JP2007101999A - 像担持体駆動装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

像担持体駆動装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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【課題】本発明の課題は、像担持体の回転速度調整によってレジストズレを補正し、且つ各色間位相合わせを実施した状態での、連続通紙時の位相ズレを解消することが可能で、連続通紙の生産性を維持したまま、位置ズレを低減した像担持体駆動装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
【解決手段】レジストズレを軽減させるために、複数の潜像担持体2Y、2M、2C、2BKの線速度を制御手段により制御して転写される各トナー画像間のレジストを合わせ、各像担持体2Y、2M、2C、2BKに発生する回転速度変動の位相を各色間のステーションピッチに合わせて色ズレが最適になるよう回転位相を制御する際に、紙間にて各色像担持体2Y、2M、2C、2BKの速度を可変な構成とした。
【選択図】図7

Description

本発明は、像担持体駆動装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
電子写真の原理を利用した光書込み方式による画像形成装置は、従来からデジタル複写装置や、光プリンタ、光プロッタ、ファクシミリ装置等として知られている。これら画像形成装置も「形成画像のカラー化」が進みつつあるが、画像形成速さに対する要望も強く、モノクロ画像形成と同程度の速さでカラー画像形成の可能な「タンデム型の画像形成装置」の実現が意図されている。
タンデム型の画像形成装置では、複数の潜像担持体に光書込みにより静電潜像が形成され、各静電潜像に異なる色のトナー画像で現像され、潜像担持体ごとに異なる色のトナー画像が形成され、これら複数のトナー画像が共通のシート状記録媒体に互いに重なり合うよう転写されてカラー画像や多色画像になる。このため、タンデム型の画像形成装置では、同一のシート状記録媒体に転写される複数のトナー画像相互の重なり合い良否が、形成される画像の像質を大きく左右する。
このようなトナー画像相互の重なり合いを精度良く行うために、トナー画像の先端部を相互に合わせる「レジスト合せ」を如何に精度良く行うかが大きな課題となる。タンデム型の画像形成装置では、光書込みを行うための光学系、潜像担持体、トナー画像を転写する転写部が互いに別個であるため、光学系におけるレンズの歪み量や、書込み位置から転写位置までの距離等、トナー画像相互に「ズレ」を生じる要因が多い。このような複数トナー画像相互のズレを「レジストズレ」と呼んでいる。
また、仮に、装置の調整を完全に行ってレジストズレをゼロにできたとしても、温度変化による樹脂レンズの光学特性変化や、潜像担持体の膨張・収縮等は不可避であり、これらの原因による「トナー画像相互のレジストズレ」が発生する。
「レジストズレ」を軽減させる方法として、従来から、各潜像担持体に「レジスト合わせ用のマーク」を静電潜像として書込み、これら静電潜像を可視化したトナー画像を転写ベルト上に転写し、マーク画像相互の位置関係を光学的に読取り、読取り結果に基づき、光書込みの開始タイミングを制御することが行われている。この場合、回転多面鏡により光束偏向を行う光書込み手段を潜像担持体ごとに設け、各潜像担持体に対応する回転多面鏡の回転の位相を制御することにより、各潜像担持体に対する光書込みの開始タイミングを高精度に制御して、レジスト合わせを高精度に行うことも提案されている。
しかし、回転多面鏡の回転は極めて高速であるため、回転の位相を制御することは容易でなく、高価な制御装置が必要になるなど、コスト上昇を招来し易い。一方において、複数の潜像担持体を光走査する光束に対して回転多面鏡を共通化させる方式のタンデム型の画像形成装置も提案されているが、このような場合には、回転多面鏡の回転の位相を各潜像担持体に対応させて制御することはできず、レジスト合わせの低減効果に限度がある。
そこで、特開2004−198630号公報で開示されているのは、像担持体の線速度を制御し、レジストズレを低減する手法である。
