JP2007103998A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スポーツ中継等を行う業務用の撮像装置において、カメラの回路基板から大量に発生する熱を効率良く放熱するとともに、レンズの結露等を解決する。
【解決手段】 カメラとレンズ装置との間に空気誘導路を設け、カメラの発熱を、レンズの結露の防止、レンズ操作手段の保温等に利用する。
【選択図】 図1
【解決手段】 カメラとレンズ装置との間に空気誘導路を設け、カメラの発熱を、レンズの結露の防止、レンズ操作手段の保温等に利用する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、スポーツ中継等の業務用に用いられる撮影装置に関する。
従来のズームレンズ(レンズ装置)とテレビカメラは、撮影時に両者を係合するにあたりVエッジと呼ばれる金具で両者の位置合わせを行い、ネジ部品などで固定して結合している。この際、ズームレンズとテレビカメラに設けられたコネクターも同時に結合され、両者間の通信が可能となっている(特許文献1)。ズームレンズの合焦操作および変倍操作は、撮影者の手元付近に配置されるパンニング棒に取り付けられるレンズ駆動操作装置により行われるのが一般的である。
また、従来の業務用撮像装置は、複数の回路基板から発生する大量の熱に対して、基板の放熱効率を考慮した構造にすると共に冷却ファンなどを設けて強制的に放熱する構造を有している。一方、寒冷時の野外撮影においては外気とレンズ表面の温度差により、前玉レンズの表面や、放熱量の多いカメラに近接するリレーレンズの表面に結露が生じる。このような寒冷地における結露によって撮影に支障を生じないように、従来のズームレンズにはヒーターシステムが内蔵されている(特許文献2)。
さらに、レンズ前面保護ガラスに水滴や雪が付着して映像品質の低下を招かないようにレンズ前面保護ガラスに空気を吹き付ける噴射ノズルを備えたレンズも考案されている(特許文献3)。
特開平2−188735
特開昭62−217226
特開平9−292656
従来のテレビカメラにおいては、放熱手段をテレビカメラの筐体内部に配置しなければならないために小型化が困難であった。一方、ズームレンズにおいては、寒冷時の結露防止用ヒーターによって多量の電力が消費されるとともに、熱収縮率の違いによりレンズの機械的駆動部の操作性が悪化することがあった。さらに、ズームレンズの合焦操作及び変倍操作を行うためのレンズ駆動操作グリップ部が外気で冷却されると、カメラマンは手袋等を使用して撮影操作を行うが、手袋を装着することにより細かな操作が困難であった。また、降雨や降雪時にレンズ前面保護ガラスに空気を吹き付けるだけでは、水滴を吹き飛ばすだけの効果しかなく保護ガラス全面を素早く乾燥することが困難であった。
本発明にかかる撮像装置は、レンズ装置とカメラが接続されてなる撮像装置であって、前記カメラの発熱部の空気を前記レンズ装置の少なくとも一部へ誘導する空気誘導部材と、前記空気誘導部材内の空気を送風する送風手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、カメラの強制放熱部を不要にすることによりカメラの小型化を実現することができる。また、エアーダクトなどの空気誘導路を用いて、結露が生じ易いレンズ近傍にカメラ放熱部の空気を導いてヒーターに代替することにより省電力化を実現することができる。また、寒冷時には熱収縮率の違いにより機械的駆動部の操作性が悪化するが、前述空気誘導路を利用して機械的摺動部を暖めることにより操作性を向上することができる。さらに、レンズ駆動操作グリップ部にカメラ放熱部の空気を誘導することにより、レンズ駆動操作グリップ部の操作性を向上することできる。その上レンズ前面保護ガラスに吹き付ける空気にカメラ放熱空気を利用することにより保護ガラス面を素早く乾燥させることができる。
(実施例1)
図1は、本発明の第1実施例を表す撮像装置の断面上視図である。カメラレンズ筐体1の内部にフォーカスレンズ群2、ズームレンズ群3、リレーレンズ群4、カメラ部5が構成されている。パンニング棒10a、10bに固定した、フォーカス駆動操作装置7の操作グリップ7a及びズーム駆動操作装置8の操作グリップ8aを操作することにより前玉駆動部2a、ズーム駆動部3aが駆動して各レンズ群を駆動して撮影が行われる。カメラ部5の近傍に近接して放熱された空気を送出するポンプ6に接続された空気誘導路(エアーダクト)9a、9b、9cが各々レンズ群2、3駆動部2a、3a操作グリップ7a、8aに向けて暖気を送出して各部を暖めることができる。
図1は、本発明の第1実施例を表す撮像装置の断面上視図である。カメラレンズ筐体1の内部にフォーカスレンズ群2、ズームレンズ群3、リレーレンズ群4、カメラ部5が構成されている。パンニング棒10a、10bに固定した、フォーカス駆動操作装置7の操作グリップ7a及びズーム駆動操作装置8の操作グリップ8aを操作することにより前玉駆動部2a、ズーム駆動部3aが駆動して各レンズ群を駆動して撮影が行われる。カメラ部5の近傍に近接して放熱された空気を送出するポンプ6に接続された空気誘導路(エアーダクト)9a、9b、9cが各々レンズ群2、3駆動部2a、3a操作グリップ7a、8aに向けて暖気を送出して各部を暖めることができる。
(実施例2)
図2は、本発明の第2実施例を表す撮像装置の断面側視図である。カメラレンズ筐体11の内部にレンズ部12とカメラ部13が構成されている。カメラ部13の発熱部14から放出された熱風を送出するポンプ15に接続された空気誘導路(エアーダクト)16がレンズ前方へ導かれ、前玉保護ガラス17にエアーダクト16の先端に設けられたノズル18から熱風を吹き付け、水滴を乾燥させることができる。
