JP5188512B2 - 光伝送システムおよび中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送システムおよび中継装置に関するものである。
従来、光伝送システムにおいては一般的に波長多重を用いている。波長多重は、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)とも呼ばれ、波長が異なる複数の信号光を一つの光ファイバで多重送信する光伝送技術である。波長多重光伝送システムにおいて光ファイバを用いて信号光を長距離伝送する場合には伝送路での損失が発生する。このため、送信端と受信端の間に中継装置を設置して信号光の増幅を行う必要がある。そして、波長多重光伝送システムの中継装置では、伝送路での損失を補償するために光増幅器が使用されている。
送出する信号光のパワーは、大きすぎても小さすぎても伝送特性に悪影響を与えるため、各中継装置では入力した信号光を適切なパワーに増幅して出力する必要がある。一般にWDM信号光を増幅する場合には、WDM信号光全体のパワーが一定のレベルになるよう増幅利得が制御される。
ここで、波長多重数が変化すると1波長当たりのパワーが変化することになり、伝送特性への悪影響が生じる。このため、波長多重数に応じて、1波長当たりのパワーを一定にするように増幅利得を制御する必要がある。そこで、WDM信号光を増幅する技術として、例えば光導波路アレイとアレイ状光子検出器を用いることで、波長数を各中継装置内でカウントして波長数情報を得る技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の方法では、中継装置間で波長数情報の送受信を行わないため、雑音や波形歪みにより誤った波長数情報を受信することがなく、且つ、前記増幅利得をリアルタイムに変更することができる、という特長がある。
特開平10−303821号公報
しかしながら、上述した従来の方法では、中継装置内に波長数をカウントするための装置が必要であり、光伝送システムを構成する中継装置の小型化、高信頼性、低コスト化、低消費電力化の妨げとなる、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、波長数をカウントすることなくWDM信号光における1波長当たりのパワーを所定の値に設定することが可能な光伝送システムおよび中継装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる光伝送システムは、光伝送方向の上流側において異なる波長の信号光を複数多重化した波長分割多重信号光を送信する送信装置と、前記送信装置により送信された前記波長分割多重信号光を伝送する伝送手段と、前記伝送手段により伝送された前記波長分割多重信号光を増幅する複数の中継装置と、光伝送方向の下流側において前記中継装置を介して前記伝送手段により伝送された前記波長分割多重信号光を受信する受信装置と、を有する光伝送システムであって、前記中継装置は、上流側から自中継装置に入力された前記波長分割多重信号光を一括減衰する可変光減衰手段と、前記可変光減衰手段における前記波長分割多重信号光の信号レベルの減衰を調整する光減衰調整手段と、前記可変光減衰手段により一括減衰された前記波長分割多重信号光を所定の増幅利得で一括増幅して下流側に出力する光増幅手段と、を備え、前記光減衰調整手段が、上流側から自中継装置に入力された前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出する入力レベル検出部と、前記光増幅手段で増幅されて自中継装置から下流側に出力される前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出する出力レベル検出部と、上流側の隣接する中継装置が出力した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報を受信し、また前記出力レベル検出部で検出した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報を下流側の隣接する中継装置に送信する出力レベル伝達部と、前記入力レベル検出部で検出した前記波長分割多重信号光の信号レベルと、前記出力レベル伝達部で受信した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報と、に基づいて前記可変光減衰手段における前記波長分割多重信号光の信号レベルの減衰量を算出して前記可変光減衰手段を制御する減衰量制御部と、を有すること、を特徴とする。
本発明によれば、上流の中継装置でのWDM信号光の出力レベルと、下流の中継装置での光減衰調整手段へのWDM信号光の入力レベルと、の比を一定にするように可変光減衰手段においてWDM信号光の信号レベルを制御することで、波長数をカウントすることなくWDM信号光における1波長当たりのパワーを所定の値に設定することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる光伝送システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる光伝送システムにおける任意の隣接する2つの中継装置の構成および動作を説明する図である。 図3は、本発明の実施の形態2にかかる光伝送システムにおける任意の隣接する2つの中継装置の構成および動作を説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態3にかかる光伝送システムにおける任意の隣接する2つの中継装置の構成および動作を説明する図である。
符号の説明
1 WDM信号光送信装置
2 光伝送路
3 中継装置
4 WDM信号光受信装置
201 伝送路用光ファイバ
301−A、301−B 可変光減衰器(VOA)
302−A、302−B 入力レベル検出用光カプラ
303−A、303−B 光増幅器
304−A、304−B 出力レベル検出用光カプラ
305−A、305−B 入力レベル検出用光子検出器(PD)
306−A、306−B 減衰量制御部
307−A、307−B 波長分波部
308−A、308−B 光監視チャネル(OSC)受信部
309−A、309−B 出力レベル検出用光子検出器(PD)
310−A、310−B OSC送信部
311−A、311−B OSC送信用光合波部
321−A、321−B 利得変調検出用光カプラ
322−A、322−B 利得変調受信部
323−A、323−B 光増幅器利得変調部
331−A、331−B レベル情報受信部
332−A、332−B レベル情報送信部
333 公衆回線
