920の送信部1050へ出力される。同様に、下りリング網1020の受信部1010によって分岐され、OSC制御部1060へ入力されたOSC光に対応した処理を指示するOSC光は、上りリング網910の送信部1050へ出力される。これは、反対方向のリング網へ出力することで1つ手前の光伝送装置(OADM、ILA)に制御信号となるOSC光を送信するためである。なお、OSC光の具体的な利用例としては、図6を用いて説明した光伝送システム900の立ち上げ処理の利用が挙げられる。
つぎに、OSC分岐カプラ1012によって分岐されたWDM光は、PreAMP1013へ入力される。WDM光は、PreAMP1013によって増幅され、分波部1020へ出力される。分波部1020は、入力されたWDM光を波長ごとに光信号に分波し、挿入/分岐部1030へ出力する。
つぎに、挿入/分岐部1030の説明を行う。挿入/分岐部1030は、分波部1020から入力された波長ごとの光信号から送受信器901A宛の光信号を分岐し、変換部1080へ出力する。挿入/分岐部1030において分岐された光信号以外の光信号は、そのまま透過され、合波部1040へ入力される。また、挿入/分岐部1030には、送受信器901Aから入力された光信号が変換部1080を経由して挿入される。新たに挿入された光信号は合波部1040へ出力される。合波部1040は、透過または挿入によって挿入/分岐部1030から入力された光信号を合波して1つのWDM光として送信部1050へ出力する。
つぎに、変換部1080の説明を行う。変換部1080は、2×1スイッチ1081と、光電気変換部(O/E,E/O)1082と、電気光変換部(O/E,E/O)1083と、1×2カプラ1084とから構成される。上りリング網910や、下りリング網920を流れる伝送光のWDM光の中に送受信器901Aへ向けた光信号が含まれている場合、この光信号は、挿入/分岐部1030から変換部1080へ入力される。変換部1080へ入力された光信号は、2×1スイッチ1081によって選択され、光電気変換部1082に出力される。光電気変換部1082は、入力された光信号を電気信号へ変換して、送受信器901Aへ出力する。
また、送受信器901Aから送受信器901Bへ光信号を送信する場合は、まず、変換部1080の電気光変換部1083へ電気信号が入力される。入力された電気信号は、電気光変換部1083において光信号へ変換され、1×2カプラ1084へ出力される。1×2カプラ1084は、電気光変換部1083から入力された光信号を2つに分岐し、それぞれの光信号を上りリング網910用の挿入/分岐部1030と、下りリング網910用の挿入/分岐部1030へ出力する。
つぎに、送信部1050の説明を行う。送信部1050は、PostAMP(ポストアンプ)1051と、OSC合波カプラ1052とから構成されている。合波部1040から入力されたWDM光は、PostAMP1051に入力される。PostAMP1051は、入力されたWDM光を増幅し、OSC合波カプラ1052へ出力する。OSC合波カプラ1052は、PostAMP1051から入力されたWDM光と、OSC制御部1060から入力されたOSC光とを合波し、伝送光として上りリング網910もしくは下りリング網920へ出力する。
つぎに、OSC制御部1060の説明を行う。OSC制御部1060は、受信機能を備えたOR1061と、送信機能を備えたOS1062と、から構成される。OSC制御部1060は、制御部1070の内部の制御を行う。OR1061によって受信部1010のOSC分岐カプラ1012によって分岐されたOSC光が入力される。OSC光の指示内容は制御部1070へ出力される。また、OS1062には制御部1070から他のOADMへの指示内容が入力され、OSC光として、送信部1050のOSC合成カプラ1052へ出力される。
以上がOADM(A,B,D,E)の基本的な構成であり、ILA(C,F)は、上述のOADM(A,B,D,E)から分波部1020と、挿入/分岐部1030と、合波部1040と、変換部1080とを除いた構成、つまり、送受信器901Aと光信号の伝送を行わない構成である。
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。図2に示したように、実施の形態1にかかる光伝送装置200(200A,200B)は、OADMやILAなどの一般的な光伝送装置の受信部110に、ユニット内制御部116と、PDを備えたPreAMP115とを備えて構成され、上りリング網910によって隣接する光伝送装置200(200Aまたは200B)と接続されている。
受信部110は、フロントPD111と、VOA112と、リアPD113と、OSC分岐カプラ114と、PDを備えたPreAMP115と、ユニット内制御部116とから構成される。また、受信部110の、OSC分岐カプラ114と、ユニット内制御部116は、OSC制御部130に接続されている。
送信部120は、PostAMP121と、OSC合成カプラ122と、から構成される。また、送信部120の前段には、光合波器220が備えられており、さらにその前段にはPDアレイ210が備えられている。また、送信部120のOSC合成カプラ122と、PDアレイ210とは、OSC制御部140に接続されている。