図2は、本発明の第2実施例を表す撮像装置の断面側視図である。カメラレンズ筐体11の内部にレンズ部12とカメラ部13が構成されている。カメラ部13の発熱部14から放出された熱風を送出するポンプ15に接続された空気誘導路(エアーダクト)16がレンズ前方へ導かれ、前玉保護ガラス17にエアーダクト16の先端に設けられたノズル18から熱風を吹き付け、水滴を乾燥させることができる。
1 カメラレンズ筐体
2 フォーカスレンズ群
2a フォーカスレンズ駆動部
3 ズームレンズ群
3a ズームレンズ群駆動部
4 リレーレンズ群
5 カメラ部
6 ポンプ
7 フォーカス操作装置
7a フォーカス操作装置の操作グリップ
8 ズーム操作装置
8a ズーム操作装置の操作グリップ
9a,9b,9c 空気誘導路
10a,10b 三脚操作用パンニング棒
11 カメラレンズ筐体
12 レンズ部
13 カメラ部
14 カメラ発熱部
15 ポンプ
16 空気誘導路
17 前玉保護ガラス
18 ノズル
19 熱風
2 フォーカスレンズ群
2a フォーカスレンズ駆動部
3 ズームレンズ群
3a ズームレンズ群駆動部
4 リレーレンズ群
5 カメラ部
6 ポンプ
7 フォーカス操作装置
7a フォーカス操作装置の操作グリップ
8 ズーム操作装置
8a ズーム操作装置の操作グリップ
9a,9b,9c 空気誘導路
10a,10b 三脚操作用パンニング棒
11 カメラレンズ筐体
12 レンズ部
13 カメラ部
14 カメラ発熱部
15 ポンプ
16 空気誘導路
17 前玉保護ガラス
18 ノズル
19 熱風
Claims (5)
- レンズ装置とカメラが接続されてなる撮像装置であって、前記カメラの発熱部の空気を前記レンズ装置の少なくとも一部へ誘導する空気誘導部材と、前記空気誘導部材内の空気を送風する送風手段とを有することを特徴とする撮像装置。
- 前記レンズ装置は、フォーカスレンズ群と、該フォーカスレンズ群を駆動するフォーカスレンズ駆動部を物体側に有し、前記空気誘導部材は前記フォーカスレンズ群またはフォーカスレンズ駆動部の少なくとも一部に前記カメラの発熱部の空気を誘導することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記レンズ装置は像側にリレーレンズ群を有し、前記空気誘導部材は前記リレーレンズ群の少なくとも一部に前記カメラの発熱部の空気を誘導することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記レンズ装置の倍率を操作するズーム操作手段、または、前記レンズ装置の合焦位置を操作するフォーカス操作手段の少なくとも一方が前記レンズ装置に接続され、前記空気誘導部材は前記ズーム操作手段又はフォーカス操作手段の少なくとも一部に前記カメラの発熱部の空気を誘導することを特徴とする請求項1乃至3に記載の撮像装置。
- 前記レンズ装置は、該レンズ装置の前面に配置される保護ガラスと、該保護ガラスに空気を噴出する噴出手段とを有し、前記空気誘導部材は前記噴出部材に前記カメラの発熱部の空気を誘導することを特徴とする請求項1乃至4に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005287390A JP2007103998A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005287390A JP2007103998A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007103998A true JP2007103998A (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=38030552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005287390A Withdrawn JP2007103998A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007103998A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002740A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | カメラケース及びこれを用いたカメラ装置 |
JP2017200109A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、及び画像監視システム |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005287390A patent/JP2007103998A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010002740A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | カメラケース及びこれを用いたカメラ装置 |
JP2017200109A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、及び画像監視システム |
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