以下に、本発明にかかる光伝送システムおよび中継装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述により限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる光伝送システムの構成を示す図である。実施の形態1にかかる光伝送システムは、図1に示すように、WDM信号光送信装置1と、光伝送路伝2と、中継装置3と、WDM信号光受信装置4と、を備えて構成される。また、中継装置3としては、WDM信号光送信装置1とWDM信号光受信装置4との間に、中継装置3−1、中継装置3−2、中継装置3−3、・・・中継装置3−N(Nは正の整数)のN個の中継装置を備える。
図2は、図1に示す光伝送システムにおける任意の隣接する2つの中継装置3の構成および動作を説明する図である。図2において、光伝送方向の上流側(WDM信号光送信装置1側)の中継装置を中継装置Aとし、光伝送方向の下流側(WDM信号光受信装置4側)の中継装置を中継装置Bとする。ここで、図2で説明する光伝送方向は、中継装置Aから中継装置Bの方向である。
図2に示すように、中継装置Aは、可変光減衰器(VOA:Variable Optical Attenuator)301−A、入力レベル検出用光カプラ302−A、光増幅器303−A、出力レベル検出用光カプラ304−A、入力レベル検出用光子検出器(PD:Photo
Diode、受光素子)305−A、減衰量制御部306−A、波長分波部307−A、光監視チャネル(OSC:Optical Supervisory Channel)受信部308−A、出力レベル検出用光子検出器(PD)309−A、OSC送信部310−A、OSC送信用光合波部311−A、を備える。
また、図2に示すように、中継装置Bは、可変光減衰器(VOA)301−B、入力レベル検出用光カプラ302−B、光増幅器303−B、出力レベル検出用光カプラ304−B、入力レベル検出用光子検出器(PD)305−B、減衰量制御部306−B、波長分波部307−B、OSC受信部308−B、出力レベル検出用光子検出器(PD)309−B、OSC送信部310−B、OSC送信用光合波部311−B、を備える。
VOA301−A(B)は、自中継装置A(B)より上流の中継装置から入力されたWDM信号光を一括減衰させる。入力レベル検出用光カプラ302−A(B)は、波長分波部307−A(B)からのWDM信号光の一部をPD305−A(B)へ分岐させる。光増幅器303−A(B)は、入力されるWDM信号光を所定の増幅利得で一括増幅する。出力レベル検出用光カプラ304−A(B)は、光増幅器303−A(B)からのWDM信号光の一部をPD309−A(B)へ分岐させる。
PD305−A(B)は、入力レベル検出用光カプラ302−A(B)からWDM信号光の一部を受信することで、中継装置A(B)に入力されたWDM信号光の入力レベルを検出して、検出結果を中継装置A(B)での入力レベルの情報である中継装置A(B)入力レベル検出情報として減衰量制御部306−A(B)に入力する。減衰量制御部306−A(B)は、自中継装置A(B)より上流の中継装置でのWDM信号光の出力レベルと、自中継装置A(B)の光増幅器303−A(B)へのWDM信号光の入力レベルと、の比が所定の値となるように、VOA301−A(B)における(OSCを含む)WDM信号光の減衰量を算出してVOA301−A(B)でのWDM信号光の減衰を制御する。
波長分波部307−A(B)は、VOA301−A(B)から出力されるOSCを含むWDM信号光をOSCとWDM信号光とに分波する。OSC受信部308−A(B)は、波長分波部307−A(B)からのOSCを受信し、中継装置A(B)より上流の中継装置でのWDM信号光の出力レベルの情報を該OSCより取得し、減衰量制御部306−A(B)にその出力レベルの情報を入力する。
PD309−A(B)は、出力レベル検出用光カプラ304−A(B)からWDM信号光の一部を受信することで、光増幅器303−A(B)でのWDM信号光の出力レベルを検出して、検出結果を中継装置A(B)からのWDM信号光の出力レベルの情報である中継装置A(B)出力レベル検出情報としてOSC送信部310−A(B)に入力する。OSC送信部310−A(B)は、中継装置A(B)出力レベル検出情報を含むOSCを生成してOSC送信用光合波部311−A(B)に出力する。
OSC送信用光合波部311−A(B)は、OSC送信部310−A(B)からOSCを受け取り、該OSCを光カプラ304−A(B)からのWDM信号光に合波し、OSCを含むWDM信号光を伝送路用光ファイバ201により中継装置B(下流側の装置)へ送信する。
ここで、中継装置Aでは、光カプラ302−AとPD305−Aとにより入力レベル検出部が構成され、VOA301−Aにより可変光減衰手段が構成され、光増幅器303−Aにより光増幅手段が構成され、出力レベル検出用光カプラ304−AとPD309−Aとにより出力レベル検出部が構成され、波長分波部307−AとOSC受信部308−AとOSC送信部310−AとOSC送信用光合波部311−Aとにより出力レベル伝達部が構成される。
また、中継装置Bでは、入力レベル検出用光カプラ302−BとPD305−Bとにより入力レベル検出部が構成され、VOA301−Bにより可変光減衰手段が構成され、光増幅器303−Bにより光増幅手段が構成され、出力レベル検出用光カプラ304−BとPD309−Bとにより出力レベル検出部が構成され、波長分波部307−BとOSC受信部308−BとOSC送信部310−BとOSC送信用光合波部311−Bとにより出力レベル伝達部が構成される。
また、中継装置Aと中継装置Bの間では、伝送路用光ファイバ201により伝送手段が構成される。
また、中継装置Aと中継装置Bの間では、OSC送信部310−AとOSC送信部311−Aと伝送路用光ファイバ201と波長分波部307−BとOSC受信部308−Bとを有する中継装置Aおよび中継装置B間の出力レベル伝達手段が構成される。
次に、中継装置Aおよび中継装置Bの動作について説明する。まず、中継装置Aに入力されるOSCを含むWDM信号光は、下記の方法により制御されるVOA301−Aにより一括減衰される。すなわち、中継装置Aに入力されるOSCを含むWDM信号光は、まずVOA301−Aに入力される。そして、VOA301−Aから出力されるOSCを含むWDM信号光は、波長分波部307−AによりOSCとWDM信号光とに分波される。分波されたOSCは、OSC受信部308−Aへ入力される。また、分波されたWDM信号光は、入力レベル検出用光カプラ302−Aへ入力される。
OSC受信部308−Aは、波長分波部307−AからのOSCを受信し、中継装置Aより上流の中継装置でのWDM信号光の出力レベルの情報を該OSCより取得し、減衰量制御部306−Aへその出力レベルの情報を入力する。入力レベル検出用光カプラ302−Aでは、波長分波部307−AからのWDM信号光の一部をPD305−Aへ分岐させ、その他は光増幅器303−Aへ入力する。