また、各像担持体の駆動部の周期変動を、停止位置を制御することで位相合わせを実施する技術(特開2000−187428号公報)で実施した場合、像担持体の線速度を変動させた場合、連続通紙枚数が増えた場合、停止動作が行われないため、各像担持体の位相関連を保つことが難しくなってしまう。
特開2004−198630号公報 特開2000−187428号公報
本発明は、像担持体の回転速度調整によってレジストズレを補正し、且つ各色間位相合わせを実施した状態での、連続通紙時の位相ズレを解消することが可能で、連続通紙の生産性を維持したまま、位置ズレを低減した像担持体駆動装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、回転駆動される複数の潜像担持体に光書込みにより形成された各静電潜像を、異なる潜像担持体ごとに異なる色のトナーで可視化して複数のトナー画像を得て、これら複数のトナー画像を各潜像担持体上から同一のシート状記録媒体上に重ね合わせて転写して、複数色画像もしくはカラー画像を形成する際に像担持体を回転駆動する像担持体駆動装置において、複数の潜像担持体の線速度を制御手段により制御して転写される各トナー画像間のレジストを合わせ、各潜像担持体に発生する回転速度変動の位相を各色間のステーションピッチに合わせて色ズレが最適になるよう回転位相を制御する際に、紙間にて各色の潜像担持体の速度を可変な構成とされていることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、シート状記録媒体がある一定枚数以上の場合のみに、回転位相制御が実効されることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、各潜像担持体は感光ドラムであり、この感光体ドラムの端部には、回転軸の伝達部材と反対側に設けた爪部材との係合部を備え、感光体ドラムを回転軸の軸方向に移動することにより係合部の接離を可能として回転軸から着脱可能なことを特徴とすることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載した感光体ドラムと、画像形成用手段のうちの少なくとも該感光体ドラムの表面を帯電させる帯電手段を一体に構成したことを特徴とするプロセスカートリッジである。
請求項5に記載された発明は、請求項4に記載したプロセスカートリッジを少なくとも4個具備して、カラー画像が形成可能なことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、像担持体の回転速度調整によってレジストズレを補正し、且つ各色間位相合わせを実施した状態での、連続通紙時の位相ズレを解消することが可能で、連続通紙の生産性を維持したまま、位置ズレを低減することができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、上述の連結装置を備えた画像形成装置の一例であるカラープリンタを示す概略断面図である。
画像形成装置本体1内には、ドラム状の感光体として構成された4つの像担持体(潜像担持体)2Y,2M,2C,2BKが、後述する転写材Sの搬送方向A1に沿って配列されている。図示した例では、転写材Sの搬送方向A1の最上流側の像担持体2Yの表面にはイエロートナー像が形成され、次の像担持体2Mの表面にはマゼンタトナー像が、さらに次の像担持体2Cの表面にはシアントナー像が、さらにその次の像担持体2BKの表面にはブラックトナー像がそれぞれ形成されるように構成され、これらの像担持体2Y,2M,2C,2BKは、各ステーションにおいて、それぞれ矢印B1方向に回転駆動される。
上記像担持体2Y,2M,2C,2BKに対向して転写材搬送装置3が配置されている。この転写材搬送装置3は、支持ローラ4,5,6,7と、その支持ローラ4,5,6,7に巻き掛けられた無端ベルトより成る転写ベルト8とを有し、転写ベルト8は転写材Sの搬送方向A1に回転駆動される。この転写ベルト8の表面に各像担持体2Y,2M,2C,2BKが当接し、しかも転写ベルト8を挟んで、各像担持体2Y,2M,2C,2BKに対向した位置には、転写装置の一例である転写ブラシ9Y,9M,9C,9BKがそれぞれ配置されている。
一方、画像形成装置本体1内の下部には、シート給送装置10のカセット11が配置され、そのカセット11内に配置された底板12上に、例えば転写紙より成る転写材Sが積載されている。最上位の転写材Sの上面に当接した給送ローラ13が反時計方向に回転駆動されることにより、その最上位の転写材Sが矢印C方向に給送される。その給送された転写材Sは、レジストローラ対14の回転によって所定のタイミングで、各像担持体2Y,2M,2C,2BKと転写ベルト8との間の転写部に向けて給送される。