光伝送装置200Aから光伝送装置200Bへ伝送光が送信される際の動作について順に説明を行うと、まず、図1に示した挿入/分岐部1030などにより、分岐もしくは挿入のために波長ごとに分波された光信号が、PDアレイ210に入力される。PDアレイ210は、透過した光信号の波長情報を検出して、OSC制御部140へ出力する(S21)。PDアレイ210を透過した光信号は光合波器220入力される、入力された光信号は他の波長の光信号と合波され、WDM光として送信部120へ出力される。
送信部120へ入力されたWDM光は、まず、PostAMP(ポストアンプ)121によって増幅された後、OSC合成カプラ122へ出力される。OSC合成カプラ122には、OSC制御部140からOSC光(S22)が入力されており、PostAMP121から入力されたWDM光とOSC光とが合成され、伝送光として上リング網910へ出力される。OSC制御部140から出力されたOSC光(S22)は、PDアレイ210によって検出した波長情報が含まれている。
光伝送装置200Aから出力された伝送光は、上りリング網910を経由して光伝送装置200Bへ入力される。光伝送装置200Bに入力された伝送光は、フロントPD111、VOA112、リアPD113を経由してOSC分岐カプラ114によってWDM光とOSC光(S22)とに分岐される。フロントPD111とリアPD113とは、伝送光の光レベルを検出し、VOA112による減衰量を求める。減衰量は、ユニット内制御部116へ入力され、VOA112の減衰量の調整に用いる(通常運用時には、VOA112の減衰量は立ち上げ時に調整した値に固定されている。)。
OSC分岐カプラ114によって分岐されたOSC光(S22)は、OSC制御部130へ入力される。また、OSC分岐カプラ114によって分岐されたWDM光は、PreAMP115に入力される。PreAMP115にはPDが備えられており、PDによる検出結果は常にユニット内制御部116へ出力される。OSC制御部130は、入力されたOSC光から波長数情報と、伝送路が正常であるかを表す監視情報を取得して、ユニット内制御部116へ出力する(S23)。ユニット内制御部116には、受信部110の各機能部(111〜115)へ入力されるWDM光に多重化されている光信号の最適な光レベル(ターゲット)の情報が記録されたターゲットテーブル(不図示)が格納されている。したがって、OSC制御部130から入力された情報からターゲットテーブルを参照して光信号の光レベルを算出し、光信号の光レベルが立ち上げ時、もしくは通常運用時と比較して上昇もしくは下降している場合には、VOA112に減衰量の調整指示を行う(S24)。
このように、実施の形態1では、PDアレイ210を備え、PDアレイ210によって検出した波長数情報を、OSC光に追加することで、伝送特性が変化した場合であっても、適切な光レベルに調整することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。図3に示したように、実施の形態2にかかる光伝送装置300(300A,300B)は、光伝送装置200のPDアレイ210に代えて、PostAMP121に接続した波長解析機器であるスペクトラムアナライザユニット(SAU;Spectrum Analyzer Unit(以下、「スペアナユニット」という)310を備えた構成になっている。
光伝送装置300Aから光伝送装置300Bへ伝送光が送信される際の動作について順に説明を行うと、まず、PostAMP121へ入力されたWDM光を増幅後に一部を分岐してスペアナユニット310へ出力する(S31)。スペアナユニット310は、WDM光から波長数情報と、チャネルレベル情報を検出し、OSC制御部140へ出力する(S32)。OSC制御部140は、波長数情報と、チャネルレベル情報を含んだOSC光を光伝送装置300Bへ出力する(S33)。
光伝送装置300Aから出力された伝送光は、上りリング網910を経由して光伝送装置300Bへ入力される。伝送光は、OSC分岐カプラ114によってWDM光とOSC光(S33)とに分岐され、OSC光(S33)は、OSC制御部130へ入力される。OSC制御部130は、入力されたOSC光から波長数情報およびチャネルレベル情報と、伝送路の監視情報を取得して、ユニット内制御部116へ出力する(S34)。ユニット内制御部116には、受信部110の各機能部(111〜115)へ入力されるWDM光に多重化されている光信号の最適な光レベル(ターゲット)の情報が記録されたターゲットテーブル(不図示)が格納されている。したがって、OSC制御部130から入力された情報からターゲットテーブルを参照して光信号の光レベルを算出し、光信号の光レベルが立ち上げ時、もしくは通常運用時と比較して上昇もしくは下降している場合には、VOA112に減衰量の調整指示を行う(S35)。
このように、実施の形態2では、スペアナユニット310を備え、スペアナユニット310によって検出した波長数情報と、チャネルレベル情報を、OSC光に追加することで、伝送特性が変化した場合であっても、適切な光レベルに調整することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。図4に示したように、実施の形態3にかかる光伝送装置400(400A,400B)は、受信部110のPreAMP115に、新たにスペアナユニット410を接続した構成からなる。送信部120からは、スペアナユニット310を省き、波長数情報などを検出する機能を持たない構成になっている。
