JP2007101509A - 小型電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型電気機器が動作時で残容量表示を行っている状態から動作終了して残容量表示する状態に移行した場合において、動作中の残容量表示に比べ小型電気機器のデザイン性を損なわない残容量表示を行う小型電気機器を提供する。
【解決手段】 前記モータ5への電力供給中は、残容量検出手段で検出した残容量に応じて液晶パネル11へ電圧印加すると共にバックライト55を発光して残容量表示を行い、前記モータ5への電力供給が停止してから第1の設定時間経過した後にバックライト55を消灯させ、さらに、第2の設定時間経過した後に液晶パネル11への電圧印加を停止する。
【選択図】図8

Description

本発明は、二次電池を駆動源として用いる電気かみそり等の小型電気機器に関し、特に、二次電池の残容量を液晶で表示する小型電気機器に関する。
一般的に小型電気機器において電池の残容量表示は、小型電気機器の動作中、待機中に表示が継続してなされる。つまり、機器がオン状態である場合には電池の残容量表示がなされる小型電気機器が多い。
特開平7−92245号公報に開示される電気かみそりは、機器がオン状態からオフ状態に移行した直後から所定時間の間、オン状態から継続して残容量表示がなされる構成である。
これに対し、特開2005−24566号公報に開示される電気かみそりでは、機器がオン状態からオフ状態に移行した直後の第1の所定時間に残容量表示を停止し、次に、第2の所定時間に残容量表示を再開し、この第2の所定時間経過後に残容量表示を終了する構成とされ、改良が加えられた。この改良により、機器のオン状態がオフ状態に移行した場合に一端第1の所定時間に残容量表示が停止され、小型電気機器が適切に動作停止したことを報知して利用者が確認することができると共に、この報知の後に、第2の所定時間に残容量表示がなされ従来通りに電池の残容量を利用者が終了後にも確認することができる。
特開平7−92245号公報 特開2005−24566号公報
前記説示したいくつかの小型電気機器によれば機器動作終了後にも利用者が電池の残容量表示を確認することができた。昨今、身のまわりの携帯式の小型電気機器のデザイン性が著しく向上してきている。これは従来の機能重視の製品開発をメーカー側が改め、需要者が製品選びの重要なファクターとしてデザインを重要視していることを認識した結果と言える。具体的には、小型電気機器の一部をチタン等の金属で高級感を装ったり、有色の発光ダイオードを小型電気機器の外装一方方向一面に照射したり、デザインだけを目的とした部品を配設したりしている。
このようなデザイン重視へシフトした小型電気機器において、前説した小型電気機器のように動作終了後所定期間残容量表示を継続して行ったり、動作終了後短時間だけ残容量表示を停止し再び所定時間残容量表示をなす構成とした場合には、動作終了後も通常の残容量表示が継続されることとなり、小型電気機器が有する高いデザイン性を損なっているという課題を有する。利用者は使用していない状態のどこかに置かれている小型電気機器よりも、使用直後の小型電気機器に注意を置く。このように小型電気機器が注意が向けられている間に、小型電気機器は通常の残容量表示を行っている状態よりもデザイン性の高い状態となっていることが望まれる。
特に、液晶表示を備えた小型電気機器の場合においては残容量表示が数字、インジケータで示され、しかも、視認性の観点から液晶の配設位置は小型電気機器の中央部分となることが多く、パイロットランプで残容量表示を行う小型電気機器と比べ残容量表示が小型電気機器のデザイン性に与える影響が大きい。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、小型電気機器が動作時で残容量表示を行っている状態から動作終了して残容量表示する状態に移行した場合において、動作中の残容量表示に比べ小型電気機器のデザイン性を損なわない残容量表示を行う小型電気機器を提供することを目的とする。
(1) このように本発明に係る小型電気機器は、駆動源となる二次電池と、当該二次電池を駆動源として駆動電力が供給されるモータと、当該モータに対する駆動電力の供給のオンオフ切換のための操作手段と、前記二次電池の残容量を検出する残容量検出手段と、電圧印加状態により光の透過の有無を切り換える液晶パネルと、液晶パネルを背面から発光するバックライトとを備え、前記モータへの電力供給中は、残容量検出手段で検出した残容量に応じて液晶パネルへ電圧印加すると共にバックライトを発光して残容量表示を行い、前記モータへの電力供給が停止してから第1の設定時間経過した後にバックライトを消灯させ、さらに、第2の設定時間経過した後に液晶パネルへの電圧印加を停止するものである。
したがって、モータを駆動している場合には、液晶パネルの表示領域に残容量表示を行うと共にバックライトを発光させており、使用者が容易に残容量表示に気付くことができ、一方、モータが停止した場合には、始めに発光しているバックライトを消灯させて小型電気機器が本来有するデザイン性を復帰させ発揮させつつ、液晶パネルへの電圧印加は維持されよく見ると残容量表示を見ることができ、さらに時間を経過すると液晶パネルへの電圧印加を停止する。バックライトの発光に必要な消費電力に比べ、液晶に電圧印加して消費される電力はごく僅かであり、バックライトを消灯させて液晶パネルへの電圧印加を維持している状態は省電力で残容量表示をしていることになる。
(2) このように本発明に係る小型電気機器は必要に応じて、駆動源となる二次電池と、当該二次電池を駆動源として駆動電力が供給されるモータと、当該モータに対する駆動電力の供給のオンオフ切換のための操作手段と、前記二次電池の残容量を検出する残容量検出手段と、電圧印加状態により光の透過の有無を切り換える液晶パネルと、液晶パネルを背面から発光するバックライトとを備え、前記モータへの電力供給中は、残容量検出手段で検出した残容量に応じて液晶パネルへの電圧印加すると共にバックライトを発光して残容量表示を行い、前記モータへの電力供給が停止してから第3の設定時間だけ液晶パネルへの電圧印加を一時的に停止し、第3の設定時間経過後に液晶パネルへの電圧印加を再開し、電力供給停止から第3の設定時間以上の設定時間である第1の設定時間経過した後にバックライトを消灯させ、さらに、第2の設定時間経過した後に液晶パネルへの電圧印加を停止するものである。
したがって、(1)に加え、モータが駆動停止した場合には、まずもって、液晶パネルの電圧印加を第3の設定時間だけ停止して使用者にモータ音の消失以外にモータの停止を報知し、第3の設定時間経過後に液晶パネルの電圧印加を再開して使用者に使用後の残容量表示をし、第1の設定時間経過にバックライトを消灯させて小型電気機器のデザイン性を復帰させる共に残容量表示を継続的に行い、さらに、第2の設定時間経過後に液晶パネルへの電圧印加を停止する。
(3) このように本発明に係る小型電気機器は必要に応じて、前記液晶パネルのバックライト側に反射型偏光板を配設し、逆側に透過型偏光板を配設したものである。