PD305−Aは、入力レベル検出用光カプラ302−AからWDM信号光の一部を受信することで、中継装置AへのWDM信号光の入力レベルを検出して、検出結果を中継装置A入力レベル検出情報として減衰量制御部306−Aに入力する。
減衰量制御部306−Aでは、中継装置Aより上流の中継装置でのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Aの光増幅器303−AへのWDM信号光の入力レベルと、の比が所定の値となるように、VOA301−AにおけるOSCを含むWDM信号光の減衰量を算出してVOA301−AでのWDM信号光の減衰を制御する。ここで、減衰量制御部306−Aは、例えば「WDM信号光の減衰量:Xdb」として指定してVOA301−AにおけるOSCを含むWDM信号光の減衰を制御する。そして、VOA301−Aは、OSCを含むWDM信号光を減衰量制御部306−Aの制御により所定の減衰量で一括減衰して波長分波部307−Aに出力する。
次に、中継装置Aと中継装置Bとの間での動作、特に光増幅器303−Aと光増幅器303−Bとの間での動作について説明する。中継装置AのVOA301−Aにおいて所定の減衰量で減衰されて信号レベルを制御された(OSCを含まない)WDM信号光が、波長分波部307−A、入力レベル検出用光カプラ302−Aを経由して光増幅器303−Aに入力され、該光増幅器303−Aにより所定の固定倍率で一括増幅される。
そして、一括増幅されたWDM信号光は、光カプラ304−Aに入力される。出力レベル検出用光カプラ304−Aは、一括増幅されたWDM信号光の一部をPD309−Aへ分岐させ、その他はOSC送信用光合波部311−Aへ入力させる。
PD309−Aは、出力レベル検出用光カプラ304−AからのWDM信号光の一部を受信することで、光増幅器303−AのWDM信号光の出力レベル(すなわち中継装置AのWDM信号光の出力レベル)を検出して、検出結果を中継装置A出力レベル検出情報としてOSC送信部310−Aに入力する。そして、OSC送信部310−Aは、この中継装置A出力レベル検出情報を含むOSCを生成してOSC送信用光合波部311−Aに出力する。
OSC送信用光合波部311−Aは、OSC送信部310−AからOSCを受け取ると、該OSCを出力レベル検出用光カプラ304−AからのWDM信号光に合波し、OSCを含むWDM信号光を伝送路用光ファイバ201により中継装置Bへ送信する。
このようにして、OSCを含むWDM信号光が伝送路用光ファイバ201により中継装置Bへ伝達されるが、この際に伝送損失を受ける。すなわち、光増幅器303−Aで増幅されて出力されてから中継装置Bへ入力され、光増幅器303−Bへ入力されるまでに、WDM信号光に区間損失が発生する。
中継装置Bに入力されたOSCを含むWDM信号光は、下記の方法により制御されるVOA301−Bにより一括減衰される。すなわち、中継装置Bに入力されるOSCを含むWDM信号光は、まずVOA301−Bに入力される。そして、VOA301−Bから出力されるOSCを含むWDM信号光は、波長分波部307−BによりOSCとWDM信号光とに分波される。分波されたOSCは、OSC受信部308−Bへ入力される。また、分波されたWDM信号光は、入力レベル検出用光カプラ302−Bへ入力される。
OSC受信部308−Bは、波長分波部307−BからのOSCを受信し、中継装置AでのWDM信号光の出力レベルの情報を該OSCより得て、減衰量制御部306−Bへその出力レベルの情報を入力する。入力レベル検出用光カプラ302−Bでは、波長分波部307−BからのWDM信号光の一部をPD305−Bへ分岐させ、その他は光増幅器303−Bへ入力させる。
PD305−Bは、入力レベル検出用光カプラ302−BからWDM信号光の一部を受信することで、中継装置BでのWDM信号光の入力レベルを検出して、検出結果を中継装置B入力レベル検出情報として減衰量制御部306−Bに入力する。
減衰量制御部306−Bでは、中継装置AでのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Bの光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルと、の比が所定の値となるように、VOA301−BにおけるWDM信号光の減衰量を算出してVOA301−BでのWDM信号光の減衰を制御する。そして、VOA301−Bは、減衰量制御部306−Bの制御によりWDM信号光を所定の減衰量で一括減衰して出力する。
中継装置BのVOA301−Bにおいて一括減衰され、入力レベルを制御された(OSCを含まない)WDM信号光は、波長分波部307−B、入力レベル検出用光カプラ302−Bを経由して光増幅器303−Bに入力され、該光増幅器303−Bにより一括増幅される。
そして、一括増幅されたWDM信号光は、出力レベル検出用光カプラ304−Bに入力される。出力レベル検出用光カプラ304−Bは、一括増幅されたWDM信号光の一部をPD309−Bへ分岐させ、その他はOSC送信用光合波部311−Bへ入力する。
PD309−Bは、出力レベル検出用光カプラ304−BからのWDM信号光の一部を受信することで、光増幅器303−BのWDM信号光の出力レベル(すなわち中継装置BのWDM信号光の出力レベル)を検出して、検出結果を中継装置B出力レベル検出情報としてOSC送信部310−Bに入力する。そして、OSC送信部310−Bは、この中継装置B出力レベル検出情報を含むOSCを生成してOSC送信用光合波部311−Bに出力する。
OSC送信用光合波部311−Bは、OSC送信部310−BからOSCを受信すると、該OSCを出力レベル検出用光カプラ304−BからのWDM信号光に合波し、OSCを含むWDM信号光を更に下流側の中継装置へ出力する。以上の動作が、他の全ての隣接する中継装置間で行われる。
本発明では、WDM信号光の波長数が動的に変化するような状況は想定しておらず、季節変化のように緩やかな変化を想定している。例えば、夏季に図2の区間損失が平時よりも大きくなることを想定すると、中継装置BへのWDM信号光の入力レベルが平時よりも小さくなるため、VOA301−Bでの減衰量を平時よりも小さくする必要がある。このとき、WDM信号光の波長数によって目標とするWDM信号光の信号レベルが異なるため、波長数情報無しに減衰量を決めることが難しい。
しかしながら、本実施の形態にかかる光伝送システムにおいては、上述したように中継装置AのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Bの光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルと、の比を一定とするようにVOA301−BにおけるWDM信号光の減衰量を制御することで、目標とするWDM信号光の信号レベルを決めることができ、波長数情報無しに1波長当たりの信号光レベルを一定に保つことができる、という効果を有する。