光伝送装置400Aから光伝送装置400Bへ伝送光が送信される際の動作について順に説明を行うと、まず、光伝送装置400Aからは、WDM光と、OSC光とが合成された伝送光が出力される。伝送光は、上りリング網910を介して光伝送装置400Bへ入力される。伝送光は、OSC分岐カプラ114によってWDM光と、OSC光とに分岐される。分岐されたWDM光は、PreAMP115へ出力され、OSC光は、OSC制御部130へ出力される。
PreAMP115は、入力されたWDM光を増幅した後、一部を分岐してスペアナユニット410へ出力する(S41)。スペアナユニット410は、入力されたWDM光から波長数情報を検出し、波長数情報をユニット内制御部116へ出力する(S42)。ユニット内制御部116には、受信部110の各機能部(111〜115)へ入力されるWDM光に多重化されている光信号の最適な光レベル(ターゲット)の情報が記録されたターゲットテーブル(不図示)が格納されている。したがって、スペアナユニット410から入力された波長数情報からターゲットテーブルを参照して光信号の光レベルを算出し、光信号の光レベルが立ち上げ時、もしくは通常運用時と比較して上昇もしくは下降している場合には、VOA112に減衰量の調整指示を行う(S43)。
このように、実施の形態3では、受信部110によって受信したWDM光の波長をスペアナユニット410によって解析し、波長情報を検出し、ターゲットテーブルを参照して光信号の光レベルを算出することで、伝送特性が変化した場合であっても、適切な光レベルに調整することができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。図5に示したように、実施の形態4にかかる光伝送装置500(500A,500B)は、実施の形態3にかかる光伝送装置400と同様の構成からなる。光伝送装置500は、PreAMP115から増幅されたWDM光の一部が分岐してスペアナユニット510へ出力される(S51)と、スペアナユニット510は、入力されたWDM光から多重化されている複数の光信号の光レベルを検出し、光信号のプロファイル情報として格納する。この検出処理は、光伝送システムの運用中であれば継続して行われる。
伝送路の伝送特性が変化し、光伝送装置500Bに入力される伝送光の光レベルが変動すると、スペアナユニット510に格納されている光信号のプロファイル情報と新たに検出した光信号の光レベルとに差分が生じる。スペアナユニット510は、差分をすると、差分情報をユニット内制御部116へ出力する(S52)。したがって、スペアナユニット510から入力された差分情報に基づいて、光信号の光レベルが立ち上げ時、もしくは通常運用時と等しくなるよう、VOA112に減衰量の調整指示を行う(S53)。
このように、実施の形態4では、受信部110によって受信したWDM光の波長をスペアナユニット510によって解析し、光信号のプロファイル情報として格納し、光レベルの変動が生じた際の差分を用いて、伝送特性が変化した場合であっても、適切な光レベルに調整することができる。
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。図6に示したように、実施の形態5にかかる光伝送装置600(600A,600B)は、受信部110のPreAMP115に、新たにスペアナユニット610を接続し、送信部120には、実施の形態2にかかる光伝送装置300(300A,300B)と同様に、PostAMP121にスペアナユニット620を接続した構成からなる。
光伝送装置600Aから光伝送装置600Bへ伝送光が送信される際の動作について順に説明を行うと、まず、PostAMP121へ入力されたWDM光を増幅後に一部を分岐してスペアナユニット620へ出力する(S61)。スペアナユニット610は、WDM光の光信号を解析してプロファイル情報を検出し、OSC制御部140へ出力する(S62)。OSC制御部140は、プロファイル情報を含んだOSC光を光伝送装置600Bへ出力する(S63)。
光伝送装置600Aから出力された伝送光は、上りリング網910を経由して光伝送装置600Bへ入力される。伝送光は、OSC分岐カプラ114によってWDM光とOSC光(S63)とに分岐され、OSC光(S63)は、OSC制御部130へ入力される。また、OSC分岐カプラ114によって分岐されたWDM光は、PreAMP115によって増幅された後、一部を分岐されスペアナユニット610へ入力される(S64)。
スペアナユニット610は、入力されたWDM光から多重化されている複数の光信号の光レベルを検出し、光信号のプロファイル情報とて、ユニット内制御部116へ出力する(S65)。また、OSC制御部130からは、OSC光からプロファイル情報が抽出され、抽出されたプロファイル情報はユニット内制御部116へ出力される(S66)。
ユニット内制御部116は、光伝送装置600Aのスペアナユニット620によって検出したプロファイル情報と、光伝送装置600Bのスペアナユニット610によって検出したプロファイル情報とを比較して、区間630の伝送光の損失を算出する。この算出結果に基づき、光信号の光レベルが立ち上げ時、もしくは通常運用時と等しくなるよう、VOA112に減衰量の調整指示を行う(S67)。