したがって、液晶パネルのバックライト側に反射型偏光板を配設し、逆側に透過型偏光板を配設することで、透過型偏光板から入射してきた光が液晶のポジティブ部分の反射型偏光板で全反射され高い反射率を有してミラーを構成し、ネガティブ部分では高い反射率を有さずミラーを構成せず、液晶パネルに電圧印加をしない状態において液晶パネルの表示領域がミラーとして機能し高い装飾性を有し、このような高い装飾を有する液晶パネルがモータの駆動停止後、速やかにバックライトが消灯することで、液晶パネルによる高い装飾性を復帰させつつ、残容量表示も行うことができる。特に、液晶のネガティブによって文字、図形を表示する構成であれば、高い反射率を有する領域が殆どとなって、残容量表示していても装飾性を発揮する。
(4) このように本発明に係る小型電気機器は必要に応じて、前記液晶パネルの表示領域がグリップより上の中央部に位置するように液晶パネルを配設したものである。
したがって、グリップよりも上に液晶パネルの表示領域が位置しており、使用者がグリップを握った場合であっても、液晶パネルが使用者の手で被覆されることなく液晶パネルの表示を見ることができ、また、グリップ部分に比べ他の領域は使用者の手が接触されることなく液晶パネル、液晶パネルの保護パネルが汚れ難い。
(5) このように本発明に係る小型電気機器は必要に応じて、前記液晶パネルの表示領域を保護する保護窓が側面視において機器中心線に対して下向きに鋭角をなして配設され、前記モータの駆動により内刃を駆動するものである。
したがって、ヘッド部で剃られて下側に落下する毛くずが液晶パネルに付着、堆積し難くなり、毛くずによる液晶パネルの汚れによって液晶パネルの視認性が悪化することを防止することができる。また、ヘッド部が正面方向に傾動可能な場合においては、その可動領域に合わせて、本体部のヘッド部近傍前端部が延出形成されて庇を構成し、落下する毛くずが液晶パネルに付着、堆積することをさらに防止することができる。なお、ヘッド部が傾動可能な構成でない場合でも庇を設けることが毛くずの落下防止の観点から望ましい。
ここで、保護窓は、液晶を保護するためにプラスチック等の合成樹脂、ガラス等を所定形状に成形したものである。風防窓と呼ばれることもある。
(6) このように本発明に係る電気かみそりは、駆動源となる二次電池と、当該二次電池を駆動源として駆動電力が供給され、内刃を駆動するモータと、当該モータに対する駆動電力の供給のオンオフ切換のための操作手段と、電圧印加状態により光の透過の有無を切り換える液晶パネルと、液晶パネルを背面から発光するバックライトとを備え、前記液晶パネルの表示領域を保護する保護窓が側面視において機器中心線に対して下向きに鋭角をなして配設されるものである。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、下記の実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。また、実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
実施形態では、マイコンと回路の一例について説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、回路の一部をマイコン上でソフトウェア化したり、マイコン上のモジュールを回路上でハードウェア化しても実施できる。すなわち、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。
以下、本発明に係る小型電気機器が具体的に電気かみそりである場合について説明するが、二次電池を有して残容量表示を行う必要があり、駆動源からの供給で駆動部分が動作する電動歯ブラシ、爪磨き、美顔器等の小型電気機器に本発明を適用することができることは勿論である。
(本発明の第1の実施形態)
図1は本実施形態に係る電気かみそりの外観六面図及びA−A矢視断面図であり、図2は本実施形態に係る電気かみそりの斜視分解図である。図3は本実施形態に係る電気かみそりの液晶表示部関連部品の斜視分解図である。
本実施形態に係る電気かみそりは、この図1及び図2に示すように、横軸まわりに駆動可能なシリンダー型の内刃4a、4cと、この内刃4a、4cに外接する網目状の外刃4b、4dと、内刃4a、4cを減速伝動機構を介して駆動するモータ5とを収納するかみそりヘッド2を本体ケース1の上端に配設し、各種操作スイッチ52、53を本体ケース1の正面に配設し、モータ5等の電気駆動部品に電流供給を行う二次電池3を本体ケース1内に設けた構成である。
本体ケース1は、前面側に位置するフロント内装体1cと背面側に位置するリア内装体1dを螺接し、螺接したフロント内装体1cに複数形成されたに嵌合溝とフロント外装体1bの複数嵌合爪とでフロント内装体1cにフロント外装体1bを嵌合し、嵌合したフロント外装体1bに複数形成された嵌合溝とフロントカバー1aの複数嵌合爪とでフロント外装体1bにフロントカバー1aを嵌合し、リア内装体1dに複数形成された嵌合溝とリア外装体1eの複数嵌合爪とでリア内装体1dにリア外装体1eを嵌合し、嵌合したリア外装体1eに複数形成された嵌合溝とリアカバー1fの複数嵌合爪とでリア外装体1eにリアカバー1fを嵌合し、前記フロント内装体1cとリア内装体1dとの螺接で内部に形成された空間に、回路基板51、二次電池3を収納した構成である。液晶表示部10配設部分から上端に掛けて上端方向に行くほど迫り出すように湾曲させてフロントカバー1aを形成し、このフロントカバー1aの迫り出した上端部が庇1gを形成している。
本体ケース1は、上側拡幅の筒形状であり、正面中心線上に上から液晶表示部10、操作スイッチ52、53を配置し、この操作スイッチ52、53の背面にはマイコン50等を実装した回路基板51が配設されている。操作スイッチ52、53は、電源のオン/オフを行う電源スイッチ52と、複数ある駆動モードを変更するセレクトボタン53とがある。液晶表示部10は二次電池3の容量を段階的に数字で示し、所定以下の電池容量となった場合には充電が必要であることを示すプラグマークを点滅で示し、駆動モードの種別も文字で示す。本体ケース1の背面に、使用者が上下にスライド可能なキワゾリつまみ8bと、このキワゾリつまみと連動して本体ケースで枢支されているキワゾリ起動部8aが起き上がって本体上方を向くキワゾリ刃とを有している。本体ケース1の下端に、充電アダプタ(ACアダプタ)31のプラグを差し込んだり外したりすることができるジャック7を配設している。
前記かみそりヘッド2は、前後に配設された2組の外刃4b、4d及び内刃4a、4cと、この内刃4a、4cに駆動用電動源となるモータ5と、かみそりヘッド2の構成要素が配設されたヘッドフレームとからなる。このヘッドフレームの上部に内刃4a、4cが支持され、下部にハウジングされたモータ5が配設されている。また、ヘッドフレームは外刃4b、4dが保形配設されている外刃ホルダー6を脱着可能としている。ここで、外刃ホルダー6は、前外刃4bと後外刃4dとの間に平行に、センター刃を配設することもできる。センター刃も、固定外刃と可動内刃とがあり、固定外刃が外刃ホルダー6に固定して配設されている。センター刃の使用用途とは、主に長毛やくせ毛の切断であり、前記外刃と比べると固定外刃の方がかかる毛を捉え易くすべく、表面に多数形成された孔が長く形成されている。