ここで、前述のようにイエロー用の像担持体2Yの表面にはイエロートナー像が形成されており、転写材Sが像担持体2Yと転写ベルト8の間の転写部を通過するときに、転写ブラシ9Yの作用により、像担持体2Yの表面に形成されたイエロートナー像が転写材Sの表面に転写される。
この転写材Sは、引き続きマゼンタ用の像担持体2M、シアン用の像担持体2C及びブラック用の像担持体2BKと転写ベルト8との間の各転写部を順次通過し、各転写ブラシ9M,9C,9BKの作用により、各像担持体2M,2C,2BK上の各色のトナー像が、既に転写材S上に転写されたイエロートナー像上に重ね合せて各ステーションにおいて順次転写される。
上述のようにして表面に4色の重ね合わせトナー像が転写された転写材Sは、定着ローラ15と加圧ローラ16の間を通り、このとき熱と圧力の作用によって、そのトナー像が転写材Sの表面に定着される。次いで、この転写材Sは矢印Eで示すように排紙トレイ17上にスタックされる。
各像担持体2Y,2M,2C,2BKと、その表面にトナー像を形成する各要素は、それぞれ一体的なプロセスカートリッジ18Y,18M,18C,18BKとして各ステーションにおいて構成されている。その各プロセスカートリッジ18Y,18M,18C,18BKの構成は実質的に同一であるため、そのうちの1つのイエロー用の像担持体2Yを有するプロセスカートリッジ18Yの構成と作用を、図2を参照して代表して説明する。
図2に示すように、このプロセスカートリッジ18Yの像担持体2Yは、ユニットケース19に回転自在に組み付けられて、矢印B1方向に回転駆動される。像担持体2Yの表面には、ユニットケース19に回転自在に支持された帯電ローラ20が回転しながら当接し、その帯電ローラ20により像担持体2Yの表面が所定の極性に帯電される。
一方、画像形成装置本体1内には、図1に示すように、プロセスカートリッジ18Yとは別に、レーザ書込みユニット21が配置されている。このユニット21から出射する光変調されたレーザビームLによって、図2に示すように帯電後の像担持体2Yの表面が露光され、これによって像担持体2Yの表面にイエロー画像用の静電潜像が形成される。
上記静電潜像は現像装置22によってイエロートナー像として可視像化される。この現像装置22は、ユニットケース19の一部により構成された現像ケース23と、この現像ケース23に回転自在に支持されて反時計方向に回転駆動される現像ローラ24とを有し、現像ケース23には、イエロー色のトナーとキャリアを有する粉体状の二成分系現像剤DYが収容されている。
この現像剤DYは、現像ローラ24上に担持されて搬送され、規制ブレード26により量を規制されて現像ローラ24と像担持体2Yとの間の現像領域に運ばれ、その現像剤中のトナーが像担持体表面に形成された静電潜像に静電的に移行して、静電潜像がイエロートナー像として可視像化される。
上記イエロートナー像は、前述のようにして転写材Sの表面に転写され、その転写後に像担持体2Yの表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置27により除去される。このクリーニング装置27は、ユニットケース19の一部により構成されたクリーニングケース28と、そのクリーニングケース28に回転自在に支持されて矢印方向に回転駆動されるクリーニングブラシ29と、基端部がクリーニングケース28に固定されたクリーニングブレード30とを有し、そのクリーニングブラシ29とクリーニングブレード30が像担持体2Yの表面に当接して、像担持体2Yの表面の転写残トナーを掻き取り除去する。
また、感光体ドラムを含むプロセスカートリッジ18Yは、画像形成装置本体1に対して着脱可能に装着されている。図3は、このプロセスカートリッジ18Yが画像形成装置本体1に装着されたときの様子を示しており、図3に示すように、ドラム状の像担持体2Yは、円筒状の像担持体本体39と、その長手方向各端部に固定されたフランジ部材40,41より成り、手前側のフランジ部材40は軸受42を介してユニットケース19に回転自在に支持され、奥側のフランジ部材41は画像形成装置本体1に回転自在に支持された軸144に着脱可能に連結されている。