このように、実施の形態5では、受信部110と送信部120とにそれぞれスペアナユニット610,620を接続して、上りリング網910を含む所定の区間630の損失を求めることで、伝送特性が変化した場合であっても、適切な光レベルに調整することができる。
(実施の形態6)
図7は、本発明の実施の形態6にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。図7に示したように、実施の形態6にかかる光伝送装置700(700A,700B)は、受信部110にはOSC制御部130が接続され、送信部120にはOSC制御部140が接続され、上述の実施の形態1〜実施の形態5とは異なり、新たな機能部を追加しない基本的な構成からなる。
光伝送装置700Aから光伝送装置700Bへ伝送光が送信される際の動作について順に説明を行うと、まず、立ち上げ時にVOA112の減衰量を設定するためにASE光をOSC制御部140からOSC制御部130まで伝送させる(S71)。OSC制御部130には、入力されたOSC光(例えば、ASE光)から、光伝送装置700AのOSC制御部140から出力した際の光レベルと、光伝送装置700BのOSC制御部130へ入力した際の光レベルとの情報を取得し、ユニット内制御部116へ出力する(S72)。
ユニット内制御部116は、取得した2つのOSC光の光レベルの情報から、上りリング網910を伝送した際の損失を算出する。その後、通常運用が始まると、OSC制御部130には、常に最新のOSC光の光レベルの情報が入力され、現在、上りリング網910を伝送した場合の損失を算出する。伝送特性が変動すると、この損失に変化が生じる。ユニット内制御部116は、損失が変化すると、変化による損失の差分を算出し、この算出結果に基づき、光信号の光レベルが立ち上げ時、もしくは通常運用時と等しくなるよう、VOA112に減衰量の調整指示を行う(S73)。
このように、実施の形態6では、OSC光が正常運用状態であることを前提とし、立ち上げ時に用いたOSC光と通常運用時のOSC光の変化を求めることで、伝送特性が変化した場合であっても、適切な光レベルに調整することができる。
(実施の形態7)
図8は、本発明の実施の形態7にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。図8に示したように、実施の形態7にかかる光伝送装置800(800A,800B)は、実施の形態6に示した光伝送装置700の送信部120にPD811を追加した構成からなる。光伝送装置800Aから光伝送装置800Bへ伝送光が送信される際の動作について順に説明を行うと、まず、立ち上げ時に、VOA112の調整のためにOSC制御部140から出力されたOSC光がOSC合成カプラ122を経由してPD811へ入力される。
PD811は、OSC光の光レベルを検出して、OSC制御部140へ出力する(S81)。OSC制御部140は、検出した光レベルを含んだOSC光を光伝送装置800Bへ出力する(S82)。OSC光(S82)は、OSC分岐カプラ114によってOSC制御部130へ入力される。OSC制御部130は、入力されたOSC光からPD811によって検出した光レベルの情報を抽出し、ユニット内制御部116へ出力する(S83)。
また、光伝送装置800BにOSC光が入力されると、フロントPD111によってOSC光の光レベルが検出され、ユニット内制御部116へ出力される(S84)。ユニット内制御部116は、OSC制御部130から入力されたOSC光の光レベルの情報と、フロントPD111から入力されたOSC光の光レベルとの情報から、上りリング網910を伝送した際の損失を算出する。その後、通常運用が始まると、OSC制御部130には、常に最新のOSC光の光レベルの情報が入力され、現在、上りリング網910を伝送した場合の損失を算出する。伝送特性が変動すると、この損失に変化が生じる。ユニット内制御部116は、損失が変化すると、変化による損失の差分を算出し、この算出結果に基づき、光信号の光レベルが立ち上げ時、もしくは通常運用時と等しくなるよう、VOA112に減衰量の調整指示を行う(S85)。
このように、実施の形態7では、OSC光が正常運用状態であることを前提として、立ち上げ時に用いたOSC光と通常運用時のOSC光の変化を求めることで、伝送特性が変化した場合であっても、適切な光レベルに調整することができる。
以上説明した光伝送装置200〜光伝送装置800によれば、光伝送路の伝送特性の変動が起きても自動的に最適な光レベルに制御することができる。
なお、本実施の形態で説明した光レベル制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータとして、例えば、AMPユニット内のFPGA、ファームなどに実装することにより実現される。
(付記1)通信用の光信号が入力され、前記光信号に対する損失が固定となる損失固定制御がなされる光伝送装置において、
前記光信号の減衰を行う減衰手段と、
前記減衰手段の後段に設けられ、前記光信号の光レベルを検出する光素子と、
伝送路の上流に配置された他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報を含む監視光を検出する監視光検出手段と、