内刃4a、4cは、円柱に複数の金属刃を円柱面に沿ってスパイラル状に形成してなるものである。内刃4a、4cの長手方向の中央部分には軸が形成され、両端には内刃ギアが配設されている。前内刃の内刃ギアと後内刃の内刃ギアが掛合している終端ギアと同軸に配設されている従動プーリーが無端ベルトを介して原動プーリーから回転を受け、内刃ギアが回動して内刃が回動する。そうすることで、所謂ロータリ式の電気かみそりを構成している。ここで、原動プーリーは、モータ60の出力軸から直接回転を受けるのではなく、複数のギアからなる減速伝動機構を介して回転を受ける。
また、モータ5の出力軸の回転を、ギアを介して往復運動に変え、かかる往復運動により前記キワゾリ刃を駆動している(センター刃がある場合にはセンター刃も駆動)。なお、本実施形態ではロータリー式電気かみそりについて説明するが、特に、液晶パネル11、バックライト である発光ダイオード55a、55b、55cの制御に関して本発明は特徴があり、往復式電気かみそり等の他の種類の電気かみそりに対しても本発明を適用することができる。
回路基板51に実装されている制御部(マイコンと回路により構成)は、各種入力スイッチからの入力を受け、モータ5、液晶表示部10への電圧印加を制御する。この回路基板51は二次電池3の前面に位置し、制御電流の供給源としての二次電池3から電流供給を受ける。制御部は、使用者のセレクトボタン53の押下によってモータ5の制御を変え、ノーマルモード、ターボモード、ソフトモードの3つのモードを実現している。ノーマルモードは、通常の回転数を維持して動作するモードある。ターボモードは、ノーマルモードの回転数よりも高い回転数を維持して動作するモードである。ソフトモードは、ノーマルモードの回転数よりも低い回転数を維持して動作するモードである。制御部は現在どのモードにあるかを記録し、次回起動時には前回終了時のモードから開始される。前記セレクトボタン53の押下の度に、ノーマルモード、ターボモード、ソフトモードと繰り返してモード変移する。
充電アダプタ31は、電源プラグから入力された100[V]の商用交流電圧を、トランス、整流回路及びコンデンサからなる定電圧回路により充電電池の標準端子電圧より高い所定直流電圧に変圧、整流及び平滑している。例えば、充電電池の標準端子電圧を2.4[V]とすると、充電アダプタ31が供給する直流電圧は3.0[V]とすることができる。
図4は本実施形態に係る電気かみそりのブロック構成図である。制御部は、図4に示すように、マイコン50を中心に、マイコン50からの制御信号によりモータ5に電圧を供給するか否かを切り替えるスイッチ54と、二次電池3から供給される直流電圧を検出する電池電圧検出回路20と、二次電池3の充電状態により充電アダプタ31からの電流供給を制御する充電制御回路30からなる。
マイコン(マイクロコンピュータ)50は、主な構成として、入力装置(回路)や記憶装置からのデータを演算・加工するCPU(Central Processing Unit)と、データやプログラムを記憶する装置メモリ(ROM、RAM)と、データの入出力を行うI/Oポートとからなる。この他、アナログ信号をマイコン50上で演算可能となるようにデジタル信号にするA/D変換器、A/D変換器とは逆にデジタル信号をアナログ信号にするD/A変換器がある。このA/D変換器を備えることで、アナログ信号の入力ポートに入力される基準電圧等の電圧値をデジタル値に変換することができる。なお、A/D変換器及びD/A変換器は、マイコン50の構成要素でない場合もあり、A/D変換回路及びD/A変換回路として回路基板に実装する構成にすることもできる。
電池電圧検出回路20は、例えば、二次電池3とスイッチ54との間に結線された線路と接続する抵抗を配置し、かかる抵抗で電圧降下させてマイコン50の入力ポートに接続して検知電圧を入力している。電池の端子電圧が検出できれば、他の回路構成でもよいし、他の位置に配置してもよい。
マイコン50は、電池電圧検出回路20で出力された検知電圧を、複数の基準電圧と比較し、電池の残容量の程度を検出する。例えば、第1の基準電圧より高ければ第1段階の充電状態であるとし、第1の基準電圧より低く、第1の基準電圧より電圧が低い第2の基準電圧より高ければ第2段階の充電状態であるとし、第2の基準電圧より低ければ第3段階の充電状態であるとする。本実施形態では液晶パネル11にてより小さい刻みで残容量表示を行うため、この基準電圧と電池電圧の比較による残容量検出と、後記するタイマーを利用した残容量検出とを合わせて用いる。
充電制御回路30は、マイコン50からの電池の残容量に対応する出力に応じて充電アダプタ31からの電流を供給するか否かを切り替える。前記例で言えば、第1段階の充電状態である場合には充電アダプタ31から電流を供給せず、他の充電状態である場合には充電アダプタ31から電流を供給する。
モータ5は、DCモータであり、電圧の大きさにより回転速度が決まり、電流の大きさによりトルクが決まる。モータ5は無負荷のときに最高の回転数となり、負荷が加わると回転数が低下する。モータ5に印加する電圧を高くすると比例的に回転数は増大し、モータ5に印加する電圧を低くすると回転数は減少する。また、モータ5に供給される電流は負荷トルクに略比例し、最大トルクのときに最大電流が流れる。
電気かみそりで使用するモータ5の駆動電圧、使用電流は、例えば、5.0[V]のモータで0.1ないし0.4[A]、3.6[V]のモータで0.7ないし0.8[A]、2.4[V]のモータで1.2ないし1.4[A]、1.2[V]のモータで1.5ないし1.8[A]となる。
モータ5を制御する場合には、モータ5に印加する電圧を変更することで実現することができる。モータ5に印加する電圧を変更するためには、複数の抵抗、スイッチ素子を用いた回路、複数のダイオード、スイッチ素子を用いた回路、可変抵抗を用いた回路等により実装することができる。しかしながら、これらの回路はモータ5以外の抵抗等の素子での損失が大きく効率が悪いため、本実施形態では、パルス幅変調を用いてパルス幅のデューティ・サイクルを変化させることで平均電圧を変更させる方法を適用する。図5(a)はパルスのオフ期間を設けず定常的に電圧を印加した場合を示し、平均電圧が最も高くなり高い回転数でモータ5を駆動することができる。図5(b)はパルスのオフ期間を設けて電圧を印加した場合を示し、図5(a)の場合と比べると平均電圧が小さくなり標準の回転数でモータ5を駆動することができる。図5(c)はパルスのオフ期間を図5(b)よりも長く設けて電圧を印加した場合を示し、図5(b)の場合と比べると平均電圧が小さくなり低い回転数でモータ5を駆動することができる。パルス幅変調は、パルス幅変調回路を用いて実装することができる他、前記マイコン50を用いても実装でき、本実施形態では後者で実装する。すなわち、マイコン50側で提供されているパルス幅変調の機能を用いる。