なお、上述した実施の形態では、波長分波部307−AがVOA301−Aの直後(下流側)に配置されているが、波長分波部307−AをVOA301−Aの直前(上流側)に配置してもよい。同様に、上述した実施の形態では、波長分波部307−BがVOA301−Bの直後(下流側)に配置されているが、波長分波部307−BをVOA301−Bの直前(上流側)に設置してもよい。すなわち、OSCの受信をVOAの直前(上流側)で行ってもよい。
また、以下の項目は後述する実施の形態2および実施の形態3においても同様であるため、実施の形態2および実施の形態3では記載を省略する。
上述した実施の形態では、光増幅器303−Aおよび光増幅器303−Bには、エルビウム添加光ファイバ増幅器を用いることができる。
上述した実施の形態では、中継装置AのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Bの光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルと、の比を一定とするように光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルを制御するため、中継装置Aの出力レベル情報無しに中継装置Bの光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルを制御することはできない。このため、中継装置AのWDM信号光の出力レベル情報が中継装置Bに伝達されない場合に対する例外処理を用意しておくことが好ましい。
まず、光伝送システムの立ち上げ時には、減衰量制御部306−Bは、中継装置AのWDM信号光の出力レベル情報が伝達されるまでVOA301−Bを制御しない。すなわち、OSC受信部308−Bが、中継装置AのWDM信号光の出力レベルの情報を受信するまでVOA301−Bを制御しない。
次に、光伝送システムの立ち上げ後に、何らかの障害により中継装置AのWDM信号光の出力レベル情報の伝達が途切れた場合には、減衰量制御部306−Bは、直前に受信した中継装置AのWDM信号光の出力レベルの値がそのまま持続していると判断し、この値に基づいてVOA301−BにおけるWDM信号光の信号レベルの減衰量を算出する。
また、上述した実施の形態では、入力レベル検出用光カプラ302−AとPD305−Aとにより中継装置Aの入力レベル検出部が構成されるとしたが、中継装置Aに入力されたWDM信号光の一部を分岐させる分岐手段と、該分岐手段で分岐されたWDM信号光のレベルを検出する検出手段と、の機能を備えた構成あれば、いかなる構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、出力レベル検出用光カプラ304−AとPD309−Aとにより中継装置Aの出力レベル検出部が構成されるとしたが、光増幅器303−Aにより一括増幅されたWDM信号光(中継装置Aから出力するWDM信号光)の一部を分岐する分岐手段と、該分岐手段で分岐されたWDM信号光のレベルを検出する検出手段と、の機能を備えた構成であれば、いかなる構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、入力レベル検出用光カプラ302−BとPD305−Bとにより中継装置Bの入力レベル検出部が構成されるとしたが、中継装置Bに入力されたWDM信号光の一部を分岐させる分岐手段と、該分岐手段で分岐されたWDM信号光のレベルを検出する検出手段と、の機能を備えた構成あれば、いかなる構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、出力レベル検出用光カプラ304−BとPD309−Bとにより中継装置Bの出力レベル検出部が構成されるとしたが、光増幅器303−Bにより一括増幅されたWDM信号光(中継装置Aから出力するWDM信号光)の一部を分岐する分岐手段と、該分岐手段で分岐されたWDM信号光のレベルを検出する検出手段と、の機能を備えた構成であれば、いかなる構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、VOA301−Aにより中継装置Aに入力したWDM信号光レベルを一括減衰させるとしたが、中継装置Aに入力したWDM信号光のWDM信号光レベルを一括制御できるものであれば、いかなる構成のものでもよい。
また、上述した実施の形態では、VOA301−Bにより中継装置Bに入力したWDM信号光レベルを一括減衰させるとしたが、中継装置Bに入力したWDM信号光のWDM信号光レベルを一括制御できるものであれば、いかなる構成のものでもよい。
また、上述した実施の形態では、光伝送システムにおける、ある隣接する中継装置を図2に示す中継装置Aおよび中継装置Bを例に説明したが、本発明は、2つ以上の中継装置がある光伝送システムにおいて、隣接と非隣接に関わらず2つ以上の中継装置に対し、その上流中継装置を中継装置A、下流中継装置を中継装置Bとして、中継装置Aの出力レベル検出手段と、中継装置Aと中継装置Bとの間の伝送手段と、中継装置Aの出力レベル制御手段と、中継装置Bの可変光減衰手段と、を備えた構成であれば適用可能である。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2にかかる光伝送システムにおける任意の隣接する2つの中継装置の構成および動作を説明する図である。図3においては、実施の形態1の場合と同様に、上流側(WDM信号光送信装置1側)の中継装置を中継装置Aとし、下流側(WDM信号光受信装置4側)の中継装置を中継装置Bとする。なお、実施の形態1の場合と共通の構成には、図2と共通の符号を付して説明を省略する。また、実施の形態2にかかる光伝送システムの構成は、実施の形態1の場合と同様であるため、図1を参照することとして説明を省略する。
図3に示すように、中継装置Aは、VOA301−A、入力レベル検出用光カプラ302−A、光増幅器303−A、出力レベル検出用光カプラ304−A、PD305−A、減衰量制御部306−A、PD309−A、利得変調検出用光カプラ321−A、利得変調受信部322−A、光増幅器利得変調部323−A、を備える。
また、図3に示すように、中継装置Bは、VOA301−B、入力レベル検出用光カプラ302−B、光増幅器303−B、出力レベル検出用光カプラ304−B、PD305−B、減衰量制御部306−B、PD309−B、利得変調検出用光カプラ321−B、利得変調受信部322−B、光増幅器利得変調部323−B、を備える。