軸144は、画像形成装置本体1の奥側の側板31と、この側板31に不動に固定された支持板32とから成る位置決めホルダー146に、軸受47,148を介して回転自在に支持されている。また奥側のフランジ部材41の回転中心部に形成された中心孔49に軸144の先端部に固定されたジョイント50が係合する。ジョイント50の先端部に突起が形成され、中心孔49の内周面にも穴が形成され、係るジョイント50と中心孔49が互いに嵌合し、これらが互いに噛み合い、軸144の回転が像担持体2Yに伝えられるように構成されている。この状態で、プロセスカートリッジ18Yのユニットケース19が、画像形成装置本体1に対して位置決めされて保持される。
プロセスカートリッジ18Yを画像形成装置本体1の手前側、すなわち図3に矢印Fで示した方向に引くと、ジョイント50と像担持体の中心孔49が外れ、像担持体2Yを含めたプロセスカートリッジ18Yを画像形成装置本体1の手前側に引き出すことができる。逆に、プロセスカートリッジ18Yを画像形成装置本体1の奥側、すなわち矢印Fと反対方向に押し込むと、図3に示したように像担持体2Yの中心孔49とジョイント50が嵌合し、その両者の歯が互いに噛み合い、ドラム状の像担持体2Yと軸144が同心状に位置決めされる。
上記軸144のジョイント50が固定された側の端部と反対側の端部に、回転駆動ギヤ153Yが部材109により固定されている。この回転駆動ギヤ153Yは駆動モータ54Yの駆動ギヤ55Yに噛み合っていて、駆動モータYの作動により像担持体2Yが回転できる。
図4は、本発明の実施の形態に係る駆動部の概略図で、各像担持体(実施の形態では、感光体ドラムに相当)2BK、2C、2M、2Yには駆動伝達のギヤとして、感光体ドラムと同軸上に回転自在に駆動伝達ギヤ153BK、153C、153M、153Yが保持されている。
各駆動ギヤ53BK、53C、53M、53Yは、駆動モータ54BK、54C、54M、54Yが出力軸に固定されている。駆動伝達ギヤ155BK、155C、155M、155Yは、全て同一歯数、同モジュールで構成され、且つ駆動モータ54BK、54C、54M、54Yの駆動ギヤ55BK、55C、55M、55Yも各色同一歯数、同モジュールで構成されている。
また、各感光体の駆動伝達ギヤ153BK、153C、153M、153Y上には、停止位置を確保するための位相マーク100が施されて、感光体ドラムごとで各色センサー4BK、4C、4M、4Yを通過後に、一定時間で停止するよう制御されている。また、各感光体の駆動伝達ギヤ153BK、153C、153M、153Yには、一般的に樹脂の成型ギヤが用いられるが成型時に偏芯が発生し、この偏芯等の理由により、図5に示すように、各感光体ドラムの回転周期(T1、T2、T3、T4)に差が生じ、その結果、図5の最下段に示すように各色間でレジストの位置ズレが発生してしまう。
そこで、各ステーション間のレジストの位置ズレが最適になるようなギヤ停止位置を制御することで、各色間のレジストの位置ズレをキャンセルすることが可能となり、最小のレジストの位置ズレに抑えることが出来る。
しかし、感光体ドラムの線速微調整を行うことで、図6に示すように回転のスタート時と、回転のエンド時での各色間での位相状態が変化してしまう。一例として、図6に示す駆動モータ(BKモータ、図4に示す54BK)を基準として、駆動モータ(Cモータ、図4に示す54C)の回転数をΔP変動させることで、レジスト位置をシフトした場合、像担持体2BK(BKドラム)の周期変動と像担持体2C(Cドラム)の周期変動は、初めの内は位相が合った状態で、レジストの位置ズレもキャンセルされているが、連続通紙等によりモータ連続駆動時間が長くなればなるほどBKドラム−Cドラム間のレジストの位相ズレ(ΔY)が大きくなり、BKドラム−Cドラム間にレジストの位置ズレ(ΔX)が発生してしまう。
そこで、図7に示すモータ回転数制御を実施することで、レジストの位相ズレを最小限に抑えることが可能となる。すなわち、図7の駆動モータ54C(Cモータ)回転数のグラフにおいて、基準回転数に対してΔP遅くすることで、レジストの位置ズレを補正した場合に、基準回転数との差分ΔPが、立上がりからの動作時間分だけ、像担持体2BK(BKドラム)回転数に対して差が生じてしまう。
そこで、像担持体2BKのBK作像タイミング以外の像担持体2CのC作像タイミングの紙間Tにおいて、駆動モータ54C(Cモータ)速度を基準回転数を超えるように早くすることで、1作像で生じた位相ズレを初期位相状態に戻すことが可能である。この動作を連続通紙状態時に実施することで、連続通紙時の経時的なレジストの位相ズレを解消することがでる。