[残容量表示] 図6は本実施形態に係る液晶パネルの断面図である。ただし、ここでの断面図では各構成要素を示すためのものであり、各構成要素の厚さは実際の比率となっていない。液晶パネル11は順に、第1の偏光板11a、ガラス基板11b、透明導電膜11c(画素電極)、配向膜11d、液晶11e、配向膜11f、透明導電膜11g(対向電極)、ガラス基板11h、第2の偏光板11iから構成される。液晶11eは対向している透明導電膜11c、11gの電圧印加の有無により分子配列の並び方が変わる。配向膜11d、11fは液晶分子を所定方向に配列する膜であり、例えば、ポリイミド樹脂などからなる。偏光板11a、11iは所定方向のみに光を通過させる。この他、液晶11eは直接発光しないので、バックライトを必要とする。本実施形態ではバックライトとして発光ダイオード55a、55b、55cを3つ用いる。液晶パネル11を液晶嵌合部材12と保護窓13で嵌合した液晶表示部10(図3参照)の液晶表示領域で、残容量を示す数字、パーセント、プラグマークをセグメント方式で表示し、モード状態を示す「TURBO」及び「SOFT」、充電中を示す「CHARGE」をドットマトリクス方式で表示する。
図7は本実施形態に係る電気かみそりの液晶パネルの表示の一例である。本実施形態では、駆動時の残容量表示として、パーセント表示を100[%]から10[%]刻みで10[%]まで行う(図7(a)の矢印に従った表示)。ニッケル水素電池の二次電池3は、端子電圧が充電時間の経過と共に大きくなっていき、満充電となった充電時間を境に端子電圧は低下するという性質があるため、この端子電圧の降下を検出することで、二次電池3の満充電を判断することができる。満充電からマイコン50はタイマーを用いて使用時間を計測する。そして、使用時間が各閾値を超えた段階で、その閾値に対応する残容量であると判断する構成である。ここで、使用時間に基づき残容量を判断しているだけでなく、前記第1の基準電圧及び第2の基準電圧と検知電圧を検出し、実際の端子電圧に基づき残容量を判断している。例えば、40[%]の残容量から30[%]の残容量に移行する場合には、使用時間が条件を満たすだけでなく、端子電圧が第1の基準電圧より低いという条件を必要としている。さらに、20[%]の残容量から10[%]の残容量に移行する場合にも、使用時間が条件を満たすだけでなく、端子電圧が第2の基準電圧より低いという条件が必要としている。さらに、使用時間に基づく残容量の判断よりも、端子電圧に基づく残容量の判断を優先している。すなわち、端子電圧が第1の基準電圧を下回っている場合に、使用時間に基づけば80[%]の残容量と判断される場合には、段階的に残容量表示を行って30[%]の残容量表示を行う。80[%]の残容量表示から30[%]の残容量表示へ一気に移行するのではなく、70[%]、60[%]、50[%]、40[%]の残容量表示を通常であれば10[分]経過毎に変移するところを例えば1[分]ずつ変移して表示する。各パーセント表示においては、各表示期間中(例えば10[分])液晶パネル11の電圧印加を継続してもよいが、表示期間中の所定期間のみ液晶パネル11の電圧印加を行い、その後は次のパーセント表示まで液晶パネル11の電圧印加を行わない構成にすることもできる。
使用時間に基づく残容量の判断及び端子電圧に基づく残容量の判断は、モータ5の駆動中に、所定時間毎に行われている(図8参照)。ただし、本実施形態においては、端子電圧に基づく残容量の判断は、使用時間に基づく残容量の判断の補助的な役割を担っているため、端子電圧に基づく残容量の判断のみで構成される電気かみそりと比べて、端子電圧に基づく残容量の判断を実施する周期は長くとって構成することができる。また、このような構成にした場合に、使用時間に基づく残容量の判断で、端子電圧に基づく残容量の判断を必要とする残容量となった場合には、他の残容量時の端子電圧に基づく残容量の判断を実施する周期に比べ、端子電圧に基づく残容量の判断を実施する周期を短く構成することもできる。さらには、他の残容量時には、端子電圧に基づく残容量の判断をまったく実施しない構成にすることもできる。なお、図8においては、使用時間に基づく残容量の判断及び端子電圧に基づく残容量の判断が同時になされているが、非同期でそれぞれ残容量の判断を行ってもよい。
また、モータ5の駆動停止後残容量表示を行う場合の残容量は、使用時間に基づく残容量の判断及び端子電圧に基づく残容量の判断によりモータ5の駆動停止前の直近に求められた残容量を用いて、モータ5の駆動停止後も残容量表示を実施する。すなわち、図8においては、時刻tnで求めた残容量によりモータ5の駆動停止後も残容量表示を実施する。
残容量表示はモータ5の駆動時だけでなく、電源プラグから商用交流電圧が印加されて充電状態となった場合にも行う。残容量表示が最小の10[%]を示している場合に充電状態に移行したときは、駆動時の残容量表示とは逆に、充電時の残容量表示は10[%]から10[%]刻みで100[%]まで残容量表示を行う(図7(a)の矢印を逆に辿った表示)。充電時はマイコン50はタイマーを用いて充電時間を計測している。そして、充電時間が各閾値を超えた段階で、その閾値に対応する残容量であると判断する構成である。この充電時間に基づく残容量の判断だけでなく、並行して前説した二次電池3の満充電の判断方法を用いている。そして、満充電の判断方法を優先して残容量の判断を行っている。例えば、充電時間に基づいて残容量を判断した場合に80[%]であっても、満充電の判断方法で満充電であると判断された場合には100[%]としている。使用時の残容量表示と同様に、80[%]から一気に100[%]への表示になるのではなく、90[%]を経て100[%]の表示となる。各パーセント表示においては、液晶パネル11の電圧印加を継続してもよいが、断続的に液晶パネル11に電圧印加して点滅表示して駆動時の残容量表示と区別して表示することもできる。満充電となって充電完了後から所定時間(例えば10分)経過した後に、発光ダイオード55a、55b、55cを消灯させる。プラグマークは充電アダプタ31を要充電の場合に点滅し、充電アダプタ31がジャック7に差し込まれている場合に点灯するように液晶パネル11に電圧印加している。発光ダイオード55cはプラグマークが点滅、点灯している場合に発光する。
図8は本実施形態に係る電気かみそりの表示制御のタイミングチャートである。駆動時の残容量表示の場合には、モータ5への駆動電流を流している間は、透明導電膜11c、11gに対して電圧を印加して液晶11eを配向させ、残容量を数字で示すと共に、バックライトである発光ダイオード55a、55bを発光させる。そうすることで、モータ5の駆動時には容易に液晶パネル11を見ることができる。発光ダイオード55a、55bは液晶パネル11の表示領域のうち数字を示す領域の背面に位置し、発光ダイオード55cは要充電サインの領域の背面に位置する。充電が必要ない場合には要充電サインの透明導電膜11c、11gに対して電圧が印加されることがないので、発光ダイオード55cも発光させない。モータ5への駆動電圧を停止した場合には、数字による残容量表示に係る透明導電膜11c、11gに対して第3の設定時間(例えば、0.2[秒])電圧印加を停止し、再び停止した透明導電膜11c、11gに対して電圧を印加する。このとき、発光ダイオード55a、55bの発光は維持する。駆動停止時間から第1の設定時間(例えば、2[秒])経過した後に発光ダイオード55a、55bの発光のみを停止し、数字による残容量表示に係る透明導電膜11c、11gに対しては第1の設定時間経過後も電圧を印加し続け、第2の設定時間が経過した後に数字による残容量表示に係る透明導電膜11c、11gの電圧印加を停止する。そうすることで、数字の残容量表示の前記短時間(第3の設定時間)の電圧印加の停止により利用者はとりあえずモータ5が停止したことをモータ5のモータ音以外で気付くことができる。次に、数字の残容量表示が復帰した後に、発光ダイオード55a、55bの発光を停止することで、電気かみそりが本来有する高いデザイン性を損なうことなく、視認性は落ちるものの数字の残容量表示を行うことができる。従来においてはバックライトである発光ダイオードの発光により液晶パネル11の表示領域に描画されている数字による残容量表示が弊害となって電気かみそりの有するデザインを損なっていた。モータ5の駆動時には使用者は電気かみそりに注意が向くことは少ないが、駆動停止直後は電気かみそりに注意が注がれるため、駆動停止直後の電気かみそりが本来有する高いデザイン性をできるだけ保持することが望ましく、本発明の液晶表示制御により実現することができる。