利得変調検出用光カプラ321−A(B)は、VOA301−A(B)から出力されるWDM信号光の一部を利得変調受信部322−A(B)へ分岐させる。利得変調受信部322−A(B)は、利得変調検出用光カプラ321−A(B)からWDM信号光を受信することで、WDM信号光の増幅利得の変調の情報を受信する。これにより、利得変調受信部322−A(B)は、中継装置A(B)より上流の中継装置でのWDM信号光の出力レベルの情報を得て、減衰量制御部306−A(B)に対してその出力レベルの情報を入力する。光増幅器利得変調部323−A(B)は、中継装置A(B)出力レベル検出情報に応じて光増幅器303−A(B)の増幅利得を変調させて、WDM信号光を変調させる。
また、中継装置Aと中継装置Bの間では、光増幅器利得変調部323−Aと光増幅器303−Aと伝送路用光ファイバ201と利得変調検出用光カプラ321−Bと利得変調受信部322−Bとにより中継装置Aおよび中継装置B間の出力レベル伝達手段が構成される。
次に、本実施の形態にかかる中継装置Aおよび中継装置Bの動作について、中継装置Aおよび中継装置B間の動作を中心に説明する。なお、入力レベル検出部(入力レベル検出用光カプラ302−AとPD305−A、入力レベル検出用光カプラ302−BとPD305−B)、増幅手段(光増幅器303−A、光増幅器303−B)、出力レベル検出部(出力レベル検出用光カプラ304−AとPD309−A、出力レベル検出用光カプラ304−BとPD309−B)、伝送手段(伝送路用光ファイバ201)については実施の形態1と同一であるため、詳細な説明は省略する。
中継装置Aにおいて光増幅器303−Aにより一括増幅されたWDM信号光は、出力レベル検出用光カプラ304−Aに入力される。出力レベル検出用光カプラ304−Aは、一括増幅されたWDM信号光の一部をPD309−Aへ分岐させる。
PD309−Aは、出力レベル検出用光カプラ304−AからのWDM信号光の一部を受信することで、光増幅器303−AのWDM信号光の出力レベル(すなわち中継装置AのWDM信号光の出力レベル)を検出して、検出結果を中継装置A出力レベル検出情報として光増幅器利得変調部323−Aへ入力する。光増幅器利得変調部323−Aは、中継装置A出力レベル検出情報に応じて光増幅器303−Aの増幅利得を変調させて、WDM信号光を変調させる。すなわち、光増幅器利得変調部323−Aは、光増幅器303−Aの増幅利得の一部を変調させる。例えば、増幅利得を周期的に変化させるとして、利得の最大値と最小値の幅(振幅)や利得変化の周期を変化させる用変調させる。
ここで、光増幅器利得変調部323−Aは、中継装置AでのWDM信号光の出力レベルと、これに対応して変調させる増幅利得の変調パターン(振幅や周期の変調パターン)との対応情報(利得変調パターン対応情報)を保持している。そして、光増幅器利得変調部323−Aは、この利得変調パターン対応情報と中継装置A出力レベル検出情報とに基づいて光増幅器303−Aの増幅利得を変調させる。すなわち、光増幅器利得変調部323−Aは、中継装置AでのWDM信号光の出力レベルの情報を増幅利得の変調の情報(増幅利得の変調パターン)としてWDM信号光に組み込むことができる。
なお、この利得変調パターン対応情報は、中継装置3の利得変調受信部322−Bも保持している。利得変調受信部322−Bでは、入力されたWDM信号光に組み込まれた増幅利得の変調の情報(増幅利得の変調パターン)と利得変調パターン対応情報とから、中継装置AでのWDM信号光の出力レベルの情報を得ることができる。すなわち、利得変調受信部322−Bは、入力されたWDM信号光に組み込まれた増幅利得の変調の情報(増幅利得の変調パターン)を、利得変調パターン対応情報を用いて中継装置AでのWDM信号光の出力レベル情報に変換することができる。
光増幅器303−Aは、光増幅器利得変調部323−Aの制御により増幅利得を変調させて変調したWDM信号光を伝送路用光ファイバ201により中継装置Bへ送信する。伝送路用光ファイバ201を通じて中継装置Bへ伝送されたWDM信号光は、まずVOA301−Bに入力される。そして、VOA301−Bから出力されるWDM信号光は、利得変調検出用光カプラ321−Bでその一部が利得変調受信部322−Bへ分岐、入力され、その他は入力レベル検出用光カプラ302−Bに入力される。
利得変調受信部322−Bは、利得変調検出用光カプラ321−BからのWDM信号光を受信することで、WDM信号光の増幅利得の変調の情報を受信する。そして、この増幅利得の変調の情報から中継装置AでのWDM信号光の出力レベルの情報を得て、減衰量制御部306−Bへその出力レベルの情報を入力する。
上述したように、利得変調受信部322−Bは、光増幅器利得変調部323−Aと同様に利得変調パターン対応情報を有している。これにより、利得変調受信部322−Bは、入力されたWDM信号光に組み込まれた増幅利得の変調の情報(増幅利得の変調パターン)を、利得変調パターン対応情報を用いて中継装置AでのWDM信号光の出力レベル情報に変換することができる。
入力レベル検出用光カプラ302−Bでは、利得変調検出用光カプラ321−BからのWDM信号光の一部をPD305−Bへ分岐、入力させ、その他は光増幅器303−Bへ入力させる。PD305−Bは、入力レベル検出用光カプラ302−BからWDM信号光の一部を受信することで、中継装置BでのWDM信号光の入力レベルを検出して、検出結果を中継装置B入力レベル検出情報として減衰量制御部306−Bに入力する。
減衰量制御部306−Bでは、中継装置AでのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Bの光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルと、の比が所定の値となるように、VOA301−BにおけるWDM信号光の減衰量を算出してVOA301−BでのWDM信号光の減衰を制御する。そして、VOA301−Bは、減衰量制御部306−Bの制御によりWDM信号光を所定の減衰量で一括減衰して出力する。以上の動作が、他の全ての隣接する中継装置間で行われる。
また、中継装置BのVOA301−Bにおいて減衰され、信号レベルを制御されたWDM信号光は、利得変調検出用光カプラ321−B、入力レベル検出用光カプラ302−Bを経由して光増幅器303−Bに入力される。これより後は、上記において説明した光増幅器303−A以降と同様の動作が行われる。
なお、以下に、図3において未説明の各構成部の動作について説明する。中継装置Aには、上流側の中継装置からWDM信号光が入力され、下記の方法により制御されるVOA301−Aにより一括減衰される。すなわち、中継装置Aに入力されるWDM信号光は、まずVOA301−Aに入力される。そして、VOA301−Aから出力されるWDM信号光は、利得変調検出用光カプラ321−Aにより、その一部が利得変調受信部322−Aへ分岐、入力され、その他は入力レベル検出用光カプラ302−Aへ入力される。