また、本発明の実施の形態では、書込みの1ドット以下のレジスト補正をドラムの駆動モータで微調するもので、1枚当りの位相変化量は、かなり少ないものである。また、位相オフセットを実施するにあたり、転写ベルトと感光体ドラムで速度差が生じることになり、少なからず寿命に影響を与えてしまう。
そこで、紙間Tでの位相オフセット動作を、数枚もしくは数十枚ごとに実施する、もしくは、紙サイズによって作像時間が変化するため、小サイズの紙の場合は、更に位相オフセット実施間隔を更に長くする等位相オフセット動作回数を減らすことで、感光体ドラムと転写ベルトの摩擦劣化を低減することができ、ユニット寿命の高寿命化が可能となる。
本実施の形態では、像担持体は感光体ドラムであり、且つこの感光体ドラムが着脱可能な構成にすることで、ユーザ操作をスムーズに行うことが可能となる。
本実施の形態では、プロセスカートリッジの形態を取ることで,画像形成装置に対して容易に着脱作業ができることで、ユーザ負荷低減に繋がる。
本実施の形態では、カラー画像形成装置にこの発明を搭載することで、モノクロ画像より要求画像が高いカラー画像の品質を安定させることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
本実施の形態においては、ステーションは4カ所であり4個のプロセスカートリッジを有しているが、2個以上で3個以下または5個以上であってもかまわない。4個のプロセスカートリッジは図1の例では斜め方向に配置されているが、水平方向に配置してあってもよい。
本発明の実施の形態であるカラープリンタを示す概略断面図である。 図1のカラープリンタに係る1つのイエロー用の像担持体を有するプロセスカートリッジを示す図である。 プロセスカートリッジが画像形成装置に装着された様子を示す図である。 本発明の駆動部の概略図である。 各ステーションでの位置変動に示す位置ズレを示す図である。 BKモータを基準として、Cドラムモータの回転数をΔP変動させることでレジスト位置をシフトした場合を示す図である。 Cモータ回転数のグラフにおいて基準回転数に対してΔP遅くすることで、レジストズレを補正した場合を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体
2Y、2M、2C、2BK 像担持体(潜像担持体)
18Y プロセスカートリッジ
19 ユニットケース
50 ジョイント
54BK、54C、54M、54Y 駆動モータ
153BK、153C、153M、153Y 駆動伝達ギヤ


Claims (5)

  1. 回転駆動される複数の潜像担持体に光書込みにより形成された各静電潜像を、異なる潜像担持体ごとに異なる色のトナーで可視化して複数のトナー画像を得て、これら複数のトナー画像を各潜像担持体上から同一のシート状記録媒体上に重ね合わせて転写して、複数色画像もしくはカラー画像を形成する際に像担持体を回転駆動する像担持体駆動装置において、複数の潜像担持体の線速度を制御手段により制御して転写される各トナー画像間のレジストを合わせ、紙間にて各色の潜像担持体の速度を可変な構成とし、各潜像担持体に発生する回転速度変動の位相を各色間のステーションピッチに合わせて色ズレが最適になるよう回転位相を制御していることを特徴とする像担持体駆動装置。
  2. シート状記録媒体がある一定枚数以上の場合のみに、回転位相制御が実効されることを特徴とする請求項1記載の像担持体駆動装置。
  3. 各潜像担持体は感光ドラムであり、この感光体ドラムの端部には、回転軸の伝達部材と反対側に設けた爪部材との係合部を備え、感光体ドラムを回転軸の軸方向に移動することにより係合部の接離を可能として回転軸から着脱可能なことを特徴とする請求項2記載の像担持体駆動装置。
  4. 請求項3に記載した感光体ドラムと、画像形成用手段のうちの少なくとも該感光体ドラムの表面を帯電させる帯電手段を一体に構成したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 請求項4に記載したプロセスカートリッジを少なくとも4個具備して、カラー画像が形成可能なことを特徴とする画像形成装置。


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