駆動時の残容量表示、充電時の残容量表示を問わず、残容量表示が10[%]を示している場合には、充電アダプタ31の接続を催促するプラグマークが液晶パネル11の表示領域に点滅表示される。要充電を示す「CHARGE」の文字は数字による残容量表示である「10%」表示に追随して表示がなされる。
[金属状の表示] 前記液晶パネルの構成において配向膜11d、11fを有し、背面から入射する光が液晶を介して90°ツイストするTN型の液晶パネルを構成している。第1の偏光板11aは透過型偏光板であり、第2の偏光板11iは反射型偏光板である。第1の偏光板11aと第2の偏光板11iとが透過軸を平行にして配設されており、透明導電膜11c、11gに対して電圧を印加しない場合においては、第1の偏光板11aを透過した入射光が90°ツイストされ、第2の偏光板11iに入射する光の偏光方向が透過軸に直交する方向となり、第2の偏光板11iの反射型偏光板によって全反射され、金属状の表示をなすようになる。
このような金属状の表示をなしている場合に発光ダイオード55a、55b、55cが発光すると、その金属状の表示がバックライトの輝度により弱められ、金属状の表示として装飾効果を著しく弱めることなる共に、使用者がミラーとして使用することも困難となる。
しかしながら、本実施形態では、駆動停止直後の早い段階で発光ダイオード55a、55bを消灯させているので、使用直後の装飾効果を高め、ミラーとして使用も可能となっている。
[回路構成] 本実施形態で使用する回路図は図9に示す通りであり、次に説明する。なお、充電及び残容量表示に係る回路について後記する。
モータ5は、ダーリントン接続したトランジスタ54aのコレクタに接続している。このダーリントン接続したトランジスタ54bのベースにトランジスタ54cのコレクタが接続している。このトランジスタ54cのベースがマイコン50の出力ポートと接続している。マイコン50は、電源スイッチ52が押下されてオンされると、かかる出力ポートにオン信号を出力し、このオン信号によりトランジスタ54cがオン状態となる。このトランジスタ54cがオン状態となることで、ダーリントン回路のトランジスタ54a、54bもオン状態となる。ダーリントン回路のトランジスタ54bのベースはトランジスタ54dのコレクタとも接続し、このトランジスタ54dのベースはマイコン50の出力ポートと接続している。したがって、マイコン50の出力ポートに対するON信号の出力によりトランジスタ54dがスイッチングを繰り返す。そうすることで、モータ5に印加される電圧がパルス状となり、パルス幅のデューティ比を変えてデューティ・サイクルパルス幅変調を実現している。
二次電池3からの供給電圧は、マイコン50との間に設けられる発光ダイオード55a、55b、55cにも供給されている。したがって、マイコン50側の制御により発光ダイオード55a、55b、55cが点灯可能な状態となっている。
マイコン50はセレクトボタン53の押下毎にモードが現在どの状態にあるかを判断し、モードに合致した「TURBO」及び「SOFT」を液晶表示領域に点灯させる。ノーマルモードの場合には表示しない。
本実施形態では、ターボモードとしての高速回転(例えば4500[rpm])と、ノーマルモードとしての中速回転(例えば4300[rpm])と、ソフトモードとして低速回転(4100[rpm])とがある。前説したようにパルス幅変調により平均電圧を調整してマイコン50がモータ5を駆動制御する。
[充電] 二次電池3はニッケル水素電池であり、本体ケース1に縦並びに2本内部に備え付けている。2本の二次電池3は電池端子(図示しない)より直列接続となっている。ニッケル水素電池の二次電池3は、図10(a)に示すように、端子電圧が充電時間の経過と共に大きくなっていき、満充電となった充電時間を境に端子電圧は低下する。この二次電池3の端子電圧が低下する時点を検出し、充電制御部30が充電アダプタ31からの電流供給を停止する構成にする。
図4で示した充電アダプタ31と充電制御部30の回路図は、図11に示すようになる。充電アダプタ31が、トランジスタ32、ダイオード33及びヒューズ34を介して二次電池3と接続する。トランジスタ32のベースにはトランジスタ35のコレクタが接続し、このトランジスタ35のベースと充電アダプタ31とが接続しており、充電アダプタ31からの電流が供給されることでトランジスタ35がオンとなって、さらに、トランジスタ32がオンとなり二次電池3へ直流電流が供給されるようにスイッチングがなされる。トランジスタ35のベースにはトランジスタ36のコレクタも接続しており、このトランジスタ36にはマイコン50からのスイッチング信号がベースに入力可能となっている。マイコン50が必要に応じて、トランジスタ36のベースにスイッチング信号を出力することで、トランジスタ36がオンになりトランジスタ35のベースの電圧が降下しオフとなる。このトランジスタ35がオフとなることで、トランジスタ32もオフとなり、二次電池3への電流が供給されなくなる。
マイコン50はスイッチングに合わせて、液晶パネル11の透明導電膜11c、11gに電圧を印加し、充電アダプタ31の挿し込みを検出してプラグマークを液晶パネル11の表示領域に表示する。また、充電アダプタ31が外されることを検出してプラグマークを液晶パネル11の表示領域から表示をなくす。
前記二次電池3の端子電圧がピーク値より低下するポイントを検出するために、回路図に示す通り、二次電池3の端子電圧を抵抗37a、37bで分圧したものをマイコン50のI/Oポートに入力している。マイコン50は、I/Oポートからのアナログ信号をA/D変換してディジタル値にし数値化することで、ピーク値を検出しさらにピーク値より所定分変化した時点で、トランジスタ36のベースにスイッチング信号を出力して二次電池3への電流供給を停止させる。
[残容量表示] 残容量表示を行うための具体的な回路例を図12に示す。この回路図では、二次電池3の端子電圧と同電位の線路上と抵抗101a、101bを結線し、抵抗101a、101bで分圧してマイコン50に電池電圧の検知電圧Veを入力している。また、DC−DCコンバータ等の昇圧回路を経て二次電池3の端子電圧を昇圧した電圧と同電位の線路上と抵抗102a、102bを結線し、抵抗102a、102bで複数分圧してマイコン50に複数の比較電圧V1、V2を入力している。マイコン50はこれらの検知電圧Veと比較電圧V1、V2を比較することで、実質的に電池電圧である検知電圧Veと図10(b)に示したV1、V2の比較電圧を比較することができ、基準電圧と電池電圧の比較による残容量検出とタイマーを利用した残容量検出とを合わせて液晶の必要端子に導通して利用者に残容量を報知している。