利得変調受信部322−Aは、利得変調検出用光カプラ321−AからWDM信号光を受信することで、中継装置Aより上流の中継装置でのWDM信号光の出力レベルの情報を得て、減衰量制御部306−Aへその出力レベルの情報を入力する。入力レベル検出用光カプラ302−Aでは、利得変調検出用光カプラ321−AからのWDM信号光の一部をPD305−Aへ分岐、入力させ、その他は光増幅器303−Aへ入力する。
なお、以上の動作は、先に説明した中継装置Bに中継装置AからWDM信号光が入力された際の動作と同様の動作である。
上述した光増幅器利得変調部323−Aおよび光増幅器利得変調部323−Bの増幅利得の変調スペクトルはWDM信号光の低周波側の帯域外となることが好ましい。例えば、WDM信号光の1波長当たりの伝送速度が10Gbit/sであれば、光増幅器利得変調部323−Aおよび光増幅器利得変調部323−Bの光増幅器増幅利得変調速度を100kHzとすれば信号に対して十分低速であり、前記増幅利得の変調スペクトルがWDM信号光の低周波側の帯域外となる。
また、光増幅器での利得変調の影響を受けないように、PD309−AおよびPD309−Bにおける入力レベル検出のための平均化時間は、光増幅器増幅利得変調の周期の10倍から100倍程度とするのが好ましく、光増幅器増幅利得変調速度が100kHzであれば、例えば1msの平均レベルを検出すればよい。
なお、上述した実施の形態では、利得変調検出用光カプラ321−AがVOA301−Aの直後(下流側)に配置されているが、利得変調検出用光カプラ321−AをVOA301−Aの直前(上流側)に設置してもよい。同様に、上述した実施の形態では、利得変調検出用光カプラ321−BがVOA301−Bの直後(下流側)に配置されているが、利得変調検出用光カプラ321−BをVOA301−Bの直前(上流側)に設置してもよい。すなわち、増幅利得変調の受信を各VOAの直前(上流側)で行ってもよい。
本発明では、WDM信号光の波長数が動的に変化するような状況は想定しておらず、季節変化のように緩やかな変化を想定している。例えば、夏季に図3の区間損失が平時よりも大きくなることを想定すると、中継装置BへのWDM信号光の入力レベルが平時よりも小さくなるため、VOA301−Bでの減衰量を平時よりも小さくする必要がある。このとき、WDM信号光の波長数によって目標とするWDM信号光の信号レベルが異なるため、波長数情報無しに減衰量を決めることが難しい。
しかしながら、本実施の形態にかかる光伝送システムにおいては、上述したように中継装置AのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Bの光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルと、の比を一定とするようにVOA301−BにおけるWDM信号光の減衰量を制御することで、目標とするWDM信号光の信号レベルを決めることができ、波長数情報無しに1波長当たりの信号光レベルを一定に保つことができる、という効果を有する。
実施の形態3.
図4は、実施の形態3にかかる光伝送システムにおける任意の隣接する2つの中継装置3の構成および動作を説明する図である。図4においては、実施の形態1の場合と同様に、上流側(WDM信号光送信装置1側)の中継装置を中継装置Aとし、下流側(WDM信号光受信装置4側)の中継装置を中継装置Bとする。なお、実施の形態1の場合と共通の構成には、図2と共通の符号を付して説明を省略する。また、実施の形態3にかかる光伝送システムの構成は、実施の形態1の場合と同様であるため、図1を参照することとして説明を省略する。
図4に示すように、中継装置Aは、VOA301−A、入力レベル検出用光カプラ302−A、光増幅器303−A、出力レベル検出用光カプラ304−A、PD305−A、減衰量制御部306−A、PD309−A、レベル情報受信部331−A、レベル情報送信部332−Aを備える。
また、図4に示すように、中継装置Bは、VOA301−B、入力レベル検出用光カプラ302−B、光増幅器303−B、出力レベル検出用光カプラ304−B、PD305−B、減衰量制御部306−B、PD309−B、レベル情報受信部331−B、レベル情報送信部332−Bを備える。
レベル情報受信部331−A(B)は、中継装置A(B)より上流側の中継装置でのWDM信号光の出力レベル検出情報を受信し、該出力レベル検出情報を減衰量制御部306−A(B)へ入力する。レベル情報送信部332−A(B)は、中継装置A(B)出力レベル検出情報を、公衆回線333を通して中継装置B(下流側の中継装置)へ送信する。
中継装置Aのレベル情報送信部332−Aと中継装置Bのレベル情報受信部331−Bとは、公衆回線333で接続されている。また、中継装置Aと中継装置Bの間では、レベル情報送信部332−Aと公衆回線333とレベル情報受信部331−Bとにより、中継装置Aおよび中継装置B間の出力レベル伝達手段が構成される。
次に、本実施の形態にかかる中継装置Aおよび中継装置Bの動作について、中継装置Aおよび中継装置B間の動作を中心に説明する。なお、入力レベル検出部(入力レベル検出用光カプラ302−AとPD305−A、入力レベル検出用光カプラ302−BとPD305−B)、増幅手段(光増幅器303−A、光増幅器303−B)、出力レベル検出部(出力レベル検出用光カプラ304−AとPD309−A、出力レベル検出用光カプラ304−BとPD309−B)、伝送手段(伝送路用光ファイバ201)については実施の形態1と同一であるため、詳細な説明は省略する。
中継装置Aにおいて光増幅器303−Aにより一括増幅されたWDM信号光は、出力レベル検出用光カプラ304−Aに入力される。出力レベル検出用光カプラ304−Aは、一括増幅されたWDM信号光の一部をPD309−Aへ分岐させる。
PD309−Aは、出力レベル検出用光カプラ304−AからのWDM信号光の一部を受信することで、光増幅器303−AのWDM信号光の出力レベル(すなわち中継装置AのWDM信号光の出力レベル)を検出して、検出結果を中継装置A出力レベル検出情報としてレベル情報送信部332−Aへ入力する。レベル情報送信部332−Aは、中継装置A出力レベル検出情報を、公衆回線333を通して中継装置Bへ送信する。
中継装置Bでは、レベル情報受信部331−Bが公衆回線333を通して中継装置A出力レベル検出情報を受信し、該中継装置A出力レベル検出情報を減衰量制御部306−Bへ入力する。