前記光素子によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出手段によって検出された前記光信号に関する情報とに基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記減衰手段の減衰量を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする光伝送装置。
(付記2)前記光素子の後段に、前記光信号に関する情報を取得する取得手段を備え、
前記制御手段は、前記取得手段によって取得された前記光信号に関する情報と、前記光素子によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出手段によって検出された前記光信号に関する情報のいずれか一つ以上の情報に基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記減衰手段の減衰量を制御することを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)前記監視光には、前記光信号に関する情報として、前記光信号の波長数情報、波長レベル情報および波長のプロファイル情報のいずれか一つ以上の情報が含まれていることを特徴とする付記1または2に記載の光伝送装置。
(付記4)前記取得手段は、アレイ状の受光素子または、波長解析機器を用いて、前記監視光から前記光信号に関する情報を取得することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記5)前記制御手段は、前記光素子によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出手段によって検出された前記光信号に関する情報を記録し、前記伝送路の損失変動が生じる前後の前記情報を比較して、前記光信号の光レベルの変動を算出することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記6)前記光素子は、光増幅手段であることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記7)通信用の光信号が入力され、前記光信号に対する損失が固定となる損失固定制御がなされる光伝送装置の光レベル制御方法において、
前記損失固定制御がなされた前記光信号の光レベルを光素子により検出する光レベル検出工程と、
伝送路の上流に配置された他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報を含む監視光を検出する監視光検出工程と、
前記光レベル検出工程によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出工程によって検出された前記他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報とに基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記損失固定制御の減衰量を制御する制御工程と、
前記制御工程における前記制御に応じて前記光信号の減衰を行う減衰工程と、
を含むことを特徴とする光レベル制御方法。
(付記8)通信用の光信号が入力され、前記光信号に対する損失が固定となる損失固定制御がなされる光伝送装置の光レベル制御プログラムにおいて、
前記損失固定制御がなされた前記光信号の光レベルを光素子により検出する光レベル検出工程と、
伝送路の上流に配置された他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報を含む監視光を検出する監視光検出工程と、
前記光レベル検出工程によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出工程によって検出された前記他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報とに基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記損失固定制御の減衰量を制御する制御工程と、
前記制御工程における前記制御に応じて前記光信号の減衰を行う減衰工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする光レベル制御プログラム。
以上のように、本発明にかかる光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラムは、波長多重化された光信号を伝送する光伝送システムに有用であり、特に、リング網等における光信号の光レベルを調整する機能を備えた光分岐挿入装置に適している。
OADMの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態2にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態3にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態4にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態5にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態6にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態7にかかる光伝送装置の構成を示す説明図である。 光伝送システムの構成例を示す説明図である。 光伝送システムの立ち上げ手順を示す説明図である。