[モード] 前記したように、本実施形態の電気かみそりは、ノーマルモード、ターボモード、ソフトモードの3つのモードを有している(図13(b)参照)。これらの駆動時のモードの以外に、図13(a)に示すように、電気かみそりのモードとして、二次電池3からの供給電流で駆動しているDCモード、充電アダプタ31からの供給電流で駆動しているACモード、駆動していない待機モード、充電アダプタ31からの供給電流で二次電池3が充電中である充電モード、駆動や表示をテストするデモモードからなる。
待機モードである場合に、電源スイッチ52を押下してオンとすることで、DCモードに変移する。逆に、DCモードにある場合に、電源スイッチ52を押下してオフとすることで、待機モードに変移する。待機モードにある場合に、充電アダプタ31を接続することで電流の供給を受け充電モードに変移する。逆に、充電モードにある場合に、充電アダプタ31を取り外すことで電流の供給がなくなり待機モードに変移する。この充電モードにある場合に、電源スイッチ52を押下してオンとすることで、充電アダプタ31からの電流で駆動するACモードに変移する。逆に、ACモードにある場合に、電源スイッチ52を押下してオフとすることで、充電アダプタ31から二次電池3が電流供給を受ける充電モードに変移する。このACモードにある場合に、充電アダプタ31を取り外すことで、電流供給源が二次電池3に代わりDCモードに変移する。逆に、DCモードにある場合に、充電アダプタ31を接続することで、電流供給源が充電アダプタ31に変わりACモードに変移する。
また、DCモードにある場合に、電源スイッチ81を長押しすることで、デモモードに変移する。デモモードにある場合に、充電アダプタ31を接続することで、充電モードに変移する。
このように本実施形態に係る電気かみそりによれば、使用者が電源スイッチを押下してモータ5が駆動した場合、この駆動に合わせて液晶パネル11の必要端子に電圧を印加して液晶を二次電池3の残容量表示を発光ダイオード55a、55bの発光させて顕示し、一方で、モータ5が駆動停止した場合、この駆動停止に合わせて液晶パネル11の必要端子への電圧印加を短時間のみ止め再び電圧印加を開始すると共に、暫くして発光ダイオード55a、55bを速やかに消灯させ、最終的に液晶パネル11の必要端子への電圧印加を完全に停止するので、使用中には液晶による残容量表示が通常通りなされ、使用直後にあっては液晶による残容量表示が一時的に停止して使用者にモータ停止を報知し、直ぐに液晶による残容量表示が復帰し、その後発光ダイオード55a、55bが消灯し残容量表示が弱まって表示され、電気かみそりの高いデザイン性を発揮すると共にミラーとしての使用も可能となり、同時によく見ると残容量表示を視認することができる。
透明導電膜に電圧をかけない場合に光を透過状態にするノーマリーホワイトモードであっても、透明導電膜に電圧をかけた場合に光を透過状態にするノーマリーブラックモードのどちらであってもよい。
[保護窓の下向き傾斜] 電気かみそりの側面図である図1(a)を拡大した図が図14(a)である。この図14(a)において、点線で示すように、電気かみそり本体部の機軸に対して本体上部にて前傾姿勢となるように保護窓(透明の液晶保護パネル)13が配設されているので、前に配置された内刃4a、外刃4bからなるカット部から降りそそぐ髭クズが保護窓13表面に付着、堆積しにくく、保護窓13が汚れることで液晶表示の視認性が悪化することを防止することができる。ここで、液晶パネルは保護窓13と平行に配設される。保護窓13が有しない構成で、液晶パネルが剥き出し状態となっている場合においても、保護窓13と同様に本体部の機軸に対して本体上部にて前傾姿勢となることで、同様の効果を発揮することができる。
また、図14においては、庇1g(ひさし)が本体上端部前側に形成されているので、より一層保護窓13の表面に髭クズが降りそそぐことを防止することができる。図14(b)ないし(d)に示すように、電気かみそりがどのような状態にあっても、髭クズの落下を防止することができる。この庇1gはかみそりヘッド2が前方に傾動可能な構成に伴い、本体ケース1の上端前方もかみそりヘッド2の可動領域に合わせて前方に延出形成となっているが、この構成を積極的に活用することで庇1gを構成することができる。したがって、かみそりヘッド2が可動しない電気かみそりにおいても庇1gを形成することで、同様に髭クズの液晶パネル11への落下を防止することができる。
さらにまた、前記本実施形態においては、液晶パネル11の背面に反射型偏光板を貼設し、液晶パネル11の前面に透過型偏光板を貼設し、電圧を印加しない場合には入射光が反射型偏光板により全反射されて鏡面として用いることができ、この鏡面も下向きに傾斜して配設されるので、図15に示すように、使用者が電気かみそりと対面した場合においては使用者の対面位置の顔の部位より下の部位を見ることができ、顔の前面の剃り残しを楽に確認することができる。下向きに傾斜して配設されていない場合には、電気かみそり全体を下側に傾けて顔の前面の剃り残しを確認する必要がある。特に、鏡のような高い反射率を有している場合には液晶パネルを近づけなくとも剃り残しを確認することはできるが、反射率の高くない場合には剃り残しを確認する場合には電気かみそりを近づけて確認する必要があり、このように近づけた状態で電気かみそりを下側に傾けて使用するには限界がある。したがって、反射率が鏡のように高くない場合には、液晶パネル11を下向きに傾斜させて構成することが有効である。
[グリップ及び液晶表示部の位置] 前記図1(c)に示すように、電気かみそりの本体部は正面視で下側3/5が略同一幅で構成され、上側2/5が上に向かって拡幅して形成され、本体部上側には液晶表示部が配設され、本体部下側には電源スイッチ52、セレクトボタン53が配設され、本体部下側が細身に形成されており使用者が自然に握った場合に、図16(a)に示すように、通常であれば手は本体部下側を覆い、本体部上側は手で覆われない。このように握った場合でも、操作手段である電源スイッチ52、セレクトボタン53も本体部下側に配設され、使用を阻害することはない。このような本体部下側が細身で握りやすく、液晶表示部が配設されている本体部上側が拡幅している構成によれば、使用者の手で液晶表示領域が覆われることなく使用者が手を避けるように持たなくとも自然な握りで液晶表示を見ることができると共に、風防部13に通常であれば指を置くこともないので手の油が風防部13に付着して液晶表示が見えづらくなることも少ない。
(その他の実施形態)
