JP2007100859A - 等速自在継手用ブーツ及びブーツ装着等速自在継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】等速自在継手用ブーツの材料として、エチレンと(メタ)アクリル酸エステルからなる二元共重合ゴム、及びエチレンと(メタ)アクリル酸エステル及び加硫サイトモノマーからなる多元共重合ゴムから選ばれるエチレン−アクリルゴムを用いる。
【選択図】図2(a)
Description
[材料]
(ゴム)
・エチレン−アクリルゴム…三井デュポンポリケミカル(株)製:VAMAC、以下、「AEM」と略する。
・クロロプレンゴム…デュポンエラストマー(株)製:ネオプレン、以下、「CR」と略する。
・ビニルメチルシリコーンゴム…東レダウコーニング(株)製:SH、以下、「VMQ」と略する。
・熱可塑性ポリエステル系エラストマー…東レデュポン(株)製:ハイトレル、以下、「TE(PEEST)」と略する。
・加硫剤…ヘキサメチレンジアミンカルバメート(デュポンエラストマー(株)製:ダイアック)
・加硫促進剤…ジフェニルグアニジン(三新化学工業(株)製:サンセラ)
・可塑剤…ポリエーテルエステル系可塑剤(旭電化(株)製:アデカサイザー)
・老化防止剤…2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノール)(三新化学工業(株)製:サンダント)
・無機充填剤…カーボンブラック(東海カーボン(株)製:シースト)
(引張強さ)
JIS K 6251の「加硫ゴムの引張試験方法」に基づき、引張強さの測定をした。
JIS K 6251の「加硫ゴムの引張試験方法」に基づき、切断時伸びの測定をした。
JIS K 6252の「引裂き強さの求め方」に基づき、引裂き強さの測定をした。
1.引張強さ
JIS K 6257の「加硫ゴムの老化試験方法」に基づき、150℃の雰囲気下で72時間老化後、引張強さの変化を測定した。
JIS K 6257の「加硫ゴムの老化試験方法」に基づき、150℃の雰囲気下で72時間老化後、切断時伸びの変化を測定した。
JIS K 6262の「加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの永久ひずみ試験方法」に基づき、150℃雰囲気下で72時間経過後の圧縮永久歪を測定した。ただし、圧縮比は、25%である(熱可塑性ポリエステル系エラストマーのみ10%)。
JIS K 6259の「加硫ゴムのオゾン劣化試験方法」に基づき、動的オゾン劣化試験引張法として、50pphmのオゾン雰囲気下で、10%の引張ひずみを与えた際の72時間後のオゾン劣化の状態を観察した。ただし、熱可塑性ポリエステル系エラストマーのみ、つかみ具間が最長でひずみがかからない状態とし、最短では、テストピースがくの字に屈曲する設定にて試験を実施した。
エチレン−アクリルゴム100重量部、上記加硫剤1.25重量部、上記加硫促進剤4重量部、上記可塑剤20重量部、上記老化防止剤2重量部、上記無機充填剤50重量部を配合した材料を混練し、圧縮成形により一次加硫した後、さらに二次加硫して加硫ゴムを得た。この得られた加硫ゴムについて、上記の評価をした。その結果を表1に示す。
クロロプレンゴム100重量部にステアリン酸1重量部、酸化マグネシウム4重量部、酸化亜鉛5重量部、上記可塑剤10重量部、上記老化防止剤2重量部、上記無機充填剤50重量部を配合した材料を混練し、射出成形して加硫ゴムを得た。この得られた加硫ゴムについて、上記の評価をした。その結果を表1に示す。
ビニルメチルシリコーンゴム100重量部に有機過酸化物1重量部を配合した材料を混練し、射出成形して加硫ゴムを得た。この得られた加硫ゴムについて、上記の評価をした。その結果を表1に示す。
熱可塑性ポリエステル系エラストマーを射出成形してテストピースを得た。この得られたテストピースについて、上記の評価をした。その結果を表1に示す。
2a.2b 外側継手部材
3a,3b 内側継手部材
4a,4b シャフト
5a,5b 等速自在継手用ブーツ
6a,6b 外筒端部
7a,7b 内筒端部
8a,8b,8c,8d 環状突出部
9a,9b ブーツ溝
10b 環状部材
11a,11b 締結バンド
12 外側継手部材
13 U字状の屈曲部
14 凹部
15 溝
Claims (5)
- エチレンと(メタ)アクリル酸エステルからなる二元共重合ゴム、及びエチレンと(メタ)アクリル酸エステル及び加硫サイトモノマーからなる多元共重合ゴムから選ばれるエチレン−アクリルゴムからなる等速自在継手用ブーツ。
- 請求項1にかかる等速自在継手用ブーツは、U字状に反転する環状の屈曲部が形成され、
この等速自在継手用ブーツを、等速自在継手の外側継手部材から、この等速自在継手の内側継手部材に接続したシャフトにかけて、上記等速自在継手内部を覆うように配し、
上記等速自在継手用ブーツの外筒端部を、直接又は環状部材を介して上記外側継手部材に連結し、かつ、上記ブーツの内筒端部を、上記シャフトの外周面に形成したブーツ溝に連結したブーツ装着等速自在継手。 - 上記シャフトは、自動車に用いられるプロペラシャフトである請求項2に記載のブーツ装着等速自在継手。
- 上記ブーツ溝の両端縁は、それぞれ環状突出部を有し、
上記ブーツの内筒端部は、上記プロペラシャフトのブーツ溝の円筒形底面にしめしろをもって嵌合される請求項2又は3に記載のブーツ装着等速自在継手。 - 上記ブーツ溝の両端縁は、それぞれ環状突出部を有し、
上記一方の環状突出部と接触する上記内筒端部の部分と、上記他方の環状突出部と接触する上記内筒端部の部分との間に、上記シャフトの軸方向の溝が設けられる請求項2乃至4のいずれかに記載のブーツ装着等速自在継手。
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2005
- 2005-10-05 JP JP2005292469A patent/JP2007100859A/ja active Pending
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