符号の説明
200(200A,200B)〜800(800A,800B) 光伝送装置
110 受信部
111 フロントPD
112 VOA
113 リアPD
114 OSC分岐カプラ
116 ユニット内制御部
118 PD
120 送信部
122 OSC合成カプラ
130,140 OSC制御部
210 PDアレイ
220 光合波器
310,410,510 スペアナユニット

Claims (5)

  1. 通信用の光信号が入力され、前記光信号に対する損失が固定となる損失固定制御がなされる光伝送装置において、
    前記光信号の減衰を行う減衰手段と、
    前記減衰手段の後段に設けられ、前記光信号の光レベルを検出する光素子と、
    伝送路の上流に配置された他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報を含む監視光を検出する監視光検出手段と、
    前記光素子によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出手段によって検出された前記光信号に関する情報とに基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記減衰手段の減衰量を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記光素子の後段に、前記光信号に関する情報を取得する取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記取得手段によって取得された前記光信号に関する情報と、前記光素子によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出手段によって検出された前記光信号に関する情報のいずれか一つ以上の情報に基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記減衰手段の減衰量を制御することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記制御手段は、前記光素子によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出手段によって検出された前記光信号に関する情報を記録し、前記伝送路の損失変動が生じる前後の前記情報を比較して、前記光信号の光レベルの変動を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。
  4. 通信用の光信号が入力され、前記光信号に対する損失が固定となる損失固定制御がなされる光伝送装置の光レベル制御方法において、
    前記損失固定制御がなされた前記光信号の光レベルを光素子により検出する光レベル検出工程と、
    伝送路の上流に配置された他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報を含む監視光を検出する監視光検出工程と、
    前記光レベル検出工程によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出工程によって検出された前記他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報とに基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記損失固定制御の減衰量を制御する制御工程と、
    前記制御工程における前記制御に応じて前記光信号の減衰を行う減衰工程と、
    を含むことを特徴とする光レベル制御方法。
  5. 通信用の光信号が入力され、前記光信号に対する損失が固定となる損失固定制御がなされる光伝送装置の光レベル制御プログラムにおいて、
    前記損失固定制御がなされた前記光信号の光レベルを光素子により検出する光レベル検出工程と、
    伝送路の上流に配置された他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報を含む監視光を検出する監視光検出工程と、
    前記光レベル検出工程によって検出された前記光信号の光レベルと、前記監視光検出工程によって検出された前記他の光伝送装置から出力される光信号に関する情報とに基づいて、前記伝送路の損失変動による前記光信号の光レベルの変動を算出し、前記光素子から出力される前記光信号が所定のレベルになるように前記損失固定制御の減衰量を制御する制御工程と、
    前記制御工程における前記制御に応じて前記光信号の減衰を行う減衰工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする光レベル制御プログラム。

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