[残容量に応じたLEDの発光時間の長時間化] 前記第1の実施形態に係る電気かみそりにおいては、二次電池3の残容量に関係なく駆動停止後の発光ダイオード55a、55bの発光時間は一定時間であったが、残容量に応じて発光ダイオード55a、55bの発光時間を可変にすることもでき、残容量が少なくなるに従い発光ダイオード55a、55bの発光時間を長くすることで使用者に対して残容量が少ないことを気付かせることができる。特に、本実施形態では液晶表示部10の表示領域をミラーとして使用することができるが、発光ダイオード55a、55bの発光している場合にはミラーの反射性が低下するため、使用者は発光時間の長時間に敏感に気が付く。
ここで、残容量に応じて発光ダイオード55a、55bの発光時間を可変にするとしたが、所定閾値以下の残容量となった場合(例えば、要充電となった場合)にだけ駆動停止後の発光ダイオードの発光時間を長くする構成にすることもでき、所定閾値以下の残容量になったことを確実に使用者に報知することができる。
[所定閾値以下の残容量となった場合のLEDの点滅表示] 前記第1の実施形態に係る電気かみそりにおいては、二次電池3の残容量が何[%]になろうとも発光の有無のみの制御のみ行なっていたが、所定閾値以下の残容量となった場合(例えば、要充電となった場合)にだけ駆動停止後の発光ダイオード55a、55bの発光を点滅表示する構成にすることもでき、所定閾値以下の残容量になったことを確実に使用者に報知することができる。特に、本実施形態では液晶表示部10をミラーとして使用することができるが、発光ダイオード55a、55bの発光している場合にはミラーの反射性が低下するため、使用者は点滅表示に敏感に気が付く。
また、残容量に応じて発光ダイオード55a、55bの点滅周期を可変にすることもでき、残容量が少なくなるに従い発光ダイオード55a、55bの点滅周期を短くすることで使用者に対して残容量が少ないことを確実に気付かせることができる。
[所定閾値以下の残容量となった場合の液晶の反転表示] 前記第1の実施形態に係る電気かみそりにおいては、液晶表示においては、数字による残容量表示、文字による要充電表示を行っていたが、電気かみそりの液晶パネル11の表示領域は大きく形成しようとも小型電気機器である電気かみそりの大きさに起因して限界があり、その液晶パネル11の表示領域大きさにより報知が十分に使用者に伝わらない場合もある。特に、本実施形態のように、全ての表示領域をドットマトリクス表示ではなく、部分的にセグメント方式を採用している場合には、ドットマトリクス表示で大きな表示をなすこともできない。このような電気かみそり等の小型電気機器の場合においては、所定閾値以下の残容量となったことを報知するために、現在の液晶の表示から所定閾値以下の残容量の状態に移行した場合に液晶の反転表示をすることで、確実に使用者に報知することができる。特に、本実施形態では液晶表示部10をミラーとして使用することができるが、LEDの発光している場合にはミラーの反射性が変化するため、使用者は液晶の反転表示に敏感に気が付く。さらに、ネガティブに文字、図形を表示した場合には、その文字、図形以外の領域はミラーと使用することが可能となるが、反転表示することで表示領域の殆どがミラーとして使用することができなくなるため、使用者は液晶の反転表示に特に気が付きやすい。
[残容量に応じたインジケータ表示] 前記第1の実施形態に係る電気かみそりにおいては、前記液晶表示部10の表示領域で数字、図形を表示させたが、残容量表示としてインジケータとして用いることができ、残容量表示をポジティブで表示するとき、表示領域をミラーとして使用する場合には残容量が満充電である場合には全ての領域がミラーとして使用することができ(図16(b)参照)、逆に、残容量が要充電に近くなってきた場合には殆どの領域がミラーとして使用することができなくなり(図16(e)参照)、使用者は強く残容量に気付くことができる。電気かみそりで液晶表示部10として確保することができる領域は限られてくるため、このようなインジケータとして表示は使用者が気付き易い。
[残使用可能時間表示] 前記第1の実施形態に係る電気かみそりにおいては、使用時間に基づく残容量の判断及び端子電圧に基づく残容量の判断に基づき求めた残容量を液晶パネル11に表示する構成とし、ここでの残容量は例えば二次電池3の実総容量[Ah(アンペアアワー)]における二次電池3の実残容量[Ah(アンペアアワー)]の割合が一例となるが、電気かみそりを途中充電することなく使用可能な残り時間を示す残使用可能時間を残容量表示として液晶パネル11で表示することもできる。残使用可能時間自体は、例えば、予め電気かみそりに配設する二次電池3の実総容量から総使用時間を求めておき、求めた総使用時間から満充電時からの使用時間を減算することで求めることができる。
電気かみそりにおいて二次電池3は残容量が完全になくなった状態で充電するとは限らず、残容量が半分残っている場合でも充電されることもある。また、二次電池3は経年変化し、十分に充電した場合でも、電気かみそり購入当初の実総容量まで回復することができない場合もある。そうすること、前記求め方で残使用可能時間を求める場合には誤差が生じることがあるが、前記第1の実施形態と同様に、端子電圧に基づく残容量の判断を所定周期で実施し、かかる判断を優先させて残容量表示することが望ましい。この場合において、基準電圧を検知電圧が下回った場合の使用時間を予め決定する。具体的には、一例として、第1の基準電圧を検知電圧が下回った場合には残使用可能時間を20[分]とし、第2の基準電圧を検知電圧が下回った場合には残使用可能時間を5[分]とすることができる。
さらには、使用時間があまりにも短い状態で、端子電圧に基づく残容量の判断が優先されて残容量が表示される場合に、二次電池3が経年変化で確保できる総容量が大幅に減少したことが類推されるので、このような場合には二次電池交換を促す表示を液晶パネル11に描画することが望ましい。
[所定閾値以下の残容量となった場合の発光色の変化] 前記第1の実施形態に係る電気かみそりにおいては、バックライトである発光ダイオード55a、55bの発光色について説示していなかったが、要充電表示ではない通常の残容量表示の場合と要充電表示の場合とで発光色を変化させる構成にすることもできる。そうすることで、使用者に要充電をより確実に報知することができる。ここで、例えば、通常の残容量表示の場合には青い発光色にし通常状態を醸し出し、要充電表示の場合には赤い発光色にし使用者の対処が必要であることを示すことができる。
[所定閾値以下の残容量となった場合の発光強度の変化] 前記第1の実施形態に係る電気かみそりにおいては、バックライトである発光ダイオード55a、55bの発光強度について説示していなかったが、要充電表示ではない通常の残容量表示の場合と要充電表示の場合とで発光強度を変化させる構成にすることもできる。また、残容量に応じて発光強度を変化させる構成にすることもできる。本実施形態では、液晶表示部10はミラーとしても使用することができ、発光強度が増すにつれてそのミラー効果は減少するため、ミラーとして使用することができなくなる不便さから使用者によりよく報知することができる。