また、出力レベル検出用光カプラ304−Aから伝送路用光ファイバ201を通じて中継装置Bへ伝送されたWDM信号光は、まずVOA301−Bに入力される。そして、VOA301−Bから出力されるWDM信号光は、入力レベル検出用光カプラ302−Bでその一部がPD305−Bへ分岐、入力され、その他は光増幅器303−Bに入力される。
PD305−Bは、入力レベル検出用光カプラ302−BからWDM信号光の一部を受信することで、中継装置BでのWDM信号光の入力レベルを検出して、検出結果を中継装置B入力レベル検出情報として減衰量制御部306−Bに入力する。
減衰量制御部306−Bでは、中継装置AでのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Bの光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルと、の比が所定の値となるように、VOA301−BにおけるWDM信号光の減衰量を算出してVOA301−BでのWDM信号光の減衰を制御する。そして、VOA301−Bは、減衰量制御部306−Bの制御によりWDM信号光を所定の減衰量で一括減衰して出力する。以上の動作が、他の全ての隣接する中継装置間で行われる。
また、中継装置BのVOA301−Bにおいて減衰され、信号レベルを制御されたWDM信号光は、入力レベル検出用光カプラ302−Bを経由して光増幅器303−Bに入力される。これより後は、上記において説明した光増幅器303−A以降と同様の動作が行われる。
なお、以下に、図4において未説明の各構成部の動作について説明する。中継装置Aには、上流側の中継装置からWDM信号光が入力され、下記の方法により制御されるVOA301−Aにより一括減衰される。すなわち、中継装置Aに入力されるWDM信号光は、まずVOA301−Aに入力される。そして、VOA301−Aから出力されるWDM信号光は、入力レベル検出用光カプラ302−Aによりその一部がPD305−Aへ分岐、入力され、その他は光増幅器303−Aへ入力される。
PD305−Aは、入力レベル検出用光カプラ302−AからWDM信号光の一部を受信することで、中継装置AでのWDM信号光の入力レベルを検出して、検出結果を中継装置A入力レベル検出情報として減衰量制御部306−Aに入力する。
また、レベル情報受信部331−Aが、公衆回線333を通して、上流側の中継装置でのWDM信号光の出力レベル検出情報を受信し、該出力レベル検出情報を減衰量制御部306−Aへ入力する。
減衰量制御部306−Aでは、上流側の中継装置でのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Aの光増幅器303−AへのWDM信号光の入力レベルと、の比が所定の値となるように、VOA301−AにおけるWDM信号光の減衰量を算出してVOA301−AでのWDM信号光の減衰を制御する。そして、VOA301−Aは、減衰量制御部306−Aの制御によりWDM信号光を所定の減衰量で一括減衰して出力する。
なお、以上の動作は、先に説明した中継装置Bに中継装置AからWDM信号光が入力された際の動作と同じ動作である。
本発明では、WDM信号光の波長数が動的に変化するような状況は想定しておらず、季節変化のように緩やかな変化を想定している。例えば、夏季に図4の区間損失が平時よりも大きくなることを想定すると、中継装置BへのWDM信号光の入力レベルが平時よりも小さくなるため、VOA301−Bでの減衰量を平時よりも小さくする必要がある。このとき、WDM信号光の波長数によって目標とするWDM信号光の信号レベルが異なるため、波長数情報無しに減衰量を決めることが難しい。
しかしながら、本実施の形態にかかる光伝送システムにおいては、上述したように中継装置AのWDM信号光の出力レベルと、中継装置Bの光増幅器303−BへのWDM信号光の入力レベルと、の比を一定とするようにVOA301−BにおけるWDM信号光の減衰量を制御することで、目標とするWDM信号光の信号レベルを決めることができ、波長数情報無しに1波長当たりの信号光レベルを一定に保つことができる、という効果を有する。
なお、上述した実施の形態では、レベル情報送信部332−Aと公衆回線333とレベル情報受信部331−Bとを用いて上流側の中継装置AでのWDM信号光の出力レベル情報を下流側の中継装置Bへ伝達する構成としたが、中継装置間で情報を伝達できる機能を有する構成であればいかなる構成でもよい。
以上のように、本発明にかかる光伝送システムは、波長多重光伝送システムにおいて光ファイバを用いて信号光を長距離伝送する場合に有用である。

Claims (10)

  1. 光伝送方向の上流側において異なる波長の信号光を複数多重化した波長分割多重信号光を送信する送信装置と、
    前記送信装置により送信された前記波長分割多重信号光を伝送する伝送手段と、
    前記伝送手段により伝送された前記波長分割多重信号光を増幅する複数の中継装置と、
    光伝送方向の下流側において前記中継装置を介して前記伝送手段により伝送された前記波長分割多重信号光を受信する受信装置と、
    を有する光伝送システムであって、
    前記中継装置は、
    上流側から自中継装置に入力された前記波長分割多重信号光を一括減衰する可変光減衰手段と、
    前記可変光減衰手段における前記波長分割多重信号光の信号レベルの減衰を調整する光減衰調整手段と、
    前記可変光減衰手段により一括減衰された前記波長分割多重信号光を所定の増幅利得で一括増幅して下流側に出力する光増幅手段と、
    を備え、
    前記光減衰調整手段が、
    上流側から自中継装置に入力された前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出するとともに前記可変光減衰手段により一括減衰された前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出する
    入力レベル検出部と、
    前記光増幅手段で増幅されて自中継装置から下流側に出力される前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出する出力レベル検出部と、
    上流側の隣接する中継装置が出力した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報を受信し、また前記出力レベル検出部で検出した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報を下流側の隣接する中継装置に送信する出力レベル伝達部と、
    前記入力レベル検出部で検出した前記一括減衰された前記波長分割多重信号光の信号レベルと、前記出力レベル伝達部で受信した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報と、に基づいて前記可変光減衰手段における前記波長分割多重信号光の信号レベルの減衰量を算出して前記可変光減衰手段を制御する減衰量制御部と、