[端子電圧に基づく残容量の判断の実施時期] 前記第1の実施形態に係る電気かみそりにおいては、端子電圧に基づく残容量の判断の実施時期は、図8のバッテリー容量検出のタイミングチャートに示すように、モータ5の駆動開始からモータ5の駆動停止までの間に所定時間毎に実施され、モータ5の駆動停止の残容量表示はモータ5の駆動停止前の直近に求められた残容量を用いてなされていたが、図8のバッテリー容量検出のタイミングチャート上の一点鎖線で示されるパルスのように、モータ5の停止時刻と略同時で且つ液晶パネル11への電圧印加停止期間内に残容量の判断を実施し、液晶パネル11への電圧印加再開時の残容量表示て求めた残容量を表示する構成にすることもできる。そうすることで、モータ5の駆動停止後、つまり、モータ5への電力供給を絶った後の二次電池3の端子電圧が復帰した状態での残容量を検出することができ、真の残容量を液晶パネル11で表示することができる。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりの外観六面図及びA−A矢視断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりの斜視分解図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりの液晶表示部関連部品の斜視分解図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりのブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりのパルス幅のデューティ比の比較説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る液晶パネルの断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりの液晶パネルの表示の一例である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりの表示制御のタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりの回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりの充電及び充電表示説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る充電アダプタと充電制御部の回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る残容量表示用の回路例である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりのモードの状態変移図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気かみそりの側面拡大図及び使用説明図である。 本発明のその他の実施形態に係る電気かみそりの使用説明図である。 本発明のその他の実施形態に係る電気かみそりの使用説明図及びインジケータ残容量表示説明図である。
符号の説明
1 本体ケース
1a フロントカバー
1b フロント外装体
1c フロント内装体
1d リア内装体
1e リア外装体
1f リアカバー
1g 庇
2 かみそりヘッド
2a ボトムカバー
2b 飾り部材
3 二次電池
3a 電池ケース
4a (前に配置された)内刃
4b (前に配置された)外刃
4c (後に配置された)内刃
4d (後に配置された)外刃
5 モータ
6 外刃ホルダー
7 ジャック
8 キワゾリ部
8a キワゾリ起動部
8b キワゾリつまみ
8c キワゾリ受け部
9 外刃ホルダー取り外しボタン
10 液晶表示部
11 液晶パネル
11a 第1の偏光板
11b ガラス基板
11c 透明導電膜
11d 配向膜
11e 液晶
11f 配向膜
11g 透明導電膜
11h ガラス基板
11i 第2の偏光板
12 液晶嵌合部材
13 保護窓
20 電池電圧検出回路
30 充電制御回路
31 充電アダプタ
32 トランジスタ
33 ダイオード
34 ヒューズ
35 トランジスタ
36 トランジスタ
37、37a、37b 抵抗
50 マイコン
51 回路基板
52 電源スイッチ
52a 電源スイッチカバー
53 セレクトボタン
53a セレクトボタンカバー
54 スイッチ
54a トランジスタ
54b トランジスタ
54c トランジスタ
54d トランジスタ
55a 発光ダイオード
55b 発光ダイオード
55c 発光ダイオード
74 昇圧回路
75a 抵抗
75b 抵抗
101a 抵抗
101b 抵抗
102a 抵抗
102b 抵抗

Claims (6)

  1. 駆動源となる二次電池と、当該二次電池を駆動源として駆動電力が供給されるモータと、当該モータに対する駆動電力の供給のオンオフ切換のための操作手段と、前記二次電池の残容量を検出する残容量検出手段と、電圧印加状態により光の透過の有無を切り換える液晶パネルと、液晶パネルを背面から発光するバックライトとを備え、
    前記モータへの電力供給中は、残容量検出手段で検出した残容量に応じて液晶パネルへの電圧印加すると共にバックライトを発光して残容量表示を行い、
    前記モータへの電力供給が停止してから第1の設定時間経過した後にバックライトを消灯させ、さらに、第2の設定時間経過した後に液晶パネルへの電圧印加を停止する小型電気機器。
  2. 駆動源となる二次電池と、当該二次電池を駆動源として駆動電力が供給されるモータと、当該モータに対する駆動電力の供給のオンオフ切換のための操作手段と、前記二次電池の残容量を検出する残容量検出手段と、電圧印加状態により光の透過の有無を切り換える液晶パネルと、液晶パネルを背面から発光するバックライトとを備え、
    前記モータへの電力供給中は、残容量検出手段で検出した残容量に応じて液晶パネルへの電圧印加すると共にバックライトを発光して残容量表示を行い、
    前記モータへの電力供給が停止してから第3の設定時間だけ液晶パネルへの電圧印加を一時的に停止し、第3の設定時間経過後に液晶パネルへの電圧印加を再開し、電力供給停止から第3の設定時間以上の設定時間である第1の設定時間経過した後にバックライトを消灯させ、さらに、第2の設定時間経過した後に液晶パネルへの電圧印加を停止する小型電気機器。
  3. 前記液晶パネルのバックライト側に反射型偏光板を配設し、逆側に透過型偏光板を配設した
    前記請求項1または2に記載の小型電気機器。
  4. 前記液晶パネルの表示領域がグリップより上の中央部に位置するように液晶パネルを配設した
    前記請求項1または2に記載の小型電気機器。
  5. 前記請求項1ないし4のいずれかに記載の小型電気機器において
    前記液晶パネルの表示領域を保護する保護窓が側面視において機器中心線に対して下向きに鋭角をなして配設され、
    前記モータの駆動により内刃を駆動する電気かみそり。
  6. 駆動源となる二次電池と、当該二次電池を駆動源として駆動電力が供給され、内刃を駆動するモータと、当該モータに対する駆動電力の供給のオンオフ切換のための操作手段と、電圧印加状態により光の透過の有無を切り換える液晶パネルと、液晶パネルを背面から発光するバックライトとを備え、
    前記液晶パネルの表示領域を保護する保護窓が側面視において機器中心線に対して下向きに鋭角をなして配設される電気かみそり。

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