    を有すること、
    を特徴とする光伝送システム。
  2. 前記減衰量制御部は、自光伝送システムの立ち上げ時には、上流側の隣接する中継装置が出力した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報を前記出力レベル伝達部で受信するまで前記可変光減衰手段を制御しないこと、
    を特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記減衰量制御部は、自光伝送システムの立ち上げ後に、上流側の隣接する中継装置が出力した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報の伝達が途切れた場合には、直前に受信した信号レベルの情報に基づいて前記可変光減衰手段における前記波長分割多重信号光の信号レベルの減衰量を算出すること、
    を特徴とする請求項2に記載の光伝送システム。
  4. 前記入力レベル検出部は、
    上流側から自中継装置に入力された前記波長分割多重信号光の一部を分岐する第1の分岐部と、
    前記第1の分岐部により分岐された前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出する第1の光子検出部と、
    を備え、
    前記出力レベル検出部は、
    前記光増幅手段で増幅された前記波長分割多重信号光の一部を分岐する第2の分岐部と、
    前記第2の分岐部により分岐された前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出する第2の光子検出部と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  5. 前記出力レベル伝達部は、
    前記第2の光子検出部で検出した前記信号レベルの情報を含む光監視チャネル信号を生成して送信する送信部と、
    前記送信部からの前記光監視チャネル信号を前記光増幅手段で増幅された前記波長分割多重信号光に合波して下流側の隣接する中継装置に送信する合波部と、
    上流側の隣接する中継装置が出力した前記光監視チャネル信号が合波された波長分割多重信号光から前記光監視チャネル信号を分波する分波部と、
    前記分波部により分波された前記光監視チャネル信号を受信して上流側の隣接する中継装置が出力した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報を取得する受信部と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の光伝送システム。
  6. 前記出力レベル伝達部は、
    前記第2の光子検出部で検出した信号レベルの情報を前記光増幅手段の前記増幅利得の変調の情報に対応させる利得変調部と、
    上流側の隣接する中継装置から入力された前記波長分割多重信号光の一部を分岐する第3の分岐部と、
    前記第3の分岐部により分岐された前記波長分割多重信号光の前記増幅利得の変調の情報を受信して、該増幅利得の変調の情報から前記第2の光子検出部で検出された信号レベルの情報を取得する利得変調受信部と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の光伝送システム。
  7. 前記増幅利得の変調のスペクトルが前記波長分割多重信号光の低周波側の帯域外であること、
    を特徴とする請求項6に記載の光伝送システム。
  8. 前記第1の光子検出部は、前記変調した増幅利得の周期よりも長い周期で平均化すること、
    を特徴とする請求項6に記載の光伝送システム。
  9. 前記出力レベル伝達部は、
    前記第2の光子検出部で検出した前記信号レベルの情報を下流側の隣接する中継装置に公衆回線により送信するレベル情報送信部と、
    上流側の隣接する中継装置のレベル情報送信部から送信された前記信号レベルの情報を公衆回線から受信するレベル情報受信部と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の光伝送システム。
  10. 光伝送方向の上流側において異なる波長の信号光を複数多重化した波長分割多重信号光を送信する送信装置と、前記送信装置により送信された前記波長分割多重信号光を伝送する伝送手段と、前記伝送手段により伝送された前記波長分割多重信号光を増幅する複数の中継装置と、光伝送方向の下流側において前記中継装置を介して前記伝送手段により伝送された前記波長分割多重信号光を受信する受信装置と、を有する光伝送システムに用いられる中継装置であって、
    上流側から自中継装置に入力された前記波長分割多重信号光を一括減衰する可変光減衰手段と、
    前記可変光減衰手段における前記波長分割多重信号光の信号レベルの減衰を調整する光減衰調整手段と、
    前記可変光減衰手段により一括減衰された前記波長分割多重信号光を所定の増幅利得で一括増幅して下流側に出力する光増幅手段と、
    を備え、
    前記光減衰調整手段が、
    上流側から自中継装置に入力された前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出するとともに前記可変光減衰手段により一括減衰された前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出する入力レベル検出部と、
    前記光増幅手段で増幅されて自中継装置から下流側に出力される前記波長分割多重信号光の信号レベルを検出する出力レベル検出部と、
    上流側の隣接する中継装置が出力した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報を受信し、また前記出力レベル検出部で検出した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報を下流側の隣接する中継装置に送信する出力レベル伝達部と、
    前記入力レベル検出部で検出した前記一括減衰された前記波長分割多重信号光の信号レベルと、前記出力レベル伝達部で受信した前記波長分割多重信号光の信号レベルの情報と、に基づいて前記可変光減衰手段における前記波長分割多重信号光の信号レベルの減衰量を算出して前記可変光減衰手段を制御する減衰量制御部と、
    を有すること、
    を特徴とする中継